このページでは松田公太参議院議員の23期(2013/07/21〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。
○松田公太君 みんなの党の松田公太です。 現在の日本は岐路に立たされています。 アベノミクス三本の矢のうち、みんなの党が結党以来主張してきた金融緩和は一本目の矢として放たれました。しかし、残念ながら、一時しのぎにしかならない公共投資中心の二本目の矢は賛同できるものではありませんでした。 そして、最も重要だと言える三本目の矢。ここが中途半端に終わってしまうと、今までの安倍政権が日本経済再生と銘打ってきた数々の経済対策が全て無意味なものになってしまいます。現在、ボックス圏内に入ってしまった株価を見ても分かるように、世界は、本当に今の政策で日本の経済は良くなるのだろうかと疑心暗鬼の中、見守って……
○松田公太君 みんなの党の松田公太です。 初めて施政方針演説に対して質問をさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。 どんな仕事をするに当たっても、重要なのは基本理念であり、それを実現するための目的、目標の設定だと思っています。経営者でも、従業員でも、スポーツ選手でも、アーティストでも、医療従事者でも、弁護士でも、それを見失っては、どんなに収入が高くても、どんなに地位や名声を得られようとも、新しい価値を創造したり、ソーシャルイノベーティブな成果を上げたりすることはできないと思います。特に政治家にとっては何よりも大切にするべきものです。 私事で恐縮ですが、出馬を決意したときに手帳に書……
○松田公太君 みんなの党の松田公太です。 みんなの党を代表して、平成二十六年度予算三案に反対の立場から討論をさせていただきます。 消費税増税が目前に迫っています。銀行員、個人事業主、そして会社の経営を経験してきた私は、増税が景気に与える打撃を嫌というほど思い知らされています。言うまでもないことですが、消費税の増税は、商品の価値が変わらないのに支払う額が増えますので、消費者にとっては値上げと何ら変わりありません。だからこそ、間違いなく消費マインドは冷え込みますし、企業は価格に上乗せをすることが難しいのです。したがって、消費税の増税は、あらゆる手を尽くした上での最後の手段にしなければなりません……
○松田公太君 みんなの党の松田公太です。 みんなの党を代表して、質問をさせていただきます。 東日本大震災、そして東京電力福島原発の事故から三年と一か月が経過しました。原子力損害賠償支援機構法の一部を改正する法律案の審議を始めるに当たり、何よりもまず、原発事故の被害に遭われた皆様にお見舞い申し上げますとともに、国会議員としての職責の重大さに改めて身が引き締まる思いでございます。 いまだに故郷に帰れない原発避難者は十三万人もいます。避難者の中には、父親が仕事の関係で福島を離れることができず、母親と子供だけが県外に避難する母子避難の家庭も多く存在します。また、以前と同等の収入が得られず生活が困……
○松田公太君 みんなの党の松田公太です。 みんなの党を代表して、日本国憲法の改正手続に関する法律の一部を改正する法律案、国民投票法改正案に対し、賛成の立場から討論をさせていただきます。 今年一月、安倍総理の施政方針演説に対する代表質問で、私は、国民投票法の改正を実現することの必要性を訴え、特に二つの点について強調をさせていただきました。 まず一つが、これからの日本を担う若者の意見をより国政に反映させるため、選挙権も国民投票権と合わせて十八歳以上にするべきだという点です。 現在、日本は、千兆円を超える借金、年金、医療、介護など、三十年後、五十年後には今より更に深刻になるのが明白な問題を数……
○松田公太君 日本を元気にする会・無所属会の松田公太です。 日本を元気にする会が結成されて初めての代表質問をさせていただきます。 まずは、会派を代表して、ISILによる残虐な行為に強く抗議します。決してテロには屈しないこと、ありとあらゆる手段で国民の救出に全力を尽くすこと、そして、そのために与野党が力を合わせることを表明いたします。 今日は、安倍総理に一つだけ今回の事件に関する質問をさせていただきます。 身の代金要求につながったとされるエジプトでのスピーチ、ポイントとなるのが二億ドルの支援を表明した部分です。総理のスピーチと通訳された部分を照らし合わせてみますと、明らかに意味が違ってい……
○松田公太君 日本を元気にする会・無所属会の松田公太です。 会派を代表して、政府四演説に対して質問をさせていただきます。 日本人二人の尊い命が奪われたこと、世界各国の無辜の人々が犠牲になり続けていること、言葉にならないほどテロに対する憤りを感じております。御家族の皆様に心からお悔やみを申し上げます。 日本を取り巻く安全保障環境は激変しています。 昨年七月、安倍政権は集団的自衛権の行使を容認する政府解釈を閣議決定しました。私はその基本的な方針には賛同いたしました。 しかし、正直に申し上げて、強い葛藤もありました。その理由の一つは、軍事行動を取っている国を支援することで日本国民に対するテ……
○松田公太君 日本を元気にする会の松田公太です。 維新・元気の会を代表し、安倍総理に質問をさせていただきます。 決算といえば、民間や経営では最も重要な指標となります。PDCAでいえばC、つまりチェックに当たり、本来はそれがなければ次のP、プランを作ることもできないはずです。残念ながら、国会ではその決算が軽んじられていると言わざるを得ません。 その根底にあるのは、お金が足りなくなれば増税しよう、国債を発行しようという安易な考え、危機感のなさではないかと考えます。また、今の流れでは決算審査の結論が二年前のものとなってしまい、情報としての鮮度が低いのも問題です。 現在、民間では日次決算を導入……
○松田公太君 みんなの党の松田公太です。 本日は、閉会中審査、お時間をいただきまして誠にありがとうございます。 茂木大臣、誕生日おめでとうございます。実は私の父も今日誕生日でして、昨日お祝いをしてきたところでございます。 それでは、早速質問に入らせていただきたいと思います。 まず、凍土壁についてです。理論上は透水係数がゼロだと言われています。しかし、この遮水壁、凍土壁、これは本当に今考え得るベストな選択だと言えるのでしょうか。この仕組みは、今までトンネル建設などの一時的な補強工事などに使われてきた工法ですが、これだけ不均等な物質が混在する中で広範囲に造られた例はありません。しかも、穴が……
○松田公太君 みんなの党の松田公太です。 みんなの党は、電気事業法の改正案に対して、電力自由化推進法案という対案を提出させていただいております。大きな方向で一致しているのではないかと、そのような意見をおっしゃる方もございますが、改革という同じ方向に進んでいるように見えても、実は到達しようとしているゴールが違うのではないかと私は感じております。ゴールが違えば、当たり前ですが、そこへ向かう途中にある障害物の取り除き方も違ってくるわけです。今日は、そういった観点からいろいろと御質問をさせていただきたいと思います。 まず、大臣、本則にあります広域的運営推進機関についてお聞きします。 推進機関は、……
○松田公太君 引き続きまして、みんなの党の松田公太です。 まず、大臣、先日、お時間、福島第一原発汚染水についてですね、をいただきまして、ありがとうございました。委員会の場で正式にお願いしたことですので、それが実現したということをこの場で御礼申し上げたいと思います。 大臣もおっしゃっていましたけれども、福島の汚染水問題、これは与野党ございませんので、これからも引き続きいろんな提案をさせていただきたいと思いますので、是非私どもの提案もお聞きいただければというふうに思います。 それでは、質問に移りたいと思いますけれども、もう既にいろんな質問が出ておりますので、私が通告させていただいた質問と大分……
○松田公太君 みんなの党の松田公太です。 本日は、お三方に大変参考になるお話いただきまして、ありがとうございます。 元々、今国会は成長戦略実行国会などとも言われておりましたが、いつの間にか若干その影が薄くなってしまっているなという嫌いがありまして、ただ、非常に重要な法案でございますので、しっかりと審議を深めていきたいと、このように思っております。 まず、冨山さんにお聞きしたいと思っております。 産業競争力強化法案では、事業再編の促進、これが重要な政策として挙げられているわけですけれども、先ほどターゲットフレームワークポリシーというお話もありましたが、私はこの事業再編の促進、今の考え方は……
○松田公太君 みんなの党の松田公太です。 まず、廣瀬社長にお伺いしたいと思います。 福島第一原発の汚染水問題は、残念ながら鎮静することがなく問題が続出しております。貯蔵タンクからの漏えい、作業中のヒューマンエラーによる漏えい、そして大雨が影響しての漏えい、また地下水の海への流出ということで、汚染水を完全に封じ込めることはもう無理なんじゃないかという印象さえ受けてしまいます。このような汚染水問題を生み出している一つの要因として、毎日四百トンもの水を注入していることが挙げられるんではないんでしょうか。 私は技術者ではありませんので、本来、技術的な問題は専門家同士で話し合ってもらうべきだと思い……
○松田公太君 みんなの党の松田公太です。 冒頭から通告していない質問で大変恐縮なんですけれども、つい先ほど、ちょっと事務所に戻った際に、規制委員会が九州電力の川内原発の地震規模や津波の高さの想定を了承して、他原発のモデルケースとして優先的に審査に入るとの報道を確認させていただきました。 午前の委員会では、茂木大臣が、産業界におけるトップランナー、このようなお話をされておりましたけれども、茂木大臣としては、この川内原発をある意味原発安全基準のトップランナーとして位置付け、審査を進めていく、基準を進めていくことにおおむね了承しているという考えでよろしいのでしょうか。
○松田公太君 みんなの党の松田公太です。
クール・ジャパンについてお聞きしたいと思います。
昨年十一月に設立された株式会社海外需要開拓支援機構ですが、今現在、何件の投資が実現したでしょうか。
【次の発言】 始まって四か月ということですけれども、まだ実績がゼロというのは、私の感覚からいってもファンドの勢いからいってもちょっとスピード感がないのかなという感じがしております。
それでは、今検討されている案件数、これは何件程度ございますでしょうか。
【次の発言】 今御説明いただいたのは類型の話でして、大体何件ぐらい今来ているのかと、それをお聞きしているんですけれども。
○松田公太君 みんなの党の松田公太です。 先ほどの大臣の特許を取得されたという話、大変興味深く聞かせていただきました。私も飲食ビジネスやっておりましたし、渡邉委員もされていると思うんですが、なぜそのようないいアイデアを自分が先に考え付かなかったのか、少しちょっと残念な思いで聞いておりました。 日本は知的財産に本当にあふれている国だというふうに思っております。特に日本の文化や芸術、これがまた世界的に非常に高く評価され始めておりますし、注目をされておりますので、日本の権利を守りつつ、やはり知的財産立国、これを目指すという方針、これは私も大変賛同しているところでございます。 今回の商標法の改正……
○松田公太君 みんなの党の松田公太です。 日本企業のグローバル化に伴い、そのサポートのために貿易保険を拡充する考え方には基本的に賛同いたしております。幾つかただ疑問点がありますのと、また、更に改善の余地はないかという観点から、今日は幾つか質問をさせていただきたいと思います。 資金調達の円滑化は本邦企業が関与するプロジェクトを促進するものだと思いますが、外国企業のやはり融資にまで保険の対象とすることはどうなんだろうなというふうに正直思ってしまいます。そもそも海外事業資金貸付保険というものは、制度創設時の説明によりますと、日本からの輸出に結び付かないアンタイドな貸付けを対象とするとのことでした……
○松田公太君 みんなの党の松田公太です。 本日、七つの質問を準備させていただきましたが、そのほとんどがもう既に出てしまったという状況で、大変今困っているところでございますけれども、固定資産税の話は多分ほかから出ないだろうと思って用意してきたんですが、それもたった今、谷合委員から出てしまいまして、非常に困っているような状況ですが、基本的にこちらの法案に関しましては私ども賛成という立場でございますので、それを踏まえて、より良くすることができないかということも勘案して御質問をさせていただければというふうに思います。 この中心市街地の活性化が町づくりの一つの方策であるというふうには私も思っておりま……
○松田公太君 みんなの党の松田公太です。 本日は、原子力損害賠償支援機構法を議論したときの原点に戻っていろいろと質問させていただきたいと思っておりまして、私が提案をさせていただいております原発国有化については質問要旨の一番最後に書かせていただきましたけれども、最後にちょっとだけ言及しようと考えておりましたが、毎回毎回、原発の公的管理について聞かされて皆さんも聞き飽きているだろうというふうに思いましたし、また、経費削減のためにも本日はこの国有化スキームの図も配付をしませんでした。 しかし、自民党の滝波委員から、みんなの党案に対してかなりの時間を割いて言及していただきましたし、政府参考人やまた……
○松田公太君 みんなの党の松田公太です。 本日は、大変お忙しい中お越しいただきまして、誠にありがとうございます。大変勉強になっております。 まず、山名参考人にお聞きしたいんですけれども、IRIDの理事長として御所見を伺いたいんですが、廃炉と汚染水対策というのは一体だと思うんですね。もちろん、その中では汚染水対策を、今見えている問題が多々出てきているわけですから、それをとにかく処理をしていかなくちゃいけないという中で、山側から流れてくる地下水の問題、これをどうにか食い止めようということで、私も福島原発に行きまして、今行われている凍土壁の実証実験、実証試験ですね、これを拝見させていただいたりし……
○松田公太君 みんなの党の松田公太です。 今日は、今まで何度も提言をさせていただきました廃炉は国がテークオーバーをするべきだという論点を、少し違う角度から議論させていただきたいと思います。 先日、東京電力、二〇一三年度の決算発表がありました。これによりますと、経常利益は千十四億円、当期利益は四千三百八十六億円を達成しております。中身を見てみますと、特別損失として損害賠償費を約一兆四千億円計上しております。しかし、その一方で、特別利益として賠償支援機構からの交付金を一兆六千七百億円計上しております。その差額は約二千七百億円になるわけです。 なぜこのような会計になっているのか、廣瀬社長、お答……
○松田公太君 みんなの党の松田公太です。 今回の電事法の改正は、電力システム改革のプログラム規定にのっとった第二弾ということです。今日は公平中立性などを中心に質問をいろいろとさせていただきたいと思っておりますが、まず廣瀬社長にお伺いしたいと思っております。 電事法の改正とは直接的にちょっとつながらない話なんですが、中立公正という観点からお聞きしたいなというふうに思っておりますけれども、今、東電が首都圏に進めている大規模な発電所、トータルで約六百万キロワットというふうに聞いておりますけれども、この工事入札がたしか今月から始まろうかと思います。 これには実は鉄鋼大手のJFEがジョイベンで中国……
○松田公太君 おはようございます。みんなの党の松田公太です。 本日、午後の参考人質疑でお越しいただける参考人のお一人である電事連の八木会長、八木会長は衆院の参考人質疑や電事連の定例記者会見で、今回の電気事業法、第二段階の改正に当たってという話をされているわけですけれども、その中に、原発については新たな国策民営の在り方を国に検討してもらう必要性があるのではないかというような話を主張されているわけです。 その理由として、新しいエネルギー基本計画、これによって原発の依存度が下げられてしまうのではないかとか、また電力システム改革の一環として総括原価方式がなくなることで原発設置の投資コストが回収でき……
○松田公太君 みんなの党の松田公太です。
これまでは広域的運営推進機関などの公平な競争環境をつくるための質問等をさせていただきましたが、本日はまた違う角度から、同じように公正中立性などに資する質問をさせていただきたいと、このように思っております。
まず、単刀直入にお聞きしますが、茂木大臣、なぜ一般担保付社債が電力会社に認められているんでしょうか。
【次の発言】 それでは、一般担保付社債を発行するに当たりまして、電力会社が求められている何か特別なことってあるんでしょうか。例えば有報にこういったことを開示しなくてはいけないとか、そういったものがあれば教えていただければと思います。
○松田公太君 みんなの党の松田公太です。 今日はどうもありがとうございます。大変参考になっております。 お三方がこの小規模二法に対して大変期待をしている、また非常に政治に対していろんな御要望があるということは、本日お聞きをして理解もできましたし、政治で変えられる部分があればそれは是非前向きに変えていきたいと、このように私も思う次第でございますけれども。 今日、違う観点といいますか、お三方にお聞きしたいのは、まずお三方がヘッドとなられている各団体、ここにどういうことができているのかと、逆に、国に対する要望ということではなくてですね。もう今、自主的にももちろんいろんなことはされているというの……
○松田公太君 みんなの党の松田公太です。 大臣、長い国会、お疲れさまでございます。この小規模二法が最後の法案になる予定でございますので、是非最後までよろしくお願い申し上げます。 先日の参考人意見陳述の中で、中小企業家にとっては、一体どの法律がどのように中小企業家に効果的な施策をしていただいているのか、多少迷いを生じているのが現状でございますという話がありました。私も、今回の法案を最初に聞いたときは、中小企業、小規模事業者、そして小企業者の分類が入り組んでいまして、非常に分かりづらいなというふうに感じました。 そこで、もう一度お聞きしたいんですが、なぜこのような分け方にしたのでしょうか。
○松田公太君 みんなの党の松田公太です。 決算委員会ということで、決算数値に直接関係することから始めたいと思っていましたが、順番を変えさせていただきまして、提出しました質問の五番、ECサイト問題から始めさせていただきたいと思います。 さて、皆さんは、振り込め詐欺といったら、知らないと、聞いたことがないという方はいらっしゃらないのではないかなというふうに思います。この振り込め詐欺は、以前はおれおれ詐欺というふうに言われておりました。なぜおれおれ詐欺と言われていたかといいますと、二〇〇三年に鳥取県警が、俺、俺と身内を装って銀行口座にお金を振り込ませた、そういった事件を摘発しまして、この手口をお……
○松田公太君 みんなの党の松田公太です。 昨日は東京電力でも三年ぶりの入社式があったというふうにお聞きしました。誠におめでとうございます。 私自身も、この時期になりますと、桜を見ますと、自分自身が新卒として入社式に出たこと、また、その後は会社の社長として新入社員を迎え入れてお祝いの言葉をお話しさせていただいたようなことを思い出して胸が熱くなる次第でございますけれども、今年のフレッシュマンたちにも是非、世の中に貢献できるような、そういう社会人を目指して頑張っていただきたいというふうに思っております。 ところで、東電の新入社員は三百八十人いらっしゃるというふうにお聞きしましたが、そのうち入社……
○松田公太君 みんなの党の松田公太です。 五月二十一日、福井地方裁判所から、大飯原発三、四号機の運転を差し止める判決がなされました。この判決は、国民の生命や生活を守るために、原子炉の運転について非常に高い安全性を要求しているわけです。 言うまでもありませんが、法治国家である我が国では、他者の権利、利益を侵害する、また、そのおそれがあるとした場合、裁判所が差し止めた行為は、それが国の行為であろうと、若しくは電力会社のような大きな会社の行為であろうと、行うことは許されなくなるわけです。今回の判決が確定した場合、大飯原発三、四号機は稼働できなくなるということです。 現状では、関電が既に控訴して……
○委員以外の議員(松田公太君) 行田委員にお答え申し上げます。 近年、コーポレートガバナンスが問われる事件が多発をしております。閣法のきっかけとなりました大王製紙、またオリンパス、そのような事件は記憶に新しいところでございますが、それ以前にも、大きなものでいいますと三菱自動車のリコール隠しやカネボウの粉飾決算、そして最近ではみずほ銀行による反社会勢力への融資というものが挙げられます。これらは取締役会が機能せずにコーポレートガバナンスが失敗した例ではないかなというふうに考えております。 取締役会が機能しない例というのはいろいろあると思いますけれども、その一つとしましては社外取締役の人数の少な……
○松田公太君 多くの尊い命を奪った東日本大震災、あしたで三年になるわけです。本当に愛される方を亡くされた御遺族の皆様に改めて心からお悔やみを申し上げたいと思います。そして、今もなお本当に厳しい生活をされている被災者や被害者の皆様、大変心から申し訳なく思うとともに、私も微力ながらそういった方々が一日でも早く元の生活に戻れるように尽力をしていきたいと、このように思っております。 今日はエネルギー、震災復興ということですので、私は、原発の質問を中心にさせていただきたいと思っております。 早速ですが、安倍総理、安倍総理は映画がお好きだという話を伺ったことがありますが、「一〇〇〇〇〇年後の安全」とい……
○松田公太君 松田公太です。 残り数分しかありませんので、私の質問はこの後あります午後の締めくくり総括に向けた予告編みたいな形になってしまうと思いますけれども。 安倍総理はそろそろお気付きだと思うんですけれども、みんなの党には本当にしつこいのが多いんです。今のこの予算委員会でも、中西健治さんの話、歳入庁設置、また松沢成文さんのJT問題、そしてまた私の電力自由化、原発国有化。それぞれ国にとって大変重要なテーマだと思いますので、これからも諦めずに何度も何度も御提案をさせていただきたいと、このように思っております。 そこで、安倍総理にお聞きしたいと、今日も、思います。(資料提示) 三月十日の……
○松田公太君 みんなの党の松田公太です。 小渕大臣、経済産業大臣御就任おめでとうございます。しかし、大臣の参議院におけます経済産業委員会で大切な初審議となる本日、あのような政治資金問題、これだけ大きく取り上げられてしまって、私も非常に残念でございます。 私、昨夜遅くに多くのマスメディアの方々から、この問題について取り上げるんですか、あしたの経済産業委員会ではと聞かれて、その際は、いや、現段階では余り考えていませんよという話をしたんですけれども、しかし今朝になって、やはりこれだけ多くの国民の関心事になってしまっている。また、つい先ほども、お昼の時間、事務所に戻ったわけですけれども、NHKのニ……
○松田公太君 みんなの党の松田公太です。 宮沢大臣、経済産業大臣御就任おめでとうございます。言うまでもありませんが、日本経済を前に進める原動力として経産省は非常に大きな役割を担っておりますし、国民が大変期待をするところでもあると感じております。 つい先日行われました小渕前大臣に対する質疑の冒頭でも全く同じような話をしたような気がするんですけれども、宮沢大臣のこの初の経済産業委員会での質問において政策以外の話をしなくてはいけないということは、私にとっても非常に不本意なところでございます。しかし、民間企業の人事でもそうなんですけれども、部門の長になる人間に必要なのは、決して頭の良さではないと思……
○松田公太君 日本を元気にする会・無所属会の松田公太です。 本日は初回ということでありますし、時間が三十分ちょっとしかありませんので、法案の中身、詳細についてはまた後日お聞きしたいと思いますが、本日は、総理の基本的な姿勢、考え方、ここについてお伺いをしていきたいと、このように思っております。 これはかねてから申し上げていることですし、また先月の決算委員会でこれ安倍総理にもお聞きしたことなんですが、明確にそのときお答えいただけなかったのでもう一度お聞きしたいというふうに思っておりますけれども、今回のこの法案の国民の理解がなかなか進まない最大の原因の一つが、総理がやはりこの国を果たしてどのよう……
○松田公太君 日本を元気にする会・無所属会の松田公太です。 総理は、国民とのコミュニケーションにツイッターを使われていますよね。私も、総理ほどではありませんが、十数万人のフォロワー数をいただいておりまして、日々、考え方であったり政治理念、政策についてをツイッターを通じて発信をさせていただいている次第です。 本日は、礒崎補佐官の問題発言、法的安定性は関係ないというものが一つの議題となっているわけですけれども、私、礒崎さんのツイッターなんかも拝見させていただいて、いろいろと問題発言されているなというふうに感じているわけですね。 例えば、これが私、一番驚いたんですが、少し前のものですけれども、……
○松田公太君 委員長、皆様、お久しぶりでございます。日本を元気にする会の松田公太でございます。 林大臣、就任おめでとうございます。経済産業政策は、言うまでもありませんが、日本にとって非常に重要な分野でございますので、是非御尽力いただきたいと、このように思っている次第でございます。 今日、久々に質問に立たせていただいているわけですけれども、この問題山積の中で、我々日本を元気にする会も臨時国会の開催、これを何回も再三お願いしてきたわけでございますが、残念ながら、今、現段階においては開かれる見込みがないということを非常に残念に感じております。これは引き続き要求をしていきたいと、このように思ってお……
○松田公太君 日本を元気にする会の松田公太です。 今国会、この経産委で初めての質問となりますので、宮沢大臣の所信演説に対して幅広くいろいろ御質問させていただきたいと思っております。 まず、宮沢大臣が演説の中でまず最初にお話しされたこと、これが最も重要な課題だというふうにおっしゃいました福島原発の廃炉・汚染水対策についてお聞きしたいと思います。 まず、凍土遮水壁についてです。 昨日、原子力規制委員会の監視検討会が開かれましたが、三月に予定されていました凍土壁の凍結、これが見送られまして、実証実験的な部分凍結のみが認められるということになったわけです。 私は元々、凍土壁に関しては非常に懐……
○松田公太君 日本を元気にする会の松田公太です。
福島第一原発で今年三月二十一日と二十九日に二件立て続けに火災が起きています。一件は五号機、六号機の付近の土手でというふうに聞いておりますし、もう一件は免震重要棟付近と聞いております。
廣瀬社長、この原因というものは解明できたのでしょうか。
【次の発言】 まだ推定の段階とまた特定できていないということなんですけれども、昨年二月にアメリカ・ニューメキシコ州の放射性廃棄物処分場、そしてまた十一月にベルギーのティアンジュ原発、そして今年一月なんですけれども南ウクライナの原発などと、世界各地の原子力関連施設で火災事故が今発生しているような状況なんです……
○松田公太君 日本を元気にする会・無所属会の松田公太でございます。 中小企業需要創生法案、大分質問が私の前に出尽くしておりまして、私の方からはちょっと順番を変えて、原発についてお聞きしたいというふうに思います。 おととい、高浜原発三、四号機の再稼働を認めないとする福井地裁の仮処分決定が出ました。仮処分は直ちに効力を生じますので、取り消されたりしない限り、原子力規制委員会の新規制基準審査に合格しているとしても高浜原発を再稼働させることはできなくなったわけですね。また、大飯原発三、四号機につきましても、差止めを命じる福井地裁の判決が昨年の五月に出ているわけです。 そこで、宮沢大臣にお聞きした……
○松田公太君 日本を元気にする会、松田公太でございます。本日は貴重な時間をありがとうございます。 まず、今治タオルの件でお聞きしたいというふうに思いますが、近藤参考人にですね。本当に今治タオルのV字回復、これすばらしいことだと思っていますし、私もたしか何年前かダボス会議に出席したときに、ダボス会議でも今治タオルさんはアピールされていて商品が配られていたような記憶があるんですけれども。 例えば著名なクリエーティブディレクター、先ほどお話しいただきましたけれども、佐藤可士和さんの影響はやはり大きかったんじゃないかなというふうに思うんですね。私も佐藤さんと以前から知り合いでして、本当に天才的なセ……
○松田公太君 日本を元気にする会・無所属会の松田公太です。
まず、電力供給契約と官公需法の関係についてお尋ねしたいと思います。
官公需法の三条は、国等の契約を締結するに当たっては、予算の適正な使用に留意しつつ、中小企業者の受注の機会の増大を図るように努めなければならないと規定されているわけです。
そこでお聞きしたいんですが、電力の供給契約は、国等の契約、その法三条の中に含まれているのでしょうか。
【次の発言】 では、現在、政府関係の官公需はトータルで約八兆円ということですけれども、この中に電力供給契約の金額というものは含まれているでしょうか。
○松田公太君 日本を元気にする会・無所属会の松田公太でございます。 商工中金法の改正について質問させていただきます。 今、倉林委員のお話をお伺いしていまして、非常に面白い観点だなと思って聞いていたんですが、大体、私が以前属しておりましたみんなの党時代から、投票行動が一緒になることが多いんですね、共産党さんと。ただ、逆の理由で投票行動は一緒になるということが多くて、今回も私は反対の観点で御質問をさせていただきたいと、このように思っております。 小泉内閣時に制定されました行政改革の推進法の柱の一つでもありますこの商工中金の私は完全民営化だと、このように思っております。今回で三回目の延長になる……
○松田公太君 日本を元気にする会・無所属会の松田公太です。 会派を代表して、株式会社商工組合中央金庫法の一部を改正する法律案に対し、反対の討論をさせていただきます。 本法律は、商工中金の完全民営化の実現に向けて、二〇〇七年に成立しました。当時の目的は、小さく効率的な政府の実現のために、政策金融機関を再編し必要な業務を日本政策金融公庫に一本化するというものでした。そのために、五つの政府系金融機関が統合され、商工中金については、日本政策投資銀行とともに、二〇〇八年を起点とし五年から七年で政府保有の全株式が処分されることとなったわけです。 しかし、二〇〇八年のリーマン・ショック、二〇一一年の東……
○松田公太君 日本を元気にする会・無所属会の松田公太です。 私は、東日本大震災、福島原発事故直後から、一貫して電力自由化を訴えてきました。初めの頃は、日本では電力の自由化なんて無理なんだと、そういう声も大きかったんですけれども、何とかここまで進んできた。これは本当に、皆様の御努力と方向性、これについては私は一定の評価をしている次第でございます。しかし、残念ながら、多くの事項がまだ不十分だなというふうに言わざるを得ません。 今回の自由化は、原発事故を受けて、地域独占、一極集中型の発電では駄目だとの認識に至ったことに起因しておりまして、電力を選択したいという国民ニーズが高まったことに応えるもの……
○松田公太君 日本を元気にする会・無所属会の松田公太です。 おとといもお話をさせていただきましたが、私は、日本が電力自由化で目指すべきは、法的分離ではなくて所有権分離だと思っております。今日は、欧州、特にドイツ等も引き合いに議論をさせていただきたいというふうに思っております。 私、二年前の五月にエネルギー市場の視察でドイツを回らせていただきましたが、その先進性に驚きまして、また大変学ぶことが多かったなというふうに思いました。ドイツは御案内のとおり、福島原発事故を受けまして二〇一一年の七月に原子力法の改正を行いまして、二〇二二年脱原発を明確な目標として掲げているわけです。現在は既に十七基のう……
○松田公太君 日本を元気にする会・無所属会の松田公太でございます。本日はどうもありがとうございます。 本日、八木会長は、原発を何とか再稼働させたいんだという並々ならぬ思いを何度も語られたというふうに思います。そこで、私の方から、原発を中心に八木会長に御質問させていただきたいというふうに思っているわけですけれども、まずお聞きしたいのが電気料金の値上げですね。これは先ほども質問がありましたけれども、これは一度ならず二度あったわけです。関電さんだけではなくて北海道電力さんもあったわけですけれども、これが本当に避けられなかったのかなということなんですね。 関電は、二〇一一年から巨額の赤字が続いてい……
○松田公太君 日本を元気にする会・無所属会の松田公太です。 これは質問通告していないんですけれども、午前中の加藤委員の質問に対して宮沢大臣が、法律が通ってもその後のことを全て政府で決めていいとは思っていないというような答弁がありました。まだ議事録確認できないので、少し表現に違いがあったら申し訳ないんですけれども。しかし、その答弁を聞いていまして、やはり今年の三月に公布、施行されました廃炉に係る会計基準の変更、これを思い出してしまうんですね。 これは、御案内のとおり、廃炉を決めた原発の資産価値を認めて、この減価償却をさせて、そのコストを消費者に負担させるというとんでもない私は変更だなというふ……
○松田公太君 日本を元気にする会・無所属会の松田公太です。 重要法案がめじろ押しの中、本日、安倍総理、経済産業委員会にお越しいただきましてありがとうございます。 実は、先週、宮沢大臣に、私がかねてから提案をさせていただいております原発国有化法について本委員会で質問させていただきました。そこで安倍総理にもしっかりと提案をしておいてくださいというお願いをしたところ、それは自分でやってくださいというふうに言われてしまいましたので、しつこいと皆さんに思われるかもしれませんが、今日はその話を冒頭に少しさせていただきたいと思います。 実は以前にもこれにつきましては総理とお話をさせていただいたことがあ……
○松田公太君 日本を元気にする会・無所属会の松田公太です。 企業側にどのくらい利益をもたらすか、従業員側にどのくらい利益を配分するか、若しくは権利を帰属させるか、これはある意味、経営にとっては永遠のテーマじゃないかなというふうにも考えております。 鈴木一朗選手の言葉に、強いチームというのは、個人があってチームがあると、弱いチームは個々が持っている力を発揮されない、だから勝てない。チームのためにという言葉でごまかして個人の力を発揮させないことへの言い訳を探す、そうしたらもっと勝てなくなる、悪循環です、というものもあるんですね。それが本当に正しいかどうかというのはどちら側に立つかによって違って……
○松田公太君 日本を元気にする会・無所属会の松田公太でございます。 昨日も質問に対政府で立たせていただいて、そのときに私の気持ちを冒頭お話しさせていただいたんですが、実は私、元々経営者をやっておりまして、会社側の利益、それに対して従業員、使用者にどのくらいの還元をするべきか、帰属させるべきかということは、ある意味経営における永遠のテーマかなというふうに思っておりまして、非常に悩ましく今回の法案についても考えているところなんですけれども。 この資料を今読ませていただいていて、これは相澤参考人が提出された資料だと思うんですけれども、升永弁護士との、その両サイドの物の見方というものが、失礼しまし……
○松田公太君 日本を元気にする会・無所属会の松田公太です。 今回の特許法改正のメーンは職務発明ですけれども、従業者が行う発明が全て職務発明となるわけではありません。特許法三十五条一項の要件を満たしたもののみが職務発明ということになるわけでして、それ以外は自由発明となるわけですね。今回の法案の成立後、企業が職務発明規程を定めたとしても自由発明であれば特許を受ける権利は当然に従業員に帰属するということになるわけでして、職務発明の要件といいますか、定義がこれまで以上に重要になってくるのかなというふうに思っております。 そこで、まず職務発明の要件について質問させていただきたいと思います。 そもそ……
○松田公太君 日本を元気にする会・無所属会の松田公太でございます。 通告をしておりませんが、私も、気になる中国情勢について一言お聞きしたいというふうに思っております。 先ほどニュースを確認したところ、東証は、昨日に引き続きまして、前場で一旦六百円ほど値を下げるということもありまして、最終的には少し戻しましてマイナス百三十五円で前場を終えたということですけれども、今回の中国株の大暴落というのは、中国政府の金利下げ、そしてまた株価を上げるという政策に起因している部分があるんではないかなというふうに思っております。全ての国民にある意味ではキャピタルゲインを巡らせようということで一方通行の例えば信……
○松田公太君 日本を元気にする会・無所属会の松田公太です。 今日は、広島原爆七十年の日です。先ほど皆さんで黙祷もさせていただきました。私たち日本人は、唯一の戦争被爆国として平和と核廃絶、これを必死に訴え、推進をしていく責務があるというふうに考えております。 その上で申し上げたいんですけれども、昨日の安全保障特別委員会の中で中谷防衛大臣が核兵器の輸送が可能だと、そのように答弁された件については、私は非常に驚いてしまったわけでございます。岸田大臣も、広島選挙区、非常に、今回初めて聞いたということで驚いたような様相でございました。 率直に宮沢大臣にお聞きしたいんですが、同じ広島の選挙区として、……
○松田公太君 日本を元気にする会・無所属会の松田公太です。 東京五輪のエンブレム問題についてお聞きしたいというふうに思います。 お手元の資料を御覧いただければと思うんですが、これは今回の騒動とも関連するロゴやデザインですけれども、あくまで参考までに配付をさせていただきました。 今日は、佐野研二郎さんのデザインが模倣だったのか違うのか、白なのか黒なのかという議論をするつもりは全くありません。今回の本質的な問題というのは、商標権、著作権といった知的財産権に対しての意識が全体的に薄かったんだろうと、そこに起因しているんだろうというふうに考えておりまして、先日、組織委員会が発表して、公募を再度行……
○松田公太君 日本を元気にする会・無所属会の松田公太です。 総理とは、六日前も経済産業委員会の方で、電力自由化、そしてまた原発の一時国有化、これについていろいろな議論をさせていただきました。本日は十五分という短い時間ですので、話はなかなか深められないかもしれませんが、次の議論につながるような質問をいろいろさせていただきたいと、このように思っております。 さて、以前の民主党の野田前総理ともこれは委員会で私お話をしたことがあるんですけれども、本当は、国のCEO、こういった委員会や本会議での出席、こういったことは極力減らしていただき、現場にどんどん出ていっていただきたいなというふうに思っているわ……
○松田公太君 日本を元気にする会、松田公太でございます。 ちょうど一年前、昨年の四月の決算委員会で、成り済ましECサイトの問題について取り上げさせていただきました。その頃は偽サイトによる被害の増額傾向が始まっていたときでしたので、初動の対応の遅れによって被害が拡大した振り込め詐欺の反省を生かすためにも、早急な対策を依頼したところでございます。 そうしたところ、菅官房長官と当時の森大臣により、政府のIT本部を中心としたこの対策というものを全力を挙げて取り組んでいきたい、また、関係省庁と連携してこの新たな防犯取組対策について研究してまいりたいと非常に前向きな御答弁をいただきました。昨年六月、御……
○松田公太君 日本を元気にする会・無所属会の松田公太でございます。 十五分しかありませんので、早速質問に入らせていただきたいと思います。 地域再生法の小さな拠点、いわゆるコンパクトビレッジの形成についてお尋ねいたします。 これに関しましては、地方創生先行型交付金として千七百億円、地域再生戦略交付金として百二十億円、合計で千八百二十億円もの予算が組まれているわけです。 政府としましては、この予算をどのくらい、そのうちの幾らぐらいを使って、幾つの例えばコンパクトビレッジ、これを形成しようとお考えなのでしょうか。また、それらのコンパクトビレッジの人口の合計というものはどのくらいになる予定でし……
○松田公太君 日本を元気にする会・無所属会の松田公太です。 まず冒頭に、ISILによって殺害された湯川さん、後藤さん、そして昨日発覚しましたがカサースベさんの御冥福をお祈りしたいと思います。心底怒りを感じております。 補正予算が一昨日成立したわけですが、今年結成されたばかりの日本を元気にする会にとっても初めての補正予算の審議となった次第でございます。その記念すべき採決ですが、我々は党議拘束を付けずに、七名の会派のうち五名が賛成、二名が反対という結果になりました。 パネルを出してください。(資料提示) 日本を元気にする会の方針は、国論を二分するような重要政策や重要法案に関しては、国民にし……
○松田公太君 日本を元気にする会・無所属会の松田公太でございます。 参議院では、このように予算委員会が四月に入っても続いておりますけれども、先月二十六日から統一地方選挙が始まっているわけでございます。今年できたばかりの日本を元気にする会でも、時間が余りにもなかったため果たして人が集まるかなと心配したんですけれども、ビジネスマン、ビジネスウーマン、また経営者、また銀座の筆談ホステスとして有名になったような聴覚障害を持った方、そういった方々が集まってくれまして、三十人以上集まってくれて、大変うれしく思っている次第でございます。 私も毎日各地を回っているところでございますが、これは以前からですけ……
○松田公太君 日本を元気にする会・無所属会の松田公太でございます。 二日連続となりますが、昨日のテーマは政治理念でしたのであのように憲法論を含めた質疑をさせていただきましたが、今日も、テーマどおり、基本姿勢についてお伺いしたいと思っております。 安倍政権は二〇二〇年のプライマリーバランス黒字化を目指して財政健全化に取り組んでいるとのことですが、国の借金は増加の一途です。 会社に例えれば国民の皆さんも分かりやすいと思いますけれども、潰れそうな会社を立て直すためには、粗利益を伸ばすことと経費を削減すること、この両方が重要になってくるわけですね。利益を伸ばすためには、新規事業を立ち上げて、稼ぐ……
○松田公太君 日本を元気にする会・無所属会の松田公太です。 なぜか今日は大変大きな安心感に包まれながら私はこの場に立たせていただいております、ふだんは独りぼっちなんですけれども。 これは質問通告していないんですけれども、昨日報道にありましたので少し触れさせていただきたいと思いますけれども、子供の臓器移植についてです。 総理、御案内のとおり、臓器移植法が五年前に改正されまして、十五歳未満の子供の臓器移植が可能になったわけですね。ところが、日本では臓器移植、なかなかこれ増えていないんです。例えば、アメリカでは年間八千人のドナーがおりまして、約二万八千人の方々が助かっている。それに対して日本は……
○松田公太君 日本を元気にする会・無所属会の松田公太です。 明日で東日本大震災から五年となります。関連死を含めましてこの震災でお亡くなりになられた約二万人、皆様の御冥福をお祈りするとともに、今もなお避難生活を余儀なくされております十七万四千人の方々にお見舞いを申し上げたいというふうに思います。 大臣の所信では、福島第一原発の廃炉・汚染水対策と福島の復興は経済産業省が担うべき最も重要な課題とされておりますが、各報道機関の調査等では復興が進んでいないという回答の方が圧倒的に多いんですね。NHKが二〇一二年、二〇一四年、そしてまた二〇一六年と二年ごとに行っているアンケート調査では、復興が想定より……
○松田公太君 日本を元気にする会・無所属会の松田公太です。 昨日発生しましたブリュッセルの同時多発テロで少なくとも三十四名が死亡し、約二百名が重軽傷を負いました。お亡くなりになられた方々に哀悼の意を表するとともに、負傷された方々にお見舞いのお言葉を申し上げたいと思います。 テロは決して許されるものではありません。全世界が協力して撲滅に取り組むことが必要であり、日本においても万全の対策を講ずることが不可欠だろうというふうに思っております。 また、昨日は、政府当局の要請を受けまして、ベルギーのティアンジュ原発で、稼働に必要な作業員は残されて大半の従業員を避難させたという報道がありました。これ……
○松田公太君 日本を元気にする会の松田公太です。 今回はNEDO法についての審議ということですが、NEDOのミッションの一つには新技術の市場化というものがありまして、成功した暁には是非とも世界で活用していただきたい新技術、大規模な凍土遮水壁についてお伺いしたいと思います。 報道では、本日の昼頃から、大幅に遅れておりました福島第一原発の対策の柱とも言われております凍土壁、これがようやく稼働するということです。昨日、その開始の認可を行いました原子力規制委員会の田中委員長が、凍土壁の運用というのは一種のチャレンジだというふうに言っているわけですね。 凍土壁は、元々、建屋の周りを完全にカバーしま……
○松田公太君 日本を元気にする会・無所属会の松田公太です。 今回の中小企業等経営強化法、この一番の特徴といえば、やはり固定資産税による設備投資減税です。中小企業は七割が赤字だというふうに言われておりまして、法人税減税では恩恵を何も受けられない、そこからこういったものが考えられたんだという説明を経産省の方から私は受けております。生産性、経営力の向上という目的自体には私は異論は全くございませんが、この政策が本当に設備投資を促進するものになるのか、これはしっかりと考えなくてはいけないというふうに思っております。 大臣にお聞きしたいんですけれども、そもそも、赤字の中小企業、これが減税措置を受けられ……
○松田公太君 日本を元気にする会・無所属会の松田公太です。 日本の各省庁では様々なベンチャー政策が行われておりますね。今国会、本委員会でもNEDOに関する審議が行われましたが、NEDOでも、研究開発型ベンチャー事業化支援や新エネルギーベンチャー技術革新事業を始めいろいろな取組がなされているところでございます。しかし、我が国のベンチャー企業の増加率は、残念ながら喜べる状況ではありません。 大臣も、アメリカ・バブソン大学またロンドン大学で行われておりますGEMという取組、これはグローバル・アントレプレナーシップ・モニターというんですが、この調査を御存じだというふうに思います。正確な起業活動の実……
○松田公太君 参考人との時間の調整で質問の順番が変わってしまいましたけれども、調整に御協力いただきました皆様、ありがとうございます。 また、廣瀬社長、お忙しい中お越しいただきました。早速質問に入らせていただきたいと思います。 まずは、三月十四日の参議院予算委員会でもお配りしましたこのお手元の資料、覚えていらっしゃると思いますけれども、廣瀬社長は、二〇〇二年から二〇〇四年頃、当時の東電社長や会長、そして経産省の広瀬事務次官、また幹部が出席した下で、この資料が配られて開催された会議については承知していないとのことでした。 少し違う角度から本日はお聞きしたいと思うんですけれども、もしそのような……
○松田公太君 お三方、大変貴重な御意見をありがとうございました。 拝聴していまして、三つほど大きく分けて質問させていただきたいなというふうに思いましたので、まず質問させていただいて、最後にお答えを順次いただければというふうに思います。 まず、和田参考人なんですけれども、熱く語っていただきました市民を巻き込んだ共同開発発電所、すばらしい御活躍だというふうに思っておりますけれども、私もドイツやデンマークは数年前になりますが視察に行かせていただきまして、そのような動きを拝見してきました。 ドイツの場合は、例えば地元の大学とかと共同でやっているようなケースも見受けられたわけですけれども、そのよう……
○松田公太君 日本を元気にする会・無所属会の松田公太です。 本日は、会期末前の経済産業委員会ということですので、今国会を通じてエネルギー政策にいろいろ疑問を呈してきたこと、また提言をしてきたことも含めて質問させていただきたいというふうに思います。 先日の参考人質疑は、様々な角度からいろんな意見をいただきましてFIT法を見ることができまして、非常に参考になったというふうに思っております。その中で和田参考人が、地球温暖化、気候変動問題や我が国の原発事情として、石炭火力を禁止、撤廃する世界的な動きを踏まえれば、日本は再エネを中心とした目標と計画を明確に掲げることが極めて重要だというふうにおっしゃ……
○松田公太君 日本を元気にする会・無所属会の松田公太です。 二〇一四年から行方が分からなくなっていた埼玉県の女子生徒が先月、東京都の中野区で保護されました。以前、女子生徒の御両親らとお会いして、諦めずに懸命に捜索をされているその姿を私もかいま見てきたものですから、本当に心からうれしく思いました。 ただし、見付かるまでに二年間掛かったということ、また自力で救出されたということ、そのようなことを考えると、手放しで喜べる状況でもないなというふうに感じた次第でございます。もっと早く見付けることができなかったのか、また、同じような境遇にいる方はほかにいらっしゃらないのか、そういった方々がいるとしたら……
○松田公太君 日本を元気にする会・無所属会の松田公太です。 もうすぐ参議院選挙です。私も一期六年、任期満了となるわけですが、今回、この決算委員会が最後の委員会になるかもしれないという、そのぐらいの気概を持って私は本日この場に立たせていただいております。 さて、先々週だったかと思いますが、会派のミーティングがありまして、そしてその場で、来週、再来週と予算委員会と決算委員会のテレビ入りの質疑があります、松田さんはどちらに出たいですかという質問をされました。私はどちらでも結構ですよというお話をさせていただいたんですが、そうすると、大体、予算委員会が取られて、回ってくるのが決算委員会の方なんですね……
○松田公太君 維新・元気会会派、日本を元気にする会の松田公太でございます。 自民でもない、民主でもない、しがらみのない是々非々の政党をつくりたいと、こう思ってみんなの党からこの政界に入って、はや六年がたとうとしております。残念ながら、みんなの党はなくなってしまいましたが、その後、同じようなことを標榜していた政党も多々出てきましたが、分裂を繰り返して、今、国民の目から見たら、もしかしたらそのいわゆる第三極というのは風前のともしびのように見られているのかもしれません。 それでも私は、日本の議会制民主主義、これを健全に発展させる、機能させるためには、間違ったことは間違っている、正しいことは正しい……
○松田公太君 日本を元気にする会の松田公太です。 前回は、金融緩和と消費税増税はアクセルとブレーキを同時に踏むようなものなので絶対にするべきでないというお話をさせていただきました。今回はその続きからじっくりやりたいというふうに思っていたんですが、こんなことは言いたくないんですけれども、維新の党が我々の予算委員会の枠、つまり質問時間を合意書に反して奪うという前代未聞の事件が起きてしまいまして、残念ながら持ち時間が約半分になってしまいました。この場をお借りして、維新の党には、予算委員会の枠を返してくださいということと、国民の見本たるべき国会議員がこんなことをしてはいけませんと要請と忠告を強くさせ……
○松田公太君 日本を元気にする会の松田公太です。 先日の委員会ではちょっと時間がなくて、麻生大臣に質問する予定だったんですが、最後までできなくて申し訳ございませんでした。その続きから本日はさせていただきたいと思っているんですけれども、軽減税率についてなんですね。 軽減税率については、私、様々な問題があるというふうに思っておりまして、例えば、最近はコンビニでイートインスペースがあるところが非常に増えてきているわけですけれども、そういった店舗で空揚げとかポテト、そういったものを購入したお客様がそのお店の中で食べる場合、税率はどうなるのかなということも一つの疑問なわけです。 テークアウトのこれ……
○松田公太君 日本を元気にする会・無所属会の松田公太です。 総理、本日夕方に安保法制五党協議会がセットされたというふうにお聞きしました。その状況を見て、関連する質問は明日の予算委員会にさせていただくかもしれませんので、よろしくお願い申し上げます。 さて、前回の予算委員会で核燃料サイクルの話をさせていただきました。時間がなく、途中で終わってしまいましたので、その一部補足をさせていただければと思います。 何兆円ものお金が湯水のごとく使われている、開始から六年以上たっても全くめどが立っていないこの計画、撤退する場合は一体誰の責任において撤退するのかというお話をさせていただいたわけですけれども、……
○松田公太君 日本を元気にする会、松田公太です。今日は、積み残った質問をいろいろとさせていただきたいと思います。
総理、昨年七月に出されました二〇三〇年のエネルギーミックス、例えば原発が二〇から二二%、石炭が二六%となっているわけですけれども、それについていまだロードマップが示されていないんですね。少なくとも毎年の目標は私は出すべきだと思いますが、いかがでしょうか。
【次の発言】 見通し、あるべき姿、それではやっぱり絵に描いた餅になってしまうというふうに思うんですね。少なくとも私は一年ごとの目標を明確にするべきだと強く提言させていただきたいと思います。
次です。消費税よりも、思い切った炭素……
○松田公太君 みんなの党の松田公太です。みんなの党を代表して、日本国憲法に関する基本的な考え方を申し述べたいと思います。 戦後の焼け野原の中から我が国は復興を始め、先進諸国に追い付け追い越せと、国民が一丸となり高度経済成長を成し遂げてきました。生産も所得も右肩上がりで伸び、全体のパイがどんどん膨らむような状況においては、中央集権型で突き進む方法が有効だったのかもしれません。しかし、一九九〇年のバブル崩壊以降は状況が一変し、日本国全体が迷路の中に入り込んでしまいました。それから二十五年間、我々は出口を見付けられずに同じところをぐるぐるとさまよっているような感じさえあります。 なぜ様々な政策と……
○松田公太君 みんなの党の松田公太です。 来年の八月十五日で戦後七十年となるわけですが、初めの焼け野原から復興が始まった頃、その後の米ソを中心としました冷戦の下で日本が高度の経済成長を成し遂げた頃、そして今の、米国の軍事力が低下しまして、日本の経済が低迷し、東アジア情勢が非常に複雑さを増しているという現在とでは、当たり前のことですけれども、国の政策や法律は大きな変化があってしかるべきだと考えております。 しかし、日本国憲法は、国家の基本を定める最高法規とはいえ、施行後六十八年、一度も改正がないというのが現状です。日本には変化のないことを一つの美学と捉える向きもありますけれども、歴史を見ても……
○松田公太君 みんなの党を代表して、日本国憲法の改正手続に関する法律の一部を改正する法律案に対し、賛成の立場から討論をさせていただきます。 本改正案が成立すれば、法律制定から七年を経てようやく憲法改正国民投票が実施できるようになります。今年最初の憲法審査会が開かれた二月の段階では、国民投票法の改正についての機運は高まっていましたが、各党の考えはばらばらの状況でした。しかし、国民投票が実施できるかどうか判然としない状態は解消されなければならないという一致した見解の下、発議者の皆様が御尽力くださり、八党合意にたどり着くことができました。心より感謝申し上げます。 みんなの党は、国民の手に政治を奪……
○松田公太君 大変お忙しい中、今日はありがとうございます。
早速質問に移らせていただきたいんですが、まず結城公述人にお聞きしたいと思います。
結城公述人の基本的な日本型社会保障の考え方、これに関するお話は、先ほど来お伺いして理解できました。あえて他国で、この日本型ということですけれども、これに一番近い例といいますか、これが成功できているような国というのがあるとしたらどちらの国か、そしてそれはなぜかというのをお答えいただけますでしょうか。
【次の発言】 それでは、引き続き結城公述人にお聞きしたいんですが、基本的に大きな政府を目指すべきだという考え方だと思いますし、再分配システムもこれをまた強……
○松田公太君 みんなの党の松田公太です。 みんなの党を代表して、日本国憲法に関する基本的な考え方を申し述べたいと思います。 前国会において国民投票法改正案が可決され、二〇一八年には投票権年齢が十八歳以上へと引き下げられます。これでようやく国民投票のためのスタートラインに立つことができました。 先日、未来国会という若者のための国家デザインコンテストに参加をさせていただきましたが、このイベントは、三十歳以下の若者たちが三十年後の日本の国家ビジョンを描き、それを実現するための十年後の予算を策定するというもので、五回目の開催となる今年は百名以上がコンテスタントとなり、現地での聴衆は四百名を超える……
○松田公太君 維新・元気会の松田公太です。 浅野先生、荒井先生、本日は大変参考になるお話をありがとうございました。 憲法審査会では、御案内のとおり、今国会、二院制がテーマになっているんですね。日本を元気にする会では、参議院の独自性、これを大変重視しておりまして、例えば結成以来、党議拘束を掛けないなどの方針を今まで取ってきたわけです。私が以前所属しておりましたあの政党、残念ながら今はなくなってしまったんですけれども、この左端から実は五人がそこの政党に所属していたわけなんですが、地域主権型道州制、これを是非導入したいということであったり、また効率的な政府を実現するために首相公選制、また一院制、……
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。