川村善八郎 衆議院議員
25期国会発言一覧

川村善八郎[衆]在籍期 : 23期-24期-|25期|-26期-27期-29期
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このページでは川村善八郎衆議院議員の25期(1952/10/01〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は25期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院25期)

 期間中、衆議院本会議での発言なし。
川村善八郎[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院25期)

川村善八郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 水産委員会 第2号(1952/11/11、25期、自由党)

○川村委員 ただいま鈴木君並びに松田君、日野君から漁業災害に関する救済の補償の方法についていろいろお話がありましたが、私も同感であります。私たちも六年前からこの災害の補償に対する恒久性をぜひとも確立したいと思つて闘つて参りましたし、この間研究もして参りましたが、先ほどから長官も御答弁になつておつたような事情で、容易にできなかつたのであります。漁業災害は申すまでもなく、年年歳々増加するのみであつて、減るということはおそらく考えられません。と申すのは、漁業経済は窮迫をしているだけに、漁業の施設等については、完璧を期されないというのも一つの原因でなかろうか、かように考えております。もちろん地震の問題……

第15回国会 水産委員会 第3号(1952/11/14、25期、自由党)

○川村(善)委員 先般の本委員会におきまして、私から北洋漁業に対する明年度の出漁の構想いかんという質問を水産庁長官にいたしたのでありますが、水産庁長官は、大体本年度の構想によつて若干技術及び装備等を改善して行きたいというごく簡単な御答弁があつたのであります。きようさらに永野生産部長からそれらに付言する詳細な北洋漁業に対する発表があつたのでありますから、これに対する若干の質問を許していただきたいと考えております。  永野部長の説明中に、本年度北洋漁業の母船式鮭鱒漁業でございますが、漁場の関係その他操業等いろいろな関係からいたしまして、来年度の出漁についての十分の自信がないような意味の話から、明年……

第15回国会 水産委員会 第4号(1952/11/29、25期、自由党)

○川村委員 先ほど来アジア局長その他参考人から、朝鮮水域の問題に関していろいろ承つておりまして、私はどうも松田君の意見と同じであります。解決の道は一つです。と申すのは、もちろん水産庁におきましても監視船を出しておりますし、海上保安庁におきましても、海上の安全のために十分努力しておられることは事実ですが、現勢力をもつてしては、水産庁の監視船や保安庁の巡視船では解決がつかないと思つております。先ほど参考人が海上保安庁の巡視船に遺憾の意を表しておりましたが、その通りです。巡視船といえども、国力が朝鮮より増しておるとか、あるいは国連軍より増しておつたら、これは言わずしておのずから解決がつくのです。船の……

第15回国会 水産委員会 第5号(1952/12/03、25期、自由党)

○川村(善)委員 本問題についてはすでに論議も尽されておることでありますが、先ほど中村委員から、この救済には議員立法によつてでも救済して行かなければならないと言われました。これはちようど私が委員長のときに起つた問題でありまして、私もその責任の一端を負つておるものでありますから、ぜひ解決しなければならない、かように考えております。ただこの場合立法いたしますにも、その補償をいたしますにも、一体防潜網によつていかなる損害をこうむつておるかということを十分きわめなければ、またその補償が過少なるがゆえに漁民を苦しめるということになりますので、各般の事情も十分きわめてみたいというところから、二、三参考人ま……

第15回国会 水産委員会 第6号(1952/12/08、25期、自由党)

○川村(善)委員 本問題は数回議論されまして、もう議論は尽きておるようであります。要は行政協定の第十八条を適用して、日本とアメリカ合衆国との間において補償の按分をするかどうかという問題、それからさらに、もしそれができない場合には、これは国内法でやはりどうしても補償して行かなければならぬと、私はかように考えております。なぜかというと、日本は申すまでもなく軍備を持たないから、自分で自分の国を守るだけの実力がないから、初めて安全保障条約というものを結んだのです。そこでそれに伴つて行政協定を結んだのであるから、漁民だけが犠牲を払うべきではなくて、日本国民全体が日本を守るために必要な安全保障条約であるか……

第15回国会 水産委員会 第7号(1952/12/10、25期、自由党)

○川村(善)委員 水産庁では目下ストを起しまして水産行政を遅滞せしめております。おそらく彼らの行動から見ますると、水産行政を撹乱せしめ、そして彼らの要求を貫徹しようという行為であると考えるのであります。日本の水産は、あの戦争によつて徹頭徹尾たたかれ、疲弊困憊その極に達したのでありますけれども、内外ともに相協力いたしましてどうやら今日まで日本の水産は立ち上りをして参つたのであります。しかし、いまだに他のものとは違いまして漁業者は相当に困つておる。この困つておる者を一日も早く救い上げなければならないという決意のもとに、国会は内外を通じ、あるいは水産行政の完璧を期して、漁民のためにわれわれ水産委員会……

第15回国会 水産委員会 第9号(1952/12/16、25期、自由党)

○川村(善)委員 ただいま委員会に提出せられました中小漁業融資保証法案について一点だけお伺いしておきます。  この内客を見ますと、第二節の会員、すなわち漁業信用基金協会の会員の資格が五つあります。漁業協同組合、漁業生産組合、漁業協同組合連合会、一年を通じて九十日以上漁業を営む個人、次に漁業協同組合以外の一定の制限を受けますところの法人、この五つが会員になる資格になつております。もちろん今度の法案については、漁業に中心を置いて金を貸し付け、それに保証しようという考え方だと思いますが、漁業法と水産業協同組合法を見ますと、漁業法第二条に、「この法律において「漁業」とは、水産動植物の採捕又は養殖の事業……

第15回国会 水産委員会 第10号(1952/12/17、25期、自由党)

○川村(善)委員 漁業法の改正並びに漁業協同組合法の改正によりまして、漁業協同組合が漁業を自営することも許される、もちろん漁業権の獲得も許されておるのであります。そこで、漁業の自営についていささか解釈に苦しむ点がありますので、その点をはつきりいたしておきたい、かように私は考えますので、長官から御答弁を願います。  水産業協同組合法の第二章の漁業協同組合、第十七条漁業の経営というところに、こういう字句が使われております。第十七条「第十九条第一項の規定により組合員に出資させ、且つその営む漁業又はこれに附帯する事業に常時従事する者の三分の二以上が組合員又は組合員と世帯を同じくする者である組合は、第十……

第15回国会 水産委員会 第11号(1952/12/19、25期、自由党)

○川村(善)委員 先ほど水産金融のことで濱田課長から説明があり、議員の方々からいろいろ御意見がありましたが、私ただ一点だけ次長もしくは濱田課長から伺つておかなければならぬことは、水産の今日までの金融は遅んとして振わなかつたのでありまするけれども、本委員会はもちろんのこと、内外ともに協力した結果が、今度の国会では中小漁業者個人までに金融をするという立法措置が講じられましたことは、まことに慶賀にたえないのであります。だが本日ここに全漁連からの陳情と、さらに全漁連がかつて総会が役員会を開いた席上で、いささか自己擁護のためとも考えられるが、既設の金融機関の圧迫であるというような意味のことを新聞に書いて……

第15回国会 水産委員会 第13号(1952/12/22、25期、自由党)

○川村(善)委員 ただいま海峡運賃のことや、鉄道の輸送になるもののうち、鮮魚その他のものは公共性を持つておるのであるというような、いろいろな立場から今質問されておりますけれども、課長の答弁はどうしても私はふに落ちません。と申し上げるのは、先ほどいろいろと運賃の査定についての苦労談の一席は承りまして、苦労されたことは大体了承することができますけれども、その運賃の査定は物の価格に準じておるというようなことを言われておりますが、物の相場、いわゆる価格というものはその時によつて非常な変化がございます。一例を申し上げますと鮮魚のごときは、わずかな時期には相当高価に販売されましても、大漁になりますと、先ほ……

第15回国会 水産委員会 第14号(1952/12/24、25期、自由党)

○川村(善)委員 先ほどから鉄道運賃の値上げについて、各般にわたつて田口君が質問いたしまして、その答弁によつて腹が十分読めたのでありますが、ただ一点だけ申し上げておきたいと思います。先ほど営業局長が、この運賃の大体の案は国鉄の審議会にかけたのだ、審議会のメンバーは各方面から選んでおる、特に運輸関係に属するものであるから、運輸委員長もその審議に参画しておる、国会議員も参画しておる。そういう機関でつくつたのであるから、責任がないというような口ぶりが見えるのであります。しかしいやしくもすべての原案の作成は、その衝に当る当局がつくるのであつて、それをただ諮問する。ところがその諮問機関たるや、国鉄の運賃……

第15回国会 水産委員会 第15号(1952/12/25、25期、自由党)

○川村(善)委員 去る十月二十三日に廣川農林大臣の私邸におきまして、廣川農林大臣と長官と、北洋漁業さけ、ます母船式漁業について、詳細なるお話合いがあつたということを承つておりますが、そのお話の内容をまず少し詳細に本店で御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 御承知の通り、今年は試験操業として三船団五十隻、その他七、八隻参画して北洋漁業のさけ、ます流し網をやつたのでありますが、その成績は決して悪くないというところから、日水、日魯、大洋等すでに本年の母船より大きな母船を使い、しかも独航船等を相当数獲得して出漁の準備を進めておるし、それぞれ出漁もしておると思います。そのほかにも大体五船団の出願が……

第15回国会 水産委員会 第16号(1952/12/27、25期、自由党)

○川村(善)委員 この北洋漁業の問題につきましては、小委員会並びに本委員会等において、数回にわたつてわれわれと水産庁長官初め、水産庁当局といろいろ話し合つて参つたのであります。去る二十五日の本委員会において長官に対して、私はかいつまんで申し上げるならば、大体かような質問をしておるのであります。水産庁で前に発表した独航船が八十五隻、調査船が十五隻、さらに母船については何母船を出すかというようなことがきまつておらぬのであるが、最近聞くところによると、母船は三隻より出さぬということが伝わつて参つたのでありますが、それが事実かどうかということで質問をしておるのであります。それに対しまして長官は、大体そ……

第15回国会 水産委員会 第17号(1953/02/06、25期、自由党)

○川村(善)委員 本日の委員会の議題である、以西機船底びき網漁業及び遠洋かつお、まぐろ漁業の許可等についての漁業法の臨時特例に関する法律案の審査にまだ入つておりません。なおまた本日予算の御説明がありましたけれども、これについてもわれわれは相当質問がございますが、時間も非常になくなつておりますので、この予算に対する質問は次の委員会で十分いたすことにして、先ほど私が読みました以西機船底びき網に関する特例法を取上げるかどうかということをまず委員長にお伺いをいたします。

第15回国会 水産委員会 第18号(1953/02/07、25期、自由党)

○川村(善)委員 昨日予算説明で、長官その他漁政課長からお話があり、赤路君の質問に対して、本年の小型機船底びき網漁業の整理には、乗組員の救済についての問題は明らかにはしておらぬけれども、失業手当とかあるいはその他にかわるべきものを組んであるという説明をしております。そこで、きようの委員会の劈頭においてそれが誤りであるということを釈明的に説明されておりまするが、きようの新聞紙上を見ると、長官がおかわりになつたということになつておりますが、そうすると、長官はもう水産庁を去るのであるから、少しくらいのうそを言つて水産委員会に説明をしてもよろしい、水産行政などは、自分が去るのであるからどうでもいいのだ……

第15回国会 水産委員会 第19号(1953/02/13、25期、自由党)

○川村(善)委員 私は直接予算に関係のある問題は、十数件の質問事項がありますが、一件ずつ逐次御質問を申し上げたいと存じます。  第一に、小型機船底びき網の減船整理の問題でございます。岡井君はなかなか上手に逃げておるが、この問題は当初から私が取上げた問題でありますので、赤路君に了解を求めなければならないような質問もございますが、あわせて水産庁の御意見を承りたいと思います。  そこでこの小型機船底びき網の減船整理は、もう大体皆様おわかりだと思いますけれども、ちようど終戦後食糧が非常に危機になつた場合に、一にも増産、二にも増産ということから、それに便乗したかどうかはわかりませんけれども、密漁船がたく……

第15回国会 水産委員会 第20号(1953/02/17、25期、自由党)

○川村(善)委員 ただいま参考人から、東京湾におけるのり漁業者の非常な不幸、いわゆる不作のために二千五百世帯が窮乏に瀕しておるというお話を承りましたが、私も漁業者の立場から見ましてまことに同情にたえないのでございます。われわれ水産委員会といたしましても、何とか救済の道を講じてやらなければならない、かように考えておるわけでございます。そこで参考人が大体三つの不作の原因をあげておられますが、私は北海道の者でございますが、私の付近にのり漁業者がおりますので、この三つの原因中二つは納得の行く点があるのでございます。そこで気候の変化によるいわゆる潮流の関係で、非常に温度が上昇したということについてでござ……

第15回国会 水産委員会 第24号(1953/03/06、25期、自由党)

○川村(善)委員 ただいまの井手君の発言でございますが、法そのものの表面を検討しますと、何らこれは抵触しておらないものでありますけれども、この特例法の施行後において当然起きて来ると思われる問題でありますので、井手君の発言の通り、これは速記録に載せておくべきである、私もかように考えるのでございます。ただこの水産庁の回答を根幹として、この法律に時間を費すということは、もう会期の終了も間もないことであり、この特例法が通らなければ、何百人という漁業者が非常に窮地に陥るばかりでなく、陰に何方という家族もおることと思いますので、でき得るだけすみやかな機会にこの特例法を通過せしめるよう、委員長においては努力……

第15回国会 水産委員会 第25号(1953/03/10、25期、自由党)

○川村(善)委員 私はただ一点だけお伺いしたいと思います。それは遠洋かつお、まぐろ並びに中型かつお、まぐろ漁業の許可等について将来水産庁はどういうふうな方針をとつて行かれるかということについてであります。申し上げるまでもなく、ただいま議題になつております漁業法の臨時特例に関する法律案の第二条は、以西底びき網漁業及び遠洋かつお、まぐろ漁業の許可並びに起業の許可等の規定でございます。その二にかような字句が使われております。「中型かつお、まぐろ漁業取締規則第二条又は第四条第一項の規定にり総トン数七十トン以上の船舶についての漁業の許可又は起業の認可を昭和二十七年十二月一日において受けていた者で、その許……


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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 水産委員会農林委員会連合審査会 第1号(1953/02/10、25期、自由党)

○川村(善)委員 議事進行について。二人の質問で相当の時間になつておそらく近く本会議も始まることと思います。その前にまた代議士会もあるじやなかろうかと思います。まだ相当の質問者があり、しかも水産関係はだれも質問しておりません。この質問はおそらく、まだ一時間や二時間で尽きないと、私は考えております。そうすると、時間がなくなつてだれもいなくなる、こういうことになりますから、この場合時間の関係上、参考人に対しての質問にとどめ、政府当局については、なお詳細な質問を次会において許すことにしたらどうかという意見を持つておりますので、皆さんにお諮りして、さようにとりはからつたらいかがかと存じます。

第15回国会 水産委員会法務委員会連合審査会 第1号(1953/02/21、25期、自由党)

○川村(善)委員 朝鮮半島周辺の公海漁業の問題につきまして、常にこうした紛糾を起しておることは、いまさらあらためて申し上げるまでもないのであります。われわれはこの問題についてたびたび本委員会で取り上げて、解決策を講じておつたけれども、一向に解決がつかないで、かえつて悪くなつておるような傾向まで見えて来たことは事実でございます。今にしてこの問題を解決づけなければ韓国人はますますのさばつて、日本の漁船を次から次と略奪してしまうのではなかろうかという危惧の念にかられるものでございます。  そこで実は日本の漁業者代表が、この問題を解決して、将来仲よく公海漁業を継続しようということから、鍋島君外二名が朝……



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データ更新日:2023/02/05

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