このページでは福田昌子衆議院議員の25期(1952/10/01〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は25期国会活動統計で確認できます。
○福田昌子君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま上程されました海外移民促進に関する決議案に賛意を表するものでございます。 すなわち、一つには、敗戦によりまして四割三分の領土を失い、さなきだに狭い国土、この乏しい資源に、外地からの引揚者も加えて、今日すでに八千四百万に及ぶ厖大な人口をかかえ、さらに年間二百六十万の出生があり、ことに最近は、公衆衛生の向上によりまして、日本人の寿命も戦前に比べて十数年延びるというような喜ばしい現象と相まちまして、非常なる労働人口の増加を来しておるのでございます。この現実の過剰人口に対しまする対策として、また食糧対策の一助といたしまして、二つには、世界の平……
○福田(昌)委員 一つだけお尋ねしたいのでございますが、武力とか軍事九とか、いろいろ保安庁長官の御答弁を承つておりましたが、よく理解でき云いものでございますから、ごく常識的なことでお尋ねいたしたいと思い参す。保安庁長官と申しますれば、国内の治安また外来者の侵入の影響ということを考えまして、そういつた意味の保安関係のお仕事をしておられると思うのであります。そうなりますと、外国の事情ということをよく知らなければいけないわけであります。保安庁長官の御見解からいたしますと、今日世界各国を見まして、一体保安庁長官がお考えになつておられるような軍備を持つておる国というものは、どういう国があるかということを……
○福田(昌)委員 ほんの一点だけなんですけれども、今度インド大使館に仲介の労をお願いするということを新聞でお読みしたのですが、その前に中共引揚者にどういうような処置をおとりになつたかという、これまでの経過を具体的にお話し願いたいと思います。
【次の発言】 そういう抽象的なことは、これまでもずいぶん承つたのでございますが、従来のそういう抽象的な――私どもから見ますと、政府といたしましては、きわめて消極的な、誠意のない措置であつたのでありますが、今度インド大使館にそういう仲介の労をお願いすることになりましたら、これに対して十分何らかの打開の道があるとお考えになつておられるのでありますか。
○福田(昌)委員 ちよつとお尋ねいたしたいのですけれども、大使館と公使館との設置の基準になりますのは、どういうものが基準になるのでございましようか。
【次の発言】 そういたしますと、相手国の日本に対する考え方、国際的な地位ということが基準になる、かように考えてよろしゆうございますか。そのような基準で考えて参りますと私ども日本の大使館及び公使館の一覧表を見せていただきますと、たとえばスカンジナヴイアの諸国でございますが、スカンジナヴイアの諸国のような長い間世界平和のために貢献し、しかも戦前、戦後を通じて日本に非常に不利な場合に、スウエーデンのごときは日本の利益代表として、非常に日本のために努力を……
○福田(昌)委員 私ども外務省の子算を見ます場合においては、必ずしもこれは多額ではない、僅少だという感じにおきましては、谷川委員の説にあえて反対するものではございませんが、それを起党派的にやつた場合の効果というものを考える場合に、効果は薄かろうと思います。子算を増額するということ自体においては、賛成するにやぶさかではないのでありますが、私どもが根本的に考えますことは、外務省の予算を増すことも必要でありましよう、建物を建てることも必要でありましようが、それよりももつと必要なことは、外務省の陣容の内容及び、何と申しますか、ものの考え方であろうと思います。欧米崇拝主義の英米一辺倒政策をとつている外務……
○福田(昌)委員 聖路加病院と、これに類した駐留軍が使つております病院関係の返還に関する質問でございます。聖路加もその一つですが、たとえばそのほかに福岡市にあります簡易保険局の建物を利用いたしました軍の接収病院がございます。そうした接収病院は日本に返還されるというふうに聞き及んでおるのでございますが、こういつた接収病院の返還に関しては、どういう事情になつておりますか。
【次の発言】 そういたしますと、聖路加病院の木造の建物は近く返還まれるということですね。それと福岡の病院に対しましては、安全保障費の見通しいかんによつて、いつごろそういうことの御決定があるのでございましようか。
○福田(昌)委員 私、この法案に対しまして原則的には賛成いたすのでございます。しかしながら私どもの立場に一おきまして、今回提出されましたその理由が、講和条約の付属になつております宣言条項の一部であるという形において提出されたそのことに関連して、少し述べさしていただきたいと思います。 私どもは平和条約そのものは、日本の独立と平和というものを考えました場合、サンフランシスコで結ばれました平和条約そのものが、日本の完全なる独立と平和をもたらすものでないということを心配いたしまして反対したものであります。しかしその付属の宣言の一つになつておりますこの協定が今日上程されましたが、この協定そのものは、日……
○福田(昌)委員 私ども大分前、ブラジルに臣道連盟というものがあつて、日本の敗戦を承認しないということを伺つておりますが、今のお話でも、何かそういうことが起つてるような感じのお話を伺いましたが、そういうグループがあるかどうか、どういう状態かということを伺いたいと思います。
【次の発言】 今、前衛隊のお話承つたのでございますが、そういう人たちは今どういう動きをしておられますか。日本を戦争前と同じような形と考えておられるのですか。そして日本の将来というものをどういうふうに持つて行きたいという希望を持つておられますか。
【次の発言】 くどくお伺いして恐縮ですが、この臣道連盟が前衛隊になつて来て、前衛……
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