倉林明子 参議院議員
23期国会発言一覧

倉林明子[参]在籍期 : |23期|-24期-25期-26期
倉林明子[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは倉林明子参議院議員の23期(2013/07/21〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院23期)

倉林明子[参]本会議発言(全期間)
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第185回国会(2013/10/15〜2013/12/08)

第185回国会 参議院本会議 第8号(2013/11/20、23期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  私は、日本共産党を代表し、産業競争力強化法案について質問します。  本法案は、本年六月に閣議決定された日本再興戦略を具体化したもので、世界で一番企業が活動しやすい国を目指すとしています。  政府は、更なる規制緩和によって、企業の競争力を強化し、日本経済を再生させるとしていますが、本法案が目的で掲げているように、国民生活の向上及び国民経済の健全な発展に寄与するものとなるでしょうか。  茂木大臣は、衆議院での質疑で、企業の収益性が高まれば、従業員の賃金上昇や雇用の拡大を生み、国民経済の発展につながると答弁されています。政府は、大企業を応援し、大企業がもう……

第185回国会 参議院本会議 第11号(2013/12/04、23期、日本共産党)

○倉林明子君 私は、日本共産党を代表して、産業競争力強化法案に対し、反対討論を行います。  討論に先立ち、与党の乱暴極まりない議会運営に対し、厳しく抗議するものです。基本的人権と表現の自由を侵害する希代の悪法、秘密保護法案に反対し、廃案を求める声は、審議が進むにつれて広がり、強まっております。与党は、何が何でも今国会で成立させると強権的な委員会運営に終始し、本会議の開催時刻まで遅らせるということを行いました。こんな横暴な運営は絶対に許されるものではありません。  産業競争力強化法案は、日本再興戦略を具体化し、世界で一番企業が活躍しやすい国に日本を変えるとして、日本経済の三つのゆがみ、過剰規制、……

第185回国会 参議院本会議 第12号(2013/12/05、23期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  私は、日本共産党を代表して、大久保勉委員長の解任決議案に断固反対の立場で討論を行います。  ただいま議題となりました大久保委員長の解任決議案は、その理由で、委員会開会、法案審議に向けて何ら努力をしなかったとしていますが、全く事実と異なっており、到底、正当な理由があるものとは言えません。  与党は、今国会の会期末まで数日しかない下で、各会派の合意を得ないまま、議院運営委員会の多数決によって強引に独禁法案を経済産業委員会に付託しました。それは月曜日、委員会定例日は残すところ一日、火曜日だけでした。いたずらに法案審査を遅らせたという指摘は全く当たりません。……


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第186回国会(2014/01/24〜2014/06/22)

第186回国会 参議院本会議 第18号(2014/04/18、23期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  私は、日本共産党を代表し、原子力損害賠償支援機構法の一部を改正する法律案について質問します。  家も土地も仕事も、家族や地域のつながりも、ふるさとを丸ごと奪ったのが福島第一原発事故です。原子力損害賠償法では東電に対して無過失、無限の賠償を求めていますが、この甚大な被害に対する賠償は現在どうなっているでしょうか。  原発事故から三年が過ぎても、家は仮設、家族、地域は分断され、なりわいも奪われたままという実態に、福島県民は見捨てられてしまったとの思いを強めています。そこに、昨年末に確定した新たな線引きによる賠償の格差が県民の怒りと分断を広げています。帰還……

第186回国会 参議院本会議 第26号(2014/05/30、23期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  私は、日本共産党を代表して、電気事業法等の一部を改正する法律案について、経済産業大臣に質問いたします。  本法案は、戦後六十年にわたる発送配電一貫体制、電力独占に対する電力システム改革の第二段階とされています。この改革は、東日本大震災と福島第一原発事故を契機としたものです。改革の前提として求められるのは、原発事故被害の実態を踏まえたエネルギー政策の抜本的な見直しではないでしょうか。原発ゼロこそ決断すべきです。  ところが、先月閣議決定した新たなエネルギー基本計画では、原発を重要なベースロード電源と位置付け、再稼働を進めるために、国が前面に立ち、また輸……

第186回国会 参議院本会議 第30号(2014/06/11、23期、日本共産党)

○倉林明子君 私は、日本共産党を代表して、電気事業法等の一部を改正する法律案に対し、反対討論を行います。  本法律案は、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の教訓を踏まえ、六十年ぶりに行う電力システム改革の第二段階とされています。  一番の教訓にすべきは、原発事故は憲法で保障している国民の人格権を侵害するということです。事故は起こり得るものであり、一旦事故が起これば取り返しの付かない被害をもたらすということです。今なお、家族、なりわい、ふるさとを奪われ、十三万人を超える人々が不自由な避難生活を強いられている原発事故の実態を直視するならば、被害者への完全賠償を行い、原発ゼロを電力改革の土台に据……


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第189回国会(2015/01/26〜2015/09/27)

第189回国会 参議院本会議 第12号(2015/04/09、23期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  私は、日本共産党を代表して、二〇一五年度予算三案に反対する討論を行います。  反対する第一の理由は、戦争できる国づくりと一体に軍事費を過去最高としていることです。ステルス戦闘機F35、水陸両用車、オスプレイの購入など、海外派兵型を強力に推進するものであり、断じて認められません。  政府は、今国会を延長してでも安保法制、戦争立法の強行成立を狙っていますが、与党合意の切れ目のない法整備とは、米国の要求に切れ目なく応えて、いつでもどこでもどんな戦争でも、米軍の行う武力行使への支援を可能にするものであり、自衛隊員を殺し殺される戦地に送れるようにするものにほか……

第189回国会 参議院本会議 第22号(2015/05/29、23期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  私は、日本共産党を代表して、電気事業法等の一部を改正する等の法律案について総理に質問します。  本法案は、東日本大震災と福島第一原発事故を契機として、戦後六十年以上続いてきた発送電一貫、地域独占の電力供給体制を抜本的に見直す必要があるとして進められてきた電力システム改革の総仕上げとなっています。  総仕上げに当たって、福島第一原発事故の実態を踏まえることは当然です。事故から四年以上たった今も、汚染水をめぐるトラブルは後を絶たず、事故収束の見通しは全く見えておりません。総理が前面に立ってやるべきは、原発の再稼働や輸出を進めることではなく、原発事故の収束……

第189回国会 参議院本会議 第27号(2015/06/17、23期、日本共産党)

○倉林明子君 私は、日本共産党を代表して、電気事業法等の一部を改正する等の法律案に反対する討論を行います。  本法案は、電力システム改革の契機となった東日本大震災と東京電力福島第一原発事故を経験した国民が期待する改革に背を向けるものです。  反対する第一の理由は、政府がエネルギー基本計画で、原発と石炭火力をベースロード電源とする古い発想に固執し、まるで原発事故がなかったかのように原発回帰を一体として推し進めるものだからです。  二〇三〇年度の電源構成案では、再稼働のため国が前面に立つと明記しました。国民多数の原発依存からの脱却の願いを全く無視した、老朽原発も含めた再稼働宣言にほかなりません。 ……


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第190回国会(2016/01/04〜2016/06/01)

第190回国会 参議院本会議 第15号(2016/03/29、23期、日本共産党)

○倉林明子君 私は、日本共産党を代表して、所得税法等改正案に対して、反対の討論を行います。  反対する第一の理由は、来年四月の消費税一〇%増税を前提とした改正となっているからです。  今回の消費税の増税は、五%から連続的に一〇%に増税するもので、短期間に総額およそ十三兆円、一世帯当たり十八万四千円、国民一人当たり八万一千円、世界でも例のない増税となります。  安倍総理は、消費税八%増税の影響について、予想以上に落ち込んだのは事実であり、また予想以上に長引いているのも事実だと認めざるを得ませんでした。さらに、消費税を一〇%に上げれば、影響が拡大することは火を見るよりも明らかです。  三月に政府が……

第190回国会 参議院本会議 第23号(2016/04/27、23期、日本共産党)

○倉林明子君 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました法律案について質問します。  質問に先立ち、熊本、大分県を中心とした九州地方の地震で亡くなられた皆様と御遺族に対し、哀悼の意を表明するとともに、被害に遭われた全ての皆様に心からお見舞いを申し上げます。  被害の全容把握はこれからであり、避難所や屋外、車中泊、やむを得ず自宅に戻る被災者の生活改善は急務となっています。政府として、二次災害や被害の拡大防止に全力を集中すること、被災者の実態に応じた支援を求めるとともに、日本共産党も被災者支援に全力を尽くす決意を表明するものです。  今回の地震は、マグニチュード六・五規模の前震の後、それ……

第190回国会 参議院本会議 第28号(2016/05/18、23期、日本共産党)

○倉林明子君 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法等の一部を改正する法律案について、以下、経済産業大臣に質問します。  二〇一二年七月にスタートした再生可能エネルギー固定価格買取り制度、いわゆるFIT制度は、電力会社に再エネ電気の全量を固定価格で買い取ることを義務付けるもので、再エネ導入促進策として一定の効果を上げてきました。  今回の法改正の契機となったのが、二〇一四年四月に改定されたエネルギー基本計画です。この中で、再エネは重要な低炭素の国産エネルギー源と位置付けられ、二〇一三年から三年程度、導入を最大限加速して……

倉林明子[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院23期)

倉林明子[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第184回国会(2013/08/02〜2013/08/07)

第184回国会 経済産業委員会 第閉会後1号(2013/10/07、23期、日本共産党)

○倉林明子君 まず、東電の社長に質問したいと思います。  この汚染水問題の質疑に当たって、福島第一原発事故が一体どんな事故だったのかということを東電は絶対に忘れてはならないと思うんです。先ほどお話ありましたけれども、当時、逃げろとだけ言われて、放射能の汚染地域を幼い子ども連れて逃げ惑った母親、この苦悩は今も未来も続くものとなっております。さらに、原発さえなければということで命を絶った農民がおりました。ふるさとに戻れない避難生活を余儀なくされている人は十四万七千人とも言われております。あの福島沖は大変な宝の海ということで、その宝の海取り戻そうと必死の努力を続ける漁師がいらっしゃいます。  東電は……


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第185回国会(2013/10/15〜2013/12/08)

第185回国会 経済産業委員会 第2号(2013/11/05、23期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子でございます。今日は地元京都の地場産業の問題について質問させていただきたいと思います。  最初に、茂木大臣は所信で、日本経済を支える全国四百二十万の中小企業・小規模事業者が果たす役割が鍵だというふうに述べられております。中小企業・小規模事業者が元気になってこそ地域経済、地域雇用が改善されるというふうに考えますが、いかがでしょうか。
【次の発言】 そこで、十月二十五日、全国中小企業団体中央会など四団体に対して大臣自身が賃上げの要請も行われたというふうに伺っております。  そこで、中小企業や小規模事業者が賃上げを行えるような環境をつくっていく、これが経産省としても……

第185回国会 経済産業委員会 第4号(2013/11/12、23期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  電気事業法改正案について質問いたします。  まず、料金問題で質問をしたいと思います。  電気は国民生活、経済にも欠かせず、公益性は極めて高いものだと承知をしております。今回の法改正で、電気料金の最大限の抑制ということで目的に挙げられております。さて、それではこれまでどうだったのかということで振り返りたいと思うんですが、二〇〇〇年以降、小売部門の自由化が段階的に進められてまいりました。  そこで、数字で確認をさせていただきたいんですが、東電の二〇一〇年までの五年間、ここで自由化部門の販売量に占める割合、利益に占める割合はどうなっていたでしょうか。

第185回国会 経済産業委員会 第6号(2013/11/26、23期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  産業競争力強化法案について質問いたします。  今日は、中小企業、地域経済というところをいかに活性化していくのかというところを焦点当てて質問したいと思っております。  そこで、本法案の目的では、国民生活の向上及び国民経済の健全な発展に寄与すると定め、中小企業の活力の再生のための措置と位置付けがされております。中小企業の活力の再生のため、こういう位置付けされているという理由を、まずお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 中小企業の活力の再生といった場合、資金力が乏しい中小企業にとっては資金調達というのは本当に大きな課題だと、その点では共通認識だと……

第185回国会 経済産業委員会 第7号(2013/11/28、23期、日本共産党)

○倉林明子君 本日は、三人の参考人の方に意見をお聞かせいただいて、本当にありがとうございました。  最初に冨山参考人にお伺いしたいと思うんですが、先ほど解雇の現実ということでお話がありました。問題は大企業の外の八割のところに問題があるんだということでございました。実態として、私聞き及んでおりますところによりますと、大きな名立たる大企業のところでも万単位の、何万人単位のリストラが進められると、こういう実態も一方ではあって、そこを首切りに遭った人たちも大変な苦労をしているという現実も一方であると思うんですけれど、御説明のあったその解雇の現実ということについてもう少し踏み込んで御説明いただければ有り……

第185回国会 経済産業委員会 第8号(2013/12/03、23期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子でございます。  電機産業は、製造業の中でも最大の雇用を支え、二〇一一年の労働力調査でも自動車産業を上回る百四十二万人の雇用を確保しているということです。さらに、一次、二次下請入れますと、パナソニックグループ、シャープ、これだけでも四万社、雇用は一千百万人と言われております。この電機産業の動向は、日本経済と国民生活にとっても本当に極めて大きな影響を与えるものだというふうに考えております。  さて、その電機産業が現在実態どうなっているかということでございます。大阪の茨木市太田東芝町、松下町と、いずれも企業名が付いた町から、東芝は完全撤退、パナソニックは開発拠点だ……

第185回国会 経済産業委員会 第9号(2013/12/06、23期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子でございます。  独禁法一部改正案について質問をさせていただきます。  この改正案を審議するに当たって、私、非常に公取の果たしてきた役割ということで押さえる大事な視点があるかと思っております。それは、市場の番人として企業への、経済発展の公正なルールを守るという役割を果たすと同時に、消費者にとっては本当に頼りになる存在でもあろうかというふうに思っているわけです。消費者、国民の利益をしっかり守るという役割が後退することがあってはならないという立場から質問をしたいと思います。  そこで、昨日の報道でも談合の問題が取り上げられておりました。東京電力、関西電力等が発注し……


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第186回国会(2014/01/24〜2014/06/22)

第186回国会 経済産業委員会 第2号(2014/03/13、23期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子でございます。  原発の再稼働をめぐって質問をしたいと思います。  所信表明では、原子力については、いかなる事情よりも安全性を優先しというふうにされております。  そこで、この間、予算の審議等を伺っておりまして、確認をさせていただきたいと思う点がございます。それは、原発の安全性について一体誰が判断することになるのかという点です。大臣、お願いします。
【次の発言】 答弁を素直に聞いておりますと、安全であると判断するのが規制委員会で、それを受けて再稼働を進めるということになるんだという流れで一貫して答弁されてきたと思うんですね。  そこで、一つ規制委員長に質問した……

第186回国会 経済産業委員会 第3号(2014/03/17、23期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  地域経済の状況について、まず認識をお伺いしたいと思います。  景気回復の実感を全国津々浦々まで届けたいと繰り返しお聞きしているわけですが、地域は景気回復を実感できるところまでは行っていないと思うわけですけれども、そういう認識だという受け止めでよろしいでしょうか。
【次の発言】 そのとおりだと思うんですね。  京都でも、今月、景気動向調査が発表されたんですけれども、前回十一月から二月段階で七ポイントの低下があります。既に消費税増税前の駆け込み需要の減が見られるという分析があります。全産業の三か月後の見通しというのがゼロからマイナス九と一段の悪化が見込ま……

第186回国会 経済産業委員会 第5号(2014/04/01、23期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  まず、お配りいたしました表を見ていただきたいと思うんですけれども、特許庁の人員配置の内訳というもので、二〇〇三年から二〇一四年までを表にしているものです。特許庁からいただいたものでございます。  これから一層審査官の体制の強化や能力向上という観点からの強化が求められていると思うわけですが、確かにこの間、トータルとして審査官は増えてはいるんだけれども、その中身で見ますと、任期付審査官ということになるわけですね。  今年度末で任期が切れて、九十八人が任期満了になるということで伺っているんですが、そういう経験の蓄積、精度が高い審査結果を出していくという観点……

第186回国会 経済産業委員会 第6号(2014/04/03、23期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  まず大臣に伺いたいんですけれども、本法案が国民生活にどう寄与し、どんな公共性があると認識されているのか、御説明をお願いしたい。
【次の発言】 なかなかアベノミクスの効果も実感しにくいという中で、今のお話聞いていますと、なかなか距離のある話やな、巡り巡ってくるまではという印象を持ちました。  そこで、この貿易保険ユーザーについてなんですけれども、資本金別に内訳を見ると一体どういう方々がユーザーになっているのかということで、それぞれ資本金別で何社になっているかというのを数で教えていただきたいんです。一兆円以上が何社か、一兆円から一千億円、一千億円から百億……

第186回国会 経済産業委員会 第9号(2014/04/17、23期、日本共産党)

○倉林明子君 おはようございます。  今回提案されております特例通訳案内士について、まず質問したいと思います。  御議論もありましたが、国家資格で登録を要する通訳案内士と類似する名称、これは誤解を招きかねないと思うんですね。同時に、特例通訳案内士が中心市街地の外で業を求められた場合、通訳案内士法違反になるんじゃないかと思うんです。そこで、業務と名称の独占に関する罰則規定が通訳案内士法で定められておると思いますが、御紹介いただきたい。
【次の発言】 類似する名称を使ってはならないということですので、名称についての検討は当然されていることだろうと思います。  一方、この中心市街地そのものは限定され……

第186回国会 経済産業委員会 第10号(2014/04/22、23期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  今日は、賠償問題を中心に質問したいと思います。  本会議では、大臣答弁に立たれまして、原発事故と相当因果関係のある原子力損害について適切な賠償を行うとの基本的な考え方に従い、被害の実態に沿った賠償を行うよう引き続き東電を指導するというものでした。  そこで、今年の二月に福島原子力損害対策協議会が緊急要望に来ておられます。その主な内容についてまず最初に確認をしておきたいと思います。
【次の発言】 御紹介ありましたように、ついこの二月に来られたこの福島原子力損害対策協議会というのは、知事を会長といたしまして県内二百八の団体そして自治体で構成された、いわゆ……

第186回国会 経済産業委員会 第11号(2014/04/24、23期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子でございます。  今日は両参考人に御出席いただきまして、本当にありがとうございます。大島参考人におかれましては、体調が悪いところ、押して出席していただいたようで、本当にありがとうございます。  最初に山名参考人にお伺いしたいと思うんですけれども、今日の意見の陳述の中でも、考え方改めたということで強調されていたところで、本来、この廃炉については公的な専門機関が管理をしていくべきだということを主張されていて、その部分かと思うんですけれども、本来、公的な管理をしていくべきだという考え方をしていたというところをもう少し説明いただきたいと思うのと、先ほどの質疑の中でも、……

第186回国会 経済産業委員会 第12号(2014/05/13、23期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子でございます。  原子力損害賠償支援機構法の一部を改正する法律案について、特に機構の運営委員会に関わって質問を今日はしたいと思います。  福島原発事故を経験して、原子力行政に対する国民の信頼というのは大きくやっぱり損なわれたというふうに思っております。原子力事業者及び政府は、国民の信頼を得るための基本中の基本というのが徹底した情報公開、これが第一だと思うわけです。  先ほども紹介ありましたとおり、前回の参考人質疑で、この機構の意思決定機関である運営委員会の閉鎖性について指摘がありました。これまで、ホームページによりますと三十二回の運営委員会が開催されているわけ……

第186回国会 経済産業委員会 第13号(2014/06/03、23期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子でございます。  電力システム改革第二弾ということでございますが、このシステム改革はエネルギー政策と極めて一体のものであるというふうに認識をしております。そこで、エネルギー政策の根幹に、地球的規模で要請されている温暖化防止、これをきっちり据える必要があるというふうに考えます。  そこで、IPCCの第三作業部会の報告書が公表されております。産業革命以降の温度上昇を二度に抑える、この二度目標を達成するための時間がどんどんなくなっているという重要なメッセージが発せられております。  そこで、環境省に来ていただいておりますが、二〇五〇年までに削減しないといけない温室効……

第186回国会 経済産業委員会 第14号(2014/06/05、23期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  電力システム改革の先取りということで、福島第一廃炉推進カンパニーが設置されたわけです。そこで、東電社長にまず伺っておきたいんですが、責任体制も明確にしたということで、汚染水対策にも取り組むということになっているわけです。改めて、これ以上海を放射能で汚さないと、この覚悟と決意を求めておきたいと思います。
【次の発言】 過去に例のない事故を経験したと、そして過去に例のない地下水の汚染ということに対応しているという中で、本当になかなか先も見えないという状況も、いろいろトラブルも起こっているという状況もあると思うんですね。  そこで、汚染水を減らすということ……

第186回国会 経済産業委員会 第15号(2014/06/10、23期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  電気事業は、国民生活と経済社会、産業基盤を支えるインフラ、言うまでもないと思います。その公益性、公共性を考慮すれば、規制組織の果たすべき役割というのは極めて重要になろうかと思います。本会議でも大臣御答弁をいただいたわけですが、規制組織が独立性、中立性を確保した組織である必要性、重要性についての認識を改めて確認をしたいと思います。
【次の発言】 その規制組織について、二〇一三年四月の閣議決定の際に、二年後の二〇一五年までに発足させるんだという説明をされておりました。今詳細な説明もあったわけですけれども、実際、検討状況ですね、組織そのものが、準備はどこま……

第186回国会 経済産業委員会 第17号(2014/06/17、23期、日本共産党)

○倉林明子君 三人の参考人の皆さん、ありがとうございます。  日本共産党の倉林明子でございます。最後となりますので、よろしくお願いいたします。  私、京都選挙区から選出されてまいりまして、京都は古来から職住一体ということで住まいと職場が一体、家族経営中心で、製造業も、西陣、友禅が産地の西の方から流れてきて、東で商売、売られると。そのいずれの工程でも職住一体という形で発展してきたという経過がありまして、先ほどお話にも出てきたんですけれども、機械金属も同時に発展してきておりまして、その受皿の下請や孫請というのも実は家の中で、機械を持ち込んで職住一体でやってきたというようなところが大変多いんですね。……

第186回国会 経済産業委員会 第18号(2014/06/19、23期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  今年の中小企業白書を見せていただきまして、本当にそのボリュームと同時に、その中身は注目をさせていただきました。その中で、地域の小規模事業者に対して地域経済の主役という観点からも様々な調査がされているというところも非常に大事なところだろうなと思って受け止めました。  そこで、中小企業政策のパラダイムシフトということが白書の中でも紹介されていて、その考え方を実現したのがこの小規模二法だという受け止めをしているわけですが、パラダイムシフトということになりますと、天動説から地動説に転換するというぐらいの劇的な価値観の変化だという意味があると思っているんですけ……

第186回国会 行政監視委員会 第2号(2014/05/19、23期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子でございます。  今日は、京都府京丹後市経ケ岬の米軍基地建設問題について質問をさせていただきたいと思います。  この経ケ岬への米軍基地に配備を計画しているのがXバンドレーダーというレーダーとなっておりますが、この概要と配備の目的、そしてこの場所が、経ケ岬が選ばれた理由について、まず御説明をお願いしたいと思います。
【次の発言】 市長並びに知事の受入れの表明があったということは答弁であったんですけれども、住民はちっとも納得していないんですよ。説明会についても表明があったとおりだというふうに思うんです。  これ、日本で二か所目のレーダー基地になるということで、日本……

第186回国会 予算委員会 第8号(2014/03/06、23期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子でございます。  今日は、まず七十から七十四歳の患者負担特例措置の見直しについて質問したいと思います。  医療費の窓口負担を現行の一割負担から、四月以降七十歳のお誕生日を迎える方から二割負担にするというものです。完全に七十四歳までの負担割合の引上げが終わる二〇一九年度、ここで一体、医療費、給付費、国費、患者負担、それぞれ影響額をお示しいただきたいと思います。
【次の発言】 この世代、七十から七十四歳というところ、ここの世代で見れば、結局、御説明あったとおり、医療費も給付費も国費も減ると、増えるのは患者負担だけやということだと思うんです。  このそもそも七十から……


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第187回国会(2014/09/29〜2014/11/21)

第187回国会 経済産業委員会 第2号(2014/10/16、23期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子でございます。  冒頭、小渕大臣に一言申し上げたいと思います。  政治資金の支出をめぐる疑惑が浮上しております。違法な支出はあってはならないということは当然であります。調査中の件も含めて、国民への説明責任をしっかりと果たしていただくように申し上げておきたいと思います。  それでは、質問に入ります。  大臣は、所信的挨拶で、景気回復の効果は必ずしも中小企業・小規模事業者や地域の隅々にまで行き届いていませんと述べられています。効果が届くどころか、四月の消費税増税、円安、原材料高ということで、先ほども高知の例も紹介ありましたけれども、中小企業、とりわけ小規模企業に深……

第187回国会 経済産業委員会 第4号(2014/10/28、23期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  大臣は、所信的挨拶の冒頭で、福島の復興と福島第一原発の廃炉・汚染水対策は経済産業省が担うべき最も重い課題と触れられております。大臣がところが真っ先に訪問先に挙げられたのが鹿児島県だったと。議論もありましたけれども、私、確認もさせていただきたいと思いますが、経済産業大臣としてまずやるべきは、福島第一原発事故の実態、被災者がどんな生活を強いられているのか、まずその現場を見てくることじゃないかと思うんですけれども、いかがでしょうか。
【次の発言】 事故を起こした東電は破綻を免れ、株主や貸し手としての大銀行などの責任はいまだに免罪されたままとなっております。……


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第189回国会(2015/01/26〜2015/09/27)

第189回国会 経済産業委員会 第閉会後1号(2015/12/03、23期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子でございます。  質問に入ります前に、今憲法に基づきまして野党が臨時国会の開催を要求しております。ところが、これに応じないと。これ、大変異常なことだと思います。強く抗議の意を表明しておきたいと思います。  そこで、質問に入ります。福島原発事故の営業損害問題に今日は絞って質問したいと思うんです。  そこで、大臣にまず確認したいのは、この損害賠償に当たりまして、東電が三つの誓いということで、これ、大事な点を掲げております。これを大臣から御紹介いただきたいのと、この三つの誓いに対して大臣の評価を確認したいと思うんです。東電は、この誓い、三つしっかり遵守しているという……

第189回国会 経済産業委員会 第2号(2015/03/26、23期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  経産大臣は所信表明で、徹底した省エネルギーの推進、再生可能エネルギーの最大限の導入を強力に進めると述べておられます。最大限の努力が本当にされているのかという観点から、今日は質問をしたいと思います。  今年一月から、総合資源エネルギー調査会長期エネルギー需給見通し小委員会、先ほど来議論もありますが、ここで将来のエネルギー需給構造が検討されていると承知をしております。  そこで、日本がCOP21に向けて二酸化炭素の削減に先進国の一員としてどう責任を果たすのかという点、同時に、福島原発事故後初めて示されることになる日本のエネルギー政策、具体化したものという……

第189回国会 経済産業委員会 第3号(2015/03/31、23期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  北朝鮮による核実験などの挑発行為は、国連安保理決議、日朝平壌宣言などに違反する行為であり、地域の平和と安定に対する極めて危険な逆行だと考えております。  日本共産党は、北朝鮮に対し、事前に警告、厳しく糾弾、抗議するという態度表明を行ってまいりました。今回の北朝鮮に対する輸出入の全面禁止措置の期限延長については賛成するものであります。  そこで、外務省にお聞きいたします。  先日、先ほど御紹介もありました日中韓の三か国による外相会議が韓国のソウルで行われたとお聞きしております。三か国会議では、共同報道発表が発出されておりますが、その中で北朝鮮の核問題に……

第189回国会 経済産業委員会 第4号(2015/04/07、23期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子でございます。  今日は、商品先物取引法、これにおける不招請勧誘、いわゆる頼んでもいないのに先物取引の勧誘を行う、これが省令により事実上解禁されるという問題はもう非常に重要な問題だと考えておりまして、質問したいと思います。  そもそも、二〇〇九年にこの商品先物取引法が改正されまして、不招請勧誘を含む不当な勧誘等の禁止が盛り込まれたという経緯がありました。  これ、改正の背景は一体どういうことがあったのかということを消費者委員会にお聞きしたいと思います。
【次の発言】 本当に、ハイリスク・ハイリターンということで先物取引は従来から指摘されていたことで、アマチュア……

第189回国会 経済産業委員会 第6号(2015/04/16、23期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  官公需法に関わって質問をしたいと思います。  景気回復の実感を全国津々浦々にまで届けることが必要不可欠であるということが述べられていたかと思います。そこで、地域経済活性化のためには、新規中小企業の参入促進ということにとどめないで、全ての中小企業を視野に入れた官公需の活用、受注機会の増大ということが極めて大事になってきていると思いますけれども、大臣のお考えをお聞きしたいと思います。
【次の発言】 そこで、官公需法が制定されてから長いわけですけれども、一九六六年度の中小企業契約実績、今日は実績一覧を資料として入れておりますので御覧いただきたいと思います。……

第189回国会 経済産業委員会 第7号(2015/04/21、23期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子でございます。  今日は、お三方、御意見聞かせていただきましてありがとうございました。  牧野参考人にお伺いしたいと思うんですけれども、地域を活性化していくということがこの法改正の目的にもなっているわけですが、御市においては経済自立度を見える化して、それをビジョンにして、自立度として目標を七〇%まで上げていくんだということを掲げておいでだということで、非常に明確なスタンスだなと思ったんですね。  これまでの経済政策ということ、地域活性化ということになりますと、企業誘致をしたり、また出ていかれてしまったりということでいろいろあったわけですけれども、これを自立度に……

第189回国会 経済産業委員会 第8号(2015/04/23、23期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  官公需適格組合に関わって質問したいと思います。  中小企業庁が証明を出して推奨しているにもかかわらず、官公需適格組合が官公需をなかなか受注できていない、その実績がどうなっているかというのも質疑の中で指摘があったとおりかというふうに思います。そもそも官公需適格組合設立の目的はどうかと、達成状況については、大臣の認識をまず最初に伺っておきたいと思います。
【次の発言】 認知度が低いからじゃないかというようなことが最大の原因だろうかと思うんですね。  私、官公需全体が規模が縮小してきたということに加えて、一般競争入札が拡大する、WTO案件が導入される、こう……

第189回国会 経済産業委員会 第10号(2015/05/14、23期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  まず、中小企業信用保険法について質問いたします。  中小企業・小規模事業者にとって、信用補完制度が果たしている役割は極めて大きいというふうに認識しております。そこで、現状を確認したいと思います。中小企業が行った借入れのうち、保証を利用した企業の割合はどうなっているか、そのうち、全額保証した企業の割合はどうか、いかがですか。
【次の発言】 大変大きな割合で利用されているというのが実態だと思うんですね。  これは、日本政策金融公庫の資料を付けさせていただきましたけれども、保証利用が一部、そして全額保証利用ということでグラフ、推移を取っております。全額保証……

第189回国会 経済産業委員会 第11号(2015/05/19、23期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  私は、日本共産党を代表して、株式会社商工組合中央金庫法及び中小企業信用保険法の一部を改正する法律案に対し、反対討論を行います。  反対する第一の理由は、特別小口保証を全額保証から部分保証に後退させようとしていることです。  全国三百八十五万の中小企業・小規模事業者のうち三六・六%に当たる約百四十一万者が信用保証付融資を利用し、このうち一〇〇%保証制度を利用した企業は七割を超える約百一万者にも上っています。担保至上主義の民間金融機関がこの十六年間で中小企業向け融資を約百兆円減らす中、信用保証協会が公的保証人となる信用補完制度は中小企業の資金繰りに大きな……

第189回国会 経済産業委員会 第12号(2015/05/28、23期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  今日は、伊方原発について質問いたします。  五月二十日、原子力規制委員会は、愛媛県の四国電力伊方原発三号機が新規制基準に適合するとした審査書案を了承いたしました。伊方原発の間近には国内最大規模の中央構造断層帯が走っている、南海トラフ巨大地震の震源域にも入っていると、地元ではこうした地震に対する不安の声、広がっているわけです。  当初、四電の地震の揺れの想定はどうだったのか、そして適合と判断された審査書ではどうなっているのか、まず御説明ください。
【次の発言】 当初五百七十ガルの想定の際は、原発沖、動くのは五十四キロということで想定していたものを四百八……

第189回国会 経済産業委員会 第13号(2015/06/02、23期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  今回の電力・ガスシステム改革について、大臣は責任あるエネルギー政策が土台になるという考えを示されております。  二〇三〇年のエネルギーの電源構成を考える上で、先進国である日本に国際的に求められる大きな責任の一つが地球温暖化対策であるというふうに思います。  今日、環境省においでいただいております。そこで、確認をさせていただきます。  先進国に求められている二〇五〇年の温室効果ガスの排出削減目標、これどれだけになっているか、また日本の二〇五〇年の目標はどうか。お願いします。
【次の発言】 明確に二〇五〇年の目標というのがあるわけです。国際的にも合意して……

第189回国会 経済産業委員会 第14号(2015/06/04、23期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  前回の委員会で大臣から、原発も石炭火力も駄目というならどうするのかという発言がございました。まず初めに、それに答えてまいりたいと思います。  目指すべきエネルギー政策は、二〇三〇年で少なくとも再生可能エネルギーの比率を三〇%とすると、そして本格的に大量導入に向かっていくと。さらに、省エネを徹底する、持続可能な低エネルギー社会を実現する、そのことによって決定的に低い日本のエネルギー自給率を高めること、これを目指すべきだというふうに考えております。ただし、やっぱりつなぎの電力で火力に頼らざるを得ないという時期があることは確かで、バックアップということも含……

第189回国会 経済産業委員会 第15号(2015/06/09、23期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子でございます。  今日は参考人の皆さん、ありがとうございます。  今もお話がありましたけれども、ガスについて私の方から杉本参考人と辻参考人にお伺いしたいと思うんです。  私たちも委員会として視察に東京ガスに行かせていただきまして、保安体制の状況を見せていただいて、ああ、すごい規模で投資をして安全の確保に努力されているというところを目の当たりにもさせていただいたんですね。ガスはやっぱり安心して安全に使えるというこの安心感が本当に大事だと思うんですね。  その上で、先ほど辻参考人のお話を聞いていても、導管部門の分離について非常に懸念が示されたというふうに思うんです……

第189回国会 経済産業委員会 第16号(2015/06/11、23期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  前回の委員会で、消費者団体の参考人から、電気を選ぶための情報開示についての要望がありました。原発は嫌、高くとも再生可能エネルギーを選択したいとも意見で述べられました。  本会議で、私が電源構成も含む原価情報と併せて料金決定に至る情報開示を求めたのに対しまして、総理は、消費者の立場からどんな情報公開を求めるか検討するという御答弁をいただきました。  自由化後の料金について、消費者がどう関与できるのか、その仕組みはどう担保されるのか、いかがでしょうか。
【次の発言】 結局まだ決まっていないということなんだけれども、検討するということで、是非情報開示に向け……

第189回国会 経済産業委員会 第17号(2015/06/16、23期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  先ほど来、石炭火力のことが話題に上がっていますけれども、私もまず石炭火力から質問したいと思います。  電力小売自由化を前にしまして、石炭火力発電所の建設ラッシュという状況になっております。既に、二〇一三年度の一般電気事業者の石炭火力発電量、これは二〇三〇年度の電源構成案において石炭火力で確保を見込む発電量を既に上回っているという状況にあります。さらに、環境省がつかんでいるアセス法対象の大型石炭火力発電所だけで設備容量は一千三百万キロワットとなると。二〇一三年度の一般電気事業者の石炭火力発電所の設備容量、この約三割にも相当する新たな計画があるんだという……

第189回国会 経済産業委員会 第18号(2015/06/18、23期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  先ほど来、議論にもなっておりました特許審査期間の迅速化が進められている下で審査官体制の充実は喫緊の課題だということで、体制充実の取組等も御答弁あったかと思うんです。  そこで、私の方からも確認をさせていただきたいんですけれども、日本の審査官の人数が一体どうなっているのかというのを一枚目の資料で紹介しております。こういうのを典型的な寝たきりグラフというんですけれども、全く増えていないんですよね。横ばいという状況であります。アメリカ、中国、ヨーロッパ等が伸ばしているのと比べると、実態はよく反映されているなと思うんです。  先ほども紹介ありました日本の審査……

第189回国会 経済産業委員会 第19号(2015/06/19、23期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  今日は、三人の参考人の皆さん、お時間を取っていただきまして、ありがとうございます。  早速、今日は不正競争防止法に絞って質問させていただきたいと思います。  澤井参考人にお聞きいたします。  営業秘密の保護強化のためということで、野心的で抑止力が働くという評価を意見陳述でもされていたかと思うわけですが、今後に向けてなんですけれども、国に対して求められるもの、また企業自身に求められる課題ということでどういうことをお考えなのか、まずお聞きしておきたいなと思います。
【次の発言】 相澤参考人と川島参考人にお聞きしたいと思います。  営業秘密の流出が増加して……

第189回国会 経済産業委員会 第20号(2015/06/30、23期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  今日は、私、不正競争防止法について質問させていただきます。  これまでの親告罪を非親告罪にするということになるわけですから、告訴がなくても捜査機関の捜査が可能となるわけです。そこで、告訴していない被害者等の要請及び協力が必要となるわけですけれども、営業秘密の保有者、これが協力したくないという場合も考えられると思うんですね。営業秘密の保有者が中小企業や下請業者という場合、大企業など圧倒的に力関係に差がある取引先、ここが不正使用した場合、処罰を求めないということ、今後のことも考えたら、そういうこと十分考えられると思うわけですけれども、こうした場合、捜査の……

第189回国会 経済産業委員会 第21号(2015/07/02、23期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  私は、日本共産党を代表し、特許法等の一部を改正する法律案及び不正競争防止法の一部を改正する法律案に対し、反対の討論を行います。  特許法等の一部を改正する法律案は、職務発明に係る特許を受ける権利の原始的な帰属先を発明を行った従業者から使用者へ百八十度転換しようとするもので、容認できません。  そもそも、二〇〇四年の法改正が適用される事件の発生もほとんどなく、法改正を行わなければならない立法事実はありません。にもかかわらず、経団連を始めとする産業界からの長年の要請に応えた本法案は、発明者のインセンティブをそぎかねず、優れた発明を生み出す環境の後退ともな……

第189回国会 経済産業委員会 第23号(2015/07/09、23期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  今回の貿易保険法改正、一体誰のための何のための改正なのかということが問われると思っているんですね。  そこで、今日、資料を用意させていただきました。これ、経済産業省からいただいたものをうちの事務所で加工したものとなっております。これ、資本金別で保険金の利用実績を過去五年で示したものです。この過去五年間のデータの平均で見ると、総保険金額に占める割合、これが資本金別、三億円以上が何社で何%になっているか、また一千億円以上の企業が何社で何%になっているか、まずお答えください。
【次の発言】 利用件数では中小企業も半分ぐらい使っているんだというお話あったわけ……

第189回国会 経済産業委員会 第25号(2015/08/06、23期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子でございます。  今回の法改正について言いますと、法の対象を一定拡充するということになりますので、賛成したいと思います。  そこで、この間、現行法がどんな効果を上げてきたのか、平成二十年の経営承継円滑化法制定以来、その実績について確認をまずさせていただきたいと思います。事業活動が継続できた件数は何件であり、そして維持できた雇用人数は何人であったのか。どうでしょうか。
【次の発言】 今日、初回の委員会ということで丁寧に答えていただくのは有り難いんですけど、十五分しか質問時間ありませんので御協力のほどお願いしておきたいと思います。  御紹介あったように、一定の実績……

第189回国会 経済産業委員会 第26号(2015/08/27、23期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  三月三十一日の当委員会で外務省から説明がありましたとおり、今年三月に日中韓の外相会議で、朝鮮半島の非核化の達成に向けて意味のある六者会合を再開する努力を継続することが決定されたと。外務省は、アメリカや韓国を始めとする関係国と連携しながら、北朝鮮に対し、いかなる挑発行為も行わず、関連する安保理決議を履行し、六者合同声明の完全実施に向けて具体的な行動を取るよう引き続き求めていくと答弁されました。  その後、六か国協議をめぐっては、先月、日米韓の三か国による次席代表者会合が行われたと報道がありますが、その内容について御説明をいただきたいと思います。

第189回国会 経済産業委員会 第27号(2015/09/03、23期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  福島原発事故から四年半になろうとしております。あさって九月五日、全住民が避難という事態に及びました自治体の中で、楢葉町が初めて全町避難指示解除と決定されております。そもそもこの避難指示解除の要件というのは何だったのか、確認をさせてください。
【次の発言】 楢葉町ではこの要件を満たしたということで、町の方からも要望もあって解除ということになったというふうには理解をしております。  しかし、この楢葉町がどういう町だったかということですよね。震災前、人口八千人という規模でありまして、兼業農家が多いと。米が中心で、特産のユズがあって、サケが捕れる南限にも位置……

第189回国会 決算委員会 第3号(2015/02/09、23期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子でございます。  今日は、福島原発事故の営業損害賠償について質問をいたします。まず最初に、復興大臣に質問いたします。  福島県経済の復興再生に向けて県内事業者の営業再建というのは、私、極めて重要な課題だというふうに認識しております。改めて復興大臣の認識を伺っておきたいと思います。
【次の発言】 避難者は福島県十二万人ということで、多くの事業者が地元で事業を再開できるのか、それとも新たな地で再開せざるを得ないのか、また、転業せざるを得ないのかということで、実は見通しが立たないという状況にあるというふうに思うんですね。  地元紙で紹介があった事例を紹介したいと私思……

第189回国会 決算委員会 第6号(2015/04/20、23期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  今日は、経ケ岬米軍基地について質問させていただきます。  京都府京丹後市に近畿で初めての米軍基地建設が始まって今日で三百七日目、米軍TPY2レーダーの運用が開始されまして百十六日目となりました。地元の京丹後市長は、安心、安全が大前提ということで基地を受け入れられました。しかし、現状はどうかと申しますと、住民が危惧していた不安、これが現実のものとなってきております。その一つが、二十四時間続いております発電機から出る低周波騒音であります。運用開始間もなくから、もううるさくて寝られないという苦情が殺到しておりました。  防衛省は、発電機による騒音について、……

第189回国会 行政監視委員会 第1号(2015/03/23、23期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子でございます。  今日は、三人の参考人の皆さんに御意見をお聞かせいただきまして、ありがとうございました。  私も京都選挙区選出なんですけれども、ふるさとは福島県の西会津というところで、大変山合いで、もう一年に集落で一割ぐらいの人が亡くなっちゃったというようなこともあって、限界集落も限界というような状況なんですね。改めて青森の様子、御紹介ありましたけれども、まさにそういう状況になっております。  地方経済の疲弊、人口減少ということが、これ言われて本当に久しいと思うんですね。そもそも本当に考える必要があるなと思っているのは、なぜこうした事態が起こったのか、その原因……

第189回国会 行政監視委員会 第2号(2015/06/08、23期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  私は今日、福島第一原発事故による営業損害賠償問題について質問いたします。  営業損害賠償につきましては、昨年末、来年二月の打切り素案が示されまして、福島全土に大きな怒りを広げることとなりました。打切り案については一旦見直すということで賠償の継続が今実施されているところです。そしてその後、与党の復興加速化本部から第五次提言が出されたということになりました。昨日、福島県の原子力損害対策協議会も開催されて、ここでの説明もあったというふうに伺っているわけです。  ところが、この第五次の提言の中身を見てみますと、営業損害賠償については一年先送りした期限を付けた……

第189回国会 行政監視委員会 第3号(2015/07/06、23期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  今日は、看護職員の処遇改善について質問をさせていただきます。看護職員の夜勤回数、時間外勤務ということで大変過重になっていると。これが問題になりましたのは昨日や今日のことではないというふうに認識をしております。  看護師の夜勤に関して人事院が判定を出しております。これは一体いつのことだったか、そしてその中身はどうだったか、まずお答えください。
【次の発言】 私も看護師をしておりまして、当時に、こういう昔闘争があったということで教えていただいたのがこの判定を導き出した二・八闘争というものでした。以来その後も、この月平均八日ということについて言えば大きな改……

第189回国会 予算委員会 第13号(2015/03/27、23期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  今日は、高浜原発の再稼働について質問をいたします。  福島第一原発事故から四年、汚染水のトラブルは続き、収束の見通しは立っておりません。ふるさとに帰還できない人、帰還してもなりわいの見通しが立たない人、事故の被害は今も続いております。原子力発電への国民の不安は大きく、どの世論調査を見ても原発再稼働について反対が賛成を上回っております。そんな中で、高浜原発三、四号機が再稼働の前提となる新規制基準をクリアし、関西電力は早期の再稼働を目指すとしております。住民も周辺自治体も納得しておりません。  パネルを御覧いただきたいと思います。(資料提示)  京都府の……


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第190回国会(2016/01/04〜2016/06/01)

第190回国会 経済産業委員会 第2号(2016/03/10、23期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  東日本大震災から五年。あの原発事故さえなければと書き残して自殺された方がおられました。この悔しさが私の胸を離れないと。今なお同じ思いであしたを迎える、こういう人が一体どれだけおられることかと思うわけです。福島の避難者はいまだ十万人。未曽有の被害は継続、拡大しているという状況だと思います。  原発は取り返しの付かない事故を起こすことが国民の常識になったと私は思います。原発の再稼働反対は国民多数の声。昨日も大津地裁が高浜原発三、四号機の運転差止めの仮処分を決定いたしました。稼働中の原発が初めて停止することになったわけです。  私、改めて、全ての原発を直ち……

第190回国会 経済産業委員会 第3号(2016/03/23、23期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  福島第一原発の汚染水問題について質問いたします。  昨年六月に開催された廃炉・汚染水対策関係閣僚会議、ここで、先ほども御紹介あった福島第一原発の廃止措置等に向けた中長期ロードマップが改訂をされております。そこで確認をさせていただきたいんですけれども、ここに掲げている中長期の取組の実施に向けた基本原則、四つありますが、その一と二、読み上げて御紹介ください。
【次の発言】 私、大事な原則だと思います。  この間の経過をたどってみましても、やはり地元住民、そして国民の信頼、理解なくして廃炉も汚染水対策も進まないと、こういう自覚に立って進めていくべきものだと……

第190回国会 経済産業委員会 第5号(2016/03/31、23期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  先ほど来議論もありますが、京都議定書第一約束期間である二〇〇八年から二〇一二年、この五年間の平均の温室効果ガス排出量、これは一体何トンだったのか。京都議定書削減目標達成、これできたという先ほど来議論もありましたけれども、改めて京都メカニズムの活用状況について確認させていただきたいと思います。
【次の発言】 つまり、京都メカニズムの活用というのは目標達成に欠かせないというものだったと思うんですね。  政府の総取得量は約一億トンということになるわけですけれども、そのうちGISの活用については七千五百五十万トンということですから八割を占めるということになる……

第190回国会 経済産業委員会 第7号(2016/04/14、23期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  中小企業、小規模企業、先ほど御紹介もありましたとおり、我が国の企業では九九%を超える、さらに雇用では七割を占めるということで、地域経済の主役ということにとどまらず、地域を支える大切な担い手になっているということでは共有できる認識かと思います。ただ、今この中小企業、とりわけ小規模企業、ここが休廃止に歯止めが掛からない、これ重大な問題だと思っているわけです。そこで、本法案がこうした地域のとりわけ小規模企業の事業継続を支援するものとなる、このことが期待されていると思うわけです。  そこで、改めて確認をさせていただきたいんですが、これまでも中小企業に対して設……

第190回国会 経済産業委員会 第8号(2016/04/28、23期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  原子力規制委員会は、四十年超えの原発で初めて高浜原発の一、二号機が新規制基準に適合するということを決定いたしました。熊本地震が続いているという下で、老朽原発の運転、二十年延長合格ということで大変不安が広がっているのは事実だと思います。周辺の自治体の首長からも慎重な対応をしてほしいという声が上がっているのも当然のことかと思います。  そもそも、東電福島原発事故を受けての法改正ということで、四十年運転の期間制限、これ導入したという経過があるわけです。この高浜原発一号機、二号機、いずれも四十年を超えているわけで、原則からいえば廃炉の対象じゃないのかと思いま……

第190回国会 経済産業委員会 第9号(2016/05/10、23期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  この法案によって原発事業者が拠出することになる総額、これが一体幾らになるのかということで本会議で質問をいたしましたが、答弁ありませんでした。  改めて確認をさせていただきたいと思いますが、現在の積立金で対象としている総事業費は一体幾らになるのか、そして、今回新たに対象となる事業及び額はどうなるんでしょうか。
【次の発言】 六ケ所の再処理工場の建設費だけで、先ほど自民党の委員からも御指摘あったとおり、七千六百億円と当初見込まれていたものが二兆二千億円ということで、三倍にも達しているという状況ありますし、これまだ竣工しておりません。さらに、新たに対象とな……

第190回国会 経済産業委員会 第10号(2016/05/19、23期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林です。  今日は、三人の参考人の皆さんに貴重な御意見をいただきましてありがとうございます。  時間も押しているということで、絞って一点だけ和田先生にお伺いしたいと思います。  先ほど来、市民・地域主導型で再生可能エネルギーを普及推進していくことが大事だということを強調されておりましたが、お配りいただきました資料でも、FIT制度、前からも取り組んできたとおっしゃっていた具体的な事例なども付けていただいておりますので、その御紹介なども含めて補足的に御説明をいただければと思います。よろしくお願いします。
【次の発言】 本当にそういう意味では再エネの普及の在り方ということ……

第190回国会 経済産業委員会 第11号(2016/05/24、23期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  先日の本会議で再生可能エネルギーの接続義務について質問いたしました。続きをやりたいと思います。  まず、九州電力から始まりました接続保留について確認をしたいと思います。二〇一四年九月から始めた件数はトータルで一体何件になったのか、接続保留したその理由は何だったのか、御説明願います。
【次の発言】 つまり、省令改正も行って接続保留については解除されたという報告だったと思うんですね。  この省令改正ですけれども、結局、事実上の無制限、無補償の出力抑制を可能にしたという批判があったことは本会議でも紹介したとおりであります。  再エネを義務付けた法の原則が骨……

第190回国会 行政監視委員会 第1号(2016/04/04、23期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  私は、看護師の労働環境の改善についてまず質問したいと思います。  昨年七月の当委員会で、厚生労働省が看護職員の労働実態調査を行ったことがないということを明らかにいたしまして、実施すべきだというふうに求めました。塩崎大臣は、看護職員について、入院医療とか救急医療への対応など心身の緊張を伴う労働、あるいは夜勤、交代制勤務といった厳しい労働環境にあると、こういう認識を示されて、厚生労働省として夜勤あるいは労働実態を調査する方向で検討したいと述べられました。  その後、調査を実施したと聞いているわけですが、その結果について大臣の見解はいかがか、確認をさせてく……

第190回国会 行政監視委員会 第2号(2016/05/25、23期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  今日は、我が国における淡水魚の現状、そして保全の取組について質問をしたいと思います。  まず確認をさせていただきたいと思います。  環境省が二〇一三年二月に第四次レッドリストを発表されていると。そのうちで、汽水・淡水魚類、この評価対象は何種類あったか、そして状況どうだったか、御説明ください。
【次の発言】 二〇一五年十一月には、国際自然保護連合、IUCNがレッドリスト改訂ということになりました。ここで、アユモドキ、先ほどの汽水・淡水魚の中でもピックアップされた種ということですが、このアユモドキが絶滅危惧種の中でもごく近い将来における絶滅の危険が高い、……

第190回国会 財政金融委員会 第6号(2016/03/23、23期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  今日は、消費税の滞納問題についてまず質問をしたいと思います。  地域経済の主役である中小企業・小規模事業者が事業を継続できるかどうか、これは地域経済の活性化にとって極めて重要な課題だと考えております。  ところが、今、倒産は減ったというものの、廃業の増加、これに歯止めが掛からないというのが現状となっております。とりわけ小規模事業者に注目いたしますと、ピークの一九八六年には四百七十七万者がありましたけれども、二〇一二年、喫緊で見ますと、これが三百三十四万者ということで、百四十三万者がこの間減少しているというのが実態であります。  この中小企業・小規模事……

第190回国会 総務委員会 第1号(2016/01/19、23期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  地方交付税法一部改正案及び補正予算に関連して質問したいと思います。  大臣は、今年の年頭所感の中で、地方の再生なくして日本の再生はありません、日本列島の隅々まで活発な地域活動が行き渡り、一人一人が暮らしの中で景気回復を実感できるように、地方創生に取り組んでまいりますと、こう決意を述べておられます。  つまり、景気回復が現状では地方で実感できていないという御認識だと受け止めましたけれども、いかがでしょうか。
【次の発言】 なかなか景気良うなっているなんという声は、私は京都ですけどね、余り聞くことはありません。特に、地域によっては良くなっていないところも……

第190回国会 地方・消費者問題に関する特別委員会 第4号(2016/03/22、23期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  消費者庁、消費者委員会、国民生活センターの地方移転について質問いたします。  報道によりますと、河野大臣は、テレビ会議でお医者さんが病人の診察をやろうというときにテレビ会議で物事を決められないということを霞が関が言っていたら世の中に笑われると発言されたと報道されておりました。  消費者庁の仕事はテレビ会議で十分対応可能だという御認識なのか、河野大臣に確認させてください。
【次の発言】 私、消費者庁の相手というのは、医者を信頼してもらう患者とは違うというふうに思うんですね。利害が対立する各省庁、事業者団体など、テレビの前に座ってもらうと、ここ自身が困難……

第190回国会 予算委員会 第9号(2016/03/04、23期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  まず、関西電力高浜原発四号機について質問いたします。  再稼働が決まってから相次いでトラブルが起こっております。規制委員長の認識、そして事故概要について説明を求めたいと思います。
【次の発言】 粛々と見ているというような印象ですけれども、私、これ非常に現地に与えた影響というのはすごく大きいんですよね。全容の解明はもちろん、情報を徹底して公開していただきたいと、これは求めておきたいと思います。  そこで、規制委員長、新規制基準に適合したわけですね、使用前検査とはいえ。それなのに何でこんなことが起こるんだろうかと。率直な疑問です、お答えください。


倉林明子[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(参議院23期)

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第185回国会(2013/10/15〜2013/12/08)

第185回国会 国の統治機構に関する調査会 第2号(2013/11/27、23期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子でございます。今日はありがとうございます。  初めての調査会ということで、国の統治機構に関する調査をこれから始めていくというときに、私、大変大事にする必要があると考えておりますのは、日本国憲法の基本的人権保障、国民主権、平和主義、基本原則をまず踏まえて議論していく必要性があるんだというふうに認識をしております。  そこで、お二人の参考人にお聞きしたいんですけれども、国家による権力行使を統制すると、これが立憲主義だと思っているんですけれども、統治機構に関する憲法の規定の土台になるものじゃないかというふうに思うんですけれど、御見解をお聞かせください。


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第186回国会(2014/01/24〜2014/06/22)

第186回国会 国の統治機構に関する調査会 第1号(2014/02/19、23期、日本共産党)

○倉林明子君 今日は本当にありがとうございます。京都選挙区から参りました共産党の倉林でございます。  先ほどの陳述の中でも、強く、戦争に巻き込まれない、戦争を起こさない、戦争してはならないと、この教えをしっかり正面から受け止めて、政治家として成長していきたいと思いました。  さらに、今回の議院内閣制における内閣の在り方を考える場合でも、先ほど来繰り返し指摘されております、憲法の要請にどう応えるかと、大変大事な指摘と観点だろうというふうに思いました。本当にこの議院内閣制における内閣の在り方を考えるという場合、重要だと思うのは、国民主権の下で議院内閣制を採用している、ここは憲法の要請に応えるという……

第186回国会 国の統治機構に関する調査会 第2号(2014/04/02、23期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子でございます。  今日は、参考人、御出席いただきましてありがとうございます。  最初に、先ほど来、強い内閣総理大臣の権限についての御発言がありました。今ほど内閣総理大臣が強い権限を発揮しているときはないんじゃないかと私は思っておりまして、逆に憲法が求める抑制と均衡、三権分立の下での抑制と均衡、ここにこそ本当に注目して議論が必要ではないかと思っているということを冒頭申し上げておきたいと思います。  この調査会は、「議院内閣制における内閣の在り方」ということで、自由に意見交流をしようということで始まったと思っておりますので、改めて深めていけたらと思っているところで……

第186回国会 国の統治機構に関する調査会 第3号(2014/04/09、23期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  今日は、両参考人ともお忙しい中御出席いただきましてありがとうございます。  先ほどのお話の中で、高安参考人からは改めて参議院の意義ということで四点おまとめいただいております。  そこで、憲法調査会でも議論を深めてこられました山下参考人に、そもそものところで参議院の役割、存在意義について端的に御紹介をいただけたらと思います。
【次の発言】 その上でも、どう民意を本当に反映して生かしていくのかということも大事になってくるんだと思います。  山下参考人も国会の中で繰り返し述べられているように、抑制、均衡の府、良識の府、再考の府として参議院の役割ますます重た……

第186回国会 国の統治機構に関する調査会 第4号(2014/05/14、23期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林でございます。  今日は、三人の参考人の皆さんに意見陳述をしていただき、ありがとうございます。  今回テーマになっております中央省庁の改革、また独立行政法人制度ということで、内閣の機能強化とセットで行われてきたという経過があると思うんですね。先ほど紹介もありました一九九七年の行政改革会議の最終報告では、この国の再構築を図るという大きい提起がされて、基本的にこの行革の流れというのは政権が替わっても続いてきたものだと思っているんです。  一連の改革の背景、国民の目から見て一体どんな背景があったかということを考えた場合に、あの金権腐敗と言われた政治に対する大きな不信があ……

第186回国会 国の統治機構に関する調査会 第5号(2014/05/21、23期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  日本共産党を代表して、意見を表明します。  国の統治機構に関する調査に当たって、憲法の国民主権の原理を根本に据えることが最も重要であると考えます。この原理原則に照らして、現実の統治機構はどう機能しているかを検証する必要があると考えます。選挙で国民の多数を得さえすれば全て白紙委任されたかのように振る舞おうとする政権に対し、参考人から危惧の念が示されたということは重く受け止めるべきです。  野中参考人は、ここ数年間、政治の実態を眺めておりますと、憲法が規定し、期待するものと相当に異なったことが平然として行われているように申し上げざるを得ないと述べ、議会政……


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第187回国会(2014/09/29〜2014/11/21)

第187回国会 国の統治機構に関する調査会 第1号(2014/09/29、23期、日本共産党)

○倉林明子君 私は、会長に山崎力君を推薦することの動議を提出いたします。

第187回国会 国の統治機構に関する調査会 第2号(2014/11/05、23期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  国と地方の関係を考えるに当たって、憲法での位置付けを改めて確認する必要があると考えます。  かつて明治憲法の下では地方制度の規定はなく、中央直轄の官製団体でした。日本国憲法では、第八章地方自治を設け、地方自治の本旨に基づいて定めると規定しました。  地方自治の本旨とは、団体自治と住民自治を意味しており、団体自治は、地方公共団体のことは当該地方公共団体が決めるという地方公共団体と国の関係の原則であります。住民自治は、地方公共団体のことは当該公共団体の住民自身が決める原則とされております。これらの原則の下で、地方自治体は住民の福祉の増進という地方自治の目……


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第189回国会(2015/01/26〜2015/09/27)

第189回国会 国の統治機構に関する調査会 第1号(2015/03/04、23期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  今日は二人の参考人に貴重な御意見いただきまして、ありがとうございます。  最初に、私、一九九四年から京都で地方議会の議員をしておりまして、それで京都選挙区からということで参議院に送っていただいたという立場なんですけれども、ちょうど三位一体改革の嵐吹き荒れる中で地方議会を体感したという経験がございます。  あのときの市町村の思いというのは、本当に裏切られたといいますか、そっくり持っていかれたという印象、思いを語っていたことを改めて思い出しているんですけれども、地方自治の充実という観点から考えまして、あの平成の市町村合併、そして三位一体改革、どういう影響……

第189回国会 国の統治機構に関する調査会 第2号(2015/04/15、23期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  三人の参考人の皆さんには、今日御出席いただきまして、貴重な御意見をありがとうございました。そこで、お三方に二つまとめてお聞きしたいと思うんです。  一点が、この間の権限移譲、これが地方自治の目的でもある住民の福祉の増進につながったというふうにお考えなのかどうか。もう一点は、地方自治体にとっては、国の権限移譲で伴わないのが財源だということで、同時に行われた三位一体改革というのは本当に大きな影響があったと思うんですけれども、この権限移譲と三位一体改革がどんな影響を与えたのかということでの評価をお聞きしたいと思います。  お願いします。

第189回国会 国の統治機構に関する調査会 第3号(2015/04/22、23期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子でございます。京都選挙区から選出されておりまして、広域連合にもお世話になっておるところでございます。  今日はお二人の参考人、貴重な御意見ありがとうございます。  一番最後に佐々木参考人が御発言もありました、道州制に関わってなんですけれども、質問は井戸参考人にお願いしたいと思うんですね。  現在の道州制議論について、先ほどの、最初の意見陳述でも、憲法における地方自治の本旨に反するのではないかということで指摘されている点は重要だなと思ってお聞きしたんですね。その点でくくった御説明になっていたかと思いますので、少し踏み込んで御説明をいただきたいと思います。

第189回国会 国の統治機構に関する調査会 第4号(2015/05/13、23期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  今日はお二方の参考人に貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございます。  続きで、森田参考人に道州制について伺いたいと思うんです。  憲法との関係で言及されていたところがあったかなと文献をお読みしていて思ったんですけれども、要は、道州制、今形が見えないからということだけじゃなくて、知事の権限が大変強化されることにもなるということから憲法論上について言及されていた辺りを少し解説的に御説明いただければと思います。
【次の発言】 片山参考人に続きでお伺いしたいと思うんですけれども、要は、戦後憲法ができて、地方自治が憲法上も規定されるということで、地方自……

第189回国会 国の統治機構に関する調査会 第5号(2015/05/20、23期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  「時代の変化に対応した国の統治機構の在り方」のうち、二年目のテーマである「国と地方の関係」について調査を進める調査会の冒頭、私は、憲法での位置付けを踏まえた議論が必要だと意見を表明いたしました。  そもそも、地方公共団体のことは当該地方公共団体が決める原則、地方公共団体のことは住民自身が決める地方自治の原則が発揮され、地方自治体が住民福祉の増進という地方自治の目的を果たすことが要請されております。そのために国はどんな役割を果たすべきか、参考人質疑を通じて明らかになり、国会が学ぶべきだと考える点を指摘したいと思います。  第一に、地方分権改革と一体に進……


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第190回国会(2016/01/04〜2016/06/01)

第190回国会 国の統治機構に関する調査会 第1号(2016/02/10、23期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  今日は、両参考人、御参加いただいて、御意見ありがとうございました。  この調査会も三年目ということになりますけれども、参考人で女性に来ていただいたの初めてということでありまして、活性化という観点からも政策決定の場にどう女性が進出していくのかというのは非常に大きな課題であろうかと思うんですね。  国連でも一貫した方針だということであるのと同時に、この参議院では、九七年ですね、一九九七年に創設五十年ということで女性国会というのが開催されたと。同時に、DV法の制定についても調査会での議論などを土台にして法制定に至ったというような経過や歴史があるということで……

第190回国会 国の統治機構に関する調査会 第2号(2016/02/17、23期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  今日は、両参考人に貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございます。  まず最初に、岩崎参考人にお聞きしたいと思うんですけれども、各国の議会の歴史や事情にも通じておられるということで、女性が参政権を獲得して日本で七十年ということになるわけですけれども、いまだに日本の国会議員の女性比率というのは極めて国際的に最下位のクラスになっているという状況がありまして、参考人、女性として今日おいでいただいているということで、女性として参考人の問題意識というのをお聞かせいただきたいなと思います。
【次の発言】 女性議員を増やすということは重要だということで共感でき……

第190回国会 国の統治機構に関する調査会 第3号(2016/02/24、23期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  今日は、両参考人の皆さん、御意見聞かせていただきましてありがとうございます。  最初に、大山参考人にお聞きしたいと思います。  参議院の目指す姿ということで、女性議員を増やすために大胆な提案というか、こういうこともできるよということをお示しいただいたと思うんですが、女性議員を本当に増やすということは私も重要な課題だというふうに思っています。日本で女性が参政権を獲得してもう七十年ということなんだけれども、日本の国会議員の女性比率というのは先進国では最下位という状況が続いています。いろいろ参考人が発言されたこととか読ませていただいたんですけれども、あるシ……

第190回国会 国の統治機構に関する調査会 第4号(2016/04/06、23期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  「二院制議会における今日の参議院の役割」を考えるに当たって、憲法の国民主権の原則を根本に据えることが最も重要です。今日、参議院が国民の代表として多様な民意をいかに国政に反映できているのか、憲法の要請に応えられているのかという視点からの検証が必要です。  国会は、唯一の立法府として、国政調査権の行使、議員の質問権を十分に保障した国会審議によって強大な行政権力を監視する重大な任務を果たしていくこと、そして衆参両院がそれぞれ多様な民意を反映する選挙制度によって選ばれた議員で構成されることが重要であり、それが憲法の求めるところです。同時に、国会には、質疑の内……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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