倉林明子 参議院議員
24期国会発言一覧

倉林明子[参]在籍期 : 23期-|24期|-25期-26期
倉林明子[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは倉林明子参議院議員の24期(2016/07/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は24期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院24期)

倉林明子[参]本会議発言(全期間)
23期-|24期|-25期-26期
第192回国会(2016/09/26〜2016/12/17)

第192回国会 参議院本会議 第5号(2016/10/19、24期、日本共産党)

○倉林明子君 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりましたパリ協定の締結について承認を求めるの件について、以下、関係大臣に質問します。  二〇二〇年以降の地球温暖化対策の新しい枠組みであるパリ協定は、昨年十二月のCOP21で法的拘束力を持つ文書として採択されました。歴史上初めて世界の全ての国が参加した合意の背景には、気候変動の脅威に対し共通した危機感がありました。私は、同時開催されたIPU国際会議に国会代表として派遣していただき、脱炭素に向けた各国代表の思いを強く感じました。  その後、早期締結に向けた動きは加速し、温室効果ガス最大排出国である中国、アメリカを皮切りに、インド、EUなど……

第192回国会 参議院本会議 第8号(2016/11/02、24期、日本共産党)

○倉林明子君 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました公的年金制度の財政基盤及び最低保障機能の強化等のための国民年金法等の一部を改正する法律の一部を改正する法律案について、以下、関係大臣に質問します。  本法案は、国際的にも異常に長い日本の年金受給資格期間を二十五年から十年に短縮するもので、最大百十八万人と見込まれている無年金者を救済する上で喫緊の課題となっていたものです。現行法のままでは二〇一九年十月の消費税増税まで施行が延期されるものを来年八月一日施行とするものであり、遅きに失したとはいえ、消費税増税と切り離して前倒し実施とすることには賛成するものです。  そこで、財務大臣に確……

第192回国会 参議院本会議 第18号(2016/12/14、24期、日本共産党)

○倉林明子君 私は、日本共産党を代表して、公的年金制度の持続可能性の向上を図るための国民年金法等の一部を改正する法律案、すなわち年金カット法案に対して、反対の討論を行います。  高齢者世帯の収入の七割を年金が占め、六割の高齢者世帯が年金収入だけで生活しています。将来の年金受給額に大きな影響を与える重要法案を、衆議院で僅か十九時間余りの質疑で採決を強行した上、臨時国会の会期末前日に参議院に送付し、会期延長によって押し通そうとするなど言語道断です。安倍政権の乱暴極まりない手法に断固抗議するものです。  本法案は、際限なく年金をカットする賃金マイナススライドというべき新たな仕組みを導入するものです。……


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第193回国会(2017/01/20〜2017/06/18)

第193回国会 参議院本会議 第14号(2017/04/07、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  私は、日本共産党を代表し、精神保健及び精神障害者福祉に関する法律の一部を改正する法律案について、厚生労働大臣に質問します。  近代日本の精神医学、医療の先駆けとなった呉秀三氏は、我が国何十万の精神病者は実にこの病を受けたる不幸のほかに、この国に生まれたるの不幸を重ぬるものと言うべしと表しました。  座敷牢に始まり、一九五〇年の精神衛生法制定に至るまで、日本における精神障害者対策は、長く隔離、収容する歴史であったと言っても過言ではありません。  精神衛生法制定後も、圧倒的に不十分な体制と診療報酬の下で精神病院での隔離、拘束が行われ、患者の人権侵害が続発……

第193回国会 参議院本会議 第23号(2017/05/17、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  ただいま議題となりました地域包括ケアシステムの強化のための介護保険法等の一部を改正する法律案について、日本共産党を代表して、以下、厚生労働大臣に質問します。  安倍政権の五年間、医療、介護は負担増の連続でした。介護サービスの利用料に三割負担を導入するとした本法案に、これ以上の負担増はもう限界だと、不安と憤りの声が広がっています。  医療では、七十から七十三歳の窓口負担の二割への引上げ、入院時の食費、水光熱費の負担増、高額療養費の負担上限引上げなどが実行に移され、介護でも、二割負担の導入、施設の食費、居住費に対する補足給付の対象の絞り込み、高額介護サー……

第193回国会 参議院本会議 第26号(2017/05/26、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  私は、日本共産党を代表し、地域包括ケアシステムの強化のための介護保険法等の一部を改正する法律案に断固反対の立場で討論を行います。  本法案は、介護保険の三割負担にとどまらず、介護保険の負担と給付、地域福祉の在り方を大きく変え、高齢者、障害者、障害児、その家族など、国民の生活と権利に多大な影響を与えるものとなっています。  こうした重大法案を、衆議院では二十二時間の審議で地方公聴会も開かないまま強行採決されたのです。本院での審議時間はこれを下回る僅か十六時間足らずであり、参考人質疑も一回のみとなっており、徹底した審議が尽くされたとは到底言えないことを厳……


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第196回国会(2018/01/22〜2018/07/22)

第196回国会 参議院本会議 第20号(2018/05/18、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  ただいま議題となりました生活困窮者自立支援法等の一部を改正する法律案について、日本共産党を代表して質問いたします。  平成二十五年度労働時間等総合実態調査は、データ捏造により、働き方改革一括法案から企画業務型裁量労働制拡大を削除する原因となりました。さらに、一般労働者のデータの中にも分かっているだけで九百六十六件の誤りが判明し、もはやデータそのものの信憑性は完全に失われております。働き方改革一括法案を撤回し、労働政策審議会に差し戻すことを強く求めます。  本年十月からの生活扶助基準引下げに、利用者から、子供の人生に不安と絶望をもたらしたなど、悲痛な訴……

第196回国会 参議院本会議 第31号(2018/06/29、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  私は、日本共産党を代表して、働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律案に反対の討論を行います。  昨日、与党は、継続、徹底審議を求める野党の要求を打ち切り、野党三会派が提出した厚生労働委員長解任決議を本会議にも諮らず棚上げするという前代未聞の暴挙の上、厚生労働委員会を再開させ、採決を強行いたしました。これは二重の暴挙であると断ぜざるを得ません。断固抗議するものです。  以下、反対の理由を述べます。  本法案は、その立法事実が破綻しているということです。  議論の出発点である労働時間のデータの捏造、データの隠蔽が発覚し、法案から裁量労働制を……


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第197回国会(2018/10/24〜2018/12/10)

第197回国会 参議院本会議 第8号(2018/12/05、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  私は、日本共産党を代表して、水道法改正案に反対の討論を行います。  水道事業は、日本国憲法が保障する生存権を具現化するものとして、地方公営企業法と相まって、公共の福祉の増進が目的とされてきました。  しかし、国策による過剰な水需要を見込んだダム建設など、過大な投資が水道事業の経営を大きく圧迫しています。赤字であっても、独立採算制により、一般会計からの繰入れも原則できません。必要な老朽管の更新や耐震化も進まない実態が全国で広がりました。  本法案は、こうした深刻な水道事業の現状を解決するどころか、清浄にして豊富低廉な水の供給を図り、もって公衆衛生の向上……


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第198回国会(2019/01/28〜2019/06/26)

第198回国会 参議院本会議 第15号(2019/05/08、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  私は、日本共産党を代表し、女性の職業生活における活躍の推進に関する法律等の一部を改正する法律案に対し、厚生労働大臣に質問します。  セクハラを含む性暴力に対して被害女性たちが泣き寝入りせずに声を上げようと立ち上がり、世界中に広がったのがミー・ツー運動です。世界ではハラスメント規制が大きな流れとなり、EUやイギリス、ベルギーなどのEU諸国では、既に法律でハラスメントを禁止しています。ILOでも、ハラスメントを明確に禁止する規定が盛り込まれた労働の世界における暴力とハラスメントの除去に関する条約案が策定され、今年六月の総会で採択される見通しです。  昨年……

第198回国会 参議院本会議 第21号(2019/05/29、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  私は、日本共産党を代表して、障害者の雇用の促進等に関する法律の一部を改正する法律案について、厚生労働大臣に質問します。  昨年、国の行政機関、立法機関、司法機関、地方公共団体等を含む多くの公務部門において、障害者雇用率が水増しされていたことが発覚しました。障害のある人や関係者は余りの事態に言葉を失い、こんな差別的な出来事に直面するとは思わなかったと、無念や怒りの声が上がりました。  政府の八割以上の機関が関与しており、自己申告や担当者の主観で判断した、亡くなった方や退職者を計上していたなど、誤った手法が長期にわたり各省庁で引き継がれてきたのです。この……

第198回国会 参議院本会議 第23号(2019/06/05、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  私は、日本共産党を代表し、児童虐待防止対策の強化を図るための児童福祉法等の一部を改正する法律案について質問します。  児童福祉法は、一六年改正で初めて第一条に「児童の権利に関する条約の精神にのつとり、」と規定され、子供が権利の主体者としてうたわれました。子どもの権利条約批准から二十年、この精神をいかに具現化していくかが問われています。  子供を守り育てるのは社会の責任です。しかし、今、子育てをする家族の現状は、貧困、格差が広がり、孤立する親子が少なくありません。親の責任が様々に追及される中で、支援を求めることもできず、余裕なく追い詰められているのでは……

第198回国会 参議院本会議 第27号(2019/06/19、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  日本共産党を代表し、児童虐待防止対策の強化を図るための児童福祉法等の一部を改正する法律案について、賛成の討論を行います。  本法案が親権者による体罰禁止を明文化したことは重要です。  子どもの権利委員会は、体罰を、どんなに軽いものであっても、有形力が用いられ、かつ、何らかの苦痛又は不快感、屈辱感を引き起こすことを意図した罰と規定し、子供をけなし、辱め、侮辱し、身代わりに仕立て上げ、脅迫し、怖がらせ、又は笑い物にすることを意図した罰が含まれるとしており、その水準での実施が求められます。  厚労省が今後示すガイドラインでは、あらゆる場面での体罰、その他品……

倉林明子[参]本会議発言(全期間)
23期-|24期|-25期-26期

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委員会発言一覧(参議院24期)

倉林明子[参]委員会統計発言一覧(全期間)
23期-|24期|-25期-26期
第192回国会(2016/09/26〜2016/12/17)

第192回国会 厚生労働委員会 第2号(2016/10/25、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  まず、原発の新規制基準適合申請審査、これに関する業務を労働基準局が公益事業として労基法の定めによる労働時間の時間外制限を外す通達を出していたと、これ大変な話だと思うんですけれども、これ資料で付けております。一枚目、二枚目とありまして、対象となりましたその適合審査の原発が三枚目、一覧として記載されているものになっております。  そこで、これ、衆議院でも質疑ありまして、九電の要望によってこれ出したんだというやり取りだったわけですけれども、新聞の取材に対して九電はどう答えているかといいますと、二〇一三年七月に適用除外の可否について問い合わせたという回答なん……

第192回国会 厚生労働委員会 第3号(2016/11/08、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  今日は、資料一としてお配りしています、くるみん認定マークに関わって質問したいと思います。  これは資料にありますとおり、次世代育成支援対策推進法に基づきまして、一定の基準を満たす企業を子育てサポート企業として大臣が認定し、認定マークが使用できるというものになっております。この九月時点で認定企業は、くるみん認定が二千六百五十七社、より高い水準の取組を行っているプラチナくるみん、これが百六社となっております。学生、求職者に対するアピールとしても活用されているものです。  そこで、この認定、子育て支援優良企業と言ってもいいマークなんですけれども、これをあの……

第192回国会 厚生労働委員会 第4号(2016/11/10、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  本法案で、加入期間の短縮によって無年金者は大きく減らせる、歓迎であります。しかし、いまだ二十六万人の無年金者と低年金の問題というのが残るわけです。  そこで、政府は繰り返し答弁で、基礎年金で高齢者の全ての暮らしを賄うという考え方ではないと言われているわけです。振り返って、そもそも一九八六年、月五万円でスタートしたのが基礎年金というわけですが、この発足時の議論で当時の厚生労働省は、月五万円の水準の根拠、これどう説明していたでしょうか、お願いします。
【次の発言】 つまり、発足当初は、基礎年金によって老後の基礎的部分を賄うと、これが基本的な考えだったとい……

第192回国会 厚生労働委員会 第5号(2016/11/15、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  本法案の提案理由の説明でも、公的年金制度の保障機能の強化を図り、年金制度に対する信頼を高めるためとされました。  そこで、新たに発生する年金受給者に対し給付の漏れがないように取り組む、これは当然のことだと思いますけれども、改めて大臣の決意を確認しておきたいと思います。
【次の発言】 新たな対象者は六十四万人ということで今御紹介もありました。しかし、プラスアルファもあるということなんですよね。空期間のある人、議論もありました、さらに任意加入、後納制度を使う、こういうことで資格者となり得る場合もあるということだと思います。  そこで、資格期間十年を満たし……

第192回国会 厚生労働委員会 第6号(2016/11/17、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  雇用、労働等に関する件ということで、足立理事及び石橋委員からは、労働時間の規制及びインターバルも規制盛り込んだ、我々も加わりまして共同提案した法案の審議の加速に対する提案及び新たな法規制としてパワハラも盛り込んだものを審議御協力をと、積極的に受け止め、前に進めたいと思っていることを表明したいと思います。しかし、今日は「等」ということで質問はさせていただきたいと思います。  混合介護の問題を今日質問させていただきたいと思いまして、資料を付けております。公正取引委員会が九月五日に、介護分野に関する調査報告書なるものを発表しております。資料一枚目、二枚目に……

第192回国会 厚生労働委員会 第7号(2016/11/22、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  特別養子縁組について質問したいと思います。  民間あっせん事業者が、生みの親の同意もないまま営利目的でやっていたということで事業停止、そして強制捜査というような報道もございました。昨日もテレビで特集がありまして、子供の受渡しは駅前で僅か十分と、そのときだけ会っていた。これは、ネットのサイトを使ったあっせんをやっている事業者の紹介でした。もう本当にちょっと胸が詰まる思いをして見せてもらいました。  養子縁組を行う事業者をそういう意味では本当に規制していくという法律は、喫緊の課題になっているというふうに認識をしております。  改めて、そこで、日本の養子縁……

第192回国会 厚生労働委員会 第9号(2016/12/06、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  まず冒頭、会期末のぎりぎりになりまして、衆議院で審議時間が僅かなまま強行採決に至ったことに強く抗議するとともに、参議院で、延期された期間を見ても決して、重要議案審議する期間として足りているのかといったら、私は極めて前例から見ても不十分だということは明らかだと思います。その上で、議論が始まってみますと、与野党からやっぱり慎重な審議を求める声が相次いでおります。さらに、民進党の委員からは試算の提出ということでの要求もありました。私、本当に徹底審議して、徹底審議の上に、強行採決は絶対にあってはならないということを強く申し上げておきたいと思います。  それで……

第192回国会 厚生労働委員会 第10号(2016/12/08、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  毎年のように受け取れる年金、天引きもありますので、年金が減っていくということに対して、国民の不安というのはやっぱり広がるばかりだというふうに思うんですね。必要な改革、この一歩は、減らない年金制度にしていくということ、大変重要だというふうに思っています。ところが、マクロ経済スライド掛けて減らしていくということをしていかざるを得ないというのは、結局、保険料は上限で固定する、積立金は百年以上を前提にすると、こういう枠組みの中で年金が減らされ続けているんだということだと思うんです。  そこで、確認をしたいと思うんです。  二〇一五年一月二十一日に社会保障審議……

第192回国会 厚生労働委員会 第11号(2016/12/09、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子でございます。  今日は、四人の参考人の皆さんに貴重な御意見聞かせていただきまして、ありがとうございます。  最初に、茶谷参考人にお聞きしたいと思うんです。  年金が減らされ続けているということに抗議して、全日本年金者組合の皆さんが年金引下げの取消しを求めて提訴されている、たくさんの方が提訴されているというふうに伺っているわけですが、暮らしも本当に大変だという中で提訴に至るというのは大変な思いがあった、実態があったと思うわけですね。その実態を是非伝えていただきたい、御紹介いただきたいとまず思います。
【次の発言】 ありがとうございます。  生活者が本当に立ち上……

第192回国会 厚生労働委員会 第12号(2016/12/12、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  先週の参考人質疑でも、安定した雇用の確保、そして賃金を引き上げること、これ年金制度の安定にとっても重要な課題だという指摘がありました。本当にそう思います。  与党の皆さんからも、標準報酬月額、最低賃金の問題についての質問がありました。最低報酬月額は八万八千円、全国一律ということになっているわけですが、最低賃金には地域格差があると。愛媛の例も出されたかと思います。最低報酬月額に達するための労働時間には月三十時間も格差があると、大変分かりやすい指摘でした。不公平感が出てくるのではないかという懸念が表明されたというふうに思います。  そこで私聞きたいのは、……

第192回国会 厚生労働委員会 第13号(2016/12/13、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  九日の参考人質疑で、全日本年金者組合の茶谷参考人が、現在提訴されております年金裁判について御紹介ありました。年金減額に対し不服審査請求は十二万人と、却下されたということで裁判ということを選択されました。最初の提訴から僅か一年半で原告団は四千五百人という規模になっているということをお聞きしております。  私、総理に聞きたいと思います。年金者がここまでの規模で提訴に至ったその背景には、どんな思いが、何があったとお思いでしょうか。
【次の発言】 高齢者が減り続ける年金に対してやむにやまれぬ抗議として裁判に立ち上がったということを、本当に総理としても受け止め……

第192回国会 予算委員会 第4号(2016/10/13、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  今日は、原発のコストについて質問したいと思います。  原発のコストが今膨らむという見込みで、今後の費用負担をどうしていくのか経産省で検討が始まっているということです。一つは、通常の原発の廃炉費用。原発事業者がこれまでは積み立ててきた分で賄うとしていたものが、これが足らなくなった、賄えなくなったというものが一つ。もう一つが、福島第一原発の事故処理、そして廃炉費用、この負担の問題です。賠償、除染、そして廃炉費用、それぞれがこれまでの見込額を超えるということだと。  一体それぞれどれだけの金額になるのか、増えた負担はこれは一体誰がするのか、経産大臣に答弁を……


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第193回国会(2017/01/20〜2017/06/18)

第193回国会 決算委員会 第4号(2017/04/10、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子でございます。  今日は、定置漁業、定置網で漁をする定置漁業について聞きたいと思います。  定置漁業は、魚を待ち受けるという漁法であることから、良好な資源状況の下で成り立つものであると。水産資源の再生産に、私、調和した漁とも言えると思うんです。さらに、地元京都でも、地域の雇用機会の創出、これにも大きく貢献しております。これ間違いないというふうに思っているわけですが、大臣の認識を改めて確認させていただきたい。
【次の発言】 そのとおりだと思うわけです。ただ一方で、この間、やっぱり資源の減少、この影響も非常に大きく受けているのが定置漁業でもあると言えると思うわけで……

第193回国会 厚生労働委員会 第閉会後1号(2017/09/20、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  年金の質疑に入ります前に、来年度の介護報酬について審議進んでいるということで、私、一点だけ確認をさせていただきたいと思います。  資料をお付けしております。これ、七月五日の社会保障審議会介護給付費分科会の厚労省が提出した資料ということになっております。これ、右肩にありますように、財務省の予算執行調査概要、これを基にして訪問介護の生活援助のみの利用状況の調査ということになっているわけです。最高が月百回を超えて利用しているというものになっているわけですが、私、問題は、これを基にして改革の方向性も出しているという中身なんですね。改革の方向性は何かというと、……

第193回国会 厚生労働委員会 第2号(2017/03/09、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  所信でも触れられました働き方改革、とりわけ長時間労働の規制に関わって質問をしたいと思います。  この三月一日付けで、原発の再稼働審査業務を残業時間規制適用除外としていた通達については撤回するようにと求めてきた経過もございます。これ廃止するということで新たな通達が発出されたということで伺っております。  それでは、今後、この新たな通達で、対象業務の三六協定、一体これどうなっていくのか、御説明ください。
【次の発言】 つまり、上限は大臣告示であると、月四十五時間、年間三百六十時間までと、新たな三六協定についてはそれを目指すように指導を掛けていく、こういう……

第193回国会 厚生労働委員会 第5号(2017/03/23、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  私も、続きまして、労働条件等の変更の明示の義務付けについて質問をしたいと思います。  この質問をする前に、そもそも現行の職業安定法において労働条件等の明示の義務がある、その設定をした理由というのは何なのか、御説明ください。
【次の発言】 あらかじめ知るということが極めて重要だというふうに思うんですね。労働条件等を知る、これがあらかじめよく知っていることでこそ労働者の保護及び定着ということにつながっていくものだと思うわけです。  現在、職業紹介、募集広告で示された労働条件の内容と実際の労働条件が違うということで、求人詐欺という言葉まで出て大問題になって……

第193回国会 厚生労働委員会 第6号(2017/03/28、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  今日は、参考人の皆さん、ありがとうございました。  最初に、村上参考人にお聞きしたいと思います。  なんでも労働相談ダイヤルとか詐欺求人ということで三千件の投稿があったというような取組について、本当に敬意を表したいなと思うんですね。実際に今大きな問題にもなっています詐欺求人、こうした相談事例、若干紹介あったんですけれども、是非リアルに共感したいなと思いますので、実態、できるだけ紹介をいただけたらなと思うのと、あわせて、今回、確かに法上の強化点等があるということは私もそうだと思うんですけれども、まだ残されている課題もあろうかと。こういう求人トラブル、求……

第193回国会 厚生労働委員会 第7号(2017/03/30、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  質問に入ります前に、さきの二十八日に政府の働き方改革実現会議が実行計画を決定したと。一言申し上げておきたいと思うんです。月の上限時間は百時間未満とされたこと、さらに、指摘もあった年間最大九百六十時間、この残業が可能となる重大な抜け穴に対する歯止めもない、過労死ラインの長時間残業を容認する、こういう働かせ方改革は断じて認められないと。議論はまた改めてやりたいと思います。  そこで、最初の質問ですけれども、育児休業の拡充について私からも質問させていただきたいと思います。  参考人質疑で池田参考人からは、保育所等の整備を一層進めることが重要だというお話があ……

第193回国会 厚生労働委員会 第8号(2017/04/04、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  まず、働き方改革の実行計画が策定されたということで、これについて質問します。  電通で過労自殺された高橋まつりさんのお母さんがコメントされています。過労死を予防するための法案なのに、過労死ライン以上の百時間とするのは、過労死をさせよということを認める法案でしょうか、全く納得できないというものでした。  そこで確認したいと思います。実行計画がこれ法律となれば、繁忙期なら最大で月百時間未満、休日労働も含めれば年間最大九百六十時間働かせても違法とはならないということになるんでしょうか、大臣。
【次の発言】 質問は、百時間未満も年間最大九百六十時間もこれ法律……

第193回国会 厚生労働委員会 第9号(2017/04/06、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  本法案は、臨床研究においてこれまでなかった法規制を新たに作るということで、賛成したいと思います。  そこで、このディオバン事件に端を発した、続発した不正事案、これ確実に防止していくということが求められていると思うわけです。そこで、最初に幾つか確認をしたいと思います。  まず一つ目、今回の法案で対象としていない臨床研究は何になるのか。二つ目、対象としているものの努力義務ということになっているのはどういうものか。三つ目、対象となる特定臨床研究、これが件数は先ほど紹介もありました。そして被験者数、これつかめないということでしたが、もう一回確認、これが全体の……

第193回国会 厚生労働委員会 第10号(2017/04/11、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  昨年七月二十六日の未明、相模原市の津久井やまゆり園で元施設職員によって引き起こされた殺傷事件、これは、障害者はもとより日本社会に本当に大きな衝撃を与えたと私も思います。容疑者は、障害者は生きていても仕方がない、安楽死させた方がいいと衆議院議長宛てに手紙を書いていたことも判明したと。容疑者の精神病院入院歴も明らかになる中で、精神障害者には、差別や偏見が助長されるんじゃないかと、これが大きく不安となって広がりました。  そこで、この七月二十六日の事件の本当に直後、七月二十八日、開催された関係閣僚会議、ここにおいて総理が指示を出されています。これはどんなも……

第193回国会 厚生労働委員会 第11号(2017/04/13、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  今日は、五名の参考人の皆さんの貴重な意見を聞かせていただき、ありがとうございました。時間の関係で全ての皆さんにお聞きできないことをまずお断り申し上げておきたいと思います。  最初に、池原参考人に、非自発的な入院について権利条約も引いて御説明をいただきました。私も、これは代表質問で政府の見解も確認させていただいたんですけれど、政府は、障害のみを理由としたものではないのでこの障害者権利条約には違反しない、先ほども既に、こういう否定された警官の御説明もあったんですけれど、いまだにそういう答弁を国会ではしているということに対して、改めてもう一度、池原参考人の……

第193回国会 厚生労働委員会 第12号(2017/04/20、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  精神保健障害福祉に関する法律について、改正趣旨を変えるということで、今回の質疑は一般質疑で、その質疑終了後に改めて説明を受けるということになっています。その中身については引き続き徹底的に審議をさせていただきたいと思うわけですが、改めて、今日は、精神障害者の保健、福祉をどう向上させていくのかという観点から、法に関わって代表質問で行いましたところ、大臣からいただいた答弁に関わって質問したいと思うんです。  大変、本会議の質問の答弁の中で驚いた答弁の一つが、精神障害者の日本における処遇が世界的にも他の障害者施策よりも遅れているという認識はあるのかないのかと……

第193回国会 厚生労働委員会 第13号(2017/04/25、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  審議途中で法案の改正趣旨が変更になる、これもう前代未聞の事態が起こっているわけです。前回質疑後に最終的な書き直しの説明ということになったわけですけれども、そこで大臣は、混乱させたと謝罪はされ、改正趣旨を変えた説明がされた。しかし、中身は変わらないという説明だったと思うんですね、法案の。しかし、この法案の中身でも大きな問題があると。先ほど警察庁の審議官答えていましたけれども、グレーゾーン事例など個別のケースでは警察との情報共有のことにも触れていたと思うんですよ。これ、この警察との情報共有というのが精神障害者の人権に大きな侵害しかねないということで、中身……

第193回国会 厚生労働委員会 第14号(2017/05/09、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  大臣は、あの概要書、概要の説明資料から、事件の再発防止策という改正趣旨、これを削除しながら、再発防止に資するという説明をされております。さらに、説明に加えて、犯罪防止を目的にしたものではないと、こう繰り返されているわけですね。改正目的を尋ねられたところの答弁では、これは措置入院者の退院後の孤立を防ぐと、こういう説明もされておりまして、改正目的が何なのかということが大変揺れ動いた答弁になっているというのがこの間の経過ではないかと思います。その上、大臣は、総理の施政方針演説について解釈をされておりまして、様々な再発防止対策に取り組むという決意を述べたもの……

第193回国会 厚生労働委員会 第15号(2017/05/11、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  前回までの質疑、そして今日午前中からこれまでの質疑でも、警察の関与、ここに関する質疑がやっぱり出てくるわけですね。  そこで、改めて、地域協議会、法上、原則をどう扱っていくのかという説明はされてきたかと思います。警察、個別ケース検討会議については例外にすると。いろいろガイドラインについて権利擁護の観点から整備していくという趣旨の説明がされているかと思うんですけれども、一方、警察との役割分担をどう進めていくのかというのが今度のポイントでもあるんですね。  その場合です。やっぱり前回も質疑させていただきましたけれども、大臣は、薬物使用、この犯罪についてど……

第193回国会 厚生労働委員会 第16号(2017/05/16、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  前回の質疑の続きで、グレーゾーン事例への対応について確認をさせていただきたいと思います。  本会議の塩崎大臣の答弁は、確固たる信念を持って犯罪を企図する者への対応などは医療と警察の分担が必要、このため、あらかじめ代表者会議においてその対応方針を明確化することが必要と答弁されております。そして、五月十一日、堀江部長は、医療の対象というよりは、個別ケース検討会議の外、入る前に自治体が警察と協議すると答弁をされております。  それでは、措置入院者がグレーゾーンであるかどうかと、この認定、一体誰がすることになるのか、そして何に基づいて行うことになるんでしょう……

第193回国会 厚生労働委員会 第17号(2017/05/18、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  質問に入ります前に、先ほど民進党の委員からも指摘がありましたとおり、まあ、民進党時代どうだったかという話はいいと思うんですけれども……(発言する者あり)あっ、民進党じゃない、民主党政権時代に議論どうだったかということを前提とする必要はないと思うんですけれども、本法案についての衆議院での審議の経過を見てみますと、二十二時間、これで十分審議できたというふうには受け止めておりません。この二十二時間を前提としたような質疑時間に拘束されることなく、徹底した審議をするべきだということを冒頭求めておきたいと思います。  そこで、最初の質問です。介護保険利用料の三割……

第193回国会 厚生労働委員会 第18号(2017/05/23、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。今日は四人の参考人の皆さんに御意見を聞かせていただきまして、本当にありがとうございます。  そこで、財政的インセンティブにつきまして、服部参考人の方からは、法の目的にも触れて、自立の一面化、目的変更になるという指摘や、さらに反対の意見も多かったということも御紹介いただいて、要介護認定を厳しくする、あるいは利用者を改善する可能性で選別する、自立の強要により事故が起きると、こういう指摘というのは本当に大事な指摘だというふうに受け止めました。  改めて、じゃ介護保険部会での意見の取りまとめはどうだったんだろうかということで、岩村参考人の方からお話もあったんです……

第193回国会 厚生労働委員会 第19号(2017/05/25、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  質疑が大分煮詰まってきたとかいう御発言もありましたけれども、午前中にもありましたとおり、徹底した審議を求める声も上がりました。私も引き続き、このテーマ、多岐にわたる問題でもあります。国民全般に大きな影響を与える重要な法案だという受け止めです。徹底した審議を冒頭求めておきたいと思います。  そこで、質問です。先ほど、自民党のそのだ理事からもお話ありました人材不足、介護保険においてこれ本当に喫緊の課題だと私も受け止めております。そこで、日本医労連が今年二月に、介護施設百四十三施設、四千九百五十三人に対して夜勤実態調査を行っております。その結果、二交代夜勤……

第193回国会 厚生労働委員会 第20号(2017/05/30、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  今日は、アスベスト訴訟の和解手続の周知徹底について質問したいと思います。  大阪泉南アスベスト訴訟で、二〇一四年の十月、初めて国の賠償責任を認めた最高裁判決が確定いたしました。二〇一四年十二月二十六日、和解が成立したわけですけれども、その際の和解条項四、これはどうなっているのか、その部分を読み上げて御紹介いただきたいと思います。
【次の発言】 今御紹介ありましたように、最高裁判決において国の責任が認められた方々と同様の状況にあった石綿労働者の方々について訴訟上の和解の道を探ると、これを周知徹底するんだということだと思うんです。大臣は、判決を受けて、国……

第193回国会 厚生労働委員会 第22号(2017/06/06、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  今日は、助産師の嘱託医制度について質問をしたいと思います。  今回の法改正で、助産所が自ら嘱託医を見付けて契約する、こういう制度そのものは変わらないというままで、出張のみの業務に従事する助産師にも対象を拡大するということになるわけです。義務付けられているのは嘱託医ということなんですが、これを見付けるのは非常に大変だというのは再々議論もあったところかと思います。これ、助産師の責任になるわけなんですが、そのために、嘱託医の確保ができない、開業を諦めるという例もあるし、契約していた嘱託医が廃業ということに伴って嘱託医の続きを見付けられないというような場合も……

第193回国会 厚生労働委員会 第23号(2017/06/08、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  先ほど来も議論がありましたけれども、医務技監にどんな人を充てるのかということで、厚労省内で考えているとか、医学的知見を踏まえたという答弁もあったかと思います。  この医務技監、医療、保健に係る重要施策について専門的観点から統理するという位置付けになっているわけですが、衆議院の質疑の中で、医師でなくてもよいということや、民間登用もあり得るということが確認されております。  そこで、具体的にどんな専門家としてこの医務技監を想定されているのか、御説明をお願いします。
【次の発言】 保健医療二〇三五が再三議論になっております。この保健医療について、保健医療補……

第193回国会 厚生労働委員会 第24号(2017/06/13、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  児童虐待を理由に児童相談所が子供の一時保護した件数というのが、二〇一五年度、過去最多となりまして一万七千八百一件だと、保護件数全体の約半数に及ぶという数になってきております。  先ほど来議論になっておりますけれども、一時保護は本来二か月を超えてはならないということですけれども、実態はどうなっているのか、改めて私からも確認をさせていただきたいと思います。
【次の発言】 平均すれば二十九・六日という全国平均の数あるんだけれども、県でいえば山形県がそれよりも、五十日超えていると。最長ということで見れば、これ二年経過するというような事例もあるというふうな結果……

第193回国会 予算委員会 第6号(2017/03/03、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  国民健康保険について質問いたします。  お配りしております資料一枚目を御覧いただきたいと思います。これ平成二十八年度の京都市の示しておりますモデル世帯、これを保険料試算したものでございます。これ、二人世帯、設定がありまして、括弧の中に記入しているとおり、給与支払額が二百四十万円の場合ということです。これ、国民健康保険料が二十七万七千五百七十円になります。給与の一・四か月分という負担になるわけです。これ、税と社会保険料、それぞれ計算して当てはめてみますと、七十五万円を超えるという額になるわけです。残る収入、これ百六十五万円に満たないという額です。  私……


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第195回国会(2017/11/01〜2017/12/09)

第195回国会 厚生労働委員会 第2号(2017/12/05、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  トリプル改定ということで関係者に大変な衝撃が走っている、それが、障害福祉サービスの食事提供体制の加算、これを廃止すると突然の方針が示されたということに対してです。こうなりますと、月最大で六千六百円の負担増になると。障害当事者、そして施設、親御さん含めて、廃止やめてほしい、こういうファクスが厚生労働委員の皆さんには連日届いているかと思います。これ、今日持ってまいりました。これ、合計今日で五百五十枚の声になっています。(資料提示)  全部を紹介することできません。で、資料に付けました。これは当事者から寄せていただいたもの、個人情報はマスキングしております……

第195回国会 厚生労働委員会 第3号(2017/12/07、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  先ほど御紹介もありました、私、選出が京都ということで、今、京都市の違法民泊の実態というのは大変な状況になっております。一つ、これ去年の京都市の調査の取りまとめしたものを一枚目に付けております。民泊の調査ということでやりましたもので、所在地特定したものが四六・六%ということになっておりますので、半数以上が民泊で所在地を特定できないという実態があります。そのうち、許可取っているのは七%にとどまっておって、何と無許可推測物件が六八・四%、ほぼ七割が無許可営業をやっているというのが去年の時点での把握した数なんです、およそ二千件。あれから一年、今どうかと。推計……


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第196回国会(2018/01/22〜2018/07/22)

第196回国会 厚生労働委員会 第3号(2018/03/23、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  厚生労働委員会、最初の質問ということにもなりますので、質問に先立って一言申し上げておきたいと思います。  森友学園公文書改ざん、これは行政府が立法府を冒涜したと、もう言語道断の事件だというふうに思うんですね。国民主権の原則、そして議会制民主主義、これを破壊するものであって断じて許されないということであります。そこで、改めて厚労省もこの事件を重く受け止めてしっかり今後の審議に臨んでいただきたい。強く申し上げておきたいと思います。  私の方からは、介護保険や職員処遇に関わって質問したいと思います。  総理は施政方針演説で、介護職員の人材確保に向けて処遇改……

第196回国会 厚生労働委員会 第4号(2018/03/27、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  二十九日に年金集中の審議をしようということで決まりましたので、今日は幾つか確認ということで、年金問題、お聞きしておきたいと思います。  二十日、年金機構がこの問題発覚後、初めて記者会見をされております。そこで示された資料を私もいただきました。ここで、委託業者の契約違反について四項目が挙げられております。納品の遅れと入力漏れが一つ。二つが相当数のデータ誤り。さらに、三つ目が海外業者への再委託。四つ目が報告等未提出、虚偽ということです。  これ、それぞれの項目ごとに違反を厚労省が把握した時期というのを特定していただけますか。

第196回国会 厚生労働委員会 第5号(2018/03/29、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  二〇一五年の五月に不正アクセスによる情報流出事件が発覚したと。先ほども御紹介あったとおり、厚生労働大臣の業務改善命令を受けて機構が日本年金機構再生プロジェクトを策定した。来年度が最終年度ということに当たるわけです。再生プロジェクトの最終点の取組課題、一番が年金業務の抜本改革ということになっていたはずであります。正確な年金給付業務、これは受給者のみならず国民の信頼の原点だと、これは言うまでもないことだと思います。  ところが、その後もずっと議論ありますけれども、残念ながら信頼を裏切るような誤りというのは繰り返されているわけですね。私、極めてやっぱり事態……

第196回国会 厚生労働委員会 第6号(2018/04/03、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  質問に入ります前に一言申し上げたいと思います。  東京労働局長が、記者会見でマスコミに対して、是正勧告してあげてもいいんだけどと。とんでもない発言だと思うんですね。撤回したということだけれども、是正勧告の公表を局長の一存でできるかというような発言であって、これ、報道機関に対する恫喝なんですよね。私は、言語道断だと、猛省を促したいと思います。引き続き、これについても議論は改めてやりたいと思います。  そこで、今日の質問ですけれども、雇用保険のマイナンバーについて聞きたいと思います。  個人情報の流出に今国民の不安が広がっているわけです。報道でも、昨年公……

第196回国会 厚生労働委員会 第7号(2018/04/05、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  本当に驚くべき事案が発覚したと思っておりますのは、陸上自衛隊のイラク派兵部隊の日報が、去年三月には確認していたと、こういう事実が明らかになったわけで、これ、一年にわたって防衛大臣さえもだまされていたということになるわけです。隠蔽、改ざん、相次いでおります。民主政治のもう前提が崩れているんじゃないかと。これは、立法府に対しても寄せられている国民の不信につながっているんじゃないかと思っているわけです。  そこで、本当にこの問題、最優先で徹底究明が必要な事態だということを質問に入る前に一言申し上げておきたいと思います。  この法案については、駐留軍等労働者……

第196回国会 厚生労働委員会 第8号(2018/04/10、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  働き方改革関連法案が閣議決定ということに対して、私はまず強く抗議を申し上げたいと思います。厚労省は、労働行政に対する国民の信頼を失っているんだという自覚を持つべきだと思います。断固この法案についての撤回を求めておきたいと思います。  そこで、先ほど来議論になっております企業名の公表基準のところから私も質問したいと思うんです。  これ、そもそも、電通の過労死事案が本社だけではなくて複数事業場でも繰り返されていたというのが次々と明らかになった、そういう事態も受けて、昨年の一月に労働局長による企業名公表の基準ということが見直されたという経過だと受け止めてお……

第196回国会 厚生労働委員会 第9号(2018/04/12、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  勝田東京労働局長の降格処分というのは当然のことだというふうに思っております。しかし、これ暴言だけの問題ではなく、この問題は終わるということにはならないというふうに思うんですね。改めて、今日も質疑ありましたけれども、なぜあの十二月の時点で異例の行政手続がされたのかという点で引き続き解明すべき点が残っているというふうに思っています。今日は法案審査ということですので、また改めて質疑はやらせていただきたいと思います。  そこで、まず、HACCPの義務付けについて聞いていきたいと思います。  先ほども御紹介あったとおり、十五年ぶりの今回の法改正ということですが……

第196回国会 厚生労働委員会 第10号(2018/04/17、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  今回の特別指導については、あってはならない恣意的な運用ではなかったのかと、これは与野党問わず当委員会でも指摘が相次いでいる問題となっております。私は、この点での説明責任というのはいまだ果たされていないというふうに思っているわけです。  そこで、今日も質問させていただきたいと思いますが、衆議院での我が党高橋千鶴子議員が長時間労働を隠しているのではないかという指摘をさせていただきました。それに対して、企業名の公表基準、これについて大臣は、公表基準を超えたものを一般として出しているんだと、至っていないものは入っていない、そして本件についてということで、該当……

第196回国会 厚生労働委員会 第11号(2018/04/19、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  本法案で実現を目指す地域医療構想、これについてまず質問したいと思います。  これは、策定段階から機械的な病床削減との批判に対しまして、当時、塩崎大臣は、地域の実情を踏まえて地域医療構想を策定することになっているんだと答弁されておりました。医療構想の結果はどうなったかと見ますと、厚労省の推計どおり、二〇二五年の病床数は、機能分化しないまま高齢化を織り込んだ病床数よりも三十三万床少ないというものになったわけです。  これ、結果を見て、地域の実情がこの構想に反映された数字なのかどうか、その認識をお聞かせいただきたいと思います。これ、大臣にお願いしたい。

第196回国会 厚生労働委員会 第12号(2018/05/15、24期、日本共産党)

○倉林明子君 今日は、四人の参考人の皆さん、本当に貴重な御意見聞かせていただきまして、ありがとうございました。  植山参考人にまず質問させていただきたいと思うんですけれども、医師の労働組合をつくられたというところは、極めて、つくられた当時見れば画期的なことだったんじゃないかと思うんですね。医師はまだ日本の中では聖職者だという考え方があると思うんですね。そういう中で勤務医の労働組合を結成されたという動機といいますかきっかけになったようなこと、御紹介いただきたいなと思います。
【次の発言】 様々な過労死案件でも、とりわけ勤務時間、実労働時間を認定させていくというのが裁判等でも非常に論点になるかと思……

第196回国会 厚生労働委員会 第13号(2018/05/17、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  日本の医師数は、国際的に見るとどんな水準なのかということをまず確認させていただきたいと思うんですね。  資料をお付けいたしました。これ、医師の需給分科会に示された資料となっております。これ、人口千人当たりの臨床医数ということで、OECDで平均が真ん中辺りの二・八、日本はということで見ますと下から四番目ということになっております。さらに、資料の二枚目見ていただきますと、これ病床百床当たりの医師数ということで、イギリスが日本の七・五倍、フランス、ドイツは三・七倍ということになっておりますので、圧倒的なこれ違いがあるんですね。  国際的に見まして、日本の医……

第196回国会 厚生労働委員会 第14号(2018/05/22、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  予算委員会に提出されました愛媛県の資料に関連いたしまして、先ほどの質疑を聞いておりましてどうも腑に落ちないというところを確認したいと思うんですね。  提出された資料によりますと、二月十二日、県、今治市との間で加計学園関係者と意見交換会を行ったと。この記載はどうだったかというと、安倍首相と同学園理事長との面会が実現していないと、だから、官邸へ働きかけを進めるために、二月中旬、加藤内閣官房副長官との面会を予定している。  先ほど、大臣は、ぼやきみたいなことで、ぼやきのような話を聞いたという印象を受けたんです。せやけど、目的はっきりしていて、安倍首相と加計……

第196回国会 厚生労働委員会 第15号(2018/05/24、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  今日は、四人の参考人の皆さん、本当に貴重な御意見を聞かせていただきまして、ありがとうございます。  先ほどの続きのようなことから、難波委員の続きの話から始めたいと思うんですけれども、やっぱり生活保護世帯の実際の暮らしぶりをお聞きしておりますと、これが憲法で規定された暮らしぶり、最低生活水準ということと照らして本当にこれでいいんだろうかという思いを常々思っているわけです。岩永参考人には、先ほど少し時間も足りなかったので、ちょっとやっぱり、そもそも健康で文化的な最低限度の生活を営むことのできる適切な水準、現状がそう言えるようなものなのかどうかということで……

第196回国会 厚生労働委員会 第16号(2018/05/29、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  働き方改革関連法案が五月二十五日、衆議院厚生労働委員会で採決強行された。強く抗議を申し上げたいと思います。  衆議院での法案審議というのは尽くされたとは到底言えません。労政審に提供されたデータ、これが採決の当日にも誤りが判明する、前代未聞ですよ。修正に次ぐ修正を重ねる。少なくとも、私は、衆議院の厚生労働委員会に審議を差し戻すべきだと申し上げたい。本会議での採決強行は断じて容認できないと、冒頭申し上げておきたいと思います。  そこで、法案です。  まず、生活保護基準の在り方、議論になっておりますが、私からも質問したいと思います。  本年十月からの保護基……

第196回国会 厚生労働委員会 第17号(2018/05/31、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  本法案で無料低額宿泊所の規制強化ということを取られるわけで、それは当然のことだというふうには思っているんです。一方、この無料低額宿泊所が、一定要件を満たせば、日常生活支援居住施設ということで、保護利用者の新たな恒久的な保護施設ということになるんですよね。これ、やっぱり重大な懸念があるというふうに思っています。  一つは、現在の無料低額宿泊所のガイドラインに示されているわけですが、面積要件が今どうなっているのか。要件を、まあ都道府県によって違うみたいなことはあるようですが、要件を満たしているということでいうと、この無低の割合というのはどの程度現状確認し……

第196回国会 厚生労働委員会 第19号(2018/06/07、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  質問に入る前に、過労自死でお父さんを亡くした、当時小学校一年生、マーくんが書いた詩を紹介したいと思うんですね。  僕の夢  大きくなったらぼくは博士になりたい  そしてドラえもんに出てくるような  タイムマシンを作る  ぼくはタイムマシンに乗って  お父さんの死んでしまう前の日に行く  そして仕事に行ったらあかんて言うんや  こんな思いをするマーくん、再び生み出してはならないと、その決意を持って質問したいと思います。  大臣は、過労死を二度と繰り返さないために長時間労働の是正が急務と法案の趣旨説明でも述べておられます。それでは、なぜ過労死は繰り返され……

第196回国会 厚生労働委員会 第20号(2018/06/12、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  今日は、五人の参考人の皆さん、御意見ありがとうございました。  この法案を審議するに当たって、やっぱり過労死をどうやってなくしていくのかと、そのために法改正どうあるべきなのかということを我々は本当にしっかり押さえて議論していく必要があるというふうに思っているわけです。  そこで、最初に、全国過労死を考える家族の会代表の寺西参考人に伺いたいと思うんですね。  高プロに反対だと、安倍総理にも面談をずっと要望されてきた、座込みなどもやられてきたというふうに伺っているし、やっぱり、こうした活動に取り組んでいるという思いを、何で取り組んできたのかという辺りも是……

第196回国会 厚生労働委員会 第21号(2018/06/14、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  今日は、四人の公述人の皆さん、貴重な御意見を本当にありがとうございました。  高木公述人にまずお伺いしたいんですけれど、高プロの危険性ということで、濫用のやり得という御指摘は、本当にそのとおりの危険がある法案になっているというふうに思っているわけです。高プロはもちろんだけれども、法案全体としても前提が崩れている以上撤回は必要だというふうに思っているんですが、改めて、やっぱり与野党を問わず共有すべきだという問題提起は本当にそのとおりだというふうに受け止めたんです。  そこで、具体的にこうしたらどうかという点での提案はできないけれどもということで、具体的……

第196回国会 厚生労働委員会 第22号(2018/06/19、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  大阪北部の地震がありました。同規模の余震の発生の指摘もございます。本当に万全を期して対応をお願いしておきたいというふうに思います。  それでは、法案です。高プロ制度の立法事実というのは一体何だったのか、これ審議が進むほど分からなくなっていると、これ現状だと思うんですね。総理は、成果で評価される働き方をしたい方のために制度をつくると衆議院で答弁ありました。つまり、こういう働き方を望む労働者がいるという説明だったと思うんですね。  ところが、参議院の参考人、公述人、これ意見を聞いてまいりましたけれども、誰が望んでいるのかさっぱり分からない、高プロ入れたい……

第196回国会 厚生労働委員会 第23号(2018/06/26、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子でございます。  四年前、過労死等防止対策推進法が成立いたしました。そして、翌年、過労死等の防止のための対策に関する大綱が、これ閣議決定されております。そこには、「法が成立した原動力には、過労死に至った多くの尊い生命と深い悲しみ、喪失感を持つ遺族による四半世紀にも及ぶ活動があった。」と紹介しています。  総理に聞きたいと思います。そもそも、この大綱は何のために策定されたんでしょうか。
【次の発言】 この大綱では副題がはっきり書いてあるんですよ。「過労死をゼロにし、健康で充実して働き続けることのできる社会へ」、つまり、過労死をゼロにする、これが大綱の目的なんです……

第196回国会 厚生労働委員会 第24号(2018/06/28、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  やっぱり、審議を通じまして、私は、この法案、立法事実も、そして提出根拠、これも崩壊していると思うんですよ。徹底審議の上、私は廃案にすることが立法府として取るべき態度だと申し上げたいと思います。本日の採決など到底認められないと、まず申し上げておきたい。  質問です。労働時間の規制、これが国際的にどんな水準になっているのか、そしてこの法案はその水準から見てどうなのか、これ検証する必要があると思うんですね。今月開催されましたILO第百七回総会、ここでは労働時間法制について画期的な調査報告が行われております。労働時間や週休などの条約や労働時間短縮などの勧告と……

第196回国会 厚生労働委員会 第25号(2018/07/03、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  年金問題で一言申し上げておきたいと思います。  適正な年金給付がされず給付が減るというようなことは当然あってはならないことであります。年金機構は何度もこういう適正な年金給付という点でのミスを繰り返してきたわけで、私、その責任は免れないというふうに思うわけですが、とりわけ管理監督責任ということでいえば、厚労省の処分というのは厳重注意、口頭でということにとどまっているんですね。私、本来、所管する大臣の責任が厳しく問われる問題だということ、指摘にとどめたいと思います。  今日は、京都府内でも被害が広がっております大阪北部地震、これの対応、特に厚労省関係で確……

第196回国会 予算委員会 第3号(2018/02/01、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  来年度から制度の枠組みが大きく変わります国民健康保険について、その現状について質問したいと思います。  そもそも国民健康保険は、他の医療保険制度には加入していない方を受け入れている、我が国の国民皆保険制度を支える重要な基盤となる制度であります。ところが、今、この国民健康保険が加入者にとって大変厳しい実態になっております。  まず、確認をさせていただきたいと思います。国民健康保険、協会けんぽ、組合健保、それぞれの医療制度で加入者一人当たりの所得に対する保険料負担の割合、これはどうなっているでしょうか。

第196回国会 予算委員会 第12号(2018/03/20、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  私の方からは、年金の過剰徴収の問題について質問したいと思うんですね。  昨日から流れた報道に大変驚きました。五百万人分の年金の個人データ入力を委託業者が中国の業者に再委託していたと。明確な契約違反で、情報流出、この危険も本当に大きいものだと指摘しなければならないと思います。  その上で、この問題というのは、今年二月、既に年金支給額が二万円、三万円減っていると、こういう事例が相談相次ぎまして分かってきたんですが、当初、二月の年金の過少支給は百三十万人、こういう報道ありました。これに加えての今度の五百万人のデータの入力のこういう再委託の問題等も出ている。……


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第197回国会(2018/10/24〜2018/12/10)

第197回国会 厚生労働委員会 第閉会後1号(2019/01/24、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  今日、冒頭、大臣からも発言がありましたけれども、聞いていて大変違和感がありました。それは、いまだに不適切と言っているんですよね。毎月勤労統計調査における不適切な取扱い、これいまだに使っているということに非常に違和感を感じたんですね。  これ、報告書にもあるとおりなんですけれども、刑罰の対象になるかどうかという議論はあるにしても、明確に統計法に反する不正があったと、そういう認定されている問題なんですよ。そういう認識で改めてこの問題に当たる必要があるということを冒頭強調をしておきたいというふうに私は思います。表題も変えるべきだと申し上げておきたい。  そ……

第197回国会 厚生労働委員会 第2号(2018/11/15、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子でございます。  野党の皆さんからも様々指摘がありました。私、この新たな外国人労働者の受入れ問題については、改めて厚生労働委員会で早急にやっぱり集中審議必要だという思いを強くいたしました。法案については連合審査の開催を我々要求してまいりましたけれども、本委員会でこの外国人の受入れ拡大については集中審議を改めてお願いしたいと思います。  もう一つ、一緒に要求しますので。  その審査の条件といたしまして、資料の提出を求めたいと思います。  一点は、新在留資格による受入れ見込みの人数が昨日示されました。その中身を見て愕然としておりまして、全くこの数字の意味が分かりま……

第197回国会 厚生労働委員会 第3号(2018/11/20、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子でございます。  今日は、参考人の皆さんから貴重な御意見をいただいて、本当にありがとうございます。  何でこんなことが起こったんだろうと、憤りと驚きとという思いが強く伝わってまいりました。我々、検証が不十分だというふうに強く思っておりまして、検証委員会、当事者参加の検証委員会の設置ということももちろんですけれども、立法府としても徹底した解明が求められているというふうに改めて思っているところです。  そこで、最初に、最初にというか、皆さんにお答えいただくと最後まで行っちゃうかもしれないんですけれども、障害者権利条約を批准した国だ、日本は。さらに、障害者差別解消法……

第197回国会 厚生労働委員会 第4号(2018/11/22、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  私からまず最初に、外国人技能実習生について質問したいと思います。  資料をお付けしております。これ、十七日付けの読売新聞でございますけれども、それまで、より高い賃金を求めて失踪していると失踪原因を国会で説明されてきたわけですが、実際は違っていたということが明らかになりまして、昨日、山下法務大臣も法務委員会で改めて事実に基づかない答弁をしていたという御説明もあった、その取りまとめたものが記事になったということです。  私、この失踪理由が違っていた、数も違っていた、これは大きな重大な誤りがあったというふうに思っておりますが、さらに、その失踪の動機というこ……

第197回国会 厚生労働委員会 第5号(2018/11/27、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  先ほど来質疑を聞いておりまして非常に違和感を感じましたのは、これコンセッションのところ、改めて議論したいと思うんですけれども、あくまでもこれ自治体が決めることだと繰り返しおっしゃったわけです。しかし、これ閣議決定でどう決めているか。二〇一四年、日本再興戦略二〇一四で出てくるわけですけれども、公共施設等運営権等の民間開放、こういう項目で出てくるんですよ。これ、閣議決定で民間開放だというところがスタートだということは改めて押さえておく必要があるというふうに思います。  その上で、やっぱり水道事業を、民営化とは違うんだとおっしゃるんだけれども、民間に開放し……

第197回国会 厚生労働委員会 第6号(2018/11/29、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子でございます。  今日は参考人の皆さんの御意見、本当にありがとうございます。  そこで、私の方からは、まず二階堂参考人にお伺いしたいと思います。住民の命と、命の水を現場で支えていただいている職員の皆さんに、まず感謝申し上げたいというふうに思います。  今年も、大阪府の北部地震、御紹介もあった七月の豪雨ということで、非常に災害も大規模な断水ということでも発生いたしました。大阪府北部地震の際はあれだけ大規模だったんだけれども、二日間で復旧したというのは本当にすごいことだったなというふうにも思っておりまして、先ほど来、少しお話も出ていましたけれども、こういう大規模災……

第197回国会 厚生労働委員会 第7号(2018/12/04、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  この期に及んで大臣の答弁が揺れているというような状況というのは、極めて不満だと言わざるを得ないと思うんですね。  先ほど来紹介もありました海外事例について私も質問したいと思います。  二〇一五年の報告書、これが海外の事例を検討した全てだということで御提示をいただきました。そして、その中の一ページを資料としてお配りをしております。海外事例、詳細な検討は三事例ということでの紹介ですけれども、こうやってまとめた検討もされているんですね。  ところが、この調査の対象となった期間はどうかというと、一九九二年から二〇〇七年までの十五年間なんです。民営化の後、再公……

第197回国会 厚生労働委員会 第8号(2018/12/06、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  礒崎委員の続きのような質問になりますけれども、よろしくお願いいたします。  大臣は、衆議院の厚生労働委員会で、新たな制度の導入に当たって労働基準法令違反が減るのかと質問をされましたところ、新たに創設される出入国在留管理庁と相互通報制度もやりますから、緊密な連携を図ることによって減るように努力したいと、こういう答弁ですよ。現状の技能実習法の下で労働条件の確保を図ると。  それぞれの機関で発覚したこの労働基準法関係法令違反の疑いがあるものについての相互通報、こういうことは今でもやっているわけですね。先ほど来話があったとおりです。  先ほど、二〇一七年につ……


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第198回国会(2019/01/28〜2019/06/26)

第198回国会 厚生労働委員会 第2号(2019/03/14、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  私から、毎月勤労統計について一問だけやらせてもらいたいと思うんですね。  大臣は、特別監察委員会について、中立的で客観的だと一貫して答弁されているんですね。ところが、ここに大きな疑念が生じているんですよ。そこを私はしっかり受け止める必要があるというふうに思うんです。  最初の報告についても、第三者性についての疑問が噴出する中で、再調査、結果としてはせざるを得なくなったというふうに思うんですね。しかし、この再調査を踏まえた報告書、追加報告書について、今度、国会でも様々な御議論ありましたけれども、統計委員会から、必要な情報が著しく不足していると、こういう……

第198回国会 厚生労働委員会 第3号(2019/03/20、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  障害者が六十五歳になりますとそれまで利用していた障害福祉サービスから介護保険への移行が迫られるということで、大問題になっております。  岡山市にお住まいの浅田達雄さんという方がいらっしゃいます。生まれつき四肢に重度の障害があって、飲食、排せつ、移動、寝返り、支援が必要な状態です。しかし、市営住宅で独り暮らしをされておりました。それを可能にしたのは、重度訪問介護を月二百五十時間受けることができる障害福祉サービスが利用できた、これが支えになっていたわけです。ところが、六十五歳になった二〇一三年の二月、岡山市は、介護保険の認定申請をしていない、これを理由と……

第198回国会 厚生労働委員会 第4号(2019/04/23、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子でございます。  本委員会での質疑の後に、旧優生保護法に基づく優生手術を受けた者に対する一時金の支給に関する法案、委員長提案として議決される見込み、運びとなっております。度重なる議論の後に、現時点で最大限全会派が一致できる内容となっていることから、これを第一歩として我々も賛成したいと思っております。  しかし、これ衆議院での議論でも、与野党問わず、多くの委員から、満点ではない、いろいろな御意見もあると、こういう認識が表明され、当事者及び関係団体からも、三月十四日の法案の公表以来、多くの意見や声明が発表されております。  その中で、資料として、今日は二つの意見と……

第198回国会 厚生労働委員会 第5号(2019/04/25、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  今日は、難病問題について質問したいと思います。  難病法が施行されてから間もなく四年ということになります。法制定時には、患者、家族の皆さんが、もっとたくさんの難病患者がいる、みんな困っている、その方々を一つでも多く同じ難病対策に入れるためには幾らか自分たちの負担が増えたってやむを得ないということで負担増を受け入れたという経緯がありました。  そこで、確認をしたいと思います。資料一ということで配付させていただいております。この間の推移を表にしたものです。  この資料にあるとおり、対象疾患というのは確かに増えまして、二〇一四年当時の六倍になっております。……

第198回国会 厚生労働委員会 第7号(2019/05/09、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  まず、介護納付金の算定誤りについて私からも質問させていただきたいと思います。  今回の事案もやっぱり大臣に情報が伝えられたのが大変遅かったということが他の委員からも指摘、繰り返しありました。大体二か月近くたってから第一報を大臣は受けたということになっていたかと思います。  大臣は、二月四日、衆議院の予算委員会で、毎勤統計のこれ議論のときでしたけれども、こんなふうに答弁されているんですね。私への報告については、危機管理の鉄則として、早い初動、特に良くない情報ほど早く上げよという観点からして、今回の事案は報告までに私は時間掛かり過ぎていると思うと。私もそ……

第198回国会 厚生労働委員会 第8号(2019/05/14、24期、日本共産党)

○倉林明子君 私は、日本共産党を代表して、健康保険法等の一部を改正する法律案に反対討論を行います。  反対の第一の理由は、機微性の高い個人情報を含む医療、介護、ビッグデータを連結解析し、民間企業に開放する点です。  今や匿名加工情報でも様々な情報と結び付けることができれば個人が特定される時代です。NDBや介護DBのビッグデータに集約される個人情報は、提供の拒否もできず、個人が目的外利用を拒否しても情報は削除されません。このような形で集約される個人情報を民間企業に提供して、利益のために活用できるようにすべきではありません。  第二の理由は、診療報酬支払基金の支部の集約、統合によって、平準化の名の……

第198回国会 厚生労働委員会 第10号(2019/05/21、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  毎勤統計の不正事案の発覚から見ますと、既に五か月が経過しております。毎勤統計のデータ、これ八年分がいまだ欠損したままというふうになっております。これ、三つともそろわないと復活できないデータがあるということが要因になっているわけですけれども、私は、このデータの欠損などというのは絶対放置するわけにはいかない問題だというふうに思っております。  これ、データの復活がなぜ必要なのか、総務省に改めて、その一つ一つのデータの不足を補わなければならない個別の問題じゃなくて、データ復活の意義ということで御説明いただきたい。

第198回国会 厚生労働委員会 第11号(2019/05/23、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  今日は、本当に短い時間の中で、五人の参考人の皆さんが本当にスピードアップしてお話もいただきまして、ありがとうございました。今から質問しますけれども、是非ゆっくり答弁してもらったら、回答してもらったら、聞き取りやすくていいかなと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  先ほど角田参考人の方から、日本の裁判官の意識についての、裁判官についての見解表明もあったんだけれども、本当にそういう問題意識強く持っていまして、せんだっても、考えられない性暴力が無罪になるというようなことが相次いでいるということもやっぱり大きな課題として受け止めるべきだろうなとい……

第198回国会 厚生労働委員会 第12号(2019/05/28、24期、日本共産党)

○倉林明子君 私は、日本共産党を代表して、女性の職業生活における活躍の推進に関する法律等の一部を改正する法律案の反対討論を行います。  反対する第一の理由は、ハラスメント行為を禁止する規定がないことです。  パワーハラスメントについて防止措置が新設されましたが、その定義は極めて限定的であり、かつ、その内容は、事業主に対する防止措置義務や行政ADRの対象であるなど、セクハラ、マタハラと同様の規定ぶりであり、防止に実効性がないからです。  第二に、被害者救済のための実効ある機関がなく、企業への制裁措置にも実効性がないことです。  多くの被害者が、被害後の適切な対応はおろか、謝罪さえ受けることなく、……

第198回国会 厚生労働委員会 第13号(2019/05/30、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  質問に入ります前に、五月二十八日に旧優生保護法の初の地裁判決がありましたので、一言申し上げておきたいと思うんです。  この判決は、補償も立法不作為も認めないという極めて不当なものだったわけですが、憲法違反が明確に断罪されたという点は非常に重く受け止めなければならないと思います。行政にも立法府にも長年にわたって存在してきた優生思想、これと向き合って、この障害者雇用水増し問題の検証にも私は当たらなければならないというふうに思っております。  そこで、質問です。  法案審議の前提としてまずやるべきは、昨年発覚した政府による障害者雇用水増し問題の全容解明だと……

第198回国会 厚生労働委員会 第14号(2019/06/04、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子でございます。  今日は、参考人の皆さんから貴重な御意見いただきまして、本当にありがとうございます。  そして、今日は、皆さん、障害の当事者であられたり、そして当事者団体ということで、実態もよく御存じの皆さんに来ていただいたということに感謝したいと思います。  その上で、今回の法改正は、既にお話もあったとおり、昨年発覚いたしました障害者雇用率水増しと、先ほど斎藤参考人からは政府による雇用率の一大偽装と、本当にそのとおりだというふうに思っておりまして、改めてこの問題の全容解明というものがされたというふうに思えていないんです、私のところでも。  そこで、全容解明さ……

第198回国会 厚生労働委員会 第15号(2019/06/06、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子でございます。  大臣は、障害者雇用水増し問題の検証については、労政審の障害者雇用分科会で当事者にも議論してもらっているんだということを繰り返し説明されてきたわけですね。  しかし、六月四日の参考人質疑で、政府による一大偽装だと、こう厳しく批判された斎藤参考人。これにとどまらず、労政審の障害者雇用分科会の委員でもある公益代表中川参考人は、当事者に十分意見を聞かなかったのは問題というふうにおっしゃって、限りなく黒に近いグレーだと検証結果批判されておりました。さらに、当事者でもあります阿部参考人は、検証はまだ済んでいないと明言されましたし、同じく当事者でもあります……

第198回国会 厚生労働委員会 第16号(2019/06/11、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子でございます。  質問に入ります前に、一言申し上げておきたいと思います。  年金だけでは二千万円不足すると、投資の勧めや貯金の勧めと、とんでもない金融庁の報告書、これにつきましては、大きな批判が集中する中で、午前中の質疑で金融庁は政府としては正式に受け取らないという表明があったわけです。しかし、各省庁が厚労省も含めオブザーバーとして参加していたわけで、一体なぜこんな報告書が出てきたのかということについては全く説明は不十分だと言わざるを得ないと思います。  改めて、野党が要求しております予算委員会を開催して、十分な説明責任も果たしていただきたい、これ、強く申し上……

第198回国会 厚生労働委員会 第17号(2019/06/13、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  今日は、五人の参考人の皆さんに本当に貴重な御意見いただきまして、ありがとうございました。  最初に、奥山参考人に是非教えていただきたいなと思っているのは、今般の連続した児童虐待で命を失う子供たちの報道ぶりなんかを見ていますと、本当に支援すべき、支援が必要な親が声が上げにくくなっていないだろうか、現場の児相のところでも職員さんたちがもう追い詰められていないだろうかという懸念、非常に持っているんですね。  そういったことに対しての率直な御意見も伺いたいのと、先ほど、四十八時間のルールの対応の仕方についての御提案というのはなるほどと思ってもう聞いていたんで……

第198回国会 厚生労働委員会 第18号(2019/06/18、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  先週の六月十四日に、全国児童相談所長緊急会議が開かれまして、改めて四十八時間ルールの徹底の指示がされたというふうに伺っております。子供の安全確保が求められるということは当然のことだというふうに思っているわけです。しかし現状は、通告や相談件数が増加し続けるという中で、二十四時間三百六十五日の対応に追われるという児童相談所、本当に疲弊しているんじゃないかと、本来業務に支障を来しているんじゃないか、こういう実態広がっていると思うんです。緊急会議でも当該所長の中からそういう発言があったというふうにも報道を見ておりました。更に政府がルールの徹底を求めるというこ……

第198回国会 行政監視委員会 第1号(2019/05/20、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  今日は、農業、集落営農組織の支援策ということで質問したいと思うんです。  今年から、家族農業の十年、これスタートするということになるわけです。家族農業、小規模農業の役割を重視し、各国が支援しようということで国連が呼びかけたもので、これ、賛成した日本政府には具体的な取組の推進、とりわけ求められることになろうかと思います。  そこで、改めて大臣に認識を伺っておきたいと思います。  中山間地を多く抱える日本、これは大きな特徴になっております。その中で集落営農組織の役割というのは極めて大きいと思いますけれども、いかがでしょうか。

第198回国会 予算委員会 第2号(2019/02/07、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  まず、統計不正問題で総理に質問したいと思います。  二〇一八年の実質賃金が前年比で実際どうなのかと、それは大きな論点になってまいりました。今回の不正統計の問題で、本当の数字が分からないわけです。野党の独自試算では、ほとんどが前年同月比マイナスという結果になりました。そして、議論を通じて根本大臣もそれを事実上認めるという答弁をされています。  実質賃金の伸び率の推計について、総理は本会議でも検討しているというふうに答弁されてきたはずですが、一体これいつまでに公表されるんでしょうか。
【次の発言】 いや、報道を今日見ておりましてびっくりしたんですけれども……

第198回国会 予算委員会 第9号(2019/03/14、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  昨年も年金不祥事が発覚をいたしました。扶養親族等申告書の未提出、委託業者によるデータの入力ミスがありまして、昨年二月時点では百三十万人、二十億円に上る過少給付が発生いたしました。年金が減っていて驚いた高齢者が年金事務所に殺到するという事態になったわけです。中には数万円も減額となりまして、高齢者に混乱と生活への支障を来しました。  これ、影響、どういうことだったんでしょうか。
【次の発言】 五パーが一〇パーになって倍ほど天引きされたというだけじゃないんです。(資料提示)  これ、厚労省が作った扶養家族一人というときの月額二十万のモデルなんですけれども、……


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第192回国会(2016/09/26〜2016/12/17)

第192回国会 法務委員会、厚生労働委員会連合審査会 第1号(2016/11/10、24期、日本共産党)

○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  外国人実習生の介護職の拡大に関わって質問をしたいと思います。  衆議院での本法案の可決を受けまして、資料でもお配りをしております一枚目、これは読売新聞ですけれども、「少子高齢化が進み、介護施設の職員が不足する中、海外の人材を積極的に活用することが狙いだ。」と書いております。さらに、二枚目、日経新聞十月二十六日付けですが、「移民の解禁が難しい中、介護人材の長期的な就労を促し、深刻な人手不足に対応する。」と書いております。  厚生労働大臣に聞きたいと思います。繰り返し技能実習については開発途上国への技能移転が目的だと答弁されてきたかと思うんですけれども、……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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