このページでは北村徳太郎衆議院議員の27期(1955/02/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は27期国会活動統計で確認できます。
○北村委員 ただいま性教育に関する問題が取り上げられたのでございますが、私はきわめて重大な問題であると思いますけれども、今日性道徳が非常に紊乱しておるということが、性教育が足りないためであるという判断がつくのでありますかどうか。性教育をやることによって、今日の社会的な大きな風潮である性道徳がこれほど悪い状態になっていることが、それで救われるという自信が持てるのかどうか。性教育をやるということになりますと、ただいま大臣のお話もありましたけれども、これは非常にむずかしい問題でありまして、だれがやるか、どういう場合にやるかというようなことが問題になるのでありまして、一般に算数を教えるというふうには扱……
○北村委員 関連してお伺いします。本日の委員会においての質疑応答を承わっておりますと、いろいろ非常に重要な問題が出るのでありますが、しかし紀元節論、地久節論、あるいは靖国神社論という工合で、ややもすれれば一面において、現在国民が非常におそれておる――ややもすると反動というか、復古の方に引きずられていくのじゃないか、これは扱いようによっては非常に不安をそそるような問題も含んでおると思うのであります。それでこの点、私は日本の伝統とかあるいは国民感情というものを尊重しなければならぬことはもちろんであるが、それにはどういう線において尊重するかということが、憲法を考えても、あるいは今日論議せられておるこ……
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