福田繁芳 衆議院議員
26期国会発言一覧

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このページでは福田繁芳衆議院議員の26期(1953/04/19〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は26期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院26期)

福田繁芳[衆]本会議発言(全期間)
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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 衆議院本会議 第45号(1954/05/07、26期、改進党)

○福田繁芳君 私は、改進党を代表いたしまして、ただいま上程されておりまする法律案に関して、自由党諸君がお出しになつたところの修正案には反対いたし、諸君の唯一の基盤としておりますこの内閣提案の原案に賛成いたしたいと思うものでございます。(拍手)  経済再建が最も急務であり、それに関連する重大法案であり、政局安定これまた一日も急を要する今日、わが改進党にしてかくのごとき態度をとらなくてはならないような、自由党諸君が無謀にして不正きわまるところの修正案を出されたことを、いたく私は遺憾に思うのでございます。(拍手)自由党の諸君も、今からでもおそくはございませんから、心からなるところの反省を促しながら、……

福田繁芳[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院26期)

福田繁芳[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 大蔵委員会 第6号(1953/06/23、26期、改進党)

○福田(繁)委員 私は先ほど来の井上委員、春日委員の御質問及び愛知政務次官の御答弁に関連いたしまして、四、五点をごく簡単に御質問いたしますから、お答え願いたいと思います。  先ほど愛知次官のお話によりますと、信用金庫法の適用を受けておる信用金庫の数が五百七十あられるというお話でありましたが、さすればこの五百七十の信用金庫の預貯金の総額を、最近でけつこうでありまするが、わかつておりますればお示しを願いたい。  それからもう一つは、普通銀行法の適用を受けておるところのいわゆる一般銀行の数と、これまた総預貯金の額をお示し願いたい、こう思います。

第16回国会 大蔵委員会 第7号(1953/06/24、26期、改進党)

○福田(繁)委員 私は上程になつておりまする塩業組合法に関しまして、以下数点お伺いをいたしたいと思うのでありますが、私のこれからお伺いせんとすることに関連しまして、はなはだ失礼でありますが、西川塩脳部長さんは、いつごろ塩脳部長に御就任されましたか伺いたい。
【次の発言】 それじやわかりましたが、なお失礼でありまするが、昭和二十五年の三月ごろは、西川塩脳部長は何の職についておりましたか、一応伺いたいと思います。
【次の発言】 それなれば、昭和二十五年の三月十七日の閣議におきまして、塩業対策の根本を決定せられたことは御承知あられまするかどうか、それをまず伺いたいと思います。

第16回国会 大蔵委員会 第11号(1953/06/30、26期、改進党)

○福田(繁)委員 井上委員の質問に関連しまして、中島公益事業局長に一、二点伺いたいと思います。ただいまの井上委員の問題の電気のコストのことですが、これはもう少し慎重に次会まで御研究を願いたいと思うのであります。私たちが聞くところによりますと、なるほど水力でも火力でも、相当な設備資金が新しくかかつて来るのでありますけれども、それに関連して大量生産ができるわけだから、勢い一割なり二割というものは安くできるのではないかということを専門家に聞いているわけであります。これを私たちがしつこく言うのは、ほかでもないのですが、本委員会に付託されております塩田事業の法案に非常に密接な関係がある。というのは、塩は……

第16回国会 大蔵委員会 第12号(1953/07/01、26期、改進党)

○福田(繁)委員 私は、簡単に地方銀行協会の亀山さんにちよつと一点伺いたい。先ほどあなたのお話にもありましたが、たしか一昨年と記憶いたしておりますが、あなたの会の方からわれわれ中央に陳情が参りまして、先ほどお話のように、地方の金が中央の銀行に集中して困る、吸い上げられて困る、そうすると地方産業の育成に非常に困るから何とか善処してもらいたいということを、あなたの前の会長さん当時に実は陳情を受けたのであります。そこでわれわれは、大蔵省なり日銀当局に対して、それではいかぬじやないか、地方、産業の育成のためにも相なるべくはそういう弊害を除去するようにしなければいかぬじやないかということを強く要望したこ……

第16回国会 大蔵委員会 第13号(1953/07/02、26期、改進党)

○福田(繁)委員 さきの理事会の結果に基いて、委員長の方から大蔵当局に対して、例の払下げ物件に関して、大蔵委員会では一応これを問題として取上げておるから、大蔵大臣の承認することは暫時見合せてくれという強い要望を、大蔵委員会の名のもとに委員長からしておいてもらいたい。
【次の発言】 私は信用金庫協会の安武さんに伺いたいと思うのです。目下私どもの委員会において、信用金庫法の一部改正法律案を審議いたしておりますので、以下数点を伺つて、その審議の過程に参考にさしていただきたいと思います。  まず第一番に伺いたいのでありますが、あなたから御提出されましたところの資料を見ますと、非常に信用金庫の飛躍と申し……

第16回国会 大蔵委員会 第14号(1953/07/03、26期、改進党)

○福田(繁)委員 私はこの問題に関して、管財局長のこの委員会におけるところの御答弁は一応了承できる。しかしながら、お聞きのように両工場の所在地の選出議員諸君が、お話の通り相当問題にしておる。そこではたしてこれが財政法の違反になるものか、ならぬものか、ひいては世間の誤解も一掃いたしたい、こういう意味合いで、委員会が明後日の午前九時に実地調査に行くことになつておるわけです。そこで先ほど同僚議員が御請求しましたところの資料が幸い間に合えばけつこう、間に合わなければ、帰つた直後でもよろしいですから、可急的すみやかに用意していただきたい。それともう一つけ加えておきたいことは、先ほど来請求しました資料もけ……

第16回国会 大蔵委員会 第15号(1953/07/04、26期、改進党)

○福田(繁)委員 私は目下上程になつております塩業組合法案に関して、過日来の質疑の残つておる数点を御質問いたしたいと思うのであります。まずその前提として、本日新しい総裁がせつかく御出席されておりますので、私の聞くところによりますと、専売公社の新総裁は、専売事業に関して一方ならぬ抱負と経験があると聞いておるし、加えて数年間野にありまして、専売事業に関連する民の声を長らくお聞きなさつておられるということも聞いておりますので、よい機会でございますから、この際新総裁から専売事業に関する抱負というか、経輪というか、さようなお考えの点を一応お示し願えますれば、これから質問する上において非常に参考になると思……

第16回国会 大蔵委員会 第17号(1953/07/08、26期、改進党)

○福田(繁)委員 動議を出します。国有財産法に関連する審議は明後十日に変更されまして、その十日には枚方製造所の事務的遂行責任者であります近畿財務局長と、近畿財務局の管財部長の両君の出席を求めたい、こういつた動議を出します。お諮りを願います。

第16回国会 大蔵委員会 第19号(1953/07/10、26期、改進党)

○福田(繁)委員 私はただいま議題になつております、先日来審議中の陸軍造兵廠枚方製作所に関連する質問を、これから数点いたしたいと思うのであります。  その質問要項に入る前提として申し上げたいのでありますが、この問題は、御承知の通り過日来当委員会においてとかくの社会的な風評もありますので、事いやしくも国有財産でありますから、慎重に調査いたして、もし一そういうところにとかくの風評の事実がありまするならば、これをあくまで追究して責任の所在を明るくして、これに対する根本対策を打立てなければならぬ。幸いにして調査の結果さようなことがなくて、正しく認識ができ得るということになれば非常にけつこうだ、こういう……

第16回国会 大蔵委員会 第20号(1953/07/11、26期、改進党)

○福田(繁)委員 私は輸入協会の田中さんにごく簡単に一点伺いたいと思う。あなたの先ほどのお話を伺つておりますると、前提が、国内生産に携わつておりますところの武田君の話を聞かれて、輸入業者としてごもつともな話であつたと思つて、一応私は了承するのでございます。ただ先ほど予算委員会でのわれわれ同僚委員のこの問題に対する検討の態度に対して、とかくの御批評がありました。われわれ大蔵委員会は、関税法という問題に関連いたします関係上、慎重に審議しなければいかぬという意味合いで、御両者をここへ招致いたしまして、そうしておもむろに御高見を伺つて、これを資料として関税法を再検討しようとしておるのでありますが、その……

第16回国会 大蔵委員会 第26号(1953/07/21、26期、改進党)

○福田(繁)委員 先ほどから苫米地委員の非常に蘊蓄を傾けた御質問がありましたが、この問題は実は非常に大きな問題なのです。それを管財局長に答弁を求めるということは、むしろ苛酷であつて、限界を逸しておると私は考える。それで、事いやしくも外交に関連している点もありますししますから、次回の委員会に岡崎外務大臣と小笠原大蔵大臣を呼ばれて、本日の質疑の継続をいたしたい、こういう動議を出します。

第16回国会 大蔵委員会 第27号(1953/07/22、26期、改進党)

○福田(繁)委員 私は、この際この中途半端な時間を借用しまして、過日来問題となつております塩業組合法に対しての最後の結論を出してみたいと思うのです。きようは幸いに政務次官と今泉監理官がお越しでございますから、御両君から率直に御答弁を願いまして、その御答弁いかんによりますれば、本日中にこれを決したい、こう思うのです。  先般来、数回にわたつて塩業組合洪に対していろいろと同僚議員たちとともに質疑いたしました結果、大蔵省並びに専売公社は、この国内塩需給対策に対して非常に積極的で、七十万トンの目標達成にあらゆる努力を払つておられるということを承つて、本員といたしましても非常に心強く実は存じておるのであ……

第16回国会 大蔵委員会 第28号(1953/07/23、26期、改進党)

○福田(繁)委員 閉鎖令を廃止すれば一番いいのだが、これは目下この法案の前提で清算しておるから、廃止するわけに行かぬという点はよくわかるのでありますが、また一面、かわつた立場で私は率直に聞いてみたいのであります。講和会議が成立しまして、独立国家になつておる今日、国内の財界、あるいは事業界、そうかと思うと非常にお気の毒な、選挙のときにはおそらく社会党に投票されるに間違いないところの引揚者の方、あるいは外地に長らくおつて在外資産を置いて帰つて来た方、こういつた方からこの法案を一刻も早く通してくれという陳情をわれわれは受けておるのであります。そこで私は、逆に尋ねてみたいのでありますが、もしこの法案を……

第16回国会 大蔵委員会 第29号(1953/07/24、26期、改進党)

○福田(繁)委員 私はこの際、実は大蔵大臣の御出席を願いまして、一応御参考に大蔵大臣の所信を率直に伺いたいと思うておつたのでありますが、参議院の方の予算委員会のためにどうしても出られない、かわつて、この私が伺わんとすることを、愛知政務次官から責任ある答弁をさせるから、こういうお言葉でありましたので、幸いに愛知政務次官の御出席がありますので、一応御参考に伺つておきたいと思うのであります。  ほかでもありませんが、この国会を開きまして以来、当大蔵委員会は、御承知の通り他の常任委員会の何倍と申しましても語弊なきがごとくに、毎日毎日かくのごとく蓄積いたした重要法案を今日まで審議いたして参つたのでありま……

第16回国会 大蔵委員会 第39号(1953/08/07、26期、改進党)

○福田(繁)委員 ただいまの井上委員の御意見に関連するわけなんですが、井上委員のお申出になつたことはしごくごもつともでありまして、実は事の起りは、七月三十一日の東京新聞でありますが、その翌日、同僚議員からその新聞をわれわれに提示がありまして、われわれも見まして、事意外に思いました。それが事実ならば、本委員会と申しますか、国会を無視する言辞はなはだしいものがある、こういうふうに考えまして、翌日、委員会散会後その事実がわかつたものでありますから、大蔵政府委員室へ参りまして愛知政務次官にその事実を示して、事の真否を調査を求めてあつたわけなのであります。そうしましたところが、翌日愛知大蔵政務次官が言わ……

第16回国会 大蔵委員会 第40号(1953/09/08、26期、改進党)

○福田(繁)委員 ちようどきようの委員会に新旧管財局長が来られておりますので、いずれ委員長から本委員会に対しての御紹介はあると私は存ずるのです。だが絶好の機会でありまするから、まず両局長に対して一言御信念と御高見を拝聴することができれば、非常にけつこうと思うのです。  ちようど先国会においては、御承知の大蔵関係の法案が山積みとなりましたが、なかんずく管財局関係の重要法案が相当ありました。阪田局長の非常な御熱心と議員諸君の御理解によつて、その法案はおおむね通つたのです。しかしながらわれわれいろいろ検討いたしますのに、法案自体は通りましても、まだそれに関連するところの懸案は残つているような点が数点……


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第17回国会(1953/10/29〜1953/11/07)

第17回国会 大蔵委員会 第2号(1953/11/02、26期、改進党)

○福田(繁)委員 私はせつかくきよう坂口総裁がお見えになつておりますので、この法案に関して相当具体的問題について御質問がございましたが、私は先ほどから待機しておつたのでありますが、もうすでに時間が相当切迫しておりますし、なおかつ同僚数名の諸君からの御質問に対する総裁の御答弁で、やや一部分はわかつた、しかしながら非常に困つたことに、同僚議員諸君の御意見の中にも、ただいまの総裁の御答弁の中にもあつたように、この法案を審議してそもそもこれをつくつた大蔵委員のわれわれとして、非常に心外にたえない点が多々あるのです。少くともこれはわれわれ大蔵委員としても、相当特別の責任があると思う。しかし今からでもおそ……

第17回国会 大蔵委員会 第3号(1953/11/04、26期、改進党)

○福田(繁)委員 私は今後はさておき、終戦後今日までの大蔵次官の中において、議会においてほんとうに率直に、真剣に、良心的にお答えくださるという点において一番敬意を表せると思うところの河野次官がきようは御出席でありますからして、大蔵関係に対して数点伺つてみようと思うて実はお待ちしておつたのでありますが、御案内のように、辛うじて今公平な委員長が私に御指名になりました。非常に時間がなくて残念に思います。ただいま春日委員からもお話があられましたように、大蔵次官に御就任されて、ということより、むしろ前々国会から初めてあなたは御出席されたわけなんです。委員会の部屋もおわかりでございましようし、なおまた委員……

第17回国会 大蔵委員会 第4号(1953/11/06、26期、改進党)

○福田(繁)委員 ただいまの参考人の井関教授の、むしろ井関教授は大学教授というよりも、中小金融問題に対するエキスパートである、権威者である。こういう意味合いではわれわれは非常に常日ごろ敬意を表しているわけである。そこでただいま山本委員の御質問に関連して、そういつた立場から率直にひとつあなたの御高見を伺いたい、こう私は思うのであります。今あなたのお話の中に上つておりますところの株主相互という金融業者でありますが、これはできまして、聞くところによりますと、もうすでに三、四年は経過しておるという。ちようどその間はあなたの庶民金融、いわゆる国民公庫の最高幹部というお立場でつぶさに手にかけられ、それをな……

第17回国会 大蔵委員会 第5号(1953/11/07、26期、改進党)

○福田(繁)委員 私はその問題に移るに先だちまして、先般来問題になつておりました枚方の造兵廠の調査委員の一人として、委員長を通じて同僚委員諸君の御了承を求めたいがために発言を求めたわけなのであります。同僚諸君から何かと御配慮願つておりましたところの調査団のその後の事務遂行に関しまして、最終段階の打合せ会を昨日四時半から、島村調査員を除く全員が出席いたしまして、約一時間にわたりましてなごやかに意見の交換をいたしました。たいへん遅ればせでありますが、非常に御熱心な各委員の御発言もありましたので、それを織り込みまして、一応の調査書の用意ができましたから、その調査書に関して、調査委員でありまするところ……

第17回国会 大蔵委員会 第6号(1953/11/17、26期、改進党)

○福田(繁)委員 ただいま古屋同僚議員の御説明を聞きまして、非常に意外と思うと同時に、遺憾しごくに存ずるのであります。まず何がゆえに遺憾かに申しますと、われわれ大蔵委員会において、法務委員の古屋議員をお招きしてこういう問題を取上げること自体私は遺憾である。と申しますのは、こういうことは、事実言うならば、行政監察委員会かどこかで取上げて、そうしてお互いの議員並びに委員会の品位にかかる問題であるから、あくまでも事実の実態を調査をするのが当然であるかもしらん。それがはからずもたまたまこういう速記録に基いて、こういう問題を伺わなければいかぬというこことは、本委員会のために非常に遺憾に存ずるのであります……

第17回国会 大蔵委員会 第8号(1953/11/25、26期、改進党)

○福田(繁)委員 参考人の深澤義守君に伺いたいと思うのでありまするが、今かつて大蔵委員であられた参考人からるると申されましたので、大体われわれは了承はできる。できますけれども、先ほど委員長からも申し上げましたごとくに、法務委員会で古屋貞雄委員からされた発言の内容というものは、わが大蔵委員会の権威のためにも非常に重大な問題である。時たまたまいわゆる庶民金融関係の各般の問題を本委員会で取上げて審議いたしておるさ中に、庶民金融の一つの変形といえども保全経済会の問題において、かつての本委員会の名誉を傷つけるということがあるならば、実にゆゆしき問題である、かように思うて御足労願つて、われわれから質問する……

第17回国会 大蔵委員会 第9号(1953/11/26、26期、改進党)

○福田(繁)委員 それは運営の上で考慮の必要はない。問題は古屋君と深澤義守氏の意見が対立したのでありますから、深澤衛門というのは、深澤義守君と古屋君を参考人として調べるならば、これは一応参考人として呼ぶのが常道である。衛門君は違う。問題は古屋君と深澤義守君が完全に対立した。そこでその時分の証人をもう一度証人として聞く。この衛門君だから、当然参考人として呼ぶ必要はないわけだ。私はそう思う。一応柴田さんのお話されんとするところはわかるが、事実上衛門君は違うんだから、そこを御了解なされて、山本君の御意見の通り、昨日の委員会の決定の通りおやりになるのが常道だと思う。

第17回国会 大蔵委員会 第10号(1953/11/27、26期、改進党)

○福田(繁)委員 私は岡野通産大臣から、当大蔵委員会に関連する問題について多少御高見を拝聴し、また意見を申し上げてみたいと思つて実はお待ちしておつたのでありますが、あなたがここへお越しになるのがおそく、お帰りになるのが早くて、この通り時間がございませんので、ただ一言あなたに強く要望いたしておきますが、この年末金融に関してあなたの所管に関連するところの商工中金、中小企業金融公庫、あるいは国民金融公庫の責任者に実はきようお越し願いまして、そうして諸君が通産大臣の命を受けてこの差迫つておる年末庶民金融をいかにするか、どれだけの心組みと御用意があるのかということをつぶさに承つておるのでありまして、各諸……

第17回国会 大蔵委員会 第11号(1953/11/28、26期、改進党)

○福田(繁)委員 せつかく委員長から私に御指名くださいましたので、一萬田総裁にごく簡単に一言御質問したいと思います。私はご承知のように改進等に所属しておりますので、一萬田総裁の金融政策には全面的の賛意と敬意を表しているわけなんであります。  そこで一言、先ほど総裁のおつしやつた言葉の中に、年末金融はとくと関心を持つて、ことに細心の注意を持つてこれに善処いたしておるという、非常にお心強い話を聞いて意を強くするのであります。ちよつと私伺いたいのでありますが、本年は御承知のように、当初の予算が遅れたのに端を発しまして、次々災害が重なりまして、相当この年末の金融は行き詰まるのじやなかろうかしらというこ……


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第18回国会(1953/11/30〜1953/12/08)

第18回国会 大蔵委員会 第1号(1953/12/01、26期、改進党)

○福田(繁)委員 ただいまの委員長の御発言につきまして、意思表示しました通りに私は賛成いたします。ただ本大蔵委員会といたして、保全経済会の金融問題を審議いたして行くのに、伊藤斗福君一人ではどうかと思いますので、伊藤斗福というものは保全経済会の法律上の責任者であるから、業務執行上の幹部を一、二適当にともに参考人に呼んで聴取されんことを希望申し上げておきます。

第18回国会 大蔵委員会 第3号(1953/12/03、26期、改進党)

○福田(繁)委員 先ほどから私は、同僚議員が伊藤理事長ですか、責任者に対し御質問をいたした、それのお答えを静かに伺つておつたのですが、これから残された二、三の点に対して私は質問してみようと思うのです。その前提として伊藤さんに申し上げたいと思う。あなたの先ほどからの答弁によりますと、これがひとり保全経済会に関する問題でなくして、類似の多数のものの利害関係であるということを強調されておつたのであります。さすれば、本日あなたが来られてここにおいて答弁されることは、非常な責任がある重大なことであろうと私は考える。そこで、先ほどからのあなたの答弁と、またわれわれの手元にありますあらゆる材料と、この内容を……

第18回国会 大蔵委員会 第7号(1953/12/08、26期、改進党)

○福田(繁)委員 管財局長が来られているから、この際ちよつと伺いたい。先般の委員会で、たしか大蔵当局から、例の戦争中接収したところのダイヤモンド及び貴金属、これを民間に返還するところの一つの立法化をいたしつつあるということを伺つたのでありますが、事実その後いかようになつておられるか、もう今国会はきようで終りでありますが、来国会でも御上程されるところの御意思があるかないか、簡単に伺つておきたい。
【次の発言】 管財局長の御答弁は了とするのでありますが、私も実は所管の委員諸君から大体伺つておりますので、相なるべくは早く御上程される方がすべてのためにいいと思いますので、重ねてそれを強く要望申し上げて……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 大蔵委員会 第7号(1954/02/11、26期、改進党)

○福田(繁)委員 先ほどから塩に関する同僚諸君と当局との質疑応答を拝聴いたしておつたのでありますが、要するところは、国内製塩をいかにして増産するかというところに問題が帰すると思う。それで専売当局も、いかにしてこの国内製塩を増産さすかということに対して、たいへん御心痛されていることはわかる。井上なおまた春日両君から、冒頭に質問されたところの会計検査院の問題も、およそそこに原因があるであろうと思う。幸いにきよう三井塩脳部長が御就任されて初めて本委員会に来られたのだから、三井塩脳部長は、いかにして国内製塩に対する増産計画を持つておられるか、できることならばここ三年、既往にさかのぼつて、昭和二十七年よ……

第19回国会 大蔵委員会 第8号(1954/02/17、26期、改進党)

○福田(繁)委員 関連して。ただいまさすが政務次官だけあられて、実に御名答されまして、われわれ野党にいる者も非常に心強くいたすわけなんであります。今の遊興飲食税も、各般の事情、言いかえれば、輿論並びに国会の模様、及び閣議の模様、こういう点を十分お考えになられてごしんしやくされたというところに、いわゆる実績をお示しになられたわけなんでありますが、ここに問題になつておりますところの各法案に関連するこの項目が、いわゆる輿論と、われわれ議員と、閣内の空気がさような実績の通りに行くとするならば、入場税、遊興飲食税のごとくに、根本的に是正される御意図があるかどうかということをあらためて伺つておきたいと思い……

第19回国会 大蔵委員会 第9号(1954/02/18、26期、改進党)

○福田(繁)委員 議事進行……。昨日の午前中の理事会の申合せに基いて、昨日、きよう、あすの三日間に、税制全般に関する質疑応答を繰返すということになつておると承りましたので、どうしても根本的な問題に対して大蔵大臣の御出席を願つて、そこから質疑をやらないことには、枝葉末節にとらわれて、院の内外の諸情勢の関係上、本関係法案を審議することは非常に支障を来すというので、大蔵大臣の出席を本員は促したのでありますが、その後の経過はどうなつたか。一応委員長にそれを伺いたい。
【次の発言】 どうしても大蔵大臣に来てもらつて、根本問題から検討を加えないことには――事務当局の御説明に対してはもちろん了承いたしますけ……

第19回国会 大蔵委員会 第13号(1954/02/25、26期、改進党)

○福田(繁)委員 議事進行。私は植木政務次官に伺いたいのでありますが、本議会始まつて以来、あなたはお職務柄ことごとくの法案に対する提案理由をいとも懇切に説明なさつておられます。つい過日までは主税局関係の法案かと思うと、本日は銀行局関係の法案、もちろんそれはよくわかるのでありますが、そこで伺いたいのであります。もうすでに本議会も始まつて今日は二月の二十五日と存じております。しかして今日の政局の院の内外の情勢はあなた御承知の通り。そこで大蔵省は一体今議会に対してどの程度の法案を今日の政局の段階としてお出しになられる御予定であるかということを、一応伺いたいのであります。

第19回国会 大蔵委員会 第17号(1954/03/05、26期、改進党)

○福田(繁)委員 ちよつと関連して……。ただいま同僚議員春日君から銀行局長並びに政務次官に対する御質問がありましたので、それに関連して銀行局長に伺いたい。話が枝葉に入るようでございますが、あなたは最近地方へいわゆる金融状態の御視察にお越しになつたことがあるかないかを伺いたい。
【次の発言】 私は銀行局長にぜひお願いしたいのでありますが、大体予算の目鼻もついたのでありますから、ぜひ地方にお出ましなすつて、生きたところの世り中の金融情勢をとくと御調査願いたい。私案は一昨日北海道へ参りまして、昨日帰つたわけでありますが、一日間でしたが、あの比較的日本国内において経済的にゆたかといわれております北海道……

第19回国会 大蔵委員会 第19号(1954/03/10、26期、改進党)

○福田(繁)委員 ただいまの春日君の動議は非常にごもつともと存ずるので、おそらく満場一致できまるものと思います。ただ問題は、本委員会の運営方法に関して、かねて理事者間においてある程度の申合せがありますので、そういう点を勘案する意味合いにおいて、ただいまの春日君の意図しておられるところを完全に実現するために、この動議の運営方法を明日の理事会で適当に御相談なさつて、そうしてかねての理事会の申合せに完全にマッチするように格別のおとりはからいをしてもらう前提条件で賛成いたします。

第19回国会 大蔵委員会 第21号(1954/03/12、26期、改進党)

○福田(繁)委員 私はごく簡単に、島崎全国相互銀行協会専務理事に伺いたい。  本日は、目下問題になつております、御承知の行き詰まつておる中小企業金融対策に関して、皆さんたちに御出席願つてわれわれ御高見を拝聴して、今後の対策の参考にいたすわけでありますが、実は先ほどあなたのお話を聞きますと、われわれのいたく共鳴する点が多々あるのであります。何と申しましても、この中小企業金融の打開は、あげて相互銀行、信用組合、こういつた機関の健全なる発達ということと、おのおのの銀行なり信用組合のおい立ちの趣旨をあくまで感得してもらわぬことには、いかに政府預託金を増額しようが、とうてい中小企業の救済にはならぬわけで……

第19回国会 大蔵委員会 第22号(1954/03/16、26期、改進党)

○福田(繁)委員 この際つけ加えて、政府機関に伺いたいのですが、今当委員会においては、御承知の通りあなたの所管の各種法案に対して、鋭意審査を進めておるのでありますが、ただいま春日君からああいう動議が出たわけなんですが、あなたはこの動議に対してどうお考えになられるか。言いかえれば大蔵委員会の決議を御尊重なさる御意思があるかどうかということを一応承つておきたいと思います。
【次の発言】 議事進行……。ただいまたまたま入場税法案に関して井上君から質問に入つたわけでありますが、実はこの入場税法案と繊維奢侈税の両法案に対する質問を始めますならば、およそこの会期一ぱいかかると思うのです。そうすると、この四……

第19回国会 大蔵委員会 第26号(1954/03/23、26期、改進党)

○福田(繁)委員 今の春日君の問題に関連しまして、私はむしろ行政府の河野銀行局長に要望しながら、いささか質問してみたいと思う。政務次官は自由党の出身でありますから、もちろんこの政府の基本線を逸脱できないということは、私は一応了解できます。さればといつて、自由党の吉田内閣はいつまで安穏に行けるかということは、行政府の方はよくおわかりの通りです。率直に言いますれば、およそここ一週間か十日で、吉田内閣はいかに基本線を保持されようとなさつても、生命が継続でき得ない、これは院外の一般各国民の見る目であります。そこで、行政府は政務次官と立場が違いまして、この時期にこそ、ほんとうに中小商工業者に理解の深い、……

第19回国会 大蔵委員会 第27号(1954/03/24、26期、改進党)

○福田(繁)委員 私はこの際ごく簡単に、ただいま春日君の質問に関連しまして大蔵政務次官に伺つておきたいと思う。  今も春日君から話がありましたごとくに、当委員会の決議、言いかえればどうしましても行き詰まつたところの中小企業者の倒産及び不渡り手形が激増するのであるから、これを防ぐのには新規預託並びにこれに類似する適切なる方法を講じなければならないというのが、この委員会の決議でありますが、政務次官は趣旨は尊重する、しかしながら今日の段階では、現内閣の金融基本政策を固持しながら推移に従つて適当な処置を講ぜられる、こうおつしやるのでありますが、依然として新規預託をされるという御意思はないか、こういうよ……

第19回国会 大蔵委員会 第28号(1954/03/25、26期、改進党)

○福田(繁)委員 私は、この際委員長に特にあつせん御配慮方を願いたいことがあるのであります。ただいま井上君の御動議によりまして、入場税に関する問題に対して、後ほど自由党から御回答があることはわれわれ衷心から了承いたします。ただ御承知のように、本日は院の内外、国民の注目の的になつておりまする、また現政府としましても重大な法案でありますところの教育法に関して、わが改進党から提案しました修正案が大体ある程度の妥結点が見出されまして、勢いそれに伴つて、改進党としてはこれから顧問会議及び常任委員会、代議士会、議員総会、この四つの機関を経由しまして、大体午後二時ごろに結論を出して本会議に望むというのが今の……

第19回国会 大蔵委員会 第31号(1954/03/30、26期、改進党)

○福田(繁)委員 議事進行……。草葉さん、あなたそういう詭弁的な答弁をすると非常にぐあいが悪い。というのは、さつきからの空気で反映されて御承知のように、実はきよう租税特別措置法を上げぬと政府が困るわけです。そこで問題になつておるこの春日君の重大な質問に端を発して、こう紛糾しかかつておるのです。それで私はあなたと初めてでございますが、改進党でございまして、(笑声)改進党も社会党もかつて政権を担当したことがあるのです。そこで言いかえれば、閣議決定ということに対する書面の決定あるいは了解決定も、十分経験して知つております。あなたは大臣になられて、おそらくこのときは日が浅いものだから、御錯覚されたもの……

第19回国会 大蔵委員会 第33号(1954/04/01、26期、改進党)

○福田(繁)委員 私はこの際委員長に伺いたいと思います。今国会開会以来、当委員会は重要法案が山積みいたしておつたのでありますが、各党派の御理解深いところの各委員諸君のご協力と、なおまた委員長が非常に人格高潔にして公平に御運営されるところによつて、当委員会が慎重審議いたして重要法案も大半片付いたということは、ひとえに委員長の人格のたまものとして、われわれ委員は厚く敬意を表するのであります。しかるところ、最近新聞紙を見ておりますと、たまたま委員長の千葉三郎君に関する記事をちらりほらりと見受けるわけであります。なかんずく本日の新聞の記事、これは千葉三郎君個人の問題といえども、当委員会の委員長として非……

第19回国会 大蔵委員会 第36号(1954/04/07、26期、改進党)

○福田(繁)委員 私はこの際委員長にちよつと伺いたいと思うのであります。当大蔵委員会は、先般も本員が申し上げましたごとくに、与野党の議員双方ともに、いわゆる正しい理解と協力の精神のもとに、非常に円満に本日まで参つたの募ります。たまたまその議案において、おのおのの所属政党の党議が相反する場合には、多少の懸念がありましたけれども、そういうときには、御承知の通り理事会なりあるいは委員懇談会を開きまして、お互いに相譲り合うところの精神を見出しまして、これまた円満に妥結いたして、今日まで他の委員会に見ないほど平和に円満に参つたわけであります。そこで会期も迫つて参りましたが、多数重要法案も残つておりまする……

第19回国会 大蔵委員会 第38号(1954/04/09、26期、改進党)

○福田(繁)委員 議事進行。提案者、なかんずく大平君の純情な、純真な御苦慮の点はわれわれよくわかる。さればといつて社会党の両君の御質問も実に傾聴に値するものがある。なかんずくこれが近日のうちに参議院に参つたときには、衆議院の大蔵委員会の権威にかかわるというような問題も起り得ると思いますので、この際暫時休憩されまして、大蔵大臣をぜひ出していただいて、大蔵大臣と社会党両派との質疑を記録にはつきり残さして、しこうしてこの問題に対する善後処置を講じたいと思います。ただいま大蔵大臣に連絡をとらしめますれば、財務局長会議をいたしておるようで、もう三、四十分たつと来られるようでもございますから、大蔵大臣がお……

第19回国会 大蔵委員会 第39号(1954/04/13、26期、改進党)

○福田(繁)委員 ただいまの春日君の御意見は一応了承できるのですが、せつかく公述人が来られて今参考意見を伺つておるのですから、後刻の理事会で適当にきめたいと思います。

第19回国会 大蔵委員会 第40号(1954/04/14、26期、改進党)

○福田(繁)委員 ちようどよい機会ですから、国民金融公庫の理事の方に一点伺いながら、つい最近国民金融公庫に関して私の見聞した点を一、二申し上げて御参考に供して要望いたしたいと思うのです。  まず伺いたいところは先ほど恩給に関する公庫の事務取扱いに関して詳細に御説明あられたので、われわれも了承いたしますか、一般の零細金融と申しますか、中小企業金融の対象と申しますか、あなたの方の窓口へ申し込まれる相手方に対して、どうしてイエスかノーかを決定されるか、またその貸出の順序をこの際御参考に伺いたいと思います。
【次の発言】 一応普通の順序はよくわかりまして、われわれも納得できるのであります。そこで伺いた……

第19回国会 大蔵委員会 第42号(1954/04/16、26期、改進党)

○福田(繁)委員 本日は、午後はわれわれ大蔵委員会の申合せにおいてとうとい、得がたいところの実地見学調査をやることになつており、その時間も迫つているようですから、たまたま今春日君から動議が出されましたので、なるほど大蔵政務次官もせつかくおいでを願いましたが、委員長、非常に御苦心の点と思いますけれども、暫時休憩して、理事会を開いてお諮りを願いたいと思います。

第19回国会 大蔵委員会 第45号(1954/04/22、26期、改進党)

○福田(繁)委員 本日はこの程度にしておいて、明日定刻から始めて質問を続行されんことにして、散会されるよう動議を提出します。

第19回国会 大蔵委員会 第47号(1954/04/26、26期、改進党)

○福田(繁)委員 私はこの際主計局の次長が来られておりますので、国の所有に属する自動車の交換に関する法律案、この案件に関して参考までに伺いたいと思うのであります。まず第一点は、今日の段階で、国の所有に属する自動車は、台数にしてほぼ幾らぐらいあるものかということを概略伺いたい。
【次の発言】 この法律案を上提された趣旨はわれわれよく了承できるのであります。ただ問題は、先般の当委員会において、この法案に関してのわれわれ同僚委員と政府当局との間の御質問、あるいはお答えの内容をつぶさに伺つておりますと、どうしても台数というものと、できることでありますならば、たとえば五〇年を限界にして、五〇年の前の古い……

第19回国会 大蔵委員会 第48号(1954/04/27、26期、改進党)

○福田(繁)委員 昨日の委員会におきまして、私は国の所有に属する自動車の交換に関する法律案、これに関連して主計当局に対して資料を要求してあつたのでありますが、資料がもしできておるとするならば、主計当局からその資料に基いて一応詳細に御報告を願いたいと思うのであります。
【次の発言】 なお参考に一点伺いたいのでありますが、昭和二十八年度に購入した四百台及び二十九度年に購入せんとしている四十三台、合せて四百四十三台に対して、予算の全額は平均幾らくらい組んでおられるのか。
【次の発言】 大体百三、四十万円ということになるのでありますが、さすれば、昨日の委員会で同僚委員の平岡君その他の諸君からも強い希望……

第19回国会 大蔵委員会 第49号(1954/04/28、26期、改進党)

○福田(繁)委員 私はこの際河野銀行局長に、出資の受入、預り金及び金利等の取締に関する法律案に関していささか御質問いたしたい。大蔵大臣、なおまた銀行局長もお聞きのように、ただいま自由党の方からこれに関するところの根本的の、骨抜きと申しますか、少くとも中枢神経くらい抜き取つたところの修正案が出て参つたわけなんであります。そこで私伺いたいのでありますが、この修正案をわが改進党なり、あるいは社会党から出されたというならば、これ勢い政党人としてうなずけるのでありますが、現内閣の唯一の与党であるところの自由党からこうい修正案を出される。少くとも政党内閣の建前といたしまして、この法律案をお出しになるときに……

第19回国会 大蔵委員会 第50号(1954/05/06、26期、改進党)

○福田(繁)委員 ただいま河野局長のアメリカ及びその他の国の、言いかえれば金融機関に人らざるこころの貸金金融の利子が年に三割ないし三割五分というところのお話がありましたが、われわれも実地にそれを見て参つたのであります。しかしながらアメリカとかあるいはヨーロツパというところは、御承知の社会保障が非常に徹底しておる。同時にまた日本の、なかんずく今日の吉田内閣と違いまして、末端の零細金融について国家が相当めんどうを見ておる。そういつた結果においてすら年に三割とかあるいは三割五分くらいの町の金融機関に対する利息というものを公然と認めておるのである。この点を御承知であるか。今日の日本の現状、なかんずく吉……

第19回国会 大蔵委員会 第51号(1954/05/07、26期、改進党)

○福田(繁)委員 関連質問。この法案の罰則に関しての法務当局のただいまの御答弁でありまするが、その御答弁の中に、最後は裁判所の判断にまつという言葉を至つて軽率に言われているが、私は、そういう罰則に関する問題については、もう少し敬虔な態度であなたに質問をし、また要望しておきたいと思うのであります。なるほどあなたがおつしやる通り、最後は裁判所の決定をまてばよいが、裁判所の決定をまつということは、その前に少くとも検察庁が起訴しているはずである。検察庁が起訴するということは、少くともその前に検察官なりあるいは警察官が相当本人を取調べておるわけです。最後は裁判所の判定というけれども、その以前にこうむると……

第19回国会 大蔵委員会 第55号(1954/05/14、26期、改進党)

○福田(繁)委員 私は委員長に若干希望を申し上げて、最後に簡単に動議としてあなたの手元まで御提出しておきたいと思います。それはほかでもありませんが、去年のたしか議会末期でありましたか、七月ごろと存じておりますが、大蔵委員会が所管の法案を審議いたしております場合に、どうしても海外の先進国の生きた実情を調査して来ないことには、今後の再建日本の大蔵省所管の法案を審議するのに非常に不自由を来すという結論に到達いたしまして、御承知のように、時の大蔵政務次官でありました愛知君の格別な御協力と御理解のもとに、円満に各党派から人選がいたされまして、六名の諸君が海外先進国を調査して参つたわけなんです。これは諸君……

第19回国会 大蔵委員会 第57号(1954/05/19、26期、改進党)

○福田(繁)委員 いよいよ会期も迫つて参つたので、当委員会において大蔵政務次官と銀行局長とともに御同席を願つてわれわれが御意見を伺うことは、おそらくきようが最後と思う。そこで私は一応今国会の懸案になつておりまする問題に関してお伺いいたしたい。それはほかでもありませんが、先ほど春日君が御質問しておりますところの中小企業の金融対策であります。ちようど浪花節の文句ではありませんが、二月ほど前、昭和二十九年三月十六日の当委員会において中小企業金融緊急対策に関する決議といたしまして、もう一度速記録に残す関係上読み上げます。  「最近の急激な金融引締政策の強化は、中小企業に不当にそのしわ寄せをし、ために小……

第19回国会 大蔵委員会 第62号(1954/05/27、26期、改進党)

○福田(繁)委員 春日君の動議はしごくごもつともで、非常に重夫であります。そこで私はこの春日君の動議に対して、国会法に基いて動議を提出する。それは何となれば、春日君のただいまの動議を議題として、ただちに理事会を開かれんことをお願いする。これを私は動議といたします。

第19回国会 大蔵委員会 第66号(1954/07/12、26期、改進党)

○福田(繁)委員 私はよい機会に大蔵大臣に本日お目にかかることができたのでありますが、御承知のように今経済、なかんずく金融の最大危機に直面いたしておりますので、本日は数項目にわたつてあなたの御高見を伺いたい、かように存じておるのでありますが、非常に時間が切迫なさつたようですから、今日は根本問題を一点だけ伺つておいて、あとは明日に続行いたしたいと思います。  小笠原大蔵大臣の財政政策、なかんずく金融政策に関しては、わが改進党は多少意見を実は異にいたしておる。しかしながら終戦後の大蔵大臣をひもとくとき、あなたくらい人格高潔にして、そうしてまた非常に職責におまじめであつて、政党人の先輩として議会の意……

第19回国会 大蔵委員会 第68号(1954/08/10、26期、改進党)

○福田(繁)委員 国税庁長官に、実はわが党の本名武君が質問いたすために通告いたしてあるのでありますが、今席をはずしておりますので、その時間を拝借いたしまして、私あなたに一言伺いたいと思うのであります。  それはほかではありませんが、先般来問題になつておりましたところのあの保全経済会に対する税の滞納に関する徴収は、その後どうなつておるか、一応この経緯を総括的に伺いたい。
【次の発言】 今の税の決定しておるものを徴収するために、いわゆる債権の保全をはかつておられる。言いかえれば不動産に対する強制執行をされておるということでありまするが、大体それは幾ばくくらいの金額を対象にして、どの程度の物件を差押……

第19回国会 大蔵委員会 第69号(1954/08/11、26期、改進党)

○福田(繁)委員 今春日君が議事進行の名のもとに非常に重要な発言をされましたので、委員長はとくと御配慮願いたいと思うのです。私も実は目下の急務でありまする中小金融対策に対して、中小企業庁から午前中から御出席してもらつて、この問題をある程度掘り下げて、目下の急務である行き詰まつておる中小金融打開の一義を果してみたい、かように思うて先ほどから待つておるのでありまするが、春日君も申されましたように、中小金融公庫に対する質問も即河野銀行局長に関連があります。なお大蔵政務次官、大蔵大臣に重要な関連がありますので、この諸君たちの御出席をしてもらわなくて、中小金融公庫とただ単に一対一の質問をするならば、むし……

第19回国会 大蔵委員会 第72号(1954/09/11、26期、改進党)

○福田(繁)委員 国民金融公庫の運営に関して、いい機会だから一点参考に伺つておきたいと思います。国民金融公庫が開設されて今日に至るまで、いわゆる期日到来したところの融資金額の中において、回収不能に陥つているのはどの程度あるからできることでありますれば、パーセンテージで、この程度くらいあるということをおわかりになればお聞かせいただきたいと思います。

第19回国会 大蔵委員会 第73号(1954/09/28、26期、改進党)

○福田(繁)委員 私はこれから河野銀行局長に金融部門に対する数点を質問いたしたいと思うのです。  まず第一点から伺いたいのでありますが、前国会中にわれわれが非常な杞憂の念を持つておりましたところの、本年度の下半期におけるところの金融界の情勢でございます。これに対して先般お盆も済んだわけでありますから、お盆を中心にして、言いかえれば本年度の下半期の金融趨勢をひとつ大まかなことを伺つておきたいと思います。
【次の発言】 当委員会におきましても、先ほど私が申し上げましたように、前国会において、本年度の下半期のいわゆる金融関係において非常な憂慮の念を持つておつたのでありますが、ただいま銀行局長から本委……

第19回国会 大蔵委員会 第74号(1954/10/11、26期、改進党)

○福田(繁)委員 私はただいま議題となりました専売事業に関する件に関連いたして質問いたさんとするものであります。  まず三井塩脳部長に伺いたいのでありますが、前国会の当大蔵委員会において、塩脳部長として御就任されて間もなくこちらへ御出頭願いまして、御承知の国内塩の自給対策について、昭和二十五年のいわゆる五箇年計画に基く閣議決定に関連してその後の模様を伺ったのでありますが、それに対して就任日の浅い三井塩脳部長から、かねての閣議決定の目標である六、七十万トンの増産対策もおおむねでき上り、ここ二、三年後には達成するように大いに努力を払われるという心強いお言葉を伺いましたので、われわれ塩業に格別の興味……

第19回国会 大蔵委員会 第77号(1954/10/27、26期、改進党)

○福田(繁)委員 よい機会でありますから、私は前谷長官にちよつと伺いたいと思います。それはほかでもありませんが、かつていわゆる時代の寵児として国民から注目されておりましたあの人造米が、その後どうなつておるかということが一点。それと聞くところによりますと、人造米の生産奨励のために、当局は相当補助金を出されておる、あるいは資金のいわゆるあつせん融資をされておる、こういうものの資料をわれわれ手元に持つておるのでありますが、これに対して詳細なことをこの際参考に伺つておきたいと思います。

第19回国会 大蔵委員会 第78号(1954/11/10、26期、改進党)

○福田(繁)委員 私はごく簡単に関連して質問をいたさんとするものでありますが、当委員会でかような質問をするのはどうかと思いますが、明日ちようど銀行局長及び中小企業金融公庫の総裁、国民金融公庫の総裁、こういう諸君を招致いたして私が質問をいたさんとすることに非常に関連性がございますので、そこで住友信託銀行の名古屋支店の平井さんに、絶好の機会だから承つておきたいと思います。住友信託銀行名古屋支店は、中小企業金融公庫の代理店になつておるかどうか、まずこの点から伺います。
【次の発言】 私たちの資料によりますと、住友信託銀行には中小企業金融公庫の代理店として指定して、相当の金額を中小企業育成資金として政……

第19回国会 大蔵委員会 第79号(1954/11/11、26期、改進党)

○福田(繁)委員 私は実は本日三公庫の責任者にお越し願いまして、いわゆる庶民金融の根本問題、なおまた年末を控えての越年資金に対する対策及び先ほど大蔵省の理財局長並びに井上、春日両君との間の質疑の中にありました来年度の資金源の問題、こういった問題にわたつて詳細にお伺いいたそうというつもりでおつたわけであります。しかしながら、事ことごとく、これは銀行局長と大蔵省の首脳部がともに席にはべつておらぬと質問の意味をなさぬことになるのであります。そこで先ほどから委員長にしばしば大蔵省の首脳部の出席を要求したのでありますが、いかんとしても本日は御都合が悪いようであります。聞くところによりますと、当委員会の理……


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第21回国会(1954/12/10〜1955/01/24)

第21回国会 大蔵委員会 第1号(1954/12/14、26期、日本民主党)

○福田(繁)委員 ただいま議題になつておりまするこの法案に対して、大体提案の理由なり、それに関連するところの各党派からの質問はほぼ過ぎ去りたと私は思うので、ここで簡単に一言河野次官に伺いたいと思います。  先ほど提案者の春日一幸君は、実に人情的と申しまするか、縦横から見ても御無理ごもつともな御疑問をされたわけであります。それに対して新任日浅いところの大蔵大臣は、これまたわれわれ拝聴しておつても、まつたく終戦後歴代の大蔵大臣で、これほど下層に通じた大蔵大臣はないと思われるほどのごりつぱな御答弁をされたわけである。そこでこの問題に対する両派の野党の諸君の質問は、おのずから異なつたところの立場から質……

第21回国会 大蔵委員会 第2号(1954/12/21、26期、日本民主党)

○福田(繁)委員 私は民主党に属しますので、会計検査院の池田さんに対しまして、相当この問題に対して質問をいたし、そうしてあなたたちの猛省を促したいというように考えておつたのでありますが、先ほどの春日委員の御要求に基いて、いわゆる大蔵当局に警告を発したその警告文というものが、午後われわれの手元に資料とし参りますので、それをつぶさに検討した上で午後あなたに質問する。なおまた今明日本院において予算委員会が開かれておりますが、あまり事柄が重大であるために、わが党並びに社会党、自由党の諸君ともに予算委員会の方で議題にいたすということになつております。  そこで私は、三派の諸君と協議した上で、ここに決議文……


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各種会議発言一覧(衆議院26期)

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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 通商産業委員会大蔵委員会農林委員会連合審査会 第1号(1953/07/17、26期、改進党)

○福田(繁)委員 ただいまの井上委員の質問に関連いたしてその点を伺いたいのですが、この公庫の業務の一部を他の金融機関に委託せしめる、こういう場合がある、こうおつしやるのですが、先ほど来の御答弁によりますと、公庫の業務の全部を他の金融機関に委託せしめる、こういうような感を受けるのでありますが、全部委託をされるのでありますか、それとも多少公庫の窓口で直接おやりになる御方針であるか、これを伺いたい。
【次の発言】 ごく簡単に長官と政務次官に伺いたいと思います。  先ほどの問題でありますが、さしあたつては全部を他の金融機関に御委託されるわけなんですが、そうすると、委託を受ける方の、言いかえれば受託金融……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 大蔵委員会公聴会 第1号(1954/03/02、26期、改進党)

○福田(繁)委員 あなたはいわゆる世界の文化国家と称する各国へ、興行と申しますか、お催しに行つておられるはずと私承つておるのですが、そこで御参考までに伺つておきたいのであります。世界の文化国家と称される国において、そういつたお催しに対して税金をとつておる国に、はたしてどういう国があるか、もし事実あるならば、そういうところはどういう税率をとつておるかということも参考に伺いたいのです。
【次の発言】 今のあなたのお言葉の中で、一つ取消してもらわなければならぬことがある。この税金はぐるぐる迷つているということは、われわれも大いに痛感している。そこであなたは立法府のわれわれに対して、何か不信を抱いてい……



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データ更新日:2023/02/05

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