このページでは竹山祐太郎衆議院議員の26期(1953/04/19〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は26期国会活動統計で確認できます。
○竹山祐太郎君 私は、改進党を代表して、ただいま提案になりました堤議長不信任決議案に対し、反対の討論をいたさんとするものであります。(拍手) ただいま提案者の説明を聞いておりましたが、その説明によつても、われわれは、議長の処置は法律手続上また慣例上何ら欠陥ありとは認められません。(拍手)昨日の議長の処置は、国民待望の予算を成立せしめるために非常な重大な決意をもつてなされた処置であつて、不信任案についていろいろ言つているようだから、あの場合において、若干早目に発言をされたことは当然であると考えます。(拍手)われわれは、今日の国家の重大時局を考えますと、いかにして民主政治を守るかということが最大……
○竹山祐太郎君 私は、改進党を代表して、主として大蔵大臣の演説に関し、内閣総理大臣を初め関係大臣に質問をいたさんとするものであります。(拍手) 質問の第一は食糧問題であります。今日国内の最重要問題の一つは食糧問題であります。われわれが今回臨時国会を早期、短期に要求いたしましたおもなる理由の一つもここにあるのであります。六十年来ないという風水害、冷害、病虫害等、たび重なる天災に直面して、農民諸君には実にお気の毒なことはもちろんでありまするが、国民ひとしくこの食糧問題に深憂をいたしている次第であります。 この結果は、一日も早くこれに対処する食糧対策を確立して、国民全体が安心をするよう理解を求むべ……
○国務大臣(竹山祐太郎君) 杉山さんの災害に対する御質問は、まことにわれわれも同感であり、御心配の点は感謝にたえません。御期待に沿うべく全力をあげて努力いたすつもりであります。今数字的に申す段階ではありませんので、この点は御了承をいただきたいと思います。(拍手)
○竹山委員 今回の予算修正に盛られた財源は、今回の本年度の米価には加えないということを、三党の間で政府にも約束をいたしております。
【次の発言】 予算上からは米価は上る原因はありません。
【次の発言】 米価審議会によつて決定をされる米価は、政府の責任でありますから、われわれの答弁の限りではありません。
【次の発言】 矛盾と考えておりません。
【次の発言】 八百円は、われわれは少くも今日の財政負担において上げ得る額を千円と考えておりましたが、しかし調整の間におきまして財政上やむを得ず八百円にせざるを得なくなりましたから、免税措置を合せてこれを補うことにいたした結果、出た額でございます。
○竹山委員 私はこの際委員長を通じて政府、人事院に希望を申し上げておきたい。今いろいろな御意見が出たように、この問題を処理することはわれわれも賛成をいたしましたが、残余の地域給についてでこぼこを是正するのは、二十九年度予算編成が間近に迫つておりますから、この機会において十分人事委員会の主張を、人事委員長を通じて人事院及び政府に浸透をさして、この際解決されることを希望いたします。
○竹山国務大臣 私も、はからずも今回何らの知識、経験を持ちません建設省の担当を命ぜられました。いまさら言い訳がましいことは申しませんが、誠心誠意皆さんの御意見をもとにいたしまして、現在の事態に対して最善の努力をいたしたい、かような心持でおりますので、すでに十分この道にかけての御主張と御意見を持たれる各位の御指導、御鞭撻を切にお願い申し上げる次第であります。 一言ごあいさつを申し上げる次第であります。(拍手)
○竹山祐太郎君 国会は国権の最高機関として国民の信頼と尊敬を集めて国政を議するところであり、常に公平にして信を国の内外につながねばならない。 しかるに今日ほど議院の神聖と品位を傷け民主政治の健全な発達を希う国民の期待に背いたことはない。 ここにわれらは深く反省するとともに自粛自戒し各党各々その立場を異にするも良識をもつて法規典例に遵うとともに、政治道義を守り、もつて人心に及ぼした不安と失墜したる信用を速かに回復し議院の威信を保持して国民の負託にこたえんことを期する。 右決議する。
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。