益谷秀次 衆議院議員
24期国会発言一覧

益谷秀次[衆]在籍期 : 23期-|24期|-25期-26期-27期-28期-29期-30期-31期-32期
益谷秀次[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは益谷秀次衆議院議員の24期(1949/01/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は24期国会活動統計で確認できます。

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

本会議発言一覧(衆議院24期)

益谷秀次[衆]本会議発言(全期間)
23期-|24期|-25期-26期-27期-28期-29期-30期-31期-32期
第6回国会(1949/10/25〜1949/12/03)

第6回国会 衆議院本会議 第13号(1949/11/19、24期、民主自由党)【政府役職:建設大臣】

○国務大臣(益谷秀次君) ただいま御決議になりました災害防止国土保全に関しまする対策の根本は、申すまでもなく治山治水にあると存じます。ゆえに、治山治水を根幹としまする根本的、恒久的の災害対策を樹立して実施いたすこと、そうして国土を保全いたしますると同時に、進んで国土の総合開発利用に対する対策を樹立実施いたすことは、きわめて緊要なことと存じておるのであります。政府におきましては、治山治水に関する根本的の対策を樹立して、すでに実施に入つております。(「やつていないよ」と呼ぶ者あり)実施に入つております。なお一部のものについては、目下対策樹立を急いでおる次第でございます。  明年度予算編成にあたりま……


■ページ上部へ

第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 衆議院本会議 第41号(1950/04/25、24期、自由党)【政府役職:建設大臣】

○国務大臣(益谷秀次君) 戰災都市復興の事業は、早期に結了いたして参らなければならぬという見地から、御承知の通り昨年戰災都市復興対策協議会を開きまして、復興計画の再検討をしてもらつたのであります。その結果、ただいま提案者の御説明にありましたことく、対象都市を百十五都市から八十五都市にいたしました。また面積は一億万坪を八千五百万坪にいたしました。しかして事業費におきましては、五百五十億を三百三十二億ということに圧縮いたしたのであります。協議会におきましては、この再検討いたしました対策を五箇年間に完了すべく答申になつたのでありました。政府におきましては、この答申案を尊重いたし、鋭意この線に沿うて参……

第7回国会 衆議院本会議 第45号(1950/04/30、24期、自由党)【政府役職:建設大臣】

○国務大臣(益谷秀次君) 都市におきまする建築物の不燃化を強力に推進して参りますることは、火災防止、国民の生命財産保全という関係から見ましても、きわめて重要な事柄であると存じます。今回御審議を願つておりまする建築基準法の立案に際しましても、この点特に留意をいたした次第であります。  ただいま御決議になりました決議の御趣旨は、きわめて政府においても御同感であります。十分に研究をいたしまして、御趣旨に沿うべく努力いたしたいと存ずる次第であります。(拍手)


■ページ上部へ

第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 衆議院本会議 第6号(1951/01/27、24期、自由党)

○益谷秀次君 ただいま議長から御報告のありました通り、本院議員米窪滿亮君は、本月十六日、にわかに逝去せられました。さきに病を得てから、引続き御静養中と承つておりましたが、やがて御回復のことと期待いたしておりましたにもかかわらず、不幸にしてこの悲報に接し、心から哀悼の至りにたえません。この際私は、諸君の御同意を得て、議員一同を代表いたし、つつしんで弔意を表したいと存じます。(拍手)  米窪君は長野県塩尻の御出身でありまして、大正三年、東京高等商船学校を御卒業の後、同十年まで前後八年間、あこがれの海員生活を送り、翌十一年日本海員組合に入り、編集長となり、以後庶務その他の各部長を歴任して、ひたすら組……


■ページ上部へ

第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 衆議院本会議 第4号(1951/12/15、24期、自由党)【政府役職:国務大臣】

○国務大臣(益谷秀次君) 吉田総理大臣が先般から病気でありましたことは、皆様御承知の通りであります。いまだ病気は平癒いたさないので、遺憾ながら登院することができないのであります。何とぞ御了承を賜わりたいと存じます。(拍手)
【次の発言】 赤松君の御質問に対してお答えを申し上げます。  国連を中心といたします集団的安全保障態勢が現在の中心的考えであるというダレス氏の御意見には、まつたく同意であります。政府の再軍備に対する見解は、従来しばしば繰返し答弁をいたしました通りであります。  また、警察予備隊は治安確保のためのものでありまして、その目的は何ら憲法に違反するものではありません。また治安確保の……

第13回国会 衆議院本会議 第16号(1952/02/28、24期、自由党)

○益谷秀次君 ただいま議長から御報告に相なりました故衆議院議員木村小左衞門君に対し、院議をもつて弔詞を贈呈し、もの弔詞はこれを議長に一任するの動議を提出いたします。  今にわかに尊敬すべき先輩の訃報に接し、心から痛恨にたえないのであります。この際私は、諸君の御同意を得て、議員一同を代表いたし、つつしんで哀悼の辞を述べたいと存じます。(拍手)  木村君は、島根県大原郡大東町の御出身であります。父祖の名跡を継いで、幾多公共の要職につき、あるいは実業界の要路に立ち、若冠二十五歳にして大東町会議員となり、二十七歳にして大原郡会議員に選ばれ、その議長に推されるなど、青年時代より政治生活に身を投じ、その前……

第13回国会 衆議院本会議 第53号(1952/06/12、24期、自由党)

○益谷秀次君 ただいま議題となりました戰争犯罪者の釈放等に関する決議案について、私はここに自由党、改進党、社会党、社会党第二十三控室を代表いたして、その趣旨を説明いたしたいと思います。  まず決議の案文を朗読いたします。 戰争犯罪者の釈放等に関する決議案   講和條約が発効し、独立の日を迎えた今日、衆議院は、国民大多数の感情と家族縁者の切実な念願に副い、フイリピンにおいて死刑の言渡を受けた者の助命、同国及びオーストラリア等外地に拘禁されている者の内地送還について関係諸国の諒解を求めるため、又内地に拘禁されている者については平和條約第十一條による赦免、減刑及び仮出獄の実現を図るため、……

益谷秀次[衆]本会議発言(全期間)
23期-|24期|-25期-26期-27期-28期-29期-30期-31期-32期

■ページ上部へ

委員会発言一覧(衆議院24期)

益谷秀次[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
23期-|24期|-25期-26期-27期-28期-29期-30期-31期-32期
第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 建設委員会 第2号(1949/03/26、24期、民主自由党)【政府役職】

○益谷國務大臣 私より所管の事務によつて大綱を御説明申し上げたいと存じます。  建設省といたしましては、当面最も力を入れておりますことは、災害対策、住宅の建設、道路の補修及び都市の復興でありますが、これらの建設事策を遂行すべき基礎となる建設業の健全な発達及び工事の機械化についても、深い関心をもつております。以下おのおのにつきまして、若干御説明申し上げます。  第一は災害対策であります。災害は近時激増の一途をたどりまして、これによります被害は巨額に達し、民生の安定食糧の増産、交通運輸の確保等に影響するところ甚大なものがあります。これが急速な復旧をはかりますことは、最も重要な國策の一つであります。……

第5回国会 建設委員会 第6号(1949/04/12、24期、民主自由党)【政府役職】

○益谷國務大臣 三十間堀川埋立てに関する御質問に対して、私よりお答え申し上げます。第一は、三十間堀川埋立てに関する都市計画決定の経緯でございます。三十間掘川埋立てについては、昭和二十三年六月二十五日、東京都知事から都市計画として決定せられるように申請があつたのであります。建設省はこれを審査の上、八月十二日付本案を都市計画東京地方委員会に付議いたしましたところ、八月十八日委員会を開催し原案通り議決いたした旨会長から答申があつたのであります。よつて、建設大臣は昭和二十三年十月八日、建設省告示をもつて、三十間掘埋立てを都市計画として決定する旨告示をいたしたのでおります。  次は三十間堀川立地の利用に……

第5回国会 建設委員会 第9号(1949/04/28、24期、民主自由党)【政府役職】

○益谷國務大臣 昨年七月建設省が生れたのでありまして、当時設置法案を御審議賜わりました委員諸君一致いたしました御意見は、ただいま今村委員の申された趣旨のようであつたと承知いたしております。建設省といたしましては、建設行政を一元化いたすとい建前から、昨年の建設省設置の際における國会の御意見を勘案いたしまして、先般お手元へ貸料といたしまして差出しておると承知いたしておりますが、かりに公共事業者と称する機構の試案を作成いたしたのであります。しかして私建設大臣といたしましても、いわゆるセクシヨナリズムという立場を離れまして、どうしても今後この構想でこれを実現いたさなければならないと信じておるのでありま……

第5回国会 建設委員会 第11号(1949/05/04、24期、民主自由党)【政府役職】

○益谷國務大臣 建設事業は公共の福祉に至大の関連のある産業でありますとともに、ことに現下におきましては、國民経済の再建に重要な責務を有しております関係上、國、公共團体の工事予算、あるいは民間の工事量も厖大な金額を示しております。これら建設事業の施工は、建設業者に負うところ大なるものがありますが、元來建設工事は、その良否が施工過程の適否に依存するところ多く、かつ建設業者には、高額の前拂金が支給されることが多いとともに、建設業は、工事施工に際し、人的色彩が濃い企業である特殊性を考えますとき、これを施工する業者の資質はまことに重要なものと申すことができるのであります。しかるに、終戰後における建設業者……

第5回国会 建設委員会 第22号(1949/07/11、24期、民主自由党)【政府役職】

○益谷國務大臣 昭和二十二年度、昭和二十三年度の災害復旧がまだはかばかしく参つておらないのに、ただいま委員長が申されました通り、重ねて去る六月二十一日デラ台風により九州方面並びに中國、四國方面において惨害をこうむりましたことは、まことに遺憾のきわみでありまして、これに対しては、御承知の通り、今回の予算におきましては予備金等がございませんので、何らか急いでこの災害に対する手当をいたさなければならぬというので、先般來政府におきましては種々研究をいたしました結果、すでに御承知のことと思いますが、災害復旧費を除く一般公共事業費中から、すなわち第三、四半期並びに第四、四半期に行うべき公共事業費から、とり……

第5回国会 建設委員会 第25号(1949/08/26、24期、民主自由党)【政府役職】

○益谷説明員 ただいまの御意見ごもつともだと考えます。実は率直に申しますと、公共事業の方でも、失業対策事業の方におきましても、予算が足らないのであります。しかし少額の予算でもつて、建設方面にもまた失業救済の方面にも、両方ともにできるだけの効率をあげるというのがわれわれの仕事であろうと思うのであります。お説のように、そういうふうな点も考えられますし、また実際に公共事業が施行されますと、事実上は全部でなくともやはり若干の失業者は救済し得るのでありますから、それらの関係をもう少し具体的に調整をして行く必要があるのではないかということを、実は労働省といたしましては、失業救済の観点から考えておるのであり……

第5回国会 災害地対策特別委員会 第5号(1949/04/20、24期、民主自由党)【政府役職】

○益谷國務大臣 池田委員も御承知の通り、本年の災害復旧費は金頭が災害に比して比較的軽少であります。まことに國家財政の窮乏いたした現状で、やむを得ないというので私どもこれを認めたのであります。しかして與えられた予算を最も有効適切に使つて行くためには、やはり緊急地点を早く処理いたして参りたいと思うのであります。從つて重点主義と申しまするか、比較的早く復旧いたさなければならぬ方面に力を注いで参りたいと存じておるのであります。從つて各地方においては、いずれも熱心に復旧もしくは改修を要求いたしておられるのでありますから、各地方にあいてはもとより不服と申しますか、納得できない部面もあるいは生ずるかもわから……

第5回国会 災害地対策特別委員会 第8号(1949/08/09、24期、民主自由党)【政府役職】

○益谷國務大臣 本年は北海道における雪解けの災害がございました。御承知の通り六月二十一日にデラ台風が鹿兒島に上陸いたしたのであります。それ以前の本年春からの災害が約三十二、三億になつておると承知いたしております。デラ台風によつての損害は、大体建設省所管の東北施設に対する損害が百二十四億と推定、せられます。続いてフェイ台風でありまするが、これは約十億と承知いたしております。さらに御承知の通り七月の末にへスター台風が三重縣に上陸いたしまして福井縣に出たのであります。このため三重縣、京都府等が非常に災害を蒙りまして、その災害が約四十二、三億になつております。大体今日までの災害の概数は以上の通りであり……

第5回国会 地方行政委員会 第11号(1949/04/16、24期、民主自由党)【政府役職】

○益谷國務大臣 お答え申し上げます。大体本年一月末までの予算を超過いたしましたいわゆる超過の仕事であります。災害の点を申し上げますると、四十二億程度の査定見積り金額中の未交付金があります。それだけの仕事はできております。從つて今回御審議願つておりまする予算が通過いたしますると、なるべくすみやかに超過の仕事に対して補助金を交付いたしたいと存じておるのであります。各府縣別には今手元には資料はございません。また記憶はいたしておりませんが、全國を通じて一月末までに大体四十二億程度の超過の仕事をいたしております。その後天候等に惠まれておりまする関係上、年度末までにやはり相当の分量の仕事ができたものと思つ……

第5回国会 内閣委員会 第14号(1949/04/25、24期、民主自由党)【政府役職】

○益谷國務大臣 ただいま上程になりました建設省設置法の一部を改正する法律案につき、提案の理由とその概要を申し上げます。  現在の建設省は、昨年七月に制定されました建設省設置法に基き、設置されたものでありまして、その機構は、大臣官房のほか、総務、河川、道路、都市、建築、特別建設の六つの内部部局のほかに、地理調査所、建築研究所、土木研究所及び建設工事本部の四つの付属機関並びに全國六箇所の地方建設局から成立つております。  このたび、行政機構を整備簡素化する政府の一般的方針に基き、建設省におきましても、その機構を整備簡素化することといたし、本法律案を提案した次第であります。  しかして今回の改正は、……

第5回国会 内閣委員会 第20号(1949/05/13、24期、民主自由党)【政府役職】

○益谷國務大臣 建設省といたしましては、大藏、商工あるいは運輸省、文部省、厚生省という関係がありまして、たとえば工場のごときは建築資材は商工省が持つておる。從つて各関係省の長官の審査と申しますか、許可と申しますか、それを経て最後に建設省において建築の許可をするのであります。從つて特に建設省が許可すべきものを故意に妨げるということは断じていたしておりません。最終の決定は建設省でいたすのであります。それはやはり建設省が建築物の許可権を持つておる建前から、嚴密に審査をいたしまして許可をいたすのであります。故意に許可をしないというようなことは絶対にありません。なお昨年、二十三年度の許可件数は今手元には……

第5回国会 予算委員会 第7号(1949/04/08、24期、民主自由党)【政府役職】

○益谷國務大臣 昭和二十二年度、二十三年度を合しまして大体三百六十数億と記憶いたしておりますが、補助金の未拂い額があります。
【次の発言】 先ほどの御質問に関連してお答え申し上げます。三百六十億の未拂いがあると申し上げましたのは、中小河川におきまして昭和二十三年度までの災害見積り額であります。これは工事ができますと、國家が逐次支拂いをいたさなければならぬ金額であります。それでなお三百六十五億仕事ができていないという趣旨であります。支拂いと申しまするのは、政府が支拂いの義務があつて、その支拂いを遅延しておるという趣旨ではございません。
【次の発言】 三百六十億の未拂いと申し上げましたのは、先ほど……

第5回国会 予算委員会 第8号(1949/04/09、24期、民主自由党)【政府役職】

○益谷國務大臣 國土の開発については、思い切つて力強い施策を実行いたさなければならぬのであります。これは國家百年の大計からもこれに努めなければならぬのであります。今回の予算については恒久的な施設に対するものは、たとい僅少でありまするが、僅少の費用をなるべく効果的に使つて参りたいと思うのであげます。國土開発につきましてはひとり建設省のことのみではございません。政府といたしましては、最近國土の総合計画審議会を設置いたしまして、根本的に総合的に國土開発の計画を進めて行きたいと思うのであります。
【次の発言】 今回の私所管の公共事業費は、もとより十分とは思つておりません。國家の財政の許す限り、今後にお……

第5回国会 予算委員会 第9号(1949/04/12、24期、民主自由党)【政府役職】

○益谷國務大臣 御承知の通り、本年の公共事業費は全額五百億であります。うち河川費は百六十八億余であります。公共事業費の五百億から見ますると、政府といたしましては河川に対しては河川を軽視いたしておるということはないのであります。相当金額は盛つておるわけであります。また道路の費用がばかに多いというお話でありまするが、決してばかに多くはございません。これは道路の修繕、改修という方面に相当の予算があるのであります。鉱産であるとか、農産であるとか、その他産業に最も役立つところの資源開発、そういう方面の道路を改修いたして生産に役立つ、また食糧増産に役立つ、また民政の安定というような考えから、本年度におきま……

第5回国会 予算委員会 第10号(1949/04/13、24期、民主自由党)【政府役職】

○益谷國務大臣 今日最も住宅難に悩んでおる階層は、申すまでもなく勤労者の階層であります。これの解決のために日夜苦心をいたしております。本年度の予算といたしましては、いわゆる庶民住宅については、大体二万二千五百戸の建設予定であります。これはもとより十分ではありません。十分ではありませんが、各地住宅の不足のことを十分に檢討いたしまして、各地方に配分する所存でございます。なおただいまも御質問になりましたが、いわゆる余裕住宅であります。大邸宅と申しまするか、比較的余裕のある住宅であります。これにつきましては御承知の通り、余裕住宅税を課して、一面税制の上からこれを開放する道を開いておりますと同時に、政府……

第5回国会 予算委員会 第17号(1949/09/16、24期、民主自由党)【政府役職】

○益谷國務大臣 本年の雪解け災害以來、先般のキテイ台風までの災害の概要を申し上げます。各都道府縣にわけられる詳細なものはございますが、ただいま手元に持参いたしておりませんので、後ほどお手元に配付いたす考えであります。私所管いたしております建設省関係の災害の総額は、いまだ明確に数字を把握しておりませんが、各地方からの報告を積算いたしますと、先一般のジユデイス台風までの災害は大体二百八十億に達しておると存じます。今回のキテイ台風の災難もひとしくまだ明確な数字をとらえておりませんが、これも地方の報告によつて推算いたしますと、大体百六十億程度になつておるかのように推測いたします。ただいま申し上げました……


■ページ上部へ

第6回国会(1949/10/25〜1949/12/03)

第6回国会 建設委員会 第5号(1949/11/19、24期、民主自由党)【政府役職】

○益谷国務大臣 閉鎖機関指定清算当時の建設省に対する整理方針について相談があつたかなかつたかどういうことでありますが、私よく承知したしておりません。昨年就任の際、住宅営団のことについてはむろん引継も受けておりますが、清算の方法についてはよく存じておりませんから、局長から答弁いたさせます。
【次の発言】 閉鎖機関につきましては、建設省としては、御承知の通り住宅政策の面から強力に発言をいたしております。また今後も、そのような発言をいたしたいという考えでございます。ただ相当欠損があるわけでありますが、この点は閉鎖機関の方であやつておられるので、私の方でどうするという権限はございません、繰返して申し上……

第6回国会 建設委員会 第6号(1949/11/22、24期、民主自由党)【政府役職】

○益谷國務大臣 ただいま局長から、戰災都市の再建等について御報告申し上げたのでありますが、その通りでございます。そうして事業計画はただいま申し上げたごとく、三百三十二億に圧縮いたしました。そういたしますと五箇年で半額補助でありますから、十分の一になります。従つて三十三億二千万円を毎年出さなければならぬ計算になるのでありますが、今日の国の財政あるいは地方の財政等を十分に勘案いたしまして、でき得る限りこの事業費を削減いたそうと考えております。なお他の関係各官庁においてはもう少し残事業をふやすというような意見もあるようであります。そういたしますとそれだけが五箇年計画から一時差引くことに相なつておりま……

第6回国会 建設委員会 第7号(1949/11/24、24期、民主自由党)【政府役職】

○益谷国務大臣 ただいまお尋ねの建設行政協会は、主として建設省関係の機関、地方庁の土木部等に勤務する主として事務系統の職員、これを会員といたしまして、さらに建設行政に関心を有する識者等が会員となつて、建設行政の研究並びに会員相互の親睦を目的とする団体であります。建設当局といたしましては、別段これを監督いたす権限も何もございません。まつたく私的の協会であります。そうして聞きますと、この協会の会長は現在建設省の管理局長である中田君が会長となつておるそうであります。法的には建設省とは別に何もつながりはございません。
【次の発言】 建設行政に関心を有する識者、この会員は私は存じません。なお建設省関係の……

第6回国会 予算委員会 第4号(1949/11/18、24期、民主自由党)【政府役職】

○益谷國務大臣 ただいまの撤回する意思がないかどうかということについては、撤回する意思はございません。
【次の発言】 明年度の予算におきましては、ただいま上林山君のお尋ねのごとく、公共事業費は大体一千億ということに決定をいたしたのであります。そのうち明年度起り得る災害に対する予備費、これに対しては相当額のものを予算の上に計上いたすべく努力いたしております。さりながら今日はまだ最終的の決定には達しておらぬのであります。百億になりますが、またそれ以上になりますか、最終的の決定には至つておりません。なお災害の補償制度ということもありますが、これに対しては政府といたしまして研究をいたしております。

第6回国会 予算委員会 第10号(1949/11/25、24期、民主自由党)【政府役職】

○益谷国務大臣 世耕君の仰せのごとく、日本の建設機械は、よほど遅れております。そこで建設当局といたしましては、近年建設工事の機械化ということに関して重大な関心を拂つております。本年は道路、河川等に関する機械は約十一億の予算を計上いたしまして、そうして機械を買つたり、あるいは既存の機械を修理いたします等のことに努めておるのであります。来年度におきましては、これ以上の予算を計上いたしまして、機械化に努力いたしたいという所存であります。新規の機械はもとより購入いたさなければなりませんが、旧内務省時代からたくさんの機械がございます。すでにこれは使用にたえないようなものもございます。これらのものは処分を……


■ページ上部へ

第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 建設委員会 第8号(1950/02/14、24期、民主自由党)【政府役職】

○益谷国務大臣 ただいまのお尋ねは私の所管ではございません。進駐軍住宅をエード・フアンドから出資して建設するという話は若干聞いておりますが、よく承知しておりません。
【次の発言】 正式に決定いたしますれば、むろん国務大臣でありますから、承知しなければならぬのでありますが、見返り資金で住宅をつくるという話は聞いておりません。まだ正式に決定はいたしていないようであります。また見返り資金の問題は、直接は私の関係でございません。御承知の通り、大蔵大臣が安本長官と運用いたしておるもので、直接の責任者は見返り資金に対しては大蔵大臣と記憶いたしております。

第7回国会 建設委員会 第9号(1950/02/21、24期、民主自由党)【政府役職】

○益谷国務大臣 人員整理につきましては、もうすでにたびたび方針は申し上げておるのであります。共産党とかあるいは組合運動に携わつておるとか、そのゆえをもつて整理をいたすことは、ございません。たまたま整理せられた人が組合に関係をいたしておる、あるいは私どもよくは知らないが、共産党の党員であつたという結果を生ずることもあり得るかもしれませんが、そのゆえをもつて整理はいたしておりません。
【次の発言】 基準は、今回の整理については政府委員から説明をいたします。
【次の発言】 ただいま人事課長から申し上げましたように、行政管理庁案では、住宅局で九十九人整理するということになつているそうであります。しかし……

第7回国会 建設委員会 第10号(1950/02/22、24期、民主自由党)【政府役職】

○益谷国務大臣 この二、三日前に、内閣の方から私の方へただいま御説明になりました審議会の案がまわつて来たのであります。大体趣旨においては毛頭異存はございませんが、各逐條審議を今いたしておりまするので、條文全部について一々私どものまとまつた意見を今申し上げることはできません。従つて今後この法律案をいかに取扱いまするかということも、いまだ決定はいたしておりません。でき得れば一日もすみやかに取上げて、皆様の御審議を願いたいという考えを持つておりまするが、ただいま申し上げた程度でありまして、いまだ閣議に付議するかどうかということも決定いたしておりません。

第7回国会 建設委員会 第21号(1950/04/05、24期、自由党)【政府役職】

○益谷國務大臣 この法律は御承知の通り、地方公共団体の財政が逼迫いたしております関係上、なるべく地方公共団体の負担を軽減するという目的で提出いたしたのであります。そういう考えで起案を命じて今御審議を願つておるのであります。御指摘の法律の解釈等につきましては、本法が施行せられた結果、かえつて地方に不利になるというような考えは毛頭持つておりません。持つておりませんが、各條文個個については、ただいまのような問題がありますれば、十分検討いたしてみたいと思つております。私は全般の法律を一條々々こまかく疑問を想定いたして、研究をいたしたというところまで参つておりません。大体各條文を見まして、これならば政府……

第7回国会 建設委員会 第33号(1950/04/28、24期、自由党)【政府役職】

○益谷國務大臣 建築基準法案の提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  本法案につきましては、政府としては三月一日閣議決定を見て以来、すみやかに国会に提案すべく努力して参つたのでありますが、いろいろの関係上遷延し、今日に至りましたことを何とぞ御了承お願いいたします。  戰争以来、わが国の建築は、その量の増加にのみ力が注がれ、質の改善が閑却せられがちでありましたことは周知の通りでありまして、保安上、衛生上好ましくない建築物が建築せられ、毎年火災その他の災害による建築物の損耗はきわめて大なるものがあります。かかる建築物の災害を未然に防止し、国民の健康及び財産を保護するためには、建築物の質のある程度……

第7回国会 内閣委員会 第17号(1950/04/14、24期、自由党)【政府役職】

○益谷国務大臣 ただいま提案になりました、建設省設置法の一部を改正する法律案の概要について、御説明申し上げます。  第一に、行政機構簡素化の一環として、諮問的な審議会を整理する一般的方針に基きまして、建設省におきましても、官庁営繕審議会を廃止することとし、なお河川審議会及び道路審議会を廃止し、これにかえて土木審議会を設け、河川、砂防、道路、災害復旧等、土木に関する事項の審議機関とすることにいたし、その組織及び構成員について必要な規定を設けました。  第二に、地理調査所の有する高度の技術を活用いたすべく、公共団体、日本国有鉄道または日本專売公社の委託に基いて、土地の測量、地図の調製及び測量用写真……

第7回国会 予算委員会 第5号(1950/02/01、24期、民主自由党)【政府役職】

○益谷国務大臣 政府出資により五十億、それに加うるに対日援助見返資金百億、合計百五十億をもつて住宅金融公庫をつくりたいという考えであります。これは主として今日最も住宅難に苦しんでおります勤労者階級の住宅資金を低利長期に貸付ける考えであります。その分配の基準と申しますのは、どういう趣旨かはつきりいたしませんが、主として勤労者階級の住宅の方面に貸付けたいという考えを持つております。あるいは各都道府県の分配という御趣旨でありますか、そういうことはいまだ決定をいたしておりません。
【次の発言】 ただいまお答え申しました通り、主として勤労者階層ということでございまして、入植者ももとよりありますし、引揚者……

第7回国会 予算委員会 第6号(1950/02/02、24期、民主自由党)【政府役職】

○益谷国務大臣 事業を進捗せしめますのには、どうしても機械によらなければならぬ部局があるのであります。今回の御審議を願つております予算中、道路予算のうち約三億を機械購入に充てております。それから百十七億の河川費でありますが、そのうち六億かと存じておりますが、やはり機械の方面に充てる考えでございます。

第7回国会 予算委員会 第8号(1950/02/04、24期、民主自由党)【政府役職】

○益谷国務大臣 御承知の通り、住宅難を緩和いたします一つの手段として、今回――これまでの庶民住宅は継続いたして参りますが、同時に住宅建築の隘路である資金の面の解決の一端として、住宅金融公庫というものをつくる予定であります。これは政府出資五十億円、なお見返り資金を百億、総計百五十億、これは主として今日最も住宅難に困つておる勤労大衆の方面に、長期、低利の資金を貸し付けようという計画であります。ここ四、五日のうちには法律が立案できると思います。近く御審議を願うことになると存じますが、大体百五十億のうち、百五億は、個人の住宅建設の希望者、もしくは住宅組合の方面に予定いたしております。そして戸数としては……

第7回国会 予算委員会 第9号(1950/02/06、24期、民主自由党)【政府役職】

○益谷國務大臣 ただいまの御質問のような場合は、原則として剰余金は建設省に返さねばなりませんので還付いたさせておりますが、ただでき上つた工事を維持いたして参らなければならぬとか、その他著しい設計変更とかいうような場合があります。そういう際にはやむを得ませんから建設大臣の認可によつて剰余の金を使わしております。だがただいま申しましたように、剰余金がありますと、精密に計耳をいださせて還付いたさせております。
【次の発言】 災害の査定は従来も厳重にいたしておりましたが、今後も全額負担等の問題が起りますので、これまで以上に厳密にいたしたいと思います。国が助成いたして参ります工事等につきましても、これは……

第7回国会 予算委員会 第11号(1950/02/08、24期、民主自由党)【政府役職】

○益谷国務大臣 ただいま農林大臣からお答え申し上げた通りであります。すでに干拓かできておるところは、建設省が所掌いたすことにしております。そうして本年の干拓堤塘に対する補強費と申しますか、助成金は一億五千万円見積つております。これではもとより不十分であることは承知いたしておりますが、これまでまつたく国の助成方法がございませんでした。本年初めて一億五千万円を予算に組んだ次第であります。そうしてこの一億五千万円をなるべく効果的に効率的に使つて行きたいという考えから、大体助成の標準を決定いたしております。すなわちまず都道府県の管理に属するもの、これが第一の標準であります。従つて市町村でありますとか、……

第7回国会 予算委員会 第15号(1950/02/15、24期、民主自由党)【政府役職】

○益谷国務大臣 建設常任委員会という話が出ましたし、ただいま大蔵大臣の答弁にもありましたが、私が関係あるようにお聞きになる議員諸君もありますから、一言申し上げておきます。  何か政府委員の方から進駐軍住宅の話があつたそうであります。私責任者として砂間委員から聞かれました際に、いまだ閣議決定の事項でないからわからないという答弁をいたしておきました。  ただいまの対馬のことでありますが、これも昨日砂聞委員から、政府は公共事業費のうちから二十億をさいて対馬に軍事基地をつくるということを聞いたがどうかということでありましたが、私はまつたく初耳で、唖然といたしておりますというお答弁をいたしたのであります……

第7回国会 予算委員会 第16号(1950/02/16、24期、民主自由党)【政府役職】

○益谷国務大臣 住宅金融公庫法と申しますのは今立案中でございます。各方面と交渉いたしておりますので、従つていまだ閣議決定になつておりませんが、構想は持つておりますから、詳細の点は事務当局から御説明をいたさせることにいたします。ただ今日最も住宅難に苦しんでおる階層は、申すまでもなく勤労階層でありますから、勤労階層方面の住宅難を緩和するということは、住宅金融公庫のねらいであることだけを私から申し上げておきます。


益谷秀次[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
23期-|24期|-25期-26期-27期-28期-29期-30期-31期-32期

■ページ上部へ

各種会議発言一覧(衆議院24期)

益谷秀次[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
23期-|24期|-25期-26期-27期-28期-29期-30期-31期-32期
第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 建設委員会災害地対策特別委員会連合審査会 第2号(1949/09/14、24期、民主自由党)【政府役職】

○益谷國務大臣 御質問にお答えいたしまする前にちよつとお断り申し上げておきますが、当院の災害対策委員会もしくは建設委員会には、その都度私は責任者として出席をいたし、答弁をいたし、御報告を出し上げております。あるいは私の答弁が御不満であるかと思いますが、必ず出席いたしておることをはつきり申し上げておきます。よんどころなく出席のできない際には、あらかじめ委員長まで理由を付して出席のできないことを届出いたしておるのであります。この点御了解を得たいと思います。  北海道は本年春から雪解けの災害がありました。これに対しては、とりあえずデラ台風の際において約一億の予算を割振りいたしまして應急の措置をとつて……

第5回国会 内閣委員会建設委員会連合審査会 第1号(1949/05/04、24期、民主自由党)【政府役職】

○益谷國務大臣 建設省設置法の一部を改正する法律案につき、提案の理由とその概要を申し上げます。  現在の建設省は、御承知の通り昨年七月に制定せられました建設省設置法に基き設置せられたものでありまして、その機構は、大臣官房のほか総務、河川、道路、都市、建築特別建設の六つの内部部局のほかに、地理調査所、建築研究所、土木研究所及び建設工事本部の四つの付属機関並びに全國六箇所の地方建設局から成立つております。このたび行政機構を整備簡素化する政府の一般的方針に基き、建設省におきましても、その機構を整備簡素化することといたし、本法律案を提案いたした次第であります。しかして今回の改正は、ただいま申しましたご……



益谷秀次[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
23期-|24期|-25期-26期-27期-28期-29期-30期-31期-32期

■ページ上部へ

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

益谷秀次[衆]在籍期 : 23期-|24期|-25期-26期-27期-28期-29期-30期-31期-32期
益谷秀次[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

 24期在籍の他の議員はこちら→24期衆議院議員(五十音順) 24期衆議院議員(選挙区順) 24期衆議院統計



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。