西村力弥 衆議院議員
28期国会発言一覧

西村力弥[衆]在籍期 : 25期-26期-27期-|28期|-29期
西村力弥[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは西村力弥衆議院議員の28期(1958/05/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は28期国会活動統計で確認できます。

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

本会議発言一覧(衆議院28期)

西村力弥[衆]本会議発言(全期間)
25期-26期-27期-|28期|-29期
第29回国会(1958/06/10〜1958/07/08)

第29回国会 衆議院本会議 第8号(1958/06/27、28期、日本社会党)

○西村力弥君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました市町村立学校職員給与負担法の一部を改正する法律案に対して反対の意思を表明しようとするものであります。(拍手)  この法律案は、前国会においても提案され、一応の審議はされたのでありますが、その当時から種々重大な疑惑を持たれていたものであり、それが何ら解明されないまま今日に至っておるのであります。その一つは、校長が管理職であるという根処についてであり、他の一つは、給与法上の問題であります。  学校長がいわゆる複雑な仕事を受け持っているということは、これは認めなければなりません。だが、しかし、法規上の管理職であるということと、このこと……

西村力弥[衆]本会議発言(全期間)
25期-26期-27期-|28期|-29期

■ページ上部へ

委員会発言一覧(衆議院28期)

西村力弥[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
25期-26期-27期-|28期|-29期
第29回国会(1958/06/10〜1958/07/08)

第29回国会 決算委員会 第3号(1958/06/27、28期、日本社会党)

○西村(力)委員 関連して。副総裁の御答弁をお聞しておりますると、このことは事後に承知して、急遽調査をした、こういう工合に私たちには聞えるわけなんですが、少くともこのような金を計画外に不時に支出するに当っては、国鉄本社の了解を、承認を必ず得ておるだろうと思うのですが、その点はどこまで国鉄の承認がなされておるのですか。それを一つ御答弁願いたいわけです。
【次の発言】 資料を見ますると、本年度支出に回されている分もありますが、そういう場合もやはり支社長の権限でもってこれが可能であるか、その点はどうなんですか。
【次の発言】 私がお聞きしたのは、昨年度の予算内において処理できないものは本年度の予算か……

第29回国会 決算委員会 第8号(1958/09/02、28期、日本社会党)

○西村(力)委員 ただいま森本委員の質問で、この資料については防衛庁の資料という工合に発言されておりましたが、私としましては、これはあなたの責任で国防会議に出された資料である。この責任を一つ明確にしていただきたいと思うのですが、あなたのところを通らないで、防衛庁が国防会議の決定の資料としてこれをすぐ出すというようなことはあり得ないと私は思うのです。明らかにあなたの責任で出した、こういう工合に一つ認めていただきたい。
【次の発言】 端的に言いまして、あなたの責任で提出した、これをお認めになる、それでよろしゅうございますか。
【次の発言】 それでは、この資料によって結論づけられるところは、何といい……

第29回国会 決算委員会 第9号(1958/09/09、28期、日本社会党)

○西村(力)委員 議事進行。ただいまの山本委員の発言中に相当重要な点がたくさんあるのです。私たちが重大に思うばかりでなく、この問題を注目をしている国民全体が関心を大きく持たざるを得ない発言がたくさんある。すなわち、たとえば秘密は漏洩しないはずにかかわらず、かくのごとき種々の写真があるという工合に事実を示された。あるいはまた、相当の運動資金がまかれたという事実を知っているということ。うわさがあるのを知っているのではなく、事実そのものを知っているという発言がある。あるいはまた、米国大使館に行って断わられたという事実があると発言をして答弁を求めているわけなんですから、その事実があるという発言をはっき……

第29回国会 決算委員会 第11号(1958/09/26、28期、日本社会党)

○西村(力)委員 議事進行についてちょっと発言いたしたいと思いまするが、新聞紙上その他で私ども拝見いたしますると、当委員会の審議に対しまして自民党の幹部諸公がいろいろな制肘を加えておる。川島幹事長の名も出たり、あるいは国会対策委員長村上勇氏の名前が出たり、その他岸総裁直系の南条徳男氏の名前が出たり、そういうことになっておりまするが、そういうことはまことにわれわれ決算委員の立場にある者として不快に思い、また不明朗に考えるものでございます。私ども決算委員会の正しい審議を進めようとしてやっておる立場からいいまして、この際そういういろいろな制肘があろうとも、本来の使命に立ってあくまでも審議を進めるのだ……

第29回国会 内閣委員会 第6号(1958/07/08、28期、日本社会党)

○西村(力)委員 最初に今淡谷君の質問に関連して二、三点お聞きしたい。神ノ池の件は転用不許可にしたといいますが、その不許可にした時期はいつなのでございますか。
【次の発言】 管理部長のお考え、大へんけっこうでございますが、私たち実情を知っている者からいいますと、それは大へん表面だけきれいにしておって、実際は神ノ池の接収工作というものは苛烈をきわめて、昭和二十九年の末から始まっている。あらゆる手段を弄して防衛庁がそれにかかってきたわけなんであります。そうして去年の末に至っては、もうこれは見込みがない、放棄する、こういう段階になって、農林省が全面的に転用を不許可にするというような工合に出ましても、……

第29回国会 文教委員会 第2号(1958/06/20、28期、日本社会党)

○西村(力)委員 関連して……。先ほど酪農関係の問題について、学校給食との関係についての質問がありましたが、今需要期に入って乳価が全国的に一斉に下げられて、酪農の危機になっておるわけなんですが、この問題の解決策として学校給食にそれを用いよう、こういう動きが強く出ておりますが、その点については農林省の方からいろいろ具体的に交渉があるかどうか、それからまた文部省自体の計画としてはどういうものを持っておるか、この点について一つ答弁を願いたい。

第29回国会 文教委員会 第4号(1958/06/25、28期、日本社会党)

○西村(力)委員 灘尾文部大臣は、この前の委員会におきまして、いろいろ文教行政に対する抱負なりあるいは計画なり、そういうことを披瀝せられましたが、私ずっと拝聴しておりまして、まことに希望は大へんけっこうであると思うのでございますが、ただそこで落ちておる点があるように思えてならないのが次の点なのであります。すなわち、文教行政の最高の責任者である大臣は、まず第一に、今この日本の現状において、青少年を、どのような人間像を描いて作り上げていこうとするか、こういう点について何ら御意見を出されていない。その文教行政が期待する人間像というものには、文部大臣としては、熱烈なる情熱を込めて、それを描き出していた……

第29回国会 文教委員会 第6号(1958/07/08、28期、日本社会党)

○西村(力)委員 社会教育局長にお尋ねしますが、外国映画は映倫その他の関門をどういう工合に通ってきておるのか、その点についてお尋ねしたい。
【次の発言】 それは厳格に実施されておりますか。

第29回国会 文教委員会 第7号(1958/08/28、28期、日本社会党)

○西村(力)委員 警察官が約八十名ほどけがをなさったこと、まことにお気の毒に存じますが、今までの例を見ますと、たとえば山形県の大高根の軍事基地の場合は、あすこの山は野原でございますので、ススキの葉で切った。こういうのが全治三日間という診断になっておるのであります。それから昨年の砂川の場合ですと、あの有刺鉄線のところにひっかかって、少し傷をなされたという方が全治十日間となっておる。むろんその傷がおさまって血餅がはがれるまでは、十日間くらいはかかるかもしれません。しかしそういう御診断をなさって、そして八十何名全治何日間、こういうような行き方をとられたんではないだろうか。こういう疑いを私は今までの経……

第29回国会 文教委員会 第8号(1958/09/11、28期、日本社会党)

○西村(力)委員 私は、きょう外務大臣がいないことは知っておるから次官の方においでを願ったわけですが、出て参らないということはまことに遺憾だと思うのです。これは非難さるべきことだと思う。それでやむを得ないから文部当局にだけ質問をいたします。 事は大臣も御承知と思うのですが、八月の二十三日に琉球の高等弁務官のブース中将が沖縄の通貨をドルに切りかえる、こういう声明をしております。近くそういう手続が運ばれると思うのですが、それでその経済上の問題とか、そういういろいろの問題については他に機会があるわけですから、それは避けますけれども、一体この通貨改革、変更によって沖縄の教育がどういう変貌を来たすか、文……


■ページ上部へ

第30回国会(1958/09/29〜1958/12/07)

第30回国会 決算委員会 第3号(1958/10/27、28期、日本社会党)

○西村(力)委員 お尋ねしますが、由比という方のお名前は何といわれますか。
【次の発言】 それから赤澤という方のお名前は何といわれますか。
【次の発言】 それじや小松という方のお名前は何といわれます。
【次の発言】 山田君の先ほどの質問は、小松という人を知つているかと言われた。あなたが今まで生きてこられる間に小松という姓の人と全然知り合いがなかつたということは考えられない。ところが、小松という人を知つているかと言われたときに、その人は全然知りませんとあなたは答えておる。その場合においては小松何がしということをあなたは特定して、その人は知らない、こういうことを言つていることは明らかなのです。小松……

第30回国会 文教委員会 第7号(1958/10/28、28期、日本社会党)

○西村(力)委員 関連して。一つは、今のお話ですが、確かに試験の監督は、大学教授に対しては特別な命令であるだろうと思うのです。その監督手当なんかも出るはずだろうと私は思っておるのですが、しかしそういう場合に出ておりましても、交渉の途中において代理人を相互了解のもとに出した、こういうことになっておりますから、学長が出した試験の監督を行うべしという命令は、その相互了解によって代理人を出すことによって解消されておるんだ、こういう工合に言わなければならぬだろうと思います。その際に団体交渉の雰囲気が、あるいは具体的に代理人を出せという工合に脅迫めいておったとすれば、事はまた別な問題になるのじゃないか。こ……

第30回国会 文教委員会 第8号(1958/10/31、28期、日本社会党)

○西村(力)委員 この前私が質問申し上げたときには、初等中等教育局長もしくはその担当者、そういう方々にぜひ出てもらわなければならぬ、こういう工合に申したわけでございますが、本日は出席しておりますか。
【次の発言】 それではこの前の繰り返しのようになってはなはだ恐縮でございますが、最初に、第二十八条に、実際は学校におるのでございますけれども、法規上明文化されていなかった養護助教諭、講師、そういう人々を今度明文化したその理由というものはどこにあるか、こういうことでございますが、これに対する解明がはなはだ不明確でございました。あらためて一つ御答弁願いたいと思います。


■ページ上部へ

第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 決算委員会 第3号(1959/02/13、28期、日本社会党)

○西村(力)委員 山中政務次官にお尋ねします。今、対照表の発行の日時まで明示して質問されておる。それに対して記憶がないとおっしゃるのだが、これまで発行の日時まで明示しての質問ですから、あなたの方ではあなたの立場からそれを調査して、われわれに秘密文書を見せろとは言わぬけれども、吉村証人に対してはっきり示すという工合にできませんか。
【次の発言】 普通一般から言えば、全然会ったことがない、しかしあるいは会ったかもしれない、こういう場合には、場所もわからない場合もあるんですよ。しかしあなたは一回会った、これだけは、はっきりと確言している。そうしてそのあと、あるいは二回かもしれぬ、こう言っているのです……

第31回国会 決算委員会 第6号(1959/03/05、28期、日本社会党)

○西村(力)委員 関連して……。検察当局が自発的に行動を起さないということは、われわれとしては非常に不満であるのですが、これは示談ができたとあなたは言っておりまするが、示談というのは、当事者間の話においてその財物に損害を与えたことを埋めるということだが、その示談というのは、何と何の間において示談が生まれたのか。あなたは示談が生まれたというけれども、被害を受けたのは寄付をした多くの人々ですよ。そういう人々との問に示談が成立したというようなことはあり得ないではないかということです。そういうような一つの疑念を持つのですが、いかがですか。
【次の発言】 あなたは、その集められた金はだれの占有物である、……

第31回国会 決算委員会 第9号(1959/03/12、28期、日本社会党)

○西村(力)委員 関連して。ちょっと先に戻るようですが、諸元比較表もお持ちだそうですが、その入手経路を一つ具体的に御説明願いたいと思うのです。
【次の発言】 委員長、ただいまの参考人の御発言に対する処置は、これからあと話し合いまして、最も効果的な措置を願いたい。  それから諸元比較表なるものが極秘文書であるということを御判定になった、それは何によりますか。あなたは極秘文書だ、防衛庁から出たものだ、こういうことを言われますが、それを確信なさる点、これは疑いもないと申されるところは、どういうところでございますか。
【次の発言】 念のためでありますが、これはグラマンとロッキードの比較表でなくても、以……

第31回国会 決算委員会 第10号(1959/03/13、28期、日本社会党)

○西村(力)委員 関連して。昨年から次期戦闘機の選定の問題が問題になりまして、今もってこうやっているわけですが、ちょっと、はずれますけれども、今後爆撃機の選定をなさる場合があるかどうか。それについてお尋ねしておきます。
【次の発言】 それは、ちょっとおかしいと思うのです。この前の船田長官以来、急迫不正の侵害がある場合においては、敵基地もたたき得る。あなたも参議院の予算委員会で、あるいは内閣委員会等において、そういう答弁をなさっていらっしゃる。どうにもならぬ場合には、爆撃機もしくは誘導弾をもって敵基地を爆撃することも憲法違反ではない。国防の責任上それはやらざるを得ない。ただ落下傘とか、そういうも……

第31回国会 決算委員会 第15号(1959/03/27、28期、日本社会党)

○西村(力)委員 森本委員の質問に関連して。今の防衛庁長官の御答弁によると、全部出せないということをおっしゃる。しからば、今そこに出された資料なるものは出して可能なりやいなや、それをあなた、言ってみなさい。
【次の発言】 森脇参考人にお尋ねしますが、きのうはこの書類の鑑定を専門家に願った、こういうお話がございましたが、今この問題はもう国防上の重要な問題として、この決算委員会が総力をあげて追及しなければならぬ問題にきておる。機密的なものがずっと民間人に流れておるわけです。それを一つの焦点としてやらなければならぬと思うのですが、そういう際に、あなたが言われた専門家に鑑定を願ったという、その専門家の……

第31回国会 国土総合開発特別委員会 第5号(1959/03/31、28期、日本社会党)

○西村(力)委員 東北開発に関しまして、具体的に申しますと、山形県の酒田市にある、東北開発が出資をしておる日新電化、その工場の問題でありますが、現在、私たち非常にこの成り行きを憂えておるわけなんです。私が本委員会で取り上げる趣旨は、東北開発が国の施策としてやられまして、相当の国費を投じて、また、地元の人々もそれを非常に喜んで受け入れて、今進められておるわけなんでございます。ところが、一方においてこの工場の成り行きを考えてみますと、相当危険な状態になってくるではないか、こう思われるのです。このままに放置するわけには参らない、かような立場から、これを監督する立場の皆さん方にいろいろとお尋ねをしたい……

第31回国会 内閣委員会 第15号(1959/03/06、28期、日本社会党)

○西村(力)委員 私は四月十日に行われる皇太子と正田さんの結婚式の問題について、きのう木原委員も質問したそうですが、一応お尋ねをしたいと思うのです。まず第一に、この結婚式を天皇の国事行為、こういう工合に閣議で決定せられた根拠を一つお聞かせが願いたい。
【次の発言】 その解釈はちょっと便宜主義のようにとれるのです。法制局もいらっしゃっておりますが、成年男女の結婚というものは、両性の合意ということになっておる。皇子とか立后、そういう場合には皇族会議の議を経なければならぬということで一応の制限はありますけれども、両性が合意で行う、こういうことになっておるので、その結婚というものは一体だれが行うのか。……

第31回国会 文教委員会 第1号(1958/12/17、28期、日本社会党)

○西村(力)委員 時間がありませんから、一分だけお許しを願いたいと思います。文部大臣にお伺いしますが、今の警察当局の、公務執行妨害というものは、説得の形における限界においては、それは成立しないというお話ですが、それを文部省も御承認になりますかどうか。こういう見解を承認せられるかどうか。
【次の発言】 それではその逆の場合、一例を言いますと、講習会に参加する教員を組合の人々が説得して、それの参加を放棄するようにというような行動を行なった。こういうことも全然法的に問題がない、こういう工合にわれわれは受け取ってよろしいのか。その通りであると私は思うのですが……。

第31回国会 文教委員会 第6号(1959/02/13、28期、日本社会党)

○西村(力)委員 私は他に用務がありますので、簡単にお尋ねいたしまして、あとは同僚の小牧委員にゆっくりやっていただきたいと思います。  橋本文部大臣が御就任になられまして、私たちが最も願いたい点は――前灘尾文部大臣は、私もじっこんの間柄でございましたけれども、率直に申して、非常に教育界に冷たい空気を流した、こう私たちはいわざるを得ないと思うのです。行政であるから、いろいろ強制執行の方法なんかをとられる場合も事によってはあり得るかもしれませんけれども、しかし事教育に関する行政において、私たちが、あるいはまたより多くの国民が、非常に冷たい感じを受けるというようなことは、これは決して好ましいことでは……

第31回国会 文教委員会 第7号(1959/02/18、28期、日本社会党)

○西村(力)委員 五十人を目標にしてやられるということは、実際にその地域の事情によって、二十人なら二十人の学級にせざるを得ないとか、三十人にせざるを得ない、こういうところはどうしても五十人上げるわけにはいかぬ。そういうものは存在するわけでありますから、こちらの計画で五十人までにするといたしましても、結局そういう動かし得ない少定員の学級が存在するわけでありますから、平均はずっと上ってくる。こういうふうに組まざるを得ないと思うのですが、その場合どういう工合に考えるんですか。
【次の発言】 五十人以上の学級は、五カ年計画が完成した暁においては一切存在させない、こういう見込みでございますか。

第31回国会 文教委員会 第9号(1959/02/27、28期、日本社会党)

○西村(力)委員 生活保護法の対象が二・五%、準保護が二%という押え方ですが、私たちは普通準保護のボーダー・ライン層を含めた数は全国民中に一千万くらいおる、こういう見方をやっておるわけです。この四・五%という押え方でいきますと、総人口九千万人とすると大体四百万程度、こういう工合になっていくわけですが、それでは実態を正確に抑えていないではないかと思われるのです。橋本大臣は厚生大臣であってその方面の権威でいらっしゃいますが、こういう押え方が正当であるかどうか、厚生省当局としても文部省が答弁されるような工合に正確な押え方はなかなか困難だ、むしろその押え方は予算のワクからくる無理な押え方になっておる。……

第31回国会 文教委員会 第10号(1959/03/04、28期、日本社会党)

○西村(力)委員 小牧委員の質問に対して、養護教諭に兼務の制限を付するという問題で、それは新しい問題だと局長はおっしゃったわけですが、新しい問題だ、こういう答弁にとどまっておるか、それを新しく研究して適当な措置をするというところまであなたがおっしゃるかどうか。
【次の発言】 しかし原則としては一校に専念する、こういう原則はあなたは承認なさると思うのです。しかし現状やむを得ない場合においては一つの制限をして、最も効率的な方法を検討しよう、こう仰せられるのだと思うのですが、そうすると今の基準から言いますと、千五百人と中学校二千人と言いましたか、学校の児童数、生徒数の全国の平均はどうなっておるか。私……

第31回国会 文教委員会 第12号(1959/03/13、28期、日本社会党)

○西村力弥君 ただいま議題となりました公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概略を御説明申し上げます。  さきの昭和三十三年五月第二十八国会におきまして、本院において公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員の定数標準の法律が成立いたし、すし詰め学級の解消を目ざしたのでありますが、義務教育本来の目的に立脚いたしますときに適正な指導と学習活動を展開するためには不十分な点があると考えられるのであります。すなわち日常活動の指導や、児童生徒の学習活動の面からしましても、諸外国の例をとりましても、アメリカ合衆国は一学級当りの生……

第31回国会 文教委員会 第15号(1959/03/24、28期、日本社会党)

○西村(力)委員 この学校安全会法案については、与党の方から、何か修正がなされる、だからしばらく審議を待ってもらいたいという話がございましたが、今度これに入るようになったそのいきさつが私たちとしましてはどうもはっきりしないのです。そういう点について文部省当局は一体どう考えるのか。与党側としては、法の不備を指摘してこれを修正しよう、こういう意向が明瞭に理事会において出されておる。ところが今原案のまま審議に入ろうとしておるわけですが、その点に関して文部省の見解をお聞きいたしたい。
【次の発言】 その御答弁は、この法律案は、法的にあるいは学校安全会設立の目的上からも現在ほとんど欠点というものはない、……

第31回国会 文教委員会 第16号(1959/03/25、28期、日本社会党)

○西村力弥君 ただいま議題となりました高等学校における生徒の編制及び教職員の設置の基準に関する法律案につきまして、提案者を代表して、その理由及び内容の概略を御説明申し上げます。  戦後六・三・三・四の新教育制度が実施せられ、義務教育が中学校まで延長され、憲法、教育基本法に保証されました教育の機会均等と民主教育の推進に大きく寄与いたしましたことは、まことに喜ばしいことであります。  しかしながら、急激な人口増加に伴う就学児童、生徒の増大に対しましては、終戦直後のわが国力をもってしては、その校舎及び施設、設備を完備いたしますことが、難事であったことは推察にかたくありませんが、今日のわが国状におきま……

第31回国会 文教委員会 第19号(1959/04/01、28期、日本社会党)

○西村(力)委員 それでは、私たちが先ほど提出いたしました社会教育法等の一部を改正する法律案に対する修正案の趣旨説明を行いたいと思います。さて、この趣旨説明、十分に想を練り、稿をまとめようといたしておりましたところが、委員長の方から急速に提案理由の説明を行うようとの督促がありましたので、そのことが思うように参りません。最も貴重なる時間でありまするから、簡潔にこれをまとめて行いたいと思っておったのでありまするが、その思いにまかせず、やむを得ずある程度の時間がかかるであろう、この点は前もって御了承をお願い申し上げたいと思います。なお、私も生きておるからだでございまするので、適当な時間になればやはり……

第31回国会 文教委員会 第21号(1959/04/27、28期、日本社会党)

○西村(力)委員 本委員会の実質的な審議も本日で終りますが、社会教育法の改正につきまして、与党諸君のみによって採決をせられましたことに対しましては、私たちはまことに遺憾に思っております。これは私たちとしましては承認のできないことである、こういう点を一言だけ申し上げておきます。  第二番目には、私は委員会の審査中に文部省に対して資料を要求しましたが、文部省はそのわれわれの要求に対して資料を提出しないために審議に非常に不便を感じたことがございます。こういうことは絶対にやめてもらわなければならぬと思う。第一は、すし詰め学級解消の五カ年の年次計画、生徒が五カ年間にどういう移動を示すかということ、それか……


■ページ上部へ

第32回国会(1959/06/22〜1959/07/03)

第32回国会 文教委員会 第3号(1959/08/10、28期、日本社会党)

○西村(力)委員 私は第一に、この間新聞で見たのですが、無形文化財として指定された久留米がすりの、俗に人間国宝と言われている森山さんという人が自殺をした、あの件について対策を十分にやらないと、せっかくの民族文化というものが死滅をしていくのではないだろうかという、こういう心配を持つわけなんです。あの件について文部省は、今後どういう対策を強力に進められようとしているか、それを一つ聞かしていただきたいと思うわけです。
【次の発言】 どうも森山さんの自殺は、夫がなくなられた、それの精神的打撃から神経衰弱になられてなくなられたという考え方をなされておりますが、それだけではちょっと足らぬのではないだろうか……

第32回国会 文教委員会 第5号(1959/10/19、28期、日本社会党)

○西村(力)委員 私山形でありますが、山形市は集中的に学校被害がありまして、これを金額にすれば五千万円程度になるのではなかろうか、こう考えておるわけなんですが、そういう場合に、こういう災害の地域指定というものが県ごとに行われておる、こういうようなことになりますると、集中的に被害を受けたそういう一自体治がこの特別立法の恩典にあずかることができない。そうして乏しい中から自治体の努力によって復旧をはからなければならぬということになってくるのですが、こういうことはやはり他の府県にもあり得ることだろうと思うのです。その点については、大臣の方においては、地域指定の場合において、一自治体という単位である自治……


■ページ上部へ

第33回国会(1959/10/26〜1959/12/27)

第33回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1959/11/17、28期、日本社会党)

○西村(力)委員 この際、ちょっとお尋ねしておきたいと思う点だけについて、簡単にお尋ねしたいと思うのです。中曽根委員長は、この委員会でも、あるいは内閣委員会等におきましても、すべて最後は安全審査部会の結論待ちだ、こういうことでありましたが、その結論がいよいよ安全である、こういう工合に出たわけなんでありまして、この結論に対しては、先ほどから矢木先生も非常な責任を感じていらっしゃる、こういうことでありまして、それの結論につけられておる条件が確実に履行されるかどうかということについては、後日部会を開いて意見を聴取したい、こういうことを申されておりますが、その場合に、矢木先生はどういう形の責任をとるお……

第33回国会 科学技術振興対策特別委員会 第6号(1959/12/04、28期、日本社会党)

○西村(力)委員 関連して長官にお尋ねしますが、原子力の問題は、それを導入してからまだ日も浅いので、未知の分野が非常に多い。日本の現状から言いましても、世界的な立場からも、そう言い得るんじゃないかと思うのですが、ことに日本のそういう未知の分野がある現状において、一体、工学的な立場というものと、理論的、物理的な立場というもののどっちが、今の日本の原子力開発の上において重視されるべき段階であるかということ、この点が非常に大事だと思う。認可される場合においては、ここをもう一度じっくりと考えていかないと、将来大きなあやまちを犯すではないかと思うのです。工学的な立場だけでいかれると、それなりの欠陥という……

第33回国会 決算委員会 第1号(1959/11/04、28期、日本社会党)

○西村(力)委員 東海、近畿地方の調査の御報告をいたします。  私たち一行は、去る九月一日東京を立ちまして、木曽福島に参りまして、愛知用水公団の建設にかかる牧尾ダム地点を初めとしまして、それから木曽川を下って三好池、兼見トンネルなどを見て、三日には日本道路公団愛岐建設所において名神道路建設の現況説明を受け、四日には岐阜、彦根、京都へと、名神道路の予定線及びすでに工事を始めている近江大橋並びに山科、伏見の工事現場などの調査を行ない、五日には奈良において森林開発公団の施設概要説明を聴取し、六日帰京いたしました。  派遣委員は山田、西村の両委員でありましたが、途中から鈴木委員長の特別参加を得まして、……

第33回国会 決算委員会 第3号(1959/11/11、28期、日本社会党)

○西村(力)委員 さきの委員会で視察報告をいたしましたが、その中で重要なる一点だけ脱落をいたしておりましたので、追加させていただきます。  それは、愛知用水公団の事業に従事している技術陣が、愛知用水公団の事業終了とともに分散するということは、同じような事業の将来の施行を有効に、能率的にやる場合においては、実に惜しいことと考えられるのでありまして、この技術陣の有効なる活用については、十分なる配慮をせられなければならないという工合に考えて参った次第でございますので、以上の点を追加させていただきます。
【次の発言】 私の要求しておる担当係官がまだ参らないようでございます。同じ自治庁関係でありますので……

第33回国会 決算委員会 第7号(1959/12/02、28期、日本社会党)

○西村(力)委員 関連して。きょう学術会議でこの問題に対する討論会がありまして、いろいろ審査部会の資料なんかも提示して、フリーな討論を願っておるのだというお話でございますが、その会議には合同委員会の審査議事録というものは提示されておりますか。学者諸君でありますから、結論だけで御本人の持っていらっしゃる能力で十分理解がいくだろうと思われますけれども、事はやはりその結論に至る過程、それについても十分に知悉してでないと、ほんとうにその結論を正確に理解するということは不可能であるだろうと思うのです。  こう申し上げますのは、この前の科学技術特別委員会において、福田小委員長は、あまりにも繁忙の中であった……

第33回国会 決算委員会 第8号(1959/12/04、28期、日本社会党)

○西村(力)委員 管理局長は用件でいないようですが、私学振興会の出資金ですが、これは累計どういう工合になっておりますか。それから、その金利というものは、現在まで累計してどうなっておるか。その金利の活用方式はどうなっておるか。それについて伺います。
【次の発言】 それでは、その貸付の金利というものが相当膨大になっていると僕は思うのですよ。これは信託銀行においても、従来は、これは非常に厳格な流用規定がありまして、金利はほとんど使えない。ために預金だけしておる。このためにその金利というのは相当膨大になっている。その金利をどういう工合に今使っておるか。その金利の活用のシステム、私は、補助という形で金利……

第33回国会 地方行政委員会 第8号(1959/12/08、28期、日本社会党)

○西村(力)委員 先ほど田中委員から、一部の人が現地に乗り込んで島民の意思をゆがめておるというお話がありましたが、私も十日ばかり前に行って参りました。その場合には、わが党の淺沼書記長あるいは亀田参議院議員、淡谷悠藏代議士、加藤勘十代議士、そういう諸君も現地まで行っております。そういう連中が全部島民の意思をゆがめた、こういう工合になるわけでございますが、しかしこの新島の問題は、二カ年ばかり前から始まっている問題でございまして、しかも昨年の二月には、はっきり村議会も反対を決定し、村長もそれに同意をし、村民全部をあげての反対同盟というのができた。それが、防衛庁のあらゆる工作が今ある程度の功を奏したか……

第33回国会 懲罰委員会 第4号(1959/12/23、28期、日本社会党)

○西村(力)委員 警務部長の出したものに名前が書いてあります。その顔の上に書いてあるが、ここに大西正道というのがある。大西正道君は長いこと入院しているんだが、これはだれが書いたんです。
【次の発言】 先ほどの警務部長の答弁の中で、一カ所訂正をしてもらわねばならぬところがある。今速記を調べて参りましたが、こういうところがある。「ところが、とめたところで、衆議院の正門を破って入ってこられて、先頭に立たれて、もう正玄関の前まで来られたのですね、それで、とめても正門のところまで押し返すということはできないわけです。」と、こうなっていますが、衆議院の正門を破って入った、こういうところは訂正を願わなければ……

第33回国会 懲罰委員会 第5号(1959/12/24、28期、日本社会党)

○西村(力)委員 私の質問が終わって、直ちに理事会に入ってくれるというお話し合いのようですが、その通りでございますか。
【次の発言】 再度申しますが、私の質問が終了次第、理事会を開いてくれるということをお約束願えますか。
【次の発言】 それでは、先ほどからもお二人の議員がいろいろと質問をされましたので、私は、ごく限定して警務部長にお尋ねをいたしたいと思います。衛視さん方から現場を見られた状況報告、これをとられる目的はどういうところにあったのか。――おわかりになりませんか。
【次の発言】 衛視さんに指示をされまして、衛視さん方があのとき見られたその状況を報告せよという工合になさったと思うのですが……

第33回国会 文教委員会 第3号(1959/11/13、28期、日本社会党)

○西村(力)委員 去る八月、小学校の教育課程の研究協議会が持たれましたが、その際この研究協議会に出席をしなかった者に対して、過般山形県の教育委員会が戒告処分をいたし、また一名には懲戒免職、三名には停職三カ月、こういう重罰に処したのでありますが、このことはただ単に山形県に関係あるばかりではない。これは教育行政の上からいって相当重大な意味を持つものであると思いますので、この際文部省の見解を十分にただしておかなければならないと思うのでございますが、山形県の教育委員会に当たって聞いてみますと、この処分に際しては文部省に問い合わせをしてあった、こういうことを言っておりますが、そういうことは事実でございま……


■ページ上部へ

第34回国会(1959/12/29〜1960/07/15)

第34回国会 社会労働委員会 第23号(1960/03/30、28期、日本社会党)

○西村(力)委員 時間がだいぶたちまたしので、簡単に要点だけをお尋ねして今後の善処方をお願いしたい、こう思うわけでございます。  朝日新聞に数日前出まして全国的な関心を集めておる山形県鶴岡保健所の検便の問題でありますが、高松宮がスキーにおいでになった。それをお泊めする宿屋、それに食品を納入する業者、そういう関係者全員に直接検便をやった、こういう事件でありますが、この件については山形県から厚生省にも報告がきておると思うのですが、どういう報告が参っておりますか、お尋ねしたい。
【次の発言】 直接検便の方法をもって防疫の万全を期しようとした根拠は、一体どこに求めておると思われますか。

第34回国会 日米安全保障条約等特別委員会 第7号(1960/03/15、28期、日本社会党)

○西村(力)委員 関連してお尋ねしますが、自衛隊法の第七十六条ですね。そこには防衛出動の規定がございます。この防衛出動は、「外部からの武力攻撃」、カッコしまして、その「おそれのある場合を含む。」となっておりまするが、どういう場合に防衛出動がなされるわけですか。ここの「外部からの武力攻撃」というものは、これは日本に対しての武力攻撃に限定されている、そのようでよろしゅうございますか。
【次の発言】 そうしますると、自衛隊法の第三条に規定されておる自衛隊の任務、ここには「わが国の平和と独立を守り、国の安全を保つため、直接侵略及び間接侵略に対しわが国を防衛することを主たる任務」とする、こういう工合にな……

第34回国会 日米安全保障条約等特別委員会 第21号(1960/04/20、28期、日本社会党)

○西村(力)委員 一点だけお尋ねしますが、マコノギー米大使が李承晩に意思表示をやったこと、これはデモ隊が正当だという意思表示です。時によっては反対の意思表示もあるわけですが、こういう内政の問題に対して、大使が直接に大統領に意思表示をするというようなことは、これは何に基づいてこういうことが許容されるかということが、私はちょっとわからない。この点について見解を一つお知らせ願いたい。
【次の発言】 こういう事態を認めるとするならば、日本とアメリカの関係においてもこういうことは認められていく、こういうことになりますか。
【次の発言】 こちらに言わないにしても、在日のアメリカ大使が、日本にもしこういう内……

第34回国会 日米安全保障条約等特別委員会 第27号(1960/05/03、28期、日本社会党)

○西村(力)委員 昨日受用委員から内閣調査室長に対して、内閣調査「室が行なった世論調査の結果の報告を求め、かつその調査の資料の要求がありましたが、これに対する答弁は、承りました、こういう工合にとどまっておるのでありますが、あの資料についての報告は私たち先に聞いておったものと全然違うのであります。なお、調査の期日も明示されていない。それから調査の方法、設問の仕方、そういうものについても何ら明示されていない。それで、あらためまして、本日、あの三回にわたって行なわれた調査がいついかなる方法で行なわれたか、それについて正確なる資料を提示していただきたい、かように要求いたすのでございます。

第34回国会 日米安全保障条約等特別委員会 第28号(1960/05/04、28期、日本社会党)

○西村(力)委員 関連の関連になって恐縮ですが、非常にがまんしきれない気持がありますので、関連質問をやるわけなんでございますが、一体、この前の太平洋戦争の場合も、沖繩のあの住民の悲惨な状態というものは、健児の塔、ひめゆりの塔、それからあそこの牛島部隊長も、全部自決をした、こういう工合になっておる。しかも、現在アメリカがあそこに永久基地を作っている。たとえて極言するならば、爆弾の上に沖繩島民が生活しているんだ、こういう工合に言わざるを得ないと思うのです。アメリカは、御承知の通り、原子兵器もあそこに持ち込んでおるでしょうし、極東における攻撃の中心とし、また、極東のすべての国の軍隊をコントロールする……

第34回国会 日米安全保障条約等特別委員会 第29号(1960/05/06、28期、日本社会党)

○西村(力)委員 今までの問題につきましては、去年の十二月十二日に、参議院の外務委員会で、吉田法晴君からいろいろ指摘されてありましたわけですが、その後、新聞記事を見ますと、自民党の船田政調会長は、この国連軍の日本国における地位に関する協定、署名している国はたくさんあるけれども、米軍に対して事前協議でチェックするということが方針としてきまる限り、その他の署名国については新しく署名をしなければならない、全然更新しなければならない、こういう談話を発表しておるわけなんでございまするが、その談話というのは、これは自民党の統一解釈に付随しての談話でありますので、私たちは、そういう考え方で交渉を進められた、……

第34回国会 日米安全保障条約等特別委員会 第32号(1960/05/10、28期、日本社会党)

○西村(力)委員 まず第一番目に、今回日米新安保条約締結にあたって、アメリカの世論というものがどういう動きを示しておるか、私は、いろいろな資料に基づいて注目しておるのでございますが、ほとんどの報道は、アメリカの世論はまことに平静である、こういう工合になっておるのであります。今この状態を見まして考えられることは、政府がこの委員会において答弁せらるるがごとく、たとえば、事前協議という問題について、アメリカが戦闘作戦行動に出る寸秒を争う瞬間において、日本がノーと言えば、その作戦行動が変更されるというようなことが事実であるとするならば、これは明らかにアメリカの主権の大いなる拘束、制限であり、また、統帥……

第34回国会 文教委員会 第2号(1960/02/26、28期、日本社会党)

○西村(力)委員 第一番に、この前理事会でも話し合ったのですが、文部省が当初要求した要求の概要について、これはまあ大蔵省と折衝した結果固まったものが今ここに君かれてあるわけですが、その前の、文部省として希望した要求額をわれわれに見せていただきたい、こういう話であったのです。それを一つぜひやっていただきたいと思いますが、いかがなものでありますか。
【次の発言】 それはもちろんそのものについて審議をするのでありますが、その参考のためにも、やはり文部省が当初理想的なものとしてどういう予算を組んでこれを推進しようとしたかということは、これは参考としてぜひ必要だ、こういうことなんでありますし、また他の役……

第34回国会 文教委員会 第3号(1960/03/02、28期、日本社会党)

○西村(力)委員 きのうのわが党の不当弾圧対策委員会で取り上げられ、きょうまた国会対策委員会で問題になったのですが、岐阜の教員組合が、専従者を選ぶためにいろいろやっておる。この問題に対して、知事あるいは教育委員会関係、そういうものが相当具体的に干渉したり圧迫したりいたしておるということでありますが、こういう事態については文部省では実情を把握しておられますかどうか。
【次の発言】 それでは申し上げますが、具体的な例を申し上げますと、坂井君というのがおるのですが、これは多治見というところの教員組合の支部の人ですが、その人が立候補を決意しておった。そうすると、この届出をすると同時に市教委は校長を呼び……

第34回国会 文教委員会 第4号(1960/03/04、28期、日本社会党)

○西村(力)委員 ちょっと関連して……。盲ろう学校の修学旅行費の支給率はどういう工合に算定しておるのですか。在籍人員に対する支給者の比率はどういうふうになっておりますか。
【次の発言】 大へんけっこうなことであると思うのです。こういう人々の心理というものは非常に敏感でありまして、旅行に行けないというようなことになると相当神経が働くと思うのです。それにつきまして、この間も修学旅行の教師のつき添い費の問題が出ましたが、青ろう学校の生徒を輸送する場合なんかは、ことに十分な配慮をしていかなければならぬと思うのです。ことに今申されたように父兄の方が相当生活水準が低目に押えられておるとするならば、金は出な……

第34回国会 文教委員会 第5号(1960/03/09、28期、日本社会党)

○西村(力)委員 この前の委員会におきましてもわが党の長谷川委員から、身体傷害者の立場に立った非常に人間的な愛情のこもったいろいろの御意見が出されておりましたが、私はやはりそういう立場に立ってあたたか味と潤いのある政治政策というものが進められなければならないということ、これはだれでもが否定しないことであると思うのでございまするが、その際盲人の職業というものは伝統的にあんま、はり、きゅうというような職業が選ばれ、それが盲人諸君の自活自立の基礎になっておる、しかしそういうのが漸次普通人によって侵かされてきておる、せっかく身体の傷害を克服して自立自営しようとする盲人の立場を苦しめるような状態に追い込……

第34回国会 文教委員会 第7号(1960/03/16、28期、日本社会党)

○西村(力)委員 大臣にお尋ねしますが、学校の教育が十分効果を発揮するためには、その職場に働く校長、先生方、事務職員あるいは給食関係のまかない婦といいますか、それからいわゆる使丁といわれる人、そういうような人々はそれぞれ自分の分野を担当して、学校教育の目標がより効果的に発揮さるべく任務を持って働いているわけであります。そういう考え方に立って学校の教育に従事する人々の立場を盛り立てていくことが私は必要であると思うのですが、そういう考え方に対しては大臣はどうです。
【次の発言】 校長、教諭あるいは事務職員その他そういう人々が担当している仕事それ自体に軽重がある、こういう工合に考えることは不当である……

第34回国会 文教委員会 第14号(1960/04/27、28期、日本社会党)

○西村(力)委員 私は、きのうは安保委員会の打ち合せがありまして、よそに出ておりましたが、七町のテレビ・ニュースを見まして、それに現われてくる学生諸君の血みどろの姿を見まして、それを見ておった多くの人々は、何というむごいことだ、こういうため息まじりの非難をしておりました。それを見まして、これは大へんだと思いまして、直ちに現場に行ってみましたところ、少数の学生を警察賞が多数で包囲しておりましたが、学生諸君は、幹部と思われる人が、後日にエネルギーを残すために本日は引き揚げるというようなことを言ったように聞こえたのですが、引き揚げ始めました。そうしますと、警察官はそのあとを、このやろう、やあやあとい……


■ページ上部へ

第35回国会(1960/07/18〜1960/07/22)

第35回国会 文教委員会 第4号(1960/09/10、28期、日本社会党)

○西村(力)委員 きょうは大臣の出席を求めておったのでございますが、どういう御都合か御出席ありませんので、おいでになったときに、ゆっくり、しかも徹底的にいろいろな点についてただしてみたいと思うのでございます。きょうは、いないところであまりやりますと、欠席裁判のようなおそれもありますので、あまりやらぬことにいたします。  ただ私、新聞を拝見しまして、また参議院の九月一日の文教委員会の会議録を見まして、非常に問題だと思う点がありますので、その点についてお尋ねをしたいと思うのです。その速記録を拝見しますと、加瀬完君の質問に対しまして、大臣は、あたかも日教組が破防法適用すれすれの団体である、こういうよ……


西村力弥[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
25期-26期-27期-|28期|-29期

■ページ上部へ

各種会議発言一覧(衆議院28期)

西村力弥[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
25期-26期-27期-|28期|-29期
第30回国会(1958/09/29〜1958/12/07)

第30回国会 文教委員会公聴会 第1号(1958/10/29、28期、日本社会党)

○西村(力)委員 議事進行について。これは国会のいつもの例なんですが、公聴会となると議員の出席が非常に悪い。社会党は現在八名来ておりますけれども、自民党は三分の二の勢力を誇るのですから、その倍は来ていなければならぬ。いつもそういう工合にサボっておる。委員長は、お忙しいところ御苦労さまと公述人にあいさつを申し上げておりますが、御苦労さまというのは、みんなよく聞くということなんです。こういうものが伴わなければ御苦労さまと言ったかいがない。そして十分に聞いて、私たちの審議の参考にするというのが道であるし、礼である、こう思うのです。この点について、委員長は十分に速急に手配願わなければならぬ、こう思いま……


■ページ上部へ

第31回国会(1958/12/10〜1959/05/02)

第31回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1959/02/27、28期、日本社会党)

○西村(力)分科員 私はちょっととっぴなことをお聞きするようになるかもしれませんが、農林行政は農民が冬休めるようなことを基礎にしているかどうか、冬休んでもいいということを基礎にして考えているのかどうか、こういうことを大臣にお聞きしたい。
【次の発言】 そういうことを目ざしておられるようですが、なかなか到達されないどころか、ますます逆行しているではないか、こう私は思うのです。農村の実情なんか見ると、冬分休めば来年の春から働くのにからだが休まっていいということになるのですけれども、そうは参らぬという工合で、ことしなんかは例年になく出かせぎに出ております。しかもその出かせぎの口のよいところがなかなか……

第31回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1959/02/28、28期、日本社会党)

○西村(力)分科員 まず第一に、先ほど岡委員が科学振興の問題を取り上げられましたので、それに関連したお尋ねを一ついたしたいと思います。  今年度予算を拝見いたしますと、理科設備の補助として五億円計上なさっていらっしゃいますが、少々でもその額がふえたことはけっこうだと思うのですけれども、実際この理科教育振興法に基く設備費補助費というものは、むしろ理科教育を阻害しているような事情が現実にある。それはどういうことかと言いますと、一つは学校のほしいものを買うという全面的にオープンのものではない。購入すべき品目にある程度の制限がある。これが第一。  第二番目は、この理科教育振興法に基いて購入した備品は、……


■ページ上部へ

第32回国会(1959/06/22〜1959/07/03)

第32回国会 決算委員会閉会中審査小委員会 第3号(1959/08/12、28期、日本社会党)

○西村(力)小委員 失対事業関係の夏季手当、年末手当は、本質的にこれらの人々にもある程度お盆なりあるいは正月なりを祝ってもらおう、こういう考え方で出されておるのであります。これが生活保護に食い込んでいくというような検査の仕方は法律的にどうなっておるのか。なおまた、夏期手当四日にプラスして地方団体で何日か出した分、それも加えて生活保護の関係からマイナスになるのかどうか。この点は現実にそういう工合に行われている。結局、せっかくお盆手当という趣旨で出したものが、生活保護で差し引かれたために何ら意味をなさない。あるいは年末手当として出したものも意味をなさないということになってくる。これをつけたという意……


■ページ上部へ

第34回国会(1959/12/29〜1960/07/15)

第34回国会 日米安全保障条約等特別委員会公聴会 第1号(1960/05/13、28期、日本社会党)

○西村(力)委員 資料要求をいたしたいと思います。黒いジェット機U2は、気象観測に従事しておる、なお、昨年の伊勢湾台風の場合においては、ことに重点的に気象観測をした、こういうことになっております。そうしますると、その気象観測の結果というものは、気象庁に当然通報になっているもの、こう思われるわけなのであります。それで、米軍の気象観測機のRB66、そういうような飛行機による気象のデータの通報ではなく、U2による気象の通報のデータを、全部というわけにも参りませんから、昨年藤沢に不時着をした九月二十四日、それ以前約一週間程度のU2から気象情報を、気象庁においてこの資料を整えられまして、御提出をお願い申……



西村力弥[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
25期-26期-27期-|28期|-29期

■ページ上部へ

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

西村力弥[衆]在籍期 : 25期-26期-27期-|28期|-29期
西村力弥[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

 28期在籍の他の議員はこちら→28期衆議院議員(五十音順) 28期衆議院議員(選挙区順) 28期衆議院統計



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。