このページでは小沢佐重喜衆議院議員の26期(1953/04/19〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は26期国会活動統計で確認できます。
○国務大臣(小澤佐重喜君) ただいま満場一致をもつて可決をいたしました目立競技場建設に関する決議案に関しましては、その趣旨を十分了承いたしましたので、政府はこの角度において後善処いたしたいと考えております。(拍手)
○小澤委員 理事会で相談していただいて、開会式の日取りを決定してもらつたらどうですか。
○小澤佐重喜君 先ほど常任委員長会議の際は、まだ私は総理大臣に確かめていなかつたのです。しかし私は、大体において国会を尊重するという立場から、必ず会期中はおられるであろうというお答えをしたのでありますが、その後常任委員長諸君のお話もありましたので確かめましたところ、会期中はおるということにはつきりきまつております。
○小澤国務大臣 すでに皆さん御承知の通りでございまするが、去る六月十六日突然建設大臣を拝命いたしたのであります。御承知のように、私は建設行政に対しては、ほんとうのしろうとでございまして、目下熱心に研究中でございます。御承知の通りのきわめて粗雑な人間でございますので、何分よろしくお願いいたします。
【次の発言】 大体におきまして、根本的な治山治水をどうするかという問題になつて来ると思うのでありますが、この問題につきましては、皆さんすでに御承知の通り、政府は、昨年の大災害にかんがみまして、政府部内にいわゆる治山治水協議会というものを設けまして、緒方副総理が委員長、また建設大臣、農林大臣、大蔵大臣等……
○小澤国務大臣 この災害に際しましては、村瀬君も御承知の通り、大体において応急的なものは県でやつてもらう。しかし資金のないところでは、いわゆるつなぎ資金を出すという建前は従来の通りでありまして、今度もその方針で進むつもりであります。しかし大蔵省の方では――大蔵省の役人も来ておるようでありますが、最近つなぎ融資に対する考え方を一応かえまして、緊急なものだけを出すという建前になつておるのでありますので、建設省で今調査しておりますのは、緊急なものかどうか、これを調べておるのであります。
【次の発言】 私はその方はしろうとでありますので、あまり詳しくはわかりませんが、要するに、今瀬戸山君のお話のように……
○小澤国務大臣 川崎君も御承知の通り、昨年の臨時国会におきましては、政府が二・五・三という比率において原案を提出いたしました。その後、二・五・三という復旧の姿ではいけないのであつて、これはぜひとも三・五・二という線で復旧をすることが適当である、なかんずく三派協定におきましては強い結論に立つたのであります。しかしながら、この三・五・二のうちの一というものは、予算をすぐ動かすわけには参りませんから、その一の部分だけは融資によつて大蔵省が行つて行くということを、大蔵省においては、すなわち政府においてもこれを承認しておるわけであります。従いまして、昨年度における補正では、全災害の三〇%の工事が進行しな……
○小澤国務大臣 実は今、山本君が政府を代表いたしまして、一応反対の意見を表示されたのでありますが、私は今山本君が言われたのと違つた点で一つの疑点を持つておりまので、これは反対とかなんとかいう意見を申したくないのであります。国権の最高機関である国会がやることに、政府が反対とかなんとかいうことは――反対だと言つたために、みながひつ込めるなら別ですが、そういうことはないのですから、私はそういうことは申し上げたくない。ただ災害の復旧をすみやかにやるという点において、私は疑点を持つておるのであります。というのは、瀬戸山君が言つたように、箇所の指定は政令にまかせておりますけれども、原則として三分の二の補助……
○小澤国務大臣 灘尾さんにお答えいたしますが、お話のように南海地震以来、瀬戸内海付近の地盤が非常に沈下いたしまして、この結果年々災害ごとに高潮が起りまして大きな被害をこうむっておったのであります。従いまして、私の方といたしましては昭和二十五、六年からこの根本的な調査をいたしまして、結局事業量で大体、九十億程度の金で、この地盤沈下対策をやって参ったのであります。しかしそのやられた額というものは、本年度の予算を入れましても十五億にすぎませんから、さらに明年度で少くとも三〇%程度はやりたいと考えております。問題は計画は立っておりますが、予算の裏づけがないので遅れておるような次第でありまして、災害復旧……
○小澤国務大臣 お答えしますが、今相川さんのおつしやるように、従来の治山治水の方法がややともすれば堤防一本に片寄りまして、その水源地の治山あるいは砂防、浚渫というものを比較的ないがしろにする傾向があつたのですが、お話のように今後はやはりどこまでも浚渫、砂防というところに重点を置いて、堤防一本槍の治水計画から今転換して行こうという考えであります。お話の機械の問題ですが、私もいろうとでなかなかわかりませんけれども、専門家に命じて極力あなたの考えているような機械が新らしく発明されるように努力したいと思います。
【次の発言】 お答えいたします。終戦後のわれわれの生活は何といつても衣食住、このように進ん……
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