大西正男 衆議院議員
24期国会発言一覧

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大西正男[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは大西正男衆議院議員の24期(1949/01/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は24期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院24期)

大西正男[衆]本会議発言(全期間)
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第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 衆議院本会議 第17号(1949/04/14、24期、民主党(第十控室))

○大西正男君 私はただいま議題となつております決議案に対し民主党を代表いたしまして賛成の意を表するものであります。  終戰後すでに三年有半を経過し、國民生活は、終戰当時に比すれば漸次落ち着きを見せて参りましたにもかかわらず、ひとり青少年犯罪に至りましては、あたかもこれに逆比例するがごとく最近とみに増加し、しかもその罪質において集團化と惡質化との傾向をたどりつつありますことは、その主体が特に次の時代を背負うべき青少年たることを思うときに、まことに慄然たるものが存ずるのであります。最近の青少年罪数の統計につきましては、先ほど提案者より、さらにまた前討論者各位より御指摘のありました通りであります。か……

第5回国会 衆議院本会議 第26号(1949/05/10、24期、民主党(第十控室))

○大西正男君 私は、ただいま議題となつております決議案に対しまして、民主党を代表いたしまして賛成の意を表するものであります。  さきに國際オリンピツク実行委員会が、わが國のオリンピツク大会復帰をIOCに勧告されまして、これに基き、新聞紙の報ずるところによりますならば、次回オリンピツクに参加し得るの公算がきわめて大と相なるに至りましたことは、すなわち言いかえますならば、わが日本がまずもつてスポーツの面より國際社会に復帰するの明るき希望を持ち得るに至りましたことを意味するものでありまして、全國民ひとしく同委員会並びに関係方面に対しまして深く感謝を捧げますとともに大いなる喜びといたすところであると確……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 衆議院本会議 第32号(1952/04/17、24期、改進党)

○大西正男君 ただいま提案理由の説明のありました、いわゆる破防法案に関連をいたしまして、詳細にわたる質疑は当該委員会におけるそれに讓り、私は改進党を代表いたしまして、ここに基本的問題について、総理並びだ関係閣僚に対し若干の質疑を試みたいと存ずるのでしあります。  申すまでもなく、暴力を排して国の内外に恒久の平和を念願し、基本的人権を擁護して民主主義に徹するということは、日本国憲法の基本的精神であります。この憲法の精神をあえて否定しようとするものは、おそらく何人もないでありましよう。従つて、われわれは、新しき日本の憲法のもとにおいて、暴力的破壊活動がそのままに放任されてよいとするものにくみするも……

大西正男[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院24期)

大西正男[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 懲罰委員会 第7号(1949/05/24、24期、民主党(第十控室))

○大西(正)委員 私は民主党を代表いたしまして本件に対しまする態度を簡單に申し上げたいと思います。  今回平川君の御提案によりまして本委員会に書かれましたところの立花並びに小西両君の議場内における行為が、議場の秩序を乱し、國会の威信に対しまして汚点を印しましたことは、まことに遺憾であります。と同時に、その事実はこれをおおうことのできないところであると思います。かような意味合いにおきまして、両君とも懲罰事犯に該当いたしますことは異論のないところであると存じます。從つて次の問題といたしまして、いかなる罰條によつてこの両君を処罰すべきかという問題につきましては、わが党といたしましては、ルールに從がい……

第5回国会 法務委員会 第13号(1949/04/28、24期、民主党(第十控室))

○大西(正)委員 実は私昨日御質問いたしたかつた点は、この刑事訴訟法の一部改正並びに刑法の一部改正の各法律案は、いずれも犯罪者予防更生法案と重要なる関係があると考えるのでありまして、刑事訴訟法の一部改正もその前提としての今の犯罪者予防更生法案、これが出ないと十分な審議ができないというふうに考えたのであります。そこでこの刑事訴訟法につきましても、本格的な御質問を申し上げることができないのでありますが、大体これに関連をしまして、從來の執行猶予になつたものは全体の執行猶予し得べき事件のうちどの程度のものが統計上現われておるか。そうしてまたこれらの執行猶予となつたもののうちで、どの程度のものが執行猶予……

第5回国会 法務委員会 第18号(1949/05/11、24期、民主党(第十控室))

○大西(正)委員 委員の欠格條項につきまして簡單にお伺いしたいのですが、もつとも私前会欠席しておりましたので、すでにこの問題が質問されたかもしれませんが簡單に伺います。第七條によりますと、これこれの者は委員となることができない、それから第二項において前項各号の一に該当すべき者は当然失職する、こういうことに相なつております。第一項の一号、二号は明白に言えることだと思いますが、三号の犯罪行為があつた者とか、あるいは四号のこれこれの團体を結成し、あるいはこれに加入した者ということの認定はどういうところでいたすのでありますか。
【次の発言】 四号の方はどういうふうになりますか。

第5回国会 法務委員会 第20号(1949/05/13、24期、民主党(第十控室))

○大西(正)委員 私は民主党の委員といたしまして、本案に賛成いたすものであります。本案は最も時宜に適し、かつ内容において妥当なものと信じますので、賛成の意を表する次第であります。

第5回国会 法務委員会 第23号(1949/05/19、24期、民主党(第十控室))

○大西(正)委員 そうすると本件は、ボロを委託加工するという仮裝のもとに、こういう違反行為をしたという事件になるのですか。
【次の発言】 そこであなたの当時の調べによると、ボロが行つていなかつたことは確実であつたという御答弁でありましたが、その後に至つて、從業員の方からボロを送るようになつたというあいさつが來たように思うということでありましたが。
【次の発言】 それは交通局だけでありますね。
【次の発言】 あなたがお調べになつた当時には、ボロを送ると称して、つまり仮裝してやつたのであつて、あとからボロを送るなどということは、事件が発生したために、そういう処置を從業員の方ですることになつたという……

第5回国会 法務委員会 第27号(1949/05/23、24期、民主党(第十控室))

○大西(正)委員 あなたは事務官になられます以前は、どういう職業をやつておられたのですか。
【次の発言】 先ほどの紛失しまして例の記録を探しておつたときに、その部屋で探しておつたのですか。
【次の発言】 その部屋でございますか。
【次の発言】 そのときに富田檢事と村山事務官とが何か話をしておつたというのですね。ひそひそ話、今そういうお答えだつたですね。
【次の発言】 そのひそひそ話というのは、あなたの特別の注意を引くような話だつたのですか。
【次の発言】 どうもそういう記録を探しておつたようなときに……。
【次の発言】 いや、私の不審な点は、別にあなたを疑うわけでも何でもありませんが、そういう……


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第6回国会(1949/10/25〜1949/12/03)

第6回国会 懲罰委員会 第2号(1949/12/03、24期、民主党(第十控室))

○大西(正)委員 簡単に砂間君に御質問いたします。  まず第一は、先ほど来問題になつている点で、終戦後の日本政府――引揚げの問題は終戦後引続き今日まで問題になつているのでありまして、政府というのは、あえて吉田内閣の政府のみではなくして、社会党の委員長が組織いたしました政府もまた終戦後の政府の中に入るのでありますが、砂間君は、この政府と戦争勃発前の政府、ないしは戦争を支持して参りましたいわゆる帝国主義的なる政府とは、違つているという御返答であつたと了解をいたしました。ところがわれわれは、日本語を解釈いたします場合には、やはり日本人としての語感によつて解釈いたさなければならないのであります。私は実……

第6回国会 法務委員会 第1号(1949/10/31、24期、民主党(第十控室))

○大西(正)委員 実は休会中の九月二十日に、福井県の武生というところにおきまして、裁判所並びに検察庁の庁舎が焼けたという事件が発生をいたしました。この事件が新聞に報道されたのでありますが、その新聞の報道によりますと、その出火の原因をさつそく検察庁におきまして調査をいたしましたが、これが失火であるという証拠が出て来なくて、むしろ放火ではないかという疑いが濃厚であるようであります。しかもこの放火は、その武生の町におけるところの暴力団が計画的に放火をしたのではないかという疑いが濃厚であるようであります。と申しますのは、ちようど火の出ました九月二十日の翌日、九月二十一日にこの土地の暴力団の団員と認めら……

第6回国会 法務委員会 第5号(1949/11/15、24期、民主党(第十控室))

○大西(正)委員 犯罪少年の更生に関しましては、職業補導というものが、その目的を達するための大きな重要な点だと思うのでありますが、この職業補導に関しまして、少年院その他少年関係の機関におきましては、どの程度の施設が完備しておるものか、そういうことを承りたいと思います。
【次の発言】 御説明によりまして大体わかり事ましたが、今の水戸の刑務所は模範的に行つておるようでありますが、御説明によりましても、少年院における職業補導というものが非常に不完全であるということがうかがわれるのであります。現に私もこの夏視察に参りましたときに、職業補導の部屋はできておりますけれども、器具もなければ、設備はからつぽだ……

第6回国会 法務委員会 第8号(1949/11/19、24期、民主党(第十控室))

○大西(正)委員 今の点に関連をしまして、簡単にお伺いをします。裁判において無罪の言渡しを受けたものだけを取上げられておりますが、そのほか各委員からいろいろ御意見がありましたが、一ぺん起訴されたものについての、あるいは公訴棄却とか、あるいは免訴というようなことでなしに、捜査の段階におきまして、起訴せずに、超訴猶予というならば問題はありませんが、罪とならずとか、あるいは嫌疑なしとかいうふうなことで、検察局において釈放されたというような場合におきましては、なるほど御説明によりますと、憲法第四十條によりまして、これは無罪の裁判でも何でもありませんので、ただいままでの御説明の御趣旨によれば、憲法の何も……

第6回国会 法務委員会 第14号(1949/11/29、24期、民主党(第十控室))

○大西(正)委員 私出張でこの前出席いたしませんでしたので、あるいは他の方から御質問があつたかもわかりませんが、ありましたならば簡單にお答え願いたいと思います。それは第三條の一の字句の解釈であります。第三條の一項の「本人が、捜査又は審判を誤まらせる目的で、」云々とありますが、この「捜査又は審判を誤まらせる目的で、」といいますのは、どういう意味であるか、すなわち捜査または審判を誤まらせる認識あればいいのか、それとも願望が必要であるのかどうか、この点お答え願いたい。
【次の発言】 言葉の争いになりますが、故意があればいいという点になりますと、故意の解釈になりますが、故意はつまり認識があればというの……


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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 法務委員会 第35号(1950/04/27、24期、民主党(第九控室))

○大西(正)委員 今の法案でありますが、この附則によりますと、昭和二十五年七月一日から施行するということになつておりますので、小委員長にお尋ねしたいのですが、今の地方税法がもし通らないという場合に、これはどうなりますか。どういう関係になりますか。

第7回国会 法務委員会 第37号(1950/04/29、24期、国民民主党)

○大西(正)委員 私は国民民主党を代表いたしまして、修正案並びに修正部分を除く原案に対し賛成をいたします。但し後に述べまする二つの強き希望条件を付します。  今回の商法の改正の骨子といたしますところは、第一点は、資本調達の便宜を増進するという点であり、第二点は、経営と資本とを分離いたしまして、一面においては業務の執行権を強化するということであります。そうして第三点におきましては、これに対応いたしまして株主の地位の強化、すなわち株主の監督権というものを強化するというこの三点が骨子となつておると私は考えるのであります。この三点はまことにけつこうなものであると私は考えるのであります。資本を中心とする……


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第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 法務委員会 第5号(1950/07/24、24期、国民民主党)

○大西(正)委員 他の委員の方からすでに御質問があつたかもわかりませんが、私了承いたしておりませんので、お尋ねいたします。  一つは予算の関係でありますが、この土地台帳法等の法律を施行いたしますについて、これがために法務府関係に対しましてどれだけの事務量が増加されるのであるか、その事務量を人員に換算いたしまして、大体何名分ぐらいの事務量になるか。それからこれを施行するについての物件費、最初に申しました人件費、それらを含めまして、大体どれくらいの予算が必要であるかということをまずお尋ねいたしたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、全部でその数字はどのくらいになりますか。


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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 法務委員会 第2号(1950/11/30、24期、国民民主党)

○大西(正)委員 私は本日は人権蹂躙に関する質問を御当局に対して試みたいと思うのでありますが、発言を許されましたから、この神戸事件に関連をいたしまして二、三お尋ねをいたしたいと存じます。  一つは先ほど特審局長の御発表になりました在日朝鮮人の数でありますがこの数字によりますと、国籍を韓国とする者は六万九千幾ら、約七万であります。これに対して、そうでない者が四十七万幾らでありまして、国籍の届出のできておりますものが、できていないものに対してその約一割強という程度になつているものであります。先ほど刑政長官の申されましたように、外国人登録令によつて外国人は登録をすることになつております。また登録をし……

第9回国会 法務委員会 第6号(1950/12/05、24期、国民民主党)

○大西(正)委員 私他の用事で委員会の途中で出たり入つたりしましたから、ほかの委員の方からお尋ねがすでにあつたかもわかりません。重復する点があるかもわかりませんが、二、三簡單にお尋ねしたいと存じます。  裁判所法の一部を改正する法律案に関連してでありますが、裁判官の職務を代行するという点について、従来の法律、現行法によつてどの程度の職務代行が行われているか、数字的に御説明願いたいと思います。
【次の発言】 すると、事務総長御存じのものは二つだけの事例のようでありますが、そんなにあまり行われておらないものでしようか。
【次の発言】 実はその資料を拝見したいのでありまして、最高裁判所でおまとめにな……

第9回国会 法務委員会 第8号(1950/12/07、24期、国民民主党)

○大西(正)委員 私は法務総裁並びに予備隊長官に御質問したいと思います。  昨日予備隊長官は、装備に関しまして――武器の点でありますが、他の委員の方のお尋ねに対して、カービン小銃以外には持つておらないという御答弁でありました。また法務総裁の御答弁も従来その通りでありますが、これはしかとさようであるかどうか、重ねてお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 予備隊固有の装備として、予備隊が持つておる武器は小銃だけである、但し機関銃を使用したことが実はあるというわけであります。そこで従来の各委員のお尋ねによると、小銃以外には持つておらないという御返答でありました。しかも委員各位のお尋ねは、持つておると……

第9回国会 法務委員会 第9号(1950/12/08、24期、国民民主党)

○大西(正)委員 国民民主党は、両案に対し彼此考較をした結果賛成であります。
【次の発言】 私は法制意見長官にお尋ねしたい。ポ政令と普通の政令についてであります。ポ政令は連合国最高司令官の要求がありました際に、政府が出す政令でありますが、この政令と普通の政令は憲法七十三条に基いておる。結局両方とも憲法七十三条に基いておるということは同じだと思うのでありますが、その効力に関してどういう相違があるか、この点をお伺いしたい。
【次の発言】 委任に基く範囲内においては、普通の政令によつて規定した事項も、ポ政令によつて規定されておる事項も効力は同じだ、こういう御意見だと考えております。具体的な問題に入り……


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第11回国会(1951/08/16〜1951/08/18)

第11回国会 法務委員会 第3号(1951/09/21、24期、国民民主党)

○大西(正)委員 今梨木君の質問に関連いたしまして、私も申し上げたいのでありますが、今梨木君の御議論によるというと、講和条約が有効に発生しても、ポツダム宣言に基く内容の効力は存続するのだというふうな御意見のように承つたのでありますが、これに対する長官の御答弁がありませんでしたが、それを黙認されるんでありましようか。それともそうではないとお考えでありましようか。
【次の発言】 私どもの個人的な見解でありますが、ポツダム宣言というものは日本の降伏条件であつて、講和の条件ではないと思うのです。同時に、講和条約が成立をすれば、今後の日本を規定して行くものは講和条約が根本であつて、その講和条約が発効する……


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 法務委員会 第4号(1951/10/18、24期、国民民主党)

○大西(正)委員 今の猪俣さんの質問に関連して私いずれ詳しくお尋ねいたしたいと思つておつたところでありますが、例のバズーカ砲、それから迫撃砲の問題、これは十二日でしたかの新聞によつて明白に発表になつておつたのでありますが、あれは間違いないのでありますか。
【次の発言】 そうしますとバズーカ砲というのは大体われわれの理解しているところでは対戦車砲というのですか、戦車をくじくための武器だと、こういうふうに解釈しておるのであります。それから迫撃砲というのは今持つているのはどの程度の迫撃砲なのですか。
【次の発言】 それからこの前の国会のときに猪俣委員からもお尋ねがありましたし、私からもお尋ねしたこと……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 法務委員会 第30号(1952/04/11、24期、改進党)

○大西(正)委員 私午前中からの各委員の質問に関連しまして一点だけお伺いしたいと思います。なお総括的ないろいろな問題はあとに留保したいと思いますが、それは第一條の「その職務を行うについて」というこの言葉でありますが、この職務を行うということは一体たれが認定をするのでありましようか、この点について伺いたい。
【次の発言】 今の御説明は日本の裁判所が行う、こういうのでありまして、あとの違法に関する他の委員の質問に対する御答弁と同じでありますが、この職務を執行するという点につきましては、行政協定の第十八條の四項に当該国がこれを認定する第一次の権利があるということになつておるのでありますが、この点はど……

第13回国会 法務委員会 第31号(1952/04/12、24期、改進党)

○大西(正)委員 法務総裁がお見えになりませんので、冒頭に一般的な問題につきましてお伺いいたしたいのでありますが、これは次の機会に割愛をいたしまして、その他の点について伺つておきたいと思います。  まず現在いわゆる戰犯といたしまして、巣鴨のプリズンに服役いたしておりまする戰犯者の最近の状況につきまして、御説明願いたいと思います。その御説明の内容は、いただきました資料に出ておりますことに沿つて御説明をいただければいいと思いますが、概況をお伺いしたいのです。
【次の発言】 それでは中国関係の戰犯として巣鴨に收容されておる人々は何人くらいおられましようか。それと朝鮮人、台湾人にして戰犯として收容され……

第13回国会 法務委員会 第32号(1952/04/14、24期、改進党)

○大西(正)委員 法務府当局にお尋ねいたしますが、前会にも質問をいたしました第一條の「その職務を行うについて」に関連してでありますが、前会の御答弁によりますと、アメリカ当局の職務にあらずと第一次的に決定いたしましたときに、これに反して日本の裁判所が公務執行中であるという判定をいたしたときには、その日本の裁判通りになつて、そうして日本政府がその損害を受けた個人に対して賠償する義務を負う、こういうことでございます。次に、これに反してアメリカの方で公務執行中であると決定したにかかわらず、日本の裁判所がこれは公務執行中でないという判断を下した場合についてはどうなるか、これを詳細に承りたいと思います。

第13回国会 法務委員会 第33号(1952/04/15、24期、改進党)

○大西(正)委員 私は改進党を代表いたしまして、本法律案に反対の意を表明するものでございます。  本法律案は独立後の日本並びに日本国民の権威とそうして権利を守るについて不十分な法案といわなければなりません。そもそもこの法律の基本となりますいわゆる行政協定なるものは、先般衆議院におきまして、その審議をすべしとの決議案を野党が提出いたしまして、これは自由党の多数のために否決されたのであります。なるほど行政協定に関する審議を求むる決議案は、否決をされましたけれども、行政協定そのものに対して国会の承認は経ておりません。従いまして政府並びに與党の主張のごとく、行政協定が有効だという議論に対しましては、き……

第13回国会 法務委員会 第34号(1952/04/16、24期、改進党)

○大西(正)委員 今松木さんのお尋ねのあつたことに関連いたしまして、刑事につきましては第七條の第三項、民事につきましては第四條の第四項でありますが、この別に定められるべき法律というのはどういう内容のものであるか、その輪郭、並びにその提出の時期、そういうものにつきまして御説明願いたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、きようの新聞によれば、今月の二十八日ごろに講和條約の効力が発生するかもわからないのですが、効力が発生した後に、訴えの提起なんかがあつて、しかる後にゆつくり考えでこの法律を出そう、こういうわけなんですか。
【次の発言】 それは十分お考えになつて適切な法案を出されることを希望いた……

第13回国会 法務委員会 第36号(1952/04/18、24期、改進党)

○大西(正)委員 この法律案の第一條「合衆国軍隊」の意味でありますが、この意味に関連をいたしまして、まず二、三お尋ねをいたしますが、アメリカ軍の軍警察といいますか、そういうものの種類をお示し願いたいと思います。
【次の発言】 そうしますとCIDというのは、陸海空軍のどれに属するものですか。
【次の発言】 すべて日本語で話していただきたいと思います。そのCIDというのはやはり軍隊なんですか、どういうことなんですか。
【次の発言】 軍当局というのはどこにあるのですか。
【次の発言】 このどこにございますか。
【次の発言】 そうするとCIDの構成員は、軍隊の構成員ということになるのでしようか。

第13回国会 法務委員会 第38号(1952/04/21、24期、改進党)

○大西(正)委員 すでに他の委員によりましてお尋ねがあつたかもわかりませんが、まず第一に、特別法案の一條の「合衆国軍隊」ということの意味、内容でございますが、民事特別法でも問題になりましたように、安保條約によつて日本及びその付近に駐留する合衆国軍隊が国連軍の指揮下において国連軍として行動した場合どうなるでしようか、その点をお伺いいたします。
【次の発言】 そういたしますと、行動に関係ないのだからこれに含まれるわけではないのでありますか、前にちよつと私聞いておりませんので……。
【次の発言】 刑事特別法の基礎になる行政協定でありますが、これに類似しておる他の国際法規の例でありますが、たとえば北大……

第13回国会 法務委員会 第39号(1952/04/22、24期、改進党)

○大西(正)委員 私は改進党を代表いたしまして本案に反対の意思を表明するものであります。  そもそも、この前民事特別法について申し上げました通りでありますが、アメリカとの間における安保條約、これは正当に成立をしておることは異議はございません。しかしその安保條約に基いて、両国政府間の協定にゆだねられてできて参りました行政協定というものは、その安保條約第三條に規定されておるものを逸脱しておる部分が非常に多くあるのであります。国民の権利義務を制限し、あるいは国の主権を放棄し、制限をしておる面が多分にあるのであります。政府はかような行政協定をもつて有効である、国会の承認を経る必要がない、かように今日ま……

第13回国会 法務委員会 第46号(1952/05/08、24期、改進党)

○大西(正)委員 中村先生から詳細かつ大局に立つての御質問がありましたので、私は補足的にお尋ねいたしたいと思います。  中村先生から最後に言われましたこの法案の名前の問題であります。破壊活動防止法となつておりますが、これは何か外国の立法例によられたものでありましようか。私の見解では、アメリカの回内安全保障法によりますと、破壊活動取締法――コントロール・アクトという言葉が出ておりますが、取締法ということにしないで防止法としたのは、そこに何らかの意味があるのかどうか、この点をお尋ねします。
【次の発言】 今の御答弁の中に、未然にこれを防止するという言葉がございましたが、私この未然に防止するというこ……

第13回国会 法務委員会 第49号(1952/05/12、24期、改進党)

○大西(正)委員 まず第三條に関連してでありますが、第三條の一号、ロに規定してあります「せん動」、この中には、アメリカのマツカラン法に規定してある「唱道」というのがございますが、この唱道というのは、本法案に定められておる扇動の観念の中に入るかどうか。入るとすれば、その理由を承りたい。また入らぬといたしましたならば、両者の相違を承りたいと思うのであります。  それから次に第三條二項の「団体」でありますが、この団体につきまして過般来、いろいろ各委員長から質問があつたところでございますが、この際もう一点伺いたいのは、暴力行為等処罰ニ関スル法律に規定されておる「団体」と違うか違わないか。違うとすれば、……

第13回国会 法務委員会 第51号(1952/05/15、24期、改進党)

○大西(正)委員 私は改進党を代表いたしまして、破防法につきましては改進党提案の修正案、並びに修正部分を除く原案に対し賛成をするものであります。そうして公安審査委員会設置法、並びに公安調査庁設置法に対しましては、反対の意図を表明するものでございます。  申し上げるまでもございませんが、われわれは新しい憲法のもとにおきまして、民主主義を信条とするわれわれの国民生活を助長し、また擁護して行く上におきまして、国の内外を問わず、平和を愛好し、社会の正常な進歩というものを期待し、念願するものでございますゆえに、この憲法に規定されておる民主主義の精神に対して、暴力を振つてこの社会を破壊しようというものがあ……

第13回国会 法務委員会 第59号(1952/05/29、24期、改進党)

○大西(正)委員 簡単にお伺いいたします。それは今の戦犯の方の問題に関連をしまして、中国関係の戦犯に対する処置についてでございます。その一つは、きのうかおとついの衆議院の外務委員会におきまして、某議員の質疑に対して何かすでに中国関係の戦犯は釈放されたかのような外務当局の御答弁があつたそうであります。私どもまだ釈放になつてないのではないかと思うのですが、なつてないとすれば現在何名くらい中国関係の戦犯が収容されておるか、と申しますのは、今申しました外務委員会の質疑に対する答弁では、八十何名という御答弁であつたそうですが、われわれが本委員会で戰犯に関する法案を審議いたしました当時には、たしか九十何名……

第13回国会 法務委員会 第74号(1952/07/30、24期、改進党)

○大西(正)委員 関連して……。あとから参りましたので、あるいは質疑応答があつたかもわかりませんが、実は新聞紙をただいま所持しておりませんが、この二十日前後であつたと思います。神戸の検察庁で国連軍将兵二名を起訴しておる事件があるようでありまして、それに対して、外務省関係から神戸の検事正に対して公訴を取下げてもらいたいというふうな交渉があつたやの新聞記事を私は見たのでありますが、そういう事実がありましようか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 その新聞紙を私は切り抜いてありますが、きよう実はこういう問題とは知りませんでしたから、持つて来ておりませんが、大阪毎日か朝日かどちらかであります。まだ……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 法務委員会公聴会 第1号(1952/04/30、24期、改進党)

○大西(正)委員 松下公述人にお尋ねいたします。第一点は、米国憲法によりますと、言論、集会、結社などについての例外に関しまして、絶対的例外と、それから議論の余地があるけれども、実体憲法では認められておるものがある、それは明白であつて、現在の危險の存する場合である、こういうお話がございましたが、この破壞活動防止法案に関連をいたしまして、法律自体の合憲性、あるいは憲法違反であるかどうかということは別論といたしまして、それから出て来る具体的な問題について、たとえば破防法案は言論その他による扇動行為あるいは教唆行為、そういつたものを一つの独立的な観念として規定しておりますが、かりにこれが扇動であります……

第13回国会 法務委員会公聴会 第2号(1952/05/02、24期、改進党)

○大西(正)委員 私のお尋ねしようと思いましたことも、大体質問としては尽されたのでありますが、関連をいたしまして、この法案に「暴力主義的破壞活動」という言葉がございますが、この法律によつて、今申しました言葉の中の「暴力主義」というのは、この法案自体に即してどういうものを意味するものと考えられるか。  次に、この法案を離れまして、暴力主義ということは、学問的に成熟した言葉であるかどうか知りませんが、その暴力主義とは一体どういうものをさすものと考えられるか、その点をもまずお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 暴力主義のみを政治の方法だとする考え方はないかも存じませんが、暴力をも許容し、暴力を……



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