このページでは前尾繁三郎衆議院議員の27期(1955/02/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は27期国会活動統計で確認できます。
○前尾繁三郎君 私は、自由党を代表し、ただいま議題となりました地方財政再建促進特別措置法案に対し、重要な修正を加えて、かつこれに伴う財政措置及び地方財政の今後の根本的立て直しについて強い希望条件を付して賛成をするものであります。 地方財政が、終戦以来漸次窮迫の度を加え、今や重大なる危機に直面しておりますことは、諸君の御承知の通りであります。すなわち、昭和二十八年度決算におきましては、府県の約八割、市の約七割、町村の約二割が実質上赤字決算であり、その総額が四百六十二億円に上っているのでありまするし、また、昭和二十九年度の単年度におきましても、なお多くの団体が赤字を出しており、その総額も百二十億……
○前尾繁三郎君 私は、自由民主党を代表して、過般の総理の所信の表明に関連しまして、今臨時国会召集の眼目であります地方財政の再建について、鳩山総理、太田自治庁長官、一萬田大蔵大臣並びに各関係閣僚に対し若干の質問を試みんとするものであります。 現在の地方財政が極度に窮迫し、いわゆる崩壊の寸前に立ち至っておりますことは、今さら多言を要しないと思うのであります。すでに二十九年度までの赤字の累積額は六百四十八億円の巨額に達し、さらに、本年度もこのまま放置するとすれば二百億円の赤字が予想せられ、今や地方団体の理事者は借金の元利支払いに追われ、給与の金繰りに狂奔している状況でありまして、そのことは諸君の十……
○前尾繁三郎君 ただいま議題となりました万国著作権条約並びに同条約の第一、第二、及び第三附属議定書の批准について承認を求めるの件につきまして、外務委員会の審議の経過並びに結果を簡単に御報告申し上げます。 従来、著作権に関する多数国間の条約といたしましては、無方式主義をとるベルヌ条約系統の条約と、方式主義をとる米州条約系統の条約とが並存対立しておりまして、戦前からこの両系統の条約の統合が企画されたにもかかわらず、容易に実現するに至らなかったのであります。戦後、ユネスコがこの問題を取り上げ、種々研窮の後、現段階では統合条約成立の見込みが少いので、統合への過程として、両系統の橋渡しの条約を作ること……
○前尾繁三郎君 ただいま議題となりました、原子力の非軍事的利用に関する協力のための日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして、外務委員会における審議の経過並びに結果を簡単に御報告申し上げます。 まず、本協定成立の経緯及び内容については、政府の説明によりますと、本年初頭、米国政府から、日本政府に対し、濃縮ウランの提供と、これに伴う技術等の援助を行う用意があると申し入れがありました。政府としては、わが国における今後の原子力の平和利用の研究及び開発の重要性にかんがみ、慎重に検討しました結果、適当な条件のもとにこれを受け入れることが有利であるとの結論に達しま……
○前尾繁三郎君 ただいま議題となりました協定並びに議定書五件につきまして、外務委員会における審議の経過及び結果を簡単に御報告申し上げます。 まず、航空業務に関する三協定について御説明申し上げます。 政府は、サンフランシスコ平和条約及びインドとの平和条約の規定に基きまして、フランス、インド及びオーストラリアとの間に航空に関する協定の締結のための交渉を行なって参りましたが、幸いに意見の一致を見ましたので、昨年十一月二十六日にインドと、本年一月十七日にフランスと、同じく一月十九日にオーストラリアと航空協定がそれぞれ署名されました。 これらの協定は、さきに本国会の承認を得て締結されました米国、英……
○前尾繁三郎君 ただいま議題となりました日本国とカンボディアとの間の友好条約の批准について承認を求めるの件しつきまして、外務委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。 カンボジアは、昭和二十四年独立国の地位を獲得して以来、終始一貫してわが国に対し友好的態度を示しておりまして、なかんずく、一昨年には、対日賠償請求権を放棄することを声明し、また昨年には、連合国捕虜に対する戦争損害補償金の取得分を日本赤十字社に寄付する旨を申し出る等、その外交の基調を不変の親日政策に置いるいることを表明しているのであります。たまたま、昨年シァヌーク総理大臣兼外務大臣を長とする同国の親善使節団の日本訪問……
○前尾繁三郎君 ただいま議題となりました国際金融公社への加盟について承認を求めるの件につきまして、外務委員会における審議の経過並びに結果を簡単に御報告申し上げます。 国際金融公社は、国際連合の要請に基き、国際復興開発銀行、すなわち世界銀行が作成した国際金融公社協定によって設立されるものでありまして、加盟国、特に低開発地域の生産的な民間企業を助長することにより経済的開発を促進し、世界銀行の活動を補足することを目的とするものであります。すなわち、加盟国の開発に寄与するような生産的な民間企業が十分な民間資本を得られない場合に、民間企業の設立、改善及び拡張を援助するため、民間投資者と協調して、加盟国……
○前尾繁三郎君 ただいま議題となりました千九百五十五年五月三十一日に東京で署名された農産物に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定第三条を改正する議定書の締結について承認を求めるの件並びに農産物に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして、外務委員会における審議の経過並びに結果を報告申し上げます。 まず、農産物に関する日米協定について説明いたします。この協定は、昨年五月三十一日に東京で署名された農産物に関する日米協定に次ぐ第二次の協定でありましてその内容においてはほとんど同様であります。ただ、第一に、農産物の買付総額が八千五百万ドルから六千五百八十万……
○前尾繁三郎君 ただいま議題となりました、日本国とフィリピン共和国との間の賠償協定の批准について承認を求めるの件につきまして、外務委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。 フィリピン共和国は、昭和二十六年九月、サンフランシスコにおいて平和条約に署名したのでありますが、賠償問題が解決されるまでは条約の批准を行わず、従って、わが国との平和関係を回復しないとの方針をとりましたため、わが国としては、あらゆる努力を払って賠償問題の早期解決をはかるよう、フィリピン政府との間に交渉を重ねて参ったのであります。そして、この間、昭和二十八年三月、沈没船舶引揚に関する中間賠償協定を締結して賠償の……
○前尾繁三郎君 ただいま議題となりました千九百五十六年の国際小麦協定の受諾について承認を求めるの件につきまして、外務委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。 一九五六年の国際小麦協定は、わが国も当事国でありました一九五三年の国際小麦協定が本年七月効力を失いますので、これを修正、更新するために四十カ国によって署名されたもので、わが国も五月十五日署名を了しておりますが、来たる十二月一日までに正式の受諾を行えばよろしいことになっております。かような事情から、政府は早急に臨時国会において承認を求めておるものであります。 この協定は旧協定の内容を大体踏襲しておりますが、輸出入保証数量……
○前尾繁三郎君 ただいま議題となりました関税及び貿易に関する一般協定の譲許の追加に関する第六議定書の受諾について承認を求めるの件につきまして外務委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。 この議定書は、米国の互恵通商協定法の改正を契機としてジュネーヴにおいて開催されましたガット締約国の関税交渉会議で作成されたものでありまして二十二カ国がこれに参加いたしております。 この議定書の目的とするところは、締約国がそれぞれの関税障壁を除去または緩和し、もって国際通商を一そう促進することにありますが、わが国は米国及びスエーデンと交渉いたしまして、米国から七十大税目、スエーデンから二税目に……
○国務大臣(前尾繁三郎君) お答え申し上げます。 今回の引き締め政策によりましてエネルギー関係で資金の繰り延べをやりましたものは、御承知のように、電力におきましては一一%、石炭におきましては繰り延べをいたしておりません。石油につきましては一割程度の繰り延べをやっておるのであります。ただ、民間資金につきまして調達が思うようにいっておらぬというので、電力等におきましては二百億ほど不足いたしておるようであります。しかし、今後なお民間資金につきまして調達を促進するほか、時期を見まして政府資金の導入をやりたい、かように考えておりますので、将来のエネルギー資源について困るようなことは絶対にしないつもりで……
○国務大臣(前尾繁三郎君) 輸出が縮小均衡ではなしに拡大均衡になっておりますことは、先ほど企画庁長官の言われました数字でおわかりであると思います。その上での、先ほど間違った立論の上で、いろいろお話し願っても、何とも答弁の仕方がないのでございます。 中共貿易につきましては、長期計画としましては、私は今後貿易構造を変えていかなければならぬというふうにも考えております。しかし、御承知のように、中共貿易の問題は、政治的な問題もさることでありますが、現在中国は外貨が不足でありまして、日本が輸入をしなければ輸出ができない。しかも、輸入物資は、遺憾ながら、価額が高かったり、また、現実におきまして日本で必要……
○国務大臣(前尾繁三郎君) 松野君の御質問は、中小企業の最近の金融引き締めに伴いまして、これの抜本的な対策をどう考えるか。こういう御質問だと思います。私は、中小企業に対しまして、次の三つのことに重点を置いて振興をはかりたい、かように考えておるのであります。 第一点は、御指摘にもありましたように、中小企業の組織の強化であります。臨時国会におきまして成立を見ました中小企業団体法につきまして、適切な運用によりまして、組合組織の強化と企業経営の安定をはかるということが、まず第一だと思います。 また、第二点としましては、中小企業の金融対策であります。従来、御承知のように、政府関係の機関を通じまして政……
○国務大臣(前尾繁三郎君) 先ほど来の御答弁にもありましたように、今回の最低賃金法は中小企業者を圧迫するものとは私は絶対に思っておりません。本法案は、業者間協定を原則としておるのでありまするし、また、通常の企業の支払い能力を考慮して定められるものでありますから、むしろ、一産業におきましては、もうすでに、各地に、過当競争防止のためにも、最低賃金のきめをやりまして、効果を上げておる事例がたくさん出ておるのであります。しかし、一面、中小企業者に対する対策を講じて支払い能力を培養すべきことは当然であります。先般も御説明申し上げましたように、私は中小企業者に対する振興策を三つに重点を置いて考えておるので……
○国務大臣(前尾繁三郎君) 日中第四次協定につきましては、一そう貿易を促進するという目的に向って極力支持と協力を与えたいと思います。 民間代表部につきましては、準備ができ次第に開設の運びとなっておると考えております。(拍手)
○前尾委員 ただいま提案されました所得税法の一部を改正する法律案、法人税法の一部を改正する法律案、租税特別措置法の一部を改正する法律案に対する修正案につき、提出者を代表いたしまして、その提案の理由及び内容につき御説明申し上げます。 政府提出の昭和三十年度予算案につきましては、審議の結果、最近の経済情勢その他諸般の要請に必ずしも十分適応していると認めがたい部分もあり、日本民主党、自由党が共同してこれを修正し、六月八日衆議院を通過いたしましたことは御承知の通りであります。 この予算案修正の一環として、ここに政府提案の所得税法の一部を改正する法律案外二税法の一部改正案に対し、修正を行わんとするの……
○前尾委員 選択控除の制度につきましては、御承知のように現在の組織労働者におきましては、社会保険料につきましては控除を受けておるのでありまするが、未組織のもの、あるいはまた商工業者あるいは農業者におきましては、御承知のように帳簿の記帳もはっきりしておりませんので、雑損の控除、あるいは社会保険料控除というものはほとんど出しておらぬような状況であります。従って当然受くべき恩典に浴しておらぬという点において現在の制度は不均衡だというふうに考えております。従いまして、実際上受くべくして受けておらぬ控除を進んで控除をするということによって均衡をとっていこう。ことに、これは低額所御者におきましてそういうよ……
○前尾委員 大体政府で御答弁になったような考え方でありますが、現在におきましては、高額所得者も決して負担が軽いとは言えません。おしなべて税金をもっと下げていかなければならぬというような事情にありますことと、また率で考えました場合には、なるほど絶対額では開きがありましても、それはそう大きな額ではないのでありまして、そういう点から考えますと、ことさらそれを非常にこまかい手続で区分けしていくという必要も認められませんので、われわれはその点については考えなかった次第であります。
【次の発言】 これはおっしゃるように、考え方の問題であります。われわれ国会議員の歳費を考えましても、決して楽ではない。従って……
○前尾委員 ただいま福田君が言いましたように、自由党は、現在の段階としてはもう拡大均衡に入る時期であるというふうに考えておりまして、民主党の諸君はまだ地固め時代だ、この両者を調和さして、そうして地固めを一歩進めて拡大均衡の基礎を築くという意味で、自由党の今回の修正案はできておるわけであります。また一面国民の要請ということも考えなければなりません。また公約ということも考えなければなりません。今回の税法の修正にいたしましても、月収二万円までは無税というようなことを公約いたしておりますし、また中小企業の法人につきましても、特別の考慮をしなければならぬというようなこと、ことに三五%の税率という以前の税……
○前尾委員 その前に、参考人に来ていただいた趣旨は、委員長におかれましても御承知のように、国会はこの法律違反があるかどうかということをただすのじゃなしに、法律が不備であるかどうかという立法の参考にするという趣旨でありますから、その点を忘れぬように、また質問におきましても逸脱のないように運営をお願いしたいと思います。
○前尾委員長代理 門司君。
【次の発言】 中井徳次郎君。
【次の発言】 鈴木直人君。
【次の発言】 次会は公報をもってお知らせすることにしまして、本日はこれにて散会します。
午後五時四十二分散会
○前尾委員 質問時間が十分に限られておりますので、ごく簡単に二、三の点を御質問申し上げたいと思います。 まず鳩山総理にお尋ねいたしたいのでありますが、今回の地方財政計画くらい不可解なものはないと言わざるを得ないのでありまして、そう言うよりはむしろ地方財政計画の権威を失墜したということを言わざるを得ないと思うのであります。従来のいきさつにつきましては、私部外者でありますからよくはわかりませんが、知事会なんかの話によりますと、最初自治庁は百四十億の赤字を出していた、ところがその調整がつかぬままにその百四十億を何とか国の方でやらなければならぬのだという主張であったように聞いておりますが、その後にお……
○前尾委員 齋藤長官の今の説明は、私はどうもこの法文からは出てこないように思うのであります。と申しますのは、これはあくまで遊技自体を考えて、その方法いかんをこの法文は現わしていないと思うのであります。「射幸心をそそる虞のある」という言葉から考えましても、遊技自体でもうすでに玉突き、マージャン、パチンコその他はおそれがあるというふうに考えておるので、長官のような解釈は私はつきかねます。もしそういうふうにするのであったならば、法文の書き方を変えなければならぬのではないか。たとえば玉突きについては、おそれある方法をもってする場合を除くとかなんとか、その取締りの対象になるというような法文の書き方を変え……
○前尾委員長代理 これより会議を開きます。
委員長が所用のためお見えになりませんので、不肖私が委員長の職務を行います。
まず銃砲刀剣数等所持取締令等の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行います。質疑の通告がございますのでこれを許します。三田村武夫君。
【次の発言】 ちょっと申し上げますが、通産省は宮本航空機課長が見えております。
【次の発言】 ちょっと速記をやめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 ほかに御質疑がなければ、これで本案に対する質疑は一応打ち切りにいたしまして、後刻適当な機会に政府当局の説明があり、あるいけその際に質疑応答されることを留保しておきたいと思います。……
○前尾委員 ちょっと、さっき鈴木君が質問すると言っておったんですが、今いませんから留保しておいて下さい。
○前尾委員 ただいまのお話の公給領収証を発行していないものの同期の割合が出ておりますが、業態別に不完全発行の場合と全然発行していない場合とお調べになっておりましたらお話し願いたい。割合がわからなくても、大体どういう業態はどういうふうな状況だということだけでけっこうだと思います。それから第二点は、領収証発行についての奨励策、優遇措置というようなものを何らか考えられておるかどうか、その点についてお答え願いたいと思います。
○前尾委員 休憩して直ちに理事会を開いていただきたい。質問にもいろいろあるので、繰り返し同じ質問をやれば何時間でもかかるわけですから、そこを省略して要点で行くという行き方もあるのですから、これは十分お考え願って、理事会で一度よく話し合って、きめていきたいと思います。
○前尾委員 私は自由党を代表いたしまして、ただいま議題となつております地方税法の一部を改正する法律案につきまして、はなはだ不満ではありますが、強い希望を申し上げまして賛成の意を表するものであります。 今回の地方税の改正に当りましてその前に申し上げておかなければならぬ問題は、本年の地方財政副画についてであります。地方財政計画は御承知のようにことしほど全く権威を失墜したことはないのでありまして、いろいろのいきさつが巷制また政府部内においても言われておりますように、従来でありましたら大蔵省、自治庁間にあらゆる努力をして調整がなされるのが、それがなされずにほとんど最後に地方財政にしわ寄せになったとい……
○前尾委員長 これより会議を開きます。 この際私から一言ごあいさつを申し上げたいと思います。 今回はからずも当外務委員会の委員長の重責をになうことになりました。御存じの通り私は全く場違いであります上に、はなはだ愚鈍の者でありまして、練達堪能であり、かつ非常に経験の深い前委員長のあとに参りますことは、はなはだ恐縮で、おそらく皆さんに非常な御迷惑をかけることと憂慮しておるような次第であります。しかし委員長は皆さんの御意思のままに極力小使として動いて、誠心誠意また公平に職責を尽す所存でありますので、ぜひとも皆さんの御協力を得まして大過なきを得たい、かように考えておる次第でありますから、何分ともよ……
○前尾委員長 これより会議を開きます。
万国著作権条約の批准について承認を求めるの件外三件、及び原子力の非軍事的利用に関する協力のための日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の協定の締結について承認を求めるの件を一括議題といたします。
岡田春夫君。
【次の発言】 やはり予算委員会に呼ばれておりますから……。
【次の発言】 松本七郎君。
【次の発言】 これは先ほどいろいろ御相談したのですけれども、三十分しかおっていただけぬものだから、そこで野党の方三人くらいで十分ずつ質問する、そうなると原子力に限定して質問するよりしようがないじゃないか、こういうことで進行したのです。だから大体そういう意味で御……
○前尾委員長 これより会議を開きます。
万国著作権条約の批准について承認を求めるの件外三件について質疑を許します。
並木芳雄君。
【次の発言】 松本七郎君。
【次の発言】 ほかに御質疑はございませんか。――それでは、国際情勢に関する件について緊急質問がありますのでこれを許します。穗積七郎君。
【次の発言】 これに関連した御質疑はありませんか。
それでは前の著作権の条約承認を求める件について質疑を続行します。松本七郎君。
【次の発言】 それではさよう取り計らいます。
【次の発言】 それでは、一般の国際情勢等に関する件について質疑の要求がありますから、これを許します。菊池義郎君。
○前尾委員長 これより会議を開きます。
万国著作権条約の批准について承認を求めるの件、外三件及び原子力の非軍事的利用に関する協力のための日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の協定の締結について承認を求めるの件を議題といたします。質疑を許します。
穗積七郎君。
【次の発言】 ほかに御質疑はありませんか。
これにて暫時休憩いたします。
午前十一時十九分休憩
【次の発言】 それでは休憩前に引き続き会議を開きます。
万国著作権条約の批准について承認を求めるの件外三件及び原子力の非軍事的利用に関する協力のための日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の協定の締結について承認を求めるの件及び国際……
○前尾委員長 これより会議を開きます。
万国著作権条約の批准について承認を求めるの件外三件を議題といたします。質疑を許します。
質疑はありませんか。――御質疑がなければ、これより討論、採決に入ります。討論の通告がありますので、これを許します。
穗積七郎君。
【次の発言】 石坂繁君。
【次の発言】 ほかに討論の通告がありませんので、討論はこれにて終りました。
次に採決いたします。万国著作権条約の批准について承認を求めるの件、万国著作権条約の条件附の批准、受諾又は加入に関する同条約の第三附属議定書の批准について承認を求めるの件、無国籍者及び亡命者の著作物に対する万国著作権条約の適用に関する……
○前尾委員長 これより会議を開きます。
原子力の非軍事的利用に関する協力のための日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の協定の締結について承認を求めるの件を議題といたします。質疑を許します。
【次の発言】 私はきのう両党の話し合いに立ち会いましたので、そのときの話ではどうしても今国会に上げたい。というのはさっそく買付に行かぬと、どういう予算的措置をするにしましても、どのくらいのものだか見当もつかぬ。すぐ買付に派遣しなければならぬ。そのときに承認もしておらぬということではどうもうまくない。だからこれは何としても今国会に上げてもらいたい。それが大きな理由なのです。
それから合同審査のお話は、先ほ……
○前尾委員長 これより会議を開きます。
原子力の非軍事的利用に関する協力のための日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の協定の締結について承認を求めるの件を議題といたします。本件に関する質疑は一応終了いたしておりますが、なお正力国務大臣に対する質疑が残っておりますので、この際これを許します。菊池義郎君。
【次の発言】 穗積七郎君。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 これにて本件に関する質疑は終了いたしました。
これより討論に入ります。討論の通告がありますので、順次これを許します。北澤直吉君。
【次の発言】 松本七郎君。
【次の発言】 岡田春夫君。
○前尾委員長 これより会議を開きます。
国際情勢等に関する件について質疑を許します。
高岡大輔君。
【次の発言】 それでは外務大臣がお見えになりましたから、外務大臣に対する質疑を許したいと思います。なお、外務大臣の出席時間が限られておりますので、先ほどの理事会の申し合せによりまして、一人十分以内を厳守していただきたいと思います。なおまた、質問はできるだけ重複せぬようにお願いしたいと思います。
山本利壽君。
【次の発言】 戸叶里子君。
【次の発言】 いずれにしましても、いろいろ事情があってのことですから、理事の諸君の話し合いをしていただいて、その運営の方法に従っていただくより仕方がないと思……
○前尾委員長 これより会議を開きます。
国際情勢等に関する件について質疑を許します。昨日の申し合せで一人十分以内でありますから、そのつもりでお願いいたします。
並木芳雄君。
【次の発言】 穗積七郎君。
【次の発言】 静粛にやって下さい。
【次の発言】 穗積君時間がありませんので、次の方に……。
【次の発言】 静粛に。
【次の発言】 静粛に。
【次の発言】 北澤直吉君。
【次の発言】 岡田春夫君。五分だけ、きのうの残りですから……。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 私語を禁じます。山本君、簡単に願います。
○前尾委員長 これより会議を開きます。
国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。本委員会としましては、今国会においても前国会と同様、一、国際情勢に関する事項、二、国交回復に関する事項、三、国際経済に関する事項、四、賠償に関する事項の四項目について調査をいたしたいと存じますので、この旨議長の承認を求めたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議がなければ、さように決定いたします。
【次の発言】 次に、委員派遣承認の申請に関する件についてお諮りいたします。
ただいまお諮りいたしました国政調査の各事項について議長の承認が得られましたならば、かねがね理事会において協議の……
○前尾委員長 これより会議を開きます。
国際情勢等に関する件について質疑を許します。なお通告者が多数ありますので、できるだけお一人十分程度にお願いしたいと思いますからどうぞよろしく。戸叶里子君。
【次の発言】 下田君の話をちょっと聞いて、それから大臣に御答弁願います。
【次の発言】 森島守人君。
【次の発言】 穗積七郎君。
○前尾委員長 これより会議を開きます。
参考人招致の件についてお諮りいたします。理事会において協議いたした件でありますが、北鮮への帰国希望者に関し、実情を調査するため参考人を招致いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議がなければさように決定いたします。
なお参考人の人選、招致の期日等については、理事会に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議がなければさように決定いたします。
次会は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。
午前十一時十八分散会
○前尾委員長 これより会議を開きます。
右外公館の名称及び位置を定める法律等の一部を改正する法律案及び国際金融公社への加盟について承認を求めるの件を一括議題といたします。
政府側より提案理由の説明を求めます。森下外務政務次官。
【次の発言】 これにて提案理由の説明は終りました。
両案に対する質疑は次会に譲ることといたします。
【次の発言】 国際情勢等に関する件について質疑を許します。池田正之輔君。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 並木芳雄君。
【次の発言】 静粛に願います。――並木君、領土問題はきょうは留保して……。
○前尾委員長 これより会議を開きます。 本日は北鮮への帰国希望者に関する問題等につきまして、参考人から意見を聴取することといたします。本日御出席下さいましたのは李珍珪君、金正煥君、李起床君、高木武三郎君及び木内利三郎君の五名であります。 議事に入るに当りまして、参考人各位に一言ごあいさつ申し上げます。本日は当委員会のために御出席下さいましてまことにありがとうございます。本日の議事の順序について申し上げますと、まず参考人各位からおのおのの御意見を開陳していただきまして、そのあとに委員から質疑がある予定であります。なお御意見の開陳は、お一人約十分程度にとどめていただきたいと思います。念のために……
○前尾委員長 これより会議を開きます。 外務公務員法の一部を改正する法律案、日本国とカンボディアとの間の友好条約の批准について承認を求めるの件、航空業務に関する日本国とフランスとの間の協定の批准について承認を求めるの件、航空業務に関する日本国とインドとの間の協定の締結について承認を求めるの件、航空業務に関する、日本国とオーストラリア連邦との間の協定の締結について承認を求めるの件、国際民間航空条約の改正に関する議定書(第四十五条に関するもの)の批准について承認を求めるの件、国際民間航空条約の改正に関する議定書(第四十八条等に関するもの)の批准について承認を求めるの件、以上七件を一括議題といたし……
○前尾委員長 これより会議を開きます。
国際情勢等に関する件について、質疑を許します。本日は多数の質問者がありますので、正確に十五分で切ろうという申し合せになっております。どうぞそのつもりで御質疑願います。北沢直吉君。
【次の発言】 松本七郎君。
【次の発言】 松本君、もう時間ですからそのつもりで……。
【次の発言】 高岡大輔君。
【次の発言】 岡田春夫君。
【次の発言】 山本利嘉君。
【次の発言】 山本君、もう時間ですからそのつむりで…。
【次の発言】 穗積七郎君。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 私語を禁じます。
【次の発言】 穂積君、時間が超過しております。
○前尾委員長 これより会議を開きます。
在外公館の名称及び位置を定める法律等の一部を改正する法律案外提案理由の説明を聴取いたしてあります各案件を一括議題といたします。質疑を許します。松本七郎君。
【次の発言】 この際原水爆実験禁止の問題並びに技術協定の問題につきまして、福田篤泰君及び穗積七郎君より緊急に質疑したいとの申し入れがありますので、これを許します。福田篤泰君。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 緊急質問でそんなことを……。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 岡田君、簡単に……。
○前尾委員長 これより会議を開きます。
航空業務に関する日本国とフランスとの間の協定の批准について承認を求めるの件、航空業務に関する日本国とインドとの間の協定の締結について承認を求めるの件、航空業務に関する日本国とオーストラリア連邦との間の協定の締結について承認を求めるの件、国際民間航空条約の改正に関する議定書(第四十五条に関するもの)の批准について承認を求めるの件、国際民間航空条約の改正に関する議定書(第四十八条等に関するもの)の批准について承認を求めるの件、以上各件を一括して議題といたします。質疑を許します。並木芳雄君。
【次の発言】 ただいまの各件について御質疑はありませんか。
○前尾委員長 これより会議を開きます。
在外公館の名称及び位置を定める法律等の一部を改正する法律案、外務公務員法の一部を改正する法律案、国際金融公社への加盟について承認を求めるの件、日本国とカンボディアとの間の友好条約の批准について承認を求めるの件を一括して議題といたします。
便宜まず最初に在外公館の名称及び位置を定める法律等の一部を改正する法律案について質疑の通告があります。それを片づけて順次その他の議題に移ることといたします。穗積七郎君。
【次の発言】 岡田春人君。
【次の発言】 在外公館の名称及び位置を定める法律等の一部を改正する法律案について、他に御質疑はありませんか。
御質疑が……
○前尾委員長 これより会議を開きます。
国際情勢等にに関する件について質疑を許します。菊池義郎君。
【次の発言】 田中稔男君。
【次の発言】 岡田春夫君。
【次の発言】 松本七郎君。
【次の発言】 山本利壽君。
【次の発言】 森島守人君。
【次の発言】 次会は公報をもってお知らせいたします。
本日はこれにて散会いたします。
午後一時二十分散会
○前尾委員長 これより会議を開きます。
千九百五十五年五月三十一日に東京で署名された農産物に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定第三条を改正する議定書の締結について承認を求めるの件、農産物に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件を一括して議題といたします。
政府側より提案理由の説明を求めます。森下外務政務次官。
【次の発言】 次に国際情勢等に関する件について質疑を許します。
まず緊急質疑の通告が北鮮帰国問題、小笠原帰島問題に関し、それぞれ岡田春夫君並びに福田篤泰君からありますので、五分間ずつ許すことにいたします。岡田赤夫君。
○前尾委員長 これより会議を開きます。
外務公務員法の一部を改正する法律案、国際金融公社への加盟について承認を求めるの件、日本国とカンボディアとの間の友好条約の批准について承認を求めるの件を一括して議題といたします。質疑を許します。質疑は、最初に外務公務員法の一部を改正する法律案についての質疑をやっていただきたいと思います。石坂繁君。
【次の発言】 穗積七郎君。
【次の発言】 松本七郎君。
【次の発言】 次に日本・カンボジア友好条約についての御質疑を続けていきたいと思います。菊池義郎君。
【次の発言】 穗積七郎君。
【次の発言】 松本七郎君。
○前尾委員長 これより会議を開きます。
まず外務公務員法の一部を改正する法律案を議題といたします。質疑を許します。森島守人君。
【次の発言】 それでは国際情勢等に関する件について質疑を許します。岡田春夫君。
【次の発言】 それでは三十一年度外務省関係予算について外務当局より説明を聴取いたします。森下政務次官。
【次の発言】 ちょっと穂積さん、菊池君が大蔵省を呼んで来ているので、できるだけ簡単に願います。
【次の発言】 菊池義郎君。
【次の発言】 他に御質疑はありませんか。――御質疑がなければ本日はこれにて散会いたします。次会は公報をもってお知らせいたします。
午後零時四十五分散会
○前尾委員長 これより会議を開きます。
国際情勢等に関する件について緊急質疑を許します。穗積七郎君。
【次の発言】 委員長は意見を申し上げるわけにはいきません。
【次の発言】 穂積君、相当時間も越えておりますし、他に質問者もまだありますから……。
【次の発言】 いつまでも穂積君だけ……。
【次の発言】 穂積君、あなただけが質問者じゃありません。あとの質問者がいるから……。
【次の発言】 福田篤泰君。
【次の発言】 岡田君。
【次の発言】 次会は公報をもってお知らせいたします。本日はこれにて散会いたします。
午後二時八分散会
○前尾委員長 これより会議を開きます。
外務公務員法の一部を改正する法律案を議題といたします。ただいま北澤直吉君外四名より本案に関し修正案が提出されましたので、この際提出者より本修正案に関する趣旨説明を求めます。北澤直吉君。
【次の発言】 次に日本国とカンボジアとの間の友好条約の批准について承認を求めるの件を議題といたします。質疑を許します。岡田春夫君。
【次の発言】 戸叶君。
【次の発言】 次会は公報をもってお知らせいたします。本日はこれにて散会いたします。
午後零時三十七分散会
○前尾委員長 これより会議を開きます。
国際情勢等に関する件につきまして緊急質疑があるそうでありますから、これを許します。赤松勇君。
【次の発言】 それは所管がこっちで、国際協力局ではないらしいのですよ。
【次の発言】 穂積君。
【次の発言】 あとで皆さんと御相談して、善処したい。
【次の発言】 それは取り消します。消す場合において、いろいろ関係のところを全部消すか。何かその範囲はいろいろあるのですよ。そういう意味で……。
【次の発言】 関係者が、あの範囲をどこからどこまで消すかという……。
【次の発言】 この間もあったのですが、なかなか関係するところを消すのに、範囲がどこまでかというので………
○前尾委員長 これより会議を開きます。
田中織之進君より緊急質問の申し出がありますので、この際これを許します。田中織之進君。
【次の発言】 穗積君、関連ですから一問だけでいいでしょう。
【次の発言】 穗積君、発言を許していませんよ。
【次の発言】 それではあと一間だけ、簡単に願います。
【次の発言】 それでは岡田春夫君。関連質問ですから、そのつもりで簡単にして下さい。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 次に外務公務員法の一部を改正する法律案、及び本案に対する北澤直吉君外四名提出の修正案を議題といたします。
本案につきましてはすでに質疑を終了いたしておりますので、これより原案及び……
○前尾委員長 これより会議を開きます。
国際金融公社への加監について承認を求めるの件、日本国とカンボディアとの間の友好条約の批准について承認を求めるの件を一括して議題といたします。質疑を許します。高岡大輔君。
【次の発言】 穗積七郎君。
【次の発言】 十二時に長官は外人と会う約束をされているようですから……。
【次の発言】 岡田春夫君。
【次の発言】 ちょっと田中君の要求で、厚生省引揚援護局の引揚課長がせっかく見えていますから田中君続けて下さい。
【次の発言】 次会は公報をもってお知らせいたします。
本日はこれにて散会いたします。
午後一時四十四分散会
○前尾委員長 これより会議を開きます。
日本国とカンボディアとの間の友好条約の批准について承認を求めるの件を議題といたします。質疑を許します。
【次の発言】 そうじゃないです。前後のことは相談になっておらぬ。
【次の発言】 両方やることになっているのです。戸叶里子君。
【次の発言】 和田博雄君。
【次の発言】 穗積七郎君。
【次の発言】 穗積君、緊急質問だからそのつもりでやって下さい。
【次の発言】 外務大臣は、だいぶ前から参議院の出席要求が参っておりますので、事務当局に対する質問を継続していただきます。
【次の発言】 ただいまちょっと用便に行っておりますから……。(笑声)
○前尾委員長 これより会議を開きます。 本日は原水爆実験に関する問題につきまして、参考人各位から御見を聴取することにいたします。ただいま御出席の方々は東京大学法学部助教授高野雄一君、東京大学病院沖中内科医局長三好和夫君、横浜医科大学教授宮川正君の三君であります。なお早稲田大学法学部教授一又正雄君は十一時に御出席の予定であります。 議事に入るに当りまして、参考人各位に一言ごあいさつ申し上げます。本日は皆さん御多忙のところ特に当委員会のために御出席下さいまして、まことにありがとうございます。みんなにかわりまして委員長からお礼を申し上げます。 本日の議事の順序について申し上げますと、まず参考人……
○前尾委員長 これより会議を開きます。
国際情勢等に関する件について質疑を許します。なお理事会の申し合せによりまして、質疑の時間は三十分ときめておりますので、さよう御了承願います。戸叶里子君。
【次の発言】 松本七郎君。
【次の発言】 松本君、時間が参りました。
【次の発言】 次に日本国とカンボディアとの間の友好条約の批准について承認を求めるの件を議題といたします。質疑を許します。森島守人君。
【次の発言】 穗穂七郎君。
【次の発言】 福田昌子君。
【次の発言】 松本七郎君。
【次の発言】 これにて本件に関する質疑は終了いたしました。
これより討論に入ります。討論の通告がありますので、順次……
○前尾委員長 これより会議を開きます。
理事の辞任及び補欠選任の件についてお諮りいたします。
理事の福永一臣君が都合により理事の辞任を申し出られましたので、この際これを許可したいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議がなければさように決定いたします。
なおただいまの辞任に伴いまして、その補欠選任を行いたいと存じますが、これは委員長より指名することにいたしまして御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議がなければさように決定いたします。
高岡大輔君を理事に指名いたします。
【次の発言】 オランダ国民のある種の私的請求権に関する問題の解決に関する日本国政府とオランダ王国政……
○前尾委員長 これより会議を開きます。
国際情勢等に関する件について、鳩山内閣総理大臣及び政府当局に質疑を行うことといたします。質疑を許します。北澤直吉君。
【次の発言】 森島守人君。
【次の発言】 穗積七郎君。
【次の発言】 松本七郎君。
【次の発言】 岡田春夫君。
【次の発言】 福田昌子君。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 戸叶里子君。
【次の発言】 田中稔男君。
【次の発言】 もう時間ですから細迫君に行って下さい。細迫兼光君。
【次の発言】 次会は公報をもってお知らせいたします。
本日はこれにて散会したしま……
○前尾委員長 これより会議を開きます。
理事の補欠選任についてお諮りいたします。理事須磨彌吉郎君が去る二十八日委員を辞任せられ、再び当委員に選任せられました。従いまして理事が一名欠員となっておりますので、この際その補欠選任を行いたいと思いますが、これは同君を再び理事に指名することといたして御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議がなければさように決定いたします。
【次の発言】 次に日本国における英連邦戦死者墓地に関する協定の締結について承認を求めるの件、防衛目的のためにする特許権及び技術上の知識の交流を容易にするための日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の協定及び議定書の締結について承認を……
○前尾委員長 これより会議を開きます。 オランダ国民のある種の私的請求権に関する問題の解決に関する日本国政府とオランダ王国政府との間の議定書の締結について承認を求めるの件、すべての種類の鉱山の坑内作業における女子の使用に関する条約(第四十五号)の批准について承認を求めるの件、有料職業紹介所に関する条約(千九百四十九年の改正条約)(第九十六号)の批准について承認を求めるの件、日本国における英連邦戦死者墓地に関する協定の締結について承認を求めるの件、日本国とカナダとの間の小包郵便約定の締結について承認を求めるの件を一括議題といたします。質疑を許します。戸叶里子君。
○前尾委員長 これより会議を開きます。
国際金融公社への加盟について承認を求めるの件を議題といたします、質疑を許します。高岡大輔君。
【次の発言】 岡田春夫君。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 政府の方ではどうですか。
【次の発言】 穗積七郎君。
【次の発言】 さっきは来ていたのですが、今ちょっと外へ出ておるだけです。すぐ戻ります。
【次の発言】 それでは質問を始めて下さい。穗積七郎君。
【次の発言】 国際金融公社の質問をやって下さい。
【次の発言】 岡田春夫君。
【次の発言】 静粛に題います。
【次の発言】 私語を禁じます。
○前尾委員長 これより会議を開きます。
参考人招致の作についてお諮りいたします。日ソ間における漁業問題について参考人を招致し、その意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議がなければ、さように決定いたします。
なお参考人の人選、招致の日時等については、理事会に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議がなければ、さように決定いたします。
次会は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。
午前十一時十五分散会
○前尾委員長 これより会議を開きます。
国際金融公社への加盟について承認を求めるの件を議題といたし、質疑を許上ます。穗積七郎君。
【次の発言】 穗積君、簡潔に願います。
【次の発言】 田中稔男君。
【次の発言】 和田博雄君。
【次の発言】 次会は公報をもってお知らせいたします。
本日はこれにて散会いたします。
午後一時三分散会
○前尾委員長 これより会議を開きます。 本日は、日ソ間の漁業問題につきまして、参考人各位より御意見を聴取することといたします。本日御出席の方方は大日本水産会副会長、藤田厳君、及び北海道漁業公社社長、高野源蔵君の御両人であります。 議事を始めるに当りまして、参考人各位に一言ごあいさつ申し上げます。本日は、御多忙中のところ、特に当委員会のために御出席下さいまして、まことにありがとうございました。 本日の議事の順序について申し上げますと、まず参考人各位からおのおの御意見を開陳していただき、その後に委員から質疑がある予定であります。御意見の開陳は特に制限する必要もないと思いますが、大体二、三十分……
○前尾委員長 穗積七郎君。
【次の発言】 岡田春夫君。
【次の発言】 暫時休憩いたします。
午後零心五十一分休憩
○前尾委員長 これより会議を開きます。
国際金融公社への加盟について承認を求めるの件を議題といたします。質疑を許します。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて下さい。岡田春夫君。
【次の発言】 森島君。
【次の発言】 田中稔男君。
【次の発言】 これにて本件に関する質疑は終了いたしました。
次会は明十八日午後一時より開会いたします。
本日はこれにて散会いたします。
午前十一時五十七分散会
○前尾委員長 これより会議を開きます。
国際金融公社への加盟について承認を求めるの件を議題といたします。
本件につきましては昨日質疑を終了しておりますので、直ちに討論、採決に移ります。討論の通告があります。順次これを許します。松本七郎君。
【次の発言】 石坂繁君。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 岡田春夫君。
【次の発言】 これにて討論は終局いたしました。
これより採決いたします。国際金融公社への加盟について承認を求めるの件を承認すべきものと議決するに賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立多数。よって本件は承認するに決しました。(拍手)
なお本件に関する委員会報……
○前尾委員長 これより会談を開きます。
【次の発言】 そういう閣議決定があったかどうか存じませんが、一応よく相談して善処しましょう。
【次の発言】 穗積君、大体いいじゃないですか。
【次の発言】 千九百五十五年五月三十一日に東京で署名された農産物に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定第三条を改正する議定書の締結について承認を求めるの件、農産物に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件を議題といたします。
質疑を許します。石坂繁君。
【次の発言】 次会は公報をもってお知らせいたします。
本日はこれにて散会いたします。
午後零時十五分散会
○前尾委員長 これより会議を開きます。
千九百五十五年五月三十一日に東京で署名された農産物に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定第三条を改正する義定書の締結について承認を求めるの件、農産物に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件を議題といたします。質疑を許します。大橋忠一君。
【次の発言】 松本七郎君。
【次の発言】 はい。
【次の発言】 それでは議題を変えまして、国際情勢等に関する件について質疑を許します。穗積七郎君。
【次の発言】 要求はしているのですが……。
【次の発言】 発言を許してありません。――穂積君ほかの質問を続けて下さい。
○前尾委員長 これより会議を開きます。
千九百五十五年五月三十一日に東京で署名された農産物に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定第三条を改正する議定書の締結について承認を求めるの件、農産物に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件を議題といたします。
質疑を許します。愛知揆一君。
【次の発言】 大橋忠一君。
【次の発言】 次会は公報をもってお知らせいたします。
本日はこれにて散会いたします。
午後零時四十分散会
○前尾委員長 これより会議を開きます。
千九百五十五年五月三十一日に東京で署名された農産物に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定第三条を改正する議定書の締結について承認を求めるの件、農産物に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件を議題といたします。
質疑を許します。松本七郎君。
【次の発言】 その資料を……。
【次の発言】 次会までに配付して下さい。
【次の発言】 次会は報をもってお知らせいたします。
本日はこれにて散会いたします。
午後一時六分散会
○前尾委員長 これより会議を開きます。
千九百五十五年五月三十一日に東京で署名された農産物に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定第三条を改正する議定書の締結について承認を求めるの件、農産物に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件を議題といたします。
質疑を許します。松本七郎君。
【次の発言】 福田昌子君。
【次の発言】 次会は公報をもってお知らせいたします。
本日はこれにて散会いたします。
午後零時五十九分散会
○前尾委員長 これより会議を開きます。
千九百五十五年五月三十一日に東京で署名された農産物に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定第三条を改正する議定書の締結について承認を求めるの件、農産物に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件を議題といたします。
質疑を許します。戸叶里子君。
【次の発言】 田中稔男君。
【次の発言】 岡田春夫君。
【次の発言】 官房企画室長です。
【次の発言】 岡田君、簡潔にやって下さい。
【次の発言】 発行されているのだし、もし希望者があったら……。
【次の発言】 委員会としてそんなことを決定する必要はないではないか。
○前尾委員長 これより会議を開きます。
防衛目的のためにする特許権及び技術上の知識の交流を、容易にするための日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の協定及び議定書の締結について承認を求めるの件を議題といたし質疑を許します。石坂繁君。
【次の発言】 石坂君、質疑中で恐縮ですけれども、外務大臣が来られましたので、国際情勢に切りかえて、そしてあなたの質問は、それが済んだあとでやってもらうことにしたいと思います。
【次の発言】 それでは国際情勢等に関する件について質疑を許します。緊急質疑が出ておりますから、それを許します。穗積七郎君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
○前尾委員長 これより会議を開きます。
防衛目的のためにする特許権及び技術上の知識の交流を容易にするための日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の協定及び議定書の締結について承認を求めるの件を議題といたします。
質疑を許します。石坂繁君。
【次の発言】 並木芳雄君。
【次の発言】 次会は公報をもってお知らせいたします。
本日はこれにて散会いたします。
午後一時十四分散会
○前尾委員長 これより会議を開きます。
国際情勢等に関する件について質疑を許します。穗積七郎君。
【次の発言】 岡田君、大臣は十二時までに帰るのだから、簡潔にやって下さい。
【次の発言】 大臣は所用のためにお帰りになりますから、議案を変えまして、防衛目的のためにする特許権及び技術上の知識の交流を容易にするための日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の協定及び議定書の締結について承認を求めるの件を議題といたします。
質疑を許します。穗積七郎君。
【次の発言】 ほかに質疑はありませんか。――次会は公報をもってお知らせいたします。
本日はこれにて散会いたします。
午後零時四十一分散会
○前尾委員長 これより会議を開きます。
防衛目的のためにする特許権及び技術上の知識の交流を容易にするための日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の協定及び議定書の締結について承認を求めるの件を議題といたします。
質疑を許します。松本七郎君。
【次の発言】 質疑を続行して下さい。
【次の発言】 それでは国際情勢等に関する件について質疑を許します。穗積七郎君。
【次の発言】 松本七郎君。
○前尾委員長 これより会議を開きます。 本日は、まず沖繩の土地接収問題等につきまして、参考人各位より御意見を聴取することにいたします。本日御出席の方々は、桑江朝幸君、比嘉秀盛君、真栄城守行君の三名であります。 議事を始めるに当りまして、参考人各位に一言ごあいさつを申し上げます。本日は御多忙中のところ、特に当委員会のために御出席下さいまして、まことにありがとうございます。本日の議事の順序について申し上げますと、まず参考人各位からそれぞれの御意見を開陳していただき、もしそのあとで委員から質疑がありましたら、それにお答えをいただければ非常に幸いだと思います。 念のために申し上げますが、衆議院規……
○前尾委員長 これより会議を開きます。
防衛目的のためにする特許権及び技術上の知識の交流を容易にするための日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の協定及び議定書の締結について承認を求めるの件を議題といたします。
質疑を許します。穗積七郎君。
【次の発言】 資料要求がきのうあったのです。それを適当な機会にやりますから……。
【次の発言】 文書でなしに、口頭で……。
【次の発言】 穗積君、防衛長官お急ぎだから、早く済ましてやってもらいたい。もうそんなにないですか。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 岡田春夫君。
【次の発言】 岡田君、技術協定の問題を……。
○前尾委員長 これより会議を開きます。
日本国とフィリピン共和国との間の賠償協定の批准について承認を求めるの件を議題といたします。
質疑を許します。石坂繁君。
【次の発言】 大橋忠一君。
【次の発言】 高岡大輔君。
【次の発言】 それでは暫時休憩いたします。午後一時半より再開いたします。
午後零時六分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を継続いたします。石坂繁君。
【次の発言】 高岡大輔君。
【次の発言】 ほかに質疑ありませんか。――なければ、本日はこれにて散会します。
次会は公報をもってお知らせいたします。
午後三時三十七分散会
○前尾委員長 これより会議を開きます。
内灘試射場に関する問題について、岡良一君より緊急に質疑をしたいとの申し出がありますので、この際これを許します。岡良一君。
【次の発言】 しかし東京におる人なら簡単ですが、香港から今すぐ呼ぶわけにもいきませんので、理事会で相談します。
【次の発言】 ええ。
【次の発言】 御趣旨に沿うように善処しましょう。
【次の発言】 それでは日本国とフィリピン共和国との間の賠償協定の批准について承認を求めるの件を議題といたします。
質疑を許します。戸叶里子君。
【次の発言】 土曜日というわけにはいかぬかもしれませんが、できるだけ早い機会にそのように取り計らいます。
○前尾委員長 これより会議を開きます。 本日はまず日本国とフィリピン共和国との間の賠償協定の批准について承認を求めるの件について参考人より意見を聴取することといたします。 本日御出席の参考人は、日本中小企業政治連盟総裁鮎川義介君、東京銀行常務取締役堀江薫雄君の御両名であります。 この際参考人各位にごあいさつ申し上げます。本日は御多用中のところ、わざわざ本委員会のため御出席をいただきましてまことにありがとうございました。 本日の議事の順序について申し上げますと、まず参考人の方々より本件に関する御意見を開陳していただいてそのあとで委員より若干の質問があるかもわかりませんのでよろしくお願い申……
○前尾委員長 これより会議を開きます。
日本国とフィリピン共和国との間の賠償協定の批准について承認を求めるの件を議題といたします。質疑を許します。松本七郎君。
【次の発言】 田中稔男君。
【次の発言】 あとがありますから一問ずつということにしていただきたい。
【次の発言】 穗積七郎君。
【次の発言】 穗積君、簡潔に願います。
【次の発言】 戸叶里子君。簡潔に願います。
【次の発言】 大西正道君。
【次の発言】 重光さんはあとで聞いて下さい。
【次の発言】 一問だけということですから、その約束を守って下さい。
【次の発言】 総理の答弁は終ったようですから、次に森島守人君に質疑を許します。
○前尾委員長 これより会議を開きます。
日本国とフィリピン共和国との間の賠償協定の批准について承認を求めるの件を議題といたします。
質疑を許します。戸叶里子君。
【次の発言】 和田博雄君。
【次の発言】 穗積七郎君。
【次の発言】 穗積君、午前はこれで休憩しませんか。
【次の発言】 大蔵大臣も二時に来ますから……。
それでは暫時休憩して二時から再開いたします。
午後一時二十一分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を継続いたします。穗積七郎君。
【次の発言】 戸叶里子君。
【次の発言】 田中織之進君。
○前尾委員長 これより会議を開きます。
日本国とフィリピン共和国との間の賠償協定の批准について承認を求めるの件を議題といたします。
質疑を許します。田中稔男君。
【次の発言】 和田博雄君。
【次の発言】 これにて暫時休憩いたします。午後一時半より再開することといたします。
午後零時四十二分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を継続いたします。穗積七郎君。
【次の発言】 ちょっと穗積君、船田長官が来ておられるので、その質問だけ済ませましょう。森島守人君。
【次の発言】 それでは速記をとめて。
【次の発言】 それでは速記を始めて下さい。
これにて本件に関する質疑……
○前尾委員長 これより会議を開きます。
日本国とフィリピン共和国との間の賠償協定の批准について承認を求めるの件を表題といたします。
本件につきましてはすでに質疑を終了いたしておりますので、これより討論に入ります。討論の通告があります。順次これを許します。穗積七郎君。
【次の発言】 愛知揆一君。
【次の発言】 これにて討論は終局いたしました。
これより採決いたします。日本国とフィリピン共和国との間の賠償協定の批准について承認を求めるの件を承認すべきものと議決するに賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立多数。よって、本件は承認するに決しました。
なお、本件に関する報告書の作成につ……
○前尾委員長 これより会議を開きます。 本日はまず内灘試射場に関する問題につきまして、先日当委員会でいろいろ干拓問題その他についての質疑がありました。その参考人に来ていただいて意見を聴取することになりましたので、さようにいたしたいと思います。 本日参考人として御出席をお願いしましたのは、元内灘村の村長さんの中山又次郎君及び元国務大臣林屋鬼次郎君の御両名であります。 議事に入るに当りまして、参考人の方に一言ごあいさつを申し上げます。本日は御多忙中のところ、遠路わざわざ御出席をいただきまして、まことにありがとうございました。 本日の議事の順序について申し上げますと、まず参考人の方からおのお……
○前尾委員長 これより会議を開きます。
請願を審査いたします。日程第一太平洋地域の原水爆実験禁止等に関する請願、高橋禎一君紹介、第一七二八号より日程第四七原水爆禁止措置に関する請願、纐纈彌三君紹介、第二四七七号までを一括議題といたします。まず紹介成員の説明を求めます。穗積七郎君。
【次の発言】 ただいまの各請願について政府側より御意見がありますか。針谷説明員。
【次の発言】 質疑はありませんか。――なければ次に移ります。
【次の発言】 次は日程第四八、李ライン問題の解決促進に関する請願、紹介議員白浜仁吉君、第一〇七号より日程第五一、同じく井谷正吉君紹介、第一二四三号までの四件を一括議題といた……
○前尾委員長 これより会議を開きます。
この際理事の補欠選任についてお諮りいたします。理事高岡大輔君が昨二日委員を辞任せられ、再び当委員に選任せられましたが、そのために理事が一名欠員になっております。そのゆえこの際理事の補欠選任を行いたいと存じますが、これは高岡大輔君を再び理事に選任いたすことにいたして御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議がなければ、さように決定いたします。
【次の発言】 次に国際情勢等に関する件について質疑を許します。穗積七郎君。
【次の発言】 田中稔男君。
【次の発言】 菊池義郎君。
【次の発言】 それでは暫時休憩いたします。
午後四時三十九分休憩
○前尾委員長 これより会議を開きます。
参議院選挙等のために開会がおくれましたが、本日は国際情勢等に関する件、特に沖繩問題について質疑を許します。質疑は通告順によりまして、伊東隆治君。
【次の発言】 私語を禁じます。静粛に願います。
【次の発言】 穗積七郎君。
【次の発言】 穗積君、あとの質問者がありますから……。
【次の発言】 穗積君もう時間になりますから……。
【次の発言】 淵上房太郎君。
【次の発言】 福田昌子君。
【次の発言】 この際参考人招致の件についてお諮りいたしますが、ただいま当委員会にて審議いたしております沖繩の土地接収問題等に関し、来る十二日、目下在京中の沖繩住民の代表者を……
○前尾委員長 これより会議を開きます。
まず連合審査会開会の件についてお諮りいたします。内閣委員会及び法務委員会より、沖繩の土地接収問題等について連合審査会開会の申し入れがございましたので、この際この申し入れを受諾いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なければ、さように決定いたします。
なおただいまの連合審査会において本日招致いたしました参考人よりその意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なければ、さように決定いたします。
なお連合審査会は午後一時より開会いたしますから、さよう御了承願います。
○前尾委員長 これより会議を開きます。
国際情勢等、特に日ソ交渉に関する件について質疑を許します。風見章君。
【次の発言】 まだ来ていませんが、要求しております。
【次の発言】 ちょっと開いてみます。
【次の発言】 外務大臣。――答弁がないようですが……。
【次の発言】 これは政府と違いますから、要求はできますが、確答すると言われても……(松本(七)委員「委員長の方針を聞いている」と呼ぶ)委員会としては、また私としては、政府に十分要求しております。まだ出られぬのは非常に遺憾に思いますが、なお努力を続けます。(松本(七)委員「返事は何時ころくるのです」と呼ぶ)今交渉中ですから、返事は……。
○前尾委員長 これより会議を開きます。
この際理事の補欠選任についてお諮りいたします。理事穗積七郎君が去る二十三日委員を辞任せられ、本日再び同委員に選任せられましたが、そのため理事が一名欠員となっておりますので、この際理事の補欠選任を行いたいと存じますが、これは再び穗積七郎君を理事に指名することにいたしまして御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議がなければさように決定いたします。
【次の発言】 国際情勢等に関する件について質疑を許します。森島守人君。
【次の発言】 御承知のように、国会に対する担当者として、政務次官の制度があり、事務次官は国会の関係ではなしに、事務を担当しておるのであり……
○前尾委員長 これより会議を開きます。
国際情勢等に関する件について質疑を許します。山木利壽君。
【次の発言】 連絡はずいぶんやっておるのですが、まだ出席がありません。できるだけ当該大臣によって話を進めていただくことが肝心です。
【次の発言】 いろいろ出席しない理由も聞いておりますけれども、まだはっきりしたことはわかりませんから、もうしばらく待って下さい。
【次の発言】 伊東隆治君。
【次の発言】 松木七郎君。
【次の発言】 次に石橋政嗣君より、駐留軍労務者のスト問題について緊急に質問したいとの申し出がありますので、この際これを許します。石橋政嗣君。
○前尾委員長 それでは会議を開きます。
国際情勢等に関する件について質疑を許します。先般の順序に従って参りますが、まだ質問者がたくさん残っておりますから、一人二十分程度にぜひお願いいたしたいと思います。菊池義郎君。
【次の発言】 岡田春夫君。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 植原悦二郎君。
【次の発言】 田中稔男君。
○前尾委員長 これより会議を開きます。
国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。本委員会といたしましては今国会においても、前国会と同様、一、国際情勢に関する事項、二、国交回復に関する事項、三、国際経済に関する事項、四、賠償に関する事項、以上四項目について調査をいたしたいと存じますので、この旨議長の承認を求めたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なければさように決定いたします。
【次の発言】 次に在外公館の名称及び位置を定める法律の一部を改正する法律案、千九百五十六年の国際小麦協定の受諾について承認を求めるの件、関税及び貿易に関する一般協定の譲許の追加に関する……
○前尾委員長 これより会議を開きます。
在外公館の名称及び位置を定める法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
これより質疑を許します。石坂繁君。
【次の発言】 田中織之進君。
【次の発言】 高岡大輔君。
【次の発言】 細迫兼光君。
【次の発言】 松本七郎君。
【次の発言】 戸叶里子君。
【次の発言】 森島守人君。
【次の発言】 穗積七郎君。
【次の発言】 松田竹千代君。
【次の発言】 他に御質疑はありませんか。――御質疑がなければ、これにて本案に関する質疑は終了いたしました。
本案につきましては、別に討論もないようでありますから、直ちに採決いたします。
在外公館の名称及び位置を……
○前尾委員長 これより会議を開きます。
千九百五十六年の国際小麦協定の受諾について承認を求めるの件を議題といたします。
【次の発言】 お諮りいたします。本件については農林水産委員会より連合審査会開会の申し出があります。この際この申し出を受諾いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議がなければさように決定いたします。
なおこの連合審査会は明三十日午前十時より開会することといたしますから、さよう御了承願います。
【次の発言】 それではこれより本件に関し質疑を許します。松本七郎君。
【次の発言】 戸叶里子君。
【次の発言】 福田昌子君。
○前尾委員長 これより会議を開きます。
千九百五十六年の国際小麦協定の受諾について承認を求めるの件を議題といたします。本件についてはもう質疑はありませんか。――質疑はないようでありますから、これにて本件に関する質疑は終了いたしました。
これより討論に入ります。戸叶里子君。
【次の発言】 石坂繁君。
【次の発言】 これにて討論は終局いたしました。
採決いたします。千九百五十六年の国際小麦協定の受諾について承認を求めるの件を承認すべきものと議決するに賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立多数。よって右の件は承認するに決しました。
なお本件に関する報告書の作成につきましては委員長に……
○前尾委員長 これより会議を開きます。
関税及び貿易に関する一般協定の譲許の追加に関する第六議定書の受諾について承認を求めるの件を議題といたします。
質疑を許します。石坂繁君。
【次の発言】 暫時休憩いたします。
午前十一時二十四分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
沖縄の土地接収問題等に関する件につきまして、参考人より意見を聴取することといたします。本日御出席の方々は、南方同胞援護会総務課長浦崎純君、沖縄労働者協議会常任委員瀬名波栄君、沖縄諸島日本復帰期成会会長仲吉良光君、在外資産補償獲得期成会事務局長比嘉一雄君及び愛媛大学学生森田正君であります。
議事に入……
○前尾委員長 これより会議を開きます。 関税及び貿易に関する一般協定の譲許の追加に関する第六議定書の受諾について承認を求めるの件を議題といたします。質疑を許します。 暫時休憩にいたします。 午前十一時十四分休憩
○前尾委員長 これより会議を開きます。
国際情勢に関して緊急質問があるようでありますから、これを許します。田中織之進君。
【次の発言】 次に関税及び貿易に関する一般協定の譲許の追加に関する第六議定書の受諾について承認を求めるの件を議題といたします。
質疑を許します。松本七郎君。
【次の発言】 松本君、外務大臣も急がれるので、外務大臣にお願いします。
【次の発言】 ほかに質疑がないようでありますから、本件に関する質疑は終了いたしました。
それでは本件については別に討論の通告もございませんので、直ちに採決をいたします。
関税及び貿易に関する一般協定の譲許の追加に関する第六議定書の受諾につい……
○前尾委員長 これより会議を開きます。
沖縄に関する諸問題について政府当局に質疑を行うことといたします。質疑を許します。高岡大輔君。
【次の発言】 穗積七郎君。
【次の発言】 戸叶里子君。
【次の発言】 この際お諮りいたします。本問題に関し、沖縄市町村軍用土地委員会連合会会長桑江朝幸君、沖縄土地を守る総連合会会長吉元栄真君の御両君を、参考人としてその意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議がなければさように決定いたします。
それではまず吉元栄真君よりお願いいたします。
【次の発言】 桑江朝幸君。
○前尾委員長 これより会議を開きます。
沖縄に関する諸問題について、政府当局に質疑を行うことといたします。
これより質疑を許します。穗積七郎君。
【次の発言】 穂積君、官房副長官の方は次にまた行かなければならぬから、高岡君も質問したいそうですから……。
【次の発言】 高岡大輔君。
【次の発言】 伊東隆治君。
【次の発言】 他に質問がないようでありますから、この際お諮りいたします。過般の第二十四国会閉会中、当委員会より領土問題、漁船拿捕問題及び李ライン問題等について四班に分れて委員派遣を行い、種々の角度より調査いたして参りましたが、これら各班の報告につきましては、これを参照として当委員会会議……
○前尾委員 一言お礼の言葉を申し上げたいと思います。 ちょうど一年前に、実は何ら外交には経験もありませんし知識もありません私が、はからずも外務委員長の職を汚したのであります。おそらく大いにみそをつけることだろうと自分からそう思い込んで参りましたような次第であります。しかも非常に重大時期に当りまして、実は私は大過なしと申し上げたいのでありますが、一徹の考えから、いろいろ皆さんに御迷惑ばかりおかけして、果して委員長の職責を果したかどうか疑問に思っておるような次第であります。ただ皆さんの非常な御協力を得まして、とにかくそう特別のおしかりもこうむらずに今日まで参りまして、無事に辞任さしていただくよう……
○前尾国務大臣 先般の内閣改造におきまして、文字通り、はからずも私が通商産業の行政を担当いたすことになりました。 皆さん御存じの通り、はなはだ微力のものであります上に、従来は大蔵省に勤めておりましたり、また国会に出ましてからも、ほとんど大蔵省関係の行政につきましては、全くのしろうとございます。 御承知のように、大蔵省は金の面の行政をやっておるのでありますが、通産行政は、物の面なり、事業の面から、実情に即して積み上げていって、金の面との均衡をとっていくということが一番肝心であり、それが職務であると考えておるのでありますが、それにつきましては、いろいろ具体的な事情に通じていなければなりませんに……
○前尾国務大臣 私就任いたしましてから、一回この委員会に出席いたしました。その際におきましても、アメリカの輸入制限問題が主となりまして、私が考えております今後の通産行政に対する考え方とか、あるいは来年度の予算を要求するにつきましての考え方というようなことを、まだ皆さんにお話し申し上げておりませんので、この機会に、それらの問題について、一応私の考えを申し上げたいと存じます。 御承知のように、日本の経済は、この数年来非常に順調な成長率を見せておったのであります。ところが、昨年から本年にかけまして、設備投資が非常に活発になって参りました結果、本年に入りまして、国際収支の面で赤字を続けることになり、……
○前尾国務大臣 自動車工業のお話、前にお話を伺っておりませんのであれですが、自動車に限定いたして考えましても、常に申し上げておりますように、今後の東南アジア方面への輸出というようなことを考えましても、自動車などは最も適当な輸出品だと思います。それにつきましては、現在におきまして、確かに諸外国におくれておることは事実であります。これを早く取り戻し、さらに外国の製品よりもいいものにするということについては、もちろんわれわれとして重大なる関心を持ち、努力していかなければならぬことであります。御趣旨のように外国品に負けないように、極力あらゆる産業面を振興していくということには、特段の努力を払いたい、か……
○前尾国務大臣 参議院でいろいろ御審議を願いました。また非常に熱心な御審議を願いました過程におきまして、この附帯決議の問題とされております点につきましては、私もいろいろ私の考えを申し上げておるのであります。ただ、附帯決議がありましたそのすぐあとで所信も申し上げて、簡単に、それは尊重して、あくまで慎重に万全を期したいという意思を表明したにすぎませんが、ただいま申し上げましたように、審議の過程におきましては、いろいろ具体的にお話を申し上げてきた次第であります。従って、私の考えておりますところを、この附帯決議の各項について、簡単ではありますが、できるだけ申し上げたいと思います。 第一に、この不況要……
○前尾国務大臣 御承知のように、生産性本部の活動は、今まで海外の視察というようなことが中心になっておりまして、さらにまた予算上の金額も少いというようなことで、実はお話のようにあまり世間に知られておりません。しかし、今までは準備時代で、今後われわれとしましては、余剰辰産物の円資金での輸入というようなことも考えて、大いにこの点は強調していきたいというふうに考えておるわけであります。
【次の発言】 検査法の施行に伴いまして、今いろいろ準備を進めておりますが、実は自動車の検査について具体的にまだ承知いたしておりません。おそらくまだ準備中で、特別な問題はないというふうに承知いたしております。
○前尾国務大臣 電源開発促進法自体は、実は企画庁の所管だし、促進法第二条にいう火力につきましては、当時法制局ともいろいろその問題についての論議をいたしたのであります。もちろん促進法制定当時には、火力というものは、当時原子力はなかったので、予想はいたしていなかったのでありますが、火力というのは、結局熱力という意味でありまして、原子力につきましては、当然その範疇に入る、火力の解釈の中に入れて差しつかえない、こういうことでありました。その解釈に従いしまして、われわれもその後の措置をいたしたのであります。あるいは非常に疑わしいといいますか、わかりにくいというような点があるかと思います。また、原子力の問……
○前尾国務大臣 ただいま御質問のある通りであります。われわれとしては、清算勘定はできるだけ整理していこう、こういう気持を持っていることは事実です。と申しまして、実際申しますと、お互いに貿易をやるのには清算勘定が非常に工合がいい。もう一つ率直に言いますならば、貿易だけで考えていきますと、通産省の立場から言うと、清算勘定の方が工合がいいというくらいな気持を持っておるわけです。しかし一面から言いますと、御承知のように今度は決済の関係で焦げつき債権ができるとか、収支の面から見ますと非常に困り、また現に各地でそういうような困った問題が起っておるのです。これはできるだけ整理していこうということになっておる……
○前尾国務大臣 ただいまお話の通りに、賠償としましては資本財が原則であります。しかし今までやって参りました状況からいいますと、現地通貨の調達ができませんと、せっかくの資本財を賠償に持っていきましても動かぬ、こういう問題がありまして、従って例外的に消費財を賠償で出す、こういう事態が起っておるわけであります。従いましてわれわれの考えとしましては、インドネシアにおきましても同様なことを予想しておるのであります。ただお話のように、どの程度にそういうものを出すかといいますと、結局これはまた資本財のどういうものがいくか、それに対して現地通貨がどの程度要るかということを見きわめませんと、それからまた、向うの……
○前尾国務大臣 お話の途中で恐縮でありますが、通常国会が二十日に開かれまして、初めての委員会でありますので、ちょっとごあいさつ申し上げたいと思います。 今度の国会は、いろいろ皆さんの方から御支援を得なければならぬ問題が山積いたしておると思います。ことに輸出の振興、中小企業の問題、また科学技術の問題、従来からいろいろと御支持も得、また御援助もいただいておるのでありますが、さらに今国会におきましては、これらの問題が本格的になる時期であるというふうに考えております。従来に変りませず、いろいろ御指導のほどをお願い申し上げる次第であります。 ちょうど最近におきまして、御承知のように、世界景気が後退を……
○前尾国務大臣 ただいま御決議になりました繊維産業の不況対策に関する件、また鉱山災害防止に関する件につきましては、従来から、政府といたしましても、いろいろと対策に苦心しておるのでありまするが、ただいま御決議になりました諸点につきましては、御決議の趣旨によりまして、特段の努力をいたしたいと存じます。
【次の発言】 私からお答え申し上げますが、第一の、中事の経済関係をさらに一そう進める、それはもちろん岸内閣が最初から声明しておるところでありますし、ただいま何か妨害するようなことをやったようなお話でありますが、それは終始一貫して、できるだけ積極的に進めようというので、御承知のように、チンコムの問題に……
○前尾国務大臣 通商産業省の重要施策につきましては、私就任以来、たびたび皆さん方に申し上げて参っておりますので、実は事新しいことではないのでありますが、今回予算の編成を終りまして、予算の御審議を願っておりますこの際に、予算の裏づけとともに、もう一度申し上げたい、かように存ずる次第であります。 輸出の増大を中心に逐年発展してきたわが国経済は、去年初来経済拡大の〇速度が早過ぎましたため、輸入が急増しまして、国際収支は著しい逆調を示すことになったのであります。政府としましては、昨年五月来、金融引き締め措置を初めといたしまして、いわゆる緊急総合対策を実施して参ったのでありますが、その後、まず卸売物価……
○前尾国務大臣 科学技術の振興につきましては、もとよりわれわれも力を入れ、また極力外国からの技術の導入を要しないような域に達したいということにつきましては、原則的に従来から考えておるところであります。ただ、私どもは、非常に地についた、そうして、やはり産業全般に影響力の非常に大きいものを順次取り上げていかなければならぬ、こういうふうに考えております。原子力は、御承知のように、今まで全然施設その他のない問題で、私どもが取り上げております特別研究におきましては、各界の要請もありまして、電子技術あるいは分析技術あるいは生産加工技術というような方面に力を入れていく考えであります。しかし、電子技術にいたし……
○前尾国務大臣 昨日申しましたように、独禁法というのは、非常にむずかしい法律であります。それらについての法律的な知識をお持ちの方でないと、なかなかわかりにくいというような点もあります。それで、大学の先生にしましても、第三者というべきかもわかりませんが、消費者の立場に立って十分考えていただける人たちというふうに考えておるのであります。この法律の目的も、十分御承知のことだと思います。また、もちろん中小企業の代表者あるいは消費者の代表者、それらの方々の意見も、審議の過程においていろいろ聞かれたわけであります。その意見も反映しての結論が出ておるものと私考えております。
○前尾国務大臣 ただいまお話しのような原因で、再々編成問題が大きな問題となりましたことは、これは仰せの通りであります。従って、われわれも、実はいろいろと検討して参っております。そこで、実は自民党の中にも、特別調査会を設けまして、連絡をとりながら結論を急いでおりますが、その現われとしまして、一つは、電力会社の今後の運営あるいは合併問題その他を含めまして、一つ電力会社自身で、こういうふうに解決していったらいいかということを検討し、それに対する答申をしてもらいたいということで、私の方から電力会社に申し出ております。それからもう一つは、やはり根本的には料金問題ということ。これは何と申しましても、需用者……
○前尾国務大臣 河野長官が、東北、北陸の電気料金の、ことしは暫定的措置をとっておりますが、来年の予定のすでに許可済みのところまで料金を上げることは、希望として上げたくない、こういうお話、これはごもっともだと思います。しかし、この料金の今までのきまりましたいきさつから申しますと、非常に政治的解決ということでありまして、私の前任者であります水田氏が、政治的な責任をもってきめられたというようないきさつもあります。また、その後、すべてこれは既定の事実というので、いろいろな計画が組まれておるばかりでなしに、また世銀の借款その他につきましても、そういう既定の事実によって申し込みがなされておるわけであります……
○前尾国務大臣 五月の末に急激に悪化したといいますより、一昨年の暮れでありますか、昨年の年初以来、御承知のように設備が非常に集中化されて参りまして、多少悪くなっておりました。そこへもって参りまして、御承知のように鉄鋼が非常に値上りをする、そこへまた石油の緊急に必要な状況になりまして、率直に申し上げまして、鉄鋼と石油の緊急輸入というのが、外貨の悪化を来たしました主たる原因だと思います。その背後におきましては、われわれが予想しなかったような民間の投資が盛んになりまして、集中的に事業の拡張、設備の拡張が行われますにつれて輸入が盛んになるというので、予想以上に輸入が多くなってきたということに、原因があ……
○前尾国務大臣 ただいま議題となりました日本貿易振興会法案につきまして、その提案の理由及び要旨を御説明いたします。 今さら申し上げるまでもなく、わが国経済の基盤を拡大し、その発展をはかるためには、輸出を振興することが絶対的に必要であります。政府におきましても、ことにその重要性に思いをいたしまして、先般来輸出金融の改善、税制上の優遇等、輸出を振興するに必要と思われる種々の施策の実施に留意してきた次第であります。しかしながら、輸出の振興をはかりますためには、かかる制度的改正のみをもっては十分とは言えないのでありまして、海外市場の調査、国際見本市への参加、広報宣伝活動等のいわゆる貿易振興事業を強力……
○前尾国務大臣 ただいまお話しのように、東南アジアの諸国が、ドル不足で困っておる。こういう状態に対処します方法としましては、アメリカの援助ということも考えられますが、日本としても協力して援助をしていく。そうして、開発につれまして、早い話が、インドにいたしましても、鉄鉱石の資源の開発ということをやりますと、将来、日本に鉄鉱石の輸入が安定され、また廉価なものが入る、こういう関係になります。要するに、その開発基金の調達をどうするかということに帰着すると思います。それにつきましては、先ほど申し上げましたように、アメリカの援助というような姿も考えれらるのですが、それより、まず日本が、欧州の共同市場を考え……
○前尾国務大臣 第四次協定の調印されたのを、新聞で承知もいたしております。その詳細は、まだわかりませんで、池田代表その他の諸君がお帰りになって、そして事情を十分承知いたしませんと、今後の運びをどういうふうにするかということについては、何ともお答えする段階でないと思います。ただ、今後向うへ代表部を出すにいたしましても、これは民間の代表部でありますから、これは民間で自主的にお考え願う、こういうことに相なってくると思うのであります。 それから、中共貿易の今までの推移につきましては、御承知のように、根本は、われわれがわが国に輸入するというものが、どうも適当なものがないということにあるのでありまして、……
○前尾国務大臣 先ほど来からの許認可の問題につきまして、御意見まことにごもっともだと思います。と申しますのは、従来の財団法人では、どうも基礎が強固でない。従って、補助金を出しておりますものでありますから、かなりきつい干渉を逆にやってきたような感じがするのであります。この特殊法人にしますゆえんも、実は極力自主性を持たせて、円滑にどんどん仕事をやっていってもらいたい、こういう気持から出ておるわけであります。もちろん、許認可の事項は、先ほど来から通商局長が言っておりますように、例文だということであります。反面におきまして、何も干渉をしなくても、許認可を受けるということになりますと、勢い慎重にやる。従……
○前尾国務大臣 ゴムにつきましては、中共には実はあまり出ておらぬのであります。しかし、将来を考えますと、これはやらなければならぬと思います。ただ合成ゴムは、天然ゴムの足らぬところを補う、ただいまの現状におきましては、そういう考え方でいっておるわけです。また、今後の東南アジア、中近東その他の貿易を考えますと、お話しの通り、農産物の輸入というものが、だんだん減ってくると思います。これはやはり鉄鉱石なり、あるいは石油資源の開発ということをやって、鉱物資源を極力入れるという考え方でいかなければならぬというふうに考えておりまして、石油資源の開発ということは、これは御承知のようにインドネシア等におきまして……
○前尾国務大臣 ただいまお話しの趣旨は、私もよくわかるわけでございます。また量産するにつきまして、規格をできるだけ統一することにつきましても、異論はないのでございますが、何しろ、まだ日本の自動車工業というものは、最近に発達してきたばかりでございまして、国民車のような普及型といいますか、そういうようなものについても、将来は考えていかなければならぬと思いますが、直ちに本年そういうことをきめていくのがよいかどうか、そこまでの段階になっておるかどうかということについては、まだ私としましても結論を得ておらぬわけでございます。将来考えていきたいと思います。
○前尾国務大臣 御質問の第一点は、出資はなるほど二十億やったが、その他の予算はそうふえておらぬということで、それだけの仕事をやれるかどうかという御質問だと思います。二十億の出資またそれによる利息というものは、ふえて参っておりますが、二十億の出資は、要するに、安定性を持って、しかもまた、国がそれに本腰を入れてやるのだという面が強いと思います。また御承知のように、率直に言いますと、人を派遣いたしますにいたしましても、また事業をやるにいたしましても、本年は初年度という格好になって参りますので、実際は、ただいまわれわれの二十億の出資以外にとりました予算につきましても、従来よりも、倍というと強過ぎるかも……
○前尾国務大臣 昨日申し上げたそのものに、何ら変りありません。何らの話も、どこからも聞いておりません。ただいままで申し上げた通りに、現在でも考えております。
【次の発言】 政調会長から、どういうお話があるかわかりませんが、その話をよく聞きまして、またこっち側の考えておりますことも十分申し上げて、全然協議する余地がないというのではなく、お話を聞いてみないと、何とも申し上げられないわけであります。ただ、私として考えておりますのは、ただいまのところ、きのう申し上げたところと、何ら変らぬ気持を持っておるということを申し上げたのであります。
【次の発言】 会社がどうしても承知をしないというので、四十一条……
○前尾国務大臣 輸出振興の根本は、よい商品を低廉に作るということにあるのは、仰せの通りであります。従って、それには、何と申しましても、お話しのように、合理化をはかっていかなければならぬということであります。従来から、御承知のように、通産省におきましても、産業の合理化審議会というような審議会を活発に運用し、その結論を常に実施に移すという方針で参っておるわけであります。ただ、一朝一夕に簡単にやり得るというものではありません。また、合理化の面におきましても、あらゆる面でやっていかなければならぬと思います。現在、各種目について、またことにエネルギー資源の問題と鉄鋼の問題、この二つが、いわゆる基幹産業と……
○前尾国務大臣 繊維の不況の問題につきましては、すでに昨年末以来、皆さんのあらゆる御要望について、極力その対策をとって参ったのでありますが、遺憾ながら、繰り返すことになりますが、生産調整も思ったより進行いたしません。何と申しましても、生産調整が、今第一だと思います。しかし、その他の点につきまして、御要望のありました過剰織機の処理の問題につきましては、一応手を打って参ったのであります。また、これは人絹に限られておりますが、いわゆる一手買い取り機関というようなものも、われわれも勧奨いたしまして作ったのであります。ただ問題は、金融の問題だと思います。インドネシアの賠償の問題につきましては、まだ賠償が……
○前尾国務大臣 中小企業信用保険公庫につきましては、御承知の通りに、私の最初の構想では、二百億というのが構想であったわけであります。従って、二百億でありましたら、いろいろ皆さんの御希望の点が、十分いけるのではないかというのでありましたが、遺憾ながら財政との関係からいたしまして、必要額以下になってしまった。そのために、われわれとしましても、あまり十分でないということを考えながらも、その保険料率あるいは填補率につきまして、この程度になったわけであります。もちろんこの公庫の今回の出資は、最初のきっかけを作るというのでありまして、今後、財政の許す限りにおいてこの基金を増していく。そして、実は私は、赤字……
○前尾国務大臣 第一は、法案の修正につきまして、中小企業信用保険公庫法の施行に伴う関係法律の整理等に関する法律案に対する修正案につきましては、政府といたしましても、同意をいたす次第であります。 また、次の附帯決議につきましては、中小企業信用保険公庫法の附帯決議につきましては、極力御趣旨に沿いたいと思っております。また、中小企業信用保険公庫法の施行に伴う関係法律の整理等に関する法律案の附帯決議につきましては、昨日も松平委員に申し上げました通り、御趣旨に沿って料率等をきめるごとにいたしたいと存じております。
○前尾国務大臣 合理化臨時措置法の出されましたときの情勢とただいまとは、多少の食い違いがあるかと思っております。しかし、合理化という考え方の中には、非能率的なものは排除しながら、極力能率化し、従ってそのことは、われわれから考えて、増産をしていくという考え方のもとにあるのであります。従って、今後の行き方としましては、能率的なものは、あくまで開発して参らなければなりませんし、また非能率的なものは、ある程度押えていかなければなりません。そうして、総体として増産もされ、しかも割安になる、こういう二つのねらいがあると思います。従って、いろいろ錯綜しておる事情で、たとえば、この事業団のごときにつきましても……
○前尾国務大臣 ただいま御決議になりました附帯決議につきましては、御趣旨、まことにごもっともと考えておりますので、御趣旨に沿って速急に努力をいたしたい、かように考えます。
【次の発言】 実は私も、従来のいきさつについては、詳細存じませんが、この問題がどこから起った、またどういうふうに解決すべきかということについては、検討して善処したい、かように考えております。
【次の発言】 ノリの配給の問題につきましては、行政官庁も、農林省と通産省に分れております。また委員会の関係で、国会の方々のおっしゃる点も、私の聞いておりますところでは、農林関係の方々の考えと、通産関係の方の考えと、食い違いもありまして、……
○前尾国務大臣 石炭の需給の問題につきまして、根本的に、お話しのように、一方におきましては、需要が非常に変動をする反面におきまして、石炭自身の生産につきましてはあまり弾力性を持たぬ、こういう点があります。しかし、その需要が、漸次日本の経済が拡大していきますにつれて増加していくことだけは、間違いないところでありまするし、また先般のいわゆる長期五カ年計画、あるいはもっと昭和五十年に至るエネルギーに対する見通しということは、御承知のように、一応日本の経済が六・五%というような成長率のもとに伸びていく。この六・五%は、外国の例からいいますと、かなり高い率ではありますが、従来、日本が進んで来ました足取り……
○前尾国務大臣 先ほど来、局長が説明いたしておりますように、この法律は、あくまで輸送機の製作の振興ということから起っているのであります。そして、軍用機につきましては、自衛隊自身が作りますので、それは予算に十分盛られることでありますし、これを別個にして強化するという必要はないのであります。ただ、それを作ります企業者は、おそらく同じものの場合が多いのであります。そして国産輸送機の振興は、ひいては、やはり多少は軍用機の分にもはね返ってくるということは、いなめない事実だと思います。しかし、この法律自身は、あくまで輸送機であり、いわゆる平和利用ということで、もちろん他意あって作っている法律ではないのであ……
○前尾国務大臣 繊維機械につきましては、先ほどインドの問題につきましても、何も、うそをついているわけでは決してありませんで、私は石田氏にもお目にかかりましたし、向うでのお話を聞きますと、その後の問題は、日本の国内で交渉するということであります。そう無理して今度の条件に持ってきたわけでもありません。またアルゼンチンの問題につきましても、ただいまのお話でなしに、何か向うの条件の不履行とかそういうような問題があったように聞いておるのであります。もとより私は逃げているわけでも何でもありません。これも、率直に事実を事実として聞いていただきたいのであります。もとより、一方におきましては、輸出を伸ばしていか……
○前尾国務大臣 ただいま航空機工業振興法案につきまして、適切な附帯決議がつけられましたことを、感謝いたします。本法の運用は、もちろん提案しました趣旨から申しまして、すでにいろいろ御説明申し上げております通り、民間の輸送用の航空機ということを中心にして考えて参ったものでございます。従いまして、本法の運用に当りましても、その点は十分注意をいたすつもりであります。 また、先ほどお話もありましたように、この振興策につきましては、航空機の特殊性にかんがみて、あくまで合理的な機構の整備とか、資金の確保について、特段の考慮を払うつもりであります。又、他産業との関係につきましても、ただいまお話しの通り、十分……
○前尾国務大臣 実は、私焦げつき債権の棒引きについての法律的な見解をあまり明確には存じません。もちろん賠償なんかの問題が動機にもなり、経済協力というような面もあり、いろいろニュアンスがあると思います。その一連の関係があることはもちろんでありますが、法律的な性質は、あるいは債権の棒引き、こういうことであるかと思います。
【次の発言】 先ほど申し上げましたように、賠償の一環として経済協力というような面もあり、あるいは債権の棒引きというような面もある。これは広い意味でありましたら、一連の賠償ということでありましょうが、そういうふうな経済協力というようなものに一つの関連したものだと思います。ただ貿易政……
○前尾国務大臣 今度の非課税を採用しました種目につきましては、もちろん通産省と自治庁と十分打ち合せをいたしまして、最後的にきまったものであります。
【次の発言】 門司さんもすでに御承知のように、この非課税につきましては、大体電力料金の製品に占める割合ということ、さらにその産業自体が必要であるかどうかという重要度といいますか、そういう点でしぼっておるのであります。以前は御承知のように基礎産業といいますか、基礎物資につきましては非課税にする、あるいは電力料の占める割合を、特に割合の高いものについて非課税にするというようなことにいたしておりましたが、最近におきましては重要な新規産業の育成ということが……
○前尾国務大臣 海外支店の設置につきましては、御承知のように、海外から帰ってこられる方々も全部、海外支店が多過ぎる、そして過当競争が行われておる、こういうことであります。そこで実は海外支店も新たに設けることはやめようじゃないかという議論があります。しかし私どもの方では、従来あり過ぎたものはできるだけ押えたい。しかし今後発展していかなければならぬ地方もありますので、それの方は伸ばしていきたい。そこでその方法としまして、われわれとしてはできるだけ規制して、外貨の問題に帰着するのでありますが、その一つの方法として懇談会というようなものも考えてみたらどうかというのでありまして、これは法律的なものでも何……
○前尾国務大臣 貿易の振興につきましては、長期的な考え方と速急にやらなければならぬ問題、また産業構造なりあるいは貿易構造というような問題、あるいは外交上の問題等もあります。われわれ通産省として所管しております問題といいますと、できるだけ速急にやらなければならぬという問題につきましては、政府としてまあ輸出金融の優先、これにつきましては従来からいろいろ苦心をいたしておりまして、問題はほとんど解決いたしております。次に税法上の特典、これにつきましては、先般の臨時国会におきまして、御承知のような措置をとりまして、百四億以上の減税になっておると思います。また今国会にもそれに関する補正を出して御審議願いた……
○前尾国務大臣 私も決して楽観論ではないのであります。非常に困難ではありますが、ぜひ達成しなければならぬし、また昨年の四月から十二月までの輸出を見ましても、一六%増加であります。われわれの三十一億五千万ドルは一一%の増加でありますので努力すれば十分可能な数字であります。そういう意味で、われわれは十分達成できるというので、河野さんの今のお考えと別に何ら変っておりません。
【次の発言】 御承知のように、中共におきましては、輸入する品物につきまして、ただいまのところは非常に困難な事情があるものが多いのでありますが、われわれの考えておりますのは、第一は大豆であります。ただ大豆は価格の問題がありまして、……
○前尾国務大臣 日本の兵器産業は、御承知のように特需の修理というところから出発してきておるわけでありまして、ただいまのところ飛行機につきましても、非常に部分的な、まだ産業と言い得るかどうかというところにしか来ておりません。今後むしろわれわれとしましては、中型輸送機その他の試作をやりまして、そして将来は輸出もできるというふうに持っていきたい、かように考えておりますが、アメリカの飛行機を譲り受けて、またそれをまねて海外に出すというようなことは全然考えておりません。
【次の発言】 あとで調べて御報告いたします。
○前尾国務大臣 韓国ノリの問題につきましては、ただいまお話がありましたように、生産者と輸入業者との間で話がいろいろ食い違いまして、実は価格の問題が最初非常に問題になりました。通産省としましては、八十セントと四十セントとの中をとって六十セントで話がついたときには、御承知のようにノリの生産の時期に入りまして、生産者が非常に圧迫されるので困るというようなことで延び延びになっておりました。しかしいつまでもほっておくわけには参りません。従って需給調整協議会で話をきめるようにというので、本年に入りましてから大体そういうような空気になって参りました。そしてお話のように何とかして話をきめてしまうようにというこ……
○前尾国務大臣 御承知のように六カ月となっておりますが、これは早急にやらなければならぬ問題だというふうに考えておりまして、ただいまのところ四月一日を目途として、鋭意いろいろ法制局で準備をいたしております。
【次の発言】 ただいまのところ法制局が非常に込んでおるのですが、三月に入りましたらいろいろな政令の制定の準備ができると思いますから、大体四月一日には施行できるものと思っております。
【次の発言】 政令につきましては、かなり困難な問題はあると思いますが、もうすでに御承知のように要綱で趣旨はお見せいたしておる。大体三月十五日ぐらいを目途としてこれも努力はいたしておるのでありますが、特別にこれをお……
○前尾国務大臣 御承知のように、防衛生産につきましては、アメリカの特需というようなことで修理などから始まっておるのであります。しかし将来におきまして、新兵器等につきまして国産化していきますことはこれは防衛上の問題もさることながら、科学技術の進歩という面からも非常に重要なことだと思っております。従って、もとよりわれわれとしては育成していかなければならぬ、ただいまのところは非常に片ちんばといいますか、また微々たるものでありまして、銃砲弾等につきましては量産はできるような態勢になっておりますが、飛行機にいたしましても、その他の兵器にしましても、まだまだ幼稚なものであります。航空機等の育成についてはわ……
○前尾国務大臣 先ほど来お話がありますように、実際を申しますと、輸出は繊維品につきましても、一昨年から比べますと、減っておらぬのです。減っておらぬどころでなしに、人絹、スフ等は多少減りましたが、それ以外はふえておるのです。しかもなおかつ非常な滞貨ができ、また価格が下落する、これは根本原因は生産過剰ということなのです。どうしても主産調節をやらざる限りはどうにもならぬということでありまして、対策としましては、先ほど来お話のように一手買取機関を設けあるいは過剰織機の整理あるいは繰短に伴う金融も考えて参っておるのであります。大体最初の目標は、ただいまお話のありましたように三月まで今の操短をやっていきま……
○前尾国務大臣 ただいまお話の通りに、アメリカの輸出につきましては、かなり日本の輸入制限の問題もあります。さらにわれわれは輸入制限につきましては、従来より倍とか十倍とかいうような式の輸出が行われますために、向うの同種の業者、中小企業者でありますが、そういう関係から輸入に反対をしまして、いろいろ関税委員会への提訴とか、あるいは法律案の提出とか、そういうような問題があります。従ってわれわれとしましては一歩一歩、一割とか二割とかいう増加でありますと、これはそう刺激しないので、そういうような規制を一面に行いますと同時に、できるだけ新規の商品を輸出する。これはできるだけデザインその他につきましても考えま……
○前尾国務大臣 現在の各製品の価格の下落といいますのは、結局生産過剰に基いておることは御承知の通りであります。これは何としましても生産調節をやり、ことに繊維品等におきましては、綿糸、人絹は別でありますが、輸出は一昨年よりむしろ昨年はふえておる。従って、生産調節をまずやらなければならぬ、これは常識であります。昨年の国際収支改善緊急対策をやりましたときから始めておりましたが、十月ごろはだいぶ順調にいっておりました。従って、われわれとしましては、大体におきましてこの三月までに調節を終り、四月から横ばいならばいい、こういう計画で参っております。ただ、繊維につきましては、最近のインドネシアの政情不安、そ……
○前尾国務大臣 輸入原材料につきまましては食いつぶしをいたしておりません。大体におきまして正常在庫以上にありまして、三月末も正常在庫以上に残っております。
○前尾国務大臣 数学的にはただいま持っておりませんが、昨年におきましても、上半期においては御承知のように生産設備が相当ふえております。下期におきましても、まだその余波でかなりふえてきていると思います。最近におきましてはそういう意欲が非常になくなりまして、従って三十二年度ほどではないと思いますが、かなりの設備がふえたかと思います。
【次の発言】 操短につきましては御承知のように九月以来極力進めておりますが、繊維関係におきましては最初にやりました。ただいまでは三割ないし五割というような操短をやっておるのであります。ただ率直に申し上げますと、われわれの考えておりましたより少しずれておりまして、三月ま……
○前尾国務大臣 ココムの制限が、現在の時代に応じないということにつきましては全く同感であります。そういう意味におきまして先般も申し上げましたように、これを縮小するという方針をもちまして、いろいろせっかく努力をいたしておるわけであります。われわれも今後積極的に推進していくつもりであります。
【次の発言】 大体私どもとしましても相当広範囲に解除すべきだというふうに考えておりますが、詳細につきましては、ただいま申し上げる段階でありませんので御了承願いたいと思います。
○前尾委員長 これより外務委員会、内閣委員会、法務一委員会連合審査会を開会いたします。 僣越でありますが、慣例によりまして、私が委員長の職務を行いますからさよう御了承願います。 まず本日は沖繩の土地接収問題等につきまして、参考人の各位より御意見を聴取することといたします。 本日御出席の方々は、沖繩社会大衆党委員長、沖繩立法院議員安里積千代君、沖繩立法院議員知念朝功君及び真和志市長翁長助静君の五名であります。 議事を始めるに当りまして、参考人各位に一言ごあいさつ申し上げます。 本日は御多用のところ、特に当連合審査会のために御出席下さいましてまことにありがとうございました。 本日の議事……
○前尾外務委員長 これより外務委員会内閣委員会法務委員会連合審査会を開会いたします。
沖繩の土地接収問題等に関する件について質疑を継続いたします。質疑の通告が非常に多数でありますので、十五分間以内に厳格にとどめていただきたいと思います。そうしませんと、あとの質問者が質問できませんので……。それでは質疑を許します。茜ケ久保重光君。
【次の発言】 池田清志君。
【次の発言】 池田君、時間が来たので……。
【次の発言】 田中稔男君。
【次の発言】 田中君、沖繩問題で開いておるのですから……。
【次の発言】 稻村隆一君。
【次の発言】 神近市子君。
○前尾委員長 これより外務委員会農林水産委員会連合審査会を開会いたします。
僭越でございますが、慣例によりまして私が委員長を勤めますから、さよう御了承願いたいと思います。
千九百五十五年五月三十一日に東京で署名された農産物に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定第三条を改正する議定書の締結について承認を求めるの件、農産物に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件を議題といたします。質疑を許します。各保田豊君。
【次の発言】 高岡大輔君。
【次の発言】 石田宥全君。
【次の発言】 淡谷悠蔵君。
【次の発言】 ほかに御質疑はありませんか。――それではこれにて本連……
○前尾委員長 これより外務委員会科学技術振興対策特別委員会連合審査会を開会いたします。 慣例によりまして、不肖私が委員長の職務を行いますから、さよう御了承願います。 本日はまず特殊核物質の賃貸借に関する日本国政府とアメリカ合衆国政府を代表して行動する合衆国原子力委員会との間の協定の締結について承認を求めるの件について、参考人各位より意見を聴取することといたします。 本日御出席の方々は、原子力研究所理事の杉本朝雄君、東大物理学助教授中村誠太郎君、及び朝日新聞調査研究室員渡辺誠毅君の三君であります。 議事に入るに当りまして、参考人各位に一言ごあいさつ申し上げます。本日は御多用のところ特に当……
○前尾委員長 これより外務委員会農林水産委員会連合審査会を開会いたします。
慣例によりまして私が委員長を勤めますから、さよう御了承願いたいと思います。
千九百五十六年の国際小麦協定の受諾について承認を求めるの件を議題といたします。
【次の発言】 質疑を許します。石坂繁君。
【次の発言】 次に中村時雄君。
【次の発言】 ほかの方は、外務大臣に対する質問はないそうですから、続けて下さい。
【次の発言】 ほかに御質疑がなければ、これにて連合審査会を散会いたします。
午後一時十三分散会
○前尾国務大臣 ただいま議題となっております通商産業省予算答案について御説明を申し上げます。 まず三十三年度通商産業省所管一般会計の予定経費要求額は百八億三千七百三十七万九千円でありますが、このほかに大蔵省予算として計上されております中小企業信用保険公庫出資金二十億円、保険準備金出資金六十五億円計八十五億円及び日本貿易振興会出資金二十億円を加えますと、二百十三億三千七百三十七万九千円でありまして、これを三十二年度総額百億九千八百四十四万二千円に比較いたしますと、百十二億三千八百九十三万七千円の増額となるわけであります。 しこうして三十三年度予算のうち政策事項についてはこれを四項目に分類いた……
○前尾国務大臣 はなはだ恐縮でありますが、所管の局長がおりませんで、詳細は私聞いておりませんので、あとで調べましてすぐお答えいたします。
【次の発言】 現行法におきましては、確かにそういう欠陥があると思います。ただ大学教授の場合にはかなり実際――実際といいますより、職務発明というような広い範囲で個人的に取り上げられておるようです。これは大学のいろいろな規程によっております。むしろただいまのお話は国の研究所員の場合がかなり窮屈で、これは報奨制度というものをある程度考えていかなければならぬ問題であると思います。ただいま御承知のように特許法の改正案というものを作りつつあります。それらにおきましてもい……
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