河野金昇 衆議院議員
26期国会発言一覧

河野金昇[衆]在籍期 : 23期-24期-25期-|26期|-27期
河野金昇[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは河野金昇衆議院議員の26期(1953/04/19〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は26期国会活動統計で確認できます。

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

本会議発言一覧(衆議院26期)

河野金昇[衆]本会議発言(全期間)
23期-24期-25期-|26期|-27期
第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 衆議院本会議 第24号(1953/07/17、26期、改進党)

○河野金昇君 私は、改進党を代表して昭和二十八年度予算案に対し、三党共同の修正を含む委員長の報告に賛成し、社会党両派の組みかえ動議に反対するものであります。(拍手)そもそも今回の政府の予算原案は、衆議院の解散によつて不成立に終つた予算の焼直しであります。その予算案は、解散前の国会において、すでに焦点を失つた総花的、事務的予算であるという批評を受けておつたのであります。総選挙後、朝鮮休戦の見通しが濃厚になる等の重大なる世界情勢の変化があつたのでありますから、今こそ日本経済自立の長期計画を樹立して、それに基く重点的予算を編成し、日本の新しい出発点といたすべき絶好の機会であつたと思うのであります。す……


■ページ上部へ

第18回国会(1953/11/30〜1953/12/08)

第18回国会 衆議院本会議 第3号(1953/12/05、26期、改進党)

○河野金昇君 私は、改進党を代表いたしまして、ただいま議題になつておる第二次補正予算に対して、政府原案並びに社会党両派の組みかえ動議に反対し、川崎君外七名提出の組みかえ動議に養成の意見を申し述べるものであります。(拍手)  日本経済は、終戦後八年、今日に至るもなお不安と動揺の域を脱せず、国民生活は安定いたしておりません。その最大の原因は、長年にわたる戦争経済の遂行によりまして累積資本の七三%を喪失した上に、敗戦によつて植民地と経済勢力圏を失つたことによるのでありますが、ほとんど同一条件のもとにある西ドイツが隆々として復興しておる事実を見るとき、わが国の今日までのあらゆる政治の貧困と誤りが日本経……

河野金昇[衆]本会議発言(全期間)
23期-24期-25期-|26期|-27期

■ページ上部へ

委員会発言一覧(衆議院26期)

河野金昇[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
23期-24期-25期-|26期|-27期
第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第4号(1953/07/15、26期、改進党)

○河野(金)委員 理事会を開いて、もう少し方法を考えたらどうですか。こんなことを聞いてみてもつまらぬ。実際やつたことなんです。われわれも一致しておることでありますから、むしろこの間衆議院は通つて廃案になつたものを、もう一ぺんここで審議し直して、あの不備なところを直すとか、この前問題になつていたところは、連座制のところとか何かだから、おそらく今度ずつとやつて行つても、最後はそこに行くだろうと思うから、新たな出発じやなしに、この間のものをもう一ぺんここへ持つて来て、それをやつて行つたらいいのじやないか。

第16回国会 懲罰委員会 第2号(1953/08/05、26期、改進党)

○河野(金)委員 篠田君は一つの自分でかつてにきめた前提の上に立つて物を言つておると思います。尾崎君が軟禁されたとかなんとか言つておりますが、ほんとうに軟禁されていたとするならば、自由党の予算委員だつて十二、三名おる、それが見のがしておるはずはない。あのときのことは、あなたが興奮なされるほどの雰囲気ではなかつた。前日尾崎君が途中で質疑を一応休憩にしたので、けしからぬ、理事会の約束と違うじやないかと言つたら、それではちよつと待つておつてください、総理に交渉して来ますと言つて交渉に行つたまま出て来なかつた。逃げてしまつた。改進党と社会党の左派との質問を許して、何も約束がないにもかかわらず、尾崎君が……

第16回国会 懲罰委員会 第4号(1953/08/07、26期、改進党)

○河野(金)委員 私は、大橋君の動議に反対して、中野君の動議に賛成するものであります。篠田君のあの行動は、何人といえどもこれは認めておるところであり、本人自身も悪かつたと認めておるのであります。情状酌量する余地があるとすれば、彼がのぼせ性の男であつて、そうして一方的な報告を聞いてあの予算委員会へ飛び込んで行つて、みずから平地に波瀾を起したものでありまするが、これはあの人らしい行動である、そういう意味においては、まあ同情とは言えないけれども、少しは考えてやつてもいいように思いまするけれども、いずれにしても、ああいう今までの国会史上にかつてない――なぐり合いをしたとか、もみ合いをしたとかいうことは……

第16回国会 予算委員会 第4号(1953/05/29、26期、改進党)

○河野(金)委員 六月分の暫定予算に対しましては、四、五月分の暫定予算のときと同じく政策的の経費は少いのであります。しかしながらこの審議の過程において、今話が出ておりました凍霜害対策費として、わが党は五億八千万円の要求をしたのであります。これが認められない場合は、本予算をわれわれは否決するつもりでおりました。今日政治的にその問題は解決したわけであります。従いまして本格的な予算審議は、本予算が上程されましたときに譲りまして、この際は特にわれわれはこの暫定予算に対しては、四、五月分と同じような意味において賛成をいたします。(拍手)

第16回国会 予算委員会 第10号(1953/06/25、26期、改進党)

○河野(金)委員 まず外交の問題で、総理大臣にお伺いしたいと思いますが、日本が独立して一年有余になりますが、アメリカとのいろいろな関係は深まりつつありますが、アジアとの外交が賠償問題を中心として、その他国交回復の問題にいたしましても、少しも解決されておらないのでありますが、一体これは何に原因するのでありましようか。吉田さんは血統を尊ぶ人でありますが、吉田さんや岡崎さんの血液は、アメリカやイギリスには融け合えるけれども、アジアは不潔で貧乏だから、吉田さんの血潮というものは、アジアには融け合わないところにあるのでなかろうかと思います。いろいろアメリカとの間に結ばれた条約なんかを見てみますというと、……

第16回国会 予算委員会 第18号(1953/07/08、26期、改進党)

○河野(金)委員 先ほどの小林君の質問を聞いておりまして、これでは委員長並びに大蔵大臣にお伺いしなければならぬと思いますが、本予算は一体遅れておると思つておられますか。申合せの日にちは十三日であつたと思います。十三日より過ぎれば遅れているとかなんとかいうことも言えると思うのですけれども、今まだその進行過程にあるわけです。しかもこの申合せは、総括質問に対して総理が続いて出るという条件のもとに、十三日というのがきめられておつたわけです。その総理は、御承知のように、総括質問がきのうまで遅れておつたことは現実の問題であるわけであります。だから遅れておつたとするならば、総理大臣が本委員会に出て来ることを……


■ページ上部へ

第18回国会(1953/11/30〜1953/12/08)

第18回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第3号(1953/12/07、26期、改進党)

○河野(金)委員 この問題はそれでいいのですが、進撃権を学生諸君が行使するのは、選挙があればやるのであつて、われわれはいつ選挙があつてもいい態勢をつくつておかなければならぬと思います。選挙法改正の案はここ数年来やつておりながら、実は一つも実つておりません。いつでも次の選挙選挙と言いながら、解散が突然行われて成立をしておりません。私は非常に遺憾なことだと思う。末梢的なことばかりに説議を闘わしておつて、本質的なことが少しも解決しておらないと私は思う。今度の臨時国会は短期間であつたからやむを得ないけれども、十日から開かれる通常国会には、今の学生の選挙権の問題も含めて、大体各党において話がついておる問……


■ページ上部へ

第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 決算委員会 第4号(1954/02/05、26期、改進党)

○河野(金)委員 ここでそんな法律論を私たちがやつたつてむだだと思う。われわれは弁護士の寄り合いでも何でもない。大体東京都が公園といつて借りておつて、そうしてあと建てさせてしまつて、四年過ぎたらとりこわして、もとの公園にするという約束で貸しておきながら、それがにつちもさつちもならなくなつてしまつて、今度はそのまま大蔵省へ返して、そうしてそれで大蔵省は今度はまたその用途を変更さしている。これは払い下げる意思でやつている以外の何ものでもないのだ。だからわれわれは何もここ法務省や何かを呼んで来て、それが合法的であるとか何とかいうことを聞きたくない。東京都は公園として借りておつたものがにつちもさつちも……

第19回国会 決算委員会 第7号(1954/02/12、26期、改進党)【議会役職】

○河野(金)委員長代理 これより決算委員会を開会いたします。  本日は委員長がやむを得ない事情のため出席できませんので、理事の私が委員長の委嘱を受けてその職務を代行いたしますから、御了承願います。  本日は、先般来審議未了となつております旧虎ノ門公園敷地に関する件、及び黄変米の輸入、保管及び処分等に関する件の二件を議題といたします。  まず旧虎ノ門公園敷地に関する国有財産の管理についての問題でありますが、この問題は去る第十六国会当時本委員会において決議いたしました趣旨に反し、いまだ納得でき得る状態に至つていない現状であり、国有財産の管理上はなはだ遺憾であるというので、本委員会の一致した意見のも……

第19回国会 決算委員会 第9号(1954/02/17、26期、改進党)【議会役職】

○河野(金)委員長代理 お聞きのようであります。答弁はいりませんが、資科をこの次までに出してください。

第19回国会 決算委員会 第10号(1954/02/19、26期、改進党)

○河野(金)委員 森脇さん。しまいごろの問題はまるでうわさやら、つまらないことが繰返されておるわけですが、最初の問題は非常に重要だつたと思うのです。あなたをひつぱつておるうちに、あなたの一億数千万か、どれだけかの財産がなくなつてしまつた。それを結局やつたのか永里とかいう主任であり、またそれの相談にあずかつておるのが、警視総監もあずかつておると思うというような断定があつたわけなんですが、それはそのまま了承してよろしゆうございますか。
【次の発言】 先ほど来話を承つておると、警視庁はどろぼうをつかまえるところだと思つておつたら、どろぼうの援助をしておるように実は承つたわけなのであります。これは先ほ……

第19回国会 決算委員会 第11号(1954/02/24、26期、改進党)

○河野(金)委員 議事進行について田中委員長にお尋ねするが、この決算委員会の運営はどうもよその委員会と違うようです。一体発言順序はどういうふうにやつておられますか。何か通告順とかおつしやるようですが、どの委員会でも与党の方は与党なるがゆえになるべく発言は遠慮しておられます。その他は大体において野党の第一党から順序にやつて行つているのがよその委員会の運営の仕方であります。何かこの委員会は聞くところによると通告順とかいうのでありまして、事務局か何かが朝お聞きになるそうですが、私はおやりになりますかというお尋ねを受けたことはありません。理事会があるから出てくれということはおつしやるけれども、質問なさ……

第19回国会 決算委員会 第17号(1954/03/17、26期、改進党)

○河野(金)委員 会計検査院にお尋ねしたいのですが、結局今の参議院の問題は、何に使つたかということで問題 になつて来ると思うのですが、あなたの方が前に指摘されたので、海上保安庁で今裁判ざたになつておると思いますが、経費がないということで、業者から二割よけいの領収書を書かして、そして大蔵省から支出さして、業者から二割だけ払いもどさして、それをいついろな経費に使つておつた。これは着服したとか何かでないために、第一審では無罪か何かになつて、今最高裁判かどこかにかかつておるはずなんですが、私はこういうこと自体もおかしいと思うんです。公の機関が業者に二割よけいの領収書を書かしておいて、そしてその二割をい……

第19回国会 決算委員会 第44号(1954/09/06、26期、改進党)

○河野(金)委員 先ほど来の議論を聞いておつても、これはなかなか話合いではまとまらないと思います。話合いでまとまらないときは、議会とういものは数で解決するということになつております。(発言する者多し)従つて私は理事会を開く必要なし。自由党は開けと言つておりますが、われわれ野党は開く必要はないと思いますから、これまた採決によつてきめなれんことを希望いたします。

第19回国会 決算委員会 第45号(1954/09/07、26期、改進党)

○河野(金)委員 証人にお尋ねいたしますが、あなたの出身の県、あなたの卒業された学校の名前、これは高等学校と大学と両方おつしやつていただきたいと存じます。
【次の発言】 熊本の五高の同期生あるいはその前後の卒業生で、政界に活躍しておられる人は、どういうような人々でありますか。
【次の発言】 佐藤榮作君はやはり五高のように承つていますが、あなたの上ですか下ですか。
【次の発言】 あなたが今年になつてから五高の同窓会とか何かで今おつしやつたような人々とお会いになつたことはもちろんあると思いますが、佐藤氏、池田氏、こういうような人々と今年になつてから、もちろんこれは学校の関係でございましようけれども……

第19回国会 決算委員会 第49号(1954/09/16、26期、改進党)

○河野(金)委員 今吉田君から緒方副総理を証人として喚問してほしいという動議が提出されておりまするが、緒方氏の問題は具体的にきよう出て来ただけでありまして、やはり疑惑に包まれている一人であることは間違いないと存じますが、その緒方副総理が池田幹事長と打合せて、この委員会で証人として出頭を求めている吉田総理の問題に関して、外遊とかなんとかいうことに関連をして、当委員会に出られぬとかなんとかいうような談話を発表したりしているのであります。池田君に対してはすでに当委員会は証人として出席を要求しているのでありまするから、これは別といたしまして、緒方氏の問題は今ただちに証人として喚問することはいささかその……

第19回国会 決算委員会 第50号(1954/09/17、26期、改進党)

○河野(金)委員 この委員会で造船融資の問題に関して一月以来調査を進めておるのであります。すでにわれわれは吉田総理を証人としてこの委員会に喚問して調べることになつておりましたが、外遊というようなことで今日まで逃げておられるのであります。外遊を目前に控えて一国の総理大臣が疑惑に包まれたまま外遊されるということは、吉田さんのためにも、また日本のためにも好ましいことではないと私は思うのであります。吉田総理みずからが潔白であるというならば、こういう機会を利用してむしろ進んで身の潔白を明らかにして、そうして外遊されることが総理大臣のとらるべき態度であると思うのであります。  かつてアメリカの副大統領ニク……

第19回国会 決算委員会 第56号(1954/11/16、26期、改進党)

○河野(金)委員 この委員会でさきに検事総長、検事正に来ていただいて、いろいろ承つたのでありますが、ほとんど全部職務上の秘密として上司の許可がない限り言えないということでありました。河井検事も最初佐藤検事総長を私たちが調べたときにも傍聴に来ておられたのでありますから、おそらく佐藤検事総長に聞いたようなこと、あるいは翌日馬場検事正に聞いたようなことをここで繰返してみても、あなたもおつしやられないことは当然であろうと思いますから、私は具体的なことをきようは聞こうとは思いません。しかし佐藤検事総長あるいは馬場検事正等の証言によりましても、第一線のあなた方が非常に熱意を持つてこの事件に取組んでおられた……

第19回国会 予算委員会 第21号(1954/03/02、26期、改進党)

○河野(金)委員 去る二十六年の政局問題の質疑応答において総理は、現在起つておる種々の事件は、すでに検察庁の手にかかつているので、事態の真相が明らかになつたとき善処することに躊躇しないつもりだ、こう言つておられるのであります。善処とは、もしも関係した閣僚があるということがわかつた場合に、その大臣を首切られることであるか、あるいは総辞職をなさることであるかわかりませんが、おそらくそういう事態に直面したら、潔癖を好まれる総理としては、私は総辞職をなさるものであろうと思うのであります。総辞職をなさつた場合には、やはり憲政の常道にのつとりまして、野党第一党の改進党を中心とした選挙管理内閣的のものができ……

第19回国会 予算委員会 第28号(1954/04/13、26期、改進党)

○河野(金)委員 吉田総理は、国会開会中であるにもかかわらず、約一箇月病気で国会を欠席されました。国会に出席できないから相当の重病であると私たちは心配をしておつたのでありますが、そのわれわれに伝わつて来る情報は、国会終了を待って外遊される準備が着々進められておるということであります。総理の御病気は外遊されるほど健康におなりになつたのでありますか、また大丈夫外遊される御自信がありますかどうか、もし外遊されるとしたら――外遊されることは事実だと思います。準備が進んでおります。アイゼンハウアーなんかともお会いになる日までもうきまつているとか承っておるのでありますが、いつごろ、どういう目的で外遊される……

第19回国会 予算委員会 第30号(1954/04/15、26期、改進党)

○河野(金)委員 MSA諸協定はすでに衆議院においては承認を与えられたのであります。わが改進党もこれに賛意を表したのであります。従つてそのうらはらである本特別会計予算に対しては自動的技術的に賛成せざるを得ないことに相なります。  MSAは最初相当の経済援助が伴うがごとき宣伝をされた政府の苦肉の現われが、今7画のこういう措置であろうと思います。米国の過剰農産物を五千万ドル買い入れ、そのうちの一千万ドル分、すなわち三十六億円を本特別会計に入れたものであります。しかもこれにはひもがついていて、兵器産業の拡充に充てられようとしておるのであります。日本は緊縮予算、耐乏予算のもとにおいても、防衛関係費だけ……


河野金昇[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
23期-24期-25期-|26期|-27期

■ページ上部へ

各種会議発言一覧(衆議院26期)

河野金昇[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
23期-24期-25期-|26期|-27期
第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1953/07/11、26期、改進党)

○河野(金)委員 どうも最近の国会における政府並びに議員の質疑応答を見ていると、政府は議会を非常にうるさがつておつて、何とかごまかしてその場を通してしまえばよい、議会が終つたころにすべて問題を解決するという方向に行つているのであります。この間も予算委員会で問題になつたMSAにいたしましても、これを受けるとか受けないとか、特に岡野さんはあいまいにしておられますけれども、おそらく政府はもうこれを受けることにきめておる。そうして議会が終るころは、この前触れとして池田氏でも向うへやつておいて、あとで外務大臣かだれかが行つて正式にとりきめて来るであろうと思うのですけれども、ああいう人だけをやつておくと、……

第16回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1953/07/13、26期、改進党)

○河野(金)委員 MSAに関係した問題でありますが、おそらく岡崎さんは悪意ではないと思いますけれども、今まで外交上のとりきめなんかで、大体国会にかけるべきものも国会のないときにたいていきめられて、そうしてあとで国会の承認を得るというようなケースをたどつたのが多いのであります。日米通商航海条約なんかにいたしましてもそうでありますが、一旦国と国とが約束をしてしまつたものを、あとで国会が承認を求められた場合に、すぐそれを拒否するとかなんとかいうことは、これはなかなかむずかしい問題であるわけであります。不満な点はあつても、これをすぐ拒否するとか、すぐ書するということはなかなかむずかしい問題であるのであ……

第16回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1953/07/13、26期、改進党)

○河野(金)委員 他の同僚から質問が出たと思いますが、まだはつきりしないようでありますから、重ねてお伺いしたいのですが、義務教育費の半額国庫負担の問題であります。政府は今国会に提出されて、すでに参議院の方では審議されておるということでありますが、何だか日がたつにつれて、いろいろこの内容がかわつて来るようであります。たとえば最初は富裕以として六大府県とか七大府県とか育つておつたのが、だんだん切り落して来て、今では四つくらいになつたようであります。きようあたりは自由党の幹部の方からの、情報でありますから、真相はわかりませんが、むずかしくなつて来ましたから、また四つの中から二つか一つ落すのだというふ……



河野金昇[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
23期-24期-25期-|26期|-27期

■ページ上部へ

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

河野金昇[衆]在籍期 : 23期-24期-25期-|26期|-27期
河野金昇[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

 26期在籍の他の議員はこちら→26期衆議院議員(五十音順) 26期衆議院議員(選挙区順) 26期衆議院統計



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。