北沢直吉 衆議院議員
27期国会発言一覧

北沢直吉[衆]在籍期 : 24期-|27期|-28期-29期-31期-32期-33期
北沢直吉[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは北沢直吉衆議院議員の27期(1955/02/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は27期国会活動統計で確認できます。

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

本会議発言一覧(衆議院27期)

北沢直吉[衆]本会議発言(全期間)
24期-|27期|-28期-29期-31期-32期-33期
第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 衆議院本会議 第31号(1955/06/21、27期、自由党)

○北澤直吉君 私は、自由党を代表し、ただいま議題となりました農産物に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件について、左記理由により賛成の意を表明せんとするものであります。(拍手)  第一に、日本は食糧の自給度を高めるためにあらゆる努力を払つているのでありますが、年々百万をこえる大幅な人口増加のために、毎年三百五十数万トンの食糧を外国より輸入しなければなりません。そのために、年々約五億ドルに上る貴重な外貨を外国に支払わなければなりません。また、綿花等の、日本産業に絶対必要な原材料は、どうしても外貨によって輸入しなければなりません。本件協定によりますれば、これらわが……

第22回国会 衆議院本会議 第48号(1955/07/27、27期、自由党)

○北澤直吉君 私は、自由党を代表し、ただいま議題となりました日華平和条約附属議定書第二項の有効期間の延長に関する議定書の締結について承認を求めるの件に対し、次の理由によりまして賛成の意を表明せんとするものであります。  第一は、日本と中華民国国民政府との間にはいまだ通商航海条約の締結を見るに至っておらず、両国間の通商貿易関係はこの議定書によって規律せられておる次第でありますが、日本、台湾間の貿易は、日本全体の貿易において重要な地位を占めております。試みに、昨年の両国間貿易の実績を、日本と中共とのそれと比較してみますならば、日本から台湾への輸出は六千四百四十五万ドル、台湾から日本への輸入が六千三……

北沢直吉[衆]本会議発言(全期間)
24期-|27期|-28期-29期-31期-32期-33期

■ページ上部へ

委員会発言一覧(衆議院27期)

北沢直吉[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
24期-|27期|-28期-29期-31期-32期-33期
第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 外務委員会 第2号(1955/03/31、27期、自由党)

○北澤委員 鳩山内閣におきましては、共産圏諸国ともできるだけ国交を正常化したい、こういうふうに言われておるのでありますが、私どもの聞くところによりますと、ソ連以外にも、東ヨーロッパの共産主義の二つの国からも、日本との間に相互に戦争状態を終結したい、終結の宣言を出したい、こういうふうな申し入れがあるやに聞いておるのでありますが、その点は事実でありますか。
【次の発言】 その点は今大臣が御答弁のように、日ソの交渉の模様を見た上で、その他の東ヨーロッパの共産圏諸国との国交の正常化を考えたいというのでありまして、私も了承いたします。  次の点に移りますが、それは日米関係の問題であります。外務大臣は日米……

第22回国会 外務委員会 第3号(1955/04/06、27期、自由党)

○北澤委員 鳩山内閣は日米協力の基本線を堅持しながら中ソとの関係を調整すると言われておるのでありますが、現在までの日ソ交渉の経過また中共との関係また日米関係は、総理として満足すべき状態にあると思いますかどうか、伺いたいと思います。
【次の発言】 選挙のときには、日ソ交渉が今にもまとまるように宣伝をされておったのでありますが、選挙が終るというと、日ソ双方において熱がさめたように思われるのであります。従って日ソ交渉も今日まで遅々として進んでおりません。また中共との関係も、御承知のような状態でこれも進んでおりません。また日米との関係におきましても、防衛分担金の削減の交渉を初めガリオア資金の整理問題、……

第22回国会 外務委員会 第6号(1955/05/14、27期、自由党)

○北澤委員 この国会におきましても外交問題があらゆる機会に論議されたのでありますが、鳩山内閣の外交方針が内外に十分に明瞭になったと、残念ながら申し上げるわけに参りません。そこで私はきょうはほんとうに国家的の立場に立って、基本的な問題について質問したいと思いますから、率直明快に御答弁を希望いたします。まず第一に伺いたいのは、日本の外交方針を策定するに当りましては、現下の国際関係をいかに把握し、これをいかに認識するかということが大前提だろうと思います。国際関係の認識いかんによっては外交方針も変って参りますことは、これは理の当然であります。重光外務大臣はこの特別国会の外交方針演説におきまして、国際情……

第22回国会 外務委員会 第10号(1955/05/26、27期、自由党)

○北澤委員 ガット問題について二、三質問したいと思います。  第一点は、例のガットの三十五条を援用して、日本がガットに加入しましても、ガットの規定を適しない、ガットの規定を除外する、こういうことを考えているのは、イギリスのほかにどういう国がありますか、ちょっと伺いたい。
【次の発言】 そういう国々は、日本との間においてはガットの適用を除外するというふうになります。そうなりますと、それを補うために、そういう国々と日本はどうしても通商航海条約を結ばなければならぬと思いますが、それはどうですか。
【次の発言】 ガットの規定の適用のない国との間には今のように通商航海条約を進めるわけでありますが、ガット……

第22回国会 外務委員会 第15号(1955/06/04、27期、自由党)

○北澤委員 時間があれば十分外務大臣にお尋ねしたいのですが、きょうは時間がありませんから、別の機会にゆっくりお尋ねすることとしまして、きょうは日ソ交渉に限ってお尋ねしたいと思います。この日ソ交渉に当りまして、ソ連がどういう態度で出てくるかということにつきましては、私どもは重大な関心を持っておったのでありますが、オーストリア国家条約、またユーゴスラビアとの関係等におきまして、大体ソ連の意図もある程度輪郭がわかってきたように思うのであります。従って今回の日ソ交渉に当りましても、結局ソ連は大きな世界政策の一環として、この日ソ交渉に当ってくると思うのでありますが、果せるかな私どもが心配しましたように、……

第22回国会 外務委員会 第17号(1955/06/11、27期、自由党)

○北澤委員 ちょっと関連して。今の濃縮ウランの問題ですが、きょうあたりのワシントン電報によると、どうも日本の主張がわからない。協定からはずして了解事項に入れてくれ、こういうことをいっている。どうも最近日本の政府のやっていることは、余剰農産物の協定にしましても、今度の濃縮ウランのことにしましても、国内の感情的ナショナリズムに支配されて、つまらぬと言ってはおかしいですが、枝葉末節のことにこだわって大きなことをはずしているのだ。一体日本の政府がそういう一部の世論の動きに左右されましてどうも態度がまちまちで困る、何か日本がだだをこねているのだという印象を受けておるということが新聞にあったのでありますが……

第22回国会 外務委員会 第18号(1955/06/13、27期、自由党)

○北澤委員 十日の日に日ソ交渉につきまして各党代表の討論会がありました。(「議事進行、委員長横暴だ」と呼ぶ者あり)その際、社会党の左派の代表の森島議員から、日本は共産陣営と自由陣営との間に立って中立政策をとるべきであるという発言をされました。それに対して民主党の代表の池田正之輔議員は、自分としては森島議員の御発言に賛成である。民主党としても……。
【次の発言】 民主党代表の池田議員から、民主党としては森島議員の意見に賛成である。日本は終局においては中立政策をとるべきだと思う、こういう重大な発言をしたのであります。そうしますと、従来政府が国会において述べておりますところの日本は対米協調政策を堅持……

第22回国会 外務委員会 第19号(1955/06/15、27期、自由党)

○北澤委員 関連質問で一言。今のフイリピンの賠償問題ですが、自由党としても一言申しておきます。この前の大野・ガルシア協定では四億ドルということになっておりましたのが、今の新聞報道によりますと八億ドルということになっておりまして、倍であります。私どもの考えるところでは、日本が支払い得る年々のそういう対外債務というものは、大体四百億円か五百億円と思うのでありますが、そういう点から申しますと、そういうようなフィリピン賠償は払い得ないと思います。と言いますのは、もしガリオアの債務の整理がきまりますと、どうしても一年に五十億出さなければならぬ。それから英仏その他の外貨債の支払いも大体一年に百五十億、それ……

第22回国会 外務委員会 第20号(1955/06/16、27期、自由党)

○北澤委員 数点についてお尋ねしたいのであります。まず第一点は、今度の協定によって米を十万トン買うことになったわけでありますが、どういう事情によって米を十万トン買うことになったか、そのいきさつをお話し願いたいと思います。
【次の発言】 これは非常に重大な問題でありまして、日本に米を売ることを希望している国は世界に多いのであります。東南アジア諸国あるいはイラン、イタリア、そういう国はみんな、日本が米を買ってくれるならば、日本の品物を相当買ってもいい、こういっております。従って、日本の輸出貿易を増進するという見地から申しますれば、そういう国から米を買ってやれば、東南アジア、中近東、イタリア、そうい……

第22回国会 外務委員会 第22号(1955/06/21、27期、自由党)

○北澤委員 私はただいま議題となりました農産物に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件について、自由党を代表いたしまして、左記理由によって、賛成の意を表明せんとするものであります。  第一に日本は食糧の自給度を高めますために、あらゆる努力を払っておりますが、年々百万を超える大幅な人口増加のために、毎年三百万トン以上の食糧を外国から輸入しなければなりません。そのために数億に上る貴重な外貨を年々外国に支払わなければなりません。また綿花等は日本の産業に必要な原材料でありまして、日本に絶対不足する物資は、どうしてもこれは外貨によって輸入しなければならないのであります。今……

第22回国会 外務委員会 第26号(1955/07/02、27期、自由党)

○北澤委員 昨年吉田前総理が渡米の際のみやげの一つとして、アメリカの民間三銀行から千五百万ドルの移民借款の話ができたわけであります。この借款の受け入れ機関としまして、先般自由党の予算修正の結果政府から一億円の出資をしてこの会社を作るというような話ができまして、今回この日本海外移住振興株式会社という法案の提案を見ましたことは、まことにけっこうだと思うのでありますが、この会社を作るにつきましては、先ほど来いろいろ指摘があったのでありますけれども、作ります以上は、十分にその所期の目的を達するように慎重に考えていかなければならないというふうに考えておるわけであります。  そこで福田委員の質問とも関連し……

第22回国会 外務委員会 第29号(1955/07/13、27期、自由党)

○北澤委員 私は自由党を代表しましてただいま議題となっております日米相互防衛援助協定等に伴う秘密保護法の一部を改正する法律案につきまして、賛成の意を表明せんとするものであります。  今日、日本として最も大事なことは、政治、経済その他あらゆる面におきまして、日本の独立体制を完成するとともに、日本の安全保証を確保することであろうと思います。しこうして日本の現状におきましては、日本の安全保障を確保するためには、日米安保条約、日米相互防衛援助協定等を根幹としまして、日米が協同して日本の防衛に当るという以外には道がないと思うのであります。そういうわけで従来日本としまして日米協力によって日本の防衛を全うす……

第22回国会 外務委員会 第33号(1955/07/19、27期、自由党)

○北澤委員 この海外移住振興株式会社につきましては、この外務委員会において私はたびたびいろいろな問題について質問したのでありますが、きょうはその締めくくりとしまして残った問題について質問したいと思います。  この移民問題が日本の人口問題解決の一助であることは申すまでもないのでありまして、それにつきましては前会の外務委員会においても外務大臣から政府のお考えを伺ったのでありますが、イタリアなどの例を申しますと、イタリアでは大体年々人口が四十万ふえる。そのうち十五万は海外移民に出ておるというふうなわけでありまして、政府が相当積極的に移民政策をやっておりますために、四十万の増加人口の中で十五万が海外に……

第22回国会 外務委員会 第34号(1955/07/20、27期、自由党)

○北澤委員 私はただいま議題となりました日本海外移住振興株式会社法案につきまして、自由党を代表しまして、各派共同提案の附帯決議を付しまして、賛成の意を表明せんとするものであります。  その理由を簡単に申し述べますれば、次の通りであります。  第一は、年々百万以上増加しまするわが国の人口対策の見地から見ましても、また中南米、東南アジア等との貿易の増進、経済協力の推進の見地から申しましても、従来に比べまして画期的に大幅の海外移民を送り出すことの必要なことは、今さら申すまでもないことでありますが、近年中南米諸国の日本移民に関する態度も幸いに好転して参りましたので、この際一つ積極的に移民政策を推進する……

第22回国会 外務委員会 第35号(1955/07/23、27期、自由党)

○北澤委員 二点について簡単に御質疑をします。第一点は今もお話にありましたが、今回の日ソ交渉において日本の国連加盟の問題が出ておりまして、ソ連側の意向は、大体平和条約ができますれば日本の国連加盟を支持する、こういう意見のようでありますが、これに関連して伺いたいのは、ソ連がイタリアの講和条約に調印した、しかもイタリアの講和条約におきましては、調印した国々はイタリアの国連加盟を支持する、こうはっきりあの前文に書いておりながら、ソ連は今日までイタリアの国際連合加盟に対して拒否権を発動しておる。そうしてこれに賛成しない。こういうふうなあれがあるのでありますが、ソ連は何ゆえにイタリアの講和条約に賛成をし……

第22回国会 外務委員会 第36号(1955/07/25、27期、自由党)

○北澤委員 土曜日の委員会におきまして、大体政府のガットに関するいろいろな点につきましてお答えをいただいたのでありますが、あと二、三点だけお尋ねをしまして質問を打ち切ります。  一つは日本の輸出貿易全体を考えまして、ガットの保率を適用される輸出貿易と、ガットに加入しないか、あるいは三十五条を援用するという関係で、ガットの税率適用を受けない貿易は、日本の貿易全体でどのくらいの割合になりますか、政府の方でお調べになったことがありますか。
【次の発言】 従って日本の輸出貿易でガットの税率適用を受けるのは大体半分というわけでありまして、この間の政府の答弁によりますと、大体年額二千万ドルから三千万ドルの……

第22回国会 外務委員会 第37号(1955/07/26、27期、自由党)

○北澤委員 日本の貿易を増進するという見地から申しまして、あらゆる国との通商関係を増進することの必要なことはもちろんでありますが、中国関係におきましては台湾の国民政府と中共政府というものがありまして、そういう関係で貿易におきましても非常に微妙な関係にあるわけであります。そこで第一に伺いたい点は、台湾との貿易でございますが、昨年の実績によりますと、日本からの輸出が六千百余万ドル、台湾から日本への輸入が六千三百余万ドルということになっておりますが、本年の見込みは大体どの程度になっておりますか。政府委員からでけっこうです。
【次の発言】 一方中共との貿易でございますが、昨年の実績は日本への輸入が大体……

第22回国会 外務委員会 第38号(1955/07/27、27期、自由党)

○北澤委員 私は自由党を代表しまして、ただいま議題となっております日華平和条約附属議定書第二項の有効期間の延長に関する議定書に対しまして賛成の意を表すものであります。  先ほど来社会党両派の委員から、吉田内閣が日華平和条約によって台湾の国民政府を中国の代表政府として認めたことは、アメリカの圧迫によるものである、従ってこれは吉田内閣の大失態である、こういうふうな話があったのでありますが、これは全くの誤解であります。サンフランシスコ会議におきましては、国民政府も中共政府も招聘されませんで、日本が国民政府あるいは中共政府のいずれに承認するかは、日本の選択にまかされたのであります。従って日本は、自己の……

第22回国会 予算委員会 第4号(1955/03/28、27期、自由党)

○北澤委員 私は外交問題、貿易問題等を中心といたしまして、鳩山総理及び関係閣僚に対しまして総括質問をいたしたいと存じます。閣僚諸公におかれましても日本の内外に対しまして政府の所信を明確に表明する、こういうおつもりで明快率直なる御答弁を希望いたします。  総理にお尋ねしたい第一点は、世界の平和確立に対する根本的の考え方についてであります。総理はある場合には世界のどこの国とも仲よくして、これによって世界の平和を促進する、あるいは外国との貿易によって、たとえば共産圏諸国とは貿易の促進によって平和を確保したい、こういうふうに申されております。ところがある場合には、世界の平和は力の基礎の上に立ってできて……

第22回国会 予算委員会 第30号(1955/07/14、27期、自由党)

○北澤委員 私は自由党を代表しまして、外交問題を中心として、総理大臣、外務大臣、大蔵大臣及び通産大臣にお尋ねをしたいと存じます。  第一は日ソの交渉についてであります。六月の初めにロンドンで日ソの交渉が始まりましてから約一ヵ月半でございますが、今日までの交渉の経過を見ますと、日ソ双方の主張が提示されただけでありまして、しかも双方の主張の間には大きな食い違いがありまして、ほとんど歩み寄りの跡が見られないのであります。双方の主張はちょうど平行線の上を走っているような感をいたしておるわけであります。日本側におきましては、各種の懸案を解決して、その上で国交を回復しようという方針をとっているのに対しまし……


■ページ上部へ

第23回国会(1955/11/22〜1955/12/16)

第23回国会 外務委員会 第9号(1955/12/13、27期、自由民主党)

○北澤委員 ただいま松本委員と岡田委員から、だんだんの御意見の開陳があったのでありますが、お話を承わっておりますと、濃縮ウラン受け入れに関する日米協定と、それから原子力に関する基本法と両方一緒にして議論しておるのだと思います。なるほど基本法の方は、きょう自民党、社会党の共同提案として衆議院の科学技術振興対策特別委員会に提案になるということでございますが、この濃縮ウラン受け入れの日米協定につきましては、前国会以来何十回となく、あるいは外務委員会あるいは予算委員会あるいは本会議におきまして議論せられてきたものであります。もちろん先ほどから岡田委員のおっしゃるように、仮調印したものの内容と、それから……

第23回国会 外務委員会 第10号(1955/12/14、27期、自由民主党)

○北澤委員 ただいま議題となりました原子力の非軍事的利用に関する協力のための日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の協定の締結について承認を求めるの件に関し、私は自由民主党を代表し、次の理由によって賛成の意を表明せんとするものであります。  理由の第一は、原子力の平和的利用は、世界におきまする第二次の産業革命の原動力とも言うべきものでありまして、原子力の平和的利用の研究ないし原子力発電その他各方面の実際的利用の面において、日本が一日おくれることはそれだけ日本の発展に不利を来たすことであります。十八世紀の後半、蒸気機関の発明を中心とする第一次の産業革命において先鞭をつけた英国初め欧米諸国は、近代の……

第23回国会 外務委員会 第12号(1955/12/16、27期、自由民主党)

○北澤委員 一点だけ関連質問したいと思います。日本の国際連合加盟の問題です。今回の国際連合加盟の問題につきましては、ソ連が、非共産圏諸国の国連加入については、日本だけには反対をして、ほかの国には賛成をしたというわけでありますが、これはどういう理由でありますか。察するところによりますと、日本とソ連との間にはまだ国交が回復されておらないから、ソ連は日本の国連加盟に賛成できない、こういう主張かとも思いますが、今度ソ連が賛成をして、国連に新しく加盟した国の中には、まだソ連と国交の回復されていない国がたくさんある。例をあげますと、ポルトガル、アイルランド、ヨルダン、セイロン、ネパール、リビア、カンボジァ……

第23回国会 予算委員会 第1号(1955/12/06、27期、自由民主党)

○北澤委員 私は自由民主党を代表いたしまして、主として外交問題につきまして鳩山総理大臣、重光外務大臣及び関係閣僚に質疑をいたしたいと存じます。  第三次鳩山内閣の外交方針につきましては、過般衆参両院の本会議におきまして、総理及び外務大臣から一応の御説明があったのでございますが、目下重大段階にありまする日韓関係の問題、日ソ交渉の問題、また日比賠償問題等の重要外交問題に対しまして、日本の保守勢力の大同団結の結果生まれました自由民主党を基盤とし、強力な政治力を持って組閣されました新内閣がいかなる方針をもってこれらの重大問題に当りますかは、日本内外のひとしく重大関心を持って見守っておるところであります……


■ページ上部へ

第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 外務委員会 第7号(1956/02/16、27期、自由民主党)

○北澤委員 私は一問だけ、大臣にお尋ねしたいと思います。一点は、日ソの交渉も領土問題を中心にいたしまして重大な段階に入ったのであります。日本政府の領土問題に対する態度は、しばしば明確に言明されておるわけでございますが、日本の国内にはいろいろの情報が流れておりまして、政府の声明にもかかわらず、そういう情報のために、ややもすると動かされるような心配もないではないのであります。その情報と申しますのは、例の南千島に関連する問題でございますが、南千島を二つに分けて国後は日本に返還するが、択捉は返還しない、南千島を二つに分けてやる、こういうふうな情報、あるいは南千島につきましては、沖縄、琉球と同じように、……

第24回国会 外務委員会 第10号(1956/02/22、27期、自由民主党)

○北澤委員 関連して。今回の在外公館の名称及び位置を定める法律等の一部を改する法律案でありますが、これによりますと、中南米方面に対しましては、外務省の方におきましては重点を置かれまして、パラグアイの日本公使館の新設ということになったわけでありますが、御承知のように中南米諸国は日本の貿易の振興の見地から申しましても、また日本の海外移住を推進するという見地から申し、決してもますます重要度を加えておるわけでございます。それで中南米諸国を見ますと、各国とも大使を送っておりまして、公使を送っておる国は少いのであります。特に中南米の諸国のようなああいう国民性のところでは、非常に形式を重んずるのが多いのであ……

第24回国会 外務委員会 第12号(1956/02/25、27期、自由民主党)

○北澤委員 私は外務公務員法の一部を改正する法律案につきまして、二、三の点についてお尋ねをしたいと思います。  まず最初に国会法第三十九条の規定について、お尋ねしたいと思います。これによると、「議員は、内閣総理大臣とその他の国務大臣、内閣官房長官、内閣官房副長官、政務次官及び別に法律で定めた場合を除いては、その任期中国若しくは地方公共団体の公務員又は公共企業体の役員若しくは職員と兼ねることができない。」こういうふうになっております。私どものこれに対する解釈は、国会議員はここに列記してありまする内閣総理大臣、国務大臣、官房長官、それから特に法律に定めた場合を除いては、公務員と兼任はできないという……

第24回国会 外務委員会 第16号(1956/03/06、27期、自由民主党)

○北澤委員 外務公務員法の一部を改正する法律案に対しまして、石坂委員、須磨委員、福永委員、山本委員、私と共同提案で修正案を提出いたします。  まず修正案を朗読いたします。   外務公務員法の一部を改正する法律案の一部を次のように修正する。   第八条の改正に関する部分を次のように改める。   第八条第二項中「政府代表及び全権委員並びにそれらの代理、顧問及び随員」を「第二条第一項第三号から第六号までに掲げる外務公務員」に改め、同項の次に次の二項、を加える。  3 前項の外務公務員については、国会議員のうちから、任命することができる。この場合においては、両議院一致の議決を得なければならない。  4……

第24回国会 外務委員会 第17号(1956/03/07、27期、自由民主党)

○北澤委員 関連して、今公海自由の原則の問題が出ましたから、一言お聞き申し上げておきます。先ほど来各委員からも繰り返されましたが、日本側としてどこまでも公海自由の原則を主張するのは当然でありますが、御承知のように、日本の立場とまたそのほかの国の立場とが合わない場合、現にアラフラ海漁業の問題につきましても、日本はああいう大陸だなの漁業の制限は不当である、公海自由の原則に反するということで主張しておるにもかかわらず、向うはそうでないということで、国際司法裁判所に提訴しておる。アラフラ海がどうなるか、今やっておるわけです。そこで、現在の原水爆実験についても、日本の主張が相当根拠があり、しかも先ほど来……

第24回国会 外務委員会 第21号(1956/03/16、27期、自由民主党)

○北澤委員 ただいまの問題について一点だけ。これは高野先生にお聞きしたいのですが、例の公海自由の原則ですが、従来の国際法の歴史によると、なるほど制海権を持っておったイギリスは公海自由の原則にはあまり熱心でなかったのでありますが、アメリカは建国以来公海自由の原則のチャンピオンとして戦ってきたわけであります。アメリカの裁判所の判例なんかを見ましても、結局イギリスの制海権をいかにして排除してアメリカの権益を主張するかということで、アメリカは建国以来、公海自由の原則のチャンピオンとして戦ってきたのであります。  最近原水爆実験等に関連して、そういう従来の態度を変えてきておるような傾向があるのであります……

第24回国会 外務委員会 第22号(1956/03/17、27期、自由民主党)

○北澤委員 私はただいま議題となりました日本国とカンボディアとの間の友好条約の批准について承認を求めるの件につきまして、自由民主党を代表して賛成の意を表せんとするものであります。  日本が国際連合憲章に盛られた原則に基いて、世界の万邦と友好関係を維持すること、並びに日本はアジアに国をなしております関係上、東南アジア諸国との間に善隣友好関係を進めますことは、日本国の不動の国是であります。これに対しましてカンボジア国におきましては、独立以来わが日本に対しまして特に友好の態度を示され、あるいは賠償請求権を放棄する、あるいはまた日本からの移民の受け入れについて好意的の態度を示す、こういうふうにいろいろ……

第24回国会 外務委員会 第23号(1956/03/23、27期、自由民主党)

○北澤委員 きょうは外務大臣が出席になっておりませんので、外務大臣に対する質問は留保しまして、事務当局に対しましてお尋ねをしたいと思います。  世界の後進国の開発問題は非常に大きな問題でございまして、後進国の経済の開発を実施して、そうして後進国の国民の生活程度を上げる、これが今日の世界の最も大きな問題であると思うのであります。この後進国の開発のために従来いろいろの機関ができておるわけであります。たとえば世界銀行がその一つ、それからまたイギリス連邦を中心としましていわゆるコロンボ・ブランの計画があります。またアメリカにおきましては、いわめるポイント・フォアの計画によりまして、この未開発地域に対す……

第24回国会 外務委員会 第24号(1956/03/29、27期、自由民主党)

○北澤委員 私は大体二つの問題につきまして総理大臣にお尋ねしたいと思うのであります。  第一点は日ソ交渉についてでございますが、日ソ交渉につきましては、御承知のように日ソ双方の主張が対立いたしまして自然休会になったわけでございます。そこでお伺いしたいのは、昨年自由民主党が結成されます際に、新党の緊急政策として日ソ交渉に関する根本方針が決定せられております。それによりますと、領土問題をも含めて懸案を解決して、そしてこの平和条約を締結して、これによって日ソ国交を回復する、こういう構想が示されておるのでありますが、政府は今後におきましてもこの既定方針によって、日ソの交渉を進めていくという考えでござい……

第24回国会 外務委員会 第25号(1956/03/30、27期、自由民主党)

○北澤委員 問題はオランダとの補償の問題ですが、サンフランシスコ平和会議等のいきさつもありまして、今回一千万ドルで解決したことはやむを得ないことだと思うのです。ただ、先日の提案理由の説明によりますと、今後の日蘭協力関係を一そう強固にするためにこういう措置をとったとかいうことでありましたし、先ほど条約局長の説明では、日本とオランダの関係が従来必ずしも満足すべき状態でなかったので、それが、ベルギーなりルクセンブルグあるいはドイツにも響くということで、どうしても日蘭関係をよくすることが必要だ、こういうお話でありまして、私もその点は同感であります。それで伺いたいのでありますが、今日本とオランダの関係で……

第24回国会 外務委員会 第27号(1956/04/04、27期、自由民主党)【議会役職】

○北澤委員長代理 松本七郎君。

第24回国会 外務委員会 第30号(1956/04/09、27期、自由民主党)

○北澤委員 先ほど来両参考人から北洋漁業問題について詳細に伺ったのでありますが、この機会に私は両参考人の陳述に関連して、政府に伺いたいと思います。  先ほど来のだんだんのお話でわかりましたが、この北洋漁業の問題、特に今回の北洋漁業に関するソ連政府の制限措置が、日本の経済、また関係漁民に重大な影響があることはよくわかるつもりでありますが、特に今回のソ連側の措置は、明らかに国際法違反だと思うのであります。先ほど他の委員のお話によりますと、これが国際法違反でないような、ソ連の態度がいかにも合理的であるようなお話があったのでありますが、私どもの見解から申しますれば、これは明らかに国際法違反であると思う……

第24回国会 外務委員会 第31号(1956/04/11、27期、自由民主党)

○北澤委員 二、三伺いたいと思います。第一点は、先般ソ連が北洋漁業の問題に関連しまして、公海に一線を画して、関係国との協議によらずして、一方的に漁業の制限をしたわけでありますが、これは明らかに公海自由の原則に反するものでありまして、国際法違反であります。日本とソ連との間に国交の回復がされておるとおらぬにかかわらず、これは国際法違反でありまして、国交が回復されておらぬからといって、そういう一方的な措置はできないはずであります。それでありますので、私はこのソ連の一方的な措置を是正する問題は、日ソ間の国交回復の問題とは別個の問題である、こういうふうに考えておりますが、この点についてまず外務大臣の御意……

第24回国会 外務委員会 第33号(1956/04/17、27期、自由民主党)

○北澤委員 ただいま穗積委員から議事進行について発言があったのでありますが、日ソ間の漁業問題について、明日外務大臣の出席を願って質疑をするということに私は賛成であります。ただ問題は、それと関連のない金融公社の問題の採決を明日に延ばすということは、理由がないと思います。ですから、それとは切り離して、金融公社の問題はきょう質疑を継続して、もし質疑が終ったならばきょう採決ができるようにお取り計らいを願いたいと思います。
【次の発言】 この国際金融公社に関する件は、一ヵ月以上もこの外務委員会に付議されておりまして、これに対して質疑を繰り返すこと数回に及んでおります。社会党の方はまだこれに対する態度がき……

第24回国会 外務委員会 第34号(1956/04/18、27期、自由民主党)

○北澤委員 私は、アメリカにおける繊維製品の販売制限の問題につきまして、アメリカ側から日本に回答が参りましたこの問題について、簡単に御質問申し上げたいと思います。  アメリカのサウス・カロライナ州、アラバマ州におきまして州法を作りまして、そして日本の繊維製品を取り扱う小売り、卸の店は、日本品を販売しておるという表示をしなければならぬ、こういう州法が二つの州におきまして、州のガヴァナーの署名を得て成立したわけであります。これは御承知のように日米通商航海条約第十六条の違反であります。これにつきまして日本政府からアメリカの方に通商条約違反であるということで抗議をしたのに対しまして、今回アメリカからよ……

第24回国会 外務委員会 第37号(1956/04/28、27期、自由民主党)

○北澤委員 今の問題に関連して、一つ明らかにしておいてもらいたい点があるのです。それは今のガリオアの援助資金が、日本として債務であるかどうか、その法律上の地位についての問題ですが、ただいま条約局長の答弁では、平和条約の規定にアメリカが日本で使った軍事費についてはもちろん請求しないというふうなことが若いてある。従ってその裏の解釈としては、経済援助に使ったものは請求する、こういう話でありますが、私の記憶では例の阿波丸の請求権を放棄したあの交換公文のあとに、いわゆる政府は、占領中にアメリカが使ったこういう金は、日本の債務であるというふうに書いてあるのでありますが、そういうことは平和条約によってその効……

第24回国会 外務委員会 第41号(1956/05/09、27期、自由民主党)

○北澤委員 ただいま松本委員から、過般政府においてきめられた渡航制限に関する執務心得と申しますか、それを発表せよとの動議が提出されたのでありますが私はこれに対して反対の意見を表明するものであります。  海外渡航については、御承知のように旅券法が制定されておりましてその旅券法の第十三条第一項第五号に、外務大臣において著しくかつ直接に日本国の利益または公安を害する行為を行うおそれがあると認めるに足りる相当の理由があるものに対しては、旅券の発行を停止してよろしい、こういう規定があるわけであります。従来外務大臣はこの規定に従ってそのつど旅券の発行の申請に対しては、ある場合には許可をし、ある場合には許可……

第24回国会 外務委員会 第47号(1956/05/22、27期、自由民主党)

○北澤委員 ただいまの御質問に関連して、二点だけちょっとお伺いしたいのですが、第一点は、先ほど高岡委員からも御指摘があったのでありますが、せっかく賠償を払って日本から機械類をやりましても、結局その運転資金がないと非常に困るわけでありまして、かつていわゆる中間賠償で日本からフィリピンへ機械を持っていったものは、ほとんどさびついてまっかになったままほうってある。こういう状況ではせっかく賠償を持っていっても、その目的に合わぬわけであります。結局問題は、日本から賠償をやりましても、それを生かして使う運転資金というか、そういう資金が十分にないと、日本が賠償を払ったほんとうの目的を達しないわけでありまして……

第24回国会 外務委員会 第49号(1956/05/24、27期、自由民主党)

○北澤委員 二十日の晩の日本向けモスクワ放送によりますと、現在日本とソ連との間には国交関係の正常化を妨げる紛争問題は何もない。それから現在未解決のままに残されておるのは領土問題一つだけであるが、この問題もまぎらわしい点は少しもない。実際に南棒太と千島列岳がどこの国のものであるかは、かつて連合軍の間に結ばれた周知の協定にはっきりと最後的にきめられておる。日本はこの協定に従うことを厳密に誓ったし、その上サンフランシスコ条約によってもこれらの領土に対する要求を捨てたのだから、この問題を再検討するどんな根拠もない、こういう趣旨の日本向け放送をしまして領土問題に関するソ連の主張が正当であり、日本の主張に……

第24回国会 外務委員会 第60号(1956/07/23、27期、自由民主党)

○北澤委員 日ソの交渉が、日本の運命を左右する最も重大な外交案件でありますことは、今さら申し上げるまでもないのであります。今回重光外務大臣が、一死国難におもむく重大な決意をもって日ソ交渉の全権をお引き受けになりましたことにつきましては、私どもまことに感慨無量でありまして、ぜひ電光、松本両全権の御成功を衷心より祈ってやまないものであります。  両全権を送るに当りまして、二、三点要望申し上げたいのでございますが、その第一点は、今回の交渉に当りましては、従来外務大臣がたびたびお述べになっておりますように、すでにきまった党議の線、党議の測定方法を貫徹するという御決意のもとにこの交渉に臨まれたいのであり……


■ページ上部へ

第25回国会(1956/11/12〜1956/12/13)

第25回国会 日ソ共同宣言等特別委員会 第3号(1956/11/20、27期、自由民主党)

○北澤委員 総理の御都合もあるようですから、総理に対する質問はなるだけまとめてやります。そのあとで他の閣僚に対する質問をいたしたいと思います。第二次世界大戦が終りましてから十年余になるわけでありますが、歴史を見ましても、大体大きな戦争のあと十年くらいたてば世界の情勢が大きく動くというのが普通であります。今回は、御承知のように、中近東の問題、東ヨーロッパの問題を中心としまして、この世界の情勢が非常に大きく動いておりまして、特に今回は、世界の出大国の中のイギリス、フランス、ソ連この三大国が直接関係をしておるというところに、私は大きな意義があると思うのであります。そういうわけで現在の国際情勢は大きく……

第25回国会 日ソ共同宣言等特別委員会 第4号(1956/11/21、27期、自由民主党)

○北澤委員 昨日、河野農林大臣に対しまして、ことしの春農林大臣がモスクワに行かれまして漁業交渉をいたした際の、農林大臣とブルガーニン首相との会談の内容についてお尋ねをしたわけであります。外務大臣はその席におられませんでしたが、きょうは外務大臣にその点について簡単にお尋ねをしたいと思います。  外務大臣が、モスクワ交渉から帰られまして、自由民主党の政務調査会へ外交調査会の合同会議と思いますが、その際におきまして、ある委員の質問に答えまして、河野・ブルガーニン会談の内容に言及されまして、河野さんは領土問題に対するソ連の主張に対して了承を与えておるように自分は聞いておる、そういうふうなお答えをされた……

第25回国会 日ソ共同宣言等特別委員会 第6号(1956/11/24、27期、自由民主党)

○北澤委員 議事進行について。
【次の発言】 この委員会におきまして日ソ共同宣言を審議するにつきまして、ぜひ必要と思うのでありますがへ今度のモスクワ交渉におきまする議事録をぜひ政府から御提出を願いたい。大体こういう交渉の場合こは必ず議事録がありまして、桑港平和会議のときにおいても、ちゃんと発表された議事録があるのであります。特に、今度の共同宣言につきまして、いろいろソ連側と日本側の間に解釈が違う場合があり得るという心配があるので、そういうことを審議するためにもぜひ必要であると思いますので、今度のモスクワ交渉における議事録と申しますか、会議録と申しますか、それを全部この委員会に御提出を願いたいと……


北沢直吉[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
24期-|27期|-28期-29期-31期-32期-33期

■ページ上部へ

各種会議発言一覧(衆議院27期)

北沢直吉[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
24期-|27期|-28期-29期-31期-32期-33期
第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 外務委員会農林水産委員会商工委員会連合審査会 第1号(1955/06/18、27期、自由党)

○北澤委員 午前の委員会におきまして、農林委員長から当局に質問がありまして、今回の余剰農産物協定によると、市場価格で農産物を買い入れることになっているが、それ以外の方法によって非常に安い値段で買い得る方法があるにかかわらず、どうして政府はそれをやらないか、こういう質問があったわけでありますが、綱島委員長の質問は、大体一九四九年のアメリカの農業法の第四百十六条の方法を利用したらどうか、こういう意見だと思います。今回の協定の基礎になっております一九五四年の農産物貿易の促進及び援助に関する法律の三百二条におきまして、先ほど申しました一九四九年の農業法の四百十六条を一部修正しておりますが、この方法によ……

第22回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1955/06/03、27期、自由党)

○北澤分科員 経済六カ年計画について簡単に伺いたいのです。ソ連や中共やアメリカのように、国の経済が外国に依存する度の少い国におきましては、そういう長期の計画も立ちゃすいと思うのでありますが、日本のように外国に依存することが非常に多い場合には、世界の情勢の変化に国内の経済が非常に影響を受けるわけであります。従って、日本のような国でそういう長期の経済計画を立てるにつきましては、ソ連やアメリカに比べて非常にやりにくい点が多いのじゃないかと思いますが、そういう点について、日本のような国でも、一、二年はともかく、六年くらいにわたってそういう計画が立ち得るものでありますか、ちょっと伺っておきたい。

第22回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1955/06/04、27期、自由党)

○北澤分科員 最初に石油の問題について、二、三御質問申し上げたいと思います。今度の国会には、日本の石油政策に関連しましていろいろ新しい法案が出ておるわけであります。一つは原油、重油に対する関税の問題、それから揮発油税を一部下げて地方道路税を創設する問題、それから漁業用の石油の輸入に対する外貨割当の問題、国内の石油資源を開発する特殊の会社を作る、いろいろな新しい構想が法案となって出ておるわけでありますが、これは日本の石油政策の一つの大きな転換であろうかと思うのであります。それでまず第一に伺いたいのは、原油、重油に対する関税の問題でございますが、今回の政府の提案によりますと、原油には二%、B、C重……


■ページ上部へ

第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1956/02/20、27期、自由民主党)

○北澤分科員 私は主として貿易の振興問題についてお尋ねしたいと思います。わが自由民主党におきましても、その根本政策の第一に貿易の振興というものを掲げておるわけでありまして、政府におかれましても、今回の通商産業省予算を見ますと、貿易の振興という面に非常に努力を払っておるようでありますが、昨昭和三十年度の日本の輸出貿易を見ますと、昨年度の予算編成当時におきましては、大体三十年度は日本の輸出は十六億五千万ドルぐらい出ればよろしい、そういう計画であったようでありますが、いよいよ三十年度が過ぎて、三十年度の輸出の実績を見ますと、二十億ドルを上回っておる、こういうふうに非常に予想外に日本の輸出の伸張を見た……

第24回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1956/02/21、27期、自由民主党)

○北澤分科員 私は外資導入問題についてお伺いいたしたいと思いますが、その前にまず高碕長官に伺いたいことは、いわゆる経済五カ年計画ですが、この計画が達成されますためには、日本の輸出、貿易がやはり計画通り伸びるということにだいぶかかっているというふうに思うのでありますが、その日本の輸出の増進につきましては、長官も過般の施政方針演説におきまして、大いに海外投資を積極化したいというふうに述べられておるのであります。新聞などの報道によりましても、長官は何か日本の海外投資の増進についてある種の構想を持っておられるようなことが伝えられておるのでありますが、その点一つ伺いたいと思います。

第24回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1956/02/22、27期、自由民主党)【議会役職】

○北澤主査代理 川俣清音君。

第24回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1956/02/23、27期、自由民主党)【議会役職】

○北澤主査代理 休憩前に引き続き会議を開きます。  農林省所管についての質疑を継続いたします。足鹿覺君。



北沢直吉[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
24期-|27期|-28期-29期-31期-32期-33期

■ページ上部へ

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

北沢直吉[衆]在籍期 : 24期-|27期|-28期-29期-31期-32期-33期
北沢直吉[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

 27期在籍の他の議員はこちら→27期衆議院議員(五十音順) 27期衆議院議員(選挙区順) 27期衆議院統計



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。