小川半次 衆議院議員
24期国会発言一覧

小川半次[衆]在籍期 : 23期-|24期|-25期-27期-28期-29期-30期-31期-32期
小川半次[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは小川半次衆議院議員の24期(1949/01/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は24期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院24期)

小川半次[衆]本会議発言(全期間)
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第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 衆議院本会議 第7号(1949/03/29、24期、民主党(第九控室))

○小川半次君 私は、民主党を代表いたしまして、ただいま議題となつております佐々木君外四名の提出による決議案に賛成の意見を述べんとするものであります。(拍手)  わが民主党は、健全野党として、是是非々主義をもつて、民主政治の発達と政局安定の確立のため、ときには政府に警告を與え、ときにはまた協力を惜しまないものであります。かかる立場から、ただいま議題となつておりまする考査特別委員会設置に関する決議案については、祖國復興という高き國家愛と深き民族愛の立場から、これに賛成するものであります。(拍手)  先ほどから反対論者の御意見を聽いておりますと、労働者や農民を不当に弾圧するものであると言われるのであ……

第5回国会 衆議院本会議 第28号(1949/05/13、24期、民主党(第九控室))

○小川半次君 私は二、三の意見を申し上げまして、本案並びに修正案に賛成するものであります。  わが國に労働組合法が施行されて以來、この法律を最もよく愛し、最もよく理解して來たのは、組合員であるところの労働者であると思うのであります。しかしながら、労働者といえども、おそらくは現行組合法を最も完全なる法律であるといつて金科玉條としているのではないのでありまして、諸外國の労働に関する諸法規を比べますれば、わが國に特に組合法などは、はるかに劣つているのであります。しかもアメリカやイギリスにおきましては、その國自体の社会施設あるいは福利厚生施設が、ことごとく労働者に対して保護的に設備されているのでありま……


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第6回国会(1949/10/25〜1949/12/03)

第6回国会 衆議院本会議 第13号(1949/11/19、24期、民主党(第九控室))

○小川半次君 特別調達庁の解除物件について政府にお尋ねいたしたいと存じます。  この問題につきましては、一昨日の外務委員会におけるわが党の並木議員の質問、さらに国務大臣山口賠償庁長官の答弁によつて、俄然国内に大きな反響を呼び、今後の措置がきわめて重大視されるに至つたのであります。山口国務大臣も弁明しておられるごとく、現在特別調達庁に関する進駐軍の拂下け物件は、その金額にして約七十三億円の多額に上り、倉庫使用料だけでも、本年四月から八月までに二億六千万円を支拂つており、なお毎月六千万円の保管料を支出せねばならぬ状態にあるのであります。  解除物件がかくのごとく滯貨となつて山積されるに至つた原因は……


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第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 衆議院本会議 第10号(1950/07/29、24期、国民民主党)

○小川半次君 私は、義勇軍の問題について、ごく簡單に要点だけを申し上げまして、政府の御答弁を求めるものであります。  朝鮮に動乱が勃発して以来、わが国においては急に義勇軍に関する意見が台頭していることは、御承知のところであります。これによつて国民の間には、わが国の憲法それ自体に疑心暗鬼を持ち、かつまた国家の将来についても大いなる不安を抱くような空気が流れておるのであります。新憲法の示すごとく、わが国は軍備を持たず、かつ戰争を放棄し、その目標は平和国家以外の何ものでもないことは明らかであります。吉田総理は、この義勇軍の問題については、わが国は憲法の示す通りに一切の軍備は持たない、従つて義勇軍は認……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 衆議院本会議 第8号(1952/01/26、24期、国民民主党)

○小川半次君 私は、民主党を代表いたしまして、吉田総理並びに閣僚諸君に、以下質問申し上げたいのてあります。  二十七年度予算を審議する第十三回国会は、独立日本がいかに門出をするか、すなわち自主独立をよく打立てるか、あるいは反動的か、奴隷的か、もしくは民主的な門出をするか、国民は希望と不安の錯綜する中に、総理の施政方針と、周東、池田両大臣の財政、経済演説に耳を傾けたのであります。しかるに、その説くところ、いずれも自信と精彩を欠き、新味に乏しく、通り一ぺんの紋切型の説明にとどまり、具体的な方策を聞くことができなかつたのであります。  いつの場合においても、通常国会における総理大臣の施政方針は、政府……

第13回国会 衆議院本会議 第25号(1952/03/27、24期、改進党)

○小川半次君 私は、最近頻発する派出所あるいは税務署襲撃事件について、法務総裁並びにこれに関係ある各大臣にお尋ねしたいのであります。  北海道では白鳥警部が射殺され、東京では印藤巡査が惨殺され、長野県においては数名の警官が集団暴行を加えられた上に短銃を強奪されたという恐るべき事犯が起つて以来、各地において警察官に対する集団暴行や派出所の襲撃、あるいは鶴見、川崎、横須賀等を初め各地の税務署の破壊等が頻発して、国民の不安をつのらしておるのであります。すでに伝えられておるごとく、この悪質な破壊的行動を煽動する最も根拠的なものは、日共の非合法機関紙と目されている球根栽培法三十二号の示すところにあると思……

小川半次[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院24期)

小川半次[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 議院運営委員会 第17号(1949/04/09、24期、民主党(第九控室))

○小川半次君 私の方は賛成です。

第5回国会 議院運営委員会 第46号(1949/05/30、24期、民主党(第九控室))

○小川半次君 私の方もできます。
【次の発言】 民主党は第四と第十三に参議院の修正案に反対いたしまして、残余のものについては参議院の修正に賛成いたします。
【次の発言】 情勢の変化によつて……。

第5回国会 考査特別委員会 第6号(1949/05/24、24期、民主党(第九控室))

○小川(半)委員 小林さんにお尋ねしますが、結論としてあなたは役員にまかした方が一番有利であるというお考えを持たれたわけですね。
【次の発言】 心配されずに率直におつしやつてください。金の負担とかそういうことについて承認されたのですね。
【次の発言】 それはおかしい。あなたは役員にまかす、役員は税務署に減額運動するというのです。それの運動資金を業者からとるというのでしよう。それであなたは役員にまかしておいてその負担金を出さなかつたのですか。
【次の発言】 それではけつこうです。そういう事情は申しませんが、折本さんは何のことで出したか知らないけれども、ちよこちよこ組合の方から集金して來るので、あ……

第5回国会 考査特別委員会 第7号(1949/05/26、24期、民主党(第九控室))

○小川(半)委員 ただいま神山君から御意見がありましたけれども、本日のところは一應やはりこれに基いて進行して行つた方がいいと思う。
【次の発言】 証人にお尋ねいたします。先ほど北君があなたに、いずれかの政党に属しておられるかという質問をしたのに対して、興奮して記憶を失われたのか、証言がないようですから、私はあなたの記憶を新たにするためにお尋ねするのですが、私の調査によりますれば、あなたは日本共産党員であるということになつておるのです。これはいかがですか。

第5回国会 考査特別委員会 第8号(1949/05/28、24期、民主党(第九控室))

○小川(半)委員 証人にお尋ねします。あなたの管内にある中野税務署の納税成績は全國最下位の状態にありまするが、その原因はもちろん種々あるでしようが、第一の原因は、あの管内においてかなり強烈なる反税計動式なことが行われたことに原因があるように伺つておりますが、証人はさように考えておりますか。
【次の発言】 中野税務署の小林総務課長追放運動を中野民主商工会が行つていた当時、あなたの方からこの民主商工会の会長でありまする河野、それから小西に対して抗議文を渡された。ところがその抗議文を後日あなたの方へこれは突つ返すからと言つて持つて來られたそうですが、そのときに河野、小西以外にだれが参加しておつたか、……

第5回国会 考査特別委員会 第11号(1949/06/25、24期、民主党(第九控室))

○小川(半)委員 山田證人にお尋ねいたします。上棚村部落におきましてあなたの親族が非常に多いということですが、どれくらいの数の親族がおりますか。
【次の発言】 あなたが日本共産党に入党されたのはいつごろですか。
【次の発言】 それはいつのですか。
【次の発言】 あなたは村会議員に立候補されたときに、共産党を名乗つて立候補されたのではないのですか。
【次の発言】 そのときは無所属だつたのですか。
【次の発言】 実は私の情報によりますれば、あなたは十八歳くらいから軍隊に志願されて、ずつと軍隊生活をしておられて、終戰後もかなり思想的に、やはり軍國主義じやなかつたでしようけれども、非常にそうした思想が……

第5回国会 考査特別委員会 第13号(1949/06/29、24期、民主党(第九控室))

○小川(半)委員 柳川証人に尋ねますが、この間読賣新聞の写眞に載つておりましたあの田地ですが、あの田地は地主と小作の両者が、水田としたら負担が重いからというので軽減して、農地委員長であるあなたのあつせんで、採草地として賣收したと聞いておりますが、事実ですな。
【次の発言】 あなたのおつしやるようでは、劣等地であるから採草地としたというのですか。
【次の発言】 部落の人はみなそう思つておらぬ。あなたの方だけ思つておつても、部落の人は劣等地でもなんでもないと言つておりますが、おかしいな……
【次の発言】 それは水害で何年間ほどその土地は使わなかつたのですか。そうじやないでしよう。

第5回国会 考査特別委員会 第16号(1949/07/04、24期、民主党(第九控室))

○小川委員 國電ストに関する調査要求の理由を説明したいと存じます。去る六月九日、十日、十一日、蒲田、東神奈川、中野、千葉を中心として起された國電ストは、常に暴力革命への好機をねらつていた一部分子の非民主的極左戰術によつて惹起されたものと思うのであります。すなわちストに反対した者、たとえば西田車掌のごときを人民裁判だと称して脅迫、暴行を加え、あるいは人民電車の運轉を阻止せんとした東神奈川駅の吉田駅長を毆打、負傷せしめ、また八王子支部の民主的な決議を暴力によつてくつがえした事件等を初め部内外の急進分子を動員して、威嚇と脅迫とによつて組合員多数の自由な意思を拘束し、公共企業体労働関係法その他の法律に……

第5回国会 考査特別委員会 第18号(1949/07/11、24期、民主党(第九控室))

○小川(半)委員 一つだけお尋ねしたいと思います。決議したことそれのみでは非合法的なものでもない。これはあるいは解釈によつては一應はそうともとれる。しかしながら何と申しましても、この國鉄の労働組合は日本最高のいわば日本の労働組合の一つの模範と言われるような、最大の機関である。單なる一町工場の労働組合と違つて、この組合の動きが國民に與える影響は、組合の動き方によつては大きなものであると思う。いわんやこういう決議をした場合、國民に與える刺激というものも大きいのであつて、しかも今後惹起されるいろいろな事件を誘発する含みを持つておると私は解釈する。ですから私はこういうことを決議しただけでは非合法でない……

第5回国会 考査特別委員会 第19号(1949/07/12、24期、民主党(第九控室))

○小川(半)委員 澤田証人にお尋ねいたします。熱海における第十五回國鉄労働組合中央委員会の決議事項の中で一番重要視されたのは、第三の六項、最悪の場合はストをも含む実力行使を行うというこの事項で発つたようでありまするが、証人はこの第六項が提案された際にこの事項に対して反対されましたか、賛成されましたか。
【次の発言】 反対されましたそのあなたの心境、理由をお述べ願いたいと存じます。
【次の発言】 そうした一つのいろいろなあなたの思想、あるいはあなたの見た客観情勢、あるいはあなたの所属しておられた――あなたは民同系の人だと思つておりまするが、そういう立場もあつたでしようが、第一番に、要するにそうい……

第5回国会 考査特別委員会 第22号(1949/07/19、24期、民主党(第九控室))

○小川(半)委員 証人にお尋ねいたしますが、新交番制は業務命令であるということは、もちろん常識でもわかるのですが、正式な書類の通知が参つたのですか。
【次の発言】 参つたのはいつごろですか。
【次の発言】 わかりました。そうすると、五月三十一日の十六時に受取つて、組合員と申しますか、あなたの部下にこれが大体徹底したのはいつごろですか。
【次の発言】 わかりました。二十四日に通牒が來て、およそ皆わかつているはずですね。
【次の発言】 わかりました。それから先ほどあなたのお勢いろいろ聞いておりますると、大体六月九日のストの空氣が険悪になつたころからは、あまり職場におられなかつたようでありますが、あ……

第5回国会 考査特別委員会 第23号(1949/07/21、24期、民主党(第九控室))

○小川(半)委員 庭田証人に伺います。証人は精神が相当疲れているようですから、私は事実に基いて二つばかりお尋ねしたいと思います。証人は、私の調査によりますれば、たしか六月五日に、数人の組合員とともに村上助役に相当強硬な申入れをしておられますね。
【次の発言】 名前は違うかも知れませんが、ある助役に対して相当強硬な申入れをしておりますね。
【次の発言】 日も間違つているかも知れませんが、大体そのころです。
【次の発言】 村上助役というのはあなたの方の助役ですか。
【次の発言】 電車区に村上助役はおりませんね。
【次の発言】 それでは、ある助役に対して、区長と相談に絶対に應じてはならぬというような……

第5回国会 商工委員会 第6号(1949/03/30、24期、民主党(第九控室))

○小川(半)委員 私はメモランダムを詳細に熟読しておらないので、その覚書の内容が解明できないのであります。從つてお聞きしたいのですが、一体これはどこにその内容があるのか。趣旨がどこにあるのか。すなわち人員過剰であるがためにこの覚書が出たのであるか。あるいは現在の機構や人員をもつてするほど重要さがなくなつたから、この覚書が出たものであるか。これに最も大切であり、根本的な問題でありますから、私はまずこの点を伺つておきたいと思います。
【次の発言】 民間の貿易が最近盛んになつて行くということに、たいへんけつこうなことでありまするが、しかし日本の現役階においては、政府自身が相当責任を持つて、貿易の衝に……

第5回国会 商工委員会 第9号(1949/04/30、24期、民主党(第九控室))

○小川半次君 林君がただいまここに出席しておりませんので、私からかわつて請願の趣旨を述べたいと存じます。請願書、北海道開発総合計画に基く発電所の設定は、屈斜路湖よりポンヤンベツ川をつなぐ御調査をなし、本村に発電所の設置方御高配相仰ぎたく、別総理由を具しここに請願申し上げます。理由は衆議院國土計画委員会地方開発小委員会において、北海道開発総合計画について審議立案決定を見ました水力発電施設は、本道工業に及ぼす影響は大で、その拡充こそは新日本建設の基礎とも言うべく、その一環として屈斜路湖を利用、発電所の設定こそは地方農村工業の振興に寄與するところ甚大で、実現のすみやかならんことを要望するもので、何分……

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会 第8号(1949/07/20、24期、民主党(第九控室))

○小川(半)委員 私は選挙区制を小選挙区とするか、あるいは中選挙区とするか、大選挙区とするか、大体この三つの大きな問題のうち、ただいま中選挙区の御意見が出ましたが、私も中選挙区に対しては、賛成であります。小選挙区の弊害はどこにあるかと申しますと、大体選挙区が小さいと、その地方のボスが跳梁するおそれがあります。そうして比較的選挙区が小さいものですから、大局的な國家の再建とか、あるいは大きなことを考えずして、たえず選挙区のことのみに動く人が比較的選ばれて来るという場合が多いのであつて、われわれはこの民主的な、しかも大きな立場から國家というものを考えなければならない立場に立つて見るときに、一地方のこ……

第5回国会 労働委員会 第13号(1949/05/04、24期、民主党(第九控室))

○小川(半)委員 大体從來からの炭鉱労働組合の爭議を見ておりますると、経済問題を行き過ぎた政治的な意味を持つたストが多かつたんですが、しかし今回のストを大体初めから見ておりますると、これは純然たる経済問題の立場に立つておるということが言えるのであります。大体業種別賃金を見ますると、炭鉱労務者の賃金というものは、山別によつて非常に差があつたのです。最近はやや均衡して参りましたが、それでも、たとえば非常に危險な山と、安全な山とある。それから作業場まで行くところの坑道の近距離、長距離などがあるし、発掘の際非常に簡單に掘れるところと、非常に困難生ずる場所がある。そういう大きな違いがあるものですから、賃……

第5回国会 労働委員会 第15号(1949/05/07、24期、民主党(第九控室))

○小川(半)委員 私は総括的な立場から、本改正案提出の根本問題に触れてお尋ねしたいと存じます。この点につきましては、昨日大橋委員、あるいは本日青野委員からしばしば御質問されたのでありますが、これは最も基本的な問題であり、かつ重大な点でありますから、重ねてお尋ねすることにいたします。政府においてせつかく苦心の結果、今回の改正案を作成されたのでありますが、御承知のごとく全國六百七十万の組織労働者は、こぞつてこれに反対し、かつこの改正案を改惡案なりとして、今なお反対の闘争を続けておるような状態であります。いやしくも労働者に基盤を置くところの労働組合法の改正を行うにあたつては、労働者みずからの熱意と総……


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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 外務委員会 第4号(1950/02/15、24期、民主党(第九控室))

○小川(半)委員 この問題はきわめて重大であります。ただいま佐々木君の御意見を拝聴しておりますと、佐々木君は大体悲観的な立場からこの問題を論じております。しかし私は先ほどちよつとその條約文を見たのですが、この條約文の中には日本の講和を促進したいという意味が多分に盛られております。深く研究すれば確かに中ソが日本との講和を早く行いたいということをも意味しております。私はこの立場から掘下げてこの問題は考えなければならぬものであつて、佐々木君の説は非常に悲観的に、しかもこういう意見が日本の国会から広まつて行くということになれば、私は国際間において日本が非常に不利な立場に追い込まれるような感がするのであ……

第7回国会 外務委員会 第6号(1950/03/01、24期、民主党(第九控室))

○小川(半)委員 一点だけお尋ねしておきたいと思います。現在組合には若干の財産がいずれ保有されておると思うのですが、現在どれだけの財産があるかという点。それからこの法律が廃止になれば、従つて組合が解散となります。組合が解散となれば清算しなければなりません。その清算の方法はどういうことになるか、あるいは清算後の財産というものはいずれの方面に帰属することになるか、この点を明らかにしてほしいと思います。
【次の発言】 法務総裁がせつかく御出席の機会ですから、私は一点だけお伺いしたいと思います。過般法務府より全国の市町村に対して、第三国人、特に朝鮮人の再登録を命じたのでありますが、この趣旨についてお尋……

第7回国会 外務委員会 第11号(1950/03/22、24期、国民民主党)

○小川(半)委員 先ほどの竹尾君、菊池君の質問に関連しているのですが、実は沖縄の軍事基地築造の問題について、わが国の請負業者なり、あるいは労務者が相当多数沖縄に参つて、この軍事基地設置のために働いているのですが、御承知のように日本国憲法には、日本国民は戰争を放棄して一切の軍備というものを持たないということを、世界に宣言しております。その日本国民が軍事基地即戰争準備のための一つの戰争製造のために、労務者としてあるいはそれの請負業者として参加しているということは、憲法の解釈かり行くと非常に疑問があるのです。私は乞しい一憲法研究者ですが、私の解釈から行きますと、憲法に抵触するという見解を持つているの……

第7回国会 経済安定委員会 第12号(1950/03/28、24期、民主党(第九控室))

○小川半次君 現行の飲食営業臨時規整法によりますと、旅客が旅館に対して直接主食を持ち込むことができないことになつております。すべて外食券をもつて取扱うということになつておるのでありますが、たとえば農村地方の人であるとか、あるいは急に旅行に出なければならなくなつた人たちなどは、一旦主食を食糧公団に持ち込みまして、そうしてそれと引きかえに外食券をもらつて旅行に出るのですが、米を納めて外食券をもらつたその旅客が、その旅先であいにくいもを配給しておつたりあるいはパンを配給しておつたりする場合に出くわすこともあつて、非常に不都合や不便を生じておるのであります。現に過般農村の小学校の子供たちが、それぞれわ……

第7回国会 厚生委員会 第34号(1950/04/29、24期、国民民主党)

○小川半次君 委員外質問を許されまして、たいへん感謝にたえません。  ただいま丸山委員から、憲法十三條並びに二十二條に抵触しないかという御意見があつたのですが、これは憲法第十二條の「公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ」という、ここから出発いたしますると、今度の公衆浴場法の一部を改正する法律案が必要となるのであります。なぜかと申しますると、たとえば浴場が接近しておりますると、御承知のように、ふろ屋というものは煙突を利用するので、右にも煙突があり、左にも煙突があつて、その中間に住んでおる人は、風が北から吹く場合はこちらの煙突の媒煙を受け、南からの吹く場合は南からの媒煙を受けて、非常に迷惑が……


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第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 外務委員会 第2号(1950/07/21、24期、国民民主党)

○小川(半)委員 吉田総理はしばしば、目下のわが国には外交がないと申しておられるのでありますが、これはまつたく吉田さん流の議論であつて、わが国民の渡航が認められなかつた三、四年前の状態においては、あるいは一応その議論が認められたかもわかりませんが、すでに終戰五年を経過し、特に昨年来より水泳選手の渡米を初め、スポーツ代表、学界代表、実業家代表、労働界代表の海外視察、あるいは国会議員団の渡米等、人の面から見ましても、すでに外交が開始されており、また民間貿易が認められ、国と国の貿易もなされており、また日本政府の在外事務所設置が行われておる今日、わが国は完全に外交の域に入つたと言えるのでありますが、こ……

第8回国会 外務委員会 第3号(1950/07/22、24期、国民民主党)

○小川(半)委員 民主党は本案に賛成するものであります。  ただ希望といたしまして、御承知のごとく戦前までのわが国の在外職員は、当時の日本の軍閥の力を背景として、かなり海外において勢力を張つておつたのでありますが、今日のわが国においては軍の力というものがないのであつて、それこそ裸一貫の人間の力と申しますか、われわれの力で回復して行かなければならぬのであつて、非常に大きな努力と熱意が必要であろうと思うのであります。従つて過去の日本の状態と違つて、そうした面から見てもある程度の機密と申しまするか、いろいろな不経済が伴うだろうと思いますので、その点も将来政府は親心を持つて、これらの在外職員に対する経……

第8回国会 外務委員会 第4号(1950/07/26、24期、国民民主党)

○小川(半)委員 專任外相設置に関する決議案を提出したいと思います。委員各位のお手元へ印刷物が参つておると思いますが、まずその案文を申し上げます。    專任外相設置に関する決議   韓国戰乱をはじめ、海外の諸情勢は極めて緊迫し、わが国民の国際政局に対する関心は日に高まつている。又講和問題についての国論は依然として分裂し、国民は統一ある外交政策の樹立を要望している。   国際問題がかかる重大性を有する今日、専任外相を欠くことは、国政運営の上において重大なる支障をもたらすものであり、その速やかなる設置は刻下の急務であつて、国民の強く要望するところである。   よつて政府は、この要望に応える当然の……

第8回国会 外務委員会 第5号(1950/07/29、24期、国民民主党)

○小川(半)委員 私は重要な問題を二点だけごく簡単に結論を申し上げまして、政府の立場を明らかにしておきたいと思います。先ほどから自衛権の発動と時期に対する政府の答弁を聞いておりますと、政府の立場が非常に不明確であります。何と申しますか、態度あいまいなる答弁をしておられますが、こういうことは非常に誤解を招きますから、この点を明らかにしておかなければならぬと思います。自衛権に対する不正行為とかあるいは不正侵略の判定というものは、現下の国際社会においては国際連合の判定にまつ以外に方法はないと私は解釈している。政府自身もおそらくそういう答弁をすることが最も日本の政府の立場として正しいのではないかと私は……


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 懲罰委員会 第8号(1951/03/09、24期、国民民主党)

○小川(半)委員 共産党の川上貫一君を懲罰に付すべし、その方法は陳謝文を朗読せしめることという、この佐々木秀世君の動議に私は賛成するものであります。  理由は、大体自由党の鍛冶君から詳細御説明がありましたから私は省略いたします。ただ私は、ただいま社会党の猪俣君の反対の理由を聞いておりますると、多少合点の行かない点があるのですが、民主主義の国会だからといつて、あるいは言論が自由だからといつて、品位を傷つけるような、あるいは国会の権威を無視するような言論は、これは許さるべきものではないのであります。それはまつたく言論というよりも、言論を通じての一つの暴力である、私はこういうふうな解釈もとれると思う……


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第5号(1951/10/20、24期、国民民主党)

○小川(半)委員 前文は條約全般にわたつておるのでありまして、そういう趣旨から、私は大体條約全般に関連して総括的にお尋ねしたいと存じます。  日本が国際連合に加入することを前提として、今回の條約がなされたものであるということは政府の説明通りで、わが国の国連加入はもはや時間の問題であると思うのでございます。申し上げるまでもなく、国際連合は、世界の平和を維持するために結成を見たところの一つの平和擁護の組織機関でありますが、その憲章には、自国の安全を自力によつて守り得るもののみが、これに加盟する、権利を有する、と規定しておるのであります。すなわち素手では加盟する資格がない、入つて来るならばからだに武……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第8号(1951/10/24、24期、国民民主党)

○小川(半)委員 時間がないようですから、要点だけを二、三お尋ねしたいと思うのでございます。平和條約は勝者と敗者の條約でありますから、敗れた日本に相当の重圧が加えられるということは、国民もある程度まで了承しておつたことは当然であろうと思います。しかしながら日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障條約は、これはいやしくも講和後に日本が独立して再出発するところの、そのもとにおけるところの條約でありますから、すなわち日本が独立して最初に外国と結ぶところの重要なる條約でありますから、国民としては、とにかく独立国家としての威厳と、毅然とした態度をもつてこの條約が締結されるものだろうと期待しておつたところが……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第9号(1951/10/25、24期、国民民主党)

○小川(半)委員 私は民主党を代表いたしまして、以下意見と希望を申し述べ、しかして民主党の態度を明らかにしたいと思うものであります。  まず思いますことは、この平和條約を結ぶにあたつて、アジアの友邦諸国が、こめ條約締結に参加しなかつたことは、惜しみてもあまりあるものがあるのであります。平和條約は和解と信頼の條約であると言われておるのであります。しかしながら和解と信頼の條約であると認定するには、なお幾多の疑問が残されておるのであります。まず領土的に見ましても、日本として権利と要求が認めらるべき幾多の領土を失い、あまつさえ当然日本の領土であらところの琉球、小笠原諸島等が、信託統治という刻印を押され……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 外務委員会 第4号(1952/02/13、24期、改進党)

○小川(半)委員 大橋国務大臣にお尋ねしますが、政府は、従来から警察予備隊の海外出動は、絶対にあり得ないという解釈をとつておられたのにかかわらず、昨日政府の発表するところによれば、自衛上なれば海外出動も可能であるという解釈を発表されました。最初の方針と今回の方針はまるつきり違つておりますが、一体いかなる動機でそういう解釈を持つようになつたか、明らかにしてほしいのであります。
【次の発言】 しかし全国にすでにそういう報道がなされている以上、ある根拠があると私たちは一応見なければならぬと思いますし、国民もおそらく政府はそういう解釈をとつたものと見ていると思います。私がなぜそういうことを申し上げるか……

第13回国会 外務委員会 第6号(1952/02/27、24期、改進党)

○小川(半)委員 行政協定の問題については、松本委員初め二、三の方から相当御意見が出ましたので、私はこの機会に旅券法に関連して岡崎さんにお尋ねしたいと思います。御承知のように四月三日からモスクワにおいて国際経済会議が開催されることになり、わが国に対しても一部の方々にその招請状が参つたのでございます。ところが最初に出席するとうわされておりました北村徳太郎氏やら、あるいは村田省藏氏その他の方々は、出席をおやめになつたようであります。そのやめるに至つた原因というのが、政府において旅券交付について難色があるということが伝えられたので中止されたということでありますが、政府において国際経済会議出席に関して……

第13回国会 外務委員会 第10号(1952/03/19、24期、改進党)

○小川(半)委員 この外務公務員法案の内容を通覧しますと、私たちとして数箇点修正しなければならぬと思う條項があるわけですが、他の委員諸君からも、それぞれ御質問があることと思いますから、私は一、二点のみにとどめておきます。  まず第一番に、第八條を見ますと、「大使及び公使の任免は、外務大臣の申出により内閣が行い、天皇がこれを認証する。」ということになつております。私は結論として申し上げますが、この大使及び公使の任免については、国会の承認を得るという、この点をこの第八條に加えてほしいと思うのです。大使及び公使は、場合によつては国を代表してそれぞれの国と交渉し、あるいは相談し、ときには相当重大な問題……

第13回国会 外務委員会 第18号(1952/04/11、24期、改進党)

○小川(半)委員 ちよつと関連して。どうも先ほどからの岡崎国務大臣の御答弁、御説明を聞いておりますと、私とは解釈が多少違うところがあるのです。私はこの国際連合憲章、特に第四十三條、第四十五條その他全般を通じてこの條約を通覧してみるときに、国際連合に加盟する資格は、少くとも自己の力で自国を守り得るものが加盟できるという一つのやはり資格を備えなければならぬという点が見出されると思うのです。その資格とは何であるかといえば、やはり自分の力で自分を守り得るもの、要するにやはり武裝しなければならぬ、これが国際連合に加盟する前提條件ではないかと思うのです。この私たちの前提條件と岡崎国務大臣のお考えとは全然違……


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第14回国会(1952/08/26〜1952/08/28)

第14回国会 外務委員会 第1号(1952/08/28、24期、改進党)

○小川(半)委員 佐々木君と多少ダブる点があると思いますが、これは問題がそれだけ重要な問題ですから御了承願いたいと思います。吉田総理がマーフイー大使に書簡を差出した際、あなたはその書簡の作成にタッチされたかどうか、この点をちよつと明らかにしてほしい。
【次の発言】 その後あなたは條約局長としての立場から、その内容を明らかにしてほしいということを総理に申込まれたかどうか、その点を聞かしていただきたい。
【次の発言】 それでは内容をよく存じているあなたが、どうしてその内容を詳細に発表することができないのであろうか、今日まで総理大臣はもちろん外務大臣でも、外務当局でも、国会の本会議あるいは委員会の席……


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第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 労働委員会公聴会 第1号(1949/05/09、24期、民主党(第九控室))

○小川委員 労調法の改正案第二十六條についてでありますが、公述人の御意見はこの二十六條に反対の御意見であつたように承つております。しかし私の見解をもつてしますれば、この第二十六條はこの労調法の目的であり精神であるところの第一條に符合するものという解釈を私は持つておるのです。なぜなれば労調法の精神なり目的は労働争議を予防し、または解決し、そうして産業の平和を維持し、経済の興隆に寄與することになつておるのであります。そうした解釈、そうした見地から行きますと、私は二十六條は妥当であるように思うのであります。しかしながらあなたの御見解はこれに反対のようでありますが、あなたの御見解を強く主張するといたし……


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 外務委員会労働委員会連合審査会 第1号(1951/11/07、24期、国民民主党)

○小川(半)委員 多数の委員諸君の質問並びに政府の答弁によつて、大体了解したのでありますが、二、三各委員が触れていない点がありますので、この機会にごく簡単にお尋ねしたいと思います。  国際労働機関の生れましたのは、労働条件の改善あるいは労働者の身分保障を、根本の精神といたしているのでありまして、ここにもありますように、労働時間の設定を含む労働時間の規則とか、あるいは労働力供給の調整、失業の防止、その他いろいろ福利厚生の問題などがあるのですが、そこで日本が今回ILOに再加盟するにあたつて、本年六月に政府代表が出席いたしまして、日本の立場をいろいろ御説明なさつたようでありまするが、その際にイギリス……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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