前田種男 衆議院議員
23期国会発言一覧

前田種男[衆]在籍期 : |23期|-24期-25期
前田種男[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは前田種男衆議院議員の23期(1947/04/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院23期)

前田種男[衆]本会議発言(全期間)
|23期|-24期-25期
第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 衆議院本会議 第75号(1947/12/09、23期、日本社会党)

○前田種男君 飲食店営業再開に対して、緊急質問を片山総理大臣に申し上げます。  去る七月一日附をもつて、いわゆる七・五禁令の名のもとに飲食店営業が禁止されたのでございますが、七月、八月のあの食糧事情のもとにおきまして、ああした政令を出されたことは、最惡の食糧事情のもとにおいてはやむを得なかつた当局の処置であることを、われわれは了承しておるのでございます。そうしたことのあつたがために、かつてない大量の放出物資を輸入することができたことも、われわれは非常に感謝にたえなかつたのでございます。  されど、それ以來半歳の歳月を経まして、しかも、年末を控えておりますところの今日の社会の実情を考えてみました……


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 衆議院本会議 第43号(1948/04/27、23期、日本社会党)

○前田種男君 私は、この機会に、大阪兵庫におけるところの騒じよう事件に関して、去る四月十四日から昨日までの出來事に対しまして、総理大臣、文部大臣、法務総裁の明確な答弁を求めるものでございます。  朝鮮人の今回の問題の動機は、昭和二十一年十一月二十日附の総司令部からの発表に基き、本年一月二十四日附で文部省から通逹になつておりますところの、教育基本法に基く学校閉鎖命令が原因になつておるのでございます。日本國内における朝鮮人の取扱い等は軍司令部の命令にもございます通り、日本の法規のもとに、日本人と同等の立場において取扱いをなさなくてはならないことは、言うまでもないのでございます。しかし、この通逹が発……


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第4回国会(1948/12/01〜1948/12/23)

第4回国会 衆議院本会議 第18号(1948/12/20、23期、日本社会党)

○前田種男君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいまの承諾を求める一件に関し、給與ベースに関する法律案の問題につきまして、以下項目をあげまして、総理大臣並びに大藏大臣の明確なる答弁を求めるものでございます。(拍手)  給與問題の論議は、先月の第三國会再開以來、公務員法の改正とともに不可分の関係におきまして、本会議におきましても、委員会におきましても、毎日論議が集中されたのでございます。先月九日、人事院は人事院の試案を発表いたしましたところが、政府は人事院の勧告に対してすら應じがたいという声明を発表いたしまして、今日までその主張を通して来たのでございます。(拍手)しかもわれわれが、公務員法……

第4回国会 衆議院本会議 第19号(1948/12/21、23期、日本社会党)

○前田種男君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま審議中の公務員の給與法に関する委員長報告に対するただいまの修正動議に対して、反対の意思表示を明確にしておきたいと思います。  すでに皆さん御承知のように、今朝の本会議は、討論終局まぎわになつて休憩になつたのであります。われわれは、國会の権威のために、國会の自主性を守る意味におきまして、かような審議過程に遺憾の意を表するものでございます。  しかも、この内容たるや、突如として現われた問題ではございません。われわれが長い間関係方面と審議をいたしましたその過程においてこの問題は取上げられて、十分相談した結果であるのでございます。三党の修正案は……

前田種男[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院23期)

前田種男[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 国土計画委員会 第16号(1947/10/10、23期、日本社会党)

○前田種男君 簡単に御説明を申上げます。  大阪は昭和九年の大水害と昭和十九年、二十年にかいの台風のために、西大阪一帯は非常な被害を受けたわけでございます。もちろん昭和十九年は戦争中でございましたから、その後の對策もできず、二十年、二十一年の二年間におきまして、大阪府、大阪市は、當時の金額において一億の金を投じて防潮堤をやつたのでございます。この区域は大阪市内の大體四分の一を占めます西大阪で、大阪における工場地帯の中心をなしておるわけであります。今日あの大工場がすべて賠償工場から除外されまして、生産復興にいそしんでおるわけでございます。大阪港は御承知のように、戦前におきましてはよこすか、神戸を……

第1回国会 通信委員会 第16号(1947/10/31、23期、日本社会党)

○前田種男君 歌垣郵便局電信電話事務開始請願の件は、大阪府豐能郡歌垣村でございますが、地位は大阪府の北端でありまして、京都府、兵庫縣と大阪府との接近している地域でございます。土地柄からいつても、京都市、大阪市、あるいは池田市等と密接な關係がございますので、ぜひとも當郵便局に對して電信電話の事務が始められますように、御配慮を願いたいという請願の趣旨でございます。本件は全村一致の要望によつて請願されたものでありますから、さしずめのいろいろの問題等につきましては、當局に村をあげて協力するという熱望もございますので、この實現に對しましては、いろいろな點で當局と密接に打合せをして進めていきたいという村民……

第1回国会 労働委員会 第7号(1947/08/07、23期、日本社会党)

○前田委員 ただいま委員長が申されましたように、今日までは主として勞働省の案件を審議してまいりましたが、來週は失業保險法、失業手當法が提案される豫定になつておられる趣きでございまするが現下の情勢は勞働行政一般、あるいは勞働對策、物價と賃金問題、その他勞働委員會が掘り下げて檢討すべき重要な問題が山積しておるわけでございます。私は國家の今日の情勢下、勞働委員會の責任が非常に重要であるということを痛感いたしまして、安本長官、大蔵大臣、その他勞働關係の大臣の出席も願いまして、本委員會がそうした勞働對策一般の問題について、適當な委員會の審議を進めていかれるように希望いたしまして、豫定日以外でもやりくりが……

第1回国会 労働委員会 第10号(1947/08/22、23期、日本社会党)

○前田(種)委員 私は安本長官、法制局長官竝びに勞働大臣に、順次質問したいと思います。安本長官、法制局長官は、閣議で手が離せぬそうでありますが、安本を代表して勞働局長が見えておるそうですから、さきに安本長官に對する質問をしたいと思います。  本法の第一條の目的のところには、明確に「各人に、その有する能力に適當な職業に就く機會を與えることによつて、工業その他の産業に必要な勞働力を充足し、以て職業の安定を圖るとともに、經濟の興隆に寄與する、」この目的に副いまして、第四條に「第一條の目的を達成するために、左の業務を行う」として、第一には「國民の勞働力の需要供給の適正な調整を圖ること、及び國民の勞働力……

第1回国会 労働委員会 第13号(1947/09/17、23期、日本社会党)

○前田(種)委員 私は安本長官に質問をするつもりでありましたが、所用のために長官が見えませんし、總理大臣は安本總裁でありますから、私の質問に對して安本總裁として基本的な問題について御答辯をお願いしたい。具體的な問題については、この委員會の進行上次會に安本長官から説明を承れば幸いだと思います。  私の質問の要旨は、現内閣が發足以來いろいろ緊急對策が出されております。特に安本を中心として金融對策、あるいは物動計畫、その他を發表されておりますが、私の見るところでは、日本のように八千萬の國民を擁し、狭い國土に生活をしなければならぬ國柄におきましては、むしろ人的配置、人の問題を一體どうするかということが……

第1回国会 労働委員会 第15号(1947/09/23、23期、日本社会党)

○前田委員 安本長官に質問を通告しておりますが、後日に讓りまして、勞働大臣に伺いたいのですが、第七條は、恩給あるいは隱退料をもらつた場合に、その額が超過した場合は給付しない、被保險者でなくなるというような項目ですが、もしこれがこのまま適用されますと、官廰等において十年、二十年勤めておつた者が、失業保險の被保險者として掛金を掛けながら、結局適用が受けられないことになりますし、しかも隱退料のごときは勤續年數が長ければ相當の金額になりますので、この關係をもつと別途に考える考慮が必要ではないかと考えます。恩給、隱退料と失業保險とを一緒にしてやるというやり方は、全然別に考えるように考慮を願いたいと思いま……

第1回国会 労働委員会 第19号(1947/10/10、23期、日本社会党)

○前田(種)委員 安本長官がお見えになつておりますから、私も先を急ぎますから、できるだけ簡單に質問を申し上げたいと考えます。  第一點は、昨日本會議で説明されました經濟力集中排除法案が施行されました曉きに、失業問題がどういうふうになるか。この問題に關連して、安本に對する具體的な計畫案等がございますれば、この際勞働委員會を通じて、明確にしていただきたいと考えます。
【次の発言】 今長官の答辯は無理からぬ點がありますが直接それに關與するところの事業會社等に働いておりますところの社員、工員に至るまで、この問題のために非常に神經過敏的に、毎日頭を惱ましているという現實の問題があるわけです。しかも、もし……

第1回国会 労働委員会 第23号(1947/11/14、23期、日本社会党)

○前田(種)委員 前囘に懇談會を開きまして、修正事項が各派共同において假決議になつておりましたものを、本日成案ができましたので、一應朗讀いたしまして御承認願いたいと思います。印刷物が昨晩徹夜して刷られた關係上、非常に見にくいのでございますが、文字等は本文によつて適當に委員長において正確に記録していただきたいと考えます。   失業保險法案の一部を次のように修正するという失業保險法の改正の點から朗讀いたします。   賃金の項におきまして、   (賃金) 稱の如何を問わず、勞働の對償として事業主が勞働者に支拂うすべてのものをいう。但し、賃金中臨時に支拂われるもの、三箇月を超える期間ごとに支拂われるも……

第1回国会 労働委員会 第24号(1947/12/05、23期、日本社会党)

○前田(種)委員 殘つております請願の大部分は同一内容に關する問題でありますから、一括して審議を進めたらいかがかと思います。
【次の発言】 先ほど給與局長の御答辯の區域差の問題の取扱いについて私は意見をもつております。理想から言えば、特地區だろうと甲地區だろうと、官公勞それぞれ個人々々の生活状態、そうしたものが完全に調査されて、地域差とかあるいは特別給與というものが査定されるのが理想だと考えます。東京や大阪に勤務しておる者の中にも、百姓の家庭の人もあり、あるいは商賣人の家庭の人もあり、いろいろ環境が違つておるのです。純然たる給料で生活しておる者と、そうでない者と家庭が複雜であります。しかしそう……


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 決算委員会 第26号(1948/07/02、23期、日本社会党)

○前田種男君 本請願の要旨は、現在陸洋内燃機関は産業復興に大なる役割を果しているが、その生産資材は物資需給計画による取扱いがきわめて低位にあるため、生産業者の手持資材もわずかとなり、今後の需要に應じられない現状である、ついては陸用内燃機関を重要産業として取扱うとともに、その所管を、商工省内に独立部課として確立されたいというのでありまして、独立的のものをぜひ設けてほしいと希望するものであります。何とぞ御審議の上、採択あらんことを望みます。

第2回国会 通信委員会 第18号(1948/06/21、23期、日本社会党)

○前田種男君 簡單に要旨を説明したします。大阪市此花区は皆さん御承知のように大阪市内におけるところの工地地帯の中心地でございます。しかも大阪における大工場が密集しておる所で、この工場がすべて賠償工場の指定を逃れまして今日復興にいそしんでおるわけでございます、区所の人口は三、四万でございますが、この工場を中心にして毎日働いております勤労大衆は十万以上を算えるという地区でございます。戰災のために郵便局が焼失したしまして、そのために非常な不便ら來しておるわけであります。ぜひ此花郵便局の復興を熱望したします。しかも地元の大阪逓信局が、昨年來この重要性を認めて、本省にそれぞれ申請してきておるはずでござい……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第35号(1948/06/23、23期、日本社会党)

○前田(種)委員 ちよつと証人に聽きます。先ほどから数字をあげられました。証人が数回にわたつて三十六万円を党に寄附しておられますが、先ほど証人の証言によりますと、借りた金を寄附したというような言いまわしをしておられた点もありますが、三十六万円何がしの金はあなた個人の金を党に寄附されたのか、だれからか借用されて寄附されたのか、借用されたのであればどういう人に借りられたのか、あるいはもらわれたのか、もらわれたのであればだれからもらつたのか、もう少し明らかにこの内容を明示してもらいたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと三十六万円のうちの十万円は明らかになつておりますが、二十六万何がしは明ら……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第42号(1948/07/06、23期、日本社会党)

○前田(種)委員 五月何日かに副議長室で相談されたときに、齋藤証人はそういうことは記憶がないような答弁でございましたが、地崎証人は選挙後に幹部会、要するに最高幹部の人に六、七人集まつてもらつて、百五十万円、そのほかに二百万円、合せて三百五十万円の会計報告をして、最高幹部会の承認を得ておりますという証言をはつきりしておると思います。齋藤さんは今その内容の金銭上のことを十分記憶にないような証言でございましたが、地崎さんの言葉から言えば、そのときの最高幹部会は承認されたことになつておると思いますが、この点もう一度証人にはつきり証言を願つておきたいと思います。最高幹部会は地崎証人のそうした金銭上の選挙……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第44号(1948/07/29、23期、日本社会党)

○前田(種)委員 幹事長の証人に責任があるかどうかという点は、中野さんの質問で、結論は要領を得ないが、私も同感です。はつきりしなければならぬと思う。問題は事実をもう少しはつきりする意味において、齋藤さんに承諾を得たかどうかという点で、実際の事務的な責任は事務長がもつておつたのか、その他の人がもつておつたのか、だれが齋藤さんにそういう承諾を得たか、あるいは判も預つておつたかどうかという点を明らかにしなければならぬから、その点をだれに証言を求めれば明確になるかということを、幹事長たる証人からはつきりしてもらいたい。  もう一つは田中さん、幣原さんが十万円ずつ寄附しておるという報告に対して、本人は全……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第49号(1948/08/24、23期、日本社会党)

○前田(種)委員 証人にお聽きします。今委員長も問われましたが、大事なところですから重ねてお聽きしたい。証人の就任前から兵器処理委員会に関する立案の大綱はできておつたようでありますが、正式にできたのは証人が局長になつた後だと言つておりますが、そうであれば五社を選定した理由は証人の責任においてもつと明らかにならなければならぬと思います。それというのは、なぜ五社にきめたか、ほかにもつと会社が物色されなかつたかどうかという点が大事でありますから、もし大綱ができておつても、局長になられた後あなたの権限において決定しておりますので、その間の事情をもつと糾明して、どういう結論で五社になつたという点を明らか……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第51号(1948/08/26、23期、日本社会党)

○前田(種)委員 関連しますが、交際費百万円雑費に使つていると言われますが、おそらく各事業場、支部その他ではこれ以上にもつと使つていると目標をおいておりますが、どうですか。
【次の発言】 ただ交際費として項目はこれだけですが、そのほかに官廳そのほかの人の接待費とかいろいろな名目で、もつと大きな金を使つていると見ておりますが、どうですか。
【次の発言】 絶対ですか。
【次の発言】 これ以外に名目はいくらになるかわかりませんが、そういう方面にもつと使われていると思いますが、その点経理班長としてどうですか。
【次の発言】 もう一遍さかのぼります。十七万三千トンを拂下價格三百円で日鉄に拂下げてもらつて……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第55号(1948/09/02、23期、日本社会党)

○前田(種)委員 いま一点聽いておきます。飲み食いの問題ですが、買つて渡したことはないかしらんが、あなたの方で飲み食いしておるというのは事実らしい。それを一々女中は知つておると思いますが、あなたも支配人として相当長いのだから、もつとくだけてその点を話せませんか。
【次の発言】 しかし十二時過ぎまでいろいろ話されて、相談されて、その間に飲み食いしていないということはないはずである。お客さんが買つてきて持つてくるとか、ウイスキーやビールびんを下げてまで飲んだくらいのことはわかりませんか。そういう事実はあるでしよう。
【次の発言】 全部お客さんが持つてきたのですか。

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第60号(1948/09/22、23期、日本社会党)

○前田(種)委員 ちよつと先ほどの証言の中に、証人は百六十日近くも東京におられましたが、その間國管反対運動のためには、料亭、待合、旅館等でいろいろな会合、懇談をしたと言つておられますが、その通りですか。
【次の発言】 そうしますと、その半期以上の長い間でありますから、國管に集中されました以外に、業者として営業上その他のことについての会合はやられたのですか。
【次の発言】 あなたの半期間における会合というものは、院内と龍名館で、それ以外ではだれとも会つて相談したということはないですか。
【次の発言】 絶対にないですか。
【次の発言】 自動車会社から來て、おります書類によりますと、龍名館から相当頻……

第2回国会 労働委員会 第2号(1948/04/06、23期、日本社会党)

○前田(種)委員 島上君の質問に関連して、この機会に総理大臣に重ねて私からお尋ねしておきたい点があるわけです。それは今問題になつておりますところの労働立法改惡反対というスローガンのもとに、全國的に相当宣傳されておるわけでございます。私は長い間の労働運動の経驗から推しまして、しかも敗戰後の今日の日本の実情下において、今施行されておりますところの労働組合法、労調法、基準法、このいわゆる三立法は、日本の現状におきましては、よすぎるくらい理想的な立法だと私は見ておるわけです。この立法が労働組合運動の経驗――実際敗戰後の組合運動がまだ若いために、理想的なこの三立法を運用することに、十分の素質ができていな……

第2回国会 労働委員会 第5号(1948/05/25、23期、日本社会党)

○前田(種)委員 今政務次官からの説明にありましたが、官吏の規定と本案の規定の内容について、安定局長から、もう少し要点だけでもよろしいですから内容を御説明していただきたいと思います。
【次の発言】 職業安定委員會は中央、地方にこしよえることになつておりますが、現在中央、地方にそれぞれの委員會はもう構成されてその活動を開始しておられるかどうか、その點を重ねて御質問申し上げます。
【次の発言】 私は安本長官、勞働大臣、給與局長の出聴を求めておりますので、出席していただけるかどうか、委員長の方でお答え願つた上で質問を進めたいと思います。
【次の発言】 兩大臣にぜひ出席してもらつて、重要な質問ですから……

第2回国会 労働委員会 第6号(1948/06/04、23期、日本社会党)

○前田(種)委員 私は簡單に質問申し上げますが、今日問題になつておりますところの労働三立法の改正の問題、あるいは改惡の問題が國内的にも相当問題になつておりますし、政府の中でも相当論議されております。もちろん労働三立法は私が言うまでもなく組合法、労調法、書準法の三つでありますが、主管は労働省関係でありますが、法務廳関係でこの労働三立法に対して相当改正すべきかどうかという点について、檢討なり意見があるかどうかという点を法務廳法裁にお尋ねしたいといます。さらに商工大臣に簡單に質問したいという要点は、今日の物價と賃金の関係、さらにそれを裏づけするところの生産の関係について、商工省としてはどういう政策な……

第2回国会 労働委員会 第7号(1948/06/08、23期、日本社会党)

○前田(種)委員 先ほどから應)されました点でもう少に明確にしてもらいたい点だけを物價局長にお尋ねしたいと思います。一つは、二十二年度産米の米價改訂の問題は考究中であるという答弁でありますが、三千七百円ベースの数には、二十二年度産米の改訂價格の問題が織りこまれておるかどうかということをはつきりしてもらいたいと思います。價格はどうなろうとも、この三千七百円ベースの中に織りまこれておるかどうかとう点が一点であります。  それから先ほど三千七百円ベースは一般産業のベースで、官公廳に適用するベースではないという答弁でありましたが、しからば二十三年度本予算が昨日提案されておりますが、その数字を私見ており……

第2回国会 労働委員会 第16号(1948/09/07、23期、日本社会党)

○前田(種)委員 審査をするしないにかかわらず、フーバー原案を提出してもらいたいと思います。


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第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 人事委員会 第1号(1948/11/09、23期、日本社会党)

○前田(種)委員 その問題は理事会に一任したいと思います。

第3回国会 人事委員会 第2号(1948/11/10、23期、日本社会党)

○前田(種)委員 議事進行について発言をいたします。本日はすでに二時半から本会議が開かれるということになつております。しかも運営委員会の決定によりますと、本会議において、引続いて國家公務員法の説明をするということに、政府の方も了承していることになつております。從つてここで説明を聞くということになりますと、本会議の審議が遅れるということになつて参りますので、本会議を優先的に再開するようにいたしまして、きのうに引続き、さらに國家公務員法の説明を本会議で承つて、その上で本委員会は十分審議する機会があろうと思います。よつて本日は本委員会をこの程度にして、一分も早く本会議を開かれるようにしていただきたい……

第3回国会 人事委員会 第4号(1948/11/12、23期、日本社会党)

○前田(種)委員 委員長の申出によりますところの公聽会の件でありますが、ただいま本委員会に提案されております國家公務員法改正につきましては、事重要な問題であります。各方面から非常な関心を持たれておる問題でありまして、本委員会の審議の資料にするために、廣く各方面の識者の代表的な人々にお出でを願いまして、いろいろな角度から意見を聞きまして、われわれの笠議の資料にしたいと思いますので、ぜひ公聽会を開催して、國家公務員法改正全体にわたる問題について、十分檢討したいと思いますので、そういうおとりはからいをされるように動議を提出いたします。
【次の発言】 委員長の御説のように、労働委員会からはすでに正式の……

第3回国会 人事委員会 第8号(1948/11/22、23期、日本社会党)

○前田(種)委員 先ほどの関係方面との関係について緊急に質問いたします。今米窪委員の質問に対して官房長官の答弁は、いわゆる公務員法と予算の関係につきましては、ホイツトニー將軍の了解のもとにやつたということを言つております。しかしきのうの新聞を見ますと、官房長官はUP記者に語つておるその一節に、司令部の一民政局の意見を野党が重要視するということは、マツカーサー元帥の方針にもとるような態度だ。マツカーサー元帥は主として日本人の主自的なやり方を尊重している。それを一民政局の意見を聞いて云々することはというようなことを言つております。この官房長官の新聞記者発表の意見と今の答弁とは、まつたく自分の都合の……

第3回国会 人事委員会 第9号(1948/11/24、23期、日本社会党)

○前田(種)委員 今の玉井君の質問に関連してお伺いいたします。今の玉井委員の人事院の権限の問題で、人事院規則を法制化したらどうかという質問に対して、委員長はその必要がないという答弁でございましたが、これは大事なところだと思います。委員長もすでに御承知のように、國会におきましては政府の行政部門の局部の変更は、院議をもたなければ、内閣の政令によつてはできないという決定が両院を通過しておるのです。これは國の意思が明確になつております。しかも一局部の行政上の都合で変更する場合でも、院議の承認を経なければならぬというように國会はくくつております。この公務員法の改正案の内容を見ますと、大部分が人事院規則に……

第3回国会 人事委員会 第10号(1948/11/25、23期、日本社会党)

○前田(種)委員 今御答弁を聞いておりますと、どうも改正案を提案された立場上、非常に苦しい言いわけをしておられる。むしろすなおな立場で考えると、今の答弁は現行法にもどした方がよい、現行法の立場での答弁をしておるが、改正案を出した手前上、そういう答弁をしておるというふうに聞えるのであります。われわれは今言われたように、内閣が監督するということは、訴追問題を任免問題でありまして、任命は一遍すると四年間の任期でありますが、その間にやめさせるということは、重要なる問題でない限りは、そう内閣でかつてにできるわけではないのであります。普通の行政官廳としての内閣総理大臣は、監督権は持つておるが、そういう任期……

第3回国会 人事委員会 第11号(1948/11/26、23期、日本社会党)

○前田(種)委員 この際総理大臣の出席を得ましたので、二、三の点についてできるだけおだやかに御質問をして、明確な御答弁を願いたいと思います。まず第一点は二十四日の新聞を見ますると、吉田総理大臣談ということで、どうも公務員法の審議が野党が消極的な態度をとつて遅延している。はなはだ遺憾であるというような談話が発表されているのでございます。私たちは八日に再開されました本委員会に、九日から連日この委員会を進めてきているわけでございます。その間政府も非常に多忙であつたと思いますが、われわれの要求するように総理大臣の出席、その他の大臣の出席がなかなかはかばかしく行つていないということは、この委員会の経過を……

第3回国会 人事委員会 第12号(1948/11/27、23期、日本社会党)

○前田(種)委員 今の岡部政府委員の説明の中で、特殊な場合には、臨時的に六十條を適用してやるということでございますが、これは政府ばかりでなく、民間でも規定をこしらえるときには、特殊なときにしか適用せぬということを、往々にして言われる。実際にやつて参りますと、この特殊なときにしか適用せない條項を常時適用されるということが、過去において、官廳関係にあつても、民間にあつても相当あるわけです。それでこの問題は、どうせ一年間臨時雇で使えるということに現誉法でもなつておりますし、これは基準法もどこかに雇用関係の問題があろうと思います。それから職業安定法関係でもあるように私は記憶します。そうした法規の関係等……

第3回国会 人事委員会 第13号(1948/11/28、23期、日本社会党)

○前田(種)委員 今説明の中の罰則の問題でありますが、この改正案で行けば、たびたび論議になりましたように、相当重い罰則を科せられておるわけです。労働関係法に比べますと非常な重い罰則を科しておりますが、もう一度ここで、なぜそういう重い罰則を入れたかという点を説明していただきたい。
【次の発言】 法務総裁がいなければ答弁できぬようでありますが、この法律全体を見て、今説明を聞いておりますと、この間からの答弁の中にも、特殊な待遇を公務員に與える、その反面に、一般の労務者と違う別な制約を受けなければならぬということがよくいわれているのです。特殊な待遇ということは、爭議もやらずに、あるいは團体交渉もせぬで……

第3回国会 不当財産取引調査特別委員会 第4号(1948/10/14、23期、日本社会党)

○前田(種)委員 昨年の話は今承りましたが、一昨年どの程度出されたか、あるいは本年になつて出されたことがあるかどうか、参考までに伺いたいと思います。
【次の発言】 関係ないが、昨年に比較して一昨年出されたものを……。
【次の発言】 これは特に昨年の一年間に國管の問題がありましたので、百三十万円出された。その参考までに一昨年どの程度出されたか。本年になつてどの程度出されたかということは重要な問題だと思いますから、これをお聽きしたいと思います。


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第4回国会(1948/12/01〜1948/12/23)

第4回国会 人事委員会 第3号(1948/12/07、23期、日本社会党)

○前田(種)委員 委員会の劈頭に、官房長官が見えておられますので、緊急に御質問を申し上げたいと思います。  それは官房長官談で新聞にも出ておりますが、訴願審査の委員会を再び設けて、今日までたくさんのパージになつておられる人々の再審査の道を開いてやるという方法が必要だと考えます。特に選挙も近く行われるという寸前でございますので、愼重にやらなければなりませんが、また廣く人材がそれぞれの職務に再び復帰するような道を開いてやるということは必要なことであろうと考えます。そうした公職資格審査の委員会等は、一應任務が終つて、総理廳の一部で事務的なものをやつておるようになつておりますが、さらに訴願審査の委員会……

第4回国会 人事委員会 第4号(1948/12/08、23期、日本社会党)

○前田(種)委員 私は行政整理に関しては、公務員二百五十万に及ぼす影響がありますので、行政整理の問題については、十分本委員会で檢討を要する職務が與えられておると思いますので、行政整理に関するところの根本的の政府の方針を、もう一度本委員会を通じて明らかしていただきたいと思います。担当の岩本國務相の明確な、この点についての方針を示していただきたいと思います。
【次の発言】 今の國務大臣の答弁に対してさらに私は質問したいと思いますことは、行政整理をやらなくてはならぬということを諄々と説明されましたが、問題は肝腎な退職金の問題、就職の問題がなかなか困難で簡單に行かない。しかもこの関係は不可分である。私……

第4回国会 人事委員会 第5号(1948/12/09、23期、日本社会党)

○前田(種)委員 六十二万六百七十五名整理しようという全体の数字から欠員を引くと、五十四万四千七十五人という今の説明であつたのですが、五十四万四千七十五人のうちで、予算定員で補充ができていないというのはどれくらいあるのですか。
【次の発言】 関連して……。先ほど予算定員を中心にして行政整理をやるということでありましたが、赤松委員がさらにつつ込んで、実際に首を切る者が相当あるはずだと質されたところ、あなたはそれを肯定して、それに入つて行くということを言われる限りにおいては、大体六十二万の中で欠員がいくら、予算定員がいくら、さらに行政整理でほんとうに首を切る者はどの程度ということが、正確な何人とい……

第4回国会 人事委員会 第6号(1948/12/10、23期、日本社会党)

○前田(種)委員 今の問題をもう一つ聞いておきたいのは、國会が時間的に余裕があればもつと十分審議する期間があるのですが、目下時間的に押し迫つた問題であります。最終的にイエスかノーかを決定しなければならぬ段階に、ここ数日に追詰められて來たわけです。われわれは、席を議会に置きますが、また労働組合の責任者でもある関係上、賃金ベースの問題につきましては、われわれの努力を傾けて今日までやつて來ておるわけです。その立場から全逓の高原君に、もう一度相馬君が聞かれた点についてだめを押しておきたい問題は、七千三百円の問題が当面の最小限度の要求であるということは、たびたび聞いておりますからよくわかります。しかしこ……

第4回国会 人事委員会 第9号(1948/12/14、23期、日本社会党)

○前田(種)委員 私も討論するつもりではなかつたのでありますが、賛否の意見が一部出ておりますので、私は全面的に参議院送付案であるところの本案に賛成したいと思います。その理由を、日本社会党の立場から一應明らかにしておきたいと思いますことは、去る十一月三十日、第三國会の最終日に、國家公務員法の一部改正法律案が通過いたしましたが、わが党は全面的に修正案に反対の意見表示をしたことは、記録で明らかなところでございます。私たちは、今日の情勢下に、わが党が掲げておりましたところの修正案が一番妥当であるという信念を、今なお持つておるわけであります。しかしこれは國会の少数意見として葬られましたので、すでに國家公……

第4回国会 人事委員会 第12号(1948/12/21、23期、日本社会党)

○前田(種)委員 物價との関係において大藏大臣は、來年の三月までは総額において押えているからこれで行くと言う言葉の裏には、四月以後は改訂するかもしれないという印象を多分に受けたのです。私たちは六千三百七円はあくまでも確保しなければいけませんが、このことによつて物價を改訂してはならないと確信を持つております。あくまでも物價を改訂せずしてこの賃金ベースを維持して行かなくてはならぬと、われわれは考えているのです。そのためにはいろいろめんどうな問題もあろうと思いますが、政府はベストを盡して、その線に沿うて物價を改訂しないという基準の上に立つて、諸般の政策をやつてもらわなくてはならぬと考えますので、もう……

第4回国会 不当財産取引調査特別委員会 第2号(1948/12/07、23期、日本社会党)

○前田(種)委員 一言今の提案に対して付言して賛成したいと思います。  日本社会党所属委員は今の案に賛成いたします。さらに、その決議案は議長に提出されると思いますが、檢察当局、要するに福井檢事総長あてにも、ぜひ敏速にこの事件を明るみに出すようにベストを盡して調査を進めるように決議案を手交してもらいたいと思います。  以上の意味を添えて賛成します。

第4回国会 不当財産取引調査特別委員会 第4号(1948/12/12、23期、日本社会党)

○前田(種)委員 証人にお伺いしますが、党に献金するという星島さんからのお話があつたから、党に入つたものとして礼状をお出しになつたという今の証言でございますが、党に入つたものと確実に思つておられるかどうか、もう一度その点をはつきりしてもらいたいと思います。
【次の発言】 きのうの本会議における答弁の中にも、明確に党への献金だということを言つておられます。参議院における質問に対しましても党に献金があつたからこれに対して礼状を出したということを明確に言つておられるのですが、今の証言によりますと、党に入つたのか、どこに使われたかわからないという点は、ここにギヤップがあるのです。この点をもう一度明らか……


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各種会議発言一覧(衆議院23期)

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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 決算委員会労働委員会財政及び金融委員会連合審査会 第1号(1947/09/26、23期、日本社会党)

○前田(種)委員 私は二、三の點についてお尋ねしたいと思いますが、まず第一點は、本法が創案される過程におきましては、勞働組合關係のことが相當挿入されておつたはずです。それが全部削除されまして原案に現われております。それで勞働組合關係に關する限りにおいては、現行法で行きますと、組合法、勞働基準法、勞調法、大體こに三つで官公勞の人々もやつていく、そうしてそれに關係ない、いわゆる本法に關する限りにおいて本法でやるということになりますが、一體線をどこに引くかという問題になつて來ました場合に、問題が起きてくるわけです。私がお尋ねしていという點は、その場合に公務井法でも、これは不備だ、現在の勞働組合關係に……

第1回国会 労働委員会決算委員会連合審査会 第3号(1947/07/30、23期、日本社会党)

○前田(種)委員 私は最初に、発足しようとしておるところの新設勞働省の予算の概要を説明願いたいと思います。
【次の発言】 さらに、発足される勞働省がいかに重要であるかということは、説明にもありました通りでございますから、多くを言う必要はありませんが、少なくとも勤勞大衆の意を相當行政面に反映して、そうして政府の施策に資するところの代表機関であり、また政府の勞働行政に對する方針、施策等を、勞働省を通じて全國に徹底さすという重要な役割がこの省にあると考えます。そうした基本的な問題に對する初代勞働大臣としての信念、方針等をこの機会に明確にしていただきたい。さらに新しくできた省というものは、閣内において……


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第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 人事委員会公聴会 第2号(1948/11/18、23期、日本社会党)

○前田(種)委員 私は一点だけお伺いしたい。というのは鮎澤さんは全面的に改正案に対しては反対だという意思表示はよくわかりますが、そのうちの大事な問題の一つでございますところの、人事院の権限の問題です。この問題はフーバー氏も日本の政党政治のもとに制約されるようなことでは、公平な人事行政ができないから、独立させなければならぬという意思表示をしておられます。これはよくわかります。それで特に鮎澤さんにお聞きしたい点は、鮎澤さんは世界の情勢もよく知つておられますし、非常な博識でございますので、この点に対する鮎澤さんのはつきりした御返事が得られますならば、この問題の修正その他の問題の審議の上に非常に参考に……

第3回国会 人事委員会労働委員会連合審査会 第1号(1948/11/13、23期、日本社会党)

○前田(種)委員 私は最初に、委員会が開かれておりますので、至急に総理大臣の出席を重ねて要求いたします。総理大臣が出席されるまで、まず人事委員長にお尋ねいたしますが、本法の改正は今木村委員の質問にお答えになつたように、前内閣から引継がれた改正案であることは、私たちはよく承知しております。しかし政府が出しましたものと、議会の審議は別でありますから、議会といたしましては、この法案に対しては愼重に審議を進めて行きたいと考えます。またそれほど重要な問題でありますから、その意味において、木村委員が申されましたように、超党派的にわれわれは愼重審議を盡して、りつぱな成果を得るように、われわれ自身努力して行き……

第3回国会 人事委員会労働委員会連合審査会 第2号(1948/11/15、23期、日本社会党)

○前田(種)委員 私は今の赤松君の動議に反対します。國会外の國民がいかなることをやろうとも、國会が議長を通じてそうしたことをやるというようなことは、権限もないし、その必要もないと思います。そういうことは無視してしかるべきであつて、われわれは與えられた権限において十分の審議をして、國民にこたえるだけの自覚と識見をもつて、委員会を進めていきたいと思います。
【次の発言】 議事進行について。今日の本会議は、本委員会の審議と重要な関連があるところの施政演説に対する決議案、並びに給與問題に対する決議案が上程されておりますから、本会議が開会されますならば、本委員会は本日は終えてもらいたいと思います。そうし……

第3回国会 人事委員会労働委員会連合審査会 第3号(1948/11/16、23期、日本社会党)

○前田(種)委員 私は先ほど中曽根君が質問して、総理大臣は割合にはつきり答弁されましたが、重ねてここで申入れておきたいと思いますことは、昨日の本会議において総理大臣はこう言つておられます。公務員法並びに関係法規が成立した後に解散する意思があるようにはつきり言つております。この公務員法が本議会で通過成立するということは、衆目の見るところ一致しております。内容は別として、通過せしめなければならぬとわれわれも考えております。それと関係法規との関係、この関係法規の中には、いろいろな企業体の変更その他の問題もあろうと思いますが、さらに重要な問題は追加予算の問題であろうと私は考えます。今中曽根君に対する答……

第3回国会 人事委員会労働委員会連合審査会 第4号(1948/11/19、23期、日本社会党)

○前田(種)委員 先ほど労働大臣は、單純なる労務者の問題は附則十三條で行けるんじやないかという答弁があつたわけです。その單純なる労務者の内容について、さらに辻井君から質問があつたのでありますが、こういう話が出ましたからもつとはつきりしていただきたいと思いますことは、いろいろな行政官廳に、單純なる労務者がたくさんあるわけです。これも改正法から行くと、全部十ぱ一からげで、人事院の監督のもとに一切をやる一般職の中に入れてありますが、私はそこまで廣範囲に煩雜にすることは、人事院の能率を向上する目的でもありませんし、煩雜にすればするほど、かえつて全体のめんどうが見られないという惡い結果になるおそれが多分……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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