天野公義 衆議院議員
24期国会発言一覧

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天野公義[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは天野公義衆議院議員の24期(1949/01/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は24期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院24期)

 期間中、衆議院本会議での発言なし。
天野公義[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院24期)

天野公義[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 運輸委員会 第25号(1949/05/21、24期、民主自由党)

○天野(公)委員 私は民主自由党を代表いたしまして今提案されております戰時中政府が買收した鉄道の譲渡に関する法律案の修正案並びに修正部分を除いた本案に、賛成の意見を表明するものであります。この法律案は終戰以来、かねてから懸案のものでありまして、ことに前内閣で提案いたしたというような事情もある問題なのでございます。今日ここに再度法律案が提案された二とは、まことに時宜を得たものであると考えるのであります。戰争以来の懸案でもありますし、現在の国鉄の状況からいたしまして、少し参でもこの國鉄の赤字を埋めて、國鉄の均衡予算を保つて行く上におきまして、この法案によりまして、赤字が克服されるということは、まこ……

第5回国会 商工委員会 第9号(1949/04/30、24期、民主自由党)

○天野公義君 繊維屑に対する統制撤廃の請願は、先ほどのガラ紡製品に対する統制一部撤廃に関する請願と相関連するのでございます。大体繊維くずはガラ紡繊維品の原料部面という関係になつておりまして、密接不離の関係のもりでございます。これは現在指定繊維資材配給規則、故繊維、屑繊維等集荷規則という規則によつて統制されておるのでございますが、この規則のために業者はいろいろな集荷の面において、また配給の面において、金融の面において非常な困難に立ち至つておるのであります。この統制撤廃の運動は昨年からずつと続けておられまして、その請願の署名人も数千を数えるような状態であります。特にこの繊維くずにおきましては零細な……

第5回国会 大蔵委員会 第10号(1949/04/09、24期、民主自由党)

○天野公義君 毛皮業者に対する物品税徴收に関する請願の要旨を簡單に説明いたします。毛皮業に対する物品税というものは、現在の原皮價格に精製、仕立加工賃と手数料を加えた價格に、課税されておるのでありますが、この課税率が非常に高くて、十割の税金がかかつておる。ところが毛皮業者というものは、大体において小資本の者が多いのであります。一般の皮革業者のごとく、大資本をもつて商賣しておる者が少く、小資本の者がやつておりまして、原皮を仕入れて精製加工し、仕立加工賃を加えてわずかの利益を得ておるのでございますが、そのわずかの利益を得た上に、十割の源泉課税を納付しなければならないというのであります。さらにこの毛皮……

第5回国会 大蔵委員会 第35号(1949/05/18、24期、民主自由党)

○天野公義君 明日でけつこうです。

第5回国会 逓信委員会 第5号(1949/04/15、24期、民主自由党)

○天野公義君 足立電話の東京局編入促進に関する請願について簡單に御説明申し上げます。  足立区は、面積が五万三千五百二十平方メートル、人口、現在におきまして二十五六万を算する東京都内でも屈指の大きな区でありまして、しかも戰災ををほとんど受けておらない区であり、その中におきまして工場は二千有余あり、また田畑は二千二百余町歩にわたつておるのでございます。この区内の生産状況を見まするに、生鮮食料品の大市場たる東京中央卸賣市場足立分場がありまして、その取扱高は大阪市場に次ぐと言われる大きな市場であります。魚介類も四億六千余万貫、青果物も、七億六千余万万貫の数量を取扱つております。さらに区内の大工場二千……


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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 予算委員会 第13号(1950/02/13、24期、民主自由党)

○天野(公)委員 まず私は農林大臣に御質問を申し上げたいのでありますが、今までの予算委員会や本会議における大臣の御答弁によりまして、大体政府の農業政策というものがわかつたのでありますが、私はその観点をかえまして、主として行政上の観点よりお伺いしたいのであります。  政府がその成立以来行政の簡素化をとなえ、その実現に努力し、またその成果を上げていることは敬意を表する次第でありますが、政府の不要な経費機構をなくして財政を縮減して、そうして国民負担の軽減及び日本の復興に盡すということは政府の義務でもあるわけであります。昨年行われた行政整理も、そのとうとい犠牲の上にこり大目的を達成するということにおい……

第7回国会 予算委員会 第14号(1950/02/14、24期、民主自由党)

○天野(公)委員 大蔵大臣に御質問申し上げる前に、予算委員の一人として、今のような考査委員会で取扱つてしかるべきような問題を、この予算委員会において取扱い、そしてこの重要な予算の審議に何ら関係のないようなことで、時間を遷延するというようなことがあつたことは、まことに遺憾と感ずる次第であります。今後ともこういうことが前例とならないように、委員長の御善処を委員の一人として要望したいと思うのであります。  さて私は大蔵大臣に以下数点にわたつて御質問を申し上げたいのでございますが、証券取引委員会の委員長の出席を要求しておいたのでございますけれども、いらつしやらないようでしたならば、証券に関する問題につ……

第7回国会 労働委員会 第13号(1950/04/19、24期、自由党)

○天野(公)委員 今参考人及び説明員の方のお話を聞いておりますと、何といつていいかわからないような実態にあるのでございます。これから参考人及び説明員の方にいろいろお伺いしたいと思いますが、参考人説明員の方に率直に、ありのままの実情を御説明願いたいと思います。  まず東京都の労働局長にお伺いしたいのであります。いろいろ研究してみますと、大体昨年の四月ごろから全国的にこの職よこせ鬪争が行われ、それから一時休みまして、今度は年末攻勢、越年攻勢という形で行われ、最近において二月中旬以降に東京都を中心として、また新たに熾烈な求職鬪争が行われておるのでありますが、特に最近の鬪争は非常に特色があると思うので……

第7回国会 労働委員会 第14号(1950/04/21、24期、自由党)

○天野(公)委員 今いろいろ組合側の参考人の方々の御意見を伺つたわけでございますが、大体において東京関係が多いようでございます。そこで東京都の林労働局長にお伺いしたいのですが、今参考人の方が述べられたような件に関して、局長さんの今まで見たり聞いたり、いろいろ御研究をなさつたと、お感じになつたことを、概略簡潔に御説明願いたいと思います。
【次の発言】 いろいろお聞きしたいことがあるのですが、今参考人の方がお述べになつたことは、大体一般論でございます、参考人の方々の御見解で、日雇い労働者の方々の生活が、非常にお困りで、予算のわくが足らない、いろいろお述べになりましたが、これに対しまして、私ども非常……

第7回国会 労働委員会 第15号(1950/04/24、24期、自由党)

○天野(公)委員 先日の質疑に続いて参考人及び説明員の方にお伺いいたしたいと思います。まず初めに川崎の所長さんにお伺いしたいと思います。この間川崎土建労働組合の田代フデさんのお話によりますと、川崎で騒動が起つた一番の原因は、職安当局の方からかえつて攻勢に出て、所長は暴力団の養成をしているとまで極言されておるのでございます。このような事態が正しいとするならば、これはゆゆしき問題であると存ずるのでありますが、この点に関して所長さんの御見解、御説明をお願いいたしたいと思います。
【次の発言】 田代さんに簡潔にお願いしたいのです。所長さんの今のお話と、それから先日の田代さんのお話と、まるで正反対のよう……


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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 労働委員会 第3号(1950/12/08、24期、自由党)

○天野(公)委員 失対関係について簡単にお尋ねしますから、要領よくお答えを願いたいと思います。まず第一に東北、信越、北越地方等の冬季の失業対策は、今までの実績から見ますと十分ではないと思われるわけですが、特にほかの地方と比べると、就労状況なども非常に悪いようであります。またそれぞれ各地方団体で、相当失業対策について支出をなしておりまして、県財政に相当の影響を及ぼしているように見受けられますので、政府側としてはこれらに対してどういうお考えを持つておられるか、お聞きしたいと思います。
【次の発言】 全国の平均からすると、東北、信越、これらの方は相当下まわつております。おそらく平均四、五日全国平均よ……


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 文部委員会 第31号(1951/06/01、24期、自由党)【政府役職】

○天野国務大臣 渡部さんは二点と言われましたが、一点ではないのですか。
【次の発言】 第一の、国策となつているかどうかということは、私は今政府がそういう方針をとつているのですから、国策となつていると言つてもいいのじやないかと思います。  第二点については、それに対してどういうように言うかという言い方だと思います。
【次の発言】 言うべきでないとは申しません。それに対する言い方だと私は今言つたのです。
【次の発言】 淺井総裁からそういう警告があつたかどうかは、全然聞いておりませんです。ただ、そういうことに対して、絶対何も言つてはいかぬとは、私は考えておりません。だから、ただいま申すように、その内……

第10回国会 予算委員会 第13号(1951/02/12、24期、自由党)

○天野(公)委員 私は、電気通信大臣にお伺いしたいのでございますが、電通関係はほとんど国家が独占しておる事業でございまして、そのうちでも通信関係は全部国家に依存しなければならないという現状になつているわけでございます。ところで、そのうちで特に電話の需要という問題は、非常に今日国民の中で論議され、その整備拡充が要求されておるのでございますが、この電話の整備ということは、今日の日本の事態からいたしまして、経済、産業の復興、また経済自立達成の計画の上からいつても、非常に重要なものであろうと思うのでございます。ところが予算書を拜見いたしますと、電気通信事業の建設歳出、これが二百二十六億で、昨年度よりも……

第10回国会 予算委員会 第15号(1951/02/16、24期、自由党)

○天野(公)委員 私は労働大臣に数点お伺いしたいと思うのでございますが、まず第一に労働パージの問題についてお伺いしたいと思います。  戰争中、産業報国会、労務報国会等の重要役職員であつた者は、労働に関する一切の団体の一切の役職員の地位につくことが禁止されておるわけでございますが、産報等にあつて、労働者を抑圧したり、勤労大衆を軍国主義にかり立てた者が労働関係からパージされることは当然であります。この措置は戰後の民主的労働組合運動の発達のために不可欠なことであつたことは言うまでもないところでございます。しかしながら労働パージは、急速に一定の基準で行われたために、たとえば地方の名望家であつて、名望家……

第10回国会 労働委員会 第2号(1951/03/02、24期、自由党)

○天野(公)委員 労働者災害補償保險法の一部を改正する法律案に関連いたしまして、数点お伺いいたしたいと思います。  まず労災補償保險の保險経済の問題に関連して、二、三お伺いしたいと思いますが、労災保險については、保險料の滯納が相当の額になつておると聞いておるわけですが、現在どの程度に滯納されておるか、年度別、業種別というような観点からひとつお知らせ願いたいと思います。また支出額はどのような比率になつているか、これらの滯納保險料は将来徴收される見込みがあるかどうか、徴收不能として欠損処分をするものが生ずるかどうか、これらの数字はあとで文書にしていただいてもけつこうでありますが、概略でもひとつ承り……

第10回国会 労働委員会 第3号(1951/03/07、24期、自由党)

○天野(公)委員 まず雇用及び失業関係について、政府当局にただしたいのであります。今労働大臣から、大体の朝鮮動乱以後の雇用の状態についての御説明があつたわけでありますが、もう少しこまかく正確に月別に、朝鮮動乱後最近に至るまでの雇用の動きをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 今の御説明によりますと大分雇用状況がよくなつて来ているような、明るい見通しをお立てになつているのでありますが、先ほどの大臣の御説明によりますと、年度がかわるとまた新たな労働力の増加が見られる。すなわち失業者がまたふえて来るのではないかというような御見解もあつたようでありますが、こういう点と、それから二十六年度予算を実際に……

第10回国会 労働委員会 第5号(1951/05/25、24期、自由党)

○天野委員 ただいま議題となりました請願の趣旨を申し上げます。  この請願の請願者は、長崎県議会議長岡本直行でございますが、本請願の要旨は、長崎県における失業対策事業就労者の平均賃金は百八十五円となつているが、一般諸物価の高騰に伴い、一般労務者の平均賃金は相当引上げられたにもかかわらず、失業対策事業労務者の賃金のみすえ置かれている。しかもデフレ政策の強行による経済界の不況のため失業対策事業に就労する日雇労務者の稼働日数は激減し、彼らの生活は餓死の寸前にある。ついては、労務者の生活状態を向上せしめるため、現行平均賃金ベースを大幅に引上げられたいというのであります。


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 予算委員会 第15号(1951/11/07、24期、自由党)

○天野委員 私は、ただいま議題となつておりまする昭和二十六年度一般会計予算補正(第1号)、同特別会計予算補正(特第1号)、同政府関係予算補正(機第2号)の三案に対し、自由党を代表して賛成の意見を述べるものであります。  顧みますれば、終戰後まる六箇月有余、われわれ全国民が待ち待つた平和條約の調印も去る九月に終え、過日は本院においても、圧倒的多数をもつて承認を見、いよいよわが国がその主権を回復して、再び国際社会に復帰することのできる日の近くなつたことは、われわれの心から喜びするところであります。これはひとえに米国の好意と国民各位の絶えざる努力のたまものであると同時に、わが自由党吉田内閣の偉大なる……

第12回国会 労働委員会 第7号(1951/11/26、24期、自由党)

○天野委員 本請願の請願者は、全国公共職業安定所職員組合連合会中央執行委員長熊川廣衛君でございまして、本請願の要旨は、今回の行政整理は、公共職業安定所職員に対しても同様に行われるというが、行政整理の結果生ずる十数万の失業者に対する就職「あつ」せん業務は倍加され、これ以上定員を縮小すれば、安定所の運営は麻痺状態に陥ることは明らかであり、また行政整理の結果、失業保険業務も急激に増加し、現在の担当員でも困難である。ついては職業安定所の行政整理を中止し、最低賃金八千七百円を支給し、現業的業務の特殊性から特別俸給の適用と号俸調整の引上げを実施し、失業保険業務取扱いに対しては、公共企業体関係職員と同様、危……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 行政監察特別委員会 第17号(1952/04/03、24期、自由党)

○天野委員 先ほどの第二復員局の残務処理部長の初見氏から、遺体処理に関して山口県と呉処理部と西日本海事と三者で協定書をつくつた、こういう証言がありましたが、それは御承知ですか。
【次の発言】 返事というような簡単なものでなくて、相当具体的に各条項をあげた協定書の書類を先ほど本委員会に資料として提出されております。それをお知りになりませんか。
【次の発言】 その協定書によりますと、火薬の使用その他については、遺体を損傷させるようなことはおそらくできないように読みとられるわけです。ところが先般の武岡証人の証言によると、船が進水してそれ以後艤装し、載つけたものは搭載物件とみなす、そういうような見解の……

第13回国会 行政監察特別委員会 第29号(1952/06/17、24期、自由党)

○天野(公)委員 まず文部大臣にお伺いしたいのは、今日学生運動またいろいろな事件を通じて問題になつて来ているのは、学問の自由もしくは大学の自由の問題であろうと思います。ところが、大学の自由、学問の自由といいましても、これは人間の自由権と同様に、あけつぱなしの自由ということは許されないと思うのであります。ある程度、社会公共の福祉によつて限定を受くる自由である、このように考えるのでございますが、学問の自由または大学の自由について文部大臣の御見解を承りたい。
【次の発言】 現在大学の自由もしくは学問の自由という名のもとにおいて、公共の福祉をいろいろ阻害するような各種の運動が行われておる、また憲法を否……

第13回国会 予算委員会 第10号(1952/02/06、24期、自由党)【政府役職】

○天野国務大臣 〇・七坪を完成するためには、まだ二十三億くらいの金が余分にいると思いますが、しかしそれが国家財政の都合上できないということでありましたら、本年度をもつて〇・七坪を完成することはできませんでしよう。その残りは来年度においてやりたいと思つております。元来私は〇・七坪をもつて満足するものではございません。できるなら〇・九坪くらいやりたいのですが、現在の国家財政の立場ではそういうことを言つても無理でありますから、〇・七坪はぜひとも完成したい。それも今年できないから来年度においてその残りをやりたいという考えであります。
【次の発言】 育英資金は逐年増加して参りまして、今年度はこれでは不十……

第13回国会 予算委員会 第17号(1952/02/16、24期、自由党)【政府役職】

○天野国務大臣 御説の通り、私どもも老朽校舎については、非常に心配いたしております。予算も計上しましたけれども、それは認められませんので、どうしたらいいかということにつきましては、起債によるか、あるいは何かもつとほかのくふうはないものかということを、今事務当局に研究してもらつております。
【次の発言】 文部省としては、ただいま申しましたように、これをどうとりはかつたらよいかということに、非常に苦労をいたしておるわけであります。何か新しい、ただいまも申したようにくふうはないものであろうかというようなことを考えておつて、文部省としては、そういう線でやつておるわけであります。

第13回国会 労働委員会 第2号(1952/02/01、24期、自由党)

○天野(公)委員 この際私より動議を提出いたします。わが国の鉱山、化学工業等の従業員の安全衛生に大なる関連を有します硅肺病の対策に関しまして、硅肺病対策小委員会を設けられんことを望みます。なおまた産業経済の動脈に当ります港湾労働に関しましては、澁湾労働に関する小委員会を設けられんことを望みます。
【次の発言】 硅肺病対策小委員会につきましては小委員の数は七名とし、港湾労働に関する小委員会につきましては小委員の数を六名とし、それぞれの小委員並びに小委員長につきましては、委員長において指名せられんことを望みます。

第13回国会 労働委員会 第13号(1952/05/15、24期、自由党)

○天野委員 船越委員からいろいろ御質疑がございましたが、それに引続いて労調法関係を二、三お伺いしたいと思います。  今度特別調整委員を置くことになつたのですが、この特別調整委員についての政令に讓られておる事項の輪郭をお示し願いたいと思うのであります。特に第八条の二項には「仲裁に参与させるため、特別調整委員を置く。」この参与ということは一体どういう意味であるか。従来二十一条但書で認められていた臨時調整委員制度に比して、具体的にすぐれていると考えられる。まあ改正したのですから、進歩しているでしようが、そういう点をひとつお伺いいたしたいと思います。

第13回国会 労働委員会 第15号(1952/05/17、24期、自由党)

○天野委員 刑政長官にお伺いしますが、今回の改正案を拝見いたしますと、罰則規定が非常に不均衡に考えられるのでございます。そのことはもうすでに長官のお聞きのことと思いますが、外国にこのような罰則規定の例があるかどうか、まずそれをお伺いいたします。
【次の発言】 まだ研究していないということですが、この間賀来政府委員に相当つつ込んだ質問をしたときに、それは法務府からひとつ答えていただくというふうな御答弁をいただいておるので、今日は明快な答弁を承ろうと思つて、御出席を願つたわけでございます。今までの労調法の罰則規定によりますと、団体を罰しておつて個人は罰しておらないという原則を持つておつた。ところが……

第13回国会 労働委員会 第19号(1952/05/24、24期、自由党)

○天野委員 私は自由党を代表いたしまして、ただいま議題となりました労働関係調整法等の一部を改正する法律案、労働基準法の一部を改正する法律案、地方公営企業労働関係法案、以上三案について、原案に賛成、森山、前田、青野三氏の修正案に反対の意を表するものであります。  終戦以来わが国の労働諸立法は、連合国最高司令部の強い指導と協力のもとに、制定整備され、今日に至りますまで、飛躍的な発展と充実を遂げまして、労働者の利益を擁護し、わが国民主化に貢献したことは至大であり、日本経済の再建に寄與することまた甚大であります。しかしながら、今日占領が終結し、待望の独立を迎えたのでございますが、労働立法の基本原則を堅……

第13回国会 労働委員会 第22号(1952/06/18、24期、自由党)

○天野委員 港湾労働に関する小委員会の経過について、中間報告を申し上げます。  御承知のごとく港湾労働に関する小委員会は、去る二月一日の労働委員会におきまして設置せられたのでありますが、爾来小委員会といたしましては、二月七日横浜港、二月十三日東京港の各現地に参り、両港における労働事情の調査をいたし、さらにまた三月十九、二十日の両日には、これらの港の労使代表十五人を参考人といたしまして小委員会に出席を願い、隔意なき意見を聴取いたしました。また四月十、十一日の両日、労働専門員室並びに国会図書館調査立法考査局をして、横浜港の実態調査を行わしめ、五月五日よりは、浜口専門員が大阪、神戸両港の現地調査をい……

第13回国会 労働委員会 第23号(1952/06/19、24期、自由党)

○天野委員 ただいま議題となりました各請願の要旨は、現在全国各市町村が行われております失業対策事業の労務者賃金は、非常に低額であり、就労日数ともにらみ合せて、労務者の生活安定の見地より賃金を増額せられたいというのであります。  なおまたその際、現在市町村には財政的余裕がなく、労務者賃金を引上げるためには、国庫よりの支出をさらに増額してもらいたいというのであります。
【次の発言】 本請願の要旨は、北海道函館の失業対策事業においては、労務者に応能性賃金制度をこの四月以来適用しておりますが、おおむね失業対策事業において老人、婦女子が稼働する場合、その収入が一家の生活をささえているのでありますから、そ……

第13回国会 労働委員会 第28号(1952/07/28、24期、自由党)

○天野委員 本請願の要旨は、岩国地区英連邦軍労務者を、一、直接雇用より米軍労務者と同様間接雇用に改められたい。二、給與條件を米軍労務者と同様にし、かつ日本国法律たる労働三法その他関係法令を確実に適用して、身分保障的措置を講ぜられたい。三、雇用関係の変動にあたつても整理者を出さず、かつ万一そのような場合においては政府において的確な対策をすみやかに講ぜられたいというのであります。

第13回国会 労働委員会 第30号(1952/07/30、24期、自由党)

○天野委員 私はここに動議を提出したいと思います。ただいま上程せられました労働金庫法案、参議院提出、参法第六号につきましては、われわれは今日まで慎重審議を続けて参つたのでありますが、本案ははなはだ重要な案件でございまして、さらに深く審議を続けなければならないと考えるものであります。しかるに会期も本日限りと迫つておりますので、本法案の重要性にかんがみ、会期終了後の閉会中といんども審議を継続されるよう、本案についての閉会中審査の申出をすることに御決定あらんことを願うものであります。すみやかに御採択されるようお願いいたします。


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各種会議発言一覧(衆議院24期)

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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1950/02/17、24期、民主自由党)

○天野(公)委員 建設省関係のことについて、特に公共事業費の問題について、一点お伺いいたしたい。公共事業費を実際に使用する場合においては、相当自主的な考慮が必要だと思います。災害復旧の場合に、台風時期の前に相当事業をやらなければならない。台風が済んだあとで事業をするというのでは、てんで問題になりません。その時期的調整、また夏と冬は事業をやる場合において、相当の差額が出て来るわけで、同じ仕事をするにしても費用が相当かかる。日数もうんとかかるというような状況にあるのであります。この点に関して当局はどういうお考えで進まれるかお伺いいたしたい。

第7回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1950/02/18、24期、民主自由党)

○天野(公)委員 まず物価庁にお伺いしたいのですが、米価というものが、パリティーで、計算されるということはわかるのですが、消費者価格はどういう算定基礎で計算されているか、まずそれからお伺いしておきますの
【次の発言】 今食管会計の收支のバランスをもととしているというお答えですが、もちろん食糧配給公団の收支のバランスというものも、その中に入つておると思うのでありますが、その点をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 それで消費者価格の基礎というものはわかつたのでありますが、今度は食糧管理特別会計の方にお伺いしたいのでございますが、ちよつと数字の点で資料及び予算書で納得の行かない点があるので、二、……


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1951/02/20、24期、自由党)

○天野(公)委員 私のお伺いしたいのは食管会計の分でございます。特にその中で、先ごろ持ちまわり閣議で決定しだといわれる主食運賃プール問題についてお尋ねしたいと思います。農林省の方では興農国会というようなことを言つて、大臣も盛んにやつておつたのでありますが、これは増産面の方に力を入れておることでございます。ところが食糧というものは、いくら増産されても、それを輸送し、また配給しなければ、国民の食糧として役立たせることができないわけでありまして、そういう面からいつても、輸送は非常に大きな問題でもありますし、また相当厖大な予算の組まれております食管会計の中においても、この輸送費という問題は大きな問題を……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 労働委員会公聴会 第2号(1952/05/20、24期、自由党)

○天野委員 徳善さんにお尋ねしますが、今回の地方公営企業労働関係法に單純労務者が除外されておりますが、單純労務についてどういうお考えか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 公営企業とは別に、單純労務に関して、特別な單独法というものを必要とお考えになつておるかおらないか、そういう点をお伺いしたい。
【次の発言】 河野さんにお伺いしたいのですが、先ほどのお話ですと、地方公営企業の労働者諸君にも労働三法を適用したらどうか、適用するのが当然であるというようなお話でございましたが、公共団体府県都市事業というものは、府県都市民の負担する税を主要財源として経営されておる。それでかりに争議権を与えてストを……



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データ更新日:2023/02/05

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