山本勝市 衆議院議員
27期国会発言一覧

山本勝市[衆]在籍期 : 26期-|27期|-28期-30期
山本勝市[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは山本勝市衆議院議員の27期(1955/02/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は27期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院27期)

 期間中、衆議院本会議での発言なし。
山本勝市[衆]本会議発言(全期間)
26期-|27期|-28期-30期

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委員会発言一覧(衆議院27期)

山本勝市[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
26期-|27期|-28期-30期
第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第13号(1955/07/23、27期、日本民主党)

○山本(勝)委員 大分時間も回りておりますので、簡単にお尋ねいたしますが、最近天皇の御親拝はどういうふうになっておりますか。
【次の発言】 戦前における天皇の御親拝と最近の御親拝とは意味が全然違うのでありますか。
【次の発言】 占領中は、地方でも自治体が神社に対していろいろな世話ができない、慰霊祭のようなものでも町村としてできないということであったのが、最近はそういうこともやっておるようです。占領中といえども天皇が個人として参拝されることは差しつかえなかったのだと思います。そうすると、占領中は御参拝がなかったが、占領政治が終って後は、やはり天皇として御参拝になっておられるのか、そうでなしに個人……

第22回国会 決算委員会 第29号(1955/07/26、27期、日本民主党)

○山本(勝)委員 参考人の方にお伺いしたいのですが、少し向きを変えた質問ですけれども、これは皆さんがそれぞれ共済組合長とかあるいは連合会長とか、そういう職責を離れて、実際の農民として見て、この共済保険制度というものが存在することが、ほんとうにいいことだと考えられるか。それともこういうものはなくて、実際に損害でもあったら、そのときに中央から来て損害を調べて、それに対して救済の方法を考えてもらうといったようなことの方がいいか、ほんとうの農民の声を聞きたいと思う。皆さんの役職を離れてですよ。これはわれわれとしても、この制度が設けられて存在する以上は、今社会党の委員の諸君からいろいろ質問されたように、……

第22回国会 商工委員会 第47号(1955/07/22、27期、自由民主党)

○山本(勝)委員 日本民主党を代表いたしまして、ただいま提案になっております内閣提出の石炭鉱業合理化臨時措置法案並びに両社会党提案の臨時石炭鉱業安定法案について、前者については賛成、後者については反対の趣旨を申し上げます。  簡単に申し上げます。石炭鉱業の現状が行き詰まっておることはもう申し上げるまでもありませんが、私たちは、結局これは戦争以来戦後にかけて、やれ重点主義だのやれ傾斜生産だのといって、しゃにむに石炭の経済性を無視した増産を遂行してきたことも、やはり今日の行き詰まりの大きな原因になっておると思うのであります。結局今日に至って合理化という言葉で表わしておりますけれども、ほかの言葉で申……

第22回国会 商工委員会 第48号(1955/07/25、27期、日本民主党)

○山本(勝)委員 ただいまの長谷川委員の質問は、私はまことに傾聴すべき意見だと思う。これはよほど大臣も、一場の話でなしに、深刻に聞いていただきたい。そういう意味で私は局長と大臣とに申し上げる。与党として、政府の出した案でありますから、もちろんこれを支持しなければならぬという義務は感じておりますけれども、しかし軽く扱ってこういう法案を考えられたら大へんなことになる。もし石炭業を保護するというのならば、石炭業を保護する政策をとるべきであって、経済的な効率の低いものを保護するために、効率の高いものを押えていくという考え方をとっていったとしましたら、私は経済の進歩というものはあり得ないと思う、もちろん……

第22回国会 大蔵委員会 第9号(1955/05/19、27期、日本民主党)

○山本(勝)委員 関連質問をいたしたいと思います。ただいま国民金融公庫の総裁が金利を下げたいというふうな御質問があって、その答弁を私はっきり聞きはぐったのですけれども、国民金融公庫に対する資金の需要と申しますか、それは二倍とか三倍とか非常にたくさんの申し込みがあって、その中で実際貸してもいいものでも資金が少くて貸せないという実情だと思います。そういう場合に、金利を下げるということが果して妥当かどうか、もし下げるということになれば、今大臣がおっしゃったように、借りた人に補助金を与えるのと同じような結果になって、借りられない多くの人は、現在のままの金利でも借りたいけれども借りられない実情にある。借……

第22回国会 大蔵委員会 第10号(1955/05/20、27期、日本民主党)

○山本(勝)委員 関連して伺いますが、ただいまの大平君の質問は非常に重大な質問であると思います。配当の所得と金利の所得との間にバランスがくずれるようなことがあれば、預金の利子を引き下げるというような御答弁があったようであります。そう了解をいたしたのでありますが、預金に対しての税金を免除するという建前を一方でとっておいて、そうして配当所得との間にバランスがくずれてきた場合には、預金の金利を下げるという考え方をすると、税金を免除したという意味は結局なくなって、資本蓄積というものを盛んにするという目的が消えてしまいやせぬか。むしろバランスがくずれてきたような場合には、ただいま大平君から質問されたよう……

第22回国会 大蔵委員会 第27号(1955/07/01、27期、日本民主党)

○山本(勝)委員 横路委員のせっかく熱心な御質問最中で、恐縮であります。しかし、実は与党としまして、できるだけ野党の方に質問をしていただきたいというので、御遠慮申し上げておるのですが、この問題は、実は私短期間でありますけれども、通産省におりましていろいろ研究もしてみたので、ただいまの質問を承わっておりまして、多少申し上げた方が問題がはっきりするのではないか、こういうことで実は質問したいと思うのであります。  横路委員の御質問は、この仕入れの輸入の価格と需要者に売り渡す値段との間の開きが大きい、これが非常に不当であるということを確認するかどうかという御質問であると思います。確かに私も、その開きは……

第22回国会 大蔵委員会 第31号(1955/07/12、27期、日本民主党)

○山本(勝)委員 ただいまの春日君の質問でありますが、われわれ春日君と非常に懇意で、非常に愛すべき男だということはよく承知しておる。ですから、何もいたずらに事を起そうとは思いません。しかし、ものには程度というものがあって、やはりこの委員会の権威、秩序はある限界において破れる。だから、春日君にこの委員会に対して陳謝させるという動議を提出いたします。
【次の発言】 これは何も春日君が憎くて言っておるのではない。春日君のために、この際陳謝させた方がいいと思うのです。
【次の発言】 しかしこんなことは、春日君が質問されて、その質問の答弁中に帰ってしまった、それを黙って見ている手はない。

第22回国会 大蔵委員会 第32号(1955/07/14、27期、日本民主党)

○山本(勝)委員 先般の委員会で、私が春日君に陳謝を要求する動議を出したのでありますが、これに対して委員長は、理事会であらためて相談された結果、春日君の言動には不穏当なところがあったと理事会は認めた、従って春日君から自発的に陳謝させるように、責任を持って処理するから、一応今日のところ動議を撤回してもらいたいということで、私は撤回したのであります。ただいまの春日君の話は、ただ事情を述べただけで、陳謝と私は認めがたいのであります。委員長はこれを陳謝と認めておるのですか。もし春日君が留守であったので、私の趣旨が徹底しないというのでしたら、私はもう一度動議を出したい。

第22回国会 大蔵委員会 第37号(1955/07/25、27期、日本民主党)

○山本(勝)委員 一言税制に関することで、税理士法に関して政府に所見を伺っておきたいと思います。御承知の通り昭和二年に計理士制度が制定されまして、計理士というものができたのでありますが、昭和二十三年に公認会計士法が新たに制定せらるるに至って、計理士は制度としてなくなったわけであります。ただ従来計理士をやっております者は、公認会計士法におきましてもその業務が継続できることに規定されてきていることは御案内の通りであります。ところが昭和二十六年に税理士法が制定せられました際に、それまで税務代理士法によって認められておりました計理士の税務業務――税務代理士法におきましては、計理士は当然に税務代理士を兼……

第22回国会 貿易振興に関する調査特別委員会 第3号(1955/05/21、27期、日本民主党)

○山本(勝)委員 大臣にお伺いします。鳩山内閣は中共、ソ連との貿易を大いにやる、それでできる限り国交を調整していきたい、こういう大きな考えで出発しておるのでありますが、そこでいろいろやってみると、途中でアメリカ側との間にも非常に問題があるようであります。ことに自由党の諸君などは、その点で非常に危惧の念を持っておるようでございます。まあ、ごもっともな点もあると思うのでありますが、アメリカとの関係が悪くなりはしないかという心配のほかに、もう一つ、盛んにソ連や中共と貿易をやると、国内が思想的に共産主義国の謀略というか、思想宣伝にひっかかりはせぬかというようなことも、まじめに心配しておる人があるようで……

第22回国会 貿易振興に関する調査特別委員会 第6号(1955/06/01、27期、日本民主党)

○山本(勝)委員 私は帆足委員とちょっと考えが違うのです。それで関連して申し上げたいのですが、なるほど、今国民政府というものは非常に弱くなっておることは事実であります。中共の方が非常に強いことは事実であります。しかし、強い弱いということはありましても、一たび正式な政府として一応日本が台湾政府を認めておる。中共の場合には、これからできるだけ仲よくして貿易をやっていきたいというのでありますけれども、まだ正式に国交が結ばれておるわけではない。いろいろ親切にしてやっておるというのは、こっちの方の言い分でありましょうけれども、しかし、台湾の方の立場になって考えれば、すでに蒋介石が、戦争終結の直後において……

第22回国会 貿易振興に関する調査特別委員会 第7号(1955/06/06、27期、日本民主党)

○山本(勝)委員 いろいろ有益なお話を承わりましたが、二、三なおお伺い申したいと思います。  ちょっと玉置さんに伺いたい。これまでのプラント輸出に御承知の砂糖のリンク制が相当貢献しておったと実際言われておりますが、その砂糖のリンク制をいろいろな事情でやめた場合に、これまで貢献しておっただけに打撃が来るんじゃなかろうか。それをほかの方法をいろいろ通産当局でも考えているようでありますが、しかし、いろいろ考えられているほかの方法が、果して砂糖のリンクによる力をカバーするだけの的確な効果が見通されるものかどうかということを、芝浦で実際にあなたがぶつかっておられて――あなたのところの問題としてでなくてけ……

第22回国会 貿易振興に関する調査特別委員会 第9号(1955/06/15、27期、日本民主党)

○山本(勝)委員 ちょっと今の帆足さんの質問に関連してお伺いしますが、帆足さんの話を聞いておると、中共から硫安二十万トンの注文が来ておる、それを特に日本が政治的に中共にはやりたくないというので押えておるのじゃないか、そういう気持があって質問しておられるように響くのであります。果してそうなのかどうかということを伺いたいのが一つ。  それから、品物が少いなら、台湾を減らして中共へやったらいいじゃないかということを帆足さんがたびたび言われますけれども、台湾を減らして中共に回すということは、私はそう簡単にはできないのではないかと思う。イギリスの商人の話も出ましたけれども、やはり過去ずっとこれまで得意先……

第22回国会 貿易振興に関する調査特別委員会 第12号(1955/07/05、27期、日本民主党)

○山本(勝)委員 ちょっと二、三お尋ね申したいのですが、先ほどコスト・ダウンのために規格を統一するという考えで、当局の方でも、業界でも、そういう方針で進んでいるというお話であります。規格統一ということが、各般の会社があって実際やれるのですか。これを伺いたい。やれるものとすれば、これまでなぜそれがなかなかできなかったかということであります。根本はこういう点にあるが、しかし、これは今回は取り除かれるんだ、こういうことでありましたら、そのお考えを伺いたいのであります。
【次の発言】 そうすると、専務としてあるいは常務としてそれをそう持っていきたいという段階ですか。あるいはメーカーがそういうことを決定……

第22回国会 貿易振興に関する調査特別委員会 第15号(1955/07/30、27期、日本民主党)

○山本(勝)委員 この際決議案を提出いたしたいと存じます。  まず、決議の案文を朗読いたします。    対共産圏輸出制限緩和に関する決議(案)  貿易の伸長を絶対の必要とする日本経済の現状にかんがみ、ソ連・中国等共産圏に対し、直接兵器にあらざる一般平和物資については、大幅に輸出制限を緩和せられるよう、政府の速かなる措置を要望する。   右決議する。  以上の決議案に対しまして、何とぞ委員各位の御賛成あらんことを希望いたします。
【次の発言】 紹介議員の池田正之輔君が出席されておりませんので、私がかわって請願の趣旨を説明いたします。  本請願の要旨は、産業界は政府の諸施策により着々復興しつつある……


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第23回国会(1955/11/22〜1955/12/16)

第23回国会 予算委員会 第3号(1955/12/08、27期、自由民主党)

○山本(勝)委員 実は河野大臣に対して、農林大臣として米の統制をどうするのかということ、それから給与大臣として河野氏に対して、地域給制度をどうするつもりかということ、また同じく給与大臣として公務員の期末手当の増額が、地方財政及び経済界にいかなる影響を及ぼすと考えたかということ、さらに行政管理庁長官として予算局を内閣に創設する必要がどこにあるのかということなどについて質問を用意し、わざわざ出席を要求しておったのでありますけれども、しかしそれらの問題は通常国会の機会に譲ることにいたします。ほかに緊急に尋ねたいことが多いのに持ち時間が少いからであります。今日は主として太田自治庁長官と高碕経済企画庁長……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 商工委員会 第15号(1956/03/09、27期、自由民主党)

○山本(勝)委員 私は加藤委員の質問を承わつておりまして、私どもと少し解釈が違うので関連質問をいたしたいと思います。加藤さんのお話では、これまで外貨割当をする商社が多過ぎる、数を減らしていかなければならないという方針できたものを、今度それをふやしたというのはどういうわけかという質問のようであります。私の理解しておるところでは、外貨割当そのものはいろいろな事情でジェトロ一本にまとめてしまった、ですから外貨をこれまで以上のたくさんの人に割り当てたというのではない、それを今度ジェトロが入れたものを競売にした、こういうふうに理解しておるのですが、その理解が間違っておるのか、外貨そのものを九百人の者に割……

第24回国会 商工委員会 第17号(1956/03/14、27期、自由民主党)

○山本(勝)委員 ━━━━━━━━━━━━━━━━━
【次の発言】 ただいま私の申し上げたことが同僚委員諸君の忌諱に触れたのではないか……(「忌諱に触れたのじゃない、国会運営上の重大問題じゃないか」と呼ぶ者あり)私の申した意味が十分に徹底しなかったようでありますけれども、しかしこの際それを全部取り消すことが、議事を進行する上に必要だということでございますので、私は喜んで私の発言を全部取り消します。
【次の発言】 私はちょっと並川参考人に伺いたいのですが、従来バナナの輸入の実績を持っている者の数はどれくらいありますか。
【次の発言】 大体百十名内外だと思いますが、その中で戦前からバナナの輸入の仕……

第24回国会 商工委員会 第26号(1956/04/03、27期、自由民主党)

○山本(勝)委員 関連して簡単にお伺いいたしますが、実は佐竹君が今触れられましたけれども、先般来の質問を承わっておりまして、佐竹君としては、現在の通産当局が特に失態をしておるように聞えるような口調で質問をされたように私は受け取ったのであります。しかしこの問題は、私は現在の通産当局が特にまずかったからこういうふうになったとは断じて思いません。私もしばらくでありましたが通産政務次官をいたしておったことがございますので、この問題を知っておりますが、現在の外貨割当制度をとっておる限りは、何人がその局に当ってもただいま申したような問題は免れないところだと思う。これは外国においても割当制をしいておるところ……

第24回国会 商工委員会 第32号(1956/04/13、27期、自由民主党)

○山本(勝)委員 ただいま議題となっている百貨店法案について、いささか質疑を行いたいと存じますが、質疑に入る前に、私がこの法案に対して何ゆえにかくも深い関心を寄せるかという理由を簡単に申し述べておきたいと考えます。  御承知の通りこの法案は、百貨店業者の活動を抑制する権限を通産大臣の手に、実際は官僚の手に委任することを内容とするものでありまして、明らかに国家が権力をもって国民の自由に規制を加えんとする一つの委任立法であります。この点は政府案も社会党案も同様であります。民主主義国家において、国民の自由が基本的人権として尊重せらるべきは論を待たないところでありますが、注意すべきことは、国民の自由権……

第24回国会 内閣委員会 第43号(1956/05/09、27期、自由民主党)

○山本(勝)委員 ちょっと伺っておきたいのですが、今の発明、奨励ということはもちろん大賛成です。ただ特許権の侵害ということで中小企業者を苦しめる場合があるのでちょっと伺っておきたいのですが、ある人が熱心に研究して発明した。それをブローカのような者が自分の名前にしてそれで特許をとってある。つまり特許がなかなかとれないから自分がとってやろうというので、自分の名前で特許権をとって、そうして今度はそれを材料にして、百貨店に行って品物を見て、これは侵害だ、侵害だといって百貨店をおとしておるというような場合が――ここで具体的には名前は言いませんけれども、起って、中小企業者が非常に困っておる。たとえばビニー……

第24回国会 文教委員会 第26号(1956/04/06、27期、自由民主党)

○山本(勝)委員 関連して。ちょっと今大臣の答弁並びに社会党の諸君の質問を承わっておって、私はこういうふうな点に食い違いがあるのではないかと思って大臣に確かめてみたいと思うのです。社会党の諸君が熱心に質問されるのは、教育委員会の本質というものの中に、教育委員の成立する過程というものを非常に重視しておる、つまりそれが直接公選であるということが本質的に大切な点だというふうに考えられるから、非常に熱心に主張しておられるのだろうと思うのです。しかし大臣の方では、教育委員会そのものの本質というものは、その教育委員の任命の形式というふうなものに本質を置いておられない。ここに大体の質問応答ではっきりしたので……

第24回国会 予算委員会 第5号(1956/02/08、27期、自由民主党)

○山本(勝)委員 まず最初に文部大臣にお伺いいたします。お伺いいたしますことは歴史教育の理念についてであります。御承知の通り占領直後におきまして、占領軍からのディレクティヴによって、日本における歴史教育が道徳教育並びに地理教育とともに禁止せられたのでありますが、その後この禁止が解除せられてから、ただいまにおきましては社会科の一部として歴史教育が行われておるようであります。この歴史教育を今後さらに力こぶを入れてやるというふうに承わっておるのでありますが、果してそうかということがお伺いしたいのであります。もし歴史教育、ことに日本歴史の教育を進めていかれるという場合に、日本の歴史を通じて日本民族の、……

第24回国会 予算委員会 第11号(1956/02/17、27期、自由民主党)

○山本(勝)委員 ただいま議題となりました昭和三十年度一般会計予算補正(第1号)外二案について、私は自由民主党を代表して賛成するものであります。  これらの予算の内容は、政府の説明された通り、第一に第二十三国会において、地方財政の窮状に対処して、交付税及び譲与税配付金特別会計において百六十億円の借り入れを行い、これを臨時地方財政特別交付金として地方団体へ交付する措置をとったので、その財源として一般会計から同特別会計へ借入金相当額の繰り入れを行なったことであります。このことは、政府がすでに第二十三国会において明らかに約束したところであって、今日補正を行うのはもとより当然の措置であります。第二に、……

第24回国会 予算委員会 第12号(1956/02/24、27期、自由民主党)

○山本(勝)委員 第一分科会における審議の経過並びに結果について御報告申し上げます。  第一分科会は、皇室費、国会、裁判所、会計検査院、内閣、経済企画庁を除く総理府、法務省及び大蔵省所管並びに他の分科会の所管以外の事項に関する予算でありますが、予算の内容の説明はここには省略いたします。  質疑応答は二十日以来四日間にわたって行われ、分科員と政府側との間に慎重審議がかわされました。そのおもなるものについて申し上げることといたします。  まず防衛庁予算について、本年度の艦船建造費は予算額四十五億円、前年度よりの繰り越しは九十一億円に達しております。また本年度予算のうち現在まで支出済みのものは難船四……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 大蔵委員会 第14号(1957/03/15、27期、自由民主党)【議会役職】

○山本委員長 これより会議を開きます。  去る十二日当委員会に審査を付託されました、春日一幸君外十二名提出にかかわる物品税法を廃止する法律案、平岡忠次郎君外十二名提出にかかわる酒税法の一部を改正する法律案、及び本日付託となりました、石村英雄君外十二名提出にかかわる法人税法の一部を改正する法律案、並びに同日予備審査のため本院に送付せられて当委員会に予備付託となりました、平林剛君外三十八名提出にかかわるたばこ専売法の一部を改正する法律案の四法律案、並びに昨十四日予備付託となりました内閣提出にかかわる、関税法の一部を改正する法律案及び同日付託となりました、漁船再保険特別会計における給与保険の再保険事……

第26回国会 大蔵委員会 第36号(1957/05/14、27期、自由民主党)【議会役職】

○山本委員長 これより会議を開きます。  参考人の招致の件についてお諮りを申し上げますが、御承知のように、さきに準備預金制度に関する法律案について意見を聴取するために、日本銀行の総裁山際正道君を参考人として、去る十日の委員会に出席を求めておりましたが、都合によって委員会が開けませんでしたので、あらためて本日の委員会に参考人として出席を求めることにいたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よってさように決しました。
【次の発言】 次に、造幣局特別会計法の一部を改正する法律案を議題といたします。  この際お諮りを申し上げます。本法律案につきましては、質疑及……

第26回国会 予算委員会 第14号(1957/03/06、27期、自由民主党)

○山本(勝)委員 経済、財政の重要な問題について、外務、大蔵、通産の各大臣にお伺いをいたしたいと思うのでありますが、外務大臣がほかに御支障があってあとになるそうですから、順序を変えてまず池田大蔵大臣にお伺いいたしたいと思うのであります。  第一に伺いたいのでありますが、これは私個人が伺いたいということよりも、国民の多くの方が聞きたいという問題を伺いたいと思うのであります。方々へ行ってよく聞かれることは、神武景気、神武景気という言葉がはやっておるけれども、どうも一向に農村あるいは農村周辺の小さな都市には神武景気の風が吹いてこない。そこで自分らの方へも吹いてくるのだろうか、吹いてくるならいつごろ吹……

第26回国会 予算委員会 第25号(1957/04/27、27期、自由民主党)

○山本(勝)委員 私は自由民主党を代表して、ただいま議題となっております昭和三十二年度特別会計予算補正(特第2号)、昭和三十二年度政府関係機関予算補正(機第1号)に対し、賛成の討論を行わんとするものであります。(拍手)  賛成の理由は、一言で申しますと、この補正予算は去る六日の公共企業体等労働委員会の仲裁裁定を相当に誠意をもって取り入れたものと信ずるからであります。この仲裁裁定に対し、誠意をもって政府がその実施に当るべきことは当然でありまして、健全なる労働慣行の確立、合理的な給与体系の整備をはかる上にも必要であることは、今さら申し上げるまでもありません。  元来、公共企業体等における公労法の問……


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第27回国会(1957/11/01〜1957/11/14)

第27回国会 大蔵委員会 第2号(1957/11/04、27期、自由民主党)【議会役職】

○山本委員長 これより会議を開きます。  税制に関する件及び金融に関する件について調査を進めます。  本日は、まず当面する財政金融一般の諸問題について、大蔵大臣の説明を聴取いたし、その後に質疑に入ることといたしたいと存じます。  そこで、この際お断わり申し上げたいのですが、本日、まず大臣から説明を聴取いたしまして、そこで暫時休憩をし、その間大臣は、予算委員会で説明をいたします。その時間がおおむね二、三十分でございますので、大体十時半から再開する予定であります。十時半から質疑に入っていただくことを前もってお断わりを申し上げます。  それでは大臣の説明を求めます。一萬田大蔵大臣。

第27回国会 大蔵委員会 第6号(1957/11/08、27期、自由民主党)

○山本(勝)委員 関連して頭取に伺ってみたいのですが、中小企業の金融をするときの基準ですね。これは申し上げるまでもないですけれども、中小企業に金融するのではなくて、中小企業の中の特定の企業者に金融する。中小金融ということになると、ややもすれば中小企業一般に何だか金融するように錯覚を起すのですけれども、具体的には、中小企業者の中の特定の企業者に金融する。これは不動産銀行のみならず、中小企業金融公庫も、国民金融公庫も同様だと思います。そこで、いつも問題になると思うのは、中小企業者がたくさんおって、しかも同種の企業者が血みどろの競争をしておる。その競争をしておる企業者の中のある特定の企業者に政府資金……


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 大蔵委員会 第10号(1958/02/26、27期、自由民主党)

○山本(勝)委員 ただいまの奥村君の質問は、ほかの点では敬服しておるが、遺憾ながら間違っておる。つまり、所得に対する税の比率で苦痛の程度をはかろうとしておりますが、しかし問題は、税金を納めたことによって、どれだけの欲望を断念しなければならなぬかということが問題なんです。すべて犠牲というのは、あることをなすために、よって断念するところの欲望がすなわち犠牲なんです。だから、税を納めたことによって、いろいろほしいものを買わずにしんぼうしなければならぬ、その苦痛ですね。これがどっちが大きいかという問題ですが、御承知の通り、食糧品に対する需要というものは、金持ちの需要も貧乏人の需要も非常に接近しておるの……

第28回国会 大蔵委員会 第18号(1958/03/18、27期、自由民主党)

○山本(勝)委員 ちょっと関連して……。ただいま社会党の諸君から、いろいろ委員長に対する御質問なり御意見が出ましたが、私は国会審議に関する非常に、重大な御発言だと思う。御意見はまことにごもっともだと思うのでありますが、これは、問題が重大であるだけに簡単に結論を出せないと思う。実は与党の方でも、非常に反省すべき点は十分あると思う。私もできる限り出ておるのですが、ただ一つの理由は何しろ政府を持っておるということと、それから質問がほとんど野党に限られておる。与党としては、できる限り審議を促進したいという立場から聞き役に回るということが、これまでの慣例であります。それで、実は私予算委員会で質問したとき……

第28回国会 予算委員会 第9号(1958/02/20、27期、自由民主党)

○山本(勝)委員 第二分科会の報告をいたしますが、だいぶ長い用意がございますけれども、簡単にということですから、少し端折って、要点だけ申し上げます。  第二分科会における審議の経過並びに結果について御報告いたします。  本分科会は、昭和三十三年度総予算案中、文部省所管、厚生省所管及び労働省所管に関するものでありまして、去る十三日より十七日まで四日間、慎重審議いたしました。  十三日は厚生省所管、十四日は労働省所管、十五日は文部省所管に関する提案理由の説明を聴取し、引き続き質疑応答を行なったのでありますが、これらの詳細につきましては会議録に譲ることといたしまして、ここではそのおもなる問題点のみを……

第28回国会 予算委員会 第12号(1958/02/26、27期、自由民主党)

○山本(勝)委員 お手元に質問要項を差し上げておいたわけであります。順序はいろいろ変りますけれども、なるべくたくさんの方が残って聞いてもらいたいのです。いつ何どき質問がどっちへ飛ぶかわかりませんから、一、二、三と順番でいきませんから、そのつもりでお聞き取り願います。  まずその第四というところの、いわゆる中小企業安定政策における若干の盲点について、この点から一つお伺いを申したいと思います。中小企業の安定維持振興といったことが、今日政府の重大政策の一つになっておる――労働大臣、農林大臣、一つよく聞いておいてもらいたい。ということは、これはもう疑問の余地がありませんけれども、重大政策として掲げてお……


山本勝市[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院27期)

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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 内閣委員会地域給に関する小委員会 第6号(1955/07/01、27期、日本民主党)

○山本勝市君 私は委員外で、委員の方にちょっと時間をいただいて恐縮でありますが、長い間地域給の問題に悩んでおるものですから、考えを申し述べて御意見を伺いたいと思います。  先ほどから承わっておりますと、人事院の勧告と政府がその勧告を執行する責任といいますか、そういう関係の問題を森さんから質問されましたが、私はきょうは地域給の会をされるということですから、それで実は伺ったようなわけであります。ですから人事院の勧告と政府の執行の責任との関係は、これは関連はありましてもしばらく別にしまして、加賀田さんがしきりにおっしゃったことに私は共鳴するのでありますが、地域給の問題はもう待てない時期になっておる。……

第22回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1955/06/04、27期、日本民主党)

○山本(勝)分科員 橋本委員から郵政問題の重大なる根本問題について、きわめて適切な御質問がありましたが、私は松田郵政大臣にきわめて小さい問題でありますが、三点ばかりお伺いしてみたいと思います。時間は十分以内くらいで終りたいと思いますので、質問の三点を一度に申し上げますから、その三点についてお答えを願いたいと思います。  問題は、町村合併が行われました村の中における住民で、すでに電話を持っておる方が非常に不自由をしておる点を少しでも緩和したい、こういう点から御質問を申し上げるわけであります。それでそのうちの第一は、従来合併をしない前は独立した村になっておったために、電話をかける機会があまりなかっ……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 商工委員会総合燃料対策及び地下資源開発に関する小委員会 第2号(1956/06/03、27期、自由民主党)

○山本(勝)小委員 関連して。鉱害問題については長い間の問題であるし、おそらく通産省の方ではヨーロッパの事情なんかすでに綿密に調べておられるのだろうと思います。調べた上でまたああいう法律もできたのだろうと思うのです。しかし、これは実際非常にむずかしくて手をやいておるのじゃないかという感じを持っております。今多賀谷君がいろいろこまかい質問をされましたけれども、こまかくその被害関係者に対する影響力を調べていくということは非常にむずかしいのじゃないか。何か係の方では、これは年々に問題は解決していく、そしてあるところへ行ったらもうそんな心配は要らない、あとはずっと事務的にはかどっていくというような見通……

第24回国会 文教委員会公聴会 第1号(1956/04/07、27期、自由民主党)

○山本(勝)委員 公述人にお伺いいたしたいと思います。  実は、先ほど来公述人の公述の最中における委員の態度でありますが、私はその前の松沢公述人の公述の最中に反対の意見をずいぶん持っておりましたけれども、われわれ与党の者は一言半句もヤジをしないで清聴いたしました。意見は違いましても、反対の意見に耳を傾けることが民主主義であると、こう信じておるものですから、のどまで出た声を押えて実は聞いたのであります。ところが、ただいま北岡公述人のお話に対して社会党の諸君が憤激してずいぶん大きな声を出しました。私は社会党の諸君としてはこれはやむを得ないのだと思うのですけれども、しかし、民主主義の立場から言えば、……

第24回国会 文教委員会公聴会 第2号(1956/04/09、27期、自由民主党)

○山本(勝)委員 いろいろ参考になる意見を承わりましてありがとうございましたが、一点だけお伺い申したいと思います。教育委員の公選制を、直接選挙制度をやめたということについての御意見でありますが、実は私個人として同じような考えを持っておりました。自分の親が子供を預けておる教育について、たとえば教員の身分につきましても、自分の子供を預けておる親がこれを選ぶということの権限を持つのは当然だ、こういうのが私の長い間の根底にある考えであったのであります。しかし今公述人のお話を承わって、私が長年考えてきたことと同じような考え方に立っておられるということは承知したのですけれども、ただ実際われわれ議員としては……

第24回国会 予算委員会公聴会 第1号(1956/02/15、27期、自由民主党)

○山本(勝)委員 ちょっと伺いますか、日本国憲法の条規と、それから憲法の論理とか、憲法の改正には限界があるというふうに承わりました。それで、この限界点を越えてもし改正が行われた場合には、その行われた憲法は無効なのかどうか、無効というのは、憲法の論理上無効になるのかどうか、まずその点を伺いたい。
【次の発言】 憲法違反の法律の無効であるかどうかという問題でなしに、その憲法改正の限界を越えて改正した場合に、その改正された憲法が、憲法の論理上は無効だ、そういうふうに了解していいのですね。
【次の発言】 そうしますと、問題は、先ほど明治憲法は形式上欽定憲法と解釈する、合憲だというふうなお話がありました……

第24回国会 予算委員会公聴会 第2号(1956/02/16、27期、自由民主党)

○山本(勝)委員 一点だけ質問します。それは、小平君の質問した農産物の価格、ことに米の価格の点ですが、価格支持制度というものがやかましくいわれますけれども、価格支持制度で果して米の価格安定ができるとお考えか、できないとお考えになるかという点であります。と申しますのは、価格支持制度をやったアメリカですらも、結局は、価格を安定さすためには減反をやるほかはなくなった。また日本の場合にも、昔減反論が起りました当時の事情を考えましても、価格支持制度というものは結局減反、つまり作付面積の限定をするというところまでいかないといかぬのではないか、こういう意見がありますが、それだけ伺いたいのであります。

第24回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1956/02/20、27期、自由民主党)【議会役職】

○山本主査 これより予算委員会第一分科会を開会いたします。  私が第一分科会の主査の職務を行うことになりましたので、よろしくお願いいたします。  分科会は、理事会の申し合せによりまして、本日より二十三日まで四日間開会することになっておりますので、審査の都合上、一応の予定といたしまして、本日の午前中は、本分科会の所管全部について説明を聴取し、午後は皇室費、国会、裁判所及び会計検査院所管、二十一日は、内閣及び総理府所管、二十二日は、大蔵省所管、二十三日は、法務省所管の審査をいたしたいと存じます。これは大体の予定でありますので、審査の都合上、質疑の多いものがありましたら、多少変更することにいたしたい……

第24回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1956/02/21、27期、自由民主党)【議会役職】

○山本主査 これより予算委員会第一分科会を開会いたします。  昭和三十一年度一般会計予算中裁判所、内閣及び経済企画庁を除く総理府所管、昭和三十一年度特別計予算中総理府所管を一括して議題といたします。これより質疑を行います。吉田賢一君。
【次の発言】 ちょっと吉田委員に相談します。まだ長いようでしょうか。だいぶおなかがすいてきたので、休憩して午後に譲りたいと思いますが、いかがでしょう。
【次の発言】 どうですか、だいぶ議論になったように思うのですが、もう一時になりますから、昼飯でも食って、休んでからやったらどうですか。
【次の発言】 それでは二時から再開することにいたしまして、暫時休憩いたします……

第24回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1956/02/22、27期、自由民主党)【議会役職】

○山本主査 これより第一分科会を開会いたします。昭和三十一年度一般会計予算及び昭和三十一年度特別会計予算中、総理府及び大蔵省所得、昭和三十一年度政府関係機関予算中、大蔵省所管を一括して議題といたします。質疑を行います。西村榮一君。
【次の発言】 ちょっと西村委員に御相談申し上げますが、実は北山委員が大蔵と自治庁と一緒に呼んでもらいたいというので、今自治庁の長官が見えたのです。午後長官はほかに委員会があるものですから、もし何でしたら、途中ですが、北山さんに質問をしてもらって……・。
【次の発言】 それではどうぞ……。
【次の発言】 北山愛郎君。

第24回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1956/02/23、27期、自由民主党)【議会役職】

○山本主査 これより第一分科会を開会いたします。  昭和三十一年度一般会計予算中、皇室費、国会、裁判所、会計検査院、内閣、経済企画庁を除く総理府、法務省及び大蔵省所管、昭和三十一年度特別会計予算中、総理府及び大蔵省所管、昭和三十一年度政府関係機関予算中、大蔵省所管を一括して議題といたします。田中織之進君。
【次の発言】 ちょっと田中君に御相談いたしますが、大蔵大臣が大蔵委員会の方へ呼ばれておるのですが、もし質問がありましたら、大蔵大臣の方を先にやっていただいたらありがたいと思います。
【次の発言】 田中委員、大蔵大臣にまだ質問がありますか。だいぶ向うから催促がきておりますから……。

第24回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1956/02/22、27期、自由民主党)

○山本(勝)分科員 農地局長にお伺いをいたしたいのですが、これはもしわからぬ点がありましたらあとで資料でいただいてけっこうなのでありますが、それは農地解放が行われまして以後の、ことに今日農地解放地主というものがどういうふうな生活状況をしておるか。それから解放後の元の小作人と地主の関係というものがどういう状況になっておるか。今わかっておりましたらお答え願いたいと思います。――関係政府委員がおらないようですから、次に食管の方にお伺いをいたしますが、それはちょっと私の意見を立てるときの参考資料として伺いたいのですが、食管会計へ一般会計から繰り入れた金額を年度別に知りたい。何年度にはどれだけ何年度には……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 大蔵委員会税制に関する小委員会 第1号(1957/05/20、27期、自由民主党)

○山本(勝)小委員 国会が終った早々で、お疲れのところ皆さんまことに恐縮でありますが、かねて私は、予算委員会におきましても若干の質問を申し上げたのでありますが、今日相続税法が日本の実態にそぐわぬ点があって、税金をとる方の側でも、また納める方の側でも、非常に困っておるということは、これは争いのない事実だと思うのであります。これは一、二年前のことでありますけれども、ある税務署長から、何とか相続税法を変えてほしい、このままでは実際徴税に当っておる自分たちとしても矛盾に耐えられないというふうな、深刻な陳情を私は受けたのであります。税務署長からそういう種類の陳情を受けるということは、ほかには私は一回も例……

第26回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1957/02/14、27期、自由民主党)

○山本(勝)分科員 だいぶん時間もおそくなっておりますので、簡単にお伺いいたしますが、相続税の問題であります。お伺いいたします私の目的は、今の相続税について――もちろん大きな財産を持っておる者から相続税を取るということは、これはもう当然のことであり、必要なことでありますけれども、小さな、ことに農村の場合、農家が、事実上相続法のいかんにかかわらず、一つの家業として相続をしておるのでありますが、その実情が非常に困っておるという実情でありまして、これを何とか変えなければならぬという考え方を持っておる、そういう前提でいろいろなお伺いをしたいのであります。「昭和三十二年度租税及び印紙収入予算の説明」の十……


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 農林水産委員会大蔵委員会連合審査会 第1号(1958/03/31、27期、自由民主党)

○山本(勝)委員 この法案の目的ですが、中小乳業者は不況で苦しんでおる、それを救うということに主眼があるのか。それとも牛乳の生産を安定させよう、そのためには価格の安定をさせなければならぬ、そのどちらに主眼があるのか。まずそれを伺いたい。
【次の発言】 要するに目的は両方に融資するということが書いてありますが、しかし主眼点は生産者を第一に置いて、こういう方法をとれば、完全ではないけれども、とにかく生産者の安定に資するということで、こういう方法をとろうというのか。あるいはさしあたって中小の乳業者が困っておる、それを救済しようということが主眼なのか、まずその点をお聞きしたい。

第28回国会 予算委員会公聴会 第2号(1958/02/25、27期、自由民主党)

○山本(勝)委員 私はごく根本的な問題を一つだけお聞きします。時間もありませんから、ごく簡単に結論をお聞きすればいいのですが、社会保障の理念について伺いたい。  御承知の通り、日本の憲法の第二十五条においては、生活に困窮するすべての国民に対して国家が最低の生活を保障するということになっておる。国が生活に困窮するすべての国民に対しその困窮の程度に応じ必要な保護を行う。この自由主義の国家で、われわれの活動は原則として自由である、また責任も、自分で生活の責任は負う、自由に活動していく人生において起ってくるもろもろの危険に対しては自分で責任をとるということが、これは自由主義秩序における大原則だと思う。……

第28回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1958/02/15、27期、自由民主党)

○山本(勝)分科員 時間がないようですから、簡単に経済の計画を立てる方に伺ってみたいと思います。それはこの説明書にもたびたび出てきますが、わが国経済の安定的成長をはかるということが大きなねらいのようで、文書にも書いておるし演説にもありますが、安定しながら成長していくとか進歩していく、ここにねらいがあるのだと思う。その場合に安定を破壊するいろいろな要因というものはどういうふうなものを考えておられるのかをお聞きしたい。安定をはかるといっても経済はどういうふうな要因で安定が破れるものかという、安定の破れる要因がわからぬと、安定をはかるという対策の立ちようがない。ですからおそらく安定的成長という究極目……

第28回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1958/02/13、27期、自由民主党)【議会役職】

○山本主査 ただいまより予算委員会第二分科会を開会いたします。  この際一言ごあいさついたします。今回私が当分科会の主査に指名されました。各位の御協力によりまして、分科会の審議を円満に終了いたしたいと存じます。  本分科会は昭和三十三年度一般会計予算及び昭和三十三年度特別会計予算中、文部省所管、厚生省所管及び労働省所管の審査を行うことになっております。なお、予算委員会理事会の申し合せにより、分科会の議事は、来たる十七日に議了することになっておりますから、さよう御了承願います。  それでは、昭和三十三年度一般会計予算及び昭和三十三年度特別会計予算中、厚生省所管について説明を求めます。厚生大臣臨時……

第28回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1958/02/14、27期、自由民主党)【議会役職】

○山本主査 これより会議を開きます。  昭和三十三年度一般会計予算及び昭和三十三年度特別会計予算中、労働省所管について説明を求めます。二階堂政務次官。
【次の発言】 次に補足説明を求めます。松永会計課長。
【次の発言】 大蔵省の説明は要りませんか。
【次の発言】 ちょっと主査から申しますが、予定の時間が来たのと、それからこの問題は非常に重大な問題だと主査も考えるのです、それは労働の立場からあなたのような議論も立つ。しかし金融機関というものは単なる営利事業というものではない。その波及するところはとうてい普通の会社で障害を起った場合の影響と、金融機関に破綻が起ったときの影響とは雲泥の差であって、従……

第28回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1958/02/15、27期、自由民主党)【議会役職】

○山本主査 これより予算委員会第二分科会を開きます。  昭和三十三年度一般会計予算中文部省所管について説明を求めます。臼井文部政務次官。
【次の発言】 次に補足説明を求めます。天城会計参事官。
【次の発言】 質疑の通告がありますので、順次これを許します。周東英雄君。
【次の発言】 では内藤初中局長から、補足説明をしたいとのことでありますから、これを許します。
【次の発言】 辻原弘一君。
【次の発言】 ちょっと申しますが、もう一人同じ問題の質問があるのです。時間的制約があるので、一つ準備があるとかないとか、結論だけ簡単に説明をしていただきたいと思います。

第28回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1958/02/17、27期、自由民主党)【議会役職】

○山本主査 これより会議を開きます。  昭和三十三年度一般会計予算中文部省所管について質疑を継続いたします。質疑の通告がありますので順次これを許します。辻原弘市君。
【次の発言】 坂田君より関連質疑の申し出がありますので、これを許します。坂田君。
【次の発言】 柳田秀一君。
【次の発言】 ちょっと柳田君に申し上げますが、十二時半に一応午前の分は打ち切りますから、その予定で進めて下さい。
【次の発言】 午前の会議はこの程度にいたし、午後一時三十分より開会し、文部省所管に対する質疑を続行いたします。  暫時休憩いたします。     午後零時二十五分休憩



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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