このページでは福永一臣衆議院議員の25期(1952/10/01〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は25期国会活動統計で確認できます。
○福永一臣君 ただいま議題となりました漁船乗組員給与保険法の一部を改正する法律案について、水産委員会における審議の経過並びに結果を御報告いたします。 まず提案の理由について御説明いたします。終戦以来、支那東海、黄海、韓国周辺及び北海道近海等の諸海域において、漁船がひんぴんと拿捕され、抑留されて来たのであります。しかも、これらの海域は、底びき網その他の漁業の好漁場でありまして、国民の食生活に大なる影響を持つているのであります。そこで、本年六月、第十三回国会において漁船乗組員給与保険法が制定され、乗組員に対し抑留中の給与を保障することにして、近く施行されることになつている次第であります。 この……
○福永一臣君 ただいま上程せられました中小漁業融資保証法案の、委員会における審議の経過並びに結果について御報告申し上げます。 本案は、わが国漁業の中で、水揚高において約七割、その経営単位においては九割以上を占めている中小漁業につきまして、漁業者の信用力を高め、みずから金融難を打開するため、漁業者の漁業権証券または現金による出資及び地方公共団体の出資を基金として、各都道府県を区域とする漁業信用基金協会を設立し、この協会が中小漁業に対する金融機関の融資を保証し、かつ国がこの保証について保険を行つて協会の事業を支援し、もつて中小漁業への融資を円滑にし、その振興をはかろうとするものであります。 次……
○福永一臣君 ただいま議題となりましたオホーツク海暴風浪及びカムチャツカ沖地震による漁業災害の復旧資金の融通に関する特別措置法案について、提案理由を御説明申し上げます。 まず、本案の要旨を簡単に御説明いたします。去る十月二十三日のオホーツク海における暴風浪及び十一月五日カムチヤツカ沖に発生した地震により起きた津波によつて、漁船、漁具、養殖施設及び共同利用施設が受けた損害の復旧を円滑にするため、損失補償及び利子補給を行うことを目的としたものでありまして、農林中央金庫その他融資機関が漁業者にこの復旧資金を融通するときは、たとい償還期限を経過してもなお返済されない場合にあつては、政府が損失補償をす……
○福永委員長 これより会議を開きます。
この席上をかりまして、一言ごあいさつを申し上げます。私は昨七日はからずも当委員会の委員長に選任されたのでございます。つきましては、私は生来浅学非才、また水産問題に関しましてはまつたくのしろうとでございます。ところがこの水産委員会の解決すべき問題は、内外の関係が非常に多事多難でございます。従いまして私がこの任を全うするには、まつたく皆さん方の御協力なくしてはできないのでございます。どうか皆さん方の御協力を切にお願いをいたす次第でございます。(拍手)
ただいまより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの鈴木君の動議に御異議ありませんか。
○福永委員長 これより会議を開きます。 まず国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。本委員会といたしましては、本会期中にその所管に属する重要な諸問題について積極的に調査を進めたいと存じます。それには衆議院規則の定めるところによりまして、その調査する事項について議長の承認を得なければならないことに相なつております。先刻の理事会におきまして、従来の先例に基き調査する事項、調査の目的及び調査の方法などにつきまして御協議を願つたのでありますが、調査する事項は、一、公海漁業に関する事項、一、水産貿易に関する事項、一、水産金融に関する事項、一、水産資源の保護増殖及び漁業取締りに関する事項、一……
○福永委員長 これより会議を開きます。 小委員及び小委員長の選任につきましては、前回の委員会におきまして委員長において指名することに相なつておりますので、この際各小委員及び小 委員長を御指名申し上げます。なお各小委員会の小委員の員数につきましても、委員長に御一任を願つておりますので、各小委員の数はいずれも十一名として、その割当につきましては、各派の所属委員数の比率によりまして、自由党が六名、改進党が二名、社会党の左右両派及び無所属はおのおの一名といたしました。 それではこれより御指名をいたします。 公海漁業に関する小委員長に大橋忠一君、同小委員に、 甲斐中文治郎君 ……
○福永委員長 これより会議を開きます。
前回に引続き、公海漁業に関する件について調査を進めます。
この際お諮りいたします。先般来当委員会において取上げて参りました李承晩ライン及び国連軍の朝鮮防衛水域における出漁問題につきまして、直接その利害関係を有する漁業者の方から、その実情を聴取してはいかがかと存じますが、有志委員の申出もありまして、今ここに長崎市の丸徳漁業株式会社専務取締役妹尾芳太郎君、福岡市の漁業者森口幸夫君、下関市の漁業者江口次作君のおいでを願つております。そこで以上三君を参考人に選定するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、そのように決定いたします。
まず田……
○福永委員長 これより会議を開きます。
漁業損害に関する件について調査を進めます。
【次の発言】 この際お諮りいたします。駐留軍の海上演習及び防潜網などの軍事施設による漁業損害はきわめて甚大であります。当委員会といたしましても前国会以来しばしば取上げて来た問題であります。また委員各位より強い御要望もありましたので、本日は本問題に直接利害関係を有する業者の方々よりその実情を承りたいと存じます。つきましては防潜網関係者として千葉県内湾漁業協同組合連合会長篠崎長次君、千葉県富津漁業協同組合長森竹次郎君、千葉県大貫町漁業協同組合長山口卯之松君、千葉県富津町下州漁業協同組合長馬場甚吾君、東京都羽田漁業……
○福永委員長 これより会議を開きます。
漁業損害に関する件について調査を進めます。前回の委員会におきましては、防潜網、駐留軍の海上演習及び陸上演習によるところの漁業損害につきまして、各関係業者の方々よりそれぞれ実情を聴取いたしましたが、本問題はきわめて重要でありますので、本日はさらにこの問題について調査を進めたいと存じます。
それでは各委員より質疑の通告がありますので、順次これを許します。田口長治郎君。
【次の発言】 中村君。
【次の発言】 山中日露史君。
【次の発言】 ただいま川村君並びに井手君の発言の通り、委員会の空気は、この問題について相当に積極的であるということが見受けられますので……
○福永委員長 これより会議を開きます。
去る八日内閣提出の漁船乗組員給与保険法の一部を改正する法律案が当委員会に付託になりました。ただいまより本案を議題として審議に入ります。まず政府より提案理由の説明を求めます。農林政務次官松浦東介君。
【次の発言】 これより質疑に入ります。田口長治郎君。
【次の発言】 これにて質疑は終了いたしました。
引続き討論に入るのでありますが、別に討論の通告もありませんので、討論を省略し、ただちに採決いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、ただちに採決いたします。本案を原案の通り可決するに御異議ありませんか。
○福永委員長 これより会議を開きます。
政府においては明年度の予算編成について検討中でありますが、この際、水産行政に関する明年度の基本政策、それに伴う水産庁関係予算につきまして、参考のため、政府当局より御説明を願いたいと存じます。伊東漁政部長。
【次の発言】 椎熊君に申し上げますが、これは委員会が要求しておるわけです。
【次の発言】 これは委員会としてやつたのですから……。
【次の発言】 ちよつと速記をやめてください。
【次の発言】 速記を始めてください。
ただいま椎熊君から疑義が出ましたけれども、当委員会としては、補正予算に関連して来年度の予算を、いかなる態度で、あるいはいかなる抱負で政……
○福永委員長 これより会議を開きます。
この際小委員及び小委員長の補欠選任についてお諮りいたします。去る十三日赤路友藏君が委員を辞任され、昨十五日同君が再び委員に選任されました。その結果赤路君が担当しておりました水産金融に関する小委員長及び漁業制度に関する小委員がそれぞれ欠員となつておりますので、この際その補欠選任をいたしたいと存じます。これは選挙の手続を省略して委員長において従前通り赤路君をその補欠に指名するに御異議ありませか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よつてそのように決します。
【次の発言】 ただいまより内閣提出中小漁業融資保証法案を議題として審査に入ります。まず政府より提案……
○福永委員長 承知いたしました。それでは小委員会にしますか。――それでは本件は水産資源の保護増殖及び漁業取締に関する小委員会に付託いたします。そういうふうに決定いたします。
【次の発言】 川村君に御了解を願いたいのですが、ただいま銀行局長が見えまして、他の委員会に出席のために非常に時間を節約したいと言うので、これを先に片づけておいて、後にあらためて質問を願いたいと思います。
【次の発言】 それでは中小漁業融資保証法案を議題として質疑を継続いたします。松田君。
【次の発言】 それではこの際川村君の質疑を継続します。川村君。
【次の発言】 ただいま川村君の発言の趣旨に対しましては、漁業制度小委員会……
○福永委員長 本日はこの程度にとどめ、次会は明二十日午前十時より開会いたします。 本日はこれにて散会いたします。 午後一時二十四分散会
○福永委員長 これより会議を開きます。
オホーツク海暴風浪及びカムチヤツカ沖地震による漁業災害の復旧資金の融通に関する特別措置法案の起草に関する件について議事を進めます。本件につきましては、漁港、漁船及び漁業災害補償に関する小委員会におきまして法案を起草せしめることにいたしたのでありますが、本日同小委員会におきまして、一応の成案を得た旨の報告告が委員長の手元まで提出されました。この際、小委員会の成案につきまして小委員長の報告を求めます。薄田美朝君。
【次の発言】 ただいまの小委員会の拠案につきまして何か御発言があればこれを許します。
○福永委員長 これより会議を開きます。
まず請願及び陳情書の審査を行います。本日の請願及び陳情書日程全部を一括議題といたします。まず請願及び陳情書審査小委員長の報告を求めます。甲斐中文治郎君。
【次の発言】 これにて小委員長の報告は終りました。お諮りいたします。請願及び陳情書につきましては、ただいまの小委員長の報告の通り決するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よつて小委員長報告の通り決しました。
重ねてお諮りいたします。ただいま議決いたしました請願に関する委員会報告書の作成につきましては、先例により委員長に御一任を願いたいと存じますが、これに御異議ございませんか。……
○福永委員長 これより会議を開きます。
昨日、内閣提出、日本国に駐留するアメリカ合衆国軍隊の行為による特別損失の補償に関する法律案が当委員会に付託になりました。ただいまより本案を日程に追加して審査を進めたいと存じますが御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それではただいまより本案を議題として審査を進めます。まず政府より提案理由の説明を求めます。調達庁長官根道廣吉君。
【次の発言】 これにて提案理由の説明は終りました。引続き本案に対する質疑に入ります。田口長治郎君。
【次の発言】 山中日露史君。
【次の発言】 本案に対する質疑は本日はこの程度にとどめ、なお次会より継続するこ……
○福永委員長 これより会議を開きます。
前会に引続き公海漁業に関する件について議事を進めます。母船式北洋さけ、ます漁業の出漁計画について質疑の通告がありますので、これを許します。川村善八郎君。
【次の発言】 松田君。
【次の発言】 山中日露史君。
【次の発言】 井手君に申し上げます。本日はぜひとも農林大臣に御出席を願いたいという要望をいたしましたところ、もう十数日前から病気でございます。本日もまだ微熱があり、せきが非常にひどくて出られないというわけでございます。
【次の発言】 本年の最終の委員会でたいへんおそくまで御苦労さまでございました。また明年は気分を一新しまして、どうぞ皆さんの御協力を……
○福永委員長 これより会議を開きます。
この際お諮りいたします。ただいま当委員会において審議中の日本国に駐留するアメリカ合衆国軍隊の行為による特別損失の補償に関する法律案につきまして、農林委員会より連合審査会を開会してもらいたいとの申出があります。これにつきましては、先日の理事会におきまして御協議願つたのでありますが、この際当委員会といたしましても、この連合審査会を開くことにいたしたいと存じます。これに異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、そのように決します。
なお連合審査会の開会時日等につきましては、両委員長協議の上決定し、後日公報をもつてお知らせいたします。
○福永委員長 休憩前に引続きまして会議を開きます。
【次の発言】 椎熊君の発言に対しましては、委員会の意向を十分農林大臣に伝えまして、次会は必ず出席するように勧告をいたしたいと思います。御了承願います。
本日はこの程度にとどめまして、これにて散会いたします。
午後零時三十八分散会
○福永委員長 これより会議を開きます。
今般農林省の人事異動に伴い、新水産庁長官として清井正君が就任せられましたので、この機会に新長官より水産行政に関する今後の方針並びに御抱負を承りたいと存じます。清井水産庁長官。
【次の発言】 次に前会に引続き、昭和二十八年度水産庁関係予算に関する説明に対する質疑を継続いたしたいと存じます。発言の申出がございます。宇都宮徳馬君。
【次の発言】 次に白浜仁吉君。
【次の発言】 川村委員。
【次の発言】 大橋君にちよつとお答えしますが、緊急質問というのは、これは与党よりも野党がやるべきものですから、野党でひとつまとめて政府攻撃をやつてください。
○福永委員長 これより会議を開きます。
海苔養殖事業に関する件について議事を進めます。
前回の委員会におきまして、参考人一名を招致し、東京湾内におけるのり業の不作について、その実情を聴取することにいたしましたが、本日その参考人として糀谷漁業協同組合長松原茂一君のおいでを願つた次第であります。参考人は御多用中にもかかわらず御出席をいただき、厚く御礼を申し上げます。
それではただいまから参考人より被害の実情を承ることにいたします。松原茂一君。
【次の発言】 質問の通告があります。赤路友藏君。
○福永委員長 これより会議を開きます。
この際お諮りいたします。本日は朝鮮半島周辺の公海漁業に関する問題について参考人より実情を聴取し、関係政府当局に質疑を行うことにいたしておりましたが、本問題につきましては、法務委員会においても重大なる関心を持つており、当委員会と本日連合審査会を開会いたしたい旨申入れを受けておりますが、法務委員会の申入れを受諾し、同委員会と連合審査会を開会し、その席上において参考人より実情を聴取することとするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。
それでは本委員会はこれにて休憩し、ただちに連合審査会を開会いたします。
暫時休憩いたします。
……
○福永委員長 これより会議を開きます。 アラフラ海及び朝鮮半島周辺の公海漁業に関する件について議事を進めます。 まずアラフラ海における日濠漁業問題について大橋委員より発言を求められておりますので、この際これを許します。大橋忠一君。
○福永委員長 これより会議を開きます。
この際、理事の補欠選任についてお諮りいたします。先般の委員異動によりまして、理事が一名欠員となつておりますので、この際その補欠選任を行いたいと存じますが、これは先例により、委員長においてその補欠を指名いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、日野吉夫君を理事に指名いたします。
次に、小委員及び小委員長の補欠選任についてお諮りいたします。先般来宇都宮徳馬君、椎熊三郎君、杉山元治郎君、辻文雄君及び日野吉夫君がそれぞれ委員を辞任されまして、その後宇都宮君以外の四名は再び委員に選任されました。その結果、従来五名がそれぞれ担……
○福永委員長 ただいまより水産委員会、農林委員会連合審査会を開会いたします。 私が議案の付託を受けている水産委員会の委員長でありますので、先例によりまして本連合審査会の委員長の職務を行います。 ただいまより、日本国に駐留するアメリカ合衆国軍隊の行為による特別損失の補償に関する法律案について審査を進めます。 本案は昨年十二月二十四日水産委員会に付託されたものでありますが、農林委員会とも関係がありますので、当連合審査会を開会し、また農林及び漁業の利害関係者三名を参考人に選定し、本案について御意見を承ることにいたした次第であります。 本日参考人としておいでを願つた方方は、お手元の名簿の通り、……
○福永委員長 これより水産委員会と法務委員会の連合審査会を開会いたします。 私が主たる委員会の委員長でありますので、先例によりまして、本連合審査会の委員長の職務を行います。 ただいまより朝鮮半島周辺の公海漁業に関する問題について調査を進めます。議事の進め方は、まず参考人全部より実情を聴取した後に、政府当局及び参考人に対し質疑を行うことといたします。参考人の発言時間は一名当りおおむね十分程度とし、発言の順序は、最初に加藤喜八郎君、次に久保田伴良君、次に永井次作君、次は濱行治君、最後に切手律君にお願いいたします。 それではまず加藤喜八郎君より御発言を願います。
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。