このページでは早稲田柳右エ門衆議院議員の26期(1953/04/19〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は26期国会活動統計で確認できます。
○早稻田委員 本委員会において大きく取上げられておる問題は、MSAの問題、あるいは警備計画の発表要求、あるいは対米債権等の問題でありますか、これは重大問題とともに国民の強い関心を持つておりますのは経済問題であると思います。日本経済は申すまでもなく農村、中小企業者、働く勤労者によつてささえられておることは言をまちません。私はそのうちの中小企業の切実な諸問題について伺いたいと思つております。 今や中小企業は中元を前にいたしまして、金詰まり、税金の苦しみ、不渡り手形、貿易の不振――災害の復旧等を前にいたしまして、非常な苦しみをいたしておることは論をまちません。これらの問題について相当たくさんお伺い……
○早稻田証人 お答えをいたします。私が保全経済会の伊藤理事長と知合いになりましたのは、昭和二十六年の四月ごろであつたと記憶いたします。私の親友で、元国会の納税完納本部事務局長をいたしておりました小池和一という人があります。現在では富士航空会社の専務をいたしておると存じますが、この小池君から私に、保全経済会というのがある、その顧問になつてほしいという要望があるが引受けてもらえないか、こういうお話がございました。私は忙しい身分でもあり、とうていお引受けはできないというので、一応お断りをいたしておきました。その後さらに小池君から、小池君の親しい人からも言つて来ておるからぜひひとつやつてもらいたいと思……
○早稻田委員 恩給や扶助料、年金が事務上の手続で渋滞しておることは天下周知の事実で、いまさら申し上げるまでもありません。その原因はいろいろありまするが、私の特に気づきます点は、ここでこうして論議をしておりますとなかなか御親切な御答弁をちようだいいたして、やれやれと思つて、国に帰る、ところがこれが周知徹底いたしませんで、末端に行くほど事務ははかどりません。そこで私はお尋ねしたいのですが、一体恩給局と、県と町村への事務連絡等はどんな方法をとつておられるか、一応ここで承つておきたいと思います。
【次の発言】 わからなければけつこうですが、私の思うには、どうも事務連絡が悪いようであります。この間私の同……
○早稻田柳右エ門君 金液の問題について、川上鉱山局長にお尋ねをしたいと思います。先ほど局長のお言葉では、金液に関してはしばしば陳情を受けたけれども、陶磁器の全般にわたる総合対策あるいは国家貿易における立場等についてはきよう聞くのが初めだというお話でありまして、まことにその点遺憾に存ずる次第でございますが、今水野さんのお説のうちにありましたように、金液を輸入して陶磁器貿易の振興をはかるということは、国内の金を掘り出すことと同じであつて、むしろ貿易によつて三十五トンも外国の金を掘り出すのだ、こうおつしやる言葉はまことに味わうべき言葉であると私は存じます。そこで産金業者の保護をするために、陶磁器輸出……
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