このページでは野原正勝衆議院議員の28期(1958/05/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は28期国会活動統計で確認できます。
○野原委員 関連して。もう時間もありませんから、私質問は次会に保留しますが、ただいま永井委員からお話がございましたが、この問題は非常に重大な問題でもあるし、生産者の方や消費者の方の側からも参考人を出していただいて開きたいという永井委員の提案に私も同感でございます。さようにお取り計らいを願いたいと思います。 なおこれは肥料二法という大きな問題でありますので、今までの五カ年の結果と、今後の計画というものについて、やはり折り目を正す意味でけじめをつけたい、一応一つ過去における実績と今後の計画というものを十分検討してみる必要があると思うのであります。そういう点からこれらの問題を十分検討した上で、この……
○野原委員 肥料二法が審議されておるわけでありますが、私は肥料とわが国の農業問題ということは非常に深い関連がございますので、その観点から、これから政府側の御意向をただし、あるいはまた今後の合理化の進め方等についての問題を明確にして参りたいと思うのであります。 肥料二法が成立した当時のことを思い浮べましても、わが国の農業生産力をいよいよ発展せしめ、食糧自給度の向上をはかるための一つの大きな至上命令とも申すべき観点から、肥料工業というものを育成して参ったのであります。また、戦前においても同様なことで、農村の振興は肥料の公平な分配にあると言った、かつての田中首相の言は、今も記憶にあるほどであります……
○野原委員 農林水産物資の貨物運賃の問題が非常に大きく今問題になろうとしておりますので、私は、この際この問題に関しまして十分この委員会で審議を尽し、あやまちのない国鉄の貨物運賃の改定という問題に対処して参らなければならぬというふうに考えて、この委員会で特にお願いしまして発言を許していただく機会を持ったわけであります。 本日は、私どもがいろいろただしたいと思う関係の者が来ておりませんので、本日の午後でもよろしいし、また場合によっては明日でもよろしいのでありますが、まず委員長の方でお取り計らいをいただきたいことは、運輸省側の方からは永野運輸大臣並びに十河国鉄総裁の出席をお願いいたしたい。 それ……
○野原委員 私はこの際国鉄運賃改定の問題に関しまして十分意を尽したいと思いますが、ただいま問題になりました、丹羽君からいろいろと疑問の点が出ましたが、このことをまず先に明らかにしておきたいと思います。 実は、ただいま資料としてもらいましたこの国鉄側の資料でございます。この中に、第七条の貨物運賃改定に関する国鉄側の意見、考え方が載っております。この中にはっきりしておるのです。つまり、永野運輸大臣がおっしゃったことは、これはむしろ率直な意見として私は敬意を表しておる。非常にいい意見だと思います。これに対して何も国鉄側も矛盾したようなことを言っておりません。ただ、今山内鉄道監督局長の意見が多少違っ……
○野原委員長代理 次に、愛知用水公団の事業問題等につきまして調査を行います。
まず、本問題について丹羽兵助君より発言を求められておりますので、この際これを許します。丹羽兵助君。
【次の発言】 私は、自由民主党並びに日本社会党を代表いたしまして、昭和三十四年度産米価格決定に関する共同の決議案を提案いたしたいと存じます。
まず案文を朗読いたします。
昭和三十四年産米価等に関する件
政府は、首題の件に関し、左記の如く実施すべきである。
記
一、昭和三十四年産米の基本価格については、生産費及び所得補償方式の趣旨を十分に尊重し、その計算方法に検討を加え適正なる価格とすること。
……
○野原委員 関連して。 愛知用水公団の問題については、けさほどからいろいろ拝聴いたしておりまして、非常に重大な段階にあるということがよくわかりました。そこで、ただいまもかなりきびしい質問があったようですが、ここで反省とかなんとかいうことをはっきりするわけにもいかないでしょうが、要するに、今まで聞いておりますと、どうも連絡の点で意思の疎通が十分でないという点、これは関係機関で十分にこの新事態に即応して問題を再検討する必要があると思うのであります。 もとより、愛知用水公団の使命は、新しい農業開発のためのことがあくまでも中心であり、これが主たる使命のもとに生まれた事業でございますが、余裕があった……
○野原委員 私は、農林水産物に対する貨物運賃、特に遠距離公共政策割引の問題に関しまして、特に運輸大臣にお伺いをいたします。 と申すことは、すでに御承知だと存じまするが、農林水産物の鉄道運賃というものは、これは非常に農林水産物の価格の形成を支配しておるわけです。遠距離から持って参りますものに対して特別に政策的な公共割引を実施しておるのでありますが、もしこれを変更して率を下げるとかないしはこれを廃止するということになりますると、今日そういう割引制度がありましても、北海道であるとかあるいは九州であるとかいう遠距離の地帯の農林業は非常に苦しんでおる実態であるにかかわらず、そういった制度がもし廃止され……
○野原委員 去る七月二十九日から八月六日まで北海道の各地を調査いたしました状況を御報告申し上げます。 今回の国政調査のおもなる目的は、北海道における国有林事情、開拓地開拓状況、テンサイ及びテンサイ糖生産事情を調査することでありましたが、派遣委員は私のほか吉川、今井、高石、足鹿、中澤、中村、神田の各委員でありまして、地元からは随時本名、松田、芳賀、松浦の各委員も自発的に参加されたのであります。調査期間は正味八日間、走行距離千九百八十五キロ、調査地域はすこぶる広範にわたり、また本来の調査事項以外に、行く先々におきまして一般的な問題から当面の地方的な問題にまで及んで各種の陳情を受け取ったのでありま……
○野原委員 私は、昭和三十五年五月のチリ地震津波による農林水産業の被害対策に関する件について、本委員会におきまして決議をされるよう、次の内容の動議を提出いたします。被害の状況とその趣旨は、すでに現地調査報告あるいは政府の説明によりわかっておりますので、この際は省略いたしまして、決議案文を直ちに朗読いたします。 昭和三十五年五月のチリ地震津波による農林水産業の被害対策に関する件 去る五月二十四日太平洋岸に襲来した津波被害は、農林水産業に対し二百億円に達する損害をもたらし、就中かき、真珠等の養殖事業に対し伊勢湾台風を上廻る打撃を与えている現状にかんがみ、その速急な復興を援助するため、左記……
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