このページでは宇都隆史参議院議員の25期(2019/07/21〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は25期国会活動統計で確認できます。
○宇都隆史君 自由民主党の宇都隆史です。 私は、自由民主党・国民の声を代表して、岸田総理の施政方針演説等に対し、質問いたします。 変異を繰り返し、伝播力を高める新型コロナウイルスは、いまだに世界中の人々の生活や企業の経営を苦しめています。 岸田総理は、施政方針演説の中で、一度決めた方針でも、より良い方法があれば、ちゅうちょなく対応を改め、柔軟に対応を進化させていくと述べられましたが、その姿勢に大いに賛同いたします。 ただ、その場合に重要なのが、方針を変更した根拠と決心に至る思考過程の丁寧な説明です。総理は、判断の背景をしっかり説明する努力をしてきたと言われます。国政の場で政府から説明を……
○宇都隆史君 自由民主党の宇都隆史です。 自由民主党・国民の声を代表して、経済安全保障推進法案に対して質問いたします。 ロシアによるウクライナ侵略では、ブチャなどでのジェノサイドのほか、民間人に危害を加える攻撃など、多くのウクライナ人が犠牲となっています。戦没者に、多くのウクライナ人が犠牲となっているこの戦没者に心から哀悼の誠をささげるとともに、祖国の存亡を懸けて命懸けで戦うウクライナ政府とウクライナ国民に対し、最大の敬意と連帯を表します。 政府に対し、引き続き国際社会と連携し、ロシアへの厳しい経済制裁の継続と、ウクライナへの可能な限りの支援に向けて、更なる対応を強く求めてまいります。 ……
○宇都隆史君 自民党の宇都隆史でございます。
質問の時間をいただきまして、ありがとうございました。
まず冒頭に、昨日、防衛副大臣、山本副大臣、御自分の待機をなさっていたときに公費でホテル宿泊をしていたということに関して会見を開かれたというふうに伺っておりますけれども、改めて委員会におきまして、どのような経緯、そして今後どのようになさるのか、御自分のお考えをお述べください。
【次の発言】 今の答弁に対して私の考えを述べる前に、まず防衛省として、事務方から、今件に対しての見解、どのようなお考えなのかという、防衛省の公式見解を確認したいと思います。
○宇都隆史君 自由民主党の宇都隆史でございます。 冒頭、新型コロナウイルスでお亡くなりになられた皆様に心からの御冥福をお祈りしたいと思います。また、今も闘病中の皆様に一日も早い回復を願っております。 それからまた、医療従事者の皆様、そして、現在保健所等で活躍している地方公務員の皆様もそうですが、厚労省を中心としたこのコロナ対策に全力で当たっている国家公務員の皆さんにも心からの感謝とエールを申し上げたいというふうに思っています。長期戦になりますから、是非体調に留意をされて頑張っていただきたいと思います。 さらにですけど、期待や批判を一身に受けながら先頭に立つ総理、こういうときはやっぱり政治……
○副大臣(宇都隆史君) 外務副大臣の宇都隆史でございます。 我が国を取り巻く安全保障環境が大変厳しい中、我が国の外交・安全保障の基軸たる日米同盟の強化が不可欠です。在日米軍の抑止力を維持しつつ、地元の負担軽減を図ってまいります。 また、ロシアとの間で様々な分野における協力の進展を図りながら、平和条約交渉にしっかりと取り組んでいくことが重要です。 領土問題を解決して平和条約を締結するとの基本方針の下、茂木外務大臣を補佐し、担当の外務副大臣としての職責を全うすべく、全力で取り組んでまいります。 鈴木委員長を始め理事、委員各位の御支援、御協力をよろしくお願いいたします。
○副大臣(宇都隆史君) 外務副大臣を拝命いたしました宇都隆史でございます。 様々な外交課題に直面する中、茂木大臣の指導の下、副大臣としての職責を果たしてまいります。 特に、担当である北米、中南米、欧州諸国との関係強化に努めます。また、安全保障、国連外交、沖縄の基地負担軽減、ODAの戦略的活用、地球規模の課題に取り組んでまいります。 なお、二人の副大臣の中で、私が特に本委員会を担当することとなっております。 長峯委員長を始め、理事、委員各位の御支援と御協力を心からお願い申し上げます。
○副大臣(宇都隆史君) 御指摘のこの習近平主席の発言、日本語訳、少し分かりにくいんですけれども、要は、致命的で代替不可能な技術、そういったものを中国に依存させることによってこれを外交カードにせよというようなことかと思っております。 こういった中国の経済、産業、科学技術政策の方向性は、我が国のみならず、世界の安全保障や経済にとっても大きな影響を与えるものであり、引き続き高い関心を持って注視していかなければならないというふうに認識しています。 その上で、我が国自身の重要技術の流出防止、あるいはサプライチェーンの強靱化などは、いずれもこれは今後の我が国の安全保障上も重要な課題でありまして、外務省……
○副大臣(宇都隆史君) 御質問の御意図が、今お話ししたように、最近北朝鮮がミサイル発射等を含めた挑発的な行動あるいはそういう態度を取っていないこの沈黙の背景に何があるのかというお話だと思われますが、我が国として、北朝鮮をめぐるこの動向につきましては常日頃から高い関心を持って情報収集もしている状況にございます。その中身は、シンクタンク等の公開情報であったり、あるいは我が国も含めた各国の情報機関等が収集するインテリジェンスであったり、様々な情報に接してきている段階ではございます。 引き続き、米国、韓国を始めとした国際社会と緊密に連携しながら収集また分析も行っていきますが、その分析の結果につきまし……
○副大臣(宇都隆史君) 去る十一月十二日、午前八時二十分から約十五分間でございますけれども、菅総理とジョセフ・バイデン次期米国大統領、予定者でございますが、電話会談を行った次第でございます。 冒頭、菅総理の方から、バイデン次期大統領及び女性初となりますハリス次期副大統領の選出に祝意を伝えた上で、総理の方から、まず、日米同盟が、厳しさを増す我が国周辺地域、そして国際社会の平和と繁栄にとって不可欠であると、一層の強化が必要であるという旨、そしてまた、自由で開かれたインド太平洋の実現に向けて連携していきたい旨お伝えしました。 そうしたところ、これに対してバイデン次期大統領から、日米安保条約第五条……
○副大臣(宇都隆史君) 二問の御質問をいただきました。 まず、王毅外相と先日の茂木大臣との会談の件でございますが、これ、計三時間以上にわたって外相会談を行ったところでございます。我が国の基本的なスタンスは、そもそも同島をめぐり解決すべき領有権は存在しないという立場でございますので、この件はこの会談の中でも強く我が国の主張を申し上げております。 一方、その中で、共同記者会見の中で王毅外相からあくまで中国側の主張の発言があったわけですが、そもそもそのようなものは存在しない。また、偽装された船等の表現に関しても、これはあくまで我が国の法令にのっとって活動する我が国の日本漁船であるということで、そ……
○副大臣(宇都隆史君) 御指摘の海域における中国船また北朝鮮船の違法操業を極めて重要な課題だと認識しておりまして、これまでも累次の機会に違法操業の停止等申入れをしているところですが、特に本年異常に拡大している中国漁船の違法操業に関しては、これにつきましては、各省庁から提出のあった漁船の写真あるいはレーダーで把握した位置情報等も含め、向こうが反論できない客観的なデータを突き付けることも含めて違法操業の停止等を強く申入れしているところでございます。 また、具体的には、先日の日中首脳会談、十一月二十四日におきましても、茂木大臣の方から王毅国務大臣に対して強く要請したところでございます。 今後とも……
○副大臣(宇都隆史君) おっしゃるように、海外在留邦人の安全確保のためのワクチン接種は、特に大流行している国等では喫緊の課題であります。一義的には海外在留邦人への接種は在留国政府の対応に委ねられているわけで、しかしながら、接種できるワクチンの種類、医療体制、ワクチンの承認制度も様々で、また、副反応等による補償についても日本政府による担保がなされない等の課題もあって、必ずしも海外での接種が進んでいるわけではございません。加えて、日本国内に住民票を有さない在留邦人に関しては市町村でワクチン接種を受けることができません。 よって、懸念されている海外在留邦人が一時帰国時に接種を受けられる体制を国が責……
○副大臣(宇都隆史君) 外務副大臣の宇都隆史です。 現在、ODAを通じて解決すべき地球規模課題は山積しています。特に、新型コロナ対策や気候変動問題は喫緊かつ国際的な連携協力が不可欠な課題です。 国際協力を担当する外務副大臣として、自由で開かれたインド太平洋の実現や地球規模課題の解決に向けて、ODAを戦略的に活用すべく、茂木外務大臣の下、しっかりと取り組んでまいります。 松下委員長、理事、委員各位の御指導と御理解を心からお願い申し上げます。
○副大臣(宇都隆史君) お答えいたします。 国際機関における職員は、基本的には中立的な存在で、求められる一方で、日本人幹部が世界で活躍することは、日本の存在感を高め、日本と国際機関との関係強化の観点からも重要であるというふうに深く認識しております。 これまで日本では、今までの歴代で四名の国連の、済みません、四つの国連専門機関や国際原子力機関で日本人トップを輩出してまいりました。 現在も、本年予定されている万国郵便連合国際事務局長選挙に目時政彦さんを擁立して、そういった状態で、政府一体となって実現に取り組んでいるところでございます。 また、こうしたトップをつくるためには、トップの前段階と……
○副大臣(宇都隆史君) 私にも出番をください。 お尋ねの件ですけれども、政府全体としてのこの所管は厚生労働省になるんですが、このEUからのワクチンに関しては加盟国当局と欧州委員会が個別に評価しているということで、外務省もそこに携わって様々な努力をしています。 大きくは二点行っているんですが、一点目は、茂木大臣の方から欧州委員会で貿易問題の責任者であるドムブロウスキス委員に対して、これ直接アプローチをして求めております。もう一点は、現地の在外公館等で恒常的に働きかけをしているという、この大きな二点が今努力しているところでございます。 これ、それによって、これまでのところですが、EU域内から……
○副大臣(宇都隆史君) 二点についてお答えいたします。 まず、世界各国、地域において新型コロナウイルスが拡大する中、在外の邦人の安全確保は外務省の最も重要な責務の一つであると強く認識をしております。 その上で、まず、邦人へのコロナウイルスワクチンの接種につきましては、一時帰国を含む帰国時に接種を受けられる体制を構築すべく、現在、厚生労働省において具体的な手続、スケジュールの検討を行っていただいているところでございます。具体的な対応は固まり次第お知らせできるかと存じます。 また、海外における先ほどの情報に関してですが、各国における接種の状況、体制、医療事情、また補償の制度や、承認済みあるい……
○副大臣(宇都隆史君) 委員のお話のとおり、外交団におけるこの駐車違反であったり放置駐車未払事例、誠に遺憾であると思っておりますが、先ほど儀典長からもお話あったとおり、再三にわたって外務省の方からも努力をしているところでございます。 実際、状況に関して、格段にこの数年良くはなってきておりまして、件数はまだ多いんですけど、平成三十年は三千九百四十八、トータルですね、あったのが、令和元年には二千六百十五、そして昨年は千百三十七ということで非常に今小さくはなってきている。 ただ、委員からの御指摘にもあったように、非常に悪い国というのはもう固定化しているという現状もございます。これ、白先生からの別……
○宇都隆史君 皆さんおはようございます。自由民主党の宇都隆史です。約二年ぶりの質問になります。質問の機会を与えていただきましたことを皆様に感謝申し上げます。 あの二月の二十四日以来、ロシアがウクライナに侵略を始め、世界の構造というものが、パワーバランスというものが大きく変化したというふうに認識しています。二十一世紀に入って、欧米が世界に求めていた、あるいは目標としていたグローバリズムというのが終えんを迎え、残念なことに、これからはまた冷戦期のような二極化、二分化の世界が、政治、外交、経済の面を全て包含した中で生まれてくるんではないかというふうに思っています。 また、アジアの、日本を取り巻い……
○理事(宇都隆史君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
馬場委員長が都合により出席できませんので、委員長の委託を受けました私が委員長の職務を行います。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、山口那津男君が委員を辞任され、その補欠として河野義博君が選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
外交、防衛等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣官房内閣審議官澤田史朗君外十三名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
○宇都隆史君 皆さん、おはようございます。自由民主党の宇都隆史です。 決算委員会……(発言する者あり)あっ、こんにちはですね、失礼しました。何か業界人みたいで失礼いたしました。大切なこの決算委員会で質問の時間いただけましたこと、委員長始め委員の皆様に御礼を申し上げます。 二月の二十四日以降、ロシアのウクライナ侵略が起こり、世界中がこれに早く終息を願いつつ、また同時に、日本の国内においては、我々の防衛はこれで本当に大丈夫なんだろうかという、そうした国民の機運も高まりを見せている昨今でございます。 今日は令和二年度の決算審議ということでありますけれども、また時宜を得て、今、政府におかれまして……
○副大臣(宇都隆史君) 外務省としてお答えいたします。 我が国としては、台湾をめぐる問題が当事者間の直接の対話により平和的に解決されることを期待するというのが従来からの一貫した立場でございます。 その上で、両岸関係につきましては、経済分野を中心に強い結び付きを有しているものの、一方で、近年におきましては軍事バランスが確実に変化してきている状況でございます。 このような中、我が国としては、引き続き、首脳会談や外交会談等のハイレベルの機会を活用して中国側との率直な対話を行い、懸案を一つ一つ解決し、また中国側の具体的な行動を強く求めていく所存です。 以上です。
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。