坂本泰良 衆議院議員
28期国会発言一覧

坂本泰良[衆]在籍期 : 24期-25期-27期-|28期|-29期-30期
坂本泰良[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは坂本泰良衆議院議員の28期(1958/05/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は28期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院28期)

 期間中、衆議院本会議での発言なし。
坂本泰良[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院28期)

坂本泰良[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第29回国会(1958/06/10〜1958/07/08)

第29回国会 法務委員会 第2号(1958/06/23、28期、日本社会党)

○坂本委員 ただいまの事務総長の説明はもちろん整っておるようでありますけれども、使用者側の一方的の解釈でやっておられるし、ただいま神近委員から申されたように、憲法を守る裁判所が、はなはだしく憲法を曲げているのじゃないか、そういうふうにも考えられるわけであります。ことにいわゆる現在の憲法におきましては、人権の擁護に対する関係は、もと警察官がやっていた仕事を、特に憲法事項として十数カ条にわたって規定しておるわけであります。従いまして、裁判事務等については、やはり憲法に基くところの事務の解釈をしなければならぬ、こういう基本的な考え方が、根本的に違っておるのじゃないかと私は思うわけであります。そこで、……

第29回国会 法務委員会 第3号(1958/06/26、28期、日本社会党)

○坂本委員 ちょっと関連して一つ聞きたいのですが、旧憲法時代は、大審院というのは裁判だけをやるものだったのです。新憲法になりまして、最高裁判所においては、最高裁判所の長官が、人事問題、予算問題その他を取り扱う、こういうことになっておるわけなんです。ところが、最高裁判所の長官は、当法務委員会において御出席を求めて出るような風であって、なかなか実際上は出ずに現在まできておるわけです。私は、もとの大審院のような裁判事務の件だけであって、人事とかあるいは設置その他の問題については、いわゆる昔の司法大臣、今の法務大臣の所管に関連しておるときは、それでもよかったと思いまするが、現在のように、裁判だけでなく……

第29回国会 法務委員会 第4号(1958/06/27、28期、日本社会党)

○坂本委員 関連して。さっきの質問に白紙逮捕状の問題があったわけですが、この問題が公けになりましたのは、昭和三十一年の四月六日に簡易裁判所の高井住男という者が罷免の判決を受けたわけです。その中に、緊急逮捕状、捜査差押許可状、鑑定処分許可状等の各種の令状用紙を数十枚作って、一部は自分が保管し、他の大部分は書記官補あるいは雇にそれを預けて、そしてそれがだんだん少くなるとさらにそれを補充しておいて、そしてこの職員並びに雇、これらが警察、検察庁から請求があるとその逮捕状を出していた。その白紙令状十数枚が今度庁外に持ち出されて、令状用紙の使用に何ら関係のない新聞社や全司法職員組合等に入手せられる結果にな……

第29回国会 法務委員会 第5号(1958/07/01、28期、日本社会党)

○坂本委員 法務大臣が来られましてからその所信を聞きたいと思いますが、その前提となるようなものを刑事局長にお聞きしておきたいと思います。  まず第一に、千葉銀行事件の取調べの進行状況についてお聞きしたいのであります。これは先国会におきまして大蔵委員会で問題になった事案でございますが、古荘元頭取の不良貸付についての特別背任の問題がありますし、さらに当時検挙されましたレインボーの坂内社長が釈放されたいきさつその他がございますから、そういう点も含めまして、取調べの進行状況についてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 これは大きな問題でありまして、また当時新聞並びに雑誌等にも出ておりまして、国民が疑……

第29回国会 法務委員会 第6号(1958/07/03、28期、日本社会党)

○坂本委員 私は一点だけ聞きたい。その前に、今、田中委員の質問に関連してお聞きしたいのですが、全逓に対する逮捕が行われ、勾留請求が全部却下になり、さらに再抗告が却下になった。東京都教組に対する問題も同じ結果になるのではないかと新聞でも書いておりますし、われわれもそう思うわけですが、これはやはり検察当局の逮捕請求権の乱用じゃないかと思う。ことにその身柄に関係しないものは、一斉捜索をやっておる。これに関連して考えますと、やはり令状の請求に対して、七十数カ所も和歌山の教組はやるし、都教組も二回にわたってやっておる。全逓も広範にわたってやっておるわけですが、これはやはり令状請求権と申しますか、いわゆる……

第29回国会 法務委員会 第7号(1958/07/08、28期、日本社会党)

○坂本委員 関連して。警視総監にちょっとお伺いしたいのですが、前回この問題について、警察官が警棒を使用した場合は、その使用の結果と申しますか、状況と申しますか、それを報告しなければならぬ、そういう規定があるということでしたが、今ちょっとここに見当らぬのですけれども、その点について、この本州製紙の問題について、警棒使用についての報告を受けておられるかどうか、受けておられるならば、その内容はどういうふうになっているか、その点を承わりたいと思います。
【次の発言】 今の問題は、その点はもうすっかり済んでいるのかどうか、その点を……。
【次の発言】 石井長官にお聞きしますが、今の警棒使用についての報告……

第29回国会 法務委員会 第8号(1958/07/09、28期、日本社会党)

○坂本委員 私も一、二点お伺いしたいのですが、最初に、ただいま「命令に抵抗する力」という論文が、浄書拒否をそそのかし、あおった、こういう御答弁があったのです。そこで私はお聞きしたいのですが、田中長官は、再々憲法は改正しなければならぬ、こういうことを言うておる。今資料がないから一々あげませんが、あとであげてもいいが、憲法の番人が憲法を改正しなければならぬということを言うておる。だから裁判官訴追委員会で調査しなければならぬ。憲法の番人である最高裁判所の長官が、憲法は改正しなければならぬ、こういうことを一月の訓示あるいは裁判所所長会同とかで再々言うておるのです。これは今材料がないからあとで明示をいた……

第29回国会 法務委員会 第9号(1958/08/09、28期、日本社会党)

○坂本委員 私は法務、検察行政並びに警察行政について若干質問いたしたいと思いますが、その前に今の菅生事件に関連して、一点だけ法務大臣にお聞きしたいのです。戸高公徳と警備部長であった小林末喜に対しましては、菅生事件の弁護団から爆発物取締罰則第一条違反で告発をいたしております。これは捜査されておると思いまするが、すでに第二審の判決が出ました今日においては、もうその捜査は終らなければならないと思います。その点の捜査の状態はどういうふうになっておるか。ここに一審疑問になりますのは、先日大分の地方裁判所で、戸高に対しましては、この罰則の第五条の点で、これは公判における検認事件として検察庁で取り上げて、わ……

第29回国会 法務委員会 第10号(1958/09/09、28期、日本社会党)

○坂本委員 簡単に質問いたしますから、一つ要領よく簡単にお答え願います。音楽大学の学生宮村君は、ジョンソン基地のロングプリーのふらちな発砲によって即死同様の死亡をしたわけですが、けさ六時二十分の汽車で母親が熊本から来ておるわけなんです。まことに哀悼にたえない次第でありますが、この点について一、二点お伺いいたしたいのは、ジョンソン基地の中を西武電車が通っておるように地図で見られるわけなんです。しかしながら、この電車の通っておる範囲内においては、これは基地外だ、私はこう考えるわけです。そこで、口三等兵が発砲したところは基地内であっても、そのたまが当ったところはやはり日本の法律の支配権にあるわけです……


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第30回国会(1958/09/29〜1958/12/07)

第30回国会 法務委員会 第2号(1958/10/07、28期、日本社会党)

○坂本委員 時間がありませんから、二、三お尋ねしまして、あとは資料を要求しておきたいと思います。  最初に去る九月の二十九日に、いわゆる八海事件の主任弁護人である原田弁護人宅の家宅捜索をされました。これは証人の偽証捜査に関連するということで、原田弁護人の事務所並びに自宅から多数の書類を押収した事件があるわけでございます。これは弁護権に対する重大なる侵害である、かように考えるわけでありまして、この点について二、三お伺いしたいと思います。従いまして、法律の点については局長でけっこうでございますが、しかしながら、それにまた関連して、政治的の問題もありますから、法務大臣にもお尋ねいたしたい。問題の内容……

第30回国会 法務委員会 第5号(1958/10/17、28期、日本社会党)

○坂本委員 資料をお願いしておきたいと思います。  参考資料の最後に大学法学部授業科目単位数表がございますが、これを一年、二年、三年、四年に区別してもらいたいと思います。それは、在学生が試験を受ける、こういうふうに先ほど来主張しておられますが、在学生で受験すると、大体三年までで終っておるわけです。それで四年の課程の科目は勉強せずに試験を受けなきゃならないのじゃないか、こういうふうにも考えられますから、その参考にしたい。  次は、司法試験管理委員会規則、これは大きいあれを見ればわかるのですが、なかなか普通の六法に載っておりませんから、この規則をお願いしたい。  次は、昭和二十七年の改正以降でよろ……

第30回国会 法務委員会 第6号(1958/10/21、28期、日本社会党)

○坂本委員 本日資料をいただきました点については、もう少し検討を要しますが、一般的の問題について、大貫委員と重複しないように、二、三お尋ねいたしたいと思います。  第一に、先般の法制審議会の答申と今回出されました司法試験法の一部を改正する法律案要綱とは、だいぶ違っているように思いますが、違った要点と、その違うに至った経緯と申しますか、理由と申しますか、その点についての概略を承わりたいのでございます。
【次の発言】 事務当局でけっこうですが、審議会の答申とだいぶ異なっている主要な点、その点をお伺いしたいのです。
【次の発言】 そうしますと、最初の科目の点について、答申案の点は、大臣が申されたよう……

第30回国会 法務委員会 第8号(1958/10/28、28期、日本社会党)

○坂本委員 御意見を承わるのに十五分間と言われたのですが、時間の制限は先般の理事会でなかったと思います。
【次の発言】 しかし、それならそれで最初やはり御案内するとき言っておかなければいかぬと思うのです。今になって十五分とやりますと、あるいは三十分ぐらいの御予定で御準備されておいで願っておるかもわかりませんから……。
【次の発言】 やはり時間の制限はないわけです。参考人の方々の意見は十五分ぐらいではできない場合もあるかと思いますから……。
【次の発言】 それならそれで、十五分なら十五分ということをあらかじめ御通知申し上げておけばその準備があったと思います。そういうわけですから、一つ十五分という……

第30回国会 法務委員会 第9号(1958/10/29、28期、日本社会党)

○坂本委員 関連して。人権擁護局の方にお聞きしたいのですが、調査をされておるから、内容を聞きたいわけなのです。阿部守良に対しての調査、阿部守良は少年でありましたが、当時現場の短刀を発見したという申告で、そのまま逮捕されて、二十八日間留置された。その長い間の留置に、検察庁で指示されたかどうかわからぬが、証言をした。それは間違いであったと現在言っておるわけですが、どういう点が間違いであると言っておるか、以上三点について、もう少し詳しくお聞きしたいのですが……。
【次の発言】 十六才であって、二十八日間留置されて、接見は禁止されたような関係で、心にもないことを自白したんだ、そういうことを言っておるこ……

第30回国会 法務委員会 第10号(1958/10/30、28期、日本社会党)

○坂本委員 前回私の質問に対して、今回の改正案については、試験科目は専門科目であって、一般教育科目は入れない、そのもとにこの改正案ができた、こういうような確認を受けておるわけであります。その前提のもとにお伺いいたしますが、資料として出されております「大学の専門教育科目中「政治学」の授業科目名調」、こうなっておりまして、政治学二十六、政治学原論十、政治学概論三、以下一科目ずつがたくさんあります。この政治学は、大学基準によりますと、社会科学関係の一般教育科目だ、言いかえますと、政治学は一般教育科目の社会科学関係である、こういう類別になっておるわけであります。そこで、ここに専門教育科目中の政治学、こ……


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第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 法務委員会 第4号(1959/02/10、28期、日本社会党)

○坂本委員 私は、この法案に関連いたしまして、裁判事務のことについてお伺いしたいのですが、まず最高裁判所における裁判事務について、上告になりましてから、大体裁判事務としてどういう順序を経て裁判官の公判期日指定日まで至ったか、その順序を聞きたいのです。
【次の発言】 刑事事件は、長くなっても、判決の受刑者が保釈その他になっておれば、これはまあいいわけです。ただ拘禁されておりますと、やはり早く処置してもらわないと、人権の問題がそこに起るわけです。民事事件におきましても、利害関係の両当事者があるわけですが、勝訴した者は早く解決してもらいたいし、敗訴になるような者は長くかけて解決してもらいたい。利害が……

第31回国会 法務委員会 第9号(1959/02/26、28期、日本社会党)

○坂本委員 一点だけ法務大臣に関連してお聞きしたいのですが、先ほど来のお話のように、特号俸を認められた点、裁判官の憲法上保障された点についてはわかりますが、それを六十三才以上にする、いわゆる三者協定がそこへできた。それがどういうふうないきさつでできて、どうして六十三才以上にしなければならなかったか、その点がわかりませんから、その解明を一つお聞かせ願いたい。
【次の発言】 大体わかりましたが、検察官が一般公務員より下になってはいかぬという点はそれはわかります。ただ、裁判官が憲法上保障されて、身分、地位に考慮なくやはり厳正公平な立場をもって裁判をやる。そうする上においては、憲法にも特に相当額の報酬……

第31回国会 法務委員会 第12号(1959/03/05、28期、日本社会党)

○坂本委員 私は、附帯決議をつけたわけですが、そのことについて申し上げる前に、先ほどからの関連についてお聞きしておきたいのは、さっきいろいろ言われましたが、六十三才以上の者に限るという申し合せがある以上は、これはやはり法案そのものに出さなければならぬと思うのです。そうしなければ、何のためにわれわれが法案を審議して法律を作るかということになると思うのです。法案の作成過程において、運用の面についての申し合せはいいと思うのであります。だから、法律ができましてから、この特号俸の者に対しては三名にしようとかあるいは五名にしようとか、そういうようなことはいろいろ財政上その他の面があろうと思いますが、法案の……

第31回国会 法務委員会 第13号(1959/03/06、28期、日本社会党)

○坂本委員 関連して――人権擁護の方で調査をしてもらうのは私も賛成です。しかし、それについてただいま高橋委員がおっしゃったのとは違った立場から、私は現場に行って二度調査をしておりますことがありますから、そのことを参考に申し上げます。人権擁護局は公平無私に、いささかも資本家である会社側の有利になるような解決はできないと思いますから、その点について関連して申し上げておきたいと思います。さらに御意見も承わっておきたいと思います。十二月九日に中労委のあっせんによる仲裁裁定に基いて、百四十五日間にわたる無期限のストライキが解かれまして、そうして第一組合員は職場に帰ったわけであります。ところが会社の部課長……

第31回国会 法務委員会 第24号(1959/06/18、28期、日本社会党)

○坂本委員 私はこの問題の今の討論は枝葉の点であると思う。それで私はもっと根本的にお聞きしたいのですが、まずこのスチュワーデスの武川知子の殺人事件ですね。これについてわれわれは新聞を通じ、長年の弁護士生活その他で感ずることは、やはりこれは重要な容疑者だと私たちは思っていたわけなのです。それが何か夕方手続をして、すぐそのまま警察に連絡しただけで出国を許した、こういうような状態であって、それをただ言いわけするにすぎない、今の答弁は私はそう思う。また出入国管理の保釈の問題についてもあとでこれは聞きますが、この問題は重要な殺人事件の重大犯人の容疑者を夕方手続して、そしてすぐ出してしまって、それをあとで……


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第32回国会(1959/06/22〜1959/07/03)

第32回国会 法務委員会 第2号(1959/07/04、28期、日本社会党)

○坂本委員 本日は午後二時に至りまして委員会を開いていただいたことに対して、敬意を表する次第でございます、そこで簡単に要領よく聞きますから、答弁も一つ要領よく早く終るようにやつていただきたいと思います。  まず最初にお聞きいたしたいのは、先般の委員会で、大牟田市における三井炭鉱に関して、三池の会社側と三地炭鉱労働組合との間の説明会の際に、会社側の方で百メートルばかり離れました港クラブの二階寝室において携帯無電を使いまして、その会合の状態を盗聴していた、そこに町田巡査部長外二名かい合せていた事実について質問いたしたましたところ、江口警備局長は、一応の答弁はございましたが、さらに事実を捜査する、そ……

第32回国会 法務委員会 第3号(1959/08/10、28期、日本社会党)

○坂本委員 今の委員長の御質問並びに大臣、局長の答弁を聞きますと、単に現れた現象についての弥縫策みたいにすぎないと思うのであります。特に大衆がその生活と人権を守るためにやっておる教育の問題についても、政府の教育のやり方が、わが憲法並びに民主教育を破壊するものである、かような考え方に立ってその阻止を行なっておる。それを単に暴力だといってこれを取り締るということは、これは民主政治の破壊であり、憲法の精神に反することであると思うわけであります。そこで、大臣にお聞きいたしたいのは、このような問題について真剣に具体策を考えておると言われるが、いかなる具体策を考えておられるか。私は当面の現われた問題よりも……


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第33回国会(1959/10/26〜1959/12/27)

第33回国会 法務委員会 第3号(1959/11/30、28期、日本社会党)

○坂本委員 委員長発言について疑義がある。ただいまの委員長の御発言に対しては、自由民主党的非常にへんぱな言葉があると思います。二十七日のような事態がいかなる原因によって起きたか、やむにやまれず起きたかという問題は、今神聖であるべき国会の中において、自由民主党の多数独裁によって、鶏三羽で二百億円という賠償を三日間寝ずで強引にこれを通過させた、さらには安保条約の改定に際して、国民に何ら示すことなく調印せんとしておる、それに対して国民の憤激がここに集中されて現われたものである、われわれはかように認識しておるから、委員長の発言だけでは自民党的発言である。ここに社会党的発言を強く付加しておくから、政府委……

第33回国会 法務委員会 第4号(1959/12/01、28期、日本社会党)

○坂本委員 二つあります。一つは、私の昨日の質問はまだ終わっておりません。私に一言のあいさつもなく次の質問者にどういうわけでやられたか。私はきのうはまだ留保いたしまして、本会議の都合でやめたわけなのです。しかしそれは、あえて私は私個人のことで固執しませんが、きょうもまたきのうのように――鍛冶君の一方的な質疑が終わって直ちに休憩を宣せられた。これは非常に片手落ちだ。きょうは、時間もだいぶおくれておりますから、大久保さんの質問は三十分ぐらいにして、次の質問者にやってもらいたい。  それからもう一つは、ただいま資料の請求において、写真なんかはいいでしょう。しかしながら正門の柱とかかんぬきとか、ここは……


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第34回国会(1959/12/29〜1960/07/15)

第34回国会 決算委員会 第2号(1960/02/05、28期、日本社会党)

○坂本委員 今のに関連して注文がある。今田中委員から、調べについて重要な意見があったから、次会までに、この事故の原因は「鎌田元社長の任期中の無断出庫と推定」なんという、こんな事故の原因ではだめです。やはり持ち出すのには、農林省のトラックなんかを使って持ち出していると思う。しかも、七千俵の米ですから、持ち出し先なんかわかっていると思う。それからこの賠償金ですね、賠償金については、公定価格で賠償さしているのかどうか、そういう点をもう少し詳細にやってもらいたい。それから刑事局長と検事と、現在警察において取り調べ中ですが、警察ならば警察署長かその取り調べの捜査課長、やはりこれを呼んで、捜査の内容につい……

第34回国会 建設委員会 第6号(1960/02/26、28期、日本社会党)

○坂本委員 実は私は、社会党の九州総合開発の特別委員会から現地調査に行ったわけです。行きますについては、建設省の方が非常に強引で、裁判所には二月四日に妨害排除の仮処分の申請をしておる。そうしてその仮処分の決定を持って、反対する者を公務執行妨害で引っくくる。さらに強制測量並びに強制試掘、試錐を強行する。これには強力な反対があるから警察権を頼まなければならないということで、二月十二日に下筌警備の打合会――これは新聞に出ておった通りでありますが、こういう打合会が熊本、大分、福岡の三警察関係でなされ、小国にその警備の前線本部を置き、警官三百人を動員して強引にこれをやるというような状態になりまして、現地……

第34回国会 建設委員会 第8号(1960/03/04、28期、日本社会党)

○坂本委員 先般、熊本県並びに大分県の境にあります松原・下筌ダムについて御意見を伺ったわけでありますが、時間の関係で法律的の問題について省略した次第であります。なおその後、逼迫した強制測量、いわゆる試掘、試錐の仮処分を二十六日に取り下げて延期した、こういう点は伺いましたが、三月の末にはやはりこれを強行するんだということがいわれておりますから、この問題は公共の利益の増進と個人の私有財産の保護、この二つの面にかかっておるのでありますから、先般はわれわれとしては、双方から裁判が出ておるから、裁判所の決定並びに判決に基づいて合理的な解決をした方が一番よろしいんじゃないか、現段階においては話し合いの場が……

第34回国会 法務委員会 第6号(1960/03/03、28期、日本社会党)

○坂本委員 関連してちょっと。――先ほどの田中委員の質問の際の登記簿の書きかえの問題ですが、この際にひまな法務局の出張所は合い間にやる。中ぐらいのところは一日三十分の超勤でやる。忙しいところは賃金職員でやる。その賃金職員は予算額では百四十人の増員を予定しておる。こういう御説明でしたから、百四十人ではたしてできるかどうか、つまり百四十人の増員をされた場合、忙しい登記所にどういうふうに配置されるか、これは民事局の方で資料があるかどうか、あらたらこの資料を出してもらいたい。それから、そういうようなことでモデル実績がある、こういうお話ですが、そのモデルの実績についての資料を出してもらいたいと思う。と申……

第34回国会 法務委員会 第7号(1960/03/04、28期、日本社会党)

○坂本委員 三井三池の問題は、本年に入ってから最後の段階と申しますか、会社側がロックアウトをやり、組合側が全面ストをやりまして、すでに一カ月を経過しておるわけであります。この問題については、今後非常な危険が予想されておるわけでありまして、なるべく労使双方の問題として解決しなければならぬ。会社側の不当なロックアウトを取り消して、指名解雇を撤回する。ことに活動家として生産阻害者というような関係で指名解雇をしており、企業整備の名のもとにこれを断行しておるのを、これは中労委からもありましたように、組合側では指名解雇を撤回して、希望退職には応じようというところに出ておったのでありますが、会社側が強引にロ……

第34回国会 法務委員会 第12号(1960/03/17、28期、日本社会党)

○坂本委員 あとで質問をいたす関係でちょっとお聞きしておきたいのですが、この法案は法制審議会で何回くらい審議になって作成されたか、伺いたい。
【次の発言】 法制審議会で審議の際に参考にせられたものは、本委員会に出ております「窃盗罪及び境界毀損罪に関する立法例」、「各都市における不動産不法侵害の実情について」、「不動産不法侵害関係刑事々件統計」、この三つだけなのかどうか、そのほかにも資料はあったかどうか。
【次の発言】 今おっしゃったのはまだ出ていないわけですか。これですか。
【次の発言】 私たちは、この法律案はわずか二カ条でございますが、国民の生活関係に関する重要なる法律案と思う。従って、今お……

第34回国会 法務委員会 第13号(1960/03/22、28期、日本社会党)

○坂本委員 関連して。――外国の例ですが、それを見ますと、三年以下になっておるようです。今大貫委員の言われた重きに失するというのに対して、外国の例もそうだというので、私ちょっと見ましたら、二年以下とか、三年以下になっておるのです。ですから五年以下にされた根拠は、外国を例にするなら、三年以下くらいにしなければならぬと思いますが、まだほかに根拠があるのですか。
【次の発言】 四百何条ですか。
【次の発言】 どうもドイツ刑法だけをやっておるようですが、その次のフランス刑法の三百八十九条では、二年以上五年以下の拘禁及び五万フラン以上云々とありますね。それからさっきのイタリア刑法では、六百三十一条の侵奪……

第34回国会 法務委員会 第14号(1960/03/25、28期、日本社会党)

○坂本委員 これは大臣にお聞きすることではないかと思いますが、以後の質疑の関係でお聞きしたいのは、この刑法の一部改正法律案の提案理由を見ますと、冒頭に、この不動産の不法侵奪は「終戦直後の社会的混乱期に行なわれたものも少なくありませんが、国民生活もおおむね安定し、社会秩序も平常に復した現在におきましても、なお同種の行為が跡を絶たない実情にあります。」こうあるわけですが、もちろん終戦直後の社会的の混乱期には行なわれた点は認めなければならぬ。それは当時アメリカの焼夷弾爆撃によって、住居、衣類その他生活のものを全部焼かれまして、国富の半分をこれで焼却したわけですが、そういうような関係で、当時焼け出され……

第34回国会 法務委員会 第15号(1960/03/29、28期、日本社会党)

○坂本委員 本日は、四参考人におかれましては、御多忙のところおいでいただきまして、豊富な御経験と学問的結果を御報告いただきまして、われわれ議員としましてなかなかその研究ができない立場におる者は、耳から聞かしていただきまして、非常に裨益することがありましたことをお礼を申し上げる次第であります。  時間がありませんから、ほんとうは各参考人の方々に御質問申し上げたいと思いますが、総括的に大体まとめて二、三お伺いいたしたいと思います。  その第一は、大体立法の技術的問題その他からは、四参考人とも賛成のようでございます。ところがわれわれ立法府にあります者は、この法律を作って、そして九千四百万の日本の国民……

第34回国会 法務委員会 第20号(1960/04/12、28期、日本社会党)

○坂本委員 裁判所法の一部を改正する法律案につきまして御質問いたしますが、まず最初に、この裁判所書記官は「裁判官の行なう法令及び判例の調査その他必要な事項の調査を補助する」とありますが、裁判官の行なう法令及び判例の調査を補助させるというのは、憲法上、裁判は裁判官がこれを行なうというこの規定に違反しはしないかというふうに考えられますが、その点についての御見解を承りたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと、大体どういうことをやらせるか、そのことを承りたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと、今説明のあったようなことは、これはもちろん具体的事件についての問題に関連すると思うのですが、……

第34回国会 法務委員会 第21号(1960/04/14、28期、日本社会党)

○坂本委員 「その他必要な事項の調査」というのを削除するわけですが、こういうような事例はすでに昭和二十八年の七月八日ですか、最高裁判所事務総長通達で、資料室の設置及び運営の方針というのですでにやっておるわけですね。だから、その事件に関しといえば、大好委員が質問されたように、裁判官の考えなければならぬ限界までその調査の過程においてその主観がまじってくるから云々される、そういうふうになっては困るというので、その他必要な事項の調査はやはり抽象的にやるべきであるし、すでに資料室の設置及び運営の方針でやっておるからこれで十分ではないか、こういうふうに考えられますが、その点についてどうですか。こういうこと……

第34回国会 法務委員会 第22号(1960/04/15、28期、日本社会党)

○坂本委員 最初に不動産侵奪罪の点ですが、「他人ノ不動産ヲ侵奪シタル者ハ」ということについては、前田参考人も申しておりますように、他人の土地に立ち入るという行為と区別がない、従って不法占拠の実態の点についてはっきりしないじゃないか、こういうような意見があったわけであります。われわれもその点がまだ疑問なものですから、その点についこての政府の見解を一つお聞きしておきたい。
【次の発言】 そこで、そういう政府の答弁によりますと、前田教授も言うておる被害法益、これがはっきりしないじゃないか。従ってぼけてくるから、類推解釈の余地がある。それで、この政府原案の通りの法案ができるとすれば、被害法益がはっきり……

第34回国会 法務委員会 第23号(1960/04/26、28期、日本社会党)

○坂本委員 本日は三池の争議を中心としまして、執行吏の問題、警察官の問題等について御質問したいと思います。  まず執行吏の任命及び職務執行に対する監督方についてお尋ねしたいと思うのですが、従来の執行吏は、動産、不動産の差し押え、いわゆる債権者の代理として差し押えをして、そうしてその売得金をやるとか、あるいは仮処分におきましては、家屋の明け渡しの際にその占有名義を変更しないとか、あるいは判決が確定しましてその家を明け渡す、こういうような簡単な、また社会的にも単に個人的にわたる仕事が大体であったわけであります。従いまして執行吏の任命についても、裁判所の書記官などを長くしていた者が、その退職にあたっ……


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第30回国会(1958/09/29〜1958/12/07)

第30回国会 地方行政委員会法務委員会社会労働委員会連合審査会 第1号(1958/10/31、28期、日本社会党)

○坂本委員 私は、基本問題は時間がないから省略しまして、二、三お尋ねいたしたいのですが、そのお尋ねするのはやはり四条、五条に関する問題です。私もお尋ねしたいと思っていたのが、今たまたま問題になったわけですが、この自衛隊の出動の問題について、四条の「公の機関」というのを入れて、この自衛隊の出動を裏づけしたものではないか。従ってこれを拡大解釈して、ストライキの場合において、あるいは苫小牧の争議とかその他苛烈なストライキの場合において、自衛隊を出動するようにこれを改正するのじゃないか、こういうふうに考えておったわけなんです。今門司さんからも申されたように、自衛隊の出動は自衛隊法できまっておりますが、……


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第36回国会(1960/10/17〜1960/10/24)

第36回国会 地方行政委員会法務委員会連合審査会 第1号(1960/10/24、28期、日本社会党)

○坂本委員 私は、時間がありませんから二点だけ総理にお聞きしたいと思います。その前に、本日資料が出ておりまするのは、政治資金規正法の十二条に基づく政党、協会その他の団体の収支に関する報告書の概要ですが、これは三十五年の一月一日から六月の三十日までです。その前に、先ほど確かめましたが、公式にここでお聞きしたいのは、三十四年の七月四日に十万円自民党本部から治安確立同志会というのに献金されておると思いますが、その点お伺いしたいと思います。
【次の発言】 治安対策じゃなく、治安確立ですか。
【次の発言】 この治安確立同志会は、徳田球一氏を襲撃した古賀一郎氏が副会長であり、さらに淺沼委員長が山口ニ矢に殺……



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データ更新日:2023/02/05

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