平井義一 衆議院議員
26期国会発言一覧

平井義一[衆]在籍期 : 23期-24期-25期-|26期|-28期
平井義一[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは平井義一衆議院議員の26期(1953/04/19〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は26期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院26期)

平井義一[衆]本会議発言(全期間)
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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 衆議院本会議 第45号(1954/05/07、26期、自由党)

○平井義一君 防衛庁設置法案及び自衛隊法案の二法案について、自由党を代表いたしまして賛成の意見を表明せんとするものであります。(拍手)  御承知の通り、この二法案は現行の保安庁法を改正したもので、まず防衛庁設置法案は、わが国の平和と独立を守り、国の安全を保つことを目的とし、陸上自衛隊、海上自衛隊及び航空自衛隊を管理運営し、これに関する事務を行うことを任務とする防衛庁を総理府の外局として設けようとするもので、従来の通り国務大臣をもつてその長といたしております。なお、三自衛隊を総合した見地から、長官を補佐するため統合幕僚会議を新たに設けて、自衛隊の総合的かつ有効なる運営に資せしめているものでありま……

第19回国会 衆議院本会議 第52号(1954/05/20、26期、自由党)

○平井義一君 ただいま議題となりました三法案について、内閣委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。  まず、元南西諸島官公署職員等の身分、恩給等の特別措置に関する法律の一部を改正する法律案について申し上げます。  本案の要旨は、昭和二十一年一月二十八日、いわゆる行政分離の日の前日において、元南西諸島にあつた官公署の職員で、その当時の法令に基いて組織されていた共済組合の組合員であつた者が引続き琉球諸島民政府の職員となつた場合には、これらの者に対し、共済組合関係法令のいわゆる長期給付、すなわち退職給付、廃疾給付、遺族給付に関する規定の適用については、恩給等の取扱いと同様に、原……

第19回国会 衆議院本会議 第53号(1954/05/21、26期、自由党)

○平井義一君 ただいま議題となりました恩給法の一部を改正する法律案について、内閣委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。  本案において改正しようとするおもなる第一点は、恩給を受けることができない理由に該当した恩給受給者の届出義務が従来恩給給与規則によつて定められておりましたのを、今回これを恩給法上の義務とし、これに違背をした場合の罰則もあわせて規定するものであります。  第二点は、本年一月一日から実施されました国家公務員の俸給の給与水準の引上げに伴い、いわゆる多額所得者の普通恩給の一部停止並びに公務傷病関係恩給等の金額計算につきまして、基準金額をそれぞれ改めることであります。……


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第20回国会(1954/11/30〜1954/12/09)

第20回国会 衆議院本会議 第6号(1954/12/06、26期、自由党)

○平井義一君 ただいま議題となりました自衛隊法の一部を改正する法律案につきまして、内閣委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。  政府は、前国会において増員を認められた陸上自衛官二万人をもととして、北海道及び東北地方における防衛警備力の充実強化をはかるため、去る八月政令をもつて二管区隊を増置したのでありますが、右は国会閉会中の措置であり、次の国会で自衛隊法を改正する措置をとらなければならない規定になつておりますので、本法案は、これら二管区隊の増置に伴い、同法中の別表について管区隊の名称及び所在地等を改正しようとするもの、であります。  本案は十一月三十日本委員会に付託され、政府……

平井義一[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院26期)

平井義一[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第9号(1953/07/14、26期、自由党)

○平井委員 先ほど以来各委員からの質問で、大蔵当局の意向が大略わかりましたが、事は非常に急を要しております。そこで七月、八月にいろ金が現地で百二十億なければならぬ。こういうせつぱ詰まつた状態でありますので、昭和二十八年度の予算が通過して、ただちに補正予算、すなわち追加予算を提出いたしたいのでありますが、これが査定が間に会うかどうか。金というものは御承知のごとく早くやらなければありがたさもなければ効果もないのであります。至急この処置を各省に命じて、今国会中に片をつけていただきたい、こう思うのでありますが、大蔵当局はいかにお考えになりますか。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第10号(1953/07/15、26期、自由党)【議会役職】

○平井委員長代理 農林大臣がお見えになりましたので、農林関係について質疑を許します。綱島正興君。
【次の発言】 きようは来ておりませんので、明日呼ぶことにいたします。
【次の発言】 関連質問として、江藤夏雄君、
【次の発言】 井手以誠君。――ごく簡単に。
【次の発言】 質疑はこれにとどめ、次に小委員の補欠選任についてお諮りいたします。委員異動の結果小委員に欠員がありますので、これら小委員の補欠選任を行いたいと思いますが、これは先例によりまして委員長より指名いたすに御異議はありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それでは、委員長におきまして、西日本風水害地対策小委員足立篤郎君の補欠に……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第12号(1953/07/17、26期、自由党)

○平井委員 河川局長に一言お尋ねいたします。夜明ダムの問題は目下検討中ということでありますが、大体結論が出ましたからお尋ねすることといたします。筑後川の現状からいたしまして、将来筑後川の上流まで直轄工事でお願いしたいのでありますが、その気持が建設省にあられるかどうか、これをまず一点お尋ねする次第であります。  次に、今度の災害におきまして、たとえば米軍の基地あるいは保安隊の所在地、こういうところは道路、河川、橋梁というものが非常に荒されやすいのであります。たとえば小倉市のごときは、米軍やあるいは保安隊から、始終道路が悪いから直してくれ。あるいは橋が危険であるということをしばしば申し込まれる。市……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第13号(1953/07/18、26期、自由党)

○平井委員 今回の九州の災害につきまして、競輪場の設置されておりますところの市におきまして、市町村の財政困難の折から、通産省といたしましては、この窮状を救うために、ただちにとは申しませんが、将来回数をふやしていただきたいのでありますが、そういう措置ができるかどうかということをお尋ねするのであります。その理由といたしましては、今回被害を受けました市の中で、競輪場を有しますところは、熊本、久留米、小倉、門司、この四市でございます。もちろん競輪場もその被害をこうむつておるのでありますが、市当局が非常に財政が困難であるという立場から、年に一回度数をふやしてもらつて、市の財政を救いたい、こういう非常な要……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第14号(1953/07/20、26期、自由党)

○平井委員 まず、銀行局長にお尋ねをいたします。先般西日本には未曽有の水害が襲いまして、あらゆる面において非常な困難を来しておるのでありまして、その救済にわれわれも地元民も政府も非常な努力を払いつつあるのでありますが、この救済に最も必要なるところの地方銀行に、先般も大蔵省が十億流しておる。その地方銀行は、中小企業者あるいは炭鉱その他商人を救うべく、金融対策をすみやかにやらなければならぬのでありますが、聞くところによれば、福岡銀行あるいは鹿児島、佐賀、こういう銀行が、この水害の混乱を幸いにやつたのではありますまいけれども、いかなる理由においてかストライキを断行しておる。そこで、目下その金融方面が……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第16号(1953/07/22、26期、自由党)

○平井委員 ただいまの綱島小委員長の報告に対して、質問をいたしたいと思います。綱島小委員長は、農林行政にかけては保利現農相にまさるとも劣らぬという確信を持つておられるので、一言お尋ねいたします。先ごろの二号台風並びにその後に起つた台風、この原因はいろいろありましようけれども、一番大きな原因とされておりますのは治山治水である。この治山の問題について、戦時中の濫伐、あるいは戦後においても日本建設のために濫伐をした。それが非常な原因であるというので、すみやかに植林をしなければならぬ、造林計画を立てなければならぬ、これが一点でありますが、この点をどう立法にうたつておられるか。それから、山林土木並びに林……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第17号(1953/07/23、26期、自由党)【議会役職】

○平井委員長代理 通商政務次官が見えておりますので、質疑を許します。熊谷憲一君。
【次の発言】 熊谷委員に申し上げますが、大蔵大臣と古池政務次官の話が食い違つておるように思いますので、御研究の上午後の委員会にでももう一度出席を願つて、そのときひとつ質疑をお願いしたいと思います。
【次の発言】 関連質問を許します。滝井義高君。
【次の発言】 通産省関係の質問はございませんか。――なければ午前中の議事はこの程度にとどめます。  なお、小笠原大蔵大臣は、必ず出席をする、しかし時間の約束ができぬということでありますから、時間がわかり次第拡声機で放送いたしますから、その間休憩をお願い申し上げます。  暫……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第18号(1953/07/24、26期、自由党)【議会役職】

○平井委員長代理 これより水害地緊急対策特別委員会を開会いたします。  和歌山県、奈良県を中心とする南近畿一帯を襲つた豪雨による被害状況につきまして、坊委員より説明を聴取いたします。坊秀男君。
【次の発言】 坊秀男君の説明は終りましだが、これについて何か御質疑はございませんか。
【次の発言】 次に、水害地対策について質疑を続行いたします。  本日は、通産省中小企業庁指導部長、通産省石炭局炭政課長、通産省公益事業局公益事業課長、文部省監理局教育施設部長、運輸省鉄道監督局民営鉄道部長、建設省官房長、建設省河川局長、厚生省環境衛生部長、自治庁財政部長、労働基準局監督課長、この方方が出席しておりますの……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第20号(1953/07/28、26期、自由党)

○平井委員 ちよつと先ほどの井手委員の御質問について、はつきりしておきたい点があります。与党の間において、政府がつなぎ資金を出したが受取らぬと、先ほどたしかそう聞いたのですが、その点をちよつとはつきりしておきたいのです。これは事務の手続その他で遅れて県が大蔵省に対して金を受取らぬのであつて、やるけれども受取らぬと与党の間で言うておるというから、井手委員もそこをはつきりしてもらいたいのですが、これは政府を攻撃するためとか、あるいは世間が流布しておるというのならいいけれども与党の一人として、それで了承してくれればいいが、その点をはつきりしていただきたいと思います。

第16回国会 内閣委員会 第6号(1953/06/29、26期、自由党)

○平井委員 ただいまの鈴木さん並びに島上さんの取消せというのは、全部取消せという意味でございますが、どこを取消せという意味ですか、ひとつお聞きしたいと思います。
【次の発言】 これはしかし、警備五箇年計画を出せという長官に対する質問に対して、辻さんが出すべきでないという見地から、長官に関連質問したのであつて、全然質問になつておらぬということでは、ちよつと違うと思います。(「なつていない」と呼ぶ者あり)島上君、一番最後をごらんください。「私は、長官の責任において断じて出すべきものではないと考えております。」とあつて、これは関連質問だと思います。

第16回国会 内閣委員会 第13号(1953/07/10、26期、自由党)

○平井委員 ただいまの松田委員の質問に関連いたしまして、一言長官に質問いたしたいと思います。ただいま木村長官は保安隊精神は非常に旺盛である、こうおつしやつたのであります。それは実は見方の相違であると思います。先般新町の保安隊を視察に行きました折に、新町の保安隊の幕僚長が日曜日などは保安隊の隊員は前の鐘紡の女工と手をつないで和気あいあいと遊んでおりますといかにも手柄顔をして言つたのであります。これも許されておりますから、私は決して反対はいたしませんけれども、保安隊のある場所あるいは警備隊が置かれてある場所の住民から、保安隊員のまねをしろ、あるいは警備隊員のまねをしろ、こういうふうに思われるように……


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第17回国会(1953/10/29〜1953/11/07)

第17回国会 内閣委員会 第2号(1953/11/04、26期、自由党)

○平井委員 それでは九州班の視察の報告を申し上げます。  九州班は去る八月十九日から二十二日まで四日間にわたり、現地に集合、現地で解散の日程で、保安庁の現地諸部隊を主とし、あわせて先般大蔵省設置法の一部を改正して従来の門司税関から分立した長崎税関及び長崎海洋気象台を視察したのでありますが、そのうちのおもなる点について御報告申し上げます。  第一に保安庁関係では、佐世保地方基地隊、大村駐屯地部隊、竹松駐屯地部隊を視察したのでありますが、隊員は、部隊創設以来、幾多の困難を克服しつつある現状であります。規律も厳粛にして志気もきわめて旺盛であります。一般に勤務状態は良好と思われたのであります。なお住民……

第17回国会 内閣委員会 第3号(1953/11/06、26期、自由党)

○平井委員 行政機構改革に伴う人員整理の上で、停年制を設けるつもりはあるかどうか。これを設けなければ、地方の市役所などは、七十を過ぎてもまた勤めておる。しかも無能な人間で、やめなければしようがないという状態である。もう一つは、新規採用をしないということであるならば、年々十数万の大学生が卒業して行くが、これの対策はどうするか。それと今度の行政機構改革に伴う二十九年度の予算編成の上にどう関連しておるか。私どもは小委員会をつくつてこれから審議するのでありますが、来年度の予算の上に人員整理あるいは機構改革はどう盛り込まれておるか、この点を大臣から承りたい。

第17回国会 内閣委員会 第4号(1953/11/07、26期、自由党)

○平井委員 援護庁の田邊次長に聞きたい、戦死者には先般一金五万円の弔慰金を差上げたのでありますが、先ほど八木さんが言われたように、一たび軍隊に召集されて、国のために尽して死んだという人に対しては戦地を問わず、内地を問わす、とにかく軍服を着て死んだという人には、これは額は申し上げませんが、将来幾ばくかの弔慰金をやる考えがございませんか。その点をひとつお尋ねしておきたいと思います。
【次の発言】 今の答弁で大体その意思のあることをわかりましたが、とにかく兵隊に行つて死んで、うちの人はやはり国に命をささげた、こう考えておるのに、隣のむすこはもらつたが、うちはだめだというようなことで、しかもそういう人……


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第18回国会(1953/11/30〜1953/12/08)

第18回国会 内閣委員会 第1号(1953/12/04、26期、自由党)

○平井委員 先般公務員に対して待命制度というものを設けて、もうすでに十一月一日からやつているが、本日の新聞紙上では一名も申出がない。こういうようなことで、先般塚田大臣は嫁入り前の女性などはかなり申込みがあるだろう、こういうような話でありましたが、申込みがないのでまた延ばした、こういうことでありますが、この待命制度というものがかなり役に立ち、また申込み手が将来出ると思いますかどうですか、ちよつとお聞きしたい。
【次の発言】 待命制度は昔の軍隊にあつたものですが、募集をして申込み手がないというのは非常にこれは物笑いになりはせぬかと思うので、もしなければ、成果があがらなければ、こういう制度はやめると……

第18回国会 内閣委員会 第2号(1953/12/05、26期、自由党)

○平井委員 すでに辻さんがおそらく質問をしたと思いますが、次長に一つ御質問いたします。  保安庁の物を買う役ですか、こういう立場の人が歴代失敗しておる。しかも保安庁は国民注視の的である。それにもかかわらず一度失敗し、また二度も三べんも失敗する。これに対して次長は一体どう考えておるか。また保安庁の予算が非常な苦難の道を経て成立しておる、こういうときにそういうあり方であつてなお増強するとか、予算を増すとか、一方には北海道あるいは九州の隊員の宿舎があまりいいのが建つていないというときに、こういうことをしておるから、地方では非常に困つておる。こういうことを見たときにわれわれは保安庁というものに信頼を置……

第18回国会 内閣委員会 第3号(1953/12/07、26期、自由党)

○平井委員  このたびの保安庁職員給与法の一部を改正する法律案に対して、自由党を代表して賛成いたすものであります。  保安庁職員の現行給与は、昨年十一月の一般職の国家公務員の給与改訂と対応して定められたものでありまして、今回の改正も明年一月から行われる一般職の国家公務員の給与改訂に対応するもので、さきに人事委員会における修正箇所も本法案については問題がないと思いますので、本法案に賛成いたすものであります。


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 内閣委員会 第2号(1953/12/17、26期、自由党)

○平井委員 木村保安庁長官、次長、人事局長に御質問申し上げます。実は保安隊の前身である警察予備隊のときにすでに不祥事件が起り、さきにまた厚生課長などがひつぱられて一大汚職事件を起しておるのであります。保安隊はどういう立場ででき上つたものであるか、御承知のごとく各政党が論争を続けながら保安という重大性にかんがみてでき上つたのが今日の保安隊であり、国民はこの保安隊に大きな関心を持つておるのであります。また今日日本がこの保安隊を増強するかいなか、世界の紛争のまつただ中に立つわが日本が、実は関頭に立つておるのであります。これをどう切り抜けるかという問題は、いかなる問題よりも大きく国民が関心を持つておる……

第19回国会 内閣委員会 第3号(1953/12/23、26期、自由党)

○平井委員 保安庁の汚職事件はしばしば委員会で取上げたのであります。先ほど来各先輩委員の質問を聞いて私も非常に感銘するところが深いのであります。栗山委員の言われたごとく、満洲事変、支那事変がいかなることから起つたか、大きくいえば財閥と軍閥の結託である。小さくは青年将校の独善的行動が満洲事変になつた、こうわれわれは考えておるのであります。そこで今度の問題も、冨吉委員から言われました精神が第一だ。たとい辞表を出してやめても、その人は精神は直らぬのでありますから、辞表を出す出さぬは大した問題ではない。ここでやかましく言つておりますが、ほんとうは責任をとつてやめたからすべての事件が解決するのではなく、……

第19回国会 内閣委員会 第4号(1953/12/24、26期、自由党)

○平井委員 私もちよつと大局論を増原次長にお聞きしたいと思います。御承知のごとく、今日政府は行政機構改革をもくろんでおりますが、保安庁はこの際機構を改革する気はないかどうか。御承知のごとく、日本の昔の軍隊が、陸軍と海軍が常にけんかをして非常に仲が悪かつたということは、国民全体が嘆いたところであります。そこで今日保安庁においては、第一幕僚と第二幕僚と二つにわかれておる。これを一本にしなければ、将来昔の軍隊みたよたように第一幕僚と第二幕僚がけんかをする、これは火を見るよりも明らかであります。そうすれば長官もあなたも浮き上つてしまう。それが強くなるならば昔の軍隊そつくりだ。だからこの際増原さんにひと……

第19回国会 内閣委員会 第5号(1953/12/25、26期、自由党)

○平井委員 このたびの行政機構改革並びに人員整理ということについて、塚田長官の誠意ある信念を聞いてそれを納得するならば協力を申し上げたいと思うのであります。まず塚田長官は、今日どうして役人が多いかということを考えたことがあるか。日本が戦争に負けて、海外から引揚げて、この狭い国内に八千数百万の人間が生活をして行かなければならぬ。しからば昔一人で働いておつた仕事は三人でわけ合つてやらなければならぬ国の状態である。ただ能率一本で進みますならば、長官がお考えの通り、二人のところは一人でけつこうでありましよう。三人のところがあるいは一人でけつこうでありましようけれども、これを整理した人々はやはり日本人で……

第19回国会 内閣委員会 第6号(1954/02/24、26期、自由党)

○平井委員 ちよつと宮内庁長官にお伺いいたしますが、宮内庁と皇宮警察はどういう関係にありますか。
【次の発言】 長官として皇宮警察隊長といいますか、本部長といいますか、この人方に意見を言うということもできないのでありますか。
【次の発言】 さきに起つた惨事に対して皇宮警察本部長が辞表を出した。警視庁は警備部長が辞表を出した。どちらの長官もやめておりません。すなわち斎藤国警長官もやめておらない。田中警視総監もやめておらない。現在の丸の内署長も何ら罰せられない。その中間の警視庁の警備部長と皇宮警察本部長二人がやめただけで、現地におつた班長といいますか、巡査の大将も何にも処罰を受けておらない、こうい……

第19回国会 内閣委員会 第11号(1954/03/18、26期、自由党)

○平井委員 ただいま議題となりました恩給法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案につきまして、提案者を代表いたしまして、提案の趣旨を簡単に御説明申上げます。  公務員の在職年に対する加算制度は、旧軍人関係恩給との均衡上及び給与面における改善の実情にかんがみ、原則として廃止され、ただ改正恩給法の施行当時、現に在職する公務員の在職年の計算については、本年三月末まで、従来の規定により加算されることとなりましたことは、御承知の通りであります。  しかるに、蒸気機関車乗務員等のごとく、不健康かつ危険な業務に従事する職員は、通常の業務に従事する職員に比べて、永年勤続することがほとんど不可能であるばかり……

第19回国会 内閣委員会 第13号(1954/03/22、26期、自由党)

○平井委員 塚田大臣は、昨年行政機構改革に伴う行政整理ということを考えられたのでありますが、機構改革はあれやこれやで、遂にいまだ本格的なものが出ないので、定員法がここに審議をされておるのであります。私がその際能率本位に行くかあるいは経費の節減、国費の節減という立場において整理をやるのか、こういうお尋ねをして、その節、国費の節減ならばほかに手がある、ということを塚田大臣に申し上げた。塚田大臣もいろいろ考えた結果、ことに六万二千九十八名を整理する、その中には警察官が三万入つておりますので、約三万の整理と相なつておるのであります。先般特別待命制度をつくりまして九千百六十名、そこで欠員が一万くらいはあ……

第19回国会 内閣委員会 第14号(1954/03/23、26期、自由党)

○平井委員 検察庁で四百五十六名の減員になるようですが、これは主として事務官であろうと思うのでありますが、検事が何人減るか、その点をお聞きしたいのです。大体を申し上げますれば、検事が少くなる、法務省の役人が少くなるということはいいことです。しかしそれに逆行して犯罪が非常にふえている、犯罪がふえているにもかかわらず検察庁が人を減らさなければならないということは、検察庁の皆さんの仕事が非常に多くなつている、労働強化になると考えるのでありますが、今日の検察庁はちよつと手を広げ過ぎていやせぬか、すなわち、警察にやらしてもいいことを検事が手を広げてやつてしまうというようなことで、仕事も非常にふえておるで……

第19回国会 内閣委員会 第15号(1954/03/24、26期、自由党)

○平井委員 関連して。二千二百六十六人減らすうちで、欠員がある、それを埋めれば実際はあまり首切りはないのじやないか――まことにけつこうです。自由党はどうか知りませんが、私はそれを願う。また二千二百六十六名の整理について、各省は大体二年でやるといい、文部省はこれを三年でやるといつておるが、私はこれは紳士的態度で、やはり文部省らしいと考えておるわけです。たといそれが欠員であろうと、また新規にとろうと、これはあなた方におまかせいたします。  そこで私はお伺いいたしたい。大学をむちやくちやにふやした。これはわれわれもあるいはお願いをしたかもしれぬが、今日学芸大学を出ましても、就職できない。学芸大学を出……

第19回国会 内閣委員会 第16号(1954/03/25、26期、自由党)

○平井委員 せつかく植木政務次官が来ておるから、質問をしなければさびしかろうと思つて質問するのですが、実は大蔵省の本省でございますが、これは予算期になれば非常に忙しい、ひまなときと忙しいときとの差がはげしいと思います。従つて予算に携わつて勤務するところの本省の役人は、時間外に勤務することが多い。そのときは超勤手当をおそらく出しておるだろうと思う。しかしながら朝は十一時ごろまで来ておらぬ。夕べおそかつたからという。それは給料から引いておりますかどうか、まず伺いたい。
【次の発言】 大体了といたしますが、実は大蔵省は金を握つておる。金を握つたものは日本では一番強いことになつておる。実は私も経験があ……

第19回国会 内閣委員会 第17号(1954/03/30、26期、自由党)

○平井委員 内閣委員会の委員の気持を、私から大臣に最後に御質問申し上げます。  このたびの行政整理で、六十九万四千五百四十七人を六十三万三千四十九人にする、約六万人の人間が整理されるのでありますが、塚田長官としまして、この整理を実施した場合、業務の激増等によるところの、実施が困難な状態が起つた場合に、この処置をどうなさるか、この点を一点お聞きいたします。
【次の発言】 大臣の御答弁で、大体その誠意はわかりましたし、先ほどの高瀬委員の質問に対する答弁のときに、減員が非常に困難な場合は誠意をもつて善処すると、こういうことを申されたのでありまするが、御承知のごとく、給与は予算ですでに決定を見ておる。……

第19回国会 内閣委員会 第19号(1954/04/05、26期、自由党)

○平井委員 大久保委員の質問に関連してちよつと外務大臣にお尋ねいたしますが、今日われわれは保安隊あるいは海上警備隊を自衛隊に切りかえて拡充するということで審議いたしておるのでありまして、大久保委員が将来できる自衛隊について御意見を出すのは至当と思いますけれども、その戦略まで行くのは少し早過ぎはせぬかと私は思うのであります。それに関連して先般のMSA協定について、私どもは実は外務委員会に連合審査を申し込みたかつたのでありますが、すでにその時期はなくなつてしまつたのであります。MSA協定は御承知のごとく軍事援助でありますが、日本には軍隊がない、戦力のない軍隊と世間では言つております。軍隊のないとこ……

第19回国会 内閣委員会 第23号(1954/04/10、26期、自由党)

○平井委員 先般外務大臣、木村保安庁長官に質問をいたしました折に、やはり憲法問題に触れたのであります。ただいまの高瀬委員の質問も、要は日本の自衛隊が非常にはんぱな立場である、憲法を改正して軍隊にせぬかという意味に私は解釈しておるわけでありますが、御承知のごとくMSAの援助にいたしましても軍事援助で、しかし軍隊は日本にはない。そこで特例で援助しておるということを木村長官は述べたのであります。だれが見ましても実は軍隊と言おうか言うまいか、日本国民全部がなかなかむずかしい立場ということは了承しておると思うのであります。従つて今日の自衛隊をほんとうの筋金を入れた国防軍に仕立てて行くのか、それとも今日世……

第19回国会 内閣委員会 第25号(1954/04/17、26期、自由党)

○平井委員 上村官房長にお聞きしますが、実は今度は航空部隊ができるのでありますが、できるとすれば、現在保安隊員が使つておる飛行場が何箇所かあると思いますが、これを使うのか、あるいはアメリカが使つておる飛行場を使わしてもらうのか。現在新規にまた飛行場をつくるというようなことになれば、農地の関係その他でたいへんで、おそらく上村官房長のところには陳情が来ておりはせぬか、こう考えるのでありますが、その点どうか。たとえば今日新聞社が使つておる小さい飛行場、これをあるいは今度できる航空部隊の飛行場にするのではないかというような気持を地方で持つておるようですが、陳情を受けられたような事実がございますかどうか……

第19回国会 内閣委員会 第26号(1954/04/19、26期、自由党)

○平井委員 先般防衛庁設置法並びに自衛隊法の審議の途上において六人の舞人を望ましているく意見を聴取したのであります。その六人の中の五人までが今日の保安隊ならいざ知らず、自衛隊になればこれは軍隊である、われわれが呼んだ野村元大将、軍事評論家の斉藤忠さん、この二人は賛成の意味でこれは軍隊なり国が独立すれば自衛ということは絶対必要である、生物の大原則である、その意味から賛成である、また社会党が呼んだ他のお二人は、再軍備反対の意味から、防衛隊は軍隊なり、こういうことで五人がほとんど自衛隊を軍隊なりと確信を持つて述べておる。ただ一人易者が憲法には抵触しない、この程度のものは軍隊でないということを一人言う……

第19回国会 内閣委員会 第31号(1954/05/06、26期、自由党)

○平井委員 自由党は二法案に対して賛成でありますから質問は省きますが、内容の中に、事件が起つて出動命令を出して、地方に自衛隊が行つた場合物資の調達をやる、その場合において、県知事に命令をすることになつておるのでありますが、現在県知事は公選であります。自衛隊に反対をする県知事がもしおつたとするならば、物資の調達がなかなか困難と思いますが、総理大臣は将来知事を官選にする気持があるかどうか、この点を質問いたしまして私は終ります。

第19回国会 内閣委員会 第33号(1954/05/15、26期、自由党)

○平井委員 今日提出されておる法律案は、実は大したものではないと思いますので、月曜日にやつてすみやかに片づけるというなら、私の質問も月曜日に延ばしたい。しかしいろいろ御質問もあり、また十分審議すると社会党の方でおつしやるなら、私はやはりきようおそくなつても質問しなければならないと思いますが、この点委員長の信念をお尋ねしたい。
【次の発言】 先ほど高瀬君はこれは非密に重大な問題だと言つておりますが、巣鴨におつて恩給を停止されておる者に対してやるという、これくらいのものは満場一致で賛成だと思う。公務死の範囲をどうこうするということになれば大きな問題になつて来ますが、政府の出したものくらいは一時間か……

第19回国会 内閣委員会 第35号(1954/05/19、26期、自由党)

○平井委員 ちよつと恩給局にお尋ね申し上げますが、実は戦後軍人軍属に援護の手を延べるということになりまして、復員局が陸海軍ともに名簿をつくつた。そこでそれは非常な間違いも多うございましよう。間違つてもやるということになれば別でございますが、われわれが聞いた範囲だけでも、ある人が、おれの友達は戦死したのであるから証明してくれといつたらばんと判をついた、こういうことで、証明者もないのにとにかく行きさえすれば証明をしてくれたというのが当時の援護庁の状況でありますから、相当な間違いもあると思います。その点で、どういう間違いが多いか。あるいはどのくらいの件数が間違つておるか。間違つても何でもいいから恩給……

第19回国会 内閣委員会 第36号(1954/05/20、26期、自由党)

○平井委員 私はこれには賛成をいたしますが、昨日お尋ねいたしましたように、法律を修正をして、もう調べぬでも無条件にやるということは、私は実は心配だけれども、ほんとうに恩給局があつて恩給法に基いてやるならば、やはりそこに国が出す金でありますから、証拠書類として一応とるのが至当であろう、こう思いますけれども、現在非常に書類がたまつておるし、また敗戦後において非常に混乱をしたときでありますから、支給することがはかどらぬということになりますれば、これはやむを得ず賛成するというような形になるのでありますが、その点三橋恩給局長にもう一度聞きますが、これはやはり法律でそうしなければはかどらぬものかどうか、こ……

第19回国会 内閣委員会 第38号(1954/05/25、26期、自由党)【議会役職】

○平井委員長代理 飛鳥田君にお願いします。ひとつなるたけお早く、参議院がお待ちしております。
【次の発言】 この際お諮りいたします。理事でありました山本正一君が本日委員を辞任せられ、再び委員に選任されました。つきましては理事の補欠選任を行わなければなりませんが、理事の補欠選任は先例によりまして委員長において指名いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なければ山本正一君を理事に指名いたします。  本日はこの程度にいたし、次会は公報をもつてお知らせいたします。  本日はこれにて散会いたします。     午後二時十二分散会

第19回国会 内閣委員会 第39号(1954/06/01、26期、自由党)【議会役職】

○平井委員長代理 これより会議を開きます。請願及び陳情の審査に入ります。請願の審査は、紹介議員の見られておりますものにつきましては、紹介議員の紹介説明を聴取いたし、その他のものにつきましては、委員各位におかれて文書表においてその趣旨を御承知のことと存じますので、昨日の理事会の申合せの通り、本日の日程中第一ないし、第二〇、第二七、第二八、第三〇、第二二ないし第四七九、第四八一ないし第五一〇、第五一二、第五二、第五一五ないし第五二八、第五三三、第五九四、第六一二、第六七九、第六八二は、いずれも採択の上内閣に送付いたし、他は決定を留保いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。

第19回国会 内閣委員会 第42号(1954/09/29、26期、自由党)

○平井委員 世界にあまり例のない大惨事を起しました洞爺丸遭難事件につきましては、まことに哀悼の念にたえません。  洞爺丸遭難事件の原因はいろいろございましようけれども、私は機構改革の問題に対して質問をいたしたいと思うのであります。気象台の役人が運輸省と属しておることは御承知の通りであります。もし二十六日の夜気象台が的確な情報を洞爺丸に報告いたしたとしましても、当時国鉄の総支配人その他幹部が乗つておられたので、とにかく風は強いが出せともし言われたとするならば、日本人は位がいい人に対しては頭が上らぬ。そういうことになり、ますならば同じ省に属しておるからあるいは船を出さないとも限らないのであります。……


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第20回国会(1954/11/30〜1954/12/09)

第20回国会 内閣委員会 第2号(1954/12/03、26期、自由党)

○平井委員 増厚次長にお尋ねしたいと思いますが、昨年の今ごろ練馬部隊の隊員が隊の米を盗んで酒を飲んだという汚職事件が起きてそれがために吉田総監が責任をとられたのでありますが、その後そうした汚職事件はなくなつたかどうか。またどの程度になつたか。たとえば大津事件などというものは保安隊にやはり関係がある新聞には自衛隊がどうだということが小さい記事はありますがちよいちよい載つておる。これも一々追究するわけではございませんが、昨年から今日まで汚職事件はどの濃度に減つて来ておるかこれもひとつお伺いしたい。
【次の発言】 大体わかりましたが、中村委員がいろいろ質問をされるのも、防衛庁に汚職事件が起らぬように……

第20回国会 内閣委員会 第3号(1954/12/06、26期、自由党)

○平井委員 自由党を代表いたしまして、ただいま上程になつております自衛隊法の一部を改正する法律案に賛成をいたすものであります。  本案は自衛隊法第十三条第二項の規定に基いて、国会閉会中の措置として去る八月陸上自衛隊について第五及び第六管区隊を増置いたしたのでありますが、右は次の国会で自衛隊法を改正する処置をとらなければならないことになつておりますので、同法中の別事を改正しようとするものでありまするこの管区隊増置のものであります陸上自衛官二万人は、すでに先国会で本委員会において認められたものであり、かつ予算にも計上されているのであります。特に今回新たに処置しようとするものではないのであります。さ……


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第21回国会(1954/12/10〜1955/01/24)

第21回国会 内閣委員会 第1号(1954/12/16、26期、自由党)

○平井委員 この際大村新防衛庁長官の御就任に対しまして、心からお祝いを申し上げる次第でございます。同時に新大臣に所信をお聞きして、今後われわれが委員会を運営する上の参考にいたしたいと考えております。ごく大局をお聞き申し上げたいと思うのであります。  御承知のごとく、日本民主党の総裁並びに幹事長は憲法改正、再軍備の主張者であつたのでありますが、日本民主党に籍を置かれる大村大臣はこの点をいかに考えておるか。憲法をどうしても改正するという考えがあるか。あるいはまた再軍備を打出して、来るべき総選挙に臨むという考えがあるかどうか。まずこの点をお尋ねいたしたいと思います。

第21回国会 内閣委員会 第2号(1954/12/17、26期、自由党)

○平井委員 ただいま議題となりました恩給法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案につきまして提案の趣旨を簡単に御説明申し上げます。  さきに公務員恩給に関する在職年の加算制度は原則として廃止されたのでありますが、蒸気機関車乗務員等のごとく、特に不健康かつ危険な業務に従事する職員の加算制度については、別途措置せらるることとなつておりましたので、それまでの間これらの人々については加算を認めることに第十九回国会において恩給法の改正を行つたのでありますが、昭和三十年三月三十一日をもつてその期間が満了いたしますので、さらに一年その期間を延長し、もつて移行による空白を補うための措置をいたそうとするのが……

第21回国会 内閣委員会 第3号(1955/01/21、26期、自由党)

○平井委員 この定員法につきましては、去る十九国会において、各省ともにこの内閣委員会で審議をいたして決定をしたわけであります。福島長官はそれに基いて整理をなさる。これは当然のことであります。ただ調達庁が特殊な任務を持ち、非常に忙しい、人間が今でも足らぬような状況であるというようなお話が、昨年の三月にありましたならば、内閣委員会といたしましてはもう少し考慮する余地があった、こう考えるわけであります。昨年定員法をわれわれは各省の意見を聞いてこれを通過さしたわけであります。そこで調達庁は特殊な任務で非常に忙しいということをわれわれも昨今感じたわけであります。演習補償その他で日夜努力をしておるが、その……


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各種会議発言一覧(衆議院26期)

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第17回国会(1953/10/29〜1953/11/07)

第17回国会 内閣委員会行政機構に関する小委員会 第1号(1953/11/13、26期、自由党)

○平井委員 結論は、答申の主体というものが、このくらい統合しても、このくらい人間を減しても能率は下らぬという、私は能率本位で答申をされたんだと思うんだが、これは経費の節減と両方あつてもいいというようなことになれば、これはあるいはまがつた整理もしなければならぬということになるので、これくらい人間が少くても能率は少しも下らぬ、むしろ上るんだという、やはり一つの大方針は能率というところに置かなければ、これはちよつと話がおかしくなつて来ると思う。そうでなければ、能率が下るじやないかと言われれば整理ができないということになりますから、あなた方の立場としては常に能率本位ということにしてくれぬと、われわれの……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 内閣委員会経済安定委員会連合審査会 第1号(1954/03/26、26期、自由党)

○平井委員 二十八名の減員Tすが、特別待命が何名あつて、欠員が同名ある、実際は何名ということをお聞かせ願いたい。
【次の発言】 先ほどの深水政務次官の話では、十二名ならば、審議庁としては無理も行かぬ程度だつたが、二十八名になつた。しこうして各省から何人か借りておる。あるいは民間の人も非常勤として雇つておる。これはいよいよ話が逆行しておるようですが、よその省から人を借りなければならぬ、あるいは非常勤を雇わなければならぬというのに、二十八人減らすという。私は政府の大方針には賛成ですけれども、話がちよつと違うようですが、深水政務次官の政治力で、こういうことのないように、どうして押え切れながつたのか。……

第19回国会 内閣委員会公聴会 第1号(1954/04/13、26期、自由党)

○平井委員 野村さんに二、三点簡単にお伺いをしたいと思います。  大東亜戦争の勃発の時期に、野村先生はアメリカ大使をやられておりましたが、野村先生が平和論者であるということは、すでに国民が承知をしておるところであります。日本が敗戦後におきまして、野村先生は枢密顧問官として新憲法制定に参与しておられるのでありますが、そのとき、無条件降伏であつたので、マッカーサー元帥から押し付けられた憲法には一応服するが、日本が独立したならばそのときのことでないか、こう今の吉田総理が言われたそうですが、日本はすでに独立したのでありますから、この際憲法を改正するがいいかどうか、野村先生の御意見を承りたいと思うのであ……

第19回国会 内閣委員会公聴会 第2号(1954/04/14、26期、自由党)

○平井委員 ただいまの斎藤さんのお話を聞きまして、私ども初めて新しい話を伺つたように思うのでありまして、午前中に来られました遠藤元中将はどはごく古い話で、斎藤さんのお話は非常に関心を深くしたものであります。そこで自衛力が国家存亡の原則であるということもはつきりわかつたのでありますが、ただわれわれが法案審議する上においてこれが憲法違反であるかないか、これが非常に議論になつているわけでありますが、今日の新憲法にこれが抵触するかどうか、どうお考えになるか、お尋ねいたします。
【次の発言】 しからば占領下でつくられた新憲法は、やはり日本の憲法としていずれかえなければならぬ、こういうお考えでございますか……

第19回国会 内閣委員会人事委員会連合審査会 第1号(1954/03/24、26期、自由党)

○平井委員 議事進行について。もし塚田管理庁長官に待命制度その他で質問があるならば人事委員会へ塚田大臣を呼んでもらいたい。きようの連合審査の目的は、人事院を人事委員会に移したがいいか悪いか、あるいは人事院においてこれだけの人間を減らしたら困る、そこで減らさぬようにしてくれということならわれわれは聞きますが、ただ、待命制度がどうだというようなことは、定員問題でわれわれは毎日やつている。そういうことになれば横道にそれますから、どうかその筋に乗つて、人事院の問題で、こういうことを内閣委員会と一緒に開かねばどうしても解決できないという問題に限つてひとつ質問を許してもらいたい。



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

平井義一[衆]在籍期 : 23期-24期-25期-|26期|-28期
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