正木清 衆議院議員
27期国会発言一覧

正木清[衆]在籍期 : 23期-25期-26期-|27期|-28期
正木清[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは正木清衆議院議員の27期(1955/02/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は27期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院27期)

正木清[衆]本会議発言(全期間)
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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 衆議院本会議 第60号(1956/06/01、27期、日本社会党)

○正木清君 ただいま議題となりました鳩山内閣不信任決議案に対しまして、私は日本社会党を代表いたしまして満腔の賛意を表するものであります。(拍手)  鳩山内閣不信任の理由は、ただいま淺沼君の提案説明にもございましたように、数多くのものが累積いたしておるのでございまするが、私は、この際、特に次の諸点を強調いたしたいのであります。  まず第一は、鳩山内閣はアメリカの要求に屈従いたしまして、既成事実としての再軍備を押し進めておるのみならず、さらに一歩を進めまして憲法を改悪せんとし、このため、議会政治をみずから破壊せんとする行動に出たことであります。第二は、鳩山内閣は、日ソ、日中国交回復、日比賠償等の外……


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第25回国会(1956/11/12〜1956/12/13)

第25回国会 衆議院本会議 第18号(1956/12/13、27期、日本社会党)

○正木清君 私は、日本社会党を代表して、国会解散要求決議案に賛成の意を表するものであります。(拍手)  私が国会解散要求決議案に賛成する第一の理由は、現国会における諸政党の議席分野が、もはや今日の国民の政治要求に合致しておらず、民意と分離しているという点にあるのであります。(拍手)すなわち、過ぐる昭和三十年二月の総選挙において鳩山内閣が政権を樹立して以来一年十ヵ月の間にわが国内外の政情は大なる激変を遂げたことを知らなければなりません。その間にあって、鳩山内閣の政治はきわめて不安定であり、しかも、その上、与党内部の絶えざる勢力争いによって信を国の内外に失ったことは歴然としておるのでございます。た……

正木清[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院27期)

正木清[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 運輸委員会 第4号(1955/03/29、27期、日本社会党(左))

○正木委員 私はこの機会に、運輸大臣もおいででございますし、長崎総裁並びに私の要求いたしました経営委員会の委員長も御出席のようでございますから、まず順序として経営委員会委員長にお尋ねをしたいと思うのですが、日本国有鉄道法の第十条を見ますと、経営委員会の権限が明確にされております。経営委員会は日本国有鉄道の業務運営に関する重要事項を決定する機関だ、こう規定されておるわけです。そこで委員長にお尋ねしたいと思いますことは、委員会はこの法の命ずるところによって今日、そして今日まで国鉄の経営に対してどのような具体的な処置をとってこられたか、こういうことをまず第一に抽象的にお尋ねをいたします。

第22回国会 運輸委員会 第6号(1955/05/06、27期、日本社会党(左))

○正木委員 私は大蔵事務当局に基本的な点でお尋ねしておきたいと思います。  運輸省を経由してあなたの方へ国鉄の予算折衝がされたとき、あなたの方は当然この予算査定に当っては、国鉄の経営内容全般について十分御検討なさった結果、最後的予算決定を見たもの、こう思っておりますが、大蔵当局から見た国鉄の経営内容について、あなたからここで一つ具体的に基本的態度を明らかに聞いておきたい。これが質問の要点です。
【次の発言】 大蔵事務当局の今の見解で明らかになったのですが、私どもも今あなたのおっしゃったような見方をいたしております。このような状態で国鉄が推移するならば、一体国鉄の経理の内容はどうなるのであろうか……

第22回国会 運輸委員会 第7号(1955/05/09、27期、日本社会党(左))

○正木委員 関連して。私は運輸当局に新線のことを一言だけ聞いておきたいと思いますが、三十線のうち七線ができ上って、あとに残った二十三線、このうち本年度の資金が二十五億、この配分についていろいろ議論をされておるわけですが、そのことはそのこととして、一体三十線の建設に必要なる資本総額はどれくらいになるのか。そしてこれが完全にでき上った場合に、これから上るところの営業収入見込みはどのような数字になっておるのか。資本を投下して営業収入は上るが、その反面、支出の面において営業経費というものが当然これにかかってくる。それと同時に減価償却も当然それに付随してかかってくる。それに対する資本利子も見ていかなけれ……

第22回国会 運輸委員会 第8号(1955/05/12、27期、日本社会党(左))

○正木委員 私は船舶課長というのですか、航海課長というのですか、わかりませんが、専門的にお尋ねしたい。  どうも何だか私らしい判断ですが、衝突の原因がおぼろげながらわかってきたような感じを受けるのです。あなたの出された報告書に基いて私らしい質問をいたしますから、あなたも簡潔に御答弁を願いたいと思うのです。  まず宇高丸の方から質問をいたしますが、「航海後視界が約六〇〇米になったので、レーダーを発動し、一二〇度に変針して」こう報告書に書かれていますね。そうしますと宇高丸は、宇野から出て右へ右へと走ってくるわけですね。それから紫雲丸は、高松を出てこれまた右へ右へと走ってくるわけですね。そこで羅針盤……

第22回国会 運輸委員会 第12号(1955/05/24、27期、日本社会党(左))

○正木委員 私は大臣に、大臣が就任されて初めてですから、国鉄に関して問題点を集中いたしまして、大臣並びに関係政府委員の御所信を承わりたいと思うのであります。  第一に大臣にお伺いしたいのは、このたび国鉄の総裁が更迭を見たわけですが、前の長崎総裁は辞任をされて更迭を見たのか、または別途の方法によって更迭を見たのか、この点、まず明らかにされたいと思います。
【次の発言】 その辞任をされた経過から見ての新しい総裁の任命でございますが、これは日鉄法の第二十条に基く経営委員会の同意を得て、新しい総裁を任命された、こう承知してよろしゅうございますか。

第22回国会 運輸委員会 第14号(1955/05/31、27期、日本社会党(左))

○正木委員 私は新総裁に簡単に二点だけお尋ねしておきたいと思います。  ただいま同僚委員からのあなたに対する諸般の質問の中で、総裁からの御答弁を総合して聞いておりますと、私は大体抽象的ではございましたが、原則的なものの考え方としては、あなたに御賛成の点が実は非常に多いのでございます。ただ一点、私は公共企業体というものの性格から見て、今直ちに車輛不足等を理由にして民間資本を導入するという点については、私は後日あなたと十分意見の交換をしたいとは思いますが、その他は原則的には賛成でございます。ただ問題は、今日の国鉄の実際の財政その他各般から見て、今直ちに一つ一つ解決しなければならない時期に実は到達し……

第22回国会 運輸委員会 第18号(1955/06/07、27期、日本社会党(左))

○正木委員 私は運輸大臣の出席を実は求めておるわけですが、予算委員会の関係等で出席が不可能のようでございますので、政務次官に一つお尋ねしたいのですが、昭和三十年度の日本国有鉄道の予算原案によりますと、資本勘定におきまして、損益勘定から受ける二百九十二億円、資金運用部からの借入金の百五十五億円、鉄道債券の発行による収入が八十七億円、不用施設の売却による収入が二億円、合計五百三十六億というものが土台になりまして、そしてこの土台となった五百二十一億円を工事勘定へ振り向ける、これが実は政府の原案でございます。しかるところ実はこのたび政府与党たる民主党と自由党との間の予算修正の話し合いの結果によりますと……

第22回国会 運輸委員会 第19号(1955/06/10、27期、日本社会党(左))

○正木委員 私も簡単に運輸当局に質問をしたいと思うのですが、いずれにいたしましても、大臣並びに政務次官の非常なる御努力によって、この種の混乱状態が一応おさまりがついたということについては、私は大臣、政務次官のその御努力に対しては、心から敬意を表します。こういう事態が相当期間続くということ、そしてこのことが全国に波及するというようなことは、何人が考えても実は望ましいことではないわけです。そこで問題は、あなた方の努力によって一旦解決を見たことではありますが、何としても大切なことは、みずから法を破ったこれらの業者の諸君に対して、行政庁として今後どういう取扱いをするかということが当然問題になって参りま……

第22回国会 運輸委員会 第20号(1955/06/13、27期、日本社会党(左))

○正木委員 関連してお尋ねいたしますが、実は私も現状を見せていただいて、事の意外に驚いて帰ってきた一人でございます。もしあのままの状態で放任しておきますと、新潟が非常に重大な危機に見舞われる、こう思って実は帰ってきた一人でございますが、三十年度のこの予算で計上されるとおっしゃった七千万円、これは、このたびの衆議院の本会議を通過した三十年度の予算修正の中で、港湾費として五億増額を見ておりますが、この港湾費とは全然関係がないのでしょうか。この点を一つ明らかにしてもらいたいと思います。
【次の発言】 そこでもう一点簡潔にお尋ねいたしますが、その七千万円とあなたがおっしゃいましたのは、最終決定でござい……

第22回国会 運輸委員会 第24号(1955/06/24、27期、日本社会党(左))

○正木委員 関連して運輸大臣に一言だけお聞きしておきたいと思いますが、池田君の質問に対するあなたの答弁を承わっておりますと、大臣としてのただいまの考え方は、丸善石油が外国資本を含めた合弁による資本によって、タンカーの建造申請があれば許可する方針である、こういうように解釈してよろしゅうございましょうか。この点明確に御答弁を願いたい。


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第23回国会(1955/11/22〜1955/12/16)

第23回国会 運輸委員会 第1号(1955/12/01、27期、日本社会党)

○正木委員 ただいまの天坊副総裁の答弁で、同僚各委員が非常に熱心に議論された点が一応明確になりましたから、私はその点には触れません。いずれ機会を見てまたあらためて議論を展開したいと思いますが、問題は運輸大臣なんです。あなたのおっしゃるのは、一般原則論をここで答弁されているわけですね。ところが実際にあなた自身が日本国有鉄道法という法律を御研究下さっているかどうか、これが一点。もう一つは、現実に国鉄という一つの企業体の経理の実際の運用の面において、各項目の流用がどのように現に流用されておるかということも、あなたは事務当局から意見を徴したことがあるかどうか、一般原則はわかるのですよ。しかし実際はどう……

第23回国会 運輸委員会 第5号(1955/12/13、27期、日本社会党)

○正木委員 去る十一月十七日に行政管理庁の長官であった川島前長官より当時の三木運輸大臣に手交された国鉄経営に対する勧告書について、私はこの機会に行政管理庁にまずお尋ねをしたいと思います。  私の知る範囲におきましては、行政管理庁設置法第四条第七項によりますと、長官は、監察の結果勧告をしたときは、当該機関の長に対して、その勧告に基いてとった措置について報告を求めることができると規定されてありまするが、これに対して行管の所信をお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、その時期と、または求めたあとにおける報告書に対する行管としての重ねての処置等について、行管の見解を明らかにしておきた……

第23回国会 運輸委員会 第6号(1955/12/14、27期、日本社会党)

○正木委員 質疑に対する時間の制限がございますので、答弁をしていただく関係者は、一つ簡潔に要点を土台としての答弁をまずお願いしたいと思います。質問者は若干時間をとらしていただきます。私は昨日の質疑応答の中で最終的に明確になってきました点は、行管のこのたびの運輸省に対する国鉄経営の勧告の中で、一番論争の中心になるべきものは減価償却の性格論、この性格論を土台といたしまして、そして減価償却費の使途、これに私に関する限りは問題点が集約されてきたように実は感ずるのでございます。  そこでまず第一に行管にお尋ねしたいと思います点は、せんじ詰めると、これらの問題に対する行管の勧告の中心は、国鉄の資産は国家投……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 運輸委員会 第3号(1956/02/08、27期、日本社会党)

○正木委員 委員長に三十一年度の日本国有鉄道の予算を審議するための参考資料を要求したいと思います。一つは三十年度、現年度の、実際に作ることができるのであるならば、十二月ごろまでのものを望むのですが、貸借対照表並びに損益計算書を出してもらいたい。第二点は、国鉄が政府から多額の借入金をやっておるわけですが、それの年度の借り入れ金額、それから支払い年度別の償還計画、それから借入金に伴う年度別の利子の総額、この二つをさしあたって参考資料として当委員会に御提出を願いたいと思いますが、ただ委員長を通じて当局からお聞きをしたいことは、実際問題として十二月末の貸借対照表なり損益計算書がで、きるかどうか。できな……

第24回国会 運輸委員会 第6号(1956/02/15、27期、日本社会党)

○正木委員 関連質問で。私は今の政務次官の答弁で、国鉄の運賃の問題に対する政府の方針を承わったわけですが、ただ一言今度私が国鉄当局にお尋ねしておきたいと思いますことは、国鉄は一日も早く国鉄の企業全体を、国民のための国鉄にしたいという非常な熱意と努力を傾けて、六カ年計画案なるものを作っておられる、そして総裁以下非常な努力をもって漸次それが実績を上げてきておる。この点は私はすべての人々が率直に認めていいではないか。少くとも国鉄というものの実態を知っておる者は――ある一定の意図をもって国鉄を非難し、攻撃する人は別として、国鉄そのものの実態を知っておる者は、これを率直に認めていいではないか。ところがこ……

第24回国会 運輸委員会 第14号(1956/03/06、27期、日本社会党)

○正木委員 ただいま議題となった道路運送車両法の一部を改正する案件について、二、三の質問を行いたいと思います。当局にお尋ねをいたしたいと思いますことは、この原案が通過いたしますと、一体年間どれくらいの増収になるのか、その金額をお示し願いたいと思います。
【次の発言】 たとえば二百円を三百円とし、自動車の検査証の再交付を受ける者から一件五十円を新しくとって、全体として年間八千万円の収入増となる、こう心得てよろしいのですか。
【次の発言】 国の予算全体から見て八千万円という金額は、これは話にならないほど僅少な額でございますが、この僅少な額にもかかわらず、この二百円を三百円と改め、検査証の再交付を受……

第24回国会 運輸委員会 第15号(1956/03/08、27期、日本社会党)

○正木委員 関連して。私は簡潔に副総裁に一点だけお尋ねしておきたいと思います。このたびの国鉄の中における問題については、二月の二十八日の当委員会において、運輸当局としての態度、方針が運輸大臣から明らかに示されておるわけです。これは皆さんごらんになればわかるように、ここに速記録がございます。これで明らかになっておるわけです。そこで私どもとしても、運輸大臣の意のあるところを了として、調停委員会が調停案を打ち出すことを非常に強く望んでおったのです。われわれの立場から見れば、非常に大きな不満の点が幾多ございまするけれども、調停委員会から調停案なるものが出た。幸いにして労働組合がこれを受諾した。受諾した……

第24回国会 運輸委員会 第16号(1956/03/09、27期、日本社会党)

○正木委員 関連ですが、ただいまの総裁の答弁は、目下調停案を尊重する建前で研究中である、こういう御答弁でございました。総裁は、調停案が国鉄側に提示されてから回答までの期間が何日間であるかということを御存じですか。
【次の発言】 関連して。総裁のただいまの期末手当に対する御答弁は、何か勘違いをされて濱野委員に御答弁をなさったようです。すでに三十年度の問題は解決を見ておるわけでございまして、この調停案の勧告は昭和三十一年度における国鉄職員の期末手当でございます。そうしてカッコして奨励手当を含むとなっております。この奨励手当は国鉄法で明記されておるのですから、従って三十年度限りではないのであります。……

第24回国会 運輸委員会 第25号(1956/04/13、27期、日本社会党)

○正木委員 私は運輸当局にお尋ねをしたいと思うのですが、三月二十七日の当委員会におきまして、青函連絡航路におきまする機雷のことについて、同僚委員の問いに対して当局から、本問題については、海上保安庁と海上自衛隊、国鉄の三者間で先般いろいろ協議いたした結果、海上保安庁としては、函館と小樽と八戸からそれぞれ船を工面いたしまして七隻を出し、それから自衛隊から四隻を出し、さらに大型のヘリコプター等を動員して万全の処置をとった、従ってこの処置に基いて、夜間航行を開始することに決定をして、夜間航行を現に開始しておるのだ、こういうような御答弁があったわけです。  そこで私のお尋ねしたいのは、三月二十七日の当委……

第24回国会 運輸委員会 第38号(1956/10/22、27期、日本社会党)

○正木委員 私は現下の緊急輸送の問題を特に中心として御質問を申し上げるわけですが、その質問の過程の中で、当然今回起きました事故のことに関しても触れますので、あらかじめ委員長において御了承おきを願いたいと思います。  そこでまず第一に国鉄側にお尋ねをしたいと思うのですが、本日の委員会にも現下の緊急輸送対策として運輸省から参考資料の配付がございましたが、あらかじめ国鉄から一つ責任ある答弁をいただいておきたいと思いますことは、わが国の鉄道の輸送が比較的順調と見られておりました昭和十一年度を基点として、当時と比較いたしますと、今日では二六一%に輸送トンキロが増強されておる。しかるに輸送の施設である貨車……

第24回国会 運輸委員会 第39号(1956/10/23、27期、日本社会党)

○正木委員 私は簡潔に御質問を申し上げて、運輸当局の御意向を確かめておきたいと存じます。実は大臣の出席を強く求めておったのでありますが、余儀ない事情で大臣の出席を見ることができませんから、大臣に対する質問は後日に譲りまして、事務的な点についてのみ質問を展開したいと思います。  それは、政府においては、北海道の総合開発を強力に推進するために、北海道開発庁を設置いたしまして、北海道の総合開発第一次五カ年計画を立て、その遂行をはかってきたのでありますが、引き続き昭和三十二年度以降の第二次五カ年計画をただいま作成中であると私は承わっております。まことにけっこうなことでありますが、さてこの第二次五カ年計……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 運輸委員会 第6号(1957/03/05、27期、日本社会党)

○正木委員 関連して。私は簡単に総裁に御質問を申し上げると同時に、一言御注意を喚起しておきたいと思うのですが、同時にそのことは常任委員長も政務次官もお聞きを願いたいと思います。総裁はもちろん鉄道出身でございまするから、事輸送に関してはわれわれの及ばざるところのりっぱな知識と経験をお持ちでございます。幸か不幸か、実は私は正直のところを言うと、小さいながらも炭鉱を経営した者のせがれでございまして、私は事炭鉱に関しては十分経験と知識を持っているつもりでございます。そこで私の質問は、なるほど行政管理庁、それからお宅が作りました経営調査会等で、外郭団体は努めて整理してはどうかという答申案がなされたことも……

第26回国会 運輸委員会 第9号(1957/03/08、27期、日本社会党)

○正木委員 ちょっと関連して。国鉄当局と労働組合との間で待遇の問題で非常に紛糾しておるようでございますが、今同僚の井岡君からも質問いたしましたように一般公務員の諸君の待遇については、政府は人事院の勧告をもとにいたしまして三十二年度の予算案にこれを計上して、衆議院の段階においては明日本会議を通過して参議院に送付されるというところまできております。そこで井岡君が非常に心配されておる点は、今朝の新聞を見ますと、国鉄当局は行き過ぎた行動があれば断固解雇をもって臨む、こういうように出ておるところからの質問であろうと思うのです。ところが総裁は三十一年度の会計年度内のことについては、非常に業績が上っておるか……

第26回国会 運輸委員会 第11号(1957/03/12、27期、日本社会党)

○正木委員 関連して監督局長にお尋ねしたいのですが、前回の委員会の速記を見れば問題は一切わかるわけです。同僚の楯委員が心配をされてこの問題を取り上げたときに、総裁はこういう答弁をされておるのです。この問題については、三十一年度の業績が上っておるので、その業績賞与の中で解決したい、こういう答弁をされている記憶が私にはっきりあるのです。ところが今度の国鉄の労使紛争の最大の原因は、あるいは局長や大臣のところまでお耳に入ってないか知らぬが、副総裁が来るとこの問題ははっきりするのだが、副総裁と国鉄労働組合との間には正式な番数が交換されて一切が解決していることが、いまだ完全に実施されておらない。一部は業績……

第26回国会 運輸委員会 第23号(1957/04/16、27期、日本社会党)

○正木委員 今の辻部長の答弁に関連して私お尋ねしたいと思うのですが、問題の結論は海上運送法によって諸般の手続がとられておるわけですね。そこで、一体こういう事故が起きた場合、当該船会社が全責任を持って、遺族の方が納得するような処置がとられるのかとられないのかということが議論の中心になって参りますが、私のお尋ねしたいのは、この海上運送法の免許の基準の第四条の四号にこういう規定がございます。「当該事業を営む者の責任の範囲が明確であるような経営形態であること。と問題はここに落ちつくと思うのでございますが、あなた方がこの免許をされる場合、どういう点を基準として今日まで免許をしてきたか、その点をお伺いいた……

第26回国会 運輸委員会 第32号(1957/05/18、27期、日本社会党)

○正木委員 第五北川丸で不幸なことが起きたわけですが、私がお伺いしたいと思いますことは、この第五北川丸の不幸な事柄と関連して、船客損害賠償保険と関連して、定期船船客損害賠償等について、北川丸の経験から、事務当局では今後こうした保険制度について、何か具体的な建設的なものをこの経験からいってお考えになっておられるかどうか、まずこの点をお伺いいたします。
【次の発言】 そういたしますと今事務当局は、具体案はできてはいないけれども、ものの考え方としては、船会社に落度があっても船客に迷惑のかからないような保険金の取れる契約ですか、そういう改革が骨子である、こう承知してよろしゅうございますか。

第26回国会 運輸委員会 第37号(1957/09/30、27期、日本社会党)

○正木委員 議事進行に関して。運輸当局の発言中でございますが、議会の中でも財政通の第一人者をもって任じておられる運輸大臣であり、海運行政についてもかつて運輸省の中でその方の専門を担当した新政務次官を迎えた当委員会でありますから、私は本日のこの運輸委員会に対しては大きな期待を持っておりました。従って大臣から、大臣としての運輸省所管について一二十三年度の行うべき新しい事業計画についての御発表があったわけです。それに基いて一から八までのこの重要施策要綱の書類が配付になったわけですが、お伺いしておると、運輸当局は一から八まで詳細にこの重要案件についての御説明を始めたわけです。御説明を始めた限りにおいて……


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第27回国会(1957/11/01〜1957/11/14)

第27回国会 運輸委員会 第3号(1957/11/07、27期、日本社会党)

○正木委員 私はこの機会に大臣に一つ簡潔にお尋ねをしたいと思います。というのは、例の本年度から着工をいたしました国鉄五カ年計画の本年度の予算のワクの中で、政府は財政投融資引き締めの一環として、約百億程度の繰り延べを強要しておる。初年度の事業計画の中でこの百億が実際に繰り延べという姿になれば、国鉄の五カ年計画の初年度から事業計画それ自体に大きな支障を来たす。そこで前回の当委員会においてもこの問題で私は大臣にお尋ねをしたのでございますが、大臣から相当御確信のある、私の見解としては信用に足る御発言がございましたので、その後この問題に触れることを避けてきたのでございますが、実は率直に申し上げますと、「……


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 運輸委員会 第1号(1957/12/23、27期、日本社会党)

○正木委員 私はこの機会に、運輸大臣並びに関係事務当局にお尋ねしたいと思うのです。  運輸大臣は現内閣の改造で運輸省を所管されることになったわけですが、大臣が御就任になられて間もない臨時国会と記憶いたしますけれども、運輸省の中で非常に重要な案件である海運関係、港湾関係、国有鉄道関係、航空関係、気象関係、その他重要な諸案件について、大臣は大臣らしい鋭い政治感覚から、三十三年度の運輸省所官事項に対する緻密な計画の発表がございました。そして当委員会において、その緻密に計画をされた諸案件について、詳細な御報告をなされたのでありますが、私は当時議事進行に名をかりて、新しい大臣の鋭い政治感賞によって、計画……

第28回国会 運輸委員会 第2号(1958/01/28、27期、日本社会党)

○正木委員 関連して。今の委員の質問に対して大臣も賛成の意を表されたのですが、実は私は北海道の選出ですが、北海道は作ってしまいました。どういう形で作ったかと申すと、中央のあなた方におまかせしておったのでは、いつ何時現に起きたような事態が北海道で起きるかわからない、こういうので昨年一年かかりまして、資本金総額一億五千万円、これの出資の内容は北海道東北開発公庫から五千万円、北海道の地方市から五千万円、船会社が三千五百万円、沿岸の関係町村がその残りという、非常に負担しやすい方法でほとんど話し合いがついて、今道庁が中心となってこの会社の設立の事務的な準備をすでに開始をいたしております。このことは大臣や……

第28回国会 運輸委員会 第4号(1958/02/06、27期、日本社会党)

○正木委員 ただいま津軽海峡における浮流機雷の状況について報告があったわけですが、この機会に私は一言海上保安庁に御質問を申し上げたいと思います。海上保安庁としては、例年のことでございますが、どのようなこれに対する警備をしておって下さるのか、その点をまずお伺いしたいと思います。  それから国鉄関係にお尋ねしておきたいことは、二十九日にも津軽海峡に浮流機雷らしいものが発見されて、しかもそれが青森県の陸奥湾入口付近に漂流しているのではないかという大体の見通しから、青函局は大事をとって夜間航行を一切中止をした、こういうことを実は承知をいたしておるわけでございます。それでなくても冬季間は津軽海峡が荒れま……

第28回国会 運輸委員会 第6号(1958/02/18、27期、日本社会党)

○正木委員 大臣の出席はどうなんです。
【次の発言】 では政務次官もおられることですから、航空局関係から質問を始めたいと思います。  昭和三十三年度の運輸省重要施策の要綱の中の2の国際航空の整備拡充、航空路線の拡充強化、航空従事者の養成強化、国際空港の整備、この三つについては非常に大きな希望を持っておったわけです。そこで三十三年度の予算と関連を持ちながら質問をいたしてみたいと思いますが、その前提としてお尋ねしたいのは、わが国の民間航空の現状でございます。これを一口に言って国内線と国際線に分けることができますが、この現状の説明に当っての国内、国際線の輸送の状況、それからその担当している会社の経営……

第28回国会 運輸委員会 第7号(1958/02/20、27期、日本社会党)

○正木委員 関連して一点だけこの機会にお尋ねしておきたいと思います。関門隧道が完成されまして、例のバス路線の免許についてもいろいろのうわさを私は聞いておるわけですが、このバス路線免許の見通し等は一体どうなのか。当然これと関連して定期航路の関係になってくるわけですが、このバス路線の免許と関係して問題になりますことは、従来船でやっておりました業者が当然これまた失業をするわけですから、商売ができなくなるわけですから、当然出願しておるというふうに私は聞いております。こういう場合に行政処置として、こうした従来船でやっておった業者の出願に対しては優先して許可する方針なのかどうか、関連してこの二点だけを自動……

第28回国会 運輸委員会 第8号(1958/02/21、27期、日本社会党)

○正木委員 私は本日の質問は主として運輸省所管の中の自動車局関係についてお尋ねをしたいと思います。そこでまず第一にお尋ねしたいことは、自動車局関係の三十三年度の予算関係でありますが、本省関係においては、三十二年度と三十三年度を比較して、予算において一体どの程度増額されたのか、この点を明らかにしてもらいたいと思います。次に陸運局関係でございますが、これまた三十二年度と三十三年度を比較して、予算の関係でどの程度増額されたか、この点を数字をあげて明らかにしてもらいたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと、自動車局関係の予算は三十二年度と三十三年度を比較してみますと、本省においても相当大幅な減……

第28回国会 運輸委員会 第11号(1958/03/06、27期、日本社会党)

○正木委員 関連して。簡単に航空局と防衛庁にお尋ねをしたいと思うのですが、聞くところによると、国際空港といわれておる北海道の千歳の飛行場が、近く米軍からわが国に返還されるというようなことを聞いておるのでありますが、こういううわさは事実なのかどうか。もし事実とするならば、返還されたあとの千歳の飛行場の利用は、民間航空を主として利用するように考えておるのかどうか。また一説では返還された千歳の空港に対しては、自衛隊がこれにかわって主として利用するとのうわさを聞いてれるのであるが、これに対する防衛庁としての方針はどうなのか、この二点についてお伺いしておきます。

第28回国会 運輸委員会 第17号(1958/04/01、27期、日本社会党)

○正木委員 関連して。今小山委員からも質問されたのですが、三月二十八日の朝日によりますと、運輸当局の方から注意されたその注意事項を完全に守らなかったところに、この沈没の原因があるのだ、こう報道しているのです。それは徳島地検が二十日から三日間実地検証をした結果を二十七日発表したのがこの記事なのです。そこであなたの注意をされたという注意事項について、過般の当委員会で私が質問をしたその質問に答えた速記をあらためて見直してみますと、注意事項はこうなっています。ですからあなたの答弁に基いてこれから質問を試みたいと思いますので、御答弁を願いたいと思います。すでに船は引き揚げを終ったのですから、あなたが注意……

第28回国会 運輸委員会 第19号(1958/04/09、27期、日本社会党)

○正木委員 私はただいま衆議院で審議中でごいざます行政機関職員定員法の一部を改正する法律案、これは各省全般にまたがっての法案でございますので、そのうちの運輸省所管の港湾建設局関係についてお尋ねをしておきたいと思うのでございます。この定員法の一部を改正する法律案に関して各省から出ておりますいろいろの資料をしさいに検討いたしてみますと、実は非常に問題があるように感じられますのでお伺いをいたすわけであります。そこで数字その他非常にこまかい問題になりますから、局長でなく、人事を担当する方の御答弁をいただいた方が議事の進行上けっこうでないかと思いますので、その点もお含みを願いたいと思うのであります。  ……

第28回国会 運輸委員会 第20号(1958/04/10、27期、日本社会党)

○正木委員 私はこの機会に簡単に国鉄の経理状態についてお尋ねしたいと思うのです。  まず第一にお尋ねしたいことは、昭和三十二年度も終って新年度に入ったわけでございますが、最終的な損益勘定はもちろん明らかになっておらないと思いますが、三十二年度の損益決算の見込みについては、国鉄としては大体見通しがついておると思いますので、この機会に国鉄としての三十二年度の損益勘定の決算見込みについて数字を明らかにしてもらいたい、こう思います。
【次の発言】 もちろん決算見込みでございますから、お互いに正確な数字はここで議論の対象になりませんが、当初予算から見ますと、営業収入の面で四十億の減ということが答弁で明ら……

第28回国会 運輸委員会 第22号(1958/04/22、27期、日本社会党)

○正木委員 お尋ねしますが、大へんに失礼ですが、あなた専門は何をおやりになっておいでになりますか。
【次の発言】 気象の方はずっと長く専門的におやりになったものでありますか。
【次の発言】 このたびこの事件で上司から命令を受けて御調査に出張されたのですが、あなたが上司から命令を受けたその内容は、気象と海洋と、こう二つだけを命令されたのか、それともそれ以外にこの転覆の原因が一体どこにあったのかというところまで上司から命令を受けたのかどうか、その点をお尋ねいたします
【次の発言】 そこで私は大臣なり、それから監督局長にお尋ねをするわけですが、ただいまの報告では、いろいろの点で参考になる点はございま……


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第27回国会 運輸委員会請願審査小委員会 第1号(1957/11/12、27期、日本社会党)

○正木清君 一つよろしく頼みます。



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データ更新日:2023/02/05

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