このページでは中西健治参議院議員の23期(2013/07/21〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 みんなの党を代表して質問させていただきます。 まず冒頭、昨今の台風及び豪雨、竜巻により亡くなられた方々に哀悼の意を表するとともに、被害に遭われた方々に対してお見舞いを申し上げます。今なお行方不明の方々の一刻も早い救出を祈念してやみません。 みんなの党では、災害対策本部を設置し、被害に遭った現地の視察、ヒアリング等を行った上で、安倍総理、菅官房長官あてに文書で申入れを行っており、是非、政府もこの改善要望を踏まえ対応に当たっていただきますことを改めてこの場をお借りしてお願い申し上げます。 さて、安倍内閣のこれまでの政権運営は、あらかじめ落としどころ……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 私は、みんなの党を代表して、平成二十五年度補正予算三案に対し、反対の立場から討論を行います。 みんなの党は、そもそも、デフレからの脱却も達成できていない、また、賃金上昇もいまだ予断を許さない現下の経済状況を勘案すれば、とても四月からの消費税増税は実施する状況にないとの立場であります。 我々は、増税の前にやるべきことがある、すなわち、増税の前にはデフレとの戦い、社会保険の徴収、給付の不公平との戦い、政治家、公務員自ら身を切る戦いをやらなければならないと訴え続けていますが、安倍政権の取組はいずれも不十分なものであります。 加えて、米国の量的緩和の縮……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 平成二十四年度決算審議に当たり、みんなの党を代表して、基金や独立行政法人の剰余金及び平成二十四年度に成立した重要法案のフォローアップを行う観点から質問をさせていただきます。 まず、基金及び独立行政法人等の剰余金についてお伺いします。 会計検査院による検査報告によれば、平成二十五年度三月末時点での基金保有額は二・六兆円にも上り、多額の使用見込みのない額を保有したままとなっている実態が指摘されています。平成二十六年度予算の審査過程において、みんなの党が独自に独立行政法人の資金繰りについて調査したところ、四兆円近い資金が運用に回されている中、一方で一般……
○中西健治君 中西健治です。よろしくお願いします。 まずは条約に即した質問をしていきたいと思います。万国郵便条約、郵便送金業務約定に関連して、一つの事案についてお伺いしたいと思います。 今年の六月に日本郵便は、欧州方面への郵便物を積載した商船三井のコンテナ船が浸水して自力航行ができなくなった海難事故によって、外国あての郵便物が海に流されてしまったり、水にぬれたりする被害が発生した、そして書留や小包に関しては被害状況を確認して顧客への補償を行うと報じられておりました。 まず、被害状況及び補償の状況について事実関係の確認を行いたいと思います。日本郵政の方に今日は参考人として来ていただいていま……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 この自衛隊法改正案に関しましては、我々、前向きの方向ではありますけれども、事実関係などのために何点か伺っていきたいと思います。 今回の法改正は、これまでも出ておりますとおり、アルジェリアにおけるテロ事件を受けて、テロ事件を契機として、そして教訓として法改正を行うということですが、この法改正がアルジェリアの事件と直接的にどのように関係しているのだろうかという問題意識を持ちながらお聞きしていきたいと思います。 先ほどの大野委員の質問でも似たようなことがありましたけれども、今般の法改正が実施されていたら、アルジェリア事件の際には何らかの対応の違いがあっ……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 まず、五つの投資協定全てに共通する条項についてお伺いしたいと思います。先ほども少し話が出ましたけれども、ISD条項、これとTPP、こうした関連についてお伺いしていきたいと思います。 このISD条項は、今回の五協定全てに入っておりますし、これまでの日本が結んだ投資協定そして経済連携協定、フィリピンを除いて全てに入っているということでありますけれども、現在TPPにおいて議論されているISD条項、これは詳細については言及はできないと理解した上で大枠のみについてお伺いしたいと思います。 TPPにおけるISD条項にかかわる議論については、本協定案及びこれま……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 今日は、お忙しい中、こちらまで足をお運びいただき、そして貴重な御意見をいただきまして、本当にありがとうございます。我々としても、今回、是非これを批准していきたい、承認していきたいというふうに思っております。 それでは、座って質問の方をさせていただきますが、それぞれ一問ずつぐらい質問させていただければと思いますが、時間の関係もありますので、どこまで行けるかということでやってみたいと思います。 まず、藤井参考人にお聞かせいただきたいと思います。 国連での制定過程などもよく御存じということだと思いますが、今回のこの条約のほかに選択議定書というものがあ……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。よろしくお願いいたします。 まずは、障害者権利条約についてお尋ねしたいと思います。我々は賛成の立場でありますが、今後のことについて何点かお聞きしたいと思います。 先週の参考人の方々の質疑でも取り上げさせていただきましたけれども、この障害者権利条約が二〇〇六年に国連総会で採択された際に、併せて個人通報制度及び調査制度を定めた選択議定書が採択されましたけれども、本条約締約国の百三十七か国のうち半数以上の七十八か国がこの議定書に締約をしている中、日本はこの議定書には未署名という対応を取っております。 岸田外務大臣はさきの衆議院の外務委員会で、我が国の司法……
○中西健治君 調査団の皆さん、お疲れさまでございます。 私の方から手短に政府にお伺いしたいと思います。 第四班のフィリピンの調査団の方々も、フィリピン側のニーズの把握に努めていたことが良かったということをおっしゃっておられましたけれども、被援助国のニーズを的確につかむ、しっかりとマッチングするということが大変重要だということだと思いますけれども、国の発展段階によっては、まあ初めのうちは何でも必要だというような状況かもしれませんが、勝負どころになったときには特にこれが必要なんだと、こんなようなことがあり得るんじゃないかと思いますけれども、国別援助方針を策定するに当たってそうしたニーズのマッチ……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。
まず、NSCについてお聞きしていきたいというふうに思います。十二月に設立されて、それから三か月ということでありますので、まず、国家安全保障会議についてお聞きしたいと思います。
これまで、四大臣会合というのはどれぐらい開かれていてどんな案件で開かれていたのかということについて、これは内閣官房の方に通告しておりますけれども、お聞きしたいと思います。
【次の発言】 今、テーマの方はざくっとおっしゃられましたけれども、毎回しっかりテーマが決められて話されているのか。私の理解では、一番初めは南スーダンの弾薬提供だったと思いますし、最近では、直近では武器輸出三……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 先週の木曜日に引き続き、まず北朝鮮問題について質問させていただきたいと思います。 先週の木曜日、十三日の委員会で北朝鮮問題についても質問をさせていただきました。十日から十四日まで横田さん御夫妻がモンゴルにおいて孫娘さんとお会いになられたということが外務省の方からも後に発表をされておりますけれども、この拉致問題についてスケジュール感ということを私が木曜日にお聞きしたところ、岸田外務大臣の方からは、御家族の高齢化を考えますときに、これはもう一日も早く現政権下で全面解決に向けて全力を尽くさなければならない喫緊の課題だと、こういうふうに御答弁をいただきまし……
○中西健治君 みんなの党の中西健治でございます。 外務大臣、外遊大変お疲れさまでございます。 まず、外務大臣にお伺いしていきたいと思います。ウクライナ情勢に絡んで、ロシア及びアメリカについてお聞きしていきたいと思います。 まず、ロシアでございますけれども、先月の二月の二十五日に政府はエネルギー基本計画案というものを発表しております。その中で、ロシアの豊富な資源ポテンシャル、地理的な近接性、我が国の供給源多角化等の点を考慮すれば、ロシアの石油・ガス資源を有効に活用することは我が国エネルギー安定供給確保にとって大きな意義を持ち得るだけに、総合的、戦略的視点からロシアとの関係を検討していくこと……
○中西健治君 みんなの党の中西健治でございます。 石川先生がおっしゃられたとおり、質問通告、私も早めにすることを心掛けております。今後もそうしていきたいというふうに考えております。 まず、在外公館法について外務省にお聞きしていきたいと思います。 全体の在勤手当予算額については、為替の影響分ですとか物価の影響分、これについて資料の方を全員に配られているということだと思いますが、その中で、基本手当の部分、在勤基本手当は対前年度比で十五・三億円の増額となっていますけれども、このうち為替変動と物価変動による影響額の内訳を教えていただきたいと思います。
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 まず、国連人権理事会における北朝鮮に対する非難決議についてお伺いしたいと思います。 三月二十八日、先週の金曜日ですが、国連の人権理事会は、日本人拉致を含む北朝鮮による国家ぐるみの人権侵害行為は人道に対する罪であると非難する決議を賛成多数で採択し、犯罪に関与した人物の責任を追及するよう、国連安保理に対し適切な国際刑事司法機関への付託の検討を勧告しました。 これ自体、先般の調査報告書といい、この決議というのは大きな前進である、我が国にとって大きな前進であるというふうに評価したいと思いますけれども、残念なのは、この採決におきまして理事国四十七か国のうち……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 まず、租税条約についてお伺いしたいと思います。 イギリスとの租税条約改正議定書、これまでも今日何回か出ていますけれども、二〇一〇年にOECDで採択されたAOアプローチ、恒久的施設の事業所得の認定の明確化というのが盛り込まれた日本が結ぶ初めての租税条約だということであります。 これが初めての租税条約ということで、結構なことだというふうに思うわけでありますけれども、一方で、日本国内では、この間の税制改正、三月に通りました国税の税制改正によって、このAOアプローチを反映した帰属主義、総合主義から帰属主義への変更というものも行われております。条約は一本だ……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。今日は本当にどうもありがとうございます。では、座って質問の方をさせていただきます。 まず、香田参考人と白石参考人にお伺いしたいと思います。何についてかというと、この国家安全保障戦略大綱、あと中期防の対象期間及び更新の頻度といいますか、そうしたことについてお伺いしたいと思います。 柳澤参考人の方からは、対象期間、NSS、十年では短過ぎるのではないかという御意見がありました。それから、神保参考人の方からは、対象期間についてではありませんけれども、賞味期限が五年ぐらいと、こんなようなお話もありました。 今、新しく作られたNSSは十年ということになっていま……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。
大綱、そして国家安全保障戦略についての質問をする前に、まず一点、最近報道されております北朝鮮のミサイルに対する破壊命令について、防衛大臣にお伺いしたいと思います。
防衛省はこの命令の発動を公表しないという方針のようでありますが、にもかかわらず各紙で報道がされている。どういうことなのかよく分からないということなんじゃないかと思いますが、防衛省の情報管理はどのようになっているんでしょうか。
【次の発言】 情報管理に万全を尽くしているというふうには到底この事例は思えないということなんですが、マスコミがどうしてこうした報道をしているんでしょうか。誤報という……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 今日は、大切な、非常に私どもとしては問題が多いかなというふうに思っている原子力協定二協定の審議ということでございます。まず、トルコの協定について一つお伺いしたいと思います。 トルコは言うまでもなく親日的な国として知られているわけでありますけれども、今回、原発が建設されようとしている予定地でありますシノップ、シノップの市長は、原発建設反対を掲げて市長に当選をして、以来、原発建設に反対をずっとしているという状況であります。また、トルコの国民からは、日本の国会議員に対して英文の条約反対の要請書が届けられている、皆さんも受け取っているんじゃないかと思います……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。
UAE、トルコとの原子力協定を考えるに当たって、二〇一一年十二月に国会で承認しましたヨルダンとの原子力協定についてお伺いしたいと思います。
当時のヨルダンの状況と現在の状況を比較した場合、政府としてヨルダンを取り巻く状況をどのように認識しているか、外務大臣にお聞きしたいと思います。
【次の発言】 外務大臣は六十万人というふうにおっしゃいましたけれども、ヨルダン王国の方も日本にいらっしゃって、公式の数字以上にもっと難民の数は多いんだということをおっしゃっていたかと思います。元々の人口の何割かということにならんとしているということで、社会不安にもつなが……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 武器貿易条約及びグアム移転協定についてお聞きする前に、まず、ちょっと韓国のフェリー沈没事故についてお伺いしたいと思います。大変痛ましい事故で、隣国として何とか力になれないかというふうにお思いの方は大変多いんじゃないかと思います。そこで、この事故の救援に関する現時点での事実関係について確認をしておきたいと思います。 我が国政府は今回の事故に関し、国交大臣は、海上保安庁としては、韓国側に対しまして、直ちに、特殊救難隊や潜水士というかなり優れた技術を持った部隊がありますから、協力を申し入れ、また現場の第七管区からもカウンターパートに直接協力の申出をしてい……
○中西健治君 みんなの党の中西健治でございます。 まず、今日は、集団的自衛権に関して質問をさせていただきたいと思います。 先ほどの質疑で、明後日に安保法制懇の報告書が出てくると、その後、NSC四大臣会合が開催されて、安倍総理の記者会見と、ここで基本的な方向性というのが示されるということでありましたけれども、あの四大臣会合に参加される両大臣はそこでまた意見をお述べになられたりということになるかと思いますので、この集団的自衛権の議論を進めるに当たって、今行うに当たっての問題認識についてお伺いしたいと思うんです。 現在の政府の憲法解釈、すなわち、集団的自衛権は有しているけれども行使できないとい……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。午後の質疑もよろしくお願いいたします。 本日議題となっております両協定につきましては、午前中の質疑で私の疑問と思っているところもクリアになっておりますので、今回の質疑では外交に関わる諸懸案事項について、特に今日しか聞けない、これから起こることについてもちょっと聞いていきたいというふうに思っております。 これから起こること、もう間もなく安保法制懇から政府に報告書が提出されるということだろうというふうに思っておりますが、これは内閣官房にお伺いしますけれども、政府、与党との協議の方向性、協議のための基本的方向性を示すというようなことですけれども、野党に対し……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 同僚議員からの質問と一部かぶるところもあるかもしれませんけれども、質問通告どおり質問の方をさせていただこうというふうに考えております。 私は、先週、議運の承認を得てワシントンDCに行ってまいりました。そして、国務省、国防省、政府関係者及び議会関係者と会談、面談を多数させていただいたわけでありますけれども。集団的自衛権についての議論、これを紹介したり、それについて話をするということも多々行いましたけれども、そのほかに米国側で一番日本に対して懸念というようなものを持っているとすれば、この集団的自衛権については懸念を持っているというわけではないんですが、……
○中西健治君 みんなの党の中西健治でございます。 みんなの党は、総理も御承知かもしれませんけれども、厳しい安全保障環境の下、集団的自衛権の行使については容認の方向で党内の議論を今取りまとめようとしているところであります。そうした立場から幾つか質問をさせていただきます。 私は、先週、議員交流ということで、議運の許可を得まして、御党の議員、自民党の議員と言わば超党派でワシントンに出張して、政府要人、議会関係者と面談をさせていただきました。 ワシントンでは、四月にオバマ大統領が訪日して、その際に集団的自衛権をめぐる議論についてウエルカム・アンド・サポートという言葉を使って明言したということもあ……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 いつものことではありますが、質問の順番が六番目となってまいりますと、これまでの同僚の質問でかなり重複をしてきてしまうということがございます。質問通告をしてある中で完全に重複してしまったものについては落として、そして、完全ではないようなものについては少し観点を変えて工夫をしながら質問をさせていただきたいというふうに思っております。 まず、核物質防護条約についてでありますけれども、今般の条約改正において、日本が共同提案を始めとして行ってきた関係方面の御努力にまず敬意を表したいというふうに考えております。 みんなの党も本条約改正には積極的な立場でありま……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 前回の質問のときも質問順位が後の方だと質問内容が重複するなということを申し上げましたけれども、できる限り私の方は、今日もこの防衛省設置法の改正、五つの柱について、多少ちょっとかぶるところありますけれども、違う観点から聞いていきたいというふうに思っています。 一つ目です。これもかぶりということで、シビリアンコントロールについてお伺いしようということでありますけれども、今回の内部部局における自衛官ポストの定員化、UCの混合というのは結構なことだというふうに私は思っておりますけれども、このシビリアンコントロール、文民統制についての基本的な考え方、大臣にお……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 本日は、集団的自衛権及び集団安全保障に関連して、自衛隊の指揮統制権及び自衛隊の主たる任務、従たる任務につき質問をしていきたいと考えております。 まず、指揮統制権についてでありますけれども、先週の衆議院の安全保障委員会において小野寺防衛大臣は、集団的自衛権行使の際における戦時作戦統制権について、みんなの党の三谷議員の質問に対して、我が国に対する武力攻撃で日米両国が共同対処する場合、我が国はそれぞれの指揮系統で行動する、米軍の指揮下に入る想定はしていない、集団的自衛権の場合も同様と、このように御答弁をされております。 まず、防衛省の方に事実確認からし……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。
まず、投資協定から質問をさせていただきたいと思います。
サウジアラビアとの投資協定、先ほども質問が出ていましたのでかぶらないところを質問したいと思うんですが、アンブレラ条項、国家が投資家になした約束の遵守義務を定めたアンブレラ条項が今回入らなかった。それはサウジアラビアの国内事情があってという御説明があったわけでありますけれども、我が国が締結した投資協定においてこのアンブレラ条項が入らなかった例、これを教えていただきたいと思います。
【次の発言】 ということは、いろいろ努力しましたけれども、これまでもほぼ半数の投資協定においてこのアンブレラ条項とい……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 前回に引き続き、集団的自衛権をめぐる議論について質問させていただきたいと思います。特に、今日は閣議決定案についてお聞きしたいというふうに思っています。 これまで政府は、国会における我々の質問に対して、一貫して、集団的自衛権については与党協議の結果を踏まえて政府として検討を進めていくこととしているという姿勢に終始していたわけであります。そして、この与党協議においては座長私案、こうしたものが出て、いろんなものが出て協議が行われていたというふうに理解しておりますが、それはそれで与党の協議だから問題ないというふうに思っておりましたけれども、先日、十七日の与……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 今週は集団的自衛権の議論について政府側で動きがあるというふうにお伺いしておりますので、決算に即した質問の前に、通告した順番を変えて質問の方をさせていただきたいと思います。 まず、集団的自衛権に関する政府方針についてお伺いしたいと思います。 確認ですけれども、安保法制懇から今週報告書が出た後、官房長官は記者会見で、今週、週内に政府方針を出すということをおっしゃられております。この政府方針の策定に、外務大臣、防衛大臣は当然参画されるということでよろしいでしょうか。簡単なというか、短い答えで結構です、是非確認したいと思います。
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 みんなの党は、集団的自衛権行使容認の必要性は認識しておりますけれども、では、実際に必要最小限度とするための歯止めをどのように掛けていくのか。また、閣議決定前の国会では、私も何度も質問に立ちましたけれども、政府の見解を幾らただしても、五月十五日の安保法制懇の報告書が出るまでは現在安保法制懇で議論中という答えですとか、その後は現在与党間で協議中という答えばかりで、政府自身の見解が国会でほとんど示されないままに閣議決定に至ったことこそが、今なお多くの国民に集団的自衛権、集団安全保障が理解されていない大きな要因なのではないかというふうに考えており、閣議決定、……
○中西健治君 みんなの党を代表し、政府提出の平成二十五年度補正予算三案に反対の立場から討論を行います。 みんなの党は、そもそもデフレからの脱却もできていない、また賃金上昇局面にも至っていない現下の経済状況を勘案すれば、とても四月からの消費税増税は実施する状況にないとの立場であります。 足下の世界マーケットの状況を見れば、前回消費税を三%から五%に引き上げた一九九七年当時の増税とアジア通貨危機のダブルショックによる経済への大打撃を思い起こさずにはいられません。 我々は、増税の前にやるべきことがある、すなわち、増税の前にはデフレとの戦い、不公平との戦い、政治家、公務員自ら身を切る戦いをやらな……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。
午前中の質疑はお天気予報まであと数分という非常に限られた時間でございますので、本質的な議論に入る前に安倍総理に一問だけお伺いしたいと思います。
みんなの党は、小さくて効率的な政府ということを進めていきたいということをうたっておりますけれども、小さくて効率的な政府、地域主権型道州制にも通じる考え方だというふうに考えておりますが、こうした考え方について安倍総理はどのようにお考えになるか、一問お聞きしたいと思います。
【次の発言】 みんなの党の中西健治です。
午前中に引き続きまして、午後の質疑をさせていただきます。
午前中は一問だけ安倍総理に御答弁い……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 冒頭、前回の予算委員会基本的質疑におきまして、日本郵政の前社長が顧問に就任していることを指摘したところ、政府としては迅速な対応を取っていただいたことは、行政の効率化及び郵政上場に向けた政府の厳しい姿勢を示すものとして大いに評価させていただきたいと考えております。 さて、今回は、前回の予算委員会では、我々、増税の前にやるべきことがあるとして、まずはデフレからの脱却を確実にするための経済成長戦略、我々はナベノミクス新三本の矢といって紹介をさせていただきました。そして、国家公務員や国会議員の給与、歳費の削減措置の終了は行うべきではないとの立場で身を切る改……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。
財金に出戻りで戻ってまいりました。麻生大臣と議論させていただくのを心待ちにしておりました。今日はよろしくお願いいたします。
まず、消費税増税についてお伺いしたいと思います。
税法の附則十八条では、消費税の引上げに当たっては、経済状況を好転することを条件として実施するためといういわゆる景気条項が入っておりますけれども、経済状況の好転、これ、好転というのは動きを表す言葉ということでありますから、今般の増税の判断に関してはいつの時点と比較して好転と言うのか、まずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 昨年十月の増税の判断の際には、法律の成立がその前の年……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。時間がないので早速質問の方をさせていただきたいと思います。 先ほども話が出ました、二年程度で二%という達成時期についてまずお伺いしたいと思います。 総裁が昨年の四月に就任されたときに、二年程度で二%ということでおっしゃられましたので、我々はもう来年の春頃には消費者物価が二%ぐらい上がるだろうというふうに思っておりました。それを誤解というふうに言われてしまうと、それは、誤解せしめたのは総裁の方じゃないかというふうに私は言いたくなるということであります。 総裁が主張されていることはこれまで変わっていないということでありましたけれども、記者会見などを丹念……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。
早速、法案に即して質問をしていきたいというふうに考えておりますが、まず、法案の前提となります日豪EPAについて、その意義等についてお伺いしたいというふうに思います。
サービスの貿易、物品の貿易に分けられるわけですが、この物品の貿易について、まず日本からオーストラリア市場へのアクセスについてどのように経済効果を試算しているのか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 今、日本から豪州へということについてお伺いしましたが、豪州から日本へも併せてお答えいただいたかなというふうに思いますが。
今の試算というのは、あくまで関税額が輸出品については払うものが……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 まず、大臣に、十月三十一日の日銀政策決定会合が金融市場に大きな影響を与えたというか与えているということでございますので、大臣の受け止めについてお伺いしたいと思いますが、追加金融緩和直後は再増税への環境整備なのではないかというような意見もありましたが、どうやらちょっとそういった方向にもなっていないようなことでありますが、また、市場では日銀の各商品における占有率が高くなるといったことについても懸念が表されるというようなこともあったかと思いますが、大臣のこの日銀政策決定会合の追加緩和についての受け止めについてお伺いしたいと思います。
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 本日は、参考人の皆さん、本当に貴重な御意見、どうもありがとうございます。特に消費者向け、事業者向けの区別について大きな問題を抱えているなということを再認識させていただきました。 今日は、せっかくビジネスに携わっていらっしゃる方々に全てお越しいただいていますので、実際どうなっているのかということについてお伺いしていきたいなというふうに思いますが、まず、消費税が五%から八%に上がった影響、これをまず高井参考人の方にお伺いできればなと思うんですが、肌で感じるものとして、やはり内外の価格が消費税分差が付いていることでビジネスはまたやりにくくなったなという感……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 統一地方選挙の期日に関する法案の審議でありますので、統一地方選挙についてお聞きしたいと思いますが、今、難波委員の最後の質問にありました被災三県からの選挙期日の統一に関する要望について、少し掘り下げて質問の方をまずさせていただきたいというふうに考えております。 平成二十三年四月の統一地方選挙として予定されていたものなど、五十七の被災自治体の選挙が分散されて行われた結果、コストも掛かりましたし、投票率も下がったというようなことがあったと思います。そして、この再統一を進めていくということは、そういう意味からも大変意義があるというふうに思いますけれども、ま……
○中西健治君 中西健治です。 この委員会では何度か質問に立たせていただくことになるかと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 まず初めに、参議院での審議の最初の週ということでありますので、まず安保法制の理解についてちょっと総理の御認識をお伺いしたいと思うんですが、総理は、衆議院で議論が始まった当初、分かりやすく説明を繰り返していきたいと思いますと、こう抱負を述べられていました。しかし、衆議院の特別委員会の最終日においても、残念ながら国民の理解は進んでいないと自ら認められております。 総理の認識として、現時点で国民の何割くらいが理解を示している、賛同しているというふうに考えていらっしゃ……
○中西健治君 無所属クラブの中西健治です。 短い時間ではありますけれども、できれば三点議論をさせていただきたいと考えております。 まず、前回の質問では、ホルムズ海峡封鎖による原油、天然ガスの供給不足が国民の生命、自由、幸福を追求する権利を根底から覆すような事態に本当になり得るのか、つまり新三要件の第一要件に当たるのかどうかという議論をさせていただきましたが、もう一つ、前回時間切れになってしまったこと、それは、天然ガスの調達先が数多くあることで、新三要件の第二要件、他に適当な手段がないこと、これが満たされないのではないかという点を確認したいと思います。 前回の質疑でお示ししたとおり、二〇一……
○中西健治君 無所属クラブの中西健治です。 今日は、午前と午後の審議、二回質問に立たせていただきます。どうぞよろしくお願いします。 まず、集団的自衛権の国際法上の概念の整理についてお伺いしたいと思います。 これまでの委員会の質疑におきましても、これは衆議院でも参議院でもということでありますが、集団的自衛権について、憲法との関わり合いについては大変議論されているということだと思いますが、国際法における集団的自衛権の概念については議論がそんなにはされていないというふうに私は認識しております。そして、その議論においても理解が一致しているというふうに思えないということであります。 例えば、個別……
○中西健治君 無所属の中西健治です。 政府のこの委員会での答弁ぶりについて認識をお伺いしたいと思うんですが、初めに一点、評価したいと考えている点について申し述べさせていただきます。 パネルを是非お願いします。(資料提示) 八月四日の質問の際にお願いをいたしました徴兵制と軍隊、自衛隊の関係についての政府統一見解、これを八月十八日に出していただきましたけれども、これは内容を評価したいというふうに考えております。 質問で私が挙げた論点というのは、これまでの政府答弁におきましては、徴兵制度は軍隊を前提としているのに対して、自衛隊は軍隊とは異なるものであるというものであったので、そうすると、自衛……
○中西健治君 無所属クラブの中西健治です。 まず、邦人輸送中の米輸送艦の防護について伺いたいと思います。 これまで何回か朝鮮半島有事の際のエバキュエーションについて質問をしてまいりました。私の問題意識というのは、朝鮮有事の際に退避する国民の命を守るにはどうすればよいのかということにあります。たまたま乗った船によって邦人保護に差が生じるのは不条理なのではないかなというふうに思っております。 例として私が出しましたのは、ベトナムの船、第三国の船に邦人が乗った場合には新三要件に該当する蓋然性も低いと。片や、アメリカの艦船に邦人が乗った場合には守られる可能性というのがそれなりにあると。これはたま……
○中西健治君 無所属の中西健治です。 今日は、政府が憲法解釈を変更する根拠として主張をする昭和四十七年政府見解作成当時の事実認識についてお尋ねしたいと思います。 政府は、昭和四十七年十月十四日に二つの政府見解を出しました。今、資料をお配りさせていただいていると思いますが、一つは、今般政府が当てはめ部分を変更したと主張して非常に有名になった政府の見解、「集団的自衛権と憲法との関係」、これは内閣法制局クレジットで出されているもの、これが資料一です。これはもう皆さん何度も何度も御覧になったものだと思います。もう一つが資料の二枚目ということでありますが、同じ日の参議院の決算委員会に提出された政府資……
○中西健治君 無所属の中西健治です。 まず、大雨の被害を受けられた方々にお悔やみとお見舞いを申し上げます。 質問に入らせていただきます。 総理は、昨年七月一日の閣議決定後の記者会見において、日本人親子が乗船した米輸送船のパネルを示しながらこうおっしゃいました。「日本人の命を守るため、自衛隊が米国の船を守る。それをできるようにするのが今回の閣議決定です。」、こうおっしゃられました。そのため、多くの国民が、この日本人親子の存在は存立危機事態の認定に不可欠な要素であると信じたんだと思います。ところが、中谷大臣は同じ事例で、存立危機事態の認定に当たって不可欠ではない、こういうふうに答弁をされまし……
○中西健治君 今国会から無所属になりました中西健治でございます。 国会開会以来、先週と今週、政府に対して、内閣に対しては五通質問主意書を出させていただきましたが、是非、今日は総理を始めとして閣僚の方々に対してじかにお聞きしたいこと、幾つかお伺いしていきたいというふうに考えております。 まず、総理にお伺いしたいと思います。 平成二十五年度補正予算、経済対策の評価についてお伺いしたいと思いますけれども、二十五年度補正予算は、昨年四月の消費増税に伴う景気の落ち込みを軽減することを大きな目的として五・五兆円もの大盤振る舞いがされたということだと思います。ところが、消費増税後、景気の落ち込みは二四……
○中西健治君 無所属クラブの中西健治です。お疲れさまでございます。 まず、外務大臣にアジアインフラ投資銀行についてお伺いしたいと思います。 中国からの回答についてなんですが、日本は、我が国は、公正なガバナンスが確立できるのか、債務の持続性を無視した貸付けにより他の債権者を害さないか、環境、社会に対する影響への配慮が確保されているかという点について問題提起を行ったものの、中国側からは明確な回答は得られなかったとして、三月末の設立メンバー、申請期限は見送ったというふうに理解しておりますけど、明確な回答が得られなかったということは、何らかの回答は得られたということでしょうか。
○中西健治君 中西健治です。よろしくお願いします。
本日も二%の物価安定目標の達成時期についていろんな議論が行われておりますけれども、政府が最近どうも日銀に対して焦らなくていいんじゃないかというようなことを言っているような印象があります。例えば、月例経済報告でできるだけ早期にという文言がなくなってしまったりですとか、経済財政担当大臣がもっとアローアンスを取っていいんではないかと、こんな発言をされていますけれども、日銀総裁はこうした政府のスタンスについてどうお考えでしょうか。
【次の発言】 共同声明が生きていないというふうには思いませんけれども、今の原油安を前にして実際にCPIが下がっていると……
○中西健治君 中西健治です。 所信に対する質疑ですので、できれば財政政策及び金融政策双方についてお伺いしていきたいというふうに思っております。 まず、財政についてでありますけれども、二〇二〇年度のプライマリーバランスの見通しについてということをまずお聞きしたいと思うんですが、現在、二〇二〇年度のプライマリーバランスの数字について、赤字額については、政府からは二通りの数値が示されている。二通りというのは、二つの箇所から示されているというふうに私は認識しております。 一つは、内閣府が作成しています内閣府の計量モデルに基づく中長期の経済財政に関する試算ということであります。これによりますと、経……
○中西健治君 中西健治です。 長時間の審議、皆様お疲れさまでございます。あと残すところ二人ということでございますので、どうかよろしくお願いいたします。 税制の質問に入る前に、前回の所信に対する質疑の積み残しなどを二、三質問させていただきたいというふうに思います。 まず、デフレ脱却に関連して質問させていただきたいんですが、先週金曜日に公表されました日銀政策決定会合の議事要旨によりますと、財務省からの出席者も、二月十八日の決定会合で二%の物価安定目標について、従来のできるだけ早期にという文言から、経済・物価情勢を踏まえつつという文言に発言内容を変更したということであります。 政府代表者の発……
○中西健治君 中西健治です。 今日、私もジュニアNISAについて取り上げたいと思います。大門委員とは、同じ問題について違う角度からよくこれは駄目だということを言うことが多いわけでありますが、今日は角度はどちらかというと同じような方向性から質問の方をさせていただきたいというふうに思います。 NISAそのものについては、これまでも大臣にも何度かこれは制度を拡充するべきであるということを申し上げてまいりました。そして、投資の可能年齢も今二十歳ということになっています。これも、二十歳ということになっていましたけれども、二十歳に限る必要はないんじゃないかと、十八歳でも構わないんじゃないかと、投資可能……
○中西健治君 中西健治です。 予算の委嘱審査ということでありますので、予算の中に使われている数字の精査を少しやらせていただきたいというふうに思っております。 三月二十七日の予算委員会では、国債の想定金利の算出根拠についてお伺いしました。この三年間、算出根拠は説明を聞いてみるとばらばらなんですけれども、答えはなぜか一・八%というものでそろっているのはいかにということをお伺いさせていただきましたけれども、同じようなもので為替レート、これについてお伺いしたいというふうに思います。 資料を二枚御用意をさせていただきました。資料のまず二の方を御覧いただきたいんですが、支出官レートの計算期間という資……
○中西健治君 無所属クラブの中西健治です。よろしくお願いします。 物価安定目標の達成時期と出口戦略についてまずお伺いしたいと思いますが、四月十九日日曜日のミネソタでの総裁の講演、こちらで二%の目標達成時期に関して、英語での講演だったからかもしれませんが、かなりはっきりと二〇一五年度又は二〇一六年度の始めということまでおっしゃられております。当委員会においては、二〇一六年度のいつなんですかということをこれまでお聞きしたところ、いや、時期は特定できません、はみ出すことは二〇一五年度からあるかもしれませんと、こうお答えになっていたのが、アーリー・フィスカル・イヤー・ツー・サウザンド・シックスティー……
○中西健治君 無所属クラブの中西健治です。 早速、政投銀法改正案について質問していきたいと思いますけれども、今回の改正案によりますと、民間金融機関が危機対応業務を担えるまでの当分の間、政投銀に危機対応業務を義務付けて、その間は政府に対して三分の一以上の株の保有を義務付けるということになっていますが、これに即して私が考える問題意識二つということをまず申し上げたいと思います。 一つ目が、先ほどから話が出ていますけれども、危機対応業務、民間に担ってもらうために、参加してもらうためにはどうすればいいのかというのが一つ目の大きな問題意識。そして、二つ目、三分の一超政府が株を保有するということを義務付……
○中西健治君 無所属クラブの中西健治です。 私もお酒の問題を取り上げたいと思います。自民党の先生や大門先生には恐縮ですけれども、別の方向からというか逆の方向から、まあ逆とは言いませんけれども、別の方向から質問をするということになります。 町の酒屋さんについて大門委員がおっしゃられたこと、麻生大臣がおっしゃられたこと、本当に正しいというふうに思います。私も幾つも、しょっちゅう行っている町の酒屋さんというのがありまして、そこに行くのは、やはり個性的だから行くということであります。ここの日本酒はおいしいよ、大門酒造の日本酒はおいしいよということを教えてもらったり、やはり今はいろんなところにネット……
○中西健治君 無所属クラブの中西健治です。 今日は最終質問者でございますので、いましばらく、皆さん、お付き合いいただきたいと思います。 コーポレートガバナンス・コードについてお伺いしたいと思います。 先週、東証が水曜日にコーポレートガバナンス・コードを最終的に公表したということであります。これに先立ちまして、東証はパブリックコメントを募集しまして、コーポレートガバナンス・コードの公表と併せまして、パブリックコメントの結果についてというものをPDFファイルで公表しております。それが皆さんのお手元の資料一と資料二ということになるわけでありますが、これ御覧いただきますと、この発表された文書、こ……
○中西健治君 無所属クラブの中西健治です。 まず、財政健全化計画についてお伺いしたいと思います。 経済財政諮問会議ですとか自民党内でいろんな話がされているという最中だと思いますけれども、二〇二〇年度経済再生ケースの想定する経済成長を達成してもなお残る九・四兆円について、もうちょっと成長させてそこを縮めるんだとか、あと歳出削減だとか、そんなような話がいろいろ出ているということだろうというふうに思いますが。 その中で、ちょっと毛色が違うかな、異彩を放っているかなと私が思ったのが、麻生財務大臣が先週の経済財政諮問会議、火曜日だったと思いますが、そちらで提出された資料やペーパー、これ、私、今日持……
○中西健治君 無所属クラブの中西健治です。 今回の法改正ですけれども、大臣がおっしゃっていた成長資金の供給と投資者保護のバランスを取るという意味で、出資者の範囲の限定等がなされているというのは評価し得るというふうに私は思っておりますが、一点、これはもう一歩踏み込んだらどうかな、どうだったのかなということについてお伺いしたいんですが、それは、相手方の同意を得ずになされるいわゆる不招請勧誘と言われるものであります。今回のこのプロ向けファンドについても、不招請勧誘の規制というのが施されておりません。 これまでの被害の例を見ますと、投資経験のない地方在住の高齢者を中心に数百人が被害を受けたですとか……
○中西健治君 中西健治です。今日は大変参考になる御意見をありがとうございました。 伊藤先生、河合先生に一問ずつお伺いしたいと思います。 まず、伊藤先生にお伺いしたいと思いますけれども、開発銀行か投資銀行かというこの視点、これ大変興味深く聞かせていただきました。そして、投資銀行ということであれば、今のAIIBが取ろうとしている道というのは非常に腑に落ちる、よく腑に落ちるということで、確かにそうだなというふうに思いましたが、そうであれば結論は二通りあるんじゃないかなというふうに思います。 先生は、今はAIIBは投資銀行寄りになっているから、開発銀行となるべく働きかけをしていくべきだという結論……
○中西健治君 無所属クラブの中西健治です。 私も、先週の衆議院の財務金融委員会での実質実効為替レートに関する黒田総裁の発言についてお聞きしていきたいと思います。 答弁そのものというよりも、報道のされ方によってあれだけ為替相場が動いてしまったという思いが黒田総裁には強いのではないかなというふうに思いますけれども、ただ、議事録を確認していく中で、やはりここはちょっと真意を聞いておかなきゃいけないなというところがございますので、そこを中心にお聞きしたいと思います。 総裁は、理論的にいうと、実質実効為替レートがここまで来ているということは、ここから更に円安に行くことはありそうにないと、こう発言を……
○中西健治君 無所属クラブの中西健治です。 私も東芝の不正経理問題をまず取り上げたいと思います。西田先生、尾立先生の方でも取り上げましたので、なるべく重ならない範囲で質問をまずしていきたいと思います。 第三者委員会の報告書、三百ページにわたるという報告書でありますけれども、その中に、先ほど尾立先生からありましたけれども、言葉としては不適切な会計処理という言葉は使われていますけれども、粉飾決算ですとか不適正という言葉が使われていない。言わば、ちょっと間違ったかな、違法性はないんだよと、こういうようなレポートになっているということなんじゃないかと思います。そして、このチャレンジを指示したとされ……
○中西健治君 無所属の中西健治です。 まず、東芝の不正経理問題について取り上げたいと思います。 これまで数々の粉飾決算というのはありましたけれども、その多くが業績不振で倒産の危機に瀕した会社がやむにやまれず粉飾に手を染めた、従業員を路頭に迷わすわけにはいかない、こうしたものが多かったのではないかと思います。そうしたものについては、いや、不正はいけないと思いますけれども、日本の組織人の在り方としては若干同情したい、こんな部分もあるんじゃないかと思いますが、今回の東芝のケースは、第三者委員会も言っているように、歴代トップ同士の個人的なあつれきと自己保身が主因とされていまして、情状酌量の余地がな……
○中西健治君 中西健治です。 今日は、四人の参考人の方々、本当にどうもありがとうございました。私が最後でございますので、もうしばらくお付き合いいただきたいというふうに思います。 まず、神奈川県のお取組についてお伺いしたいと思います。 牧山委員長も私も神奈川県選出でございますので、まず神奈川からお聞きしたいと思いますが、この神奈川のお取組、先進的な取組であるとかねてから思っているところでありますけれども、そこで一つ二つお伺いしたいんですが、参議院選挙について模擬投票というのを行っているかと思います。これはもう三年ごとに起こるということで、時期もはっきりしているからということだろうということ……
○中西健治君 無所属クラブの中西健治です。 法案提出者の皆さんの御苦労に感謝いたします。法案の内容には賛同しておりますので、関連して、投票率を高めるためにはどうしていけばいいのか、そうした環境整備などについて政府に質問をしていきたいというふうに考えております。 まず、不在者投票制度について質問をしたいと思います。 先週の参考人質疑で、松山大学、これは期日前投票所をキャンパスに日本で初めて設けたというところでありますけど、その松山大学の学生にアンケート調査をしたところ、棄権した人の七割の人が理由に松山市に住民票がないからということを挙げていたと。七割ということで、この委員会でもかなり皆さん……
○中西健治君 無所属の中西健治です。 今国会では質問主意書を多数提出させていただいております。そうしたやり取りを踏まえて今日は質問させていただきたいと思います。 まず、デフレからの脱却についての総理の認識を伺いたいと思います。 昨年の消費増税による強制的な物価の引上げ、そして対ドルでの急激な円安を受けて一部資材物価の値上がりが起こっていますので、インフレ、物価上昇をより心配する声というのが強いわけでありますけれども、現時点での現実というものを直視しますと、依然として需給ギャップ、いわゆるデフレギャップが十兆円近く存在する、そしてGDPを見てもやはり消費がなかなか伸びてきていないということ……
○中西健治君 無所属クラブの中西健治です。
金曜日の午後四時も回りました。皆さん、お疲れさまでございます。麻生財務大臣とは今週三回目の議論をさせていただくということでございますが、どうぞよろしくお願いいたします。
まず、総理にお伺いしたいと思います。
今週、シンガポールのリー・クアンユー元首相が亡くなられました。御冥福をお祈りいたします。
都市国家シンガポールを一人当たりのGDPにおきまして日本を上回るほどの経済的発展に導いたリー・クアンユー元首相から今の日本が学ぶべきことは何か、総理の見解をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 総理がおっしゃられたとおり、シンガポール、国際的な競争……
○中西健治君 中西健治です。 今回のマイナス金利政策の導入につきましては、金融政策のゼロ金利制約を大幅に後退させて柔軟性を高めたという点で、私、大いに評価しております。 ただ、一言恨み節を申し上げるとすれば、一月二十九日の政策決定会合に先立つ一月十八日の予算委員会、黒田総裁にお出ましいただいて、私は超過準備への付利引下げのカードを切ったらどうかということを申し上げました。しかし、黒田総裁は、いわゆる付利金利の引下げについては検討しておりませんと、こういうそっけないお答えをいただいたわけであります。決定会合の前だったということもあって何もおっしゃれないという部分もあるんだろうというふうに思い……
○中西健治君 自由民主党会派の中西健治です。こちら側からは初めての質問ということになりますけれども、財政金融の課題について議論するということは変わらないということでありますので、どうぞよろしくお願いいたします。 今、石田理事のお話を聞いていて、私も七年前まで証券会社で働いておりまして、その頃にはもうアルゴリズムというのは入っておりましたけれども、「フラッシュ・ボーイズ」ということになってくると大分隔世の感があるかなというふうに思いました。今、藤巻先生と目が合いましたけれども、藤巻先生のような信念のトレーダーとは大分違うんじゃないかなというふうに思ったということであります。 それでは、質問に……
○中西健治君 中西健治です。自民党会派での質問は二回目ということになりますが、前回は麻生大臣いらっしゃらないときでありましたので、大臣がいらっしゃるときということでは初めてとなりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 まず、法人実効税率の国際比較について聞いていきたいというふうに思います。 昨年閣議決定された日本再興戦略改訂二〇一五では、「平成二十八年度税制改正において、平成二十八年度における税率引下げ幅の更なる上乗せを図り、その後の年度の税制改正を含め、数年で法人実効税率を二〇%台まで引き下げることを目指して、改革を継続する。」と、こういうふうにされておりました。今般の税制改正によっ……
○中西健治君 中西健治です。 今日は銀行法の改正ということでありますけれども、その質問に入る前に二つばかり大きな、大枠な話をさせていただきたいと思います。大臣の所見もお伺いしたいというふうに思います。 骨太の方針二〇一六というものが先週発表になっておりました。これは素案というものが発表になっておりましたけれども、昨年と同様に、経済の好循環、これがうたわれているわけでありますが、昨年、中長期の発展に向けた重点課題というふうにされていたのに対して、今年は、成長と分配の好循環の実現と、分配という文字が明示されているというのが去年と今年の大きな違いではないかというふうに思います。冒頭に、結婚・出産……
○中西健治君 無所属クラブの中西健治です。
本日は、経済問題を中心に質疑をしていきたいと思います。
初めに、現下の経済情勢に関する認識を総理にお伺いしたいと思いますが、年初来、皆さん御存じのとおり、世界市場は大荒れの状況が続いております。総理、年頭の記者会見で、新興国経済、さらには世界経済に不透明感が広がりつつあることを指摘されていました。その後の二週間で日本も含めた世界の景気の不透明感は更に高まったのではないかと思います。総理の御認識をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 昨年末と比べますと、日経平均は一〇%、ニューヨークのダウ・ジョーンズも八%以上下落しております。今日も日経平均下が……
○中西健治君 みんなの党の中西健治です。 本日は本当にどうもありがとうございます。 まず、原田先生、原田教授の方にお伺いしたいと思います。 補正予算が財政規律を弱めている、もうまさにそのとおりではないかと思います。私も先週の予算委員会で、補正はもう原則、なしにすべきであると、補正予算がない年もつくるべきであると、こんなようなことを申し上げたわけでありますが、財政支出の削減の長期目標を作るということにも、まさにそのとおりだというふうに思いますが。 政府が持っている政策目標として、プライマリーバランスの半減ですとか、いわゆるGDP比、こんなのがありますが、そのプライマリーバランスというのは……
○中西健治君 中西健治です。今日はどうもお三方、ありがとうございました。 時間が押しているということなので、お三方に共通して一問だけお聞きしたいというふうに思います。 更なる金融緩和の是非を考えるに当たっては、当然プラスとマイナスどっちが多いのかということで、最近は円安もあるしということでマイナス面を重視する方が増えているんじゃないかな、声が増えているんじゃないかなというふうに思います。 先ほど菅野さんのお話では、マーケットのエコノミストは追加緩和ありだよと言っているという人が多いということですけれども、やはり今いろんな論調を聞いていると、追加緩和はすべきでないという弊害の方を語る方が増……
○中西健治君 中西健治です。 今日は、お三方、どうもありがとうございました。 それぞれ一問ずつ質問させていただきたいと思いますが、若田部参考人にまずお伺いしたいと思います。 先ほど藤巻委員の方から、更なる円安についてということで、湯元参考人そして小峰参考人の御意見というのはお伺いしましたけれども、今百二十円前後のところにいて、円高に行く局面でも百二十円というのはなかなか突破できなかった壁だったんですけれども、だから今百二十円ぐらいで止まっているんだというふうに私は思っているんです、足踏みしているというふうに思っていて。日米の金融政策の方向性の違いを考えれば、当然、今後円安に更に進んでいく……
○中西健治君 三人の先生方、今日はどうも本当にありがとうございました。 皆さんに少しずつお伺いしたいと思うんですが、まず高橋参考人には、消費税の影響を政府は見誤ったと、これはもう議会でも追及すべきだというお話もありましたけれども、往々にしてというか、この近年を見てみますと、政府の経済見通しというのは常に下方修正、下方修正と、要するにいつも上に外しているということだと思います。それはなぜなのかということと。あと、その割に税収は上振れするんです、方向が逆なんですよね。経済は見通しを上に外しておきながら、税収は見通しよりも上、かなり上振れしてしまったりすると。それはなぜなのかということと。あと、税……
○中西健治君 無所属クラブの中西健治です。 今日はお三方、御説明いただきまして本当にありがとうございます。 中山先生とちょっと逆のアプローチで、黒田総裁、お出ましいただきましたので、西村副大臣、菅原副大臣には大変申し訳ないんですが、十分という時間を考えますと、どうしても黒田総裁に聞きたいことが幾つかございますので、それで時間の方は尽きてしまうということになるかと思います。黒田総裁、よろしくお願いします。 まずお聞きしたいのが、四月三十日に展望レポートで物価安定目標の時期に関して重要な変更が行われたということだと思います。これについても御説明いただきましたが、二〇一六年度前半に物価安定目標……
○中西健治君 無所属クラブの中西健治です。 この調査会、大変有意義であったというふうに思います。会長、そして理事の方々、もちろん参考人の方々にこの場を借りてまた御礼を申し上げたいというふうに思います。 多くの参考人の方々の意見を拝聴した上で、幾つか端的に述べさせていただきたいと思いますが。 まず、日本銀行の金融政策についてでありますが、日銀は、物価安定目標の達成時期、まあ後ずれはさせていますけれども、二〇一六年度の前半に達成見込みであるということを言っているわけであります。そして、それに向けて、今年の秋口からは原油価格の下落の影響も剥落してくるということでありますので、秋口からは物価の上……
○中西健治君 無所属クラブの中西健治です。よろしくお願いします。 今回の個人情報保護法、マイナンバー法の審議をしている最中に日本年金機構の個人情報漏えい問題が生じましたので、これはちょっと素通りするわけにはいきませんので、幾つかまずお聞きしたいと思うんですが。 まず、大臣の御認識を伺いたいと思いますが、大臣、これまでの今日の答弁で、事例は違うんだ、人災の要素があるんだと、あちらの特殊性を語っていらっしゃったかなというふうに思いますが、ただ、国民からすると、政府は政府であります、公的機関は公的機関であります。個人情報、マイナンバーの活用に当たって、これまでも漠たる不安ということは言われていま……
○中西健治君 無所属クラブの中西健治です。 今日は、お二人の先生、本当にありがとうございました。大変参考になりました。 まず、柳澤公述人にお伺いしたいというふうに思います。 他国軍支援の国際法上の正当性、特に国連決議のない場合に他国の自衛権行使の正当性をどう判断するのか、大変難しい問題なんじゃないかなというふうに思いました。特に、お話を伺っていて、この他国の自衛権行使、どういう場合があるのかなと考えてみますと、個別的自衛権でする場合もあるでしょう、さらには集団的自衛権で自衛権行使だと言っている場合もあるということだと思いますが、そこに我が国が他国軍支援をするという場合には、我が国は集団的……
○中西健治君 今日は、三人の先生方、本当にありがとうございます。無所属の中西健治です。 三人の先生方に少しずつお伺いしていきたいというふうに思いますけれども、まず大沢教授にお伺いしたいと思います。 所得再分配機能を強化するということで、念頭に置いていらっしゃるのは高額所得者にも応分の負担を求めるということですから、所得税の累進性、今もありましたけれども、累進性を高めるということを念頭に置いていらっしゃるということだろうというふうに思いますが、それによって得られる増収分で先生が想定している若年層への再配分が十分に行われ得るかということです。さらに、高齢者に対する分配も減らさなければ、若者に対……
○中西健治君 今日は三人の先生方、どうもありがとうございます。中西健治です。 まず、河村参考人にお伺いできればと思います。 大胆な金融緩和、私もある意味時間を買う政策であるというふうに思っておりますので、いつまでもやっているということではないだろうというふうに思います。このQQEについて言えば、いろんなチャンネルでの効き方というのはあるんだろうというふうに思いますけれども、その中で一番効いたのは、やはり為替を通じて円安になって企業収益が上がる、その期待からやはり株価も上がったというこのチャンネルだろうというふうに私自身は思っているんですが、できるだけ早期にこのQQEを見直すということになっ……
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