このページでは渡辺惣蔵衆議院議員の25期(1952/10/01〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は25期国会活動統計で確認できます。
○渡辺(惣)委員 大体この間の七日の本会議でも、緊急質問に対して首相の御出席を要望しておいた。それを突然委員長から、首相が来られないという話をされて、七日の緊急質問は首相抜きでやつておる。どうも今まで院議無視の悪いくせを持つておりますから、もつと基本的に、いかなる問題についても、ここで話合いをして了解したことについては、首相は出るという根本の建前をひとつ約束してくれないと、いいように引きずりまわされて、当日あちらからの御都合で出られないというようなことで、また与党の方のときには適当にやつて、野党の質問のときには、こういう院議を無視するような悪いくせが前例にありますから、念を押すのですが、今度は……
○渡辺(惣)委員 今田中君が出しております問題は、そういう委員会をつくる、つくらないという問題とは別に、きようの処置をどうするかということをまず聞いておるのです。
○渡辺(惣)委員 本日の開会時間中に、全官公労組が集団陳情に来ることになつております。今院内に、鉄かぶとをかぶつておる警備隊が非常に増員されて配置されたとの連絡があつたのです。先ほど小委員会のお話もありましたが、きようの警備隊はどれだけ要請したのか、その点を一応ここで明らかにしていただきたい。
【次の発言】 今二百名程度というお話があつたのですが、それはこちらの要請した数と、警視庁が中へ配置する数と食い違いがあるかないか。
【次の発言】 それは話したのですけれども、人数の問題で、何箇中隊という話は出なかつたから……。
○渡辺(惣)委員 私も椎熊君と同様に、同郷のよしみで館君の発言を尊重したいのでありますが、館君のきようの御意見では、従来の申合せの原則をかえて発言をさしてくれという御希望です。これはちよつと議運の建前として困ると思う。従来は、無所属、小会派の中からも、こうした討論に参加するようにお互い心がけて来たわけですが、きようの場合は、無所属倶楽部が賛成にまわつております関係上、労農党としても、今日は一言なかるべからずだろうと思いますので、苦衷了承いたすのでありますが、その点は、ひとつ議事進行の建前上、皆さんの御決定にまかしていただきたいと思います。
○渡辺(惣)委員 先ほど田中織之進君から一応のお話がありましたが、私が昨日議運で、労農党の発言の問題について申し述べたことは、本日館君が言つていることと違うのです。昨日館君は、議運の旧来のル―ルをこの際改めろという意見であつたが、特に予算の討論には、この際特例として認めてくれということでしたから、私どもの話合いができた。しかしル―ルを否定する立場に対しては、私も議運の立場を尊重するためにああ言つたのです。しかるにそれが犬糞的に、左派社会党がフアツシヨ化したというような声明書まで出している。ああいうでたらめなことをやられることは、議運を侮辱したことだと思う。本日は、館君は昨日の発言と違つたことを……
○渡辺(惣)委員 この三つ出ておるうち、二つは緊急調整の問題ですから時期遅れですが、一応森三樹二君から出ておるものは、これが出ておるということで、ひとつ話をしてください。
○渡辺(惣)委員 この前の館君の意見は、議運の根本的な問題に触れておりますが、今の岡田君の意見及び田中君の意見では、黒田君が外務委員会に出ておるからということですから、この点をこの際考慮して、労農党に討論の発言を許されてしかるべきだと思います。
○渡辺(惣)委員 この決議案の「旧日本領土の復帰について」ということに含まれる内容は、千島、歯舞等をも含めたことに該当するわけですか。本日この決議案が採択されても、千島、歯舞につきましては別個の内容をもつて提出しますから、一応了解事項として、あとで、それは含まれておるからいらぬということにされては困りますので……。
○渡辺(惣)委員 わが党も同意いたしません。
【次の発言】 各委員会の専門員、調査員の資料ですが、これが途中からぽつりぽつり出される。関連していないからわからない。どこにどういう者がいて、どれだけ俸給をとつているか、調査員がどういう名前か、各委員会全部のものを提出していただきたいということを申し入れておきましたが、あらかじめこの際お願い申し上げておきます。
○渡辺(惣)委員 官房長官にちよつと質問しておくのですが、一昨日の庶務小委員会における経過の報告の中で、議運から提出した原案の復活要求について、自由党の党議か総務会で決定して、閣議にまわした場合は考慮するという意見があつたということの報告を受けておるのですが、一体議運が決定して要望しておる問題に対して、自由党の党議がこれを承認しなければ閣議で了承しないということがあつたのかないのか、官房長官にはつきり答弁していただきたい。
【次の発言】 大体さつきから今村君が一人つるし上げられておりますが、委員長は議院の決定に対していかなる努力をしたか、委員長からその点はつきりしていただきたい。
○渡辺(惣)委員 今事務総長の話では、二箇所を取消すという官房長官の申出ですが、二箇所とはどこをいうか、そういう性質のものでないと思う。多分二箇所というのは「━━━━━━━━━━━━━」という点と、「━━━━━━━━━━━━━━━━━」という点だと了解するのですが。
【次の発言】 それこそ言葉じりであつて、「また、知らず知らず」から全文が、一貫した首相の国会無視の思想がここに表現せられておるのであつて私は、言葉じりの二箇所を取消すなどという簡単な性質のものでないと考える。従つて官房長官が首相と打合せた二箇所を取消すなどという、不遜な国会無視の態度に対して、断じて了解しない。ここの全文に盛られた……
○渡辺(惣)委員 私の方も、特に農林委員会の理事から、きようはこの決議案の積極的な上程方を希望されております。今椎熊君の言われる、この趣旨を効果的ならしめる客観情勢の変化ということについては、ぼくらは一向理解できない。椎熊先輩に対してまことに恐縮ですが、そういうややこしい言葉でなく、どういうわけできようこの決議を出すのに支障がおるのか、その新たな客観情勢ができたということがわからない。
【次の発言】 われわれはそういう話は聞いていないのです。政府が、肥料対策の委員会できよう中に結論を出すから、決議案を出さないでくれという、巷間そういう説があります。もしそうだとすれば、決議案を出すと、あわてて政……
○渡辺(惣)委員 私の方も、御同様に後刻……。
○渡辺(惣)委員 今田中君からお話が出ましたから、この機会に申し上げますが、議長発言でもなければ、議運の委員長の発言でもない、議院運営委員会の開会されない以前に、国会事務局の名において、こういう重大なる政治的、法律的問題ついて事前に所見を発表するということは、これは一体どういうわけか。新聞によつては、国会事務局談というのと、いろいろありますが、一体だれが、どういうわけで独断的にああいう意見を発表したのか、その責任を明らかにしてもらわなければならぬと思います。こういう重大な問題について、今ここで議運において懲罰動議を決定したとなりますと、その懲罰動議が成立しない、あるいはそういうことがあり得ない……
○渡辺(惣)委員 今委員長の更送の問題が出ましたが、この機会に、委員会の運営について議長にお尋ねいたしたい。政府は非常に多数の法案を国会に提出しておりますが、不用意で、遅れて出したためにこれがなかなか進まない。それで、最近各委員会は非常に無理な運営をされておるという事実があるわけです。たとえば昨日のごとき学校職員法案という一番重要な問題がかかつております文部委員会は、せいぜい五、六人しか出ていないにもかかわらず、傍聴席は満員で、議員はさつぱりおらない。ことに与党の議員は最も出席率が悪い。そういう中で審議が続けられておつた。そのほか決算委員会など三、四人しかいないで、政府委員ばかり相手にして三、……
○渡辺(惣)委員 私は建設大臣が見えてから質問いたしたいと思つておつたのですが、閣議の関係で見えられないようですから、あなたにここで一言お聞きしておきたいと思います。それは実は建設大臣が北海道開発庁の長官を兼ねておりますので、従つて建設大臣に質問いたしたいという意味であります。 私がお尋ねをいたしたいのは、これは北海道だけが、北海道開発庁というものが設置され、さらに昨年いろいろな混乱の中に北海道開発局というものができていることは、次官御存じの通りだと思います。そこで従来、昭和二十四年にできた北海道開発庁法案によると、北海道総合開発に関する企画推進の面を持つておつたのであつて、開発庁というもの……
○渡辺(惣)委員 大臣に二つの点について質問を申し上げたいと思います。問題の性質が北海道に関する問題なので、他の委員諸君にたいへん恐縮なのでありますが、簡単に質問をしたいと思います。 第一点といたしまして、このたびの一級国道の指定につきまして質問を申し上げます。これは指定された一級国道十二号、札幌から室蘭に通ずる国道、それから三十六号、札幌から室蘭に通ずる国道、この二つの線の経過地の問題なのであります。これは御了承の人も多いと思いますが、北海道の基幹線、本線が通じておりますが、この二つの線の中間に位いするものが落ちておるわけであります。具体的に申しますと、室蘭から札幌に通ずる三十六号線は、王……
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