坂本泰良 衆議院議員
25期国会発言一覧

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このページでは坂本泰良衆議院議員の25期(1952/10/01〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は25期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院25期)

坂本泰良[衆]本会議発言(全期間)
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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 衆議院本会議 第30号(1953/02/23、25期、日本社会党(左))

○坂本泰良君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま提案されておりまする義務教育学校職員法案――これは単なる職員法案と申しましても、平和憲法のもとにおきまして、日本の文教政策の根本をかえるものでありまするから、私はこの見地に立ちまして、さらにまた、この法案が、自由党諸君の五月の参議院議員選挙を有利にせんがため、その場の急ごしらえの法案であるということを指摘いたしまして、四、五点御質問を申し上げたいと存ずるのであります。(拍手)  質問の第一は、本法案は文教政策の基本をどこに置いておられるのであるか、総理大臣にお伺いいたしたいのであります。政府は、義務教育費全額国庫負担法案という、まぎらわ……

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委員会発言一覧(衆議院25期)

坂本泰良[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 文部委員会 第1号(1952/11/08、25期、日本社会党(左))

○坂本委員 議事進行ですが―他の委員会も休会中の委員会の開催の問題でいろいろ決定しているようでありますが、当文部委員会におきましても、非常に重要な案件があるのであります。教育の根本問題につきましてはもちろんでありまするが、さらに先般行われました市町村の教育委員の選挙によりまして、十一月一日から市町村教育委員会が発足いたしておるのであります。しかしながらこの委員会の発足にあたりましては、財政上の問題、さらにまた教育長を助役あるいは学務課長が兼任をするというような問題が起きておりまして、教育委員会の真の目的が、かような状態においては達することができ得ない。非常に困難な問題があると存ずるのであります……

第15回国会 文部委員会 第2号(1952/11/14、25期、日本社会党(左))

○坂本委員 私は五つばかりただしておきたい点があります。まず第一に、教育長講習の費用二千四百八十七万九千円が約三分の一の九百三万に減つている。町村の教育長だけでも三千九百名ですが、この予算が削られたのを文部省はのんで、九百三億だけではたして教育長の講習ができるかどうか、この点が第一。  第二は、学生の就職対策、これは五百九十六万が三十六万円に減つている。これは十七分の一なんです。この就職の問題につきましては、日経連が非常に現在の情勢に即しない声明を発表する等の問題もありまして、来年三月の卒業期を控えまして、緊急な問題であるのであります。それに文部省は五百九十六万円という予算を組まれる以上は、先……

第15回国会 文部委員会 第4号(1952/12/04、25期、日本社会党(左))

○坂本委員 たくさん聞かなければ――この新潟大学だけではないのですが、一点だけ確かめておきたい。というのは、ただいまこの委員会において文部省側の答弁を聞きますと、まことに形式的、ごもつともらしい答弁であるのであります。しかしながらわれわれが承知するところは、それと反対なことを承知いたしておるのであります。そのことを一々申し上げる時間がありませんが、一番重要な点は、ここにわれわれ文部委員会としてこれを調査するにあたりまして、ただいま大臣は文部省からも視察をする、こういう話でありました。この視察の目的は、単なるつき合いとか、形式的の視察であつては断じてならないものであります。ことに大臣の答弁に対し……

第15回国会 文部委員会 第5号(1952/12/11、25期、日本社会党(左))

○坂本委員 大臣が来ておられないからまことに困るのですが、局長にお伺いしたいのです。十二月四日に文部委員会がありまして、その際にこの委員会で調査派遣を決定したのですが、その日に新潟大学の学長その他が来ておるといううわさを聞いたのですが、果して来ていたかどうか、来ていたならばこの問題についてどういう折衝をされたかされないか、その点をまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 この新潟大学の問題が二十七年の七月三日の当委員会で問題になりました際に、これは速記録を今持つていないのでありますが、稲田局長は、局長を派遣中であるからというような答弁をしたのを、―その前の委員会でしたか、聞いた覚えがあるわけ……

第15回国会 文部委員会 第6号(1952/12/17、25期、日本社会党(左))

○坂本委員 今のに関連してお聞きしたいのですが、どうも大臣の御答弁を聞いておると、立太子の式は儀式である、こういうふうに受取るのであります。そういたしますと、文部大臣はこの立太子の式を国事の祭典であると考えておられるか、あるいは皇室内の祭典と考えておられるか、その点をまず承りたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと、八千四百万の国民の総意をあげての国事だ、こういうことになるのであります。この国事に対する賀詞に対しましては、これは国事としての立場に総理大臣も立たなければならないと思うのであります。そういたしますと、ただいままで大臣はある実業家の財閥の一家のことを例に出されたのでありますが……

第15回国会 文部委員会 第7号(1952/12/23、25期、日本社会党(左))

○坂本委員 大体御苦労な調査の御報告があつたのでありますが、私も一、二お聞きしておきたいと思うのです。先ほど坂田委員の御報告にもありましたが、翌朝の懇談会でいわゆるPTA、父兄、学生は非常に反対であつた、そういうことを考えあわせますと、この分校が新潟に統合されることについて、北蒲原郡、岩船郡の両郡が、このために教育の低下を来しはしないか。と申しますのは、この学校で養成される学生は卒業後において、特にこの両郡における教育の任に当るわけです。そういたしますと、統合によりましてこの両郡から出る学生が非常に低下をしないか、少くなりはしないか、やはりその郡の者は郡を愛するので、この統合によつて両郡の今後……

第15回国会 文部委員会 第9号(1953/02/12、25期、日本社会党(左))

○坂本委員 先ほど平川委員、井出委員から資料の要求がありましたが、外郭団体というのを、狭く解すれば非常に狭くなりますが、これは広く解して、やはり文部省が関係しておるいろいろなものをすべて書いて出してもらいたい。  それからもう一つは二十六年の疑獄の問題で、先ほど不起訴と言われたのですが、検察庁の処分には犯罪が全然なしとして不起訴になるのと、犯罪があるけれども、起訴猶予である、それから公判を延期して無罪になつたり有罪になつたりする場合がありますが、その点はつきりしておいていただきたい。
【次の発言】 その点はそれじや抽象的でわからぬ。もし出さなかつたならば、これは法務総裁でも呼ばなければならない……

第15回国会 文部委員会 第10号(1953/02/19、25期、日本社会党(左))

○坂本委員 二、三点お聞きしますが、お答えは簡単でよろしゆうございます。  第一は、教育行政について沖繩島民は独立してやつておられるかどうか、アメリカ軍から相当干渉があるかどうかということです。  第二は、教職員の養成はどういうふうになつておるか。先ほどある一部の者が研究生として本土に来られるということは聞いたのですが、それは一部分ですか。その教員の養成の問題。  第三に、高等学校の卒業者などの就職の関係はどうなのか。  もう一つ、これは根本の問題ですが、教育経費の問題は沖繩政府が負担しているのか、あるいはPTAなりで負担しているのか。先ほど日本の国内からの補助を拒絶しておるということがあつた……

第15回国会 文部委員会 第12号(1953/02/28、25期、日本社会党(左))

○坂本委員 ただいま委員長からお話のありました日程は、これは基準を示したわけで、重要法案が山積しておるから、われわれ委員としましても特に慎重審議を期さなければならぬと思うのです。そこでわれわれ理事会としては日程表をつくりまして、今委員長のおつしやられたようなふうに進行するのでありますけれども、義務教育学校職員法案というのは突如として出されたものであり、われわれ委員として相当研究もしなければならぬと思います。従つて今まで無準備の状態にもあるし、これの審議の過程におきましては相当の資料を単に国内だけにとどまらず、国外の資料をも収集しなければならぬ、従つて文部省においてはその提案の責任上文部次官も今……

第15回国会 文部委員会 第14号(1953/03/05、25期、日本社会党(左))

○坂本委員 今局長のお話を聞くと、中央教育審議会の諮問にかけておる。それが答申にならなければ文部省の案としても提示できない。こういうことでしたね。さうしますと、また非常にふしぎになるのは、午前中審議しました義務教育学校職員法ですね。これはもつと重要な問題です。それを新聞の報道では一回だけ審議会にかけて、意見の対立でそのままになつておる。それを無理に出されて、そうしてここに審議をしておるわけなのであります。そういたしますと今の局長のお話とは雲泥の差があるわけですが、その点についての御見解を承つておきたいと思います。
【次の発言】 われわれは、予算は法律措置を前提とし、それによつて予算が編成されて……

第15回国会 文部委員会 第15号(1953/03/07、25期、日本社会党(左))

○坂本委員 今のことに関連して……。実は文部委員会につきましては、十二国会、十三国会におきましては、非常に出席が悪かつた。ことに教育委員会法の一部を改正する法律案が出ました。この法律案の審議にあたりましては、ほとんど内容の審議はせずに、これの採決にあたりましては、野党側は総退場をして、そうして自由党だけの委員で決定されたような事情もあつたわけであります。従いまして当時の文部委員会におきましては、著作権法その他超党派的に文部委員会の権威を持ちまして、内容を慎重審議すべきものが、審議がされずに、最後はほんとうの文部委員として委員会に出席して法案の内容の審議に当らなかつたその日だけの委員がいまして、……

第15回国会 文部委員会 第16号(1953/03/09、25期、日本社会党(左))

○坂本委員 議事進行について……。ただいまの問題は日本の教育の根本に関するものであります。従つてわれわれは文部大臣の答弁だけでは納得できないのであります。これは国家的のものでありますから、吉田総理大臣からはつきりした答弁をお聞きしなければならないのであります。ただいまの答弁は田中局長が中心になつて、新潟大会の内容も把握せずに、そうして基本法第八条の二項を云々するなんということは、これはとんでもないことであつて、われわれは日本の文教政策を確立するたに――ことにただいま提出されておりまする義務教育学校職員法というものは、単なる身分法のようなものであるけれども、日本の将来の教育に対して非常なる影響を……

第15回国会 文部委員会 第19号(1953/03/14、25期、日本社会党(左))

○坂本委員 第一に大臣に御質問いたしたいのは、これは先般稻田局長から御答弁になつたのでありますが、大学管理法案のことです。これについて大臣はどういうお見通しを持つておられますか、その点を承りたい。
【次の発言】 中央教育審議会ができまして、二十名の委員が選任されて、すでに発足いたしておりますが、ただいまの大学管理法案だけは根本的の問題であるから中央教育審議会に諮問をしてやろう、こういうお話であります。現在かかつております義務教育学校職員法案なども、国家の教育の根本を云云するものではないかとわれわれは考えておるのでありますが、これは閣議決定になりまして、先般の公述人の小汀という人は、これはすでに……


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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 文部委員会公聴会 第1号(1953/03/11、25期、日本社会党(左))

○坂本委員 文部大臣は退席されるそうですが、時間はどれくらいですか。
【次の発言】 私は時間の関係もありますから、一つだけお二人の方にお聞きしておきたいと思います。それはあるいはすでに述べられたことの確認になるかもしれませんが、一番この法律案について大事なことでございますから、確認という意味でもよろしゆうございますのでお尋ね申し上げたいと思うのであります。徳永さんが帰られたのは非常に残念でございますが、あとで来られたらやることにいたしたいと思います。  この法案は、最初義務教育全額国庫負担法ということで発表されましたものですから、国民は非常にうれしく感じまして、老朽校舎も復旧できる、戦災、災害……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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