このページでは天野公義衆議院議員の29期(1960/11/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は29期国会活動統計で確認できます。
○天野公義君 常任委員長の選挙は、その手続を省略して、議長において指名されんことを望みます。
○天野公義君 国務大臣の演説に対する残余の質疑は延期し、明十三日定刻より本会議を開きこれを継続することとし、本日はこれにて散会せられんことを望みます。
○天野公義君 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。
すなわち、この際、昭和三十五年度一般会計予算補正(第1号)、昭和三十五年度特別会計予算補正(特第1号)、右両件を一括議題となし、委員長の報告を求め、その審議を進められんことを望みます。
【次の発言】 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。
すなわち、この際、内閣提出、一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案、防衛庁職員給与法の一部を改正する法律案、特別職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案、行政機関職員定員法等の一部を改正する法律案、右四案を一括議題となし、委員長の報告を求め、その審議を進められんことを望みま……
○天野公義君 ただいま議題となりました国会議員の秘書の給料等に関する法律の一部を改正する法律案について、提案の理由を説明いたします。本案は、今般特別職の職員の給与改定に伴い、国会議員の秘書の給料月額二万四千四百円を三万円に本年十月一日から増額改定するものであります。また、さきの国会において特別職の職員の公務上の災害に対する補償制度が改定されましたので、国会議員の秘書についても、公務上の災害に対する補償制度を両議院の議長において定めることとするものであります。 何とぞ御賛成下さいますようお願いいたします。
○天野公義君 ただいま議題となりました衆議院事務局職員定員規程の一部を改正する規程案について、提案の趣旨を御説明いたします。 この規程案は、さきに本院において可決され、参議院に送付されました行政機関職員定員法等の一部を改正する法律案に準じ、衆議院事務局における常勤職員のうち四名を定員化しようとするものであります。 本案は、議院運営委員会において起草、提出したものであります。 何とぞ、御賛同あらんことをお願いいたします。(拍手)
○天野公義君 予備金支出の件上程に関する緊急動議を提出いたします。
すなわち、この際、昭和三十四年度、昭和三十五年度衆議院予備金支出の件を議題となし、議院運営委員長の報告を求め、その審議を進められんことを望みます。
【次の発言】 ただいま議題に供せられました昭和三十四年度及び昭和三十五年度衆議院予備金支出の件について御説明申し上げます。
今回御承諾をお願いいたしますのは、昭和三十四年十二月二十九日から昭和三十五年十二月二十五日までに本院で支出した予備金六百六十八万円でありまして、その費途は、在職中なくなられました議員の遺族に贈った弔慰金、及び、院議をもってその功労を表彰された永年在職議員の……
○天野公義君 裁判官訴追委員の予備員の選挙は、その手続を省略して、議長において指名せられ、その職務を行なう順序については議長において定められんことを望みます。
【次の発言】 中国地方開発審議会委員の選挙は、その手続を省略して、議長において指名されんことを望みます。
【次の発言】 北陸地方開発審議会委員の選挙は、その手続を省略して、議長において指名されんことを望みます。
【次の発言】 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。
すなわち、この際、内閣提出、国民金融公庫法の一部を改正する法律案、通行税法の一部を改正する法律案、有価証券取引税法の一部を改正する法律案、日本輸出入銀行法の一部を改正する……
○天野公義君 ただいま議題となりました衆議院事務局職員定員規程の一部を改正する規程案及び衆議院法制局職員定員規程の一部を改正する規程案について、提案の趣旨を御説明いたします。 衆議院事務局職員定員規程の一部を改正する規程案は、事務局職員の定員を千四百七十八人から千五百二人に改めようとするものでありまして、その内容は、常勤職員からの振りかえ九人、及び渉外部等の新規要員十五人の計二十四名を増員するものであります。 次に、衆議院法制局職員定員規程の一部を改正する規程案は、法制局職員定員を二人増員し、六十八人から七十人に改めようとするものであります。 両案は、議院運営委員会において起草、提出した……
○天野公義君 議院運営委員長の選挙は、その手続を省略して、議長において指名ざれんことを望みます。
○天野公義君 外務委員長の選挙は、その手続を省略して、議長において指名されんことを望みます。
○天野委員 本日の庶務小委員会で協議決定いたしました案件について御報告をいたします。 第一は、国会議員の秘書の給料等に関する法律の一部を改正する法律案であります。 この法律案は、今回の特別職の職員の給与の改定に伴い、国会議員の秘書の給料額を二万四千四百円から三万円に増額改定いたしますとともに、さきの国会において特別職の職員の公務上の災害に対する補償制度が改正されましたので、国会議員の秘書につきましても、公務上の災害に対する補償制度を両議院の議長において定めることといたすものであります。 第二は、国会職員の給与等に関する規程の一部を改正する規程案であります。 この規程案は、さきに本院にお……
○天野委員 昭和三十六年度における衆議院の歳出予算について御説明申し上げます。 昭和三十六年度歳出予定経費要求額は三十二億五千十三万三千円でありまして、これを前年度予算額二十七億四千八百一万三千円に比較いたしますと、五億二百十二万円の増加となっております。 要求額の主要な事項について概略御説明申し上げますと、まずその第一は、国会の運営に必要な経費でありまして、二十七億五千七百七十六万一千円を計上いたしてあります。この経費は、議員、議員秘書及び職員の給与に関する経費、旅費、議案類印刷費、光熱水料、通信費等の事務費、議員会館、議員宿舎等の維持管理に必要な経費でありまして、前年度に比較して、一億……
○天野委員 それに関連して、民間の方々が政府関係の各種委員になっていくわけですが、兼務される方も非常に多いようでございます。ぜひ各種委員の一覧表を提出願い、一人の委員がどのくらい兼務しておるか、並びに、一体どれくらいその各種委員会が開かれて、それにその委員が一体どれくらい出席しておるのか、それから政府関係から旅費とか、もしくは、出れば幾らとか、そういう実費弁償的なものがあると思いますが、そういうものが一体どの程度それらの人々に出されておるのか、そういうものを次の委員会までに一覧表として出していただきたいと思います。
○天野委員 三月二十三日の庶務小委員会で協議決定いたしました件につき御報告いたします。 その第一は、衆議院事務局職員定員規程の一部改正であります。これは、衆議院事務局職員定員を千四百七十八人から千五百二人に改めようとするものでありまして、その内容は、四月一日から常勤職員の定員内振りかえ九人、七月一日から渉外部要員十人と自動車運転手三人、また十月一日から麻布議員宿舎要員二人の計二十四人を増員しようとするものであります。 第二は、衆議院法制局職員定員規程の一部改正でありますが、これは、法制局における立案審議の機能の増進をはかるため、法制局職員を七月一日から二人を増員し、六十八人から七十人に改め……
○天野委員 今の御議論は本題とだいぶかけ離れておるわけですから、すみやかに本題に入っていただきたいと思います。
○天野説明員 戸田漕艇場の問題といたしましては、先ほど言われました「戸田漕艇場の使用については関係当局において経費その他を検討のうえ善処すること」という閣議決定がございますので、一応この閣議決定の線に沿っていろいろと財政当局としてそろばんをはじいた、それから検討をいたしておるわけでございます。その問題といいますか、財政上のいろいろな問題につきまして、事務当局としてそういう案を考えたわけでございますけれども戸田漕艇場を実際使用する場合の経費その他について、まだ不確定な要素も非常に多うございますし、オリンピックをやった後の問題をどうするかということも、まだ不確定な要素が非常に多うございます。従いま……
○天野政府委員 ただいま御決議の点は、十分尊重いたしまして、各省各庁と連絡いたし、その趣旨の徹底をはかりまして、万遺憾なきを期したい所存でございます。
○天野政府委員 低湿地帯の排水事業としましては、河川改修、農業排水、下水道等、各種の事業があるわけでございます。現在まで必ずしも水系的に一貫した考えに基づいた対策というのは行なわれておらないわけでございます。そこで、建設省の方からは、三十七年度の予算要求におきまして、幹線的な排水事業について河川事業として実施するような予算要求があるわけでございます。これにつきましては、他の事業とのいろいろな関係の調整の大きな問題がございますので、相当慎重に考慮をする必要があると思います。農業用水の問題とか、いろいろ関係があるわけでございまして、そういう点はよく研究をいたしまして処置をしていかなければならない。……
○天野政府委員 先ほど、二百坪が減ってしまうという原形復旧の問題の話がございましたけれども、特認という措置をとって、そのままやるということもやっておるわけであります。それから被害激甚地にありましては、大体木造だった建物は、鉄筋鉄骨作りに改良して復旧するということを、原形復旧としてみなすという建前をとっております。それから、被害激甚地でない場合におきましては、実情に即しまして考えていく、前向きで考えていく、こういう方針でおります。
【次の発言】 ただいまの問題は、できるだけ実情に即しましてやっていくつもりでございます。
【次の発言】 鉄筋の比率を上げていくという方向で進んでいることは、御承知の通……
○天野政府委員 個人災害に関連した問題の考え方につきましては、先般当委員会におきまして、池田総理から詳細にわたってお答えがあったわけでありますが、ただいま厚生大臣からもお話のあった通りでございます。その間にはいささかも食い違いがないわけであります。財政当局といたしましても、その考え方の方針に従って進むことになっておる次第でございます。
【次の発言】 御趣旨の点はよくわかるのでございます。考え方といたしましては、先ほど厚生大臣がお話しになりましたように、よく研究をすると申されておるわけでございまして、私どもといたしましても、これは研究しなければならない問題だと思います。現在の考え方といたしまして……
○天野政府委員 ただいまの御質問の点はまことにごもっともでございまして、社会保障の重要性にかんがみまして、ただいまの問題は、厚生省当局とよく御相談申し上げまして、善処をいたしたいと思います。
【次の発言】 水田大蔵大臣も社会保障につきましてはきわめて好意的と申しますか、熱心な大臣でございます。私と考え方は同じだと思います。今度の予算編成におきましても、十分いろいろな点を考慮されて善処されると思います。
【次の発言】 厚生省当局とよく御相談を申し上げまして、検討して参りたいと思います。
【次の発言】 まだそこまでちょっと申し上げられない段階だと思います。よく研究して努力いたします。
○天野政府委員 先般大蔵政務次官に任ぜられました。今後とも、浅学菲才の者ではありますが、委員各位の御教導を賜わりまして、無事職責を果たせますようにお願いいたす次第でございます。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 ただいま議題となりました農業近代化助成資金の設置に関する法律案外二法律案につきまして、提案の理由を御説明申し上げます。
まず農業近代化助成資金の設置に関する法律案について御説明申し上げます。
政府は、農業協同組合等の農業関係の融資機関が行なう長期かつ低利の資金の融通を円滑にするため、道都府県が行なう利子補給について国が助成することとし、もって農業経営の近代化に資……
○天野政府委員 ただいま議題となりました租税特別措置法の一部を改正する法律案について、提案の理由を御説明申し上げます。 この法律案は、さきに政府において決定した木材価格緊急安定対策及び国際収支改善対策の一環として、税制面において、山林の伐採実績の増加した者について昭和三十六年分及び昭和三十七年分の山林所得につき所得税の軽減措置を講ずるとともに、輸出実績の伸張した者について輸出所得の特別控除制度の簡素化及び特別償却制度の創設を行ない、あわせて産炭地域振興臨時措置法案の提案に伴い、産炭地域において取得する工業用機械等につき特別償却を認めることとする等の改正を行なおうとするものであります。 以下……
○天野政府委員 ただいま御質問がありましたり、また答弁申し上げましたような観点で、証券対策につきましてはいろいろとやっているわけでございます。証券の重要性にかんがみまして、大蔵省といたしましては、証券部というものを作ろうという考え方で、鋭意研究をいたしておる段階でございます。
○天野政府委員 ただいま事務当局が答弁申し上げた中で、冒頭に大蔵大臣の答弁ということを言っておるわけでございます。これは各方面で合理化をして、できるだけ金利を下げる、そして農業の近代化に資するという方向を大蔵大臣が答弁されております。それを冒頭に申し上げておるわけでございます。従いまして、大蔵当局といたしましても、農業近代化の促進という意味合いにおきまして、今のところはこういう程度でございますけれども、いろいろ合理化をはかりつつ金利の低下というか、そういう方面に向かって努力をしていきたい、かように考えておるわけでございます。
【次の発言】 五分というお話でございますが、現段階としては、今のとこ……
○天野政府委員 閣議決定以前には通知を出していないことは事実でございます。新聞記者がいろいろとニュースをとりまくって、それをスクープいたしまして記事として出す、そういうことは当然あるかと思います。
【次の発言】 地方新聞社ということをおっしゃいますけれども、地方紙には共同通信という中央の記者がおります。それが全部各地方紙に記事を流しておるわけでございます。地方紙独自で取材するということは、ちょっとそういう問題ではないと思います。おそらく共同の記事をやったのではないかと思います。
【次の発言】 木材価格がずっと上がっておりまして、まことに遺憾なことでございます。従いまして、ただいま御審議願ってお……
○天野政府委員 ただいまのお話は大体了解できます。日本で一番いい酒を作っておるといわれる灘のお酒の業界が、そういうふうに非常に困っておるということは、酒税の面から見ましてもなかなか問題があろうかと思います。私といたしましては、きょう初めて伺うようなところでございますので、銀行当局並びに国税当局、また酒税当局、農林省、いろいろ各方面と連絡をしたり相談をいたしまして、できるだけ御希望の線に沿えるように努力をしたいと思います。
【次の発言】 ちょっと不勉強でその問題は初めて伺うものでありますから、直ちにオーケーと言うわけには参りませんので、やはり事情をよく調べまして、できるだけそういう方向に向かって……
○天野説明員 ただいまの中小金融につきましては、金融の引き締め等のしわが中小企業の方に寄った場合にそれを何とかして救済したい、できるだけ中小企業の方に御迷惑をかけないようにしたいという方針で進んでいるわけでございます。商工中金の問題もさることながら、市中銀行、また信用金庫、相互銀行、信用組合、商工中金、中小公庫、国民金融公庫というようないろいろな中小企業関係金融機関、いろいろ動員をいたしまして年末金融等につきまして鋭意努力をしている最中でございます。具体的数字等につきましては銀行局長から御説明いたします。
【次の発言】 歩積み等の問題につきましては、ただいまお話にありましたように、あまり好まし……
○天野説明員 今そういう点諸般の事情を考えていろいろ査定したり研究しておるところでございます。
【次の発言】 災害を受けたところ、また災害の予想されるところ、そういうところにつきましては、資金量をふやして仕事を促進していくという基本方針には変わりないわけでございますが、それではそれをどうするかというような問題につきましては、今予算の査定をやっている最中で、いろいろ研究している段階でございます。
【次の発言】 私も東京出身でございまして、大阪の問題、東京の問題、よくわかると思います。細田委員のお話の点につきましては、よく大臣に伝えておきまして、次の機会にゆっくり御議論を伺いたいと思います。
○天野政府委員 ただいま議題となりました大蔵省設置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由と内容の概略を御説明いたします。 この法律案は、大蔵省の機構の一部を改正いたしまして、行政事務の一そうの適切かつ能率的な運営をはかろうとするものでありまして、内容はさきに第三十八回国会に提出いたしました法律案と同様であります。 以下、その内容の概略について御説明申し上げます。 第一は、主税局税関部を関税局とすることであります。最近におけるわが国貿易の急激な進展に伴いまして、税関の事務量は飛躍的に増加してきており、また為替貿易自由化の動きに伴いまして関税政策の重要性が高まって参りましたため……
○天野政府委員 ただいま議題となりました特別職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由を御説明申し上げます。 政府は今回、昭和三十六年八月八日に行なわれました人事院勧告に基づいて昭和三十六年十月一日以降、一般職の職員の給与を改定することとし、別途法律案を提出して御審議を願うことといたしているのでありますが、これに伴い、従来より一般職の職員との均衡を考慮して定められております特別職の職員の給与につきましても、その俸給月額等に所要の改定を行なおうとするものであります。 以上がこの法律案の提案の理由であります。何とぞ慎重御審議の上、すみやかに御賛成下さいますよう……
○天野政府委員 南極観測が科学的にもまた国民の士気の上におきましても、いろいろな面で非常な効果があったということは御承知の通りでございまして、そういう意一義をもわれわれは認めまして、今日までこの壮挙に対してできるだけ予算もつけ、この目的遂行に向かって成果が上がるように御協力を申し上げてきた次第でございますが、三十五年の九月二十日の閣議決定によってこれが中止ということになりましたことは、まことに残念なことでございます。本年はその残務整理、またいろいろな資料の整理ということになっておるわけでございますが、今後どうするかということになりますと、御承知のように、現在の宗谷ではもう不十分でありますし、そ……
○天野政府委員 後刻調べまして……。
【次の発言】 五百六十億でございます。
【次の発言】 米軍が大都市の中心部から周辺地帯に移る場合、これに伴う営舎、住宅の建設に必要な経費、また、その移動に伴う有線、無線の通信施設、その他兵舎関係施設、付属工場、それから荷役施設等に必要な経費、巡視船等における装備の強化、その他等々でございます。
【次の発言】 今の点についてお答え申し上げます。ただいま理財局長が広い意味の債務ということを申し上げましたけれども、これは一般常識的な意味での債務という意味で申し上げたのです。実際といたしましては、五十四億円のものは三十四年度で一応支払いが済んだ。九十六億円の分につ……
○天野政府委員 昭和三十五年度一般会計歳入歳出決算、同特別会計歳入歳出決算、同国税収納金整理資金受払計算書及び同政府関係機関決算書を会計検査院の検査報告とともに本国会に提出し、また、昭和三十五年度末における国の債権の現在額について本国会に報告いたしましたので、その大要を御説明申し上げます。 昭和三十五年度予算は、昭和三十五年三月三十一日に成立いたしました本予算と昭和三十五年十二月二十二日及び昭和三十六年二月十七日に成立いたしました補正予算とからなるものであります。 昭和三十五年度本予算は、わが国経済を一そう安定した成長発展に導き、もって、国民所得倍増の基礎条件を整備するとともに、国土保全対……
○天野政府委員 ただいま議題となりました昭和三十五年度一般会計予備費使用総調書(その2)外七件の事後承諾を求める件につきまして御説明申し上げます。 昭和三十五年度一般会計予備費の予算額は百億円でありまして、このうち、財政法第三十五条の規定により、昭和三十五年四月十二日から同年十二月二十三日までの間において使用を決定いたしました七十六億七千三百万円余につきましては、第三十八回国会にその事後承諾を求める件として提出いたしまして、すでに御承諾を得ましたが、その後、昭和三十六年一月十四日から同年三月三十日までの間におきまして二十三億二千二百万円余につき使用決定いたしました。 そのおもな事項は、国連……
○天野政府委員 予備費は、大体常識的に考えまして、その事業をする当初につけるものじゃなくて、やはりしりぬぐい的な性格があるのじゃないかと思います。これは常識的な考え方でございますが、この件につきましては、先ほどから谷村次長が申し上げておりますように、いろいろなものと見合いながら、結論的に事業の運行が全部うまくいくようにという考え方で最後に処置をした、こういうことだと思います。
○天野政府委員 御趣旨の点はよくわかりまして、大へんいいことだろうと思いますけれども、それでは三十七年度はどうかといいますと、予算措置ももう立てたことでもありますし、今後の問題はどうかということになりますと、国や地方公共団体のいろいろな財政措置も考えなければなりませんし、長期的な大きな問題でありますので、ほんとうに慎重に検討していかなければならない問題であろうと思います。
【次の発言】 治山治水事業が非常に重大なことであることは御承知の通りでございまして、三十五年に十カ年計画を立ててその実行を着々と急いでやっておるような次第でございます。現在の計画の点から言いますと、所得倍増計画のうちに入って……
○天野政府委員 おっしゃられるような点につきましては、そういうことのないようによく指導したいと思います。
○天野政府委員 証券取引法に関連する問題でまずお答え申し上げますが、証券取引法五十八条に違反するという不正取引行為が行なわれる場合においては、この法律によって処断されることは当然でございます。ところがそれと離れまして、誇大広告というような問題になりますと、ちょっと性質が違うわけでございまして、誇大広告等につきましては、業界とも話し合い、いろいろ行政指導も行ないまして指導いたして参ったわけでございます。誇大広告に関連いたしました問題について五十八条の適用を受けた例は、今のところはございません。 それから酒の問題でございますが、酒につきましては、誇大広告に関連した問題につきましてもう少し申し上げ……
○天野政府委員 ただいま議題となりました昭和三十六年産米穀についての所得税の臨時特例に関する法律案外七件について、提案の理由を御説明申し上げます。 まず、昭和三十六年産米穀についての所得税の臨時特例に関する法律案について申し上げます。 この法律案は、昭和三十六年産の米穀につき、事前売り渡し申し込み制度の円滑な実施に資するため、米穀の生産者が同年産の米穀を政府に対し事前売り渡し申し込みに基づいて売り渡した場合において、従来と同様同年分の所得税について、その売り渡しの時期の、区分等に応じ、玄米換算百五十キログラム当たり(一石当たり)平均千四百円を非課税とする措置を講じようとするものであります。……
○天野政府委員 従来この問題につきましては、毎年政府提案でやっておったことでございまして、本年もいろいろと御議論もあったかと思いますが、いろいろな面を研究し、この法案を御提案することにいたしたわけでございます。
【次の発言】 事前売り渡し申し込み制度に対しまして、売り渡した場合においては従来と同様に所得税について免税をするということはきわめていいことであり、また必要である、かように考えてやったわけでございます。
【次の発言】 事務当局より答弁いたします。
【次の発言】 従来この法律につきましては、政府提案で毎年やっておったことは御承知の通りかと思いますが、議員提案で出ております法案よりも今度の……
○天野政府委員 去る二十七日、当委員会において、芳賀委員から御質問がありましたジェトロの雑豆輸入差益についてお答えいたします。雑豆の輸入につきましては、通産省において昭和三十二年からジェトロの発注書方式によって外貨割当を行なってきたのでありますが、これに伴いジェトロはその差益金を別勘定として銀行に預託しておき、通産省の指示により国庫に贈与することになっております。これに基づいて昭和三十二年度及び三十三年度分おのおの約一億八百万円を国庫に納付済みでありますが、昭和三十四年度以降の分は、同様三十七年以降逐次国庫に贈与することになっておるわけでございます。
○天野政府委員 海外技術協力事業団のことは、所管は外務省でございますので、詳しくは外務省の人をお願いいたしたいと思います。
【次の発言】 ただいままで申し上げておりますように、コール・マネーのレートを見ましても二銭五厘未満のものが六百二十七億、それから二銭五厘以上のものが四百二十二億あるわけであります。自粛レートを守っていただきたいというのは、これは一般の建前でございます。でありますから、投資信託から出すものについてもできるだけ守っていただきたいということを指導するというのは、これは当然ではないかと思います。しかしながらコール市場のいろいろな動きによりまして自粛レートよりも上のものも出るのはこ……
○天野政府委員 ただいま議題となりました所得税法の一部を改正する法律案外三法律案につきまして、提案の理由を御説明申し上げます。 まず所得税法の一部を改正する法律案及び法人税法の一部を改正する法律案につきまして申し上げます。 政府は、明年度における税制改正の一環として、さきに提案いたしました通行税法の一部を改正する法律案外二法律案に引き続き、この二法律案を提出いたす次第であります。 以下、順次これら二法律案について、改正の内容を申し上げます。 まず、所得税法の一部を改正する法律案について、その大要を申し上げます。 第一は、中小所得者を中心とする税負担の軽減合理化をはかることとしたことで……
○天野政府委員 ただいま議題となりました産業投資特別会計法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由を御説明申し上げます。 本法律案は、次の二点につき所要の改正を行なうことを内容とするものでございます。 第一に、政府はいわゆるガリオア、エロア等の戦後の対日経済援助の最終的処理をはかるため、今国会に日本国に対する戦後の経済援助の処理に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定を提出し、その御承認を求めております。この協定に基づいて政府が合衆国政府に対して負うこととなる債務は、米国対日援助見返資金特別会計廃止の際その資産を承継した産業投資特別会計の負担とし、この会計から元利金の支払いを行なう……
○天野政府委員 酒税法等の一部を改正する法律案につきまして提案の理由を御説明いたします。 政府は昭和三十七年度における税制改正の一環として、さきに提案いたしました通行税法の一部を改正する法律案等に引き続き、この法律案を提出いたす次第であります。 以下との法律案について、その概要を申し上げます。 この法律案は、最近における酒税負担の状況等に顧み、その軽減合理化をはかるとともに、税体系の整備改善を行なうため酒税法及び酒税の保全及び酒類業組合等に関する法律の一部を改正しようとするものであります。すなわち、酒税負担の軽減合理化については、大衆酒において現行小売価格をおおむね一割程度引き下げること……
○天野政府委員 おっしゃることもよくわかるわけでございますが、また高度な政治的な見解からいろいろと大臣とも相談をいたしまして、証券行政がうまくいくように今後努力をしたいと思います。
【次の発言】 四大証券が非常に大きくなり、またいろいろな系列会社を傘下におさめていろいろとやっておるということは前から知っておりますし、またいろいろな弊害の生まれておるというようなことも耳にいたしておるわけでございます。しからばその悪いのをどうするかということになりますと、いろいろ日本の証券界の歴史的な流れもありますし、現在の段階でそれならばこうするという具体的な方針もまだきまっておらないようでありますし、また私個……
○天野政府委員 ただいま議題となりました租税特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由を御説明申し上げます。 政府は、昭和三十七年度税制改正の一環として、さきに提案いたしました通行税法の一部を改正する法律案等に引き続き、この法律案を提出いたす次第であります。 以下、との法律案について、その概要を申し上げます。 第一に、現下の経済情勢に顧み、貯蓄奨励の見地から利子所得についての分離課税の特例及び配当所得の源泉徴収税率の軽減措置をそれぞれ一年間延長することとしております。 第二に、既成市街地における防災建築街区の造成に資するため、防災建築街区造成組合に土地等を現物出資した場合……
○天野政府委員 利子課税の免税措置につきましては、今まで国民貯蓄組合でやっていたわけでございますが、貯蓄組合の三十万円以下の免税措置というものは、勤労者が全部入っておらないというわけではないのでございまして、勤労者もみな預金を納めておるわけでございますから、減税になっている大半は勤労者の方々の預金利子というのが減免されているわけでございます。私どもの一番ねらっておりますところは、多額の預金をやっておりながら、法の網をくぐって、この国民貯蓄組合の免税措置によって免れよう、こういう高額預金者の所得をこの際切りたい、そして一般大衆の預金者の利子は減免したい、こういう考え方で基本的に進んでいるわけであ……
○天野政府委員 今度延している点につきましては、税制調査会の答申にも出ておりますように、答申を尊重してやりましたし、いろいろな観点からやっておるわけでございます。
【次の発言】 税制調査会の決定は、大体委員各位が独自な立場でいろいろと意見を述べられ、また合同会議で研究するわけでございまして、別にそう外から圧力がかかって結論が出るというふうには考えておらぬわけであります。またこの特別措置の問題につきましては、必要にしてしかもやむを得ざるものについてこれを認めるという立場でおるようなわけであります。必要がなくなり、また不合理な面がどんどん出て参りました場合には、これは整理することにやぶさかではない……
○天野政府委員 ただいま議題となりました国税通則法の施行等に伴う関係法令の整備等に関する法律案につきまして、提案の理由とその概要を御説明申し上げます。 この法律案は、さきに提案いたしました国税通則法案に関連して、同法の施行等に伴い、所得税法等国税に関する法律その他関係諸法律について、その整備をはかるため、所要の規定の改正をしようとするものであります。 まず第一は、所得税法等の直接税に関する法律の改正でありますが、これら直接税法に規定されている修正申告、期限後申告、更正の請求、更正または決定、国税の納令、付帯税、更正の期間制限、不服申し立て等について、国税通則法案に統一して規定が設けられるこ……
○天野政府委員 後進地域の開発というような目的を持って新線建設を今まで政府としてはどんどんとやって参ったことは御承知の通りでございますが、さればといって、新線建設につきましては、赤字線の累増もしくは悪い言葉で言えば政治線をうんと作ってはいかぬというような反対の御議論もあるわけでございます。従って、経済効果のあるもの、また新線建設によりましてその地域が非常に開発されるところというような観点に立ちまして、順次その建設に当たってきているわけでございます。今後においても、国鉄の経理の許す範囲内において、また予算の許す範囲内におきまして、新線建設につきましては、地域の開発という観点に立って、経済効果も考……
○天野政府委員 利子所得の分離一〇%課税の特例をさらに一年間延長することにいたしましたのは、最近における国際収支の改善対策の一環として、貯蓄の増強の諸施策が推進されているわが国経済の現状におきまして、これら諸施策の円滑な推進の重要性にかんがみまして、この特別措置と貯蓄の増強との関連に微妙なものがあると考えられていることを考慮いたしまして、国際収支の動向等を見きわめた上であらためて検討を行なうことが適当である、かように考えて一年間延長したわけでございます。
【次の発言】 詳しい数字は事務当局が来てからお答えすることといたしますが、預金そのものの全体の伸びといたしましては、大体順調な姿で伸びており……
○天野政府委員 ただいま議題となりました外国人等の国際運輸業に係る所得に対する相互主義による所得税等の非課税に関する法律案について、提案の理由を御説明申し上げます。 政府は、最近における国際運輸業の実情にかんがみ、外国企業の国際運輸業にかかる所得に対する相互主義による非課税の制度を整備することを必要と認め、そのため外国船舶の所得税等免除に関する法律の全部を改正することとし、ここにこの法律案を提出した次第であります。 以下この法律案についてその概要を申し上げます。 第一に、従来は、外国企業の国際運輸業にかかる所得のうち、船舶の運航から生ずる所得についてのみ相互主義により免税を認めておりまし……
○天野政府委員 残虐のことが問題になっておるようでございますが、日本人の通常考えておりますいろいろな標準からうんとかけ離れて、そうして日本人の感情に非常に悪影響を及ぼすような、そういうようなものは当然カットされてしかるべきであります。私個人の考えといたしましても、もっと検閲は厳重にやってしかるべきではないか、こういうふうに考えております。
【次の発言】 この法律にもありますように、風俗を乱したり、日本人にぴったりこない、いかがわしいものであるとか、そういうものは入っていただきたくないわけであります。
【次の発言】 ここにありますように、公共の福祉のためということがあります。
○天野政府委員 ただいま議題となりました国有財産法第十三条第二項の規定に基づき、国会の議決を求めるの件につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。 まず第一は、葉山御用邸附属邸の暖房設備の新設であります。現在、附属邸の一部には昭和初年に設備された電気ヒーターによる暖房設備がありますが、老朽化して暖房装置としては不十分でありますので、火災予防の点をも考慮して、この際蒸気暖房の設備にしようとするものであります。 第二は、皇居内生物学御研究所の標本室の新築であります。現在の標本室は御研究所の一部百二十坪か充てられておりますが、年々増加する標本類の収納が困難となり、廊下に陳列されてい……
○天野政府委員 五・五石まではかからないというお話でございますから、今計算をいたしますと千三百本ということでございます。千三百本ということになりますと、大体中小企業その他はかからないというようなことでございますが、なお事情をよく調査いたしまして研究いたしたいと思います。
○天野政府委員 物品税は戦争中にできたわけでございますが、その後ずっと経過して今日まであるわけであります。今日では、戦争中できたからという見方で見ているわけではございませんで、一つの重要な財源とも考えられておりますし、また非常に奢侈的な性向の高いものを買う場合には、買う方が税負担していただくという考え方に立っておると思うわけでございます。しかしながら最近におきましては、物品税の改正がずっと見送られております。従って、この今回の税法改正について、大衆負担をできるだけ軽減する、こういう基本的な考え方に立ちまして、今回物品税の改正を取り上げたわけでございます。特に今回の考え方といたしましては、大衆の……
○天野政府委員 この国税通則法の制定につきましては、現在、各税法の体系を見ますとなかなか複雑な、また難解な点が非常に多うございまして、これを納税者の理解しやすいように、各税法を通ずる基本的な法律関係を明らかにしたい。それから、これを簡素化し、また各税におけるいろいろな手続を、納税者の利便をはかる立場から改善合理化したい、従って、各税に共通する国税通則法を制定したいといいますことは、長い間の懸案になっていたわけでございます。従いまして、これらの諸問題につきまして税制調査会に答申を求め、長い間各界の代表者の方方の御意見を承り、また技術的にも検討して参ったわけでございます。昨年の七月五日にこの税制調……
○天野政府委員 御心配になられるようなことはないように努めて参ります。
【次の発言】 法律の範囲内におきまして、行政指導をやるわけであります。
【次の発言】 必ずしも法律は全部平等であるというわけには参らぬと思うわけであります。と申しますのは、基本的な憲法なら憲法という各項があるし、それに対してある程度の制限規定を設けるような法律もあるというわけで、ある程度優先するものもありますし、それから条文の解釈によっていろいろと考え方が違ってくる場合も若干なきにしもあらずというふうに考えます。
【次の発言】 抽象的で理解しにくいのでございますが、やはり法律というものは、できた以上はそれで動く面が相当強い……
○天野政府委員 大蔵省の証券検査官の中から汚職容疑者を出しましたことは、まことに遺憾千万でございまして、おわびを申し上げる次第でございます。ただいまお話のありましたように、検査官に検査官をつけるということになりますと、これはなかなかむずかしい問題でございます。今後は綱紀を粛正し、検査も厳正に適正に行なうように指導いたしまして、今後とも汚職事件のないように、また行政が円滑に参りますように配慮をいたしていかなければならないと思っております。 なお、先ほど来の横山光牛の東洋電機に対するいろいろな御質問を承っておったわけでございますが、まことに御説ごもっともでございまして、現在の証券界にあのような事……
○天野政府委員 ただいまお話がございましたように、日本の海運、造船関係の事業というものは、きわめて重要なものでございまして、政府といたしましても、これらの面につきましては、その増強について力をいたして参ったわけでございます。今後ともそういう方針でいくつもりであります。
【次の発言】 外務省からお答えするのが筋だと思いますが、手元に資料がございますので、資料に基づいてお答えを申し上げます。低開発諸国に対する経済援助に関する交換公文という、一九六二年一月九日、日本の小坂外務大臣とライシャワー大使との間に交換公文がございまして、その公文の第二項に「両政府は、東南アジアの諸国の経済のすみやかなかつ均衡……
○天野政府委員 まことに適切なお考えでございますが、現在民間のいろいろな会社におきましても、最近におきましてはそういう問題についていろいろと研究もし、またいろいろと実行しているものもあるわけでございまして、例をあげれば、先ほど谷村次長が申しましたように、保険会社でも考えておりますし、また信託銀行等でもいろいろとやっているわけでございます。考え方によりましては安全確実な方法をとるという建前からして、法的にやるというよりも、いただいた方が自由選択でやっていく方がいいのじゃないか。ですからそういうような機関とよく相談されて、自主的にそういう話し合いできめていく方が、あるいはいいのではないかというふう……
○天野政府委員 国民大衆ということは、ここに書いてありますように、常識的にいって国民大衆と読めるわけでございます。それならば国民大衆ということを、国民金融公庫でどう限定するかということになりますと、この第十八条二項にございますが、「適切な事業計画を持つ者で、銀行その他一般の金融機関から資金の融通を受けることを困難とする」ような立場にある大衆でございまして、しかしながら、その下の方に締めくくりがありまして、「生活困窮者に対する救済資金の供給」というような性格に至らない、事業資金を必要とする、そういうしぼりのかかった方がこの公庫の対象になる、このように了解していいのではないかと思います。
○天野政府委員 原則的に賛成であるということは聞いております。
【次の発言】 国際収支が悪いときには、日本政府としてはこの問題については勇気を持ってお断わりをしなければならないということは、はっきりいたしております。
【次の発言】 ただいまお話がありましたように、農地の被買収者の方々は、非常に不合理な点やお気の毒な点が多々あったわけであります。そこで、政府の方といたしましても被買収者の調査会を設けましていろいろと研究、検討をお願いしておるわけであります。政府としてはこの答申を待ちまして、善処をしたいという基本的な考え方を持っておるのであります。その間において、被買収者の方々でいろいろと事業をし……
○天野政府委員 ただいまお話がありましたように、中小企業金融につきましては、昨年から政府としてもいろいろな手を尽くして今日に至っておることは御承知の通りであります。従って、中小企業金融というものが今までそうひどいあおりを食わないでどうやらきたということは、客観的な意味で、今日まですらっときたという意味でなくて、いろいろな苦しい場面を中小企業がどうやらこうやら切り抜けながら今日まできているということについては先生のお話と同じ観点に立っているわけであります。そこで、不渡り手形の問題でございますが、数字につきましては銀行局長より御報告いたしますけれども、そうひどく不渡り手形が激増しているという数字は……
○天野政府委員 だんだんのお話で、なかなかむずかしい問題と思うわけでございます。二十八社のうちに赤字会社が七社というお話でございますが、前から御答弁申し上げておりますように、一たん整備されたその後にまた七社が残ったということも問題でございます。しかし塩の値段というものは国民全般に非常に大きな影響を及ぼすものでございますから、必ずしも高いばかりが能でもないし、また無理な値段で生産者をそう圧迫しても困るわけでございます。従いまして、その赤字会社等をどうするかという問題につきましては、生産者の問題並びに国民全般の立場からいたしまして、何らかの措置を講じなければならない次第でございまして、そういう問題……
○天野説明員 中小企業の金融につきましては、前々から非常に力を入れておるところでございます。また今後も力を入れて、中小企業にできるだけしわの寄らないように配慮して参る建前で進んでおるわけでありまして、先ほどお話にありましたような三百億の措置もその一環としてやっておるわけであります。倒産等につきましては、できるだけそういう事態の起こらないように努力をして参りたいと思っておるわけであります。
【次の発言】 先ほど銀行局長から申し上げた通りでございまして、国民金融公庫にしろ、また同格にあります中小企業金融公庫、商工中金、政府関係の三公庫があるわけでございまして、そういう三公庫のいろいろな事務取り扱い……
○天野説明員 この問題は、前々から問題になっておるなかなかむずかしい問題でございますが、基本的に考えますと、日本国憲法並びにそれに付属するいろいろな法律というものは、日本国内にこれが適用されるものでございます。従って、日本国憲法並びに日本国憲法に基づくいろいろな法律の及ばないところ、すなわち、外国で、風俗習慣を異にしたところで製作をされたいろいろなものが日本国内に入ってくる場合においては、これは、日本国憲法の精神並びに日本国の法律秩序に合致するかせぬかということを正しく見きわめる必要があると思うのであります。それでなければ、日本国憲法の精神を正しく守っていくということは困難な場面が考えられます……
○天野政府委員 社会保険の一端として考えておるわけであります。
【次の発言】 社会保険として認めておるわけです。
【次の発言】 社会保険でございます。
【次の発言】 もちろん社会保険は社会保障の一環でございますが、社会保険は社会保険であるということであります。
【次の発言】 おっしゃられるような御議論は前々から承っておるところでございます。おそらく事務当局もここで大蔵省の見解を申し上げたと思っておるのでございますが、いろいろな組合等の実例とか筋等を考えまして、この際この問題につきましては、地方公共団体がおもにやることにいたしまして、国の方ではこれに負担をしない。しかしながらその反面、交付税を引……
○天野政府委員 ただいま議題となりました大蔵省設置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由と内容の概略を御説明いたします。 この法律案は、大蔵省の機構と定員の一部を改正いたしまして、行政事務の一そうの適切かつ能率的な運営をはかろうとするものでありまして、おもな改正点は、理財局に証券部を設けること、造幣局の内部組織を改正すること、国税庁関係の付属機関である全国資産再評価調査会及び地方資産再評価調査会を廃止すること及び定員の規定を改正することの四点であります。 以下、これらの改正点の概略について御説明申し上げます。 第一は、理財局に証券部を設けることであります。最近における投資者……
○天野委員 この問題は、内容のこともお話がありましたけれども、答える必要はないと思います。
○天野委員 いままで、前には入っていたんだよ。
○天野説明員 防潮堤等に関しましては、今までもその実施について努力をして参ったのでありますが、今回の大阪等の被害にかんがみまして、政府といたしましても、今後再び被害のないように、万全の措置を講じていきたいと思います。
【次の発言】 御趣旨の点はまことにもっともでございまして、災害を受けられた方々に対する融資の大切な問題でございます。今後御不満の点が起きないよう善処をするように、厳重に指令を出して万全を期したいと考えております。
【次の発言】 ただいま概略的に申し上げますと、第二室戸台風によります公共災害の九月十九日現在の報告は、大体三百三十億でございます。これに対します方策といたしましては、現……
○天野政府委員 一応自由化を前提としてやっているわけであります。
【次の発言】 いろいろと配慮いたしておるわけでございまして、その詳細につきましては関税局長よりお答え申し上げます。
○天野政府委員 ただいまから、昭和三十七年度一般会計歳入予算並びに大蔵省所管の一般会計歳出予算、各特別会計歳入歳出予算及び各政府関係機関収入支出予算について御説明いたします。 まず、一般会計歳入予算額は二兆四千二百六十八億百万円でありまして、これを前年度予算額二兆五百二十四億九千万円に比較いたしますと、三千七百四十三億一千万円の増加となっております。 以下、歳入予算額のうち、おもなる事項について内容を御説明いたします。 第一に、租税及び印紙収入の総額は二兆四百二十一億一千万円でありまして、前年度予算額に比し、二千七百七十四億九千七百万円の増加となっております。この予算額は、現行の税法によ……
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