神田大作 衆議院議員
27期国会発言一覧

神田大作[衆]在籍期 : |27期|-28期-31期-33期
神田大作[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは神田大作衆議院議員の27期(1955/02/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は27期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院27期)

神田大作[衆]本会議発言(全期間)
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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 衆議院本会議 第41号(1955/07/14、27期、日本社会党(右))

○神田大作君 私は、日本社会党を代表し、日米相互防衛援助協定等に伴う秘密保護法の一部を改正する法律案に対し反対の討論をなさんとするものであります。(拍手)  御承知のごとく、昨年MSA協定に基く秘密保護法が制定せられましたとき、わが党はこれに反対をいたしました。その理由は、第一、MSA協定自体が日本の防衛をアメリカの一方的意思に従属せしめるおそれがあることであります。第二は、防衛秘密の範囲がアメリカの国法の規定に従って自動的に拡大されるおそれがあるからであります。(拍手)第三に、範囲の規定が不明確であって、いかような拡大解釈をも許すことができ得るからであります。第四に、かかる不明確な規定によっ……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 衆議院本会議 第45号(1956/05/08、27期、日本社会党)

○神田大作君 私は、日本社会党を代表して、このたびほとんど全国一円を襲った凍霜害による農作物の甚大なる被害に関し、総理大臣、大蔵大臣、農林大臣に対し緊急質問を行わんとするものであります。  今次凍霜害は、四月二十九日より三十日にわたり、北関東、東北、中部、近畿、九州、四国の各県を中心とし、北海道を除くほとんど全国各地域に及ぶ激烈なる寒波の襲来を見、麦、桑、茶、バレイショ、果樹、苗しろ、菜種、蔬菜、葉タバコ等、発芽期、開花期、穂孕期及び出穂期に当った各種作物に甚大なる被害を与えたのであります。中央気象台がいち早く発表した農業気象災害推定調査報告によりましても、被害地域の広さと被害の深度においては……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 衆議院本会議 第26号(1957/03/29、27期、日本社会党)

○神田大作君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま上程中の産業投資特別会計法の一部を改正する法律案に対し、反対の討論を行わんとするものであります。  本案は、昭和三十一年度の自然増収の一部である三百億円を産業投資特別会計に新たに繰り入れ、百五十億円を三十二年度に、その残りの百五十億円を三十三年度に使用せんとするものであります。しかし、もともと、この会計は、貸付金の回収金及び利子余裕金の運用利益金、前年度の歳計剰余金等をもって充てるものであります。ところが、それを、今回政府は三十一年度の自然増収に目をつけまして、これら一般財源からも資金に繰り入れられるように改正せんとするものであります。……

神田大作[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院27期)

神田大作[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 行政監察特別委員会 第3号(1955/06/22、27期、日本社会党(右))

○神田(大)委員 議事進行。理事会でいろいろとこの問題に対して審議をし、議論もたくさんあります。そういう議論の過程においてなったというようなことを詳細に委員長が説明して、そしてそれに対しまして採決をとるというならば、質問があるかないかそれはわかりませんが、ただこの問題は下調査が済んだからそれでこれを委員会にかけるというようなことをやれば、委員として質問するのは当然です。どういう過程によって委員会に取り上げるかということに対して質問をするのは当然であるから、この質問は十分委員会において聞いて、そして慎重審議すべきであると私は思う。
【次の発言】 たとい理事会で満場一致できまろうとどうであろうと、……

第22回国会 行政監察特別委員会 第4号(1955/06/24、27期、日本社会党(右))

○神田(大)委員 時間が制限されておるので、簡単に要領だけをお尋ね申し上げます。  まず第一に、教科書が制定されるに当りまして、調査員というものが任命されまして、調査員によって教科書が評価されますが、それに対して検定基準というものがあるということを聞いておりますけれども、この検定基準は一体どういうものであるか、お尋ね申し上げます。
【次の発言】 この検定基準なるものは、いつ作られまして、その後においてはどういうふうに改訂されておったか、簡単でけっこうですから、経緯を御説明願います。
【次の発言】 この各科の指導目標を作るに当りましては、実資的には文部事務官が参画して、その指導のもとに各科の指導……

第22回国会 行政監察特別委員会 第5号(1955/06/27、27期、日本社会党(右))

○神田(大)委員 時間がありませんから、簡単にお尋ね申し上げます。  最初に、公正取引委員会でもって警告を発しなければならなかった動機といたしまして、三人の方から、申請といいますか、申し入れといいますか、そういうことがあったということですが、その三人の方の職業並びにその人たちの立場等を御存じでありましたならば、お知らせ願いたいと思います。
【次の発言】 こうすると、その三人の方はそれぞれ教科書全社の枢要な地位を占めておる方々でございますけれども、こういう申し入れをいたしました人たちの教科書会社は、今あなたが警告を発したような事態はこの会社にはなかったのでございましょうか。

第22回国会 行政監察特別委員会 第6号(1955/06/29、27期、日本社会党(右))

○神田(大)委員 暑いところ、まことに恐縮ですが、証人にお尋ねいたします。  証人は二十六年に渡米されたと申されましたが、いつでございますか。
【次の発言】 そうすると、長野県における事件に関しましては、証人は詳細承知しているだろうとわれわれ思うのですが、証人はいかがですか。あの事件に対して詳細にご承知でございますか。
【次の発言】 あなたの会社にはたくさんの人が参観や視察においでのようでございますが、その際に、そういう人たちに旅費を与えたり、あるいは宿泊料を与えたり、観劇料を与えたりするようなことがありませんか。
【次の発言】 非常にそこが大事なのでございます。われわれは何も学校図書だけをど……

第22回国会 行政監察特別委員会 第7号(1955/07/01、27期、日本社会党(右))

○神田(大)委員 議事進行について。最初の予定だと、きょうは午前中に大日本図書株式会社常務取締役の早川康一氏を呼ぶわけになっておったのでありますが、これを呼ばなかったのはどういうわけでありますか。
【次の発言】 同僚の方が御質問申し上げましたので、簡単に二、三御質問申し上げます。  先ほどから問題になっております文部官僚が検定に際しまして調査員の調査した内容について容喙をするということは、われわれもしばしば聞いておるのでございますが、あなたは、その具体的な名前を申して、だれそれがそういうことをしたということは言えないでありましょうけれども、そういう事実があるということをお聞きでございますか、お……

第22回国会 行政監察特別委員会 第8号(1955/07/04、27期、日本社会党(右))

○神田(大)委員 証人に簡単に二、三お尋ね申し上げます。  証人は、先ほどの委員長の質問に対しまして、調査員の非公開に対して公開にせよというような発行者側の意見があると言う。その根拠は、いわゆる調査員を非公開にしておりましても、それがある業者に漏れてしまう、あるいはある業者には漏れない、漏れ聞くことができない、そういうことになりまして、いわゆる業者間において非常な不公平が生ずる、そういう意味合いにおきまして、これは公開すべきであるという御意見でありますが、その点について間違いございませんか。
【次の発言】 そうすると、証人は、現在調査員が非公開になっておりましても、実際はこれが一部の業者に漏れ……

第22回国会 行政監察特別委員会 第9号(1955/07/06、27期、日本社会党(右))

○神田(大)委員 証人に二、三お尋ね申し上げます。  まず第一に、地方にありますところの特約供給所、この特約供給所は一府県に大体一カ所、東京とか大阪とかそういう大きいところには数カ所あるようでございますが、この特約供給所は、われわれから考えてみますると、非常に独占的な傾向を持って、その下にあるところの取扱所等に対しましてもその選定を独断でもって決定するような力をお持ちになっておるようでございますが、この特約供給所に対してあなたの方の会社は補給利子をお支払いになっておるのでありますか。
【次の発言】 その補給利子の割合はどのくらいです。

第22回国会 行政監察特別委員会 第11号(1955/07/11、27期、日本社会党(右))

○神田(大)委員 証人に若干お尋ね申し上げます。  証人は、八日の発言の中で、いわゆる日本の教育におけるところの教科書の内容が非常に偏向しておるというようなことを申されまして、その偏向した実例をたくさんおあげになりましたが、それは、どれとどれとで、どこから出版になった本であるか、もし実物があればお見せ願いたいと思います。
【次の発言】 証人は八日に読み上げました本をそこにお持ちのようでございますから、それを一つお見せ願いたいと思います。
【次の発言】 証人は、偏向したという本の内容におきまして、当然読まなければならねいことを読まなかったり、書いてないことをわざわざ読んだりいたしませんでしたか。

第22回国会 行政監察特別委員会 第13号(1955/07/15、27期、日本社会党(右))

○神田(大)委員 簡単に二、三お尋ね申し上げたいと思います。  検定基準ということが教科書の内容に対しまして大きなワクとなっておるのでございますけれども、証人の石山さんに、現在の検定基準というものがこれでいいかということを、まずお尋ね申し上げます。
【次の発言】 今検定基準に対しまして文部当局にこれを改訂したいというような意向があることも聞いておるのでございます。それが、われわれから見ますると、戦前のような思想的な背景を多分に持ってそういう方へ改訂したいというような動きを聞いておるのでございますけれども、こういうことに対しまして証人はどうお考えになりますか。

第22回国会 行政監察特別委員会 第16号(1955/07/28、27期、日本社会党(右))

○神田(大)委員 証人に簡単にお尋ね申し上げます。  最近、あなたの会社は、昭和二十六年度に五千五百万、昭和二十七年度に三千三百万、昭和二十八年度に二千八百万というように、発行部数が減ってきた。特に、昭和二十六年度から見て昭和二十七年度には約二千万から減ったというようなことについては、大きな原因があるだろうと思うのでございます。先ほどもそのことについてあなたはちょっと触れられたようですが、その原因についてお尋ねしておきます。
【次の発言】 発行会社の数がふえたので、それだけあなたの会社の発行部数が減ったと言われるのでありますが、ある教科書会社においては、三十六年度に千九百四十二万だった、それが……

第22回国会 行政監察特別委員会 第17号(1955/07/29、27期、日本社会党(右))

○神田(大)委員 だいぶ証人も長時間で疲れておりますので、私は今までの証人の証言において大体了解いたしましたので、簡単にただ一点だけお尋ね申し上げます。  それは、私たちは子供のころ、天孫降臨というようなことが歴史にありまして、天照大神が降臨したというようなことを麗々しく事実としてわれわれは教えられた。そのような史実に即しないところの統一した思想のもとの教科書によって教えられてきたのであります。
【次の発言】 そういうような間違った歴史を教えられてきました。しかし、現在のような社会科の本を見ますと、私は今の子供は非常に幸福だと考えるのであります。事実を一つ一つ教えてきておるのであって、私たちは……

第22回国会 行政監察特別委員会 第18号(1955/08/01、27期、日本社会党(右))

○神田(大)委員 証人にお伺い申し上げますが、福島県で教科書を採用するに当りましてとっておられた方策の中で、選定委員というのがありますが、選定委員というものは、どういう方々を、どういう方法で、何人お選びになったか、お伺いいたします。
【次の発言】 この選定委員は一体どういう方法でどなたが選任するのですか。
【次の発言】 この原案というものはどこで作成いたしますか。
【次の発言】 この選定委員と教育委員会との関係をお伺いいたします。
【次の発言】 採択の権限というものをあなたはどういうふうにお考えになりますか。
【次の発言】 県の教育委員会が採択の権限があるのに、教科書の選定委員を選定するに当り……

第22回国会 行政監察特別委員会 第19号(1955/08/02、27期、日本社会党(右))

○神田(大)委員 だいぶ時間もたちましたから、簡潔に御質問申し上げます。  今いろいろ同僚委員の御質問に対する御証言を聞いていると、どうも私ども納得のいかないことは、あらゆることが事務局まかせでもって、教育委員会が知らないというようなことでございますが、こういうことは常識から言ってもわれわれは納得できないのでございますが、あなたはかつて学校図書の駐在員をやっておった、あるいはまた安藤委員もこの教科書会社の駐在員とか編集顧問をやっていたというように、福島の教育委員会は教科書会社と非常に深い関係のある人が委員になられているようでありますが、そういう関係で、かえって教科書の採択に関係すると世間の疑惑……

第22回国会 行政監察特別委員会 第20号(1955/09/19、27期、日本社会党(右))

○神田(大)委員 議事進行について。議題に入る前にちょっと委員長にお尋ねをしたいと思うのですが、実は過般日本民主党の名でもって「うれうべき教科書の問題」というパンフレットが出ましたが、このパンフレットの「はじめに」という書き出しのところに、「衆議院の行政監察特例委員会の会議録にあらわれた諸事実と、それを中心になされた調査の、概括的な、さいしょの報告書である。」こういうように書いてありますが、行政監察特別委員会が教科書問題を取り上げるときに、われわれは、この理事会において、こういうような教科書問題等につきましては政党政派の政争の具に供することのないように調査をしていくというようなことを申し合せた……

第22回国会 行政監察特別委員会 第21号(1955/09/20、27期、日本社会党(右))

○神田(大)委員 証人にお尋ね申し上げますが、先ほど佐々木委員の方からいわゆる北教組の支部へやったというようなことを取引するというような言葉で表現されておりますが、私たちはこれを取引と思っていない。そういう点について、あなたはそれを取引と思っておるかおらぬか、その点をお尋ねいたします。
【次の発言】 われわれは、しろうとですから、その点についてはよくはわかりませんけれども、少くともこの差額を貧困児童に使用し、あるいはこれを編集費のために――広い北海道の地域に合うところの編集をするためにはたくさんな費用がかかる。そういうために使われておるとわれわれは了解したのでございますけれども、そういう意味か……

第22回国会 行政監察特別委員会 第23号(1955/09/22、27期、日本社会党(右))

○神田(大)委員 だいぶおそくなりまして、証人は昼も食べないで恐縮でございますが、簡単に一、二点だけ大事なことでありますので御質問申し上げます。  証人は地区連絡協議会というものの権限によって教科書の採択をやっておるようでございますが、これはどういう根拠でやっておりますか、お尋ねします。
【次の発言】 教育委員会の法律の中に、教科書の採択の権限は教育委員会にあるということがはっきりしておる。このことを御存じですか。
【次の発言】 そうすると、採択委員会や選考委員会を作って、そうして教科書の採択をするということは違法であると私は思うのですが、あなたは違法と思いませんか、思っておりますか。

第22回国会 社会労働委員会 第12号(1955/05/24、27期、日本社会党(右))

○神田(大)委員 つき添い婦の問題に入る前に、先ほど提出になりました結核予防法の一部を改正する法律案について御質問を申し上げたいと思います。  国民全部に対しまして健康診断をするというようなことにつきましては、まことにけっこうなことであると私は考えるのでありますが、一体、国民全体に健康診断をする場合において、これを実施するところの準備が果してできておるかどうか。国民の健康診断をするというようなことは、容易なことではないのでありまして、今の保健所のあの機構でもって、これがスムーズにできるかどうかということについて、当局の御見解をただしたいのであります。

第22回国会 社会労働委員会 第15号(1955/05/27、27期、日本社会党(右))

○神田(大)委員 同僚委員の方々から御質問がありましたので、重複することを避けまして、簡単に二、三御質問申し上げます。  まず加藤参考人にお尋ねいたします。先ほどつき添い看護婦制度を廃止して雑仕婦にするということに対しまして、御賛成のようでございましたが、現在のようなつき添い看護婦の数から申しますと、われわれの調査からいきますと約四千人、厚生省からの数字によりましても三千五、六百人のつき添い看護婦のかわりに、二千二百七十人くらいの雑仕婦がそれを補う、そういうような状態であります。しかも、つき添い看護婦の場合は、平均十六時間勤務しておりますが、雑仕婦の場合には八時間勤務というような、そういうふう……

第22回国会 社会労働委員会 第21号(1955/06/13、27期、日本社会党(右))

○神田(大)委員 この富士自動車問題は、非常に重要な問題でありまして、井堀委員が質問されました当時、基本的には、外交問題によってこれを解決しなくてはならぬ、こう考えているのでありますけれども、富士自動車の人員整理にからみまして、非常に時間的に緊迫しておると思うのでございます。六月一ぱいに、とにかく四千人からの人員を整理しろ、もしこの人員を六月一ぱいに整理しなければ、富士自動車に対する米軍の契約を打ち切るというようなことまでもほのめかして、強制的な首切りを強要しているような、こういう緊急な事態に対しまして、今まで、政府はどのような態度をとっていたか。こういう事態が速急に起るというようなことは、も……

第22回国会 社会労働委員会 第22号(1955/06/14、27期、日本社会党(右))

○神田(大)委員 大分長くなりまして、お疲れのところ恐縮でございますが、二、三の点についてお尋ねをしたいと思います。  簡単な基礎的なことでございますけれども、会社の労働者の勤続年限は、一年以内の者は何人、二年以内の者は何人、三年以内の者は何人、概略でけっこうでございますが、こういうことがおわかりになりましたら、お教え願います。
【次の発言】 大体特需産業の特殊性によりまして、一年ごとの契約であるというようなことでございますので、来年の契約が今年の契約だけあるかどうかということはわからないような不安定な契約というふうな状態におきまして、朝鮮事変終了後におきましては、この仕事か減少するということ……

第22回国会 社会労働委員会 第25号(1955/06/17、27期、日本社会党(右))

○神田(大)委員 時間がありませんから、簡単にお尋ね申し上げたいと思いますが、国立足利療養所におきまして、所長の退任を含めた十四、五項目の要求を出しまして、ストライキといいますか、患者のレジスタンスが行われておるのでありますが、これに対しまして、私きのう足利に参りまして、結核にかかっておる患者の方々が、所長の部屋の前にすわり込みをするというような事態になりましたものですから、私は仲介に入りまして、すわり込みというようなことに対しましては、説得いたしまして一応やめさせたのでございますが、こういうような状態に陥りましたにつきまして、私はたくさんの国立療養所そのものに対する欠陥があると思うのでありま……

第22回国会 社会労働委員会 第39号(1955/07/12、27期、日本社会党(右))

○神田(大)委員 足利の問題について、岡本委員から質問がありました点に関連いたしまして、ちょっとお尋ねをいたしておきたいと思います。われわれといたしましても、大体解決の方向に向ってきていることを非常に喜んでおるのであります。しかしながら、今後ああいう問題がほかの病院に起るような場合も考えられますので、一つ根本的な考え方を聞きたいと思うのです。  足利の療養所の今度の争議が起りました根本的な原因、それから患者側の考え方に対しまして、局長はどういうような心境、考え方を今持っておられるか、お聞きしたいと思います。
【次の発言】 局長がそういうふうに思われる節もないでもなかろうが、私は一番の問題は、患……

第22回国会 社会労働委員会 第54号(1955/07/30、27期、日本社会党(右))

○神田(大)委員 今、草野委員から詳しく質問がありましたから、私は簡単に局長にお尋ね申し上げます。私は再三にわたって足利療養所の問題について、局長に御質問申し上げたのでございますが、その後解決していないようであります。騒擾が足利療養所に起りまして、水の問題がこれの解決の根本であるということを指摘されましたが、その通りでございます。このストライキが起きてから、一体だれを現地の調査にやったか、お聞きしたいと思います。
【次の発言】 名前は。
【次の発言】 それでは、現地へ調査に行った者から、どのような報告を受けましたか。
【次の発言】 それは文書で受けたのですか、それとも口頭で受けられましたか。


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第23回国会(1955/11/22〜1955/12/16)

第23回国会 行政監察特別委員会 第3号(1955/12/14、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 だいぶ時間もたったようでございますし、ずいぶん論議も尽されておりますので、私は大事な二、三点だけをお尋ね申し上げまして、御見解を尋ねたいと思います。  この教科書問題がいろいろと問題になりました根本的なことは、やはり私は文部行政が非常に不徹底であったという点にあると思うのでございますけれども、こういうように教科書問題が世上において論議された責任は一体どこにあるか、あるいはその欠陥はどこにあるか、そういう点について率直な御表明をお願いしたいと思います。
【次の発言】 たとえば採択等に関しまして、いろいろと問題があるというようなことが言われておったが、こういうことに対して、あなた……

第23回国会 社会労働委員会 第3号(1955/12/09、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 関連して。今医務局長が排便の問題で、時間でもってやった方がいいと言われたが、医学的にはそういうことは可能な場合もそれはあるかもしれませんよ。しかし常識的にはそんなことは成り立たない。そういう考え方は――厚生行政をやる責任者のあなたがそういうことを言うことに対しまして、われわれは非常に奇怪なことだと思う。今後もそういう考えで厚生省はやるつもりですか。何でもきちょうめんに型にはめてやっていこうというような、そういう考え方でもってこの医療行政をやられたのではたまらない。そういう点についてあなたはもっと常識的な考えを披瀝してもらいたいと思うのです。私はこれは聞き捨てならないことだと思……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 農林水産委員会 第7号(1956/02/14、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 簡単に集荷制度の政府の考え方を、ちょっとわからない点がたくさんあるものですから、お聞きしたいのですが、昭和二十七年度に買い取り制でやったから非常に成績が悪く、しかも混乱するから、買い取り制はやらぬ、今度の場合は買い取り制でないからやるというようなことを言われているように聞くのです。一体私は今度の特集制度をやって二十七年と同じよう液結果がやはり起ると常識的に考えるのですが、そういう場合にあなたたちは買い取りでないから二十七年のような混乱は起きないという、そういう見通しについて、お聞きしたいのです。
【次の発言】 実際問題として、末端の今の特集の指定業者を作って集荷をさした場合に……

第24回国会 農林水産委員会 第8号(1956/02/15、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 関連して、大臣に今の特別集荷制度についてお尋ねいたします。大臣は、この委員会においてもあるいは予算委員会においても、買い取りはやらない、しかし特別集荷制度というものについてはやるというようなことを言われておったのですが、今の中村委員の質問に対しては、目下考究中であるというように今度は逃げを打っているのですけれども、一体農林大臣の真意はどこにあるのか。一体この特別集荷制度をやるつもりでいるのか、いろいろ考えてみたところが、非常に欠陥があるものだからまずいと考えて、この辺で取りやめる考えでいるのかどうか、その点を一つ御回答願いたいと思います。

第24回国会 農林水産委員会 第10号(1956/02/22、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 私は新農村建設の問題についてたくさん質問することがありますが、これはあとの機会にいたしまして、農業団体の再々編成の問題について質問さしていただきたいと思います。今淡谷委員の質問に対しまして、新らしい農業団体を作るというような御返答がありましたが、あなたはあるときは団体を作らないように言ったり、あるときは団体を作ると言ってみたり、あるいは平野三郎氏から言わせれば、河野構想によって農民会を作る考えを出しておる、そこで農業団体の間において非常な混乱を起しておる。農民もあなたの言動によって非常に迷っておる。だから本日あなたから、この農業新団体について、一つはっきりと作るなら作る、作ら……

第24回国会 農林水産委員会 第12号(1956/02/24、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 関連して。大臣にお尋ねしますが、今小川さんから、平野さんとあなたのいわゆる農業団体再編成に対する問題について、平野さんは河野農相の意を受けてやったということですね、(「それはもう済んでいるじゃないか」と呼ぶ者あり)黙って聞け。公開の席上で言明している。あなたは、何もおれはそういうことは言わぬと言う。平野さんがもしもないしょで、実は農相に頼まれたんだとこそこそ言っているなら問題にしない。しかし公開の席上ではっきりそれを言っておるのに、あれは平野が勝手に言っているのだというわけには済まされないと思う。あなたが真に言わないのなら、平野君にそれを弁明さすなり何かしなければ、その疑惑は……

第24回国会 農林水産委員会 第22号(1956/03/22、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 農業協同組合整備特別措置法案について当局にお尋ねをいたしたいのでありますが、政務次官が出てないようでありまして、大臣が出ないならば政務次官をすぐ呼ぶように……。
【次の発言】 大臣あるいは政務次官が出席したときに農業協同組合の整備特別措置法案の根本的な問題についてあらためて質問いたすことにして、局長に少しお尋ねしますが、この法案でもって大体不振農協というものが整備されるという見込みがありますか、そういう自信を持っておりますか。この点からまずお尋ねいたします。
【次の発言】 ずいぶん長々と御説明をいただきましたが、局長としては、この法律だけでは現在の不振農協を整備することは不可……

第24回国会 農林水産委員会 第23号(1956/03/23、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 一楽さんにお尋ねいたします。この整備法案では年々一億一千万円です。これでもって三千三百組合を整備するといっておりますけれども、これくらいの金を貸して一体不振農協の再建整備促進ができるかどうかということを承わりたい。
【次の発言】 これは私らが見ますと、現在の三千三百の不振組合を再建整備して軌道に乗せるには、一年に一億一千万くらいの金を補給してもできないと思う。それはもちろん更生できる組合もありましょう。ありましょうけれども、協同組合のになう現在の使命を果すためには、速急に、ここ一、二年内に相当の数の整備をしなければならぬと思う。というのは、経済界が次々に動きつつある。だから五……

第24回国会 農林水産委員会 第25号(1956/03/28、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 大臣にどうしても納得できない点をお尋ねしますが、農馬の改良のために外貨の割当があった。それで一万五千ドル余ったからこの競走馬を買ったというが、農馬の改良というものは八万五千ドル買えばたくさんだと、こう思っているのですか。これは十万ドル、もっと買っても足らぬと思う。それを八万五千ドルだけ農馬の改良のために買って、あと一万五千ドル余ったからそれで競走馬を買う、しかもこの競走馬というものは、通産省では三十年度における競走馬の外貨の割当は中止するとはっきり通牒を出しておる。にもかかわらずあなたが、監督の立場にある農林大臣が、こういうごまかしを、私はごまかしと言いますけれども、こういう……

第24回国会 農林水産委員会 第28号(1956/04/04、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 関連して。畜産局長にちょっとお尋ねしますが、種畜の問題であなたは、雌の種畜であるということを言っておられましたが、家畜改良増殖法の第三条には、種畜とは雄をいうとはっきり明文化してあるのですが、この点についてあなたはどうお考えですか。
【次の発言】 しからばあなたたちは、法律によって雌だの雄だのの定義が異なるのですか。
【次の発言】 しかし種畜というものは雄をいうというのです。あなたが言う、いわゆる畜産局の通達によるところの種畜というものは、増殖を目標にしている、家畜改良増殖法に基く種畜であるのだから、明らかに種畜というものは雄ということに定義がはっきりとしておるのであります。……

第24回国会 農林水産委員会 第30号(1956/04/17、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 時間がありませんから簡単に御質問申し上げますが、今の、政務次官が調査したといって報告されたことは、われわれが要求しておる調査の主眼点をはずしてあると思う。というりのは、われわれは、サラブレッド三頭の申請はどこで行なったのか、だれがやったのかということを要求しておるわけですが、それに答えていないと思うのです。
【次の発言】 これは、農林大臣である河野一郎氏が自分と関係のあるサラブレッドの輸入に対しまして、一体だれの申請によって外貨の割当をやったかということなんです。そういう点ははっきりしていないと思うのですが、政務次官、どうですか。

第24回国会 農林水産委員会 第35号(1956/04/28、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 永田さんに二、三簡単にお尋ねしておきたいと思います。河野さんと永田さんがアメリカでお会いになったときに、河野さんと一緒に買おうというような話し合いになった。その場合に、河野大臣は外貨の割当が一万五千ドルあるということを知らなかったとあなたはおっしゃっておりましたが、あなたが外貨の割当が一二万五千ドルあると言われましたときに、河野大臣も、外貨というものはそう簡単に割り当たるものではないということは、大臣である以上はよく御存じだろうと思うのでございますが、それに対してどういう話し合いがあったのか、もっと詳細にお話願いたいと思います。

第24回国会 農林水産委員会 第36号(1956/05/08、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 簡単に二、三御質問申し上げますが、私たちがこの機械公団でもってジャージー種を入れるということについて、どうしても今もって納得ができないのは、農地開発機械公団という公団の性格でもって乳牛を取り扱うというようなことが果して妥当であるかどうか、基本的にこの問題を明快に御説明願っておかないと、今後どういうことでもできる。公団で乳牛も入れることができる、あるいは場合によると農薬も入れることができる、いろいろと拡大解釈をして、何でもできるということになったなら、これはゆゆしい問題になると思うので、どういう理由で乳牛を入れなくちゃならぬか、また乳牛を入れるためには、今度は基本的に公団の法律……

第24回国会 農林水産委員会 第41号(1956/05/22、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 今度の家畜取引法案については、農家の立場に立って、農家が家畜を自由に取引をする上において、農家は獣医師とかあるいはその他家畜を業としておる人たちによって取引が阻害されておったというのが現実であったと思うのですが、そういう点に対しましては、いかなる考えを持ってこの法案を作ったか、その点をお尋ね申し上げます。
【次の発言】 市場における家畜売買の適正化をはかるためにせりをする人の資格をきめるとか、そういうことに対しましては、この法案においては何ら規定してないと思いますが、その点については自由にだれでも入っていくというようなことにした方が公正な取引になるのか、それともせりをする人の……

第24回国会 農林水産委員会 第43号(1956/05/25、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 通産省関係の方にお尋ねしますが、サラブレッド三頭を輸入した件につきまして、外貨割当の申請がしてあるかどうか。外貨割当がしてあるとすれば、だれがいつどういう様式でしてあるか御答弁願います。
【次の発言】 トロッター協会長の広沢春彦氏のトロッター三十頭輸入のための外貨の割当は申請してあるのですか。
【次の発言】 外貨の割当を申請する場合には発注書に基いて申請書というものができておると思いますが、その申請書の内容について詳しく御説明願いたいと思います。
【次の発言】 実畜である馬というのは種別であって、それに対して品種の欄にどういう品種であるかというのが申請書に書いてなくちゃならぬ……

第24回国会 農林水産委員会 第46号(1956/05/30、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 ゆっくりやりたいと思いますから、そのつもりで一つ聞いてもらいたい。  食糧の取締り等につきましては非常に厳重な検査機関と、それからそれに関連するたくさんの予算をとって、一俵の米たりといえどもくず米が入っていると不合格にして、過酷なほどの検査をやっておる。農産物に対する検査規定はそういうふうに厳重なものである。ところがあべこべに肥料の問題になると、予算の面においても非常に貧弱だし、また取締りの面においても非常にゆるやかだと思う。こういう点はまことにどうも遺憾だと思うのですが、こういうことに対しましてあなたたちはどうお考えになるか、お尋ねいたします。

第24回国会 農林水産委員会 第47号(1956/06/03、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 時間もありませんから、とりあえず簡単に御質問申し上げたいと思います。今度の凍霜害の被害は、農林省が発表になりました五月二十一日の表がございますが、その後の実際の被害状況はどのようになっておるか御発表願いたいと思います。
【次の発言】 これは五月の十五、六日にあった雪害その他の被害、それで二十一日発表後において相当被害状況が変化しておると思うのです。この変化の状況をこの委員会に正確に発表して、そうして予算を適正にとる方法をしなければならぬと思うのですが、その後何ら二十一日に発表したきり発表もなく、われわれはその後の状況がわからないのです。これは今度の対策に対して非常にますいのじ……

第24回国会 農林水産委員会 第49号(1956/08/01、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 簡単に二つばかりお尋ね申し上げます。  私たちはこの間宮城と山形を視察してきたのでありますが、この災害を見まして非常に考えなくちゃならぬと思われることは、河川の敷地内に民有地がありまして、これが今度の災害でもって非常な痛手をこうむっておる。この河川敷地内でもって全生活を営んでおるような農民もまたたくさんある。こういう場合になぜこの河川敷地を民有地のまま放置して、しかも水害が起れば必ず災害をこうむるというような状態にしておくのか、この処置に対しまして建設省と農林省の間においてはどのような話し合いが行われ、今後河川敷地内におけるところの民有地の問題に対しまして、当局はどう考えてお……

第24回国会 農林水産委員会 第50号(1956/08/11、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 ただいま小委員長からの報告がありましたように、今度の七月の水害は東北、北陸以外に鹿児島その他の地方にも起り、あるいはまた栃木、愛知等において六月、七月、八月にひょう害に襲われておりますので、これらの災害等に関しましても、この東北、北陸等における七月の水害と同様なる予算的措置を講ぜられんことを提案いたし、皆さんの御賛成を得たいと思います。


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第25回国会(1956/11/12〜1956/12/13)

第25回国会 農林水産委員会 第5号(1956/11/27、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 全国農業会議所の内田さんに伺いますが、今度の農業委員会法の一部改正案の一番大事な点は、組織の問題で、今まで選挙でもって委員を選ばれたものを、部落で推薦して町村長がそれを選任するという問題ですが、この問題について内田さんははっきりと、農業委員会としては今度の改正法案を支持すると申されておりますが、それに対する理由、どういう理由でそれを支持するかをはっきりと承わりたいと思います。
【次の発言】 今までの選挙でもって委員を民主的に選んだ方がいいんじゃないかとわれわれは考えているのですが、これをことさらに市町村の推薦あるいは部落の推薦、そういう形にどうして直さなければならないのですか……

第25回国会 農林水産委員会 第6号(1956/11/28、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 時間が大へんに制約されておりますので簡単に御質問申し上げます。引き続いてまことに御苦労さんです。  きのう全国農業会議所の方から、選挙の件について、選任ということにこだわらないというような御答弁をいただきましたが、北海道の岡村文四郎さん並びに農業委員会の伊那市の城倉さんに、今まで農業委員を選挙で選んだのにどうして選任にしなければならぬかということについてはっきりとした御意見を承わりたい。
【次の発言】 城倉さんの御意見でございますが、選任でいっても選挙でやっても同じ結果だ、こういう御説でございます。きのう私が申し上げました通り、選挙をするという規定があればこそ、無競争であって……

第25回国会 農林水産委員会 第8号(1956/11/30、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 今度の臨時国会でこの委員会をやるについて、農業委員会法の一部改正法案が上程になっており、これを審議することは、われわれも異議なし、賛成、しかもそれが日程をきめて火水木にやるという話になっておった。それ以外の日にやっているのですが、私はこれについて、もしそれ以外の日にやるなら、私が緊急に政府に要求している多久島事件の報告、これを中途半端にしておくわけです。多久島事件の報告を中途半端にして……(発言する者あり)黙って聞け。いま一つは食糧汚職の問題、今内外注視の的となっている食糧汚職の問題も報告せずして、そうして理事会でもってきめた日程以外の日に農業委員会法の一部改正の審議を進めて……

第25回国会 農林水産委員会 第9号(1956/12/12、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 議事進行について。私は今国会の冒頭の理事会で、食糧汚職をめぐるところの食料行政について当局の説明を求め、それに対する質疑をしたいということを申し入れておいたのですが、今国会中当局からそのような説明もなければ、私に対する質疑の機会も与えてもらわなかったということは非常に遺憾なことであります。今度の食糧汚職をめぐる食糧行政については、国民は重大なる関心を持っておると同時に、農林行政といたしましてもこれはしさいに検討しないと国家に対する被害は莫大なものがあると思う。そういう点について私はどうしてもこの委員会において責任者を呼んでこれを追及しなければならぬと思うのですが、この取扱いに……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 決算委員会 第27号(1957/04/18、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 実際に検査した河野説明員がおられるので、お聞きしますが、そのときに、一千万円の金が、それをあっせんしたと目される人に貸し出しされていた、これはどうなんですか。そのことについて御説明願います。
【次の発言】 その貸付はどういう形で貸付されておりましたか。
【次の発言】 その貸付が無担保でしかも保証人がない。無担保で無保証ですね。しかもそれが信用上貸し付けたというような見方は、これはどういうところから出たのです。
【次の発言】 それはあなたの先ほど言ったのと今答えたのとはまことに矛盾しておる。あなたは、さっきは債権が確保されておるものであると認めたと言いながら、今度は無担保、無保……

第26回国会 決算委員会 第28号(1957/04/19、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 あります。
【次の発言】 十五分という時間の制限がありますので要点だけを大臣にお尋ねいたします。  まず第一に、先ほど淡谷委員の質問によりまして、農林省の監査の非常に不備な点が指摘されたのでございますが、これに対して人員の不足とか、あるいはその他のいろいろの理由があるというようなことを申して、その点を了解してもらいたいというような大臣の言葉でございますが、あなたが言う言葉はちょっと私は納得できない。少くとも全国団体である重要な農業団体の最たる全購連あるいは全販連とか全中というような関係ですね、農林省は重点を置いてこれを監査しなくちゃならぬのに、指導連の監査とかほかの監査をやる……

第26回国会 決算委員会 第29号(1957/04/26、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 刑事局長にお尋ねいたしますが、今度の全購連事件は、去年の夏、競馬馬事件をわれわれ国会において追及しておったときに、このやみドル問題は、はっきりと浮き彫りにされたにもかかわらず、今日まであの競馬馬購入のやみドル問題を放任しておったということは、その責任がきわめて大きいと私は思うのでございますが、どうして今日まであの問題を徹底的に調査しないで放任しておったかということについてお尋ねいたします。
【次の発言】 競馬馬の貿易商であったところの藤井君がアメリカでしばらく、われわれが国会で問題にしておったときに、病気と称して帰朝しなかったのでございますけれども、その後国会においてこの競馬……

第26回国会 決算委員会 第30号(1957/04/27、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 だいぶおそくなりましたからこの次の機会に御質問することにいたしまして、一点だけお尋ねしますが、今同僚からいろいろ質問がありましたが、私はどうしても納得できない点がある。一体あなたたちは導入預金でもって預金を入れて、それに対しまして二分五厘から四分の金利を払って銀行経営をやっておる。そうしていて貸付の場合は幾らの金利であなた方は貸し付けておるのですか。
【次の発言】 導入預金の総額が二十億に近いと言われております。このような巨額の導入預金に対して二分五厘から四分の金利を払って、貸付の場合は日歩三銭五厘で貸し付ける。これでは銀行経営がやっていけないことは明らかでありますけれども、……

第26回国会 決算委員会 第31号(1957/04/30、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 一点だけお尋ねしますが、あなたは第一相互銀行の紊乱した銀行業務を立て直そうとして入ってきたのでございますけれども、非常に困難な仕事であって、普通の人ではとてもこれは承諾できないと思いますが、あなたは専門家であるから、第一相互銀行の内容をつぶさに調査して、これを再建できるというような自信を持って乗り込んで来られたのだろうと思うのでありますけれども、この間あなたはどうお考えになって、この銀行り立て直しに入られたか、お聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 もちろん私がこういう質問をしますれば、あなたが今のような答弁をするのは、銀行業務をやっておるものとして当然だろうと思いますが……

第26回国会 決算委員会 第32号(1957/05/06、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 ちょっと関連……。渡部局長なりその他の方、前肥料課長の方がいいと思うのですが、吉田委員からも質問がありましたが、今度の問題について、東独のカリ輸入が全購連事件と非常に関連しておるということが言われておる。その中で特に前農林大臣の河野一郎氏が大きな役割をしておるというようなことは、関係者はほとんど周知の事実のように言われておるのですが、この……。非常な重大問題だと私は思うのです。この東独のカリ輸入に関して前河野農林大臣が海内技官を伴って行った場合に、どこの業者をどういう関係で一緒につれて行ったか、あるいは向うで待ち合せをしたか、その点のいきさつを詳細に説明してもらいたいと思いま……

第26回国会 決算委員会 第35号(1957/05/13、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 証人は何も知らぬというような御答弁であります。少くとも東独のカリ輸入の問題につきましては、今まで日綿実業が一手に東独から輸入しておりましたカリを、今度はあなたたち購入商社が相談をいたしまして、何か地域別の輸入組合を作って、分け合って輸入しよう、そういう相談をしたことは事実でございますけれども、あなたはこれに対して下僚に指示を与えたと思うのです。 これは会社の事業の大きな転換ですから、こういう点について詳しく御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 それはあなたのところではこのような仕事をする場合に、部下に仕事をやらしておいて、あとから報告だけを受けるというような、そういうや……

第26回国会 決算委員会 第37号(1957/05/15、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 証人に二、三お尋ねいたします。あなたの会社は、今度の東独カリの輸入に際して八社から五社にする場合に、脱落といいますか、落された方の会社でありますけれども、これは社の利益に関する重大問題でありまして、先ほどの委員の質問に対して知らないということでございますが、専務としてこのような社運に関することを知らないということは、われわれ常識として考えられないのでございます。当時ほかの会社は、農林省から東独のカリ輸入の会社に指名されるために猛烈な運動をやっておったようですが、あなたのところは、そういうことに対して何ら関心を持っておらなかったのですか、何らかの方法をやりましたか。

第26回国会 大蔵委員会 第5号(1957/02/19、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 食糧管理特別会計法の一部改正に関する法律案に関しまして、大臣に二、三御質問を申し上げます。  まず第一に、食管会計の問題につきましては、いろいろと議論がされたのでありますけれども、食管会計そのものがまことに漠然としておりまして、われわれも非常に理解しにくいのでございますけれども、こういう漠然としている食管会計を明るみに出して、国民に納得をしてもらうためにどういう方法をとろうとしているか、お尋ね申し上げます。
【次の発言】 食管会計の特別調査会を作って、食管会計について御調査をするような話でありますけれども、私は、調査会を作ること自体はけっこうなことであろうと思うのです。しかし……

第26回国会 大蔵委員会 第6号(1957/02/20、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 きのう私が食管の赤字百六十一億円を補正予算で埋めるべきであるというようなことを申したのでございますか、この場合に、これは借入金で埋めても差しつかえないというような御答弁でございますが、これの法的根拠を御明示願いたい。
【次の発言】 食料管理特別会計法の第二条、第三条は、特に第三条においては「食糧及農産物等ノ買入代金ノ財源ニ充ツル為必要トキハ」とありますから、これはあくまでも必要経費であって、これでもって赤字を借入金で埋めるというようなことはないのですね。赤字を借入金で埋めるということは、財政法の本質からいっても、赤字をまた赤字で――借り入れというのは、特別会計のは赤字借入金で……

第26回国会 大蔵委員会 第10号(1957/03/08、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 議事進行について。大蔵委員会で、特に重要な税三法が上程されておるときに、与党がりょうりょうたる出席のもとにこの重要法案を審議するというようなことは、はなはだもって遺憾であるから、この際与党の反省を求めてから議事を進めてもらいたい。
【次の発言】 質問の前に、私は委員長に注意を喚起し、特に自民党の諸君もよく聞いてもらいたいと思う。というのは、大臣がでこなければ次官がいて、そうしてわれわれの論議を聞いておるというのが大体の常識です。ところが、大臣がいないと次官もいない、こういう委員会はありません。一体次官というのは提案の説明をするだけで、何かロボットで、印刷物を読んでいるにすぎな……

第26回国会 大蔵委員会 第15号(1957/03/19、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 私は、この前時間がなかったので、きょうは農業所得の問題についてお聞きを申し上げたいと思います。  過般閣議決定になりましたところの、農業所得の収益に対しましては、農林統計調査機関の作成したところの反当収量を尊重するという閣議決定に対して、この前国税庁長官は、尊重しておるというようなことでございますけれども、実際面において調査いたしますると、この作報事務所の統計とあなたたちが徴税のためにとる収量とは、非常に食い違っておる。ほとんど食い違っておる。食い違っておらないのは、少し長野県にありますけれども、全部が作物統計事務所の方の収量の方が少くて、あなたの方が多い、こういう現象であり……

第26回国会 大蔵委員会 第16号(1957/03/20、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 私は、時間が一時までということでありますので、揮発油税について基本的な問題だけをお尋ねして、後刻また質問したいと思います。  揮発油税法案の政府提案の理由を見ますと、先ほど横錢委員からのお話がありました通り、これだけを見たのでは、どうして揮発油税を上げなけりゃならぬかという理由がはっきりしない。それで、この理由の中に「最近における揮発油の取引の状況及び道路装備財源の確保の必要性にかえりみ」とこうありますが、この点について詳細な説明をお願いします。
【次の発言】 この道路をよくするために揮発油税を取って、それによって道路を改良するということでありますが、これは、一般財源を使わな……

第26回国会 大蔵委員会 第18号(1957/03/26、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 関連して。この際、次の質問の参考にするためにお聞きしますが、今度の産業投資特別会計法と財政法の第六条とをどういう関係においてあなた方は解釈して、この産業投資特別会計法へ三百億円の予算を入れたかという点を御説明願います。
【次の発言】 そうじゃないんだ。財政法第六条には、国の剰余金が出た場合は、これを公債に充てるということが書いてあるのです。そういう考え方からしますると、途中で剰余金が出ようとすると、特別会計の方へ入れていけば、いつも剰余金というものは出ないことになる。そういう関係において、あなたたちはどういう解釈のもとに三百億を産業投資特別会計の方に入れたかということです。

第26回国会 大蔵委員会 第19号(1957/03/27、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 井出さんから法的な問題についていろいろ御質問がございました。私もきのうこの問題に非常に疑問を持ちまして、質問をしたわけですが、今当局は、一体資金というものをどう考えているか、資金というものはどういう性質のものであるか、御説明願います。
【次の発言】 そうなると、今あなた方が井手委員に答弁して、そのときに消費するのだというようなことを言っておりますけれども、資金というものは保有するものです。そういうことになりますと、その会計年度において消費することをしない意思をもって、特定の目的と用途に充てるものを資金だと私は思う。そういう意味合いで言いますと、これは、この十二条の精神に違反し……

第26回国会 大蔵委員会 第20号(1957/03/28、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 私は日本社会党を代表いたしまして、ただいま問題となっております産業投資特別会計法の一部を改正する法律案に対しまして、反対の討論を行います。  産業投資特別会計法の一部を改正する法律案は、昭和三十一年度の自然増収の一部である三百億円を産業投資特別会計に繰り入れ、百五十億円を明年度に、残り百五十億円を明後年度に使うという趣旨の法律案でありますが、私は第一に指摘したいことは、この考え方が財政法の精神に違反するという点であります。財政法では、当年度の剰余金は、二分の一を翌々年度までに国債の償還資金に充てることが明記されてありますが、政府は自然増収の大きいところに目をつけて、これを先使……

第26回国会 大蔵委員会 第22号(1957/03/30、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 私は大蔵大臣と建設大臣に、経済閣僚として関連して一つお伺いをしておきたい。  今度のガソリン税の増徴に対しまして国民が一番心配しておるものは、こういうような増徴によりまして物価が上り、あるいは運賃が上り、ひいてはインフレを助長するのではなかろうかということでありますが、この問題に対しまして、ガソリン税の増徴と関連いたしまして、どのようにお考えになっておられるか、お答え願いたい。
【次の発言】 建設大臣は、大蔵大臣の言われる通りであるというようなことでございますけれども、あなたは経済閣僚として、建設業務を受け持っておる責任者として、大蔵大臣と全く同じだというような見解はちょっと……

第26回国会 大蔵委員会 第39号(1957/05/17、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 金が百二トンというような報告がありますね。当時のこの報告では百八トンとある。そうすると、あなたが合金を分けると、ほんとうは百二トンというものは、もっとふえなければならない、なぜ減っているのですか。
【次の発言】 そうすると、純のもの、不純のもの、どこかに数字が出ているのですか。
【次の発言】 銀の場合は、この報告によりますと二千百四十トン、しかし当時の報告は二千三百六十五トンです。この数字も違っているし、合金の分が含まれればもっとふえなければならない。その点はどうなんですか。
【次の発言】 純量とか総量とかいうことは、一体どういうことなんですか。

第26回国会 大蔵委員会 第40号(1957/05/18、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 井手委員の質問に関連いたしまして御質問申し上げます。肥料の問題について、高くはないというようなことを言われておりますけれども、少くとも専売公社は、全国の耕作者がどのような肥料を使って、どういう価格で肥料を使っておられるかというようなことは、御調査になっておるだろうと思います。一つその資料を出してもらいたい。各連合会ごとでけっこうです。それで、私は専売公社が指示しておるところの肥料がどのように高いかというような一例をあげてみます。これはタバコの配合肥料でございますが、六貫目袋でもって、これはある組合が配給になったのでありますが、七百四十八円で農家庭先渡しになっておる。ほかの方か……

第26回国会 大蔵委員会 第45号(1957/07/11、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 時間にも制限があるようでございますから、できるだけ簡単に御質問申し上げます。  葉タバコの問題につきましては、いろいろと御質問申し上げる点があるのでございますけれども、さしあたって、本日は葉タバコの収納価格の問題につきまして、若干御質問申し上げたいと思います。  三十二年度の収納価格というものはどのようにして御決定になるつもりであるか、まず舟山副総裁にお尋ね申し上げます。
【次の発言】 この農業パリティによってきめるというようなことでございますが、生産部長もおいででございますから、今まで、昭和二十二年以降の価格の推移と申しますか、あるいはこれらの価格の構成と申しますか、そうい……

第26回国会 大蔵委員会 第47号(1957/08/13、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 私は、この前専売公社の方々に対しまして、収納代金の問題についてお尋ね申し上げました。きようは、八月中に収納代金の価格の方針をきめるということでございますので、もう日にちもないようでございますから、本年度の葉タバコの収納代金に対する御方針が大体見当がついたろうと思いますので、その問題につきまして、総裁の御意見を承わりたいと思います。
【次の発言】 大体その程度の話は、この前聞いておったのです。この前、私は葉タバコの収納代金というようなものは、労働者でいいますれば賃金、ほかの農産物でいいますれば米価――米価の決定にいたしましても、米価審議会の議を経て生産者の意向を相当慎重に考慮し……

第26回国会 大蔵委員会 第49号(1957/09/11、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 関連して。畜産局長には、私も酪農振興でたくさん質問があるのですが、時間の関係であとにします。  国税庁長官に、時間もないようですから、十分ばかりお尋ねします。国税庁では、過般大量処分をいたしまして、首切り五名、停職三十三名、戒告三十五名、訓告三十五名、厳重注意が百八十名というような、空前絶後というような大量処分をいたしましたが、このことについては、私は当局側において大きな責任がある、当局側の責任を何ら反省せずして、片方だけでこのような苛酷な処分をしたことについて、あなたはどうお考えになっておるか、それからお尋ねします。

第26回国会 大蔵委員会 第51号(1957/10/05、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 大蔵省の政務次官に来ていただくようにお願いしておいたのですが、見えないのはどういうわけですか。
【次の発言】 それでは、次の機会にお願いいたします。
【次の発言】 私は、時間もありませんから、簡単にお伺いいたしますが、現在農林省の食糧事務所の検査員が、超過勤務手当がないために、食糧の検査ができないというような緊急事態に立ち至っております。毎年早場米の出荷が殺到するときに、当然与えるべき超勤を与えないで、農民や検査員に非常な迷惑をかけておる点がありますので、その点について、大蔵省の給与関係の係官として、どのようにお考えになっておるか、お尋ねいたします。

第26回国会 農林水産委員会 第47号(1957/06/05、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 私は大臣に対しまして、今作付を前にいたしまして、全国の農民の非常に注視の的になっておりますところの生産者米価を、政府といたしましては、一体いつ、どの程度にきめようという考えを持っておるか、お尋ねいたしたいのであります。
【次の発言】 臨時食糧管理調査会の答申を待って政府としての腹がまえをきめたいというようなことでございますが、生産者米価の決定に対しましては、米価審議会というものがあるのでございますから、政府は臨時食糧管理調査会の結論を待たなくても、この米価審議会にかけて、できるだけ早く、速急に決定すべきであろうと思うのです。臨時食糧管理調査会の答申を待つということになりますと……


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第27回国会(1957/11/01〜1957/11/14)

第27回国会 大蔵委員会 第5号(1957/11/07、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 先ほど来横山委員から査察の問題等について御質疑がありましたが、私は、査察をして白となった場合において、国税庁がそれをそのままにして、納税者に多大の損害をかけっぱなしにしておくというようなことは、何らかの方法でこれを是正しなくちゃならぬと思う。脱税の場合もそうであると思うのでございますが、酒類に類似しておるということで、三年前に査察をして、何百万という類似品を差し押えをしました。それが白とも黒ともつかないで、三年間もおっぽり出されておる。業者の方は、早く告訴して黒白をつけてもらいたいということを、何回となく国税庁に申し入れておるにもかかわらず、これに対しまして、白とも黒とも判断……

第27回国会 大蔵委員会 第9号(1957/12/12、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 たばこ耕作組合法案の審議経過につきまして内藤小委員長より御報告がありましたが、われわれといたしましていささか補足しなければならない点がありますので、申し上げます。  内藤小委員長の非常なる御努力は、われわれそれを多とするものでございます。しかし、今内藤委員長の報告中において一番問題になりました、第八条中のいわゆる共同購入の点であります。この点につきましては、たばこ耕作組合は出資を持っておらない、またたばこ耕作組合は指導事業を主体とするものであるというような観点からいたしまして、これに経済行為を認めさせると今後非常に問題を残しますので、われわれはあくまでも共同購入のあっせんとい……

第27回国会 地方行政委員会 第5号(1957/11/12、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 私はごく簡単に、過般栃木県の総務部長名をもって、栃木県の議会で増額修正の件について自治庁に照会をしたのでありますが、この回答に対しまして若干の疑義がありますので、この点をお尋ねしたいと思います。  この照会の要旨は、款項目がありますけれども、最後の目節の点が、各目明細という点が記載されない土木事業に対する修正案が提出をきれたのでありますけれども、このような各目明細がないところの修正案というものは、これは知事が執行でき得るものか
【次の発言】 私はごく簡単に、過般栃木県の総務部長名をもって、栃木県の議会で増額修正の件について自治庁に照会をしたのでありますが、この回答に対しまして……


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 建設委員会 第14号(1958/03/14、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 大臣が忙しいので、大臣に関係のある問題だけを質問します。今大臣から、いわゆる五十里ダムの問題について、まことにお気の毒であるけれども追加補償するわけにはいかぬというようなことでございますけれども、実際問題とするとそういうことも言い得るでありましょうが、私が記録等を見ますと、あなたたちの部下が、ほかに比較してつり合いのとれる補償金を支払うというようなことを、何回となく会議の席上で申しておるのです。部落の人たちもそういう言質に対しまして信頼をして協力をした、そこでそういう点から申しますと、あなたたち建設省の出先の係官が――部落の人たちの知識のうとい点もあって、それに対しまして追及……

第28回国会 大蔵委員会 第5号(1958/02/14、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 私は、いろいろと時間の関係もあるでしょうから、三十分程度、簡単に率直に質問いたしますから、大臣の方からも、率直、簡明にお答え願いたいと思います。なおあとの機会に、またいろいろ問題についてはゆっくりとお尋ねしたいと存じております。  まず第一に、大臣は今度の予算編成に際して、いわゆる閣議決定をしたところの基本方針を非常にはずれたインフレ予算、膨張予算というような予算を組んだのでありますけれども、このことに対しまして、あなたはどういうふうな責任を感じられておるか、それをお伺いいたします。
【次の発言】 あなたは、そういうふうな説明をしますが、実際には、とにかく予算面においては一千……

第28回国会 大蔵委員会 第6号(1958/02/18、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 私は簡単に、この前大臣に質問したときに答弁が留保になっております、農業所得に対する専従者控除の問題についてお伺いいたします。  農業所得に対する専従者の控除は青色申告をすれば控除する、しかし青色申告がない場合は控除しない、そういうようなことになっておりますけれども、この点はどういうふうにお考えでございますか。
【次の発言】 青色申告をすれば控除する、その他のものに対しましては控除を認めないというようなお話でございますが、税というものは、この専従者に対する控除というものは奨励規定としてきめる性質のものじゃないと思う。農業というものは、やはり一つの事業をやつておるのですから、そこ……

第28回国会 大蔵委員会 第13号(1958/03/05、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 私は、食糧管理特別会計法の改正案等につきまして、若干の質問をしたいと思います。  政府は、昭和三十三年度の米の予算価格を一万二百円といたしましたけれども、これは、三十二年度産の生産者手取り米価が一万三百二十二円五十銭であるにもかかわらず、このような低い価格できめた根拠をお示し願いたいのであります。
【次の発言】 三十三年度の米価の算定と三十三年度の算定の基準が違うと申しますが、米価というようなものを、毎年々々算定の基準を違わせておるようでありますが、これは価格政策としてははなはだまずい政策であろうと思うのです。どうして三十二年度と三十三年度の基準のとり方を変更したか、それをお……

第28回国会 大蔵委員会 第15号(1958/03/11、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 まず議事進行について、一言委員長に申し上げます。御存じの通り、社会党は一応入っているようですが、自民党は、藤枝先生ただ一人というようなこと、こういう委員会の行き方を続けておったのではこれは、委員会の権威に関することでございますから、今後は、委員長から厳重に自民党に申し入れをして、過半数に達しない限りにおいては、委員会を開かない、こういう強い態度をもって自民党に申し入れをしてもらいたい。そうでなければ、このように出ている人は、一生懸命委員会をやっておるが、ところが出ていないで、選挙区を回っているような人がおっては、どうもそういう不均衡な議事の運営では困りますので、この点、よろし……

第28回国会 大蔵委員会 第25号(1958/04/01、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 私は、たばこ専売法の一部改正案につきましてお尋ね申し上げますが、過般小委員会を作りまして、この問題等につきましていろいろと論議がかわされたのでございますが、その結果、専売公社といたしましては、相当考えるところがあったろうと思いますが、これについて、総裁並びに大蔵省関係官はどのような構想を持たれたか、お尋ねします。
【次の発言】 この「耕作者に適正な収益を得させることを旨として定めなければならない。」というこの収益ということについて、この字句を、総裁並びに大蔵省の係官はどういうように考えておるか、この点を一つ伺いたい。

第28回国会 大蔵委員会 第27号(1958/04/03、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 たばこ専売法の一部を改正する法律案並びにたばこ耕作組合法案に対しまして、附帯決議を付する動議を提出いたします。  まずたばこ専売法の一部を改正する法律案に対する附帯決議でありますが、案文を朗読いたします。  一、日本専売公社は、専売事業の特質にかんがみ、耕作者の意思が充分反映するよう、今後とも本法の改善につき検討すべきである。  一、日本専売公社は、鑑定に際しては充分科学的検討を行い、その実施方法についてもなお改善の方途を講ずべきである。  一、標本の制定に際しては、実際に即するよう耕作者代表の意見を充分参酌した上、これを制定すべきである。   右決議する。  次に、たばこ耕……

第28回国会 大蔵委員会 第35号(1958/04/17、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 私はいろいろと千葉銀行にからむ不正融資の問題について御質問申し上げたいのでありますけれども、時間の関係もありますから、焦点だけにしぼって少しく申し述べます。私もごく簡単に質問いたしますから、あなたも一つ正直に――岸内閣では一萬田蔵相はまことに正直な人だという人気があるようでありますから、一つ正直に御答弁願います。  まず率直にお尋ねしますが、あなたはどういうふうにして親書を出して、どうしてそれを戻したのですか。それをお尋ねします。
【次の発言】 あなたは古荘さんにみずから親書を返してほしいと言ったのか、それはどうなんです。

第28回国会 農林水産委員会 第16号(1958/03/19、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 関連して。今の給与の問題でお尋ねしますが、なるほど給与を払う組合が独立の事業をやっておるのだから、まちまちであってもこれはやむを得ないかもしれないけれども、協同組合やその他の農業団体のときはそれが非常にはなはだしい。非常にはなはだしい部面をそのままにして年金制度を進めるというと、そういう給与のでこぼこあるいは不振組合等の問題がガンをなして、せっかくこの職員の待遇改善のために、あるいはそのほか農業団体の振興のために作った年金制度が、そういう点からくずれ去るおそれがある。ですから私は、今までも農林省はそういう点においてもっと積極的にそういう問題を取り上げてやるべきだと思ったのです……

第28回国会 農林水産委員会 第17号(1958/03/20、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 だいぶきのうから質問が続けられておって、こまかい点までいろいろと応答がなされましたが、そのうちで私は一つ、強制加入の点について質問をいたしたいと思います。  今度のいわゆる年金法によりまして、どういう不振の組合でもこの制度に加入しなければならないということになりますと、掛金をすることのできないような不振組合に対してどのような措置をとるかという点がまだ不明確でございますので、この点をはっきりと御答弁願いたいと思います。
【次の発言】 指導を強化してこの制度に参加できるようにするということでございますが、そうすると再建整備法によって整備しつつある過程における組合、あるいは職員はこ……

第28回国会 農林水産委員会 第26号(1958/04/10、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 今年の三月二十八日より三十一日にかけて全国的に来襲しました移動性高気圧によって寒冷をもたらして、非常な凍霜雪害を来たしておりますが、これに対しまして当局といたしましてはどのような調査をいたし、どのような結果になっておるか、御報告願いたいと思います。
【次の発言】 栃木県だけでも、私のところに報告がありましたのは十五億と言っております。私は今度の被害は、今そちらから答弁があった通り、だんだんと被害というものは日がたつにつれて出てくるのじゃなかろうか。今はやはりまだ幼穂でございますので、なかなか被害を調査するのが困難だし、また被害がよく外見に現われておらないと思うのです。これが外……


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各種会議発言一覧(衆議院27期)

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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 社会労働委員会公聴会 第3号(1955/07/21、27期、日本社会党(右))

○神田(大)委員 だいぶ時間もたちますので、私は簡単に御質問申し上げたいと思います。私はしろうとでありますから、専門的なことはわかりませんが、患者といたしましての率直な意思に基いて、お尋ね申し上げたい。  まず、医薬分業というようなことが、もし行われたというような場合において、一体患者に対する治療というものの責任は医者側にあるものか、あるいは薬剤師側にあるものか。患者として一刻も早く病気をなおしたいというようなこの一つの考え。一体医者が責任を持つのか、薬剤師側が責任を持つのか、そういう点に対しまして、非常な不安を持つのでありますけれども、そういう点について、水越さん並びに竹中さんの御意見を承わ……

第22回国会 社会労働委員協議会 第1号(1955/08/27、27期、日本社会党(右))

○神田大作君 局長にお伺いいたしますが、先ほど大臣が帰ってきたら、この問題に対して御趣旨に沿うような適切な措置をとると申されましたが、そのことをいま一度はっきりと、どういうような具体的な措置をとるかという点を御説明願いたいと思います。
【次の発言】 そうすると、森永粉乳の種類等については、なお今後調査をいたした上において適切なる措置をする、そういうことでございますが。
【次の発言】 そうすると、森永乳業の製品全体に対して、直ちに販売中止の措置を行うというような、そういう英断はなさる意思はございませんか。
【次の発言】 現在の粉乳に対する国民の不信というものを解消する上においても、他の製品がやは……

第22回国会 社会労働委員協議会 第2号(1955/09/10、27期、日本社会党(右))

○神田大作君 だいぶ時間もたちますし、同僚からもこまごまと質問がありましたから、簡単に一、二点大臣にお尋ねします。一番問題になると思うのは、こういう事件が起きるというと、責任回避の問題が必ず起きて、しまいにはその責任の所在がうやむやにされてしまう。もちろん森永工場に重大な責任があって、これに対する適切なる措置をすることはもちろんでありますけれども、しかしながら、これと関連して厚生省の責任問題等につきましても、先ほど大臣からも責任があると申されましたが、この責任をどういうように大臣はお考えになっておりますか、具体的にどういうふうにして厚生省の責任をおとりになるつもりかという点を、御質問申し上げま……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 農林水産委員会水害による農林災害に関する小委員会 第2号(1956/08/03、27期、日本社会党)

○神田小委員 各委員からだいぶ質問がありましたから、私は二、三点について簡単にお尋ね申し上げます。  先ほど笹山委員の方から、堤塘内における耕作について御質問がありましたが、私は今回の水害で山形及び宮城等を見まして、堤塘内における災害が非常に甚大である。しかもその災害の大部分を占めている。ところが堤塘内に民有地がたくさんあって、この堤塘内における耕作によって生計を立てているような農家が非常に多い。そういう場合において、この河川敷地内における民有地の問題を建設省としてはどうお考えになっておられるか、それをお尋ね申し上げます。
【次の発言】 堤塘内における民有地というのは一体全国にどのくらいの町歩……

第24回国会 農林水産委員会凍霜害による農業災害に関する小委員会 第1号(1956/05/16、27期、日本社会党)

○神田(大)小委員 一問だけお尋ねしますが、タバコの被害に対する対策については、政府側としてはどういうふうにお考えになっているか、その点をお尋ねいたします。


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 大蔵委員会専売事業に関する小委員会 第4号(1957/09/04、27期、日本社会党)

○神田(大)小委員 関連して。区域の問題ですが、民主的、自主的な組合品であるならば、何も日本専売公社が定める区域というふうなことをしなくても、組合員が協議して適当な区域だと思ったのが組合の区域であっていいわけです。これをわざわざ日本専売公社というように明記することは、民主的組合ではなしに、専売公社の指図に従う組合だというふうに思われますが、それはどうですか。
【次の発言】 それでは、民主的でない一例をあげますから、よく聞いておいて下さい。これは、過般タバコ耕作組合が町村単位になった。ところが専売公社は、これは支所単位、出張所単位にしようと思って、あのタバコ耕作組合の幹部その他の人のところへ行っ……

第26回国会 大蔵委員会専売事業に関する小委員会 第5号(1957/09/05、27期、日本社会党)

○神田(大)小委員 舟山副総裁がおいででございますから、たばこ耕作組合法と非常に関連のある価格の問題について、一言質問いたしたいと思います。収納価格は、過般専売公社の方から発表になったようでございますけれども、あの発表を見ますると、私が七月十一日の大蔵委員会において、収納価格というものはどういうふうにしてきめるのかという御質問を申し上げましたときのあなたの答弁がここに出ておりますけれども、今度の発表を見ますと、この答弁と違っておるような点が見受けられるのでございます。私が質問したときは、今度の価格は、今までと変らない方式によって決定すると言っておりながら、今度は、あれに変った方式を加味されてお……

第26回国会 大蔵委員会専売事業に関する小委員会 第6号(1957/09/06、27期、日本社会党)

○神田(大)小委員 きのうの私の質問に対しまして森山成員より答弁がありましたのが、しり切れトンボになっておりますので、この点をきまりをつけたいと思うのです。  この「同一の上区域を地区とする組合は、一個とする。」というようなことは非民主的なことではないかという質問に対しまして、森山議員から、それは、望ましいことであるから一個でよいというような御答弁でございますけれども、これでは、何ともわれわれは納得できないことでございますので、この点をあらかじめいま一度、提案者としてこれが妥当であるかどうか、どうしても妥当であるとするならば、その理由をいま少し詳しく御説明願いたいと思います。

第26回国会 大蔵委員会専売事業に関する小委員会 第7号(1957/10/02、27期、日本社会党)

○神田(大)小委員 組合費について補助金以外には監督する権限はないと申されますが、それはその通りだろうと思います しかし今井手委員が言ったように、それでは補助金の適正に使われているかどうかを監査する場合に、一般との関係で、一般の方もある程度目を通さなければ、果して適正であるかどうかということはわからないわけでありますから、私は、生産部長なりあるいはその方の方々は、耕作組合の経費というものは、どのように使われるかということはわかっておると思う。わかっておるが、権限がないから答えないだけで、実情は御承知だろうと思う。  実は、昭和三十二年の九月二十七日の読売新聞の神奈川版に出ておるのですが、神奈川……

第26回国会 大蔵委員会専売事業に関する小委員会 第8号(1957/10/03、27期、日本社会党)

○神田(大)小委員 河合さんにお尋ね申し上げます。ただいまいろいろとお話がありましたが、たばこ耕作組合法の中に、専売公社の監督が非常に厳重になされておるような点が諸所に見受けられるのでありますが、補助金をもらい、監督が厳重に行われるようなそういう公社のもとにタバコ耕作組合があって、これらの公社の大きな影響が、あるいは圧力が加わることなしにこの事業というものが行われる可能性があるかどうかを一つお尋ね申し上げます。
【次の発言】 交付金や補助金をもらってはいかぬということを、私は言ったのではありませんが、それだけの仕事をしておるのでありますから、大きな犠牲を払って公社の指示とか、その他公社の当然や……

第26回国会 農林水産委員会大蔵委員会連合審査会 第1号(1957/03/30、27期、日本社会党)

○神田(大)委員 私は簡単に二、三の点を御質問申し上げます。  第一に、今度この土地改良法を一部改正いたしまして、土地改良事業団体を作るというようなことでございますが、この土地改良事業団体と、従来各府県に土地改良協会というものがありますが、その土地改良協会と今度の団体との関連をどうお考えになりますか。
【次の発言】 そうすると、従来の土地改良協会はこのまま存続を認めて、そして新たに性格は違うのでございます。けれども、事業団体を作るということになりますと、末端の農民あるいは末端の施行者は、これらの二つの団体の経営に対して負担を負わなければならぬということになりますが、そういう問題について検討いた……


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 大蔵委員会税の執行に関する調査小委員会 第2号(1958/02/12、27期、日本社会党)

○神田(大)小委員 時間の関係もありますから簡単にお尋ねします。  今国税庁長官が泣いて馬談を切ったんだと言われましたが、一体国税庁では、何回泣いて馬謖を切るのか。ほかの官庁も、労働組合としての相当の活動をやっておりますけれども、国税庁みたいに苛酷な首切りをやったところはどこにもないです。この前の渡邊長官が当時坂根君を首切ったときに、ここの委員会で私は申したのですが、一体この首切りはまことに根拠のない首切りであると同時に、宇都宮の闘争が行われた問題は、これは横山君からも質問があったでありましょうけれども、要するに、宇都宮の前の税務署長がまことに非民主的な行為が多かった。たとえて申しますると、時……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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