松尾トシ子 衆議院議員
24期国会発言一覧

松尾トシ子[衆]在籍期 : 23期-|24期|-25期-27期-28期
松尾トシ子[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは松尾トシ子衆議院議員の24期(1949/01/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は24期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院24期)

松尾トシ子[衆]本会議発言(全期間)
23期-|24期|-25期-27期-28期
第6回国会(1949/10/25〜1949/12/03)

第6回国会 衆議院本会議 第14号(1949/11/22、24期、日本社会党)

○松尾トシ子君 私は、ただいま上程になりました日本專売公社法の一部を改正する法律案に対しまして、日本社会党を代表して反対の意見を述べさせていただきます。  本案の目的は、日本專売公社法にある精神を十分に発揮いたし、かつ專売公社の運営が大蔵省の直接的運営干渉を排して、その経理は独立採算制に基いて制定され一しかも弾力性のある公共企業体の会計として、従来の性格を一変せしめ、公社の能率的な事業の発展をはからねばならないと言つておりながら、委員会において詳細に質問いたしてみますると、その内容は、まだまだ大蔵省の拘束を受け、その独立性を全然抹殺せんとしている向きが見受けられるのであります。こうしたことは、……


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 衆議院本会議 第15号(1951/02/26、24期、日本社会党)

○松尾トシ子君 私は、社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました所得税法の一部を改正する法律案外七法律案に対しまして、そのうちの所得税法の一部を改正する法律案、法人税法の一部を改正する法律案、租税特別措置法の一部を改正する法律案に対しましては反対の意を表し、通行税法、登録税法、相続税法、印紙税法、骨牌税法の各一部を改正する法律案に対しましては政府原案通り賛成するものであります。  所得税法、法人税法、租税特別措置法の三改正法律案に反対する理由は、各法案とも、税法のさまつな点においてはかなり微細な検討を遂げ、一応改正の実をあげたかのごとき観がありますが、いまだ時代の趨勢について十分の見通……


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 衆議院本会議 第11号(1951/11/01、24期、日本社会党)

○松尾トシ子君 私は、ただいま上程されております税の二法案に対しまして、社会党を代表して、所得税法の臨時特例に関する法律案に対しては條件付賛成、法人税法の一部を改正する法律案に対しましては反対をいたすものであります。(拍手)  補正予算算を拝見いたしますると、本年度に関する限りは減税財源が思いのほかたくさん発見されましたので、政府が公約の減税を実行なさることについて賛成をいたします。けれども、朝鮮事変後九箇月の間に物価が五〇%上昇しているにもかかわらず、勤労生活者の収入面は二五%ぐらいに打切られている現状であります。農民も同様でありますし、特に個人で小さな企業を営んでいる者にとりましては、この……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 衆議院本会議 第8号(1952/01/26、24期、日本社会党)

○松尾トシ子君 私は、日本社会党を代表いたしまして、政府の施政方針につき数個の質問をいたしたいと存じます。  まず第一に、吉田総理大臣にお尋ねをいたします。  古来、国と国との外交は、表面は美しい言葉で飾られておりましても、真に友愛と信義で結ばれた例は少いと思います。お互いに右手で握手をしながら、左手に郷を持つた姿で外交は表現されて参りました。英国人の間には、政争は水ぎわまでという合言葉がございますが、これはアングロサクソンの外交に対する心構えを表わしているものと思います。一国の利害のためには、外交上のとりきめは常に破り去られて参りました。すなわち、外交とはその国の利益を守るためにのみ存在した……

第13回国会 衆議院本会議 第31号(1952/04/15、24期、日本社会党)

○松尾トシ子君 ただいま議題となりました、日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障條約第三條に基く行政協定の実施に伴う所得税法等の臨時特例に関する法律案外三件に対し、私は日本社会党を代表いたしまして反対の意を表するものでございます。  そもそも私どもが安全保障條約に根本的に反対をいたしましたゆえんのものは、この條約によつて、国際的にはわが国の中立的立場を放棄する危險を痛感いたし、国内的には独立国としての権威を物心両面において失うがためであります。ここに上程されました四法案は、私どもの心配いたしましたことが單なる杞憂でなかつたことを如実に示す回答案であるかのように思うのであります。すなわち、税の面……

松尾トシ子[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院24期)

松尾トシ子[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第6回国会(1949/10/25〜1949/12/03)

第6回国会 大蔵委員会 第1号(1949/10/27、24期、日本社会党)

○松尾委員 理事はその数を十一名といたしまして、委員長において御指名あらんことを望みます。

第6回国会 大蔵委員会 第10号(1949/11/16、24期、日本社会党)

○松尾委員 この法律の第一條の二のところに「国が販売する目的で取得し、生産し、又は製造した物品」とございますけれども、これは具体的にどのようなものを指定しておるのですが。御説明を願いたいと思います。また同時に「売り拂う場合において」とございますが、この売拂いの価格は時価かあるいわ帳簿価格をしてやるのか、お尋ねいたしたいのでございます。なぜならばこの生産というものは時間的にずれがございまして、物価改訂その他の諸條件から価格がかわつておる場合がございますので、これを危惧してお尋ね申すわけでございます。  それからもう一つ、第五條のところに「日本專売公社及び日本国有鉄道がその所有に属する動産」とござ……

第6回国会 大蔵委員会 第13号(1949/11/19、24期、日本社会党)

○松尾委員 ある会社で従業員に交通費としてささいな金子を給料とともに渡しておる場合には、税金の課税対象になるのでしようか。
【次の発言】 それから従来ですと、それが所轄税務署においてはとらなかつたものが、急に二年さかのぼつてとりたいというような通告を受けたそうであります。しかもこの十二月一ぱいにこれを徴収してしまいたいというので、会社の方ではこれを拂えないから従業員の方から拂うというような、政治的問題が起つている事実があるのでありますけれども、これに対して支拂い方法を何とか考えていただくわけに行かないでしようか。
【次の発言】 しかし見落しということもございますので、特別に支拂い方法を講じてい……

第6回国会 大蔵委員会 第14号(1949/11/21、24期、日本社会党)

○松尾委員 私は税の問題で一点お伺いしたいのであります。特に自然増收中の法人税に対しまして、少し詳しくお伺いしたいのでここに立つた次第であります。今度の補正予算の歳出歳入を総括して検討を加えてみますと、まず歳出の面におきまして相当の増額が行われているようであります。従いまして、本予算のつじつまを合せるために歳入の増加、たとえば源泉の百四十九億あるいは法人税の二百二十七億余、酒税の百二億、こういつたものを加えて、政府におきましては歳出歳入のバランスを合せるために、こうした苦慮をなかなかなされた跡が見受けられますが、歳入の面におきまして二つのむりがあるように、私には思われるのであります。なぜならば……

第6回国会 大蔵委員会 第17号(1949/11/25、24期、日本社会党)

○松尾委員 私はこの問題についてはいろいろ政治的に論議があると思うのですけれども、立場をかえまして消費者の一人としてお尋ねしたいのです。婦人と薪炭といいますれば、非常に関係が深いのでありますけれども、この委員会に出て質問に対するお答えを聞いておりますと、どうも官僚統制の弊害が、こういうところに出ておるのではないかという感じを深めるのであります。私は率直に聞きたいのですけれども、こういう事件が起きたときに、行政担当事務当局には何ら責任はないのでしようか。こんな厖大な赤字が出ても、だれも責任者が出て来ないということでは、婦人の私どもには非常におかしく思える。少くとも女というものは、割合に経済に縁が……


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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 大蔵委員会 第26号(1950/03/06、24期、日本社会党)

○松尾委員 私が質問するにあたりまして一言申し上げたいのは、順位が終りに近くなつたもので、大部分の重要な質問がなされたと思いますけれども、本日これが重複するのを私はあえて押し切つていろいろの問題を聞きたいと思います。それは、これが重複すればするほど、国民の痛烈な声だというふうに思つていただきまして、お聞きを願いたいと思います。  まず第一にお尋ねしたいのは所得税のことであります。この所得税を二つに分けまして、申告課税と源泉課税の比較をしてみたいと思うのであります。この徴收の面に至りまして、申告課税の場合には、二十三年度の租税及び印紙收入予算三千百六十億九千七百万円に対しましての徴收状況を、一覧……

第7回国会 大蔵委員会 第37号(1950/03/22、24期、日本社会党)

○松尾委員 皆さんのおはからいで質問を打切つたところを許可していただきましたことを、お礼申し上げます。米国対日援助見返資金特別会計法の一部を改正する法律案の提案理由に、民間情報教育事業ということがうたわれておりますが、この民間情報教育事業というものの内容を、具体的に御説明願いたいと思うのであります。
【次の発言】 そういたしますと、この法律というものは、文部省と関係がございますが、この中に文部省との関係がうたわれていないのは、どういう関係でありましようか。
【次の発言】 その点はそれで了承いたしましたが、これはGHQの関係はどういうふうになつておるのでしようか。それからもう一つは、見返り資金と……

第7回国会 大蔵委員会 第38号(1950/03/23、24期、日本社会党)

○松尾委員 社会党といたしましては、ただいま上程されておりますところの米国対日援助物資等処理特別会計法案に対しましては賛成をするものであります。  それはなぜかならば、貿易特別会計中の対日援助の勘定について、はつきりとした経理の区別を明確にするためになされた点であるので、これはその事務的な法案であると認めますので、賛成するものであります。しかしながらこの法案作成と提出する動機と、この理由があまりにも非自主的であり、かつまた政府といたしましても、はつきりとした確信を持つていないような様子でありますので、政治経済の独立に少しずつでも努力しなければならない私たちといたしましては、何らか遺憾の点がある……

第7回国会 大蔵委員会 第44号(1950/03/31、24期、日本社会党)

○松尾委員 この法案は大体民主的でありますので、宮腰委員のおつしやつたように賛成してもよろしいのですが、希望條件として一点述べておきたいと思います。それは、この法律案の中にございます公認会計士管理委員会、この委員の構成の場合に、五人の中に二人ほど民間学識経験者をお入れ願えれば、もつと民主的にまた実践的な運営ができると思うのですが、この点を修正していただきたいという希望を添えておきたいと思います。


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第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 経済安定委員会 第6号(1950/07/29、24期、日本社会党)

○松尾委員 一万田総裁の輸出あるいは輸入、財政金融等、広範囲にわたつた方針をお聞きいたしましたが、私は一部のごく軽いところでお尋ねして行きたいと思います。総裁のおつしやるように、朝鮮の動乱によつて、アメリカの百億以上の軍事費が、今国内の特需注文によつて使われるところにお金が落されるので、ドル資金といいますか、外貨予算の増大をはかることは最もよいことだし、私もそれを原則的には認めておりますけれども、こういう場合に財政金融面を担当していらつしやる方はもちろん、政府全体がこの傾向に善処しなければならないし、一朝もしこれを誤りますと、一部の軍需製品のようなものをつくつているところだけが景気がよくなりま……


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 大蔵委員会 第9号(1951/02/06、24期、日本社会党)

○松尾委員 ほかの委員の委員の方々からいろいろ御質問がありまして、質問が盡きているかのように思いますけれども、厚生保險特別会計法の一部を改正する法律案、これについてちようつと関連質問をさせていただきたいと思います。一般会計から繰入れまして結核対策に対する経費を多く持つということは、たいへんけつこうなんですけれども、これに関連して国民保險というものもありますが、国民保險に対しましてはこの加入者は農民が多いと思うのです。それで農民も肥料の補助金なんかもなくなりましたりして、生活もたいへん苦しいし再生産もできない折柄、また結核の患者は農民にもたいへんあるので、国民保險に対してもこのような措置をとつて……

第10回国会 大蔵委員会 第11号(1951/02/08、24期、日本社会党)

○松尾委員 郵政事業は公共事業でありまして、歳入不足があるからといつてやめられるものではない仕事であります。もちろん企業の合理化をはかつて、諸経費の節約をしていただかなくてはなりませんが、二十六年度におきまして郵便料金を値上げしないというお答えを得ましたので、社会党といたしましてこの法案に賛成いたします。ただ一言言わしていただきたいのは、この歳入不足の理由が、人件費六八・八%、かかるがゆえにというようなふうに聞えましたけれども、私どもの社会党はこれにちよつと承服しかねるのであります。郵政事業の特異性を考えたときに、六八・八%の人件費はあたりまえだというふうに考えられます。それにこの郵政事業に従……

第10回国会 大蔵委員会 第17号(1951/02/19、24期、日本社会党)

○松尾委員 私の質問はむしろ大臣にお伺いした方がいい点が多いのですけれども、なかなかお見えになりませんから、きようからしてみようと思います。質問は、政府は今回七百四十三億の減税を行つたといつて非常に公約を履行したようなことをおつしやつておりますけれども、これが租税の收入の方を見ますと、二十五年度の四千四百五十億六千五百万円に対し、二十六年度の四千四百四十五億何がしというもの、これと差引きしますと五億六千百万円でありまして、税の負担者側からいいますと、これは税措置で生れた七百四十三億円云々でなくして、負担が去年と今年はどう違うかということを聞きたがつておるのじやないかと思うのです。この予算面から……

第10回国会 大蔵委員会 第18号(1951/02/20、24期、日本社会党)

○松尾委員 実はきのうも半田さんと税金の問答をやつたのですけれども、まことにあざやかな数字一点張りで、どうしても納得ができないので、きようは大臣がおいでになりましたから、少し時間を余分にさいていただきたいと思います。  今回大臣がおつしやられておりますところの七百四十三億一千六百万円の租税及び印紙收入予算額の数字は、税法上の減税になると思います。それは言葉の上ではわかりますけれども、私が考えるのに、むしろ予算面からの国民負担の軽減には絶対ならないような気がするのです。この七百四十三億一千六百万円は、私はこういうふうに考えるのです。朝鮮動乱後から生産の活動も上昇いたしましたし、それに伴つて国民所……

第10回国会 大蔵委員会 第20号(1951/02/22、24期、日本社会党)

○松尾委員 ただいま議題になりました国民金融公庫法改正法律案に対しまして、社会党を代表して賛成をいたすものであります。  現在の経済情勢から見まして、中小企業及び零細企業者の資金繰りはまことに困難になつております。なぜならば問屋価格は上昇しているところへ、購買力が非常に落ちておりますので、製品は比較的安くさばかなければならない状態でございます。それゆえ小資本の上に余分にキヤピタルを食つているという状態なのでございますから、この法律に規定してありますところの金庫に借入希望をする人が殺到しているのです。その人々は死にもの狙いで申込みをしているにもかかわらず、今の状態ではなかなか満足行かない。という……

第10回国会 大蔵委員会 第26号(1951/03/02、24期、日本社会党)

○松尾委員 もう時間がございませんから一度にお尋ねいたします。  通貨がたいへん膨張をしつぱなしになつております。これは一部特需や貿易に関係ある人は景気がよろしいですけど、一般的には非常に金詰まりになつてしまう。これは私考えるのに政策的に欠陷があるのだと思うのです。この欠陷の消極的な原因と積極的な原因の御説明というか、これについての御意見を承りたいのです。同時に今年のおしまいにはどのくらいの通貨になるかという見通しをお伺いしたいと思います。いよいよふえる一方でありましようけれど、一体そういうものをどういつた具体的な方法で收束して行くか。ともすれば税金で收束するような方法をおとりになるので、なか……

第10回国会 大蔵委員会 第33号(1951/03/12、24期、日本社会党)

○松尾委員 社会党を代表いたしまして、ただいま議題となつておりますこの法律案に賛成をいたすものであります。これは今回機構改正のためにこの法律の適用を受ける方々が出て来たので、やむを得ず認めるのでありますけれども、一律的に給與をするということには、私どもは賛成はできかねるのであります。またこれらのやむを得ず退職をしなければならない方々は、今日の物価騰貴あるいは今日の就職の状態を見ましても、すぐに職業にありつけるとは考えられませんので、むしろ私ども社会党としましては、もう少しいい率を上げてもいいのではないかと思うくらいであります。  同時に、もう一言つけ加えたいことは、国鉄並びに專売の問題なのであ……

第10回国会 大蔵委員会 第37号(1951/03/19、24期、日本社会党)

○松尾委員 通産省の経理部長さんに一点だけお伺いいたしたいと思います。今自転車で、非常に長い時間問題になりましたけれども、同じ乗物でもずつと高価な自動車をお取扱いになつたことがありますかどうか。その点お伺いしたいと思います。
【次の発言】 どのくらいでありますか。
【次の発言】 そういたしますと進駐軍の払下げの二万台分は、どのくらいにお払下げになつたのでしようか。それからまた輸出用というのは、台数はわからなくても、金額がもしおわかりだつたらお伺いしたいと思います。
【次の発言】 官庁とか警察ばかりでなく、これらの二万台の中で民間にお払下げになつたことがあるのですか。

第10回国会 大蔵委員会 第38号(1951/03/20、24期、日本社会党)

○松尾委員 私は社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました両案のうちまず外国為替資金特別会計法案に対して、反対をいたすものであります。  本法案は、表面は会計手続法でありますから、反対する理由がないかのように思われます。しかし、第十四條において、「この会計において、毎会計年度の歳入歳出の決算上、收納済額の合計額が支出済額等の合計額に不足するときは、これを当該年度の一般会計の歳出をもつて補てんする。」云々とありますので、問題のインヴエントリー・フアイナンスに通ずるものがあることは明らかであります。  政府はかくした金融措置によりインフレーシヨンを防止しようとしておる御様子ですが、輸入促進……

第10回国会 大蔵委員会 第41号(1951/03/24、24期、日本社会党)

○松尾委員 ただいま議題となりました修正案並びに本案に対しまして、社会党といたしましては一応反対の意を披瀝するものであります。  なぜならば、社会党独自の修正案を持つておりましたけれども、手続上間に合いませんので、これを参議院にまわして修正いたすことにしたわけでございます。しこうして私どもはこの委員会において、社会党独自の修正案の内容をちよつと説明させていただきます。  それは、次の品目に対して、昭和二十七年三月三十一日までこれを免税とするということをうたいまして、その次に品目を掲げます。大豆並びに落花生、原油、重油及び粗油その他の精製油等――その他の精製油というのが修正案に落ちておりますので……

第10回国会 大蔵委員会 第43号(1951/03/27、24期、日本社会党)

○松尾委員 私は社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました物品税法の一部を改正する法律案、並びに国税徴収法の一部を改正する法律案に対しまして、賛意を表するものであります。  物品税法の一部を改正する法律案に対しましては、その討論を省略いたします。  国税徴収法の一部を改正する法律案におきまして、今回分納及び徴収猶予の制度を設けたり、あるいは滞納処分の猶予の制度を設けたり、滞納処分の停止の制度を設けて、従来非常にこのような制度を設けたらよろしいというところが、今回法律化されたのは喜ぶべきことであります。しかしながら考えますと、この徴収法を改善して行つて、そのお仕事を完遂するということばか……

第10回国会 大蔵委員会 第45号(1951/03/29、24期、日本社会党)

○松尾委員 日本開発銀行法案が二、三日前に出ましたので、私はこれをよく検討して質問の材料をまだつくつてないのですけれども、一応お聞きしてみたいと思います。  大臣が今田中委員にお答えした内容を聞いておりますと、私がお尋ねしたいところをちよつと御返答があつたかのように思うのですが、なお一層深くお尋ねしてみたいと思うのであります。  大臣は長期貸出しをすることができない現状にあるので、こういうものをお出しになるとおつしやることはよくわかるのです。また同時に今の金融界を見てみますと、貸出しは形の上では短期で貸し出しても、書きかえに書きかえで事実上は長期になつてしまつた。また預金の方はどうかというと、……


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 大蔵委員会 第8号(1951/10/31、24期、日本社会党)

○松尾委員 ただいま議題となりました法人税法の一部を改正する法律案に対して、社会党は反対を表します。簡單にその反対の理由を申し上げますと、今回の税率引上げを大中小法人に対して、一律にしたことが納得が行かないのであります。しかも中小はその資本の上においても、事業量の上においても非常に小さいものであつて、大と同じように七%の税率の引上げには耐えられないように、私たちは思うのであります。私は中と小は公益法人並びに特別の法人と同じように、少くともすえ置きまして、大からもつととつたらいいと言いたいですけれども、これを二段階にしたらいかがかと思うのであります。そうして大の方はもつと税の調定を厳格にいたしま……

第12回国会 大蔵委員会 第21号(1951/11/21、24期、日本社会党)

○松尾委員 旧外貨債の処理法案について御質疑を申し上げます。この法案の提案理由を拝見いたしますと、アメリカ合衆国からの申入れを受けているというふうに書いてありますので、いたし方がないという感じもするのです。またポツダム宣言に連なるようなものでもありますし、戦争に勝りていたらこのようなものを出さなくても済んだのでしようけれども、敗戦をいたしましたので、その跡始末という感じがしますから、沈痛な思いで了承するというかつこうになりますけれども、ちよつとこれのいかんによつては、日本の経済復興並びに国民生活の安定に響ぐところ大だと思いますから、お尋ねをするわけであります。  一体この法律が効力を発生いたし……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 大蔵委員会 第11号(1952/02/13、24期、日本社会党)

○松尾委員 ただいま東京の中央から進駐軍にもつといなかの方へ行つてもらうというので、横浜という話が出ましたが、私横浜選出ですから、一言言わしていただきたいと思います。  今外務省の方のお話ですと、行き先がないためにちよつと手間取るというお話ですが、これは接收解除の問題に関連があるので、ここで例をあげてお話いたしますと、実は横浜の商業復興をはかるのに、電話がなくて非常に困つたのです。それで進駐軍がたくさんとつているのだから、それを解除しろというお話をしましたところ、ではしてやるという話になつた。ところで、してやるのは、いらないからではなくて、強い要望にこたえてやるのだから、これにかわる設備をしろ……

第13回国会 大蔵委員会 第16号(1952/02/19、24期、日本社会党)

○松尾委員 私は日本社会党を代表いたしまして本案に対して條件付賛成をいたすものであります。  食糧自給の必要なる現況におきまして、政府がこの資金をもつと多額に増加して、大いに開拓を奨励することは大賛成でありますけれども、しかしながら最近警察予備隊の演習地とか、あるいはそれに充てる宿舎とか、または駐屯軍の軍用地として、開拓地を使用接收するような計画があるように承つておりますが、こういう問題になると簡單に賛成できないわけであります。なぜならば全国六十万の開拓者の多くは、敗戦の特殊事情があつたとはいいながら、海外から無一文で引揚げて来まして、その当時は受入れる土地さえもなかつたような悪條件のもとにお……

第13回国会 大蔵委員会 第21号(1952/02/26、24期、日本社会党)

○松尾委員 政府は現在までに幾多の税制の部分的改正を行いまして、みずからは非常に減税政府だということを自認しておりますけれども、どうも納税者側から申しますと、そうは行かないのであります。第一、所得の構成の面を見てみまずと、量的なピラミッドをなしているように思われます。これは政府の税制をも含むところの財政経済政策の破綻の現われではないかと私は思うのであります。政府の経済政策の根本的変革なくして、ただ税ばかりいじつていても、なかなか納得の行く公平なものにはならないのではないかと思います。特に来年度の租税及び印紙收入予算の中に組まれておりますところの法人税一千八百七十九億九千百万円、これらの対象にな……

第13回国会 大蔵委員会 第22号(1952/02/27、24期、日本社会党)

○松尾委員 与党の方から、この際大臣がお見えになつているから聞け聞けという促進があるので、ここでお伺いしてみたいと思います。  行政協定も終りまして、その後講和関係諸費として巨大な金が外へ流れていると思うのですが、特に接收解除の問題が非常にやかましく叫ばれているときに、この交渉が成立したあとは、米軍の移動費とか設備費とかいうものがやはりこれに伴つて出るので、そのままにしておくとインフレーシヨンになると思うのですが、政府は税をいじつたり、あるいは更正決定を高めたりしないで、非常ないい方法をおとりになつていただかなければ困るのでありますが、池田さんはどういうふうにこれをやつていただけるか。この際御……

第13回国会 大蔵委員会 第31号(1952/03/12、24期、日本社会党)

○松尾委員 ただいま議題となりました農林漁業資金融通特別会計法の一部を改正する法律案につきまして、ちよつと一点だけをお尋ねをしたいと思います。一体今この法律に基いて資金融通をお申込みの方が、どのくらいおるかということを御説明願いたい。それで農林漁と別々に御説明願えればよいと思います。
【次の発言】 資料を見ないとわかりませんけれども、私の聞く範囲ですと、なかなか今度の増資というかつこうでは間に合わないように承つておりますけれども、ただいま政府が食糧特に農林漁に対しまして増収をはかろうとしている計画がおありですから、もつとこの機会に借入れをして健全な運営をやらせるような確信がございますか。この際……

第13回国会 大蔵委員会 第40号(1952/03/27、24期、日本社会党)

○松尾委員 ただいま議題となりました五つの法案のうち、少しばかりお尋ねを申し上げてみたいと存じます。  住宅のはなはだしい不足の折から、特別償却を認めたり、あるいは登録税を軽減したりすることは、まことにけつこうでございますけれども、これらの特定の住宅すなわち住居に充てたり、あるいは貸家や会社等の従業員の居住に用いるもののみにこれが適用されるのでありますけれども、その場合に建物の総建坪数とか、あるいは一人で何軒建てても制限がないのですか、その辺をひとつ……。
【次の発言】 ところで会社の従業員に充てると称して大きなものを建てた上に、あとから会社の個人の財産に切りかえて、アパートにするというような……

第13回国会 大蔵委員会 第42号(1952/03/29、24期、日本社会党)

○松尾委員 特定道路整備事業特別会計法につきまして、一点お尋ねを申し上げます。この特定道路の指定をどういう根拠によつておやりになるかということと、今年度の具体的計画を、その工事の面からあるいは資金の面から、全部のお話をこの際していただくとけつこうだと思います。
【次の発言】 そういたしますと、こういうものは特定道路として認定する場合に、その土地の一部の有力者とか、あるいは業者とのいろいろな関連がございまして、法律の通りに行われないことが、ほかの場合にもしばしばあるようでございますから、そうした監督を十分にする何らかの方法をお考えになつているでしようか。

第13回国会 大蔵委員会 第47号(1952/04/10、24期、日本社会党)

○松尾委員 委員の御出席がたいへん悪いのでまことに残念ですけれども、せつかく政府委員の方々に御出席を願いましたので、少しお尋ねを申し上げます。  今議題となりましたうちの所得税法等の臨時特例に関する法律案について一、二点お尋ねをいたそうと思います。近く独立も見まして、独立が成立しますと、占領軍が駐留軍にかわつて来ると思いますけれども、この法律が実行されますと、税の治外法権的な感じを受けるのでございます。具体的に御説明いたしますと、朝鮮行きの陸海空軍の交代地となつている現在の日本の領土におきまして、この法律が施行された後に、政府は駐留軍と朝鮮行き――いわゆる国連軍と申しますか、これの見わけを一体……

第13回国会 大蔵委員会 第49号(1952/04/14、24期、日本社会党)

○松尾委員 私は社会党を代表しまして、ただいま議題となりました四法案に対し、反対の意を表明するものであります。  私たち社会党は安全保障條約について反対をいたしましたけれども、その行政協定の実施に伴つて設けられる個々の法律については、よく検討いたしまして、国民生活の向上や日本経済の発展を阻止しないものであつたならば、賛成するのにやぶさかではないのですけれども、この四法案の内容を深く検討してみますと、與党である自由党におきましても希望條件がつけられたように、所得税並びに関税、国有財産の管理あるいは国税犯則取締法の臨時特例にしましても、それぞれが治外法権的の感が深いのであります。和解と信頼の講和を……

第13回国会 大蔵委員会 第51号(1952/04/16、24期、日本社会党)

○松尾委員 第四條の讓渡等の制限を犯した場合に、いつもこれを発見されるのは日本人側だと思います。そうした場合に、讓渡した者はこの規定にあるように外国人ですから、そのときにはいつも外国の軍隊の方、あるいはそれぞれの家族なりに通告を出して、これの罰金をとるときには、日本側でやれるのですか。
【次の発言】 そうしますと、その罰金の徴収をする場合には、日本人がじかにやれるわけですか。
【次の発言】 履行しなかつた場合はどうするのですか。
【次の発言】 もう一点、第三條に、向うから軍事郵便で持つて来る場合には、一回の量は制限してありますけれども、何回でもよろしいのですか。

第13回国会 大蔵委員会 第55号(1952/04/22、24期、日本社会党)

○松尾委員 簡單に二点ばかりお尋ねいたします。  第一には、国際貸借の問題についてお伺いしたいのですが、独立後の日本経済の確立とか、国民生活の安定とかいうことは、三点にかかつていると思うのです。その三点は、今後特需をどのくらいとるかという問題と、それから中東あるいは東南アジアの開発、あるいは外資導入であると思うのですけれども、その特需は二十七年度にどのくらいとれるか。あるいは外資はどういう形で、どんな量が入つて来るか。それから中東並びに東南アジア開発といいましても、日本のような経済力のないものが、それ自体開発をすることはできませんので、私の考えではアメリカがこれらの国に対して、どのくらいのクレ……

第13回国会 大蔵委員会 第57号(1952/04/24、24期、日本社会党)

○松尾委員 実はただいま提案になつております諸法案に対する質疑は、あしたにさせていただきたいのですけれども、ちよつと党の都合がございまして、一点だけ違つたことをお尋ねさせていただきたいと思います。それは去る十七日鳥取県の大火の際に、政府がいち早く資金運用部から二億と、それから住宅金融公庫から二億お出しになつたのは、まことにけつこうなのでありますけれども、あの大火の損害の大きさに比べまして、これは十分でないと思う。今後どのくらいお出しになる御予定でありますかどうかを、お伺いしておきたいと思います。そこで被害の状況その他も、つまびらかに政府の方の調査が行き届いたと思われるのですけれども、その調査状……

第13回国会 大蔵委員会 第58号(1952/04/26、24期、日本社会党)

○松尾委員 まず第一にお尋ねしたいのは、国有財産特別措置法案についてでございます。これは過般もかなり詳しくお尋ねをいたしましたのですが、少し漏れているところがございますので、もう一度質問をいたす次第であります。第一に国有財産の譲渡あるいは払下げをする場合の公示方法を、ここでひとつ明らかにしていただきたいと思います。なぜならば、ある範囲内だけにこれが譲渡あるいは払下げをする知らせがあつて、その他の欲している者にまでこの通知が行かなかつた場合があると、弊害を生ずると思います。その一例としましては、四日市の燃料廠などのように、一部の人だけがこれに運動するかのような弊害を生ずるので、私はこれが公示方法……

第13回国会 大蔵委員会 第76号(1952/05/26、24期、日本社会党)

○松尾委員 きようは委員の皆様の御同意によりまして、私の推薦しましたところの参考人を呼んで、いろいろ国立病院の問題について聞いたのですが、私は自分が推薦した関係から、参考人には質問をしませんけれども、政府委員がちようどお見えになつておりますから、一、二点質問をさしていただきます。  実は厚生委員会の政府委員の答弁を聞いてみますと、この法律は別に無理押しに押しつけるものではない。要望をするもののみに拂下げをして、地方移讓をするのだということをおつしやられておりますけれども、予算を見ますと、これが九箇月予算しか組んでいないということは、一体どうしたことかと思うのです。これはもちろん財政法違反である……

第13回国会 大蔵委員会 第79号(1952/05/29、24期、日本社会党)

○松尾委員 国際通貨基金の問題について二、三点お尋ね申し上げたいと思いますが、この基金は加盟国の拠出金を基礎といたしまして、為替を行う一つの組合銀行のようなものに考えられるのですけれども、この基金に対する権利義務は、この拠出金に比例して行われることになつております関係から、割当をきめる場合には非常に慎重に考えなければならないと思うのですけれども、御説明によると、今度二十五千万ドルの割当の通告があつたと言われますが、この数字的基礎は一体何を参照してきめられたのか。御説明ができましたら、承りたいと思います。
【次の発言】 その点はわかりましたが、次にどなたかほかの委員からお尋ねがあつたかとも思いま……

第13回国会 大蔵委員会 第98号(1952/06/26、24期、日本社会党)

○松尾委員 戦争のときに、食糧政策上あるいは国民の食生活の改善の見地から、畜産振興ということに歴代の大臣がなかなかお骨折りになつたことは、まことによいのであります。その結果、最近になつて飼料の価格に非常に変動が起きて採算が合わない。ひいてはせつかく振興運動を進めていながら、これが中絶するというふうになりはしないかというので、わが党の井上良二君外九十何名で、食糧需給調整法というのを出しました。そして農林大臣ほか農林省の人たちに、非常な大きな成績を上げさせようと思つたにもかかわらず、どこかの軋轢がありまして、これが競馬の賭博法や何かと違うにもかかわらず、握りつぶされたとかいうことです。そしてそれの……

第13回国会 大蔵委員会 第102号(1952/07/01、24期、日本社会党)

○松尾委員 これは直接この法案に関係ないことかもしれませんけれども、先ほどの政府の答弁によりますと、飼料は国内自給がいいというようなお話でしたが、その場合に問題になるのは麦の価格だと思うのです。この麦の価格は、一体米の価格と比較いたしまして、どのくらいが適正であるかを、この際ちよつとお知らせ願いたいと思います。
【次の発言】 今ちよつと聞き取れなかつたのですけれども、六七・六というのは、米の価格に対するものですか。
【次の発言】 私は大消費県におりますので、ちよつとこの際これに関連しておりますからお尋ねしたいのです。麦の価格が別に高いということじやない。麦の価格は大体米の価格の半分だということ……

第13回国会 予算委員会 第27号(1952/05/19、24期、日本社会党)【政府役職】

○松尾説明員 亜鉛鉄板は現在のところ輸出許可品目になつておりまして、中共向けには輸出を許可しないことになつております。
【次の発言】 中共向けに対しましては、現在の特殊事情にかんがみまして、一定の品目が許可品目になつております。その中に亜鉛鉄板などが入つておるわけであります。
【次の発言】 バトル法よりも若干現在の日本の許可品目は範囲が広いのであります。その中に不幸にして亜鉛鉄板などというものが入つておるのでございます。その問題につきましては事務当局としてはいろいろ研究をいたしておりますが、今ここでどうこう申し上げる段階になかろうと思います。


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データ更新日:2023/02/05

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