このページでは宇都隆史参議院議員の23期(2013/07/21〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。
○宇都隆史君 自由民主党の宇都隆史です。 私は、参議院自民党を代表して、ただいま議題となりました特定秘密の保護に関する法案等に対し質問をいたします。 第二次安倍政権が誕生し、安全保障政策に関して、これまで止まっていた時計の針が確実に動き始めたのを日々実感いたします。日本を取り戻すことに対し、国民が強い支持をしている今こそ、主権者の代表者たる私たち国会議員は、与野党の垣根を越えて、日本の国益を守るためという一点において結束し、国家の重要法案の成立に向けて建設的な議論を重ね、その成立に全力を傾注しなければなりません。 我々参議院自民党は、与党としての法案成立に万全を尽くすと同時に、送られてき……
○宇都隆史君 自由民主党の宇都隆史です。 自由民主党、公明党を代表いたしまして、平成二十七年度補正予算二案に対しまして、賛成の立場から討論いたします。 第二次安倍政権が誕生してから三年が経過いたしました。安倍政権がデフレ脱却・経済再生を目標に掲げ、アベノミクスを推し進めた結果、企業の収益は過去最高の水準、有効求人倍率は二十三年ぶりの高水準となる等、多くの経済指標で確かな改善の傾向を見ることができます。アベノミクスの成果により、我が国は、もはやデフレではないという状況にまで経済を取り戻すことができました。 しかしながら、現状においては、地方や中小企業を中心に景気回復の実感はまだかすかで、個……
○宇都隆史君 自由民主党の宇都隆史です。よろしくお願いいたします。 本日は、採決がかかっております障害者権利条約、それからインド、ハンガリーとの社会保障協定、これについてが議題なんですが、申し訳ありません、冒頭に一件だけ違う関係の質問をさせていただきますことをどうぞお許しください。 防衛大臣に対して先に質問をさせていただきます。 先日の佐藤委員の中でも、今もうちょうど時期的に最終的な折衝となっておりますが、自衛官あるいは国家公務員の宿舎の問題点についての質問だけ先にやらせてください。 前回の質問の中でも、隊員の緊急即応性の維持、これのために非常に重要なんだという論点ありましたけれども、……
○宇都隆史君 自由民主党の宇都隆史であります。 大臣、連日、本当に長い時間、この委員会の中で真摯な答弁を続けていただいて本当にお疲れさまです。NSCも加えれば、NSCの方でも五時間も大臣に来ていただきましたし、また、でも引き続き、この参議院の中で非常にいろんな厳しい御意見出ると思いますが、全員この法案の意味、目的、そしていかに国家の存続と国民の安全を守るか、この重要性、非常によく理解しながらこの議論に入っているわけですから、是非引き続き、野党の皆さんの質問も非常に厳しいとは思いますけど、基本的に、みんなの党さんとか、それから維新の会さんは衆議院でも政党として修正を加えた形で来ておりますので、……
○宇都隆史君 自由民主党の宇都隆史です。 本会議も含めると三回目の質問に立たせていただいておりますが、本当にいい機会を与えていただいてありがとうございます。 それで、私は元自衛官でした。自衛官時代に防衛秘密を扱う部署におりました。かなり高い機密を扱う場所の部署におりました。そういう意味からいうと、実際に取り扱う者から見れば、こういう法律、非常に重要だというのが分かります。実際に秘密を扱っているからこそ、それを感じることができます。ただし、一般の皆さんにとってみたら、実際どういうような秘密があるのかとかが分からなければ、やっぱり不安に思うのは、これは当然だと思うんですよね。 私は今日、ちょ……
○宇都隆史君 自由民主党の宇都隆史です。 まず、委員長を始め委員の皆様方に、質問する権利いただきましたこと、御礼を申し上げます。 その上で、谷垣大臣、この民法改正、嫡出子、非嫡出子それぞれの子供の権利は平等だと、この理念というのには共鳴する立場でありながら、ここまで来るに至っては、自民党の政策決定プロセスの中でもいろんな議論がありました。この民法改正に関して、やはり問題点を指摘する声も多かったように思います。今日は、与えられた短い時間でありますけれども、この論点をこの国会という場で改めて確認をさせていただく、そういう場にさせていただきたいと思います。 まず、第一点目として、まずこれは最高……
○宇都隆史君 自由民主党の宇都隆史です。 この二十六年度予算、前政権の理念の下では、やはり財政の健全化を図るという流れの中で非常に緊縮した財政というのがメーンであったわけですけれども、安倍政権になって、積極的な財政出動、それによって必要なところには必要なお金をしっかり付けていくという方針転換をしたわけです。 その中で、今御説明をいただきましたけれども、外務省としても前年度比でいえばパーセンテージで九・五%の増額、それから防衛省としても二・二%の増額、二年連続でしっかりとした予算を付けることができたということに関しては評価をしたいと思います。 しかしながら、これ予算委員会の集中審議の中でも……
○宇都隆史君 自由民主党の宇都隆史です。 今日は、一般調査ということで防衛、外務両大臣にお越しをいただきました。日頃の御政務に対しても心から敬意を表します。 まず、外務大臣の方に外交関係の一般調査に係る最近のいろいろな事例も踏まえながら御質問させていただきたいと思いますが、まず一点目は、まさに先日、オランダ・ハーグで行われました最近の日本外交においては課題とも言われている隣国韓国との首脳会談、これが日米韓という三か国で実現したわけですけれども、直近の毎日のアンケートの世論調査によると、安倍総理と韓国の朴槿恵大統領が会談したこのことを評価するかというアンケートに対して、六九%の回答者が評価す……
○宇都隆史君 自由民主党の宇都隆史です。 今日は、前回参考人の意見聴取をした上で今日は一般調査ということなんですが、採決を伴う法案ではないですけれども、ある意味、これで戦略、大綱、中期防の締めくくりの質疑を行う、そういう日だと思っております。我が会派から、先ほどの佐藤先生に引き続いて、元自衛官としての現場の立場からの質問等を今日はさせていただきたいと思います。 まず一点目に、先日参考人の皆さんのいろんなお話を聞いていて、今回の戦略、大綱、中期防、この三セットにはおおむね高評価をいただいていたのではないかというふうな認識をしています。細かいところに関しては更なる要望、更に良くするためにという……
○宇都隆史君 自由民主党の宇都隆史です。 三人の参考人の先生方、本当にありがとうございました。時間も十五分と限られておりますので、早速先生方に質問をしたいんですが。 やはり、この原子力政策というのは、単に経済的な効果であったりとか外交的な成果であったりとか、それだけでやっぱり論議をしては非常にいけない政策だと思います。しかしながら、なぜそれが表に出過ぎるのかということを考えると、原発政策というのは非常に安保政策と似通ったところがあるなと。ある意味、それを議論すること、あるいはその政策を踏むデメリットの部分を議論することを非常に政府あるいは推進側がナーバスになって、表の中に、透明性のある議論……
○宇都隆史君 おはようございます。自民党の宇都隆史です。 先日は、三人の参考人の先生方にこの委員会に来ていただきまして、この原子力協定の意義もそうですし、我が国の原子力政策に関しての貴重な御意見、御批判もいただいたわけであります。 この協定を審議する過程の中で、我が国の原子力政策、今後、細かい部分までしっかりと固め切っていない状況の中で、こういう形でまた協定に基づいて原子力の輸出をしていく、非常に複雑な思いがする先生方もこの委員会の中にもたくさんおいでだと思うんですが。 まず、その中で、特に争点になった一点目について質問をするんですけれども、今回の、特に二協定のうちトルコに対する協定、こ……
○宇都隆史君 おはようございます。自由民主党の宇都隆史です。
早速この意匠関連の三協定について質問を始めさせていただきますが、まず冒頭に、外務省として、現状における我が国のこういうデザイン、意匠の侵害、こういうのは国際社会の中でどのように起こっているのか、そして、この協定に入る意義というのを改めてお願いいたします。
【次の発言】 ありがとうございました。
今お示しいただいたように、海外における在外公館に相談件数でも年間数百件以上を超えているということで、非常に、今回の外務省からいただいているこの協定の意義についても、我が国の企業の国際競争力の強化であったりとか、それから我が国のデザイン、こ……
○宇都隆史君 おはようございます。自由民主党の宇都隆史です。 後ほど、お手元に資料をお配りいたしますけれども、今日は二つの件に関して質問をしたいと思います。一点目は、先日、東シナ海上空でありました我が国の海上自衛隊機、航空自衛隊機の偵察機、これと中国軍の戦闘機の異常接近事案。そして後半、時間を残しまして、自衛隊のパイロットの割愛制度、そして民間に出たパイロットを一体どういうふうにして予備戦力として使っていくのか、防衛省はどういうふうにそれを考えているのか、こういう質問をさせていただきたいと思います。 まず冒頭に、この異常接近事案に関して質問をしていきたいわけなんですが、防衛大臣は二十五日の……
○宇都隆史君 自由民主党の宇都隆史です。 午前中は、テレビ入り、総理入りで、非常にすばらしい審議を先生方がされまして、午後はちょっとゆっくり落ち着いて審議をしていきたいなと。 でも、午前中の議論を聞きながら、横から聞いていたんですけど、若干お互いの思いというのがうまくかみ合っていない部分もあるのかな、あるいはもっと言えば、政府側の方もまだ議論の緒に就いて政府としてのものを明確に決めていないので、なかなか、何というんでしょう、歯切れの悪い答弁で、説明がし切れていない部分もあるのかなと思いましたので、そういうところをポイントを突きながら何点か質問をしていきたいと思います。 まず一つ目になんで……
○宇都隆史君 おはようございます。 早速質問に入らせていただくんですけど、その前に、今回のこの防衛省設置法、五つのいろんな改正の部分がセットになって出されているんですが、我々、野党時代にこれは強く反対をしてきたんですね。今回これを賛成しようということで変わったわけなんですけれども、大きく反対してきたことのポイントは二つまずありました。 一つは、人員の削減に関してですね。前回の設置法は、前の大綱、中期防において人員を削減するというその延長上の中で防衛省設置法を改正します、定員を減らしますということだったので、これは賛成できないと。それともう一つ、防衛省をより良い組織にするために、UC混合、つ……
○宇都隆史君 自由民主党の宇都隆史です。 まずは、今回のこの法案を取りまとめいただいた委員の皆様方の労をねぎらいたいと思います。本当にここまでよく取りまとめていただいたと思います。 戦後初めて、こういう情報監視審査会というような、国会の中にある意味秘密会を設けて、しっかりとそれを保全をしていこうという措置をつくられた画期的な私は法律なんではないかなと思っております。一部の反対される会派、先生方の意見には、国会議員がこの対象になるということで、国会の中での自由な発言が口封じになるのではないか、あるいは政府の秘密保全体制に組み込まれる懸念をなされる先生方もおりましたけれども、私は、これは政府が……
○宇都隆史君 おはようございます。自由民主党の宇都隆史です。 今日は、この決算委員会に質問をさせていただく機会を得まして、委員長を始め各理事の皆様方にも感謝を申し上げます。 与えられた時間が三十分と非常に短い時間なものですから、多岐にわたりいろんな省庁にまたがって質問したいところはやまやまでございますが、今日は特に防衛部門に特化をさせていただいて、その中身について審議をさせていただきたいと思います。 今日は、平成二十三年と二十四年、この二つの年度の決算ということを審議するわけなんですけれども、そもそもこの二十三年度、二十四年度の予算がどういう予算であったのか、大前提のところを私なりに認識……
○宇都隆史君 自由民主党の宇都隆史です。 まずは、質問の冒頭に、三年前、三・一一大震災で亡くなった皆様に哀悼の意を表しますし、また御家族の皆様に非常に残念だったというお言葉を申し上げたいと思います。 また、三年前、私の仲間である自衛官の皆さんも十万態勢で命懸けで戦いました。中には亡くなった隊員もおりました。引き続き隊員の皆さんには国民の最後の盾となって国民を守っていただきたい、そういうエールをここから送りたいと思います。 また、その現場を守る隊員たち、昨年は全国末端の部隊まで激震が襲いました。その中身というのは、公務員の宿舎問題であります。この件に関しては、防衛大臣、まさに自分のことのよ……
○大臣政務官(宇都隆史君) 外務大臣政務官を拝命いたしました宇都隆史でございます。 日本の国益と尊厳を守る重要な役割をしっかりと果たせるよう全力を尽くしてまいります。 特に、担当である日米同盟の強化、カナダや中南米諸国との関係強化、安全保障や国連外交、軍縮・不拡散、科学技術の分野の課題に積極的に取り組むとともに、法の支配の推進に努めます。 なお、三人の外務大臣政務官の中で、私が特に本委員会を担当することとなっております。 片山委員長を始め、理事、委員各位の御支援と御協力を心よりお願い申し上げます。
○大臣政務官(宇都隆史君) 答弁申し上げます。 特定の事態につきましては、個別的、具体的に述べることは差し控えさせていただきますけれども、日米同盟に関しては、アジア太平洋地域の平和と安定に大きく貢献をしており、日米韓の三か国協力、そして東アジアの平和と安定を実現する上で鍵となるものと外務省としては強く認識をしております。 また、日米間において言えば、例えば昨年十月の2プラス2共同発表においても、日米韓の対話が日米が共有する安全保障上の利益を増進し、共有の価値を促進し、アジア太平洋地域の安全保障環境を改善するということを確認している状況であります。 委員御指摘の、しっかりと韓国の方にこうい……
○大臣政務官(宇都隆史君) 私の方からお答え申し上げます。 今、荒木委員がおっしゃいますように、近隣諸国に対する説明プロセス、非常に重要だというふうに捉えております。 これまでも我が国の安全保障政策につきましては関係各国に適切かつ丁寧な説明を行ってきているところであり、今般のこのガイドライン中間報告におきましても同様に関係諸国に対し適切かつ丁寧な説明を行い、また、今後とも引き続き理解を得るべく取り組んでまいりたいと思います。 また、付け加えますが、説明の時期、またどのようなやり取りがあったか等の詳細な内容に関しましてはお答えを差し控えさせていただきますことを御理解ください。
○大臣政務官(宇都隆史君) お答え申し上げます。 今回のAPECにおけるFTAAPに関する発言の評価に関してですが、元々この取組に関しては、我々日本側が横浜首脳会議以降進められているFTAAPの実現に向けたAPECの貢献として、また、これが今回のAPECにおいて更なる一歩を確実に踏み出したものであるというふうに非常に高く評価をしております。 また、我が国としましては、委員がおっしゃるとおり、引き続き我が国の国益に沿うような広域経済連携、例えばTPPでありますとかRCEP等、これをしっかりと積極的に推進し、それを積み上げた上に各戦略的研究への積極的な参画を通じてFTAAPへの実現に向けて努力……
○大臣政務官(宇都隆史君) お答え申し上げます。 日本以外の周辺諸国において、仮にということでしたが、事故が起こった場合、その賠償額を大きく、拠出金との合計額を上回った場合の御質問をいただきました。 原子力事故による損害額が、賠償措置額と拠出金、これの合計額、これを上回った場合については、これは各国の国内法令に従って対応がなされるということになっております。したがって、日本が仮に行った場合については、日本は無限責任、全て事業者がこれ対応するということですので、我が国の原子力事業者の事故による損害額が条約上の賠償措置額と拠出金額の合計額を上回った場合については、我が国の国内法に従って、上回っ……
○大臣政務官(宇都隆史君) 中西委員にお答えを申し上げます。 まず、この日豪のEPAにおけるお互いの貿易額が非常に大きいということで、その試算は非常に大きなものになるんですが、貿易、投資の流れが景気、それから為替の変動に大きく影響されるため、一概に定量的にお答えすることは困難だということを御理解いただきたいと思います。 あくまでその上で申し上げますと、日本から豪州市場へのアクセスにつきましては、協定発効後十年間で豪州への輸出額の約九九・八%の関税が無税になるということから、輸出額が不変であると一定の仮定を置きまして試算をいたしますと、発効後八年目には約五百八十億円、我が国から豪州への関税支……
○大臣政務官(宇都隆史君) 外務大臣政務官の宇都隆史でございます。 在沖縄米軍を含む在日米軍の抑止力は地域の平和と安全の確保に不可欠です。在日米軍の抑止力を維持しつつ、沖縄の負担軽減のため、全力で取り組みます。 ロシアとの平和条約交渉への取組等の重要問題も含め、外務大臣政務官としての責任を果たすべく、岸田外務大臣を補佐してまいります。 風間委員長を始め理事、委員各位の御支援、御協力をよろしくお願い申し上げます。
○大臣政務官(宇都隆史君) 外務省といたしまして、委員御質問の中国の力による一方的な現状変更の試み、これの具体例について御説明申し上げます。 まず、東シナ海についてですが、尖閣諸島周辺海域において、二〇〇八年の十二月に初めて中国公船が領海侵入を行いました。その後、我が国の度重なる抗議にもかかわらず領海侵入を繰り返しており、特に二〇一二年以降、こうした動きが活発化しております。また、二〇一三年一月には中国海軍艦艇による海上自衛隊護衛艦へのレーダー照射という一触即発の事態が生起をいたしました。 また、日中間の排他的経済水域及び大陸棚の境界未画定海域におきましては、日中中間線の中国側といえ、中国……
○大臣政務官(宇都隆史君) お答え申し上げます。 外務省といたしましても、経済安全保障上の観点から、我が国の土地利用、取得の在り方について検討することを非常に重要視しております。先ほど防衛省の方からもございましたが、土地取得の規制の必要性、個人の財産権の保護、国際約束との整合性等総合的に考慮する必要があるというふうに認識をしております。 我が国は、サービス貿易等に関する一般協定の規定に基づき、外国人等に対するサービス提供に係る土地取得、利用については、最恵国待遇及び内国民待遇義務を負っております。したがって、外国人等が、サービスを提供するに際して、我が国の土地を取得、利用することについては……
○大臣政務官(宇都隆史君) まず、情報を正確にお答えしますと、プーチン大統領は、三月十五日、ロシアのテレビで放映されたドキュメンタリー番組の中で、インタビュー質問に答える形で、昨年三月のクリミア併合に際して、あらゆる事態に備えてロシア軍に指令を出し、核戦力も即応態勢に入らせる用意があったと趣旨を述べたものであり、核兵器の使用とまでは断じていないと承知をしております。 ロシアによるクリミアの一方的併合などの力による現状変更の試み、これについては断じて認められないものであります。我が国としては、G7の連携を重視しつつ、ウクライナ問題の平和的、外交的解決に向け、引き続きロシアに対して建設的な役割を……
○大臣政務官(宇都隆史君) 答弁申し上げます。 一つ、この十五億ドルという数字が至った基準としまして、各国が出しておりますCO2などの温室効果ガスの排出量がございます。日本は、先進国で米国に引き続き、英国、フランスの二倍以上排出していることから、英国の十二億ドル等を一つの参考にしてそれ以上の拠出をすることは必要であろうと、こういう考え方がございました。 また、緑の気候基金の拠出規模について、当初、主要国の間で恐らくトータルで百億ドル程度が必要であろうということが非公式に目標とされておりましたので、その他、我が国のこれまでに拠出をしていた環境分野で幅広く対象としているGEFという世銀の中のフ……
○大臣政務官(宇都隆史君) 御指摘をいただきましたように、近年、新興国等の消費拡大により国際コーヒー市場の需給が逼迫しております。多数の輸出国、輸入国の政府及び民間団体が参加する国際コーヒー機関は、加盟国に対して、各国での生産動向そして価格に関する情報を提供しているところでございます。これらを通じて、各加盟国は必要に応じ代替調整先を探るなど、安定供給を図ることができるものと認識しております。 また、国際コーヒー機関は、病害虫や天候不良に強い品種への改良や栽培法の開発に関する調査研究、コーヒー生産者を支援するプロジェクトの立案や助言等を行っているところです。こうした取組は、急激なコーヒー減産を……
○大臣政務官(宇都隆史君) お答え申し上げます。 今回、安倍総理、ドイツを訪問いたしまして、G7サミットの終了後にも、ミュンヘンにおきまして、北方領土の問題を前に進めるためにプーチン大統領の訪日を本年の適切な時期に実現したいというような記者会見での発言がございましたが、現在、この訪日につきましては、昨年十一月の北京APECの際の首脳会談を受けて、このように、本年中に適切な時期に実現したいということで、双方それを目指して努力をしている最中であります。 その努力、準備の一環としまして、本年二月には、まず日ロの外務次官級協議を実施いたしました。また、五月十八日には、向こうのモスクワにおきまして、……
○大臣政務官(宇都隆史君) まず、事実関係からですけれども、現在、委員がおっしゃいましたように、総理が十月頃に中央アジア五か国を訪問するという事実、これは決定したような事実は現在のところございません。 しかしながら、中央アジア諸国は、アジアと欧州を結ぶユーラシアの中心部という地政学的な重要性、それから豊かな資源を持っている経済的重要性を有しているというふうに我が方としては認識をしておりまして、このような重要性を認識する中央アジアとの関係を、首脳レベルの往来に加えて、中央アジアプラス日本の対話といった枠組みも活用しながら進めていきたいと、強化していきたいと考えております。
○大臣政務官(宇都隆史君) お答え申し上げます。 拉致問題に関しましては、我が国の主権及び国民の生命と安全に関わる重大な問題であり、安倍政権の最重要課題というふうに認識をしております。 北朝鮮との交渉に当たっては、従来より、委員おっしゃったように、対話と圧力、そして行動対行動の原則に基づいて臨んでいるところです。また、その上で、政府としては、北朝鮮側から諸懸案解決に向けた前向きな具体的行動、これを引き出す上で何が最も効果的かという観点から、不断に検討を行っているところであります。 対話と圧力の圧力の部分につきましては、国連安保理決議に基づく制裁に加えて、我が国独自の対北朝鮮措置を実施して……
○大臣政務官(宇都隆史君) お答え申し上げます。 白委員がお示しされている二枚目の資料に関しては、このいわゆる日本人妻と言われる御家族の方から宮沢外務大臣宛てに提出された資料ということで、恐らく、この渡ったとき、ところ、昭和三十五年から六年頃、山口県からというのは、実際にそこから船が出たという意味ではなく、恐らく山口県辺りにその時代にいて、新潟の方に移動して出港したというような、そういうことを書かれているんではないかと推察はされます。ただ、これ行政文書ではないので、これ以上我々行政側からこの山口県という意味についてお答えすることは少し困難かと思われます。
○大臣政務官(宇都隆史君) お答えを申し上げます。 まず、この度の大綱におきまして、軍事的用途及び国際紛争助長への使用の回避というのは特段この大綱においてできた条文ではありませんで、元々このODAの大綱には創成期からこの文言というのは入っておるということがまず前提にございます。その上で、このODAを支出する際に関しては、支出国との間に、我が国は軍事的目的への転用等はできないということであらかじめお互いに認識を一致させ、書簡を交わす。また、それ以降についても在外公館等の監視を常に行いながら、そうならないという状況を継続するというような、そういう背景がまず前提にございます。 その上で、特定秘密……
○宇都隆史君 本日最後の質疑者となります自由民主党の宇都隆史です。 一昨年の九月から昨年の九月まで、安倍政権におきまして、岸田外務大臣の下、政務官を務めさせていただきました。 久しぶりの予算委員会であります。やじの飛ばせない政務官の立場にいて、一年間修行を積んで、非常におとなしくなって帰ってまいりましたので、どうぞ野党の先生方もよろしくお願い申し上げます。 ただ、政務官として海外に行き、安倍政権の外交を一緒になって支えさせていただきますと、多くの勉強になりました。国内から頭で想像していたものと、実際に外に行って、外交交渉あるいは多国間の会議の現場で日本がどのようなことを期待されているか、……
○宇都隆史君 おはようございます。自由民主党の宇都隆史です。先週金曜日に引き続いて質問を続けさせていただきます。どうぞ本日も一日よろしくお願い申し上げます。 ちょっとパネルを出してください。(資料提示)先週のちょっとレビューをしてみたいんですが、先週の金曜日ですね、安倍総理及び閣僚の大臣の皆様方に対して、安倍政権における外交、安全保障という切り口からいろんなお話、質問をさせていただきました。 その中で、総理が総理に就任して間もない頃に提案をされた英文での論文のセキュリティ・ダイヤモンド構想、ここからお話を始めたわけなんです。外交は、一対一の国の関係だけではなく、より広く地球儀を俯瞰するよう……
○宇都隆史君 おはようございます。自由民主党の宇都隆史です。 先日、十四日の予算委員会集中審議において、社民党福島みずほ委員が質問の中で、表現の自由に対する規制基準は本当に厳しくしなければならない、高市大臣の電波止めるぞというこの電波停止発言は規制基準に合致していません、憲法違反です、この発言を撤回してくださいと一方的な批判を展開し、大臣を呼んでいたにもかかわらず、あなたには聞いていません、総理答えてくださいと答弁機会をも与えなかったことは、これは極めて遺憾であると思っています。これでは、テレビ中継を意識したレッテル貼りの印象操作と言われても仕方がありません。 そこで、公正を期すために、改……
○宇都隆史君 自民党の宇都隆史です。 今回のこの日本国憲法の改正手続に関する法律一部改正と、これによって国民投票法が実際に機能していくわけですけれども、前回は、参考人の先生方からいろいろな専門的な見地からの貴重な御意見もいただきました。 その上で、この法律が通ったらその他のところにどのような影響を及ぼしてくるのか、政府側としてそれをどのように捉えているのかということで、本日は、総務省、法務省それから文科省にお越しをいただきまして、それぞれ一問ずつ、論点ということで私の方から質問をさせていただきたいと思います。 まず、法務省にお伺いをいたします。 この法律改正案が通ることによって、国民投……
○宇都隆史君 自民党の宇都隆史です。 両公述人、本当にありがとうございました。 平成二十八年度の防衛予算を中心に少しお話を進めていきたいと思います。 両公述人からございました今年の防衛予算、初の五兆円超えということですが、米軍の再編経費を含んでおりますので、正確に防衛省として年度で使える予算は四兆八千六百億というふうになっております。 昨年から比べて、確かに四年増加、〇・八%増なんですが、私は、いささか世論のこの増えている増えているという意見に対しては、中身を見ると、やはりもう少し中身をしっかりと拡充しなければ一年間の日本の安全はおぼつかないのではないかと思っている面がございます。 ……
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