西村力弥 衆議院議員
29期国会発言一覧

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西村力弥[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは西村力弥衆議院議員の29期(1960/11/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は29期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院29期)

西村力弥[衆]本会議発言(全期間)
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第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 衆議院本会議 第54号(1961/06/08、29期、日本社会党)

○西村力弥君 私は、日本社会党を代表して、ただいま決議案として出されました久保田副議長不信任について、憤激をこめてその反対の意思を表明しようとするものであります。(拍手)  まず、ただいまの提案者の提案理由をお聞きしますると、何ら具体性のない不信任をして、うさを晴らそうとする、そういう言いがかりをつけてやっておるにすぎないことは明らかであると思うのです。自民党の諸君は、こめような、理由のないところに理由をつけてやるようなことはやめて、きょうは、皆さん方は、胸に喪章をつけて、池田内閣の葬送曲を、自民党の挽歌を、涙を流しながらかなでる、これが、きょうあなた方のなすことなんだ。  一体、久保田副議長……


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第44回国会(1963/10/15〜1963/10/23)

第44回国会 衆議院本会議 第1号(1963/10/15、29期、日本社会党)

○西村力弥君 ただいま議長から御報告のありましたとおり、本院議員牧野寛索君は、去る九月二十二日夜、山形市立病院済生館においてにわかに逝去せられました。まことにお痛ましい限りであります。  私は、ことに皆さまのお許しを得て、議員一同を代表し、つつしんで哀悼のことばを申し述べます。  牧野君は、明治三十五年一月、山形県西村山郡河北町の素封家に人となり、郷里の農学校を卒業後、その修得の知能を広めて未墾地の開拓に従事せられたのでありましたが、君が青雲の志はこの仕事にとどまることを許さず、ついに意を決し笈を負うて上京し、千葉県出身の元本院議員である吉植氏に身を寄せて、中央大学に法律を学ばれました。  こ……

西村力弥[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院29期)

西村力弥[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第37回国会(1960/12/05〜1960/12/22)

第37回国会 文教委員会 第2号(1960/12/15、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 関連してここでお聞きしたいのですが、きょうの朝日新聞の社説にも出ておりましたが、私立学校に対してはノー・サポート、ノー・コントロール、こういう言葉が使われております。私立大学の関係者の方からも教員の給与に対する補助の要求がありますが、また外国の例としましてもそういうことをやっておるところもたくさんあるということでありますが、この問題に対する文部省の検討は一体どういう工合になっておりますか、できるならば諸外国のそういう例と、それが憲法とどういうかね合いになっておるか、こういうことを一つ調べて知らしていただきたいと思うわけですが、その検討はどうなっておりますか。

第37回国会 文教委員会 第3号(1960/12/16、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 積雪地方、雪国ですが、今から予算が制定されましても、年度内に工事に着手できないという、こういう場合にはどう措置されるか。
【次の発言】 それから、この坪単価の算定について明年度はどういう考えを持っていられるか。現状のままでは、とうていこれは低きに過ぎて、実情に合わないじゃないかと思うんです。
【次の発言】 そうすると、言外に示されていることは、鉄筋の単価は妥当である、こういうことであって、木造は引き上げを必要とする、こういう考え方に立っているように聞こえたのですが。
【次の発言】 これは無理をしてそういうことをおっしゃっておるのじゃないかと思いますが、再度検討願って、もう少し……


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第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 決算委員会 第3号(1961/02/09、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 このメモと同趣旨のものを――これは結局そうならざるを得ないと思うのですが、それを現在までの正式の意思として、公式に明日までにこの委員会に提出する意思はないか。
【次の発言】 検査官会議を開いて意思決定をするかいなかということまで討議をするということは、この際あなた我を張り過ぎるのじゃないか。あなたは、会計検査院長として会計検査官会議を招集する権限がある。だから、この際はっきり、私の権限で招集して最終的な意思を決定して提出をします、こういう意思表明をなされるはずだ。あなたは、人の発言まで取り消すと言えるすばらしい権限をここで表明されたのですから、そういう工合にできるはずです。

第38回国会 決算委員会 第5号(1961/02/16、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 関連して……。ただいまの答弁で、濃縮ウランの製造可能国はイギリス、フランス、アメリカだけだということでございますが、科学技術庁の答弁としては少し非科学的じゃないかという気がするのですが、いかがですか。
【次の発言】 今のJRR2型ですが、これを購入しようという工合にきめる前の計画は、国産で一号炉を作ろう、こういう計画があったと聞いておるのですが、事実ですか。
【次の発言】 次に、当時はアイゼンハワー大統領の時代ですが、原子力の国外市場確保という意味において、後進国で原子炉を建設する場合に、三十五万ドルの助力をする、こういうことがあったと思うのです。それは当然考慮に入れられたと……

第38回国会 決算委員会 第7号(1961/02/23、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 前会はCP5型の原子炉の出力を一千キロワットまで引き上げる、それはどうしてやるのだ、危険はないか、こういうようなところで打ち切りになったわけなんですが、これは日本に責任が全部移っておるのでありまして、ここで重水の中に放射能が流れ込んだり、あるいは危険が発生した場合の責任というものは、全部自分の方になってしまうわけですが、一千キロまで上げるということについての確信はあるのかどうなのか。  それからもしひょっとして事故があって放射能が流れた場合に、その放射能を除去する費用やあるいは時日はどのくらいかかるのか。その点についてお答えを願いたい。

第38回国会 決算委員会 第9号(1961/03/02、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 ちょっと説明してもらいたいのですが、急性灰白髄炎というのはどういう病気ですか。
【次の発言】 けっこうです。
【次の発言】 関連して。今問題になっているところは私も見てきたのですが、自然現象で高度の災害が押し寄せたからやむを得なかったということになるけれども、やはり設計通りに施行になったにしても、その設計自体が不備だったということが、こういう場合に言えるのではないかと思います。あの際もやはりこの堤防の背面傾斜、あそこからくずれたということになっているのですが、鍋田の海岸堤防もその通りなわけですね。うしろから削られたということになっておるのですが、やはり設計それ自体に欠陥があっ……

第38回国会 決算委員会 第10号(1961/03/03、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 実はきのうお尋ねして、鬼丸官房長から事務当局の答弁を聞いているんですが、大臣の立場の見解を聞きたいというわけでお尋ねをするわけです。  二兆一千億の予算を消化するということ、それはできる見込みはおありだろうと思うのですが、これを無理して消化しようとすると、能力の十分でない、あるいは事業に対する信用が置けないような業者も使うようになるのではないか。こういう点を相当警戒しないと、せっかくの資金が、非常なロスが出てしまうのではないかということです。その点をどういう工合にして、国民の血税を有効適切に使う方式を大臣として考えておるかということなんです。それからこの土木事業は下請下請と、……

第38回国会 決算委員会 第12号(1961/03/16、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 私も公団の責任のあり方ということについてお尋ねをしたいと思ったのでございますが、木村委員からいろいろお話もありましたので、その点はやめにしておきたいと思います。ただ、行政組織法に入っておる一般の機構については、行政管理庁でいろいろ検討しておりますが、公団関係については、そのワク外となっておるので、やっぱり公団という組織の責任はどうあるべきかということは、どこかで検討すべきじゃないか。これは三公団に限らず、愛知用水公団にしても、あれなんか御承知の通り、何回も何回も資金不足だといって莫大な資金を回してきておるということですね。その他注意を怠ったために多くの損害を与えたとか、欠損金……

第38回国会 決算委員会 第17号(1961/04/05、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 ちょっと関連。二月の二十一日に、この問題を当委員会でやりまして、私が原子力局長に、AMFでなく、もっと確実な会社に発注すべきであるという意見は出なかったかと、こう言いましたときに、これに対する答弁は、「その当時原子力委員をしておられました藤岡由夫博士、現在埼玉大学の学長であられますし、原子力委員会の参与であられますところの藤岡博士が、アメリカの方から手紙をよこしまして、AMFは適当でないのではなかろうかというようなことは言ってきた事実はございます。その事実はございますが、それを取り上げる論拠、なぜAMFはいけないのだ、その論拠については何ら示されておりませんでしたので、原子力……

第38回国会 決算委員会 第18号(1961/04/06、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 ちょっと関連して。一つは、きのうの供述によりますと、そもそも二号炉としては、国産のをやろうという計画があった。それをCP5型の購入に切りかえた。こういうお話がございました。ところが、この前の私の質問に対する札局長の答弁では、そういう計画はございませんと、はっきりあなたは断言しておる。私たちは、学術会議の意向に沿うて日本の知識を動員し、積み上げていく。そういう原子力開発ということを好んでおり、そういう方向を望んでおるのです。それがCP5型の購入というふうに切りかえになった。そういう事情というものは、やはり重視をしなければならぬと思っておるのです。局長、どうです。こういう不確かな……

第38回国会 決算委員会 第19号(1961/04/07、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 関連。一つは、自転車振興会という名称です。これは自転車産業の振興をはかるのだという目的を持っているからいいようなものですが、しかし、それに要する資金の出道を考えると、こういうまことしやかな、もっともらしい名称というものは、どうも不適当だという気持がしてならないのです。法律に基づいてある歩合の納付金を納めさせるということは、それはそれでいいとしても、こういう競輪あるいはオートレースの正常な運営をはかるための仕事というようなものは、やっぱりそういうことを主催する人々が、自主的に集まってやって、それと法律事項というものは、全部切り離していく。競輪からの上がりの中の幾らかを納付させる……

第38回国会 決算委員会 第20号(1961/04/12、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 関連して。駐留軍労働者の離職者の企業組合、タクシー会社なんかやろうとして申請した場合の取り扱いの態度。それから今まで申請したものの許可の割合ですね。そういうようなことはどうなっておるか。その一点だけ伺いたい。
【次の発言】 全部許可できないという理由は、これはだれにもできない地域だからやらぬ、こういう趣旨なのか。あとのつり合い上やらないというのか。それからまた、私のお聞きしたいのは、今許可した件数を申されましたが、それは申請のどのくらいの率になっているのか。こういうことをお聞きしたかったわけです。
【次の発言】 その離職者の車庫がどうこうというようなこと、あるいは企業の基礎、……

第38回国会 決算委員会 第21号(1961/04/13、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 交通公社が金を納める納期の短縮十日ということですが、これの変遷はどうなっていますが。ずっと年次別に……。
【次の発言】 そうすると、十日に短縮するという方針だ、こういうようなことをおっしゃったのですが、二十日ですか。
【次の発言】 それは即日にできないことはわかるのですが、ぎりぎり一。はいのところは、やはり二十日ですかね。そういう専務処理上のぎりぎりの線が、二十日という工合に言わざるを符ない根拠はあるのかどうか。
【次の発言】 二十九年のときまでは四十五日、そのときはそのときで四十丑日を必要としたのかどうかということ。今回は、事実問題として十日でいい、しかし、一時にはできない……

第38回国会 決算委員会 第22号(1961/04/14、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 関連して伺います。  昭和二十七年以降の分はそれでわかりますが、占領後ずっと米軍に与えた利益、こうむった損害、そういうものを算定すると、累計どのくらいになりますか――。御答弁がないのですが、今政府が、ガリオア、エロアの返還の交渉に入っておるということになっおりますね。そういうものをはっきりと握っていないということでは、これはいかにもわが方に不利に進行することになる。朝鮮動乱の際なんかにおいては、国鉄の機関というものは、相当勝手に使われておった。これはわれわれが目で見ておる。そればかりでなく、米軍が占領で進駐した以後、こまかく言えば、ある程度の施設の建設から始まりまして、ずっと……

第38回国会 決算委員会 第23号(1961/04/19、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 国鉄職員の退職後の平均余命についてでありますが、私が調査したところによりますと、これは三十二年に調査したのですが、機関士の退職後の平均余命は、六・七年ということになっております。そうしますと、五十五才で退職しましても六一・七、これが平均の最高だということになるわけです。それで、厚生省の調査しておる日本人の平均寿命を見ましたところ、これは三十年の調査でありますが、五十二才の者は二〇・八三年、五十三才の者は二〇・〇五年、五十四才の者は一九・二九年、五十五才の者は一八・五年、こういう工合になっておるのです。これを比較してみますと、この差があまりにもはなはだしい。これに私は驚き入って……

第38回国会 決算委員会 第24号(1961/04/20、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 ちょっと忘れましたですが、三十四年度の補正予算はいつ出してあったか。主計局長おわかりでございましょうか。
【次の発言】 お尋ねをしますが、去年の一月十何日でしたか、岸総理が安保条約調印のために渡米して、そのときの費用は、予備費から支出になっているわけですが、そういう際に、外国旅行の経費は、外務省には残額がなかったのか。それはどうですか。
【次の発言】 それだけ大きいといいましても、外務省の方に予備費として計上になっているのは、総額一千八百三十万のうち、一千九十二力というのは、外務省の方に振り分けられておる。そうすると、わずかに七百万円とちょっとなんです。そういう金が総理府にな……

第38回国会 決算委員会 第27号(1961/04/27、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 平常業務のお話が今出ましたが、取り扱い郵便物の伸び率は、ここ五年間くらいはどうなっているか。それを一つ知らしてもらいたい。
【次の発言】 三十五年度はないですか。
【次の発言】 取り扱い量が大体七%ずつ伸びている。これは二年間のあれですが、三十五年度は何%伸びたか。一一四から幾らになったですか。今ちょっと聞こえませんでしたが、七%以上の伸び率じゃないかと思う。そうじゃないですか。
【次の発言】 そうでしょう。ところが、要員の増は三%、その次は五%の伸び率、そうすると、だんだんと取り扱い郵便数に比して人員の増加がズレてくる、そういうことになるのじゃないですか。それでは、平常業務……

第38回国会 決算委員会 第28号(1961/05/10、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 私は、国民として、選挙違反裁判が遅延する問題に対しては、苦々しくずっと思ってきた。その問題に対しては、法務省当局、裁判所当局も、スピード・アップされるという意向は示されておるようですが、ここ二、三年のところ、実際スピード・アップはどういう程度に進んでおるか、これはどうなっていますか。
【次の発言】 法務省というか、法務大臣というか、そういう選挙違反の裁判はスピードを上げようという方針はきまっておるのじゃないですか。
【次の発言】 その通りであるならば、それを実現するために、財的に、人的に、どういう努力をされてきておるか。こういう積み上げがどうなっているのか。

第38回国会 決算委員会 第29号(1961/05/11、29期、日本社会党)【議会役職】

○西村(力)委員長代理 その点久保君にお尋ねしますが、この流用したということは事実なんですね。
【次の発言】 関連質問を許します。荒舩君。

第38回国会 決算委員会 第30号(1961/05/12、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 今、国民年金のお話がございましたが、この市町村の年金の取り扱い費が実情に全然合っていない。まことに僅少だ。私がこの間ある町に行ったところが、四分の一の金しか出てない、こういうことを言っておりました。それが全部町から持ち出しになって事務が行なわれている、こういうことになっているのですが、厚生省の仕事は、これはやはり住民生活に直接する問題でありますので、地方の公共団体は、これは国がめんどうを十分に見てくれないにしても、やはりやらざるを得ないということになる、社会福祉関係でも何でも。それから学校教育の問題もそうですが、これだってやはり子供のことですから、地方自治団体あるいは父兄が、……

第38回国会 決算委員会 第31号(1961/05/17、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 まず、本日は、東北開発株式会社の日新電化の持株譲渡の問題について、お尋ねしたいと思うわけであります。東北開発株式会社及びその譲渡を許可した企画庁、これが金子社長に譲渡することを適当と判定した理由、それについて一つお尋ねをしたいと思うわけです。
【次の発言】 渡邊総裁にお尋ねいたしますが、金子氏から事業の規模拡大、更新のために相当額の出資をしていただきたいという申し出があったというお話しでございましたが、それはいつ、どういう申し出があったか、それをだめだと御決定になった理事会はいつであるか、伺います。
【次の発言】 それは正確にわからないのでございますか。

第38回国会 決算委員会 第33号(1961/05/19、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 簡単にやります。  一つは消防庁の方に尋ねますが、先日の新聞を見ますと、防火服の実験をやっておる。そのためにえらいやけどをしたというのですね。ああいうことに消防庁としてはどれだけのタッチをしてやらしたのか、その点。
【次の発言】 消防庁としては、全然推薦とか何かやっていないということですが、しからば、火に飛び込むというのは、個人意思でやったのか、だれかの命令でやったのか、どうです。
【次の発言】 書類の報告だけで、近く呼ばれるといいますが、問題は自由意思でやったのか、命令でやったのかということになるので、これは相当重要な問題です。八百度の予定熱が千度に上がったから焼けたのだろ……

第38回国会 決算委員会 第34号(1961/05/24、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 経済企画庁の方では東北開発室長だけですが、前々から、この問題については一ぺん大臣が出席すべきだ、こういう要求をしているのです。にもかかわらず――長沢さんは、直接担当で一番詳しいから、適任であるということになるかもしれませんけれども、事と次第によっては、やっぱり大臣の答弁を求めなければならぬ場合も出てくるわけなんであります。どうでしょう、委員長、まああなたは代理委員長ですが、このごろの状態を見ますと、決算委員会に対して、今まで大臣で出席したのは厚生大臣、厚生大臣はずっと続いておりましたが、他はほとんど政務次官をもって代行せしめる、こういう一つの傾向というものが生まれつつあります……

第38回国会 決算委員会 第37号(1961/05/29、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 ちょっと関連。市場の指定荷受人というか、そういうものは、単一化していこうというのが、農林省の方向じゃないですか。その答弁が、いかにもこちらの質問に合うがごとくあやふやにしていますけれども、はっきりそういうような方向をとっておりながら、そういう答弁はおかしいじゃないかと私は思う。そこを一つ明確にしなければいかぬじゃないか。
【次の発言】 関連。会計検査院にお聞きしたいのですが、そういう国費が目的以外に使われ、そのまま放置されるという場合は、こういう補助金の返還について、会計検査院ではどういう工合に判定するか。農林省自体としても、補助金の返還を求めるという工合に行き得ないかどうか……

第38回国会 決算委員会 第38号(1961/05/30、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 各大学から三万、二万と、額は少額ですが、これはどの費目から出されておるのですか。
【次の発言】 役務費という名前が示すところからいうと、今の目的とは合致しないように思うのですが、どうでしょう。会計検査院はどう思いますか。福祉とか文教宣伝とかいう趣旨でこの財団法人が生まれて、その費用が役務費から出ておるということは、少し無理があるのじゃないですか。
【次の発言】 議事進行について。これは、役所の方々は新しくその地位にすわったとかなんとかで、僕がいなかったときのことは知らぬとか、こういうことは言えるかもしれませんけれども、これは文部省という一つの機構として出席しているのですから、……

第38回国会 決算委員会 第39号(1961/05/31、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 これは決算とはちょっと関係ないようですけれども、序論的な意味で、第一次防衛計画が、陸上が十八万、海上が十二万四千トン、航空機が千三百機と、こういう工合になっておるのですが、この資料を見ますると、その整備状況は、陸上部隊が十七万一千五百人、海上が十一万五千八百四十七トン、航空機が千百十五機、こういうことになっておりまするが、この中にアメリカからの援助による航空機、あるいは艦船、あるいは陸上部隊の装備その他、そういうものの内容は、どうなっておりまするか。これは一つ詳しい資料を出してもらいたいと思うのです。防衛庁は、決算委員会の専門員室の話を聞きますると、いろいろ国会の審議を便なら……

第38回国会 決算委員会 第40号(1961/06/01、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 先ほどの小川委員の質問に関連してですが、この前、岸総理が安保調印に行く場合の予備費の審査をやったときに、確かにあのときには事前に補正予算を組んだ。しかし、そういう目がないために、新しい目を必要とする場合には予備費支出も認められるのだ、最後はそういう話であったのです。それで、これは一つの私の考えですが、このごろ年々、総理は外国といろいろ具体的な関係のある場合もありまするし、そうでなく、外国との親交を深めるというようなことで、ずいぶん回られるのですね。やはり外国旅費の中に、特別費的な目を起こしておいた方が、一番めんどうでなくて済むのじゃないかという考えを持つのですが、大蔵省として……

第38回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第8号(1961/06/06、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 私、選挙法に関しては深い知識は何もないのでありますが、しかし、これまで選挙を数回やりまして、現在の選挙法というものは、実際に民意というものを正しく反映するためには不備不完全である、そういう感を深くしております。そういう感じは、ただ、いたずらに、選挙法の問題にすべてがあるんだということではありません。問題はもっともっと深いところにあるんだと思いまするが、しかし、これを可能なる限り法的にも整備をして、そうして、正しい民意というものが反映されるようにしなければならぬことは当然であります。そういう点からいたしまして、現在の選挙があまり好ましい姿ではなく行なわれていることに対して、これ……

第38回国会 商工委員会 第2号(1961/02/08、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 一点だけお尋ねしますが、きのうの新聞を見ますと、経済企画庁長官が貿易自由化の計画を再検討する、こういう指示を出したと出ておりまするが、この再検討の指示の趣旨、これはどういうことであるか。一つ考えられることは、ケネディの、ドル防衛に伴う一つの方針が現われてきましたので、それに対応する、こういうことも考えられるし、また一面、砂糖の自由化はああいう処理になったので、そういうことからくる再検討ということも考えられる。町検討の方向なり内容について、どういう趣旨の指示があったのですか、それを伺います。
【次の発言】 あなたがおわかりにならないとすれば、指示を与えられた企画庁のポストの人は……

第38回国会 商工委員会 第6号(1961/02/21、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 砂糖も生活必需物資でぜいたく品ではないのですから、なるべく安く国民に与えるというのは当然だと思うのですが、そういう観点からいいまして、現在の政府のやり方はさか立ちしておると思うのであります。それはともかくとしまして、ただいま通産大臣は原糖の輸入をよけいにして、出回りをよけいにして値段を下げるといわれた。このことは前回企画庁長官も同様趣旨の答弁がありました。ところがいつの新聞でしたか、新聞の報ずるところによりますと、アメリカとキューバの国交断絶によってアメリカはキューバ糖を買わない、そういうことから日本政府が原糖の輸入を増そうとしても、それは見込みがないじゃないか、こういう報道……

第38回国会 商工委員会 第8号(1961/02/24、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 一つは、採算のとれる限界が二十八万円という場合に、その中に占めておる探鉱費あるいは税金のウエートはどんな状態になっておるか。
【次の発言】 しかし価格構成の中に占めるそれぞれの率というものは、やはり示されなければならないと思うのですが、資料をお持ち合わせでないようですから……。それで探鉱費については相当ロスが加わるだろうと思う。やってみたところ当たらなかった。当たったけれども採算制に乗らなかった、こういうことがあると思うのですが、全体的に見ましてそのロスはどのくらいになりますか。
【次の発言】 探鉱の助力を求めるとか、減税を求めるとか、そういう場合には価格構成の中に占めるこう……

第38回国会 商工委員会 第11号(1961/03/10、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 通産省にはこういう石油とか可燃性のガスの開発に関する審議会というのがあるのじゃないですか。その審議会の結論はどうかということを聞きたい。

第38回国会 商工委員会 第15号(1961/03/22、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 これからの審議のために資料を要求したいのですが、その前にちょっと大臣に聞いておきたいことがあるのです。それはカン詰用の原料作物の輸入の問題、これはちょっと議題からはずれてしまいますけれども、カン詰用のサクランボの輸入でございます。サクランボの生産は、私、山形県でありますが、山形県が大体八割程度占めておるのですが、今期外貨割当の申請を調べてみますと、九十一万ドルの申請が出ておるのです。そうしますと、生産量の五割以上が輸入されるということになって、サクランボの生産者は大恐慌を来たしておるわけなんです。農林省の担当の園芸課、食糧庁の食品課、そういうところを当たってみまして、農林省と……

第38回国会 商工委員会 第19号(1961/03/29、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 この法案が目ざしておる研究の段階というのは、基礎研究、応用研究、あるいは企業化、そういうところのどこをおもなる目標としておるのか。それから協同研究組織を持つ業種、これはどういうところをおもに対象として考えておるのか。いわば、わが国の研究組織は分散をしておる、そういうところから基礎的な、あるいは集中的な、大規模な研究ができないのが欠陥である。であるから、協同研究の組織体に法人格を持たせよう。こういうことになるわけだとするならば、より多く中小規模の企業体が自己の必要によって協同研究組織を持つ、そういうところを対象としておるようにも見えます。その二点についてお答えを願います。

第38回国会 商工委員会 第21号(1961/04/04、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 関連。独立採算のベースに乗る段階では、国内の航空路線は、どの程度に網が張られるか、それは見込みはどうつけておられるか。  それから第二点は債務保証は独立採算の段階にいけば消えるというが、消えるという根拠は何か。それからそういう場合には債務保証が消えるばかりでなく、政府出資から絶縁する、こういうことを当然に考えなければならぬ。そういう私企業の独創性というか、創意工夫というか、そういうものを生かすためには、やはり完全なる民間企業に移すということが常にとられておる方針なんでありまして、そういうことを当然考えなければならぬと思うがどうか。そういう場合に政府出資金の価値というものはどう……

第38回国会 商工委員会 第27号(1961/04/18、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 関連してですが、少し長くなるかもしれませんけれども、よろしく……。  閣議で当分の間公共料金の引き上げは行なわない、かような決定をいたしましたときに、まじめに、政府がそう言うことは大へんけっこうなことだ、今の値上がりからくる脅威から政府は守ってくれるのだ、こういうすなおな考え方を持った者と、それからどう決定をなしても実効は全然ないのだ、こういうような観測を持った者とがある。私自身はそうであるし、また一般専門的なあるいは報道関係なんかにおいては、この実効は疑わしい、こういうことをはっきり言っておるのは御承知の通りなんです。閣議決定をするまでの主たる役割を果たした通産大臣は、こう……

第38回国会 内閣委員会 第1号(1961/02/07、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 新島に限らず、防衛庁の基本方針――基地設定、拡張という場合の方針は、あくまでも地元民の了解のもとにこれを行なう、こういう方針は貫かれて主張されてきたことであると思うのです。ところで今回はいよいよ最後の腹を固めて、相当のトラブルを乗り越えてでも新島のミサイル試射場の工事に着手する、こういう決意を固められましたが、今までの言明、また今ここでお伺いしても、地元民の了解、こういうことを今でもおっしゃると思うのですが、そういう立場にあることと、今回強行するという決意と、一体どういう工合に一致させておるのか、私はこれはやはり言葉では地元民のことを言うけれども、要は自衛隊のミサイル開発を急……

第38回国会 農林水産委員会 第14号(1961/03/15、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 簡単にお尋ねしますが、私、山形県です。山形県は、統計にも表われております通りに、サクランボの生産量は全国で一番です。ところが、今年度下半期の外貨割当申請を業者が非常に多額に出した、そういうことで、そのサクランボの買いたたきが行なわれるだろうといって、果樹サクランボを経営している諸君は大恐慌を来たしておるわけなんです。それについて農林省及び通産省の意見、態度というものをお聞きしたいわけですが、一体、ことしの今回の外貨割当申請はどのくらい出ておりますか。
【次の発言】 局長お知りでないようですが、農林省の食糧庁の食品課について調べてみますと、九十一万ドルとなっている。九十一万ドル……


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第39回国会(1961/09/25〜1961/10/31)

第39回国会 決算委員会 第3号(1961/10/13、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 ちょっと関連して。川島長官から今明快なお話がございましたが、あなたの現在の仕事は、行政管理庁長官として行政機構の能率化をやるとともに、北海道開発庁長官という立場を持っていらっしゃるわけですが、この二つの立場を持って、今の御趣旨からいって、北海道開発庁の仕事につきましてどういうお考えを持っていらっしゃるか。これを見ますると、移しかえの費用が大体あなたの方の予算の半額、しかも私たちには、前の知事は社会党員であったというときにはどうだ、今度町村さんのときにはどうだ、こういうようなことを耳にはさむのです。こういう二つのポストのキャップとして、今の御趣旨から見まして、どういうお考えを持……

第39回国会 決算委員会 第5号(1961/10/19、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 先ほどからの御質問によっても、今国会で学校あるいは住宅、そういうものの建築単価の引き上げが行なわれるようで、木造にしまして、大体一一・何%という単価の引き上げが行なわれております。そういう臨時国会に対する政府の態度をきめる場合に、公庫の方の融資の単価の引き上げということは、当然希望さるべきであったのじゃなかろうかと思うのです。そういう点はなされていないのかどうか。それがなされていない現実から、国民が住宅を建てるということになると、自己負担が増す。今お話しの通りであります。また、計画を手抜きをしたいという気持も出てくる。極端の場合には、放棄せざるを得ないという工合になるかもしれ……

第39回国会 決算委員会 第8号(1961/10/30、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 関連して。ただいまの資料提出、私たちも望みたいところであります。それとともに、今木村委員が指摘したと同じケースが他の省においてもあるはずでございますので、この資料要求について、理事会においてこれを検討して、同一のケースのものの資料提出を決算委員会として要求するように取り計らいを委員長においてやってもらいたいと思います。
【次の発言】 局長に聞きますが、事前の調査にどれだけの金を使ったか知りませんが、掘ってみたところが、当初計画だけ床掘りをやったのではとてもおさまらぬから、やはりよけいに床掘りをやらざるを得なくなったということ、それからまた当初の貯水量では、床掘りをやったとたん……

第39回国会 決算委員会 第9号(1961/11/10、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 関連して。納得をしない二人が主張している土地は、その飛行場のどの辺になっているのですか。
【次の発言】 そこで問題になるのは、滑走予定地にかかるところに係争の地点がある。そういう場合に、あとから小川委員が質問されるでしょうが、滑走路のコンクリート固めの工事請負ももう成約しているということですが、そういうやり方というものは、事後に至って敗訴をした場合は、補償したらよろしいということを言いますが、いやしくも国民の権利というものは、そういう場合に主張されて、係争になっている途中に、そこのところを含めて契約をするという問題は、私たちはこれを重視して今までやってきたわけなんです。結局ど……

第39回国会 決算委員会 第10号(1961/12/07、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 関連。私、過般那珂湊に行って参りましたが、基地の留守を預かっているエバンス少佐に会って参りました。杠局長にちょっとお尋ねしたいのですが、彼の言うことには、原子力研究所の最高技術者から聞いたところによると、米軍の演習による原子力研究所の危険はないのだ、こういうことを言うておると言っておりました。そういうことはまことに危険な意見でありまして、これが是正は、あなた方から原子力研究所の方に言っておかなければならぬと思うが、あなた方自体もそういうふうに考えているかどうか、その点を承りたい。
【次の発言】 林長官にお尋ねします。  日米協力して代替地の選定に努力しておる、こういうことです……

第39回国会 災害対策特別委員会 第9号(1961/10/18、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 いささか重複のきらいがあるかもしれませんけれども、短時間にお尋ねをしたいと思います。  先ほどから淡谷委員によって、果樹災害に対する対策が従来のワクを越えない、この点はわれわれとしては不満である、こういう趣旨の質問が続きましたが、私たちもやっぱりその通りに考える。そこで、お尋ねしたいのは、果樹農業の農政上における位置というもの、これは確かに農業基本法で、選択的拡大とか、成長を見込むとか、前面に出すとか、そういうことになっておりますので、重視をしておるという工合には言えるのでございますが、これを一段と進めて、果樹というものは、国民の食生活、国民生活に必要なものである、必要品であ……

第39回国会 商工委員会 第9号(1961/10/24、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 自治大臣がせっかくおいで下さいましたので、自治大臣に対する質問を簡単にいたしたいと思います。藤山さんは、何か御用でしたら、どうぞお引き取り願ってけっこうです。後日またやりますから。  それで自治大臣にお尋ねしたいのですが、ついこの間、静岡市で自治労の自治研大会がありまして、いろいろと今議題になっておる工業誘致の問題につきまして、地方行財政を守り、住民にサービスをするという本来の立場から検討した、こういうことでありまするが、その詳細について大臣は聞かれておりまするかどうか。それを聞かれましての感想というか、それを聞く聞かないにかかわらず、現在進められておる市町村による企業誘致が……

第39回国会 商工委員会 第10号(1961/10/26、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 地方自治団体としては、低開発地域においてはいろいろ問題はわかっておるのですが、工場にでも来てもらわなければどうにもならないという気持が強いのです。それを来てもらったら、それじゃどういうはね返りがあるかということは、具体的な例によって相当知っておる。けれども、やはり工場にでも来てもらわなければならぬという考え方で、そういう一心から無理に無理を重ねておるような現状であるわけです。ところが、一方企業者側においては、行ってやるのだという立場から、これもまたできるだけ好条件をとろう、こういうわけで、とんでもない例がたくさんあるわけですが、このことは、この前自治大臣がおいでのときにいろい……

第39回国会 内閣委員会 第13号(1961/10/30、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 先日藤枝長官に、どこでしたか、本会議場の中でしたか、簡単に申し上げてありましたが、自衛隊の制服の、現在は建設本部で、東京建設部ですか、あそこに派遣されておりました稲田三佐という方が仕事をしておるときに暴行を働いた、こういう問題であります。このことは、今までそういう基地のいろいろの紛争の際には、警察官の行き過ぎの行為というものがたくさんありまして、そのたびごとに私たちは特別公務員の暴行傷害として問題にしておりましたが、制服がそういう行為に出たというのは初めてであります。事はささいなことでありますが、そう意味においては重大だと思いまして、ちょっとお耳に入れてあったはずですが、調査……


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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 外務委員会 第7号(1962/02/28、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 私はドミニカの移民の問題についてお尋ねをしたいと思います。この移民問題は決算委員会でだいぶ真相について検討したわけなんでございますが大臣がおいでにならなかったので、きょうは幸いの機会でありますのでおもに大臣に対してお尋ねしたいと思います。  その前に、ちょっと事務当局にお尋ねしたいのは、現在まで第四次の引き揚げ三百五名、こうなっておりますが、それに引き続いて今後の見通しはどういう工合になっておるか、それを一つ事務当局から伺いたい。
【次の発言】 そうすると、今度の帰国予定がこれできまったとしましても三百二十三、前回までのが三百五ですから、六百幾ら、こういうことになるわけですが……

第40回国会 決算委員会 第2号(1961/12/15、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 議事進行。今会計検査院に警告がありましたが、この前の理事会では、本日の審議には、大蔵大臣、通産大臣の出席を要求してあったはずです。ところが、そのことはどうなっておるか。いつも決算委員会の審議については、大臣の出席はほとんど見られない。局長級――級といっては申しわけないのですが、そういう事務的ポストの人だけで事を処せられておる。こういうことでありまして、私たちは、このことは当委員会としてまことに好ましくないことである。これは一般に日本人は、税金を出すことはぶうぶう言うけれども、使ったあとに対する批判がない、こういうことは、日本人一般の通弊ですね。そういうことの現われとも見られる……

第40回国会 決算委員会 第3号(1961/12/21、29期、日本社会党)【議会役職】

○西村(力)委員長代理 他に御質疑はありませんか。それでは、本日はこの程度にとどめ、これにて散会いたします。    午前十一時五十八分散会

第40回国会 決算委員会 第4号(1962/02/05、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 先ほどからずっとお聞きしておったわけなんでございますが、外務省としてはずいぶん打ち合わせをせられたらしく聞えるのですが、その打ち合わせの焦点は、一つは引き揚げざるを得なくなった事情を政情不安、こういうところに帰するんだということ。それから第二点は、ドミニカ移住の最終的責任は個人にある、こういうことを仰せられておる。最終意思決定は個人のものだ、個人の責任だとあなたは仰せられる。第三点は、戦前の移住は非常に苦労を覚悟でやっておるけれども、戦後は何か楽をしようという、甘い考え方で出ていく者が多い。こういう三点にあなた方の考え方をまとめている、こういうように私には受け取れる。そういう……

第40回国会 決算委員会 第5号(1962/02/08、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 皆様方非常に希望を抱いてはるかドミニカまで参られまして、今ここにすっかり自分の計画を捨てられた形で帰国されたことにつきましては、心からお気の毒に存じます。私たちこれからこの問題につきまして審議を進めまして、こういう工合に裸一貫になって帰らざるを得なくなったということのほんとうの責任の所在はどこにあるかということ、それから今後の移住政策で改めるべき点はどこにあるか、こういう点、あるいはまた皆さん方のこれからの更生の道をどうすべきかというような点、そういうような点について、真剣に検討して参りたい、こう思っておるわけでございます。ただいまの陳述を聞きましたことを基礎にしまして、いろ……

第40回国会 決算委員会 第6号(1962/02/12、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 関連して。これは文部省の行政財産ですが、部局長という法律の項目に当たる大学側にそれを委任分掌させている財産だ、こういうことになっておるのだと思うのですが、よろしいですか。
【次の発言】 そういう場合に、委任分掌しておる人々と、それを分掌させている人々との関係はどうか。今のお話ですと、先方から協議がなければ、これは、不当と思いながらも、何とも処置がないとあなたはおっしゃる。協議がないから文部省は大蔵省と協議することもできなかったのだ、こういうことを言っている。これは管財局長、あなたの方が専門だろうと思うのですが、行政財産の分掌を受けた者とさせた者との関係はどういう関係にあるので……

第40回国会 決算委員会 第7号(1962/02/14、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 このドミニカの移民募集の重要なる項目として、自営開拓農、これを一番最初に打ち出して、希望者の大きな魅力になった。その点についていろいろ午前中から論議がありましたが、外務省としては、この自営開拓農ということは、日本語として通常使われている百味、そういう趣旨で使ったと思うのですが、そうでなくて、それはドミニカにおける自営開拓農という趣旨だというならば、そういう内容を応募者にはっきりと理解させる努力をやったのかどうか、こういう点がまだ不明確なのです。われわれの常識としましては、先ほどから論議がありましたように、自営開拓農というものは、日本的意味においてはこうなんだ、その通りみんなは……

第40回国会 決算委員会 第8号(1962/02/15、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 時間が二十分程度と言われておりますので十分に意を尽くせないと思いますが、二、三点についてお尋ねをしたいと思います。  釈明書を拝見させていただきましたが、これには、今総裁がおっしゃったようにこうなっている。「現理事、監事の連帯総力をもって是正改善し、事業進展に邁進するほかに途なしとの申合せを行い、」こういうことを仰せられております。また、おしまいの段階では、大事な仕事であるので、「内部の異和によって遷延することの許されないものであることを自覚致しております。この際、社内を粛正し運営の基礎を強化し、もって将来の前進を計る決意を固めております。」こうなっておりますが、このことは決……

第40回国会 決算委員会 第9号(1962/02/19、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 私としては、先ほど次長が言ったメーカー段階では、中小企業を守るという立場は大事だけれども、輸出の商社の関係では、そうもいかないというお話ですが、大きい商社なんか、双眼鏡くらいの仕事をしなくたって、ほかでほんとうにごっそりもうけられるのですから、やはりものによっては、そういう商社関係においても、中小商社の育成という立場が存在してよろしいのじゃないか。この点は、あなたの意見と私は違う。こういうことであったわけなんです。  それからもう一つは、割当が現実にどう行なわれているかということは、これはちょうど小川委員の質問の基礎になるので、それに対して資料を全然用意してないということは、……

第40回国会 決算委員会 第10号(1962/02/22、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 関連して二、三お尋ねしたいのですが、第一点は、先ほど木村委員の発言にもありましたが、国会のあり方から総理としての答弁を求めるのは無理でありますけれども、自民党総裁として、決算委員長だけは野党に引き渡すべきである、こういう点で常任委員長を全部与党において独占し、また副議長も与党で占めたというあり方は、いろいろ理屈は立てられるでしょうけれども、これは明らかに国会運営が一党独裁の色彩を濃厚にしておる、こういう危険性をはらむ、こう私どもは言わざるを得ないわけなんです。それからまた、予算の編成は、政党政治で与党がやることは当然でしょうけれども、決算委員会は、その執行面の検討ということに……

第40回国会 決算委員会 第11号(1962/02/26、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 それはそれでいい。いいけれども、そういう使用料をとっていく場合には、大蔵大臣と協議をしなければならないと、法律にちゃんと明記しておりますね。あなた御存じの通りです。それを協議をしないのだから、あなた方はその使用目的を放棄したことになる。当然普通財産に還元をしなければならないものを、好意を持ってあなた方がやっておる、そうだとすれば、事前に協議をして、その協議の合意の上に使用料をとるという、そういう使い方をしなければならぬはずなんですよ。ですから、小川委員の言うようなことにならないのだと言ったって、その前にあなた方は踏むべき手順というものを踏んでいない。そういうところをはっきりし……

第40回国会 決算委員会 第12号(1962/03/03、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 この前の外務委員会で私はゼ・ジジ・ニュース、これは在ドミニカ日本大使館、こう銘を打って発行されておる。これはドミニカの日本大使館が出しておる移住者向けのニュースである。これを基礎にして、レヒオン・エクストランヘーラ、これはカッコして外人部隊と書いてある、外人部隊じゃないんだというようなことを言うてもだめだ、こういうことを申しましたところが、これは海協連のニュースだ、移住局長はさように申しましたが、しかし、海協連のニュースというのは別にカリビアン・ニュースという形で発行されてある。こういう工合に発行されておる。だから、あなたの答弁は誤りだ。私はそのことがわからなかったから、外務……

第40回国会 決算委員会 第13号(1962/03/06、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 鶴田事務局長は、先ほど前回の答弁を訂正して、東大でゴルフを正科に取り上げたのは二十六年からだ、こういうお話でありました。この前の資料は、昭和三十年からの単位取得者が出ておったのですが、昭和三十五年度は十一人の単位取得者という工合に出ておりました。そうしますと、二十六年から二十九年までの間のも、その資料が提出されなければならない。それが全然出されていないわけですが、それは出していただけましょうか。
【次の発言】 これは文部省から答弁いただいたってどうにもならぬのですが、しかし、二十六年に正科にしたというのに、履修者は一人もいないなどという、そういう権威のないことを、いやしくも最……

第40回国会 決算委員会 第15号(1962/03/13、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 関連してお尋ねしますが、きのう山形県議会で代理店の指定の問題についていろいろ論議があったのです。山形県では開発会社の依頼に基づいて三十三年の五月二十一日に四社を推薦した。それは富士鋳鉄管、三島建材、黒井電機、佐藤電機、この四社ですが、その中から黒井電機と佐藤電機が選ばれた、こうなっておるのですが、法務省の登録を調べてみますと、この黒井電機なるものは開発セメント販売KKというものを設立した。佐藤電機は開発商事というものを設立した。ところが開発セメント販売KKの方は、設立が三十三年の十二月二十三日で認可指定なんです。三十三年の十月二十二日、二カ月早く実体のない開発セメント販売KK……

第40回国会 決算委員会 第17号(1962/03/22、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 三十六年度の国土地理院の四百九万二千円、これは非常に小さい額ですが、これは地図の印刷を増した、需要が増加したためにこうやっておるのだ、こうありますが、これは有償頒布じゃないですか。有償頒布であって、予備費支出をしなければならぬということは、どういうことかということですね。  それから、こういう地図が、どこからそういう需要が増してきたのかということです。
【次の発言】 それから、米軍の要請に基づくいろいろな印刷もやっておると思うのですが、そういう関係はどうですか。
【次の発言】 その多少要請に基づいてやっておるということは、これはどのくらいであるか、どういう地図であるか。これは……

第40回国会 決算委員会 第18号(1962/03/26、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 この東大の検見川のゴルフ場が本来の目的に反して私用に利用されている、しかも、累次にわたる会計検査院あるいは大蔵省、行政管理庁、そういうところの勧告があったにかかわらず、それが実際に取り上げられないままにずるずると使用されておる、こういう点から、当委員会としては、この問題を国有財産の問題として取り上げたわけなのでありますが、その際に、私たちが一番警戒いたしましたのは、大学の自治、こういうことであります。大学の自活を絶対に侵してはならないし、これは侵されてはならない、こういうことに警戒してやって参ったのでございますが、東京大学でゴルフを正科にするかどうかという問題、これを左右する……

第40回国会 決算委員会 第19号(1962/03/29、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 今の件について、監督官庁でも関係があるのですが、一つは菅発言ということです。菅次官、あなたについて、山本釈明も、あなたの意見に対して反対だ、これは故意に事実をゆがめておるのだという趣旨の記載がございます。それから、営業部長の更迭にあたって監督官庁の有力者がこれに反対をした、こういう項目もあります。これについては、企画庁側において、やっぱりこの釈明書に対する見解を示していただきたいと思います。
【次の発言】 ここに指摘されているのは、あなたの発言では、久保委員の質問に対して、「少数理事が専断で処理したことは任務違反である」という言葉、それから「この点を含めて当時の理事は全員御退……

第40回国会 決算委員会 第22号(1962/04/17、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 大体きょうで東北開発株式会社の件に関する当委員会の審議を一応打ち切ろうかという段階に入っておりますので、きょうは個々の問題よりも、より多く今後いかに東北開発株式会社の改善をはかり、再建の方途を立てていくか、こういうところに問題の焦点を置いて、これからいろいろお尋ねして参りたいと存じます。  最初に、刑事課長がおいででありますので、これに関する検察当局の捜査の現況、それから今後の見通し、そういうことについて御説明をまずお願いしたいと思います。
【次の発言】 そのほかに任意出頭という形式で取り調べられた方も相当あると思うが、それは、会社の関係者及び業者側はどのくらいに及んでおりま……

第40回国会 決算委員会 第23号(1962/04/24、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 沖繩の問題について簡単にお尋ねをしたいと思うわけですが、沖繩に対する日本本土からの援助は、いつから開始して各年度の支出はどのくらいになっておるかということを一つ言っていただきたいと思うのです。
【次の発言】 この援助に要した物資あるいは現金、そういうものですが、その中には、こちらからいろいろ技術員を派遣するとか、調査員を派遣するとか、指導員を派遣するとか、そういうような費用を全部含めての今の数字であるかどうか。
【次の発言】 そういう支出は根拠に基づいて支出されなければならぬわけですが、マイクロウエーブの関係とか模範農場の関係は、立法措置がとられておるようでありますが、その他……

第40回国会 決算委員会 第24号(1962/04/26、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 ちょっと関連しまして。三十五年度の資料が出ておりますが、これを、三十七年度の分も説明してもらいたい。本庁が三百三十五名、地方支分部局が一千十七名、こういう一連のものは三十五年度の予算関係ですから。すぐ出ないとすれば、調べておいていただいて、適当な時期でけっこうです。
【次の発言】 委員長として申し上げます。  これは幾ら言っても、かんべんして、かんべんしてと言うのですが、しかし、いかに秘密だからといっても、もう一歩前進して、小川委員の要求は、各地方公安調査局ごとのあれを出してくれというのですから、これくらいは出せないはずはないと私は思うのですが、秘密にも限度があると思うのです……

第40回国会 決算委員会 第25号(1962/05/07、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 関連。あなたは、国の役人だろうと思うのですが、政党は、日本では代表的なのは自由民主党、日本社会党、民主社会党、共産党、こういう工合に国会にはあるわけです。その他にもいろいろ党があるかと思うのですが、そういう場合に、特定の党という表現である政党を表現するというようなことは、公務員としてあるべき言辞じゃない、私はさように思う。あなたは率直にその陳謝して訂正してもらいたい。
【次の発言】 私が言ったことに対しては何ら意思表示がないようだ。党という工合に言っておる。それは多数の政党をさしておられるのじゃないと思うのだ。与党なら与党とか、自民党なら自民党、この委員会の席上において、党と……

第40回国会 決算委員会 第26号(1962/06/01、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 議事進行について発言いたします。これは委員長にお尋ねするのですが、過般東北開発の決算について、本委員会は相当の努力をしてやりましたが、その結論、決議として本委員会できめておるはずでございます。その決議は、相当具体性を持った、強い意思を盛られた決議でありますが、この決議がいかに生かされつつあるかということについては、委員長初め本委員会としては重大な関心を持っておるわけでございますので、現状は、当委員会の決議がどういう工合に生かされるように進行しておるか、そのことについて委員長からお答えを願いたいと思うわけであります。
【次の発言】 先ほど議事進行で委員長に、東北開発株式会社の決……

第40回国会 決算委員会 第27号(1962/07/10、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 私から北陸地方及び中部地方の一部を視察して参りましたことにつきまして御報告を申し上げます。  日時は、去る五月十七日から二十一日まででありますが、調査に参加いたしましたのは、派遣委員としての鈴木委員長及び私と、任意参加をされました山田長司君の三名であります。  今回の視察は、主として北陸地方の開発状況、同じく北陸地方の産業経済の現況及び同地方の交通事情がどのようになっておるかを調査の対象にしたものであります。  まず最初に、長野県より富山に連なる黒部峡谷において行なわれておる電源開発の状況を見て参りました。黒部峡谷には、黒部川に沿って関西電力株式会社の既設の発電所が幾つかあり……

第40回国会 商工委員会 第12号(1962/02/27、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 国民生活研究所法案に決して反対でもありませんけれども、まず私たちは、第一番目には、消費者保護の立場の行政を推進するとともに、それ以前に、日本国内における低所得者、低生活者、そういう人々をどう引き上げるか、こういうようなことがまず私たちの大きな関心になって参るわけなんであります。一体生活保護あるいはボーダーラインの要保護、準要保護、そういうような国民は大体どのくらいおるか、そういう点は十分に企画庁としても資料を持っていらっしゃると思うのですが、それはどういう工合ですか。
【次の発言】 生活保護を受けている数はどのくらいかということを明確にして、これは学校の修学旅行とかその他の場……

第40回国会 商工委員会 第14号(1962/03/02、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 まとまりもなくお尋ねするようになって恐縮に思いますが、まず第一に奧井先生に伺いたい。  この研究所を特殊法人に切りかえるということは、研究所の必要性からそういう工合になったのか、役所の側からそういうような方向を出して参ったのか、これは国民生活研究所を、真剣に、よい成果を生もうと努力せられまして、どうにもならない障害というものがあって、そしてこういうように切りかえざるを得ないという工合になったんだろうと思うのですが、その間のいきさつはどういうことでございますか。
【次の発言】 せっかく社団法人として、民間の創意を自主的に発揮して、よい成果を生もうとしていらっしゃるのを特殊法人と……

第40回国会 商工委員会 第16号(1962/03/07、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 給与の計画の説明を見ますと、役員の手当は七万五千円、十四カ月ということになっております。二カ月増して十四カ月としたのは、期末手当や何かの関係でこうしたのかと思うのですが、ところが職員の場合ですと、諸手当関係は通勤手当、扶養手当、超過勤務手当、特別手当、これだけが出ておるわけですが、期末手当の項目はない。特別手当として本俸計の十二分の二、これだけは出すということになっております。これがすなわち期末手当の関係であるかどうか。しかし、これは十二分の二ですから、六分の一しか出ないわけですが、そうすると期末手当の予算項目がどこにも見当たらぬように思うのですが、これはどういうことになるか……

第40回国会 商工委員会 第18号(1962/03/14、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 まず菅次官にお尋ねしますが、今この法律に基づく新産業都市、一都市について公共投資一千億程度考えておる、こういうことでございましたが、まあやってくる企業自体が設備投資その他に要する費用を一カ所に対してどのくらい見積もっておるか、これはどうです、暗中模索ですか。
【次の発言】 それは何年でやる計画ですか。
【次の発言】 そうしますと、少なくとも内陸関係の先ほど大久保参考人が言われたような希望、願望というものは十カ年間は満たされない、こういうことに相なるだろうと思うのですが、それでこの法律の第五条の区域の指定にあたりましては、工場の立地計画がすでに進行しておる、こういうところから順……

第40回国会 商工委員会 第33号(1962/04/20、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 この提出された資料の中の「機構および人員配置図」というのを見ますと、管理部職員が七十九人で、現場職員が百四人だ、こういう会社は現業会社とは言えないように思う。半分以上が管理部門の職員だというようなことですが、会社のあり方としてここに根本的な欠陥があるのではないか、こういう工合に思われるのです。なぜこんなに管理部門の職員が必要であるのか、その理由を一つ述べていただきたい。
【次の発言】 そのほかに雇い入れの諸君が働いておるのでしょうが、やっぱり現業の会社としては現場職員に重点を置いた配置――管理部門の職員が地質調査をやったって、そういうものは本格的な仕事というものはできないはず……


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第41回国会(1962/08/04〜1962/09/02)

第41回国会 決算委員会 第3号(1962/08/30、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 私は、一年半の間発見ができなかったということをお聞きしながら、どうもそれほど必要な証拠品であったか――相当の金額ですから必要がなければそれを押収するということもないかもしれませんけれども、  一年半もわからないまま放置されるような証拠品というもの、まあ今でもそうですか、かつていろいろな、そういう普通の犯罪でない、思想的な犯罪のときなんかは、とてつもない押収を、書類あるいは書籍、そういうものを勝手ほうだいにやったものです。こっけいなものまで、社会主義批判の本まで証拠品に持っていく、中身が社会主義と書いてあるだけで持っていく、こういうばかなこともありましたが、そういうことではない……

第41回国会 決算委員会 第4号(1962/09/03、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 関連。そこを私たちは理解できないのです。ああいうものは、庶民の住宅を確保するためにやるのであって、その居住者に売り渡すというのが原則でなければならぬじゃないか。市営住宅でも、県営住宅でも、福祉協会のそういう住宅でも、政府資金というものは、そういう趣旨で出されているんじゃないか。それを途中で、これは年賦が五十年ですか、五十年待たずに途中で金を出してくるんだから、最初からそんなところに金を出すべきじゃないですよ。それが償還さえすればあと個人の所有になって、これは全然制約がないんだというような工合になるということは、私は趣旨そのものに反するんじゃないか、形式的な言い方でないか、こう……

第41回国会 決算委員会 第6号(1962/11/01、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 関連して。それじゃ三十一日の業者代表に来てもらう案内状の文面はどういうことなんですか。
【次の発言】 それじゃ、電話としましても、そのほか政令かなにか、聞かなければならないという趣旨、そういう趣旨に基づく意見聴取の機会を持つという意味でやって、向こうもそういう工合に受け取る、そういう形でその案内は進められたのだろうと思うのですが、それはどうですか。

第41回国会 建設委員会 第4号(1962/09/04、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 関連。大臣に五分間くらいお尋ねします。建設行政をやる場合の消極的な部面というべきかと思いますが、一つ治水なら治水、道路建設なら道路建設をやる場合に、それによって派生する事態に対する匡救策を立てて、それを一体としてやってもらわなければならぬということは、具体的な事例に基づいて私は見、また痛切に感じておるわけなのであります。河川局の治水問題は、治水というところは十分考えるけれども、それによって堤防の外側に流入するその川がどういう変化をもたらして、そこの住民に対してどういう影響をもたらすかという関連性の考慮がないままに行なわれるために、治水はできた堤防はできたけれども、その川がうま……

第41回国会 商工委員会 第5号(1962/08/29、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 東北電力関係でちょっと簡単にお尋ねしたいのですが、次長がおいでですが、あなたは六月中に仙台に参られまして、東北電力の料金値上げは七月一日実施は不可能になった、まことに遺憾であったという談話を発表されておるようでございますが、これは事実でございますか。
【次の発言】 公益事業新聞という新聞を見ましたときに、あなたの談話としてそういうふうに載っていた。それを見ましたときに、私は非常に奇異に感じたのです。ですから、これは料金改定の申請当時から、通産省としては上げるという態度をきめているのだ、こういう工合に私は見ざるを得ないわけであります。そうしますと、聴聞会や何か開いても、それは単……

第41回国会 地方行政委員会 第7号(1962/08/31、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 官房長官がおいでになりましたので、時間もありませんから簡略にいたしますが、先ほどの社会党の国会対策委員会で、三宅島の爆発以来すでに一週間にもなっておる。それぞれ手を尽くして救助策をやっておりますが、島民の動揺もはなはだしい、そういうこともありますが、何よりも今後もっと大きい噴火なら噴火というものが起こらないという保証はどこにもないので、そういう場合に、あすこの島民をどう救出をするのか、それに政府は責任を持って今対策を立てておるかどうかという問題、これが話し合いになりまして、当委員においてその点をただしていかなければならぬ、かような工合になったわけなんであります。それで、その点……

第41回国会 地方行政委員会 第8号(1962/09/03、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 関連して。今の阪上君の、学童疎開の点について。これは母親から訴えられまして、議員団は十分に不安ないようにすると約束してきておるわけです。ですからその点は早急に東京都に連絡して、連日たよりを交換し合うようなことになれたら一番いいのでしょうが、不安のないように十分な対策を約束した手前、やってもらわなければならない。それだけお願いたします。
【次の発言】 私はきのう参りまして、第一番に感じたことは、やはり現地災害対策本部の指揮命令系統というものが強力に確立されていないということが感じられるのであります。東京都知事が災害対策本部長、現地本部長は支庁長だということになっている。村長はお……


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第42回国会(1962/12/08〜1962/12/23)

第42回国会 決算委員会 第1号(1962/12/12、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 今国会は石炭の国会だとまでいわれている。そういう面で非常に重要な国会でありまするが、この石炭問題がこういう工合に表面化してきたのは、エネルギー構造の変革、そういうところからきておる、こういわれるけれども、それは一面確かにその通りでありまするが、しかしその石炭の経営にあたっての今まで戦後の経過をたどってみて、石炭経営者の面において、あるいは政府の施策の面において、責任というものがやはりないとは言えないではないか、こう考えるわけなのでございます。しかも現実には、復金以来の融資や何かについても、まだまだ返済がされないままに放置されておる、こういうようなこともありますし、この石炭の問……


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第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 決算委員会 第1号(1963/02/04、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 山形の電報電話局の改式は去る一月二十日開通いたしました。私たちとしては非常に利益を受けておるわけなんでございますが、この工事にあたりまして相当問題が発生しておるわけなんでございます。これは山形に特徴的に現われたということでありますけれども、決してこれは山形の工事の場合における特殊な問題ではない。これは大小軽重の差はあれ、すべての工事にこういう事例というものがあるのである、かように私は考え、なおかつそういうようなことを聞いたり見たりしておるわけなんであります。それで、これからも第三次五カ年計画を今度は相当膨大なる資金量をもってやられるわけでありますが、そういう事業にかかる前に、……

第43回国会 決算委員会 第2号(1963/02/07、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 関連。これは鉄道建設公団というのが資金量を増して新線建設のスピード・アップをする、こういうような趣旨のようですが、今国鉄で新線を建設する場合と、公団が建設する場合の建設のコストというものはどうなるか、私は別組織でやれば結局コストが上がっていくのではないか、そう見ておるのですが、その計算はどうなっておりますか。
【次の発言】 別組織にいたして参りますと、その別組織の経常費というようなものも相当考えていかなければならぬことになりますし、これが上積みになることは間違いないということが考えられるわけなんです。そういう点から言いまして、また資金の造成の問題では、現在の国鉄がやっている以……

第43回国会 決算委員会 第3号(1963/02/11、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 関連して。今の、中間経費を節約するために消費地に直行する実験もやってみた、こういうことでありまするがその数量はどのくらいのことをやったのか。それから生産地の倉庫料と消費地の倉庫料はどういう工合になっておるか。もちろん大都市の倉庫料というものは高いはずだ、こう思うのですが、その点はどうです。
【次の発言】 大した数量でないものを実験してみたということですが、ういうのは実験の目的をどう立てたんだろうか、そういうのは意味があるだろうか。一体直送してみて、こっちに送ったということは、どういう意味を求めてやったのか、私にはちっょと理解ができないのです。少しばかりやってみたって、これはど……

第43回国会 決算委員会 第6号(1963/02/21、29期、日本社会党)【政府役職】

○西村国務大臣 昭和三十五年度厚生省所管一般会計及び特別会計の決算の概要について御説明申し上げます。  まず、一般会計の歳出決算額につきましては、当初予算額一千六百四十七億一千四百余万円でありましたが、その後、生活保護費、国民健康保険助成費等の不足に伴う補正予算額百七億五千八百余万円、総理府所管からの移しかえ増加額一億八千九百余万円、前年度繰越額三十三億一千百余万円、予備費使用額三億六千百余万円、計百四十六億二千七万余円を増加し、予算現額は一千七百九十三億三千五百一万余円となりました。これに対しまして支出済み歳出額は一千七百六十五億三千百五十九万余円、翌年度繰越額は十四億九千二百二十一万余円、……

第43回国会 決算委員会 第7号(1963/02/25、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 三十五年度の決算で国立大学の付属病院の経理等の事項が出ておりますが、その報告の言葉を見ますと、再三注意を喚起したにかかわらずという言葉が出ておるわけです。今の勝澤君の質問でもやはりそうでありますが、何かそこに文部省としてこういう問題に対する欠陥があるのではないか、こういう気がするわけであります。再三指摘されたにかかわらず、こういうことが出ておるものでありますから、私としましては、やはりお医者さんが病人も見なければならぬ、それにまた記帳もしなければならぬ、そういうような勤務条件が非常に悪いためにやはりこういう事態が発生するのではないか、こう思うのですが、こういう指摘を受けて、こ……

第43回国会 決算委員会 第8号(1963/02/28、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 関連。事業協会に対して製造業者がリベートをやって国内FOBを割っておったということは承知しておった、こういうことをおっしゃいましたね。それでそういう工合に輸出業者が安い価格で仕入れて、次長の言うようにはっきりチェック・プライスを守られたとするならば、輸出業者が莫大な不当な利潤を受けておったということをあなた方は承知しているということに相なるわけですね。次長の言う通りであるとするならば、輸出業者はその業者から買い取るのは安く買い取るのだから、それを正当な値段で売れば莫大な利益になっておったということをあなたは承知しておった、そういうことに相なるんじゃなかろうかと思うのです。承知……

第43回国会 決算委員会 第9号(1963/03/07、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 私、一時から用事がありますので、それまで簡単にお尋ねをしたいわけです。第一番目に、今鈴木委員の発言に関連しまして、各種の公団などの特殊法人の監事が作成しております監査報告書、これは当委員会の審査上必要がありますので、昭和三十五年度、同三十六年度両年度分を至急御提出願いたい。これは委員長においてしかるべく取り計らいを願います。  ところで、地下鉄の監査の内部監査と会計検査院の検査とそのほかに運輸省自体はどういう根拠に基づいて現実にどういう監督指導をやっておるか。まあ公団ですと建設省なり公団の監理官がおる。東北開発株式会社ですと経済企画庁の中に監理官がおる。こういう工合になって一……

第43回国会 決算委員会 第10号(1963/03/12、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 簡単にお尋ねをしますが、公庫の資本金は、本年度十億増出資されることになっておるわけでございますが、ことしの資金計画は一体どういう工合になっておるか、それをまず御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 この自己資金というのは、毎年大蔵省との折衝で何がしかの金という工合にきまるわけですが、ここ二、三年のところ、この自己資金の調達は最初の計画通りできておるかどうか。三十五年あたりからどういう状態になっておるか、御説明願います。
【次の発言】 いろいろな事情というのはどういうことなんですか。あなたの方では、こういう工合にきまると忠実にこれだけをしぼり出さなければならぬ。まあ償還を強……

第43回国会 決算委員会 第11号(1963/03/14、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 大臣がいない間事務当局の関係で説明を願う点をお尋ねしておきます。  それは今次予備費の支出状況を見ますと、予備費使用額よりも不要額が大きく出ているという例があるのです。これについて一、二説明を願いたい。  この例をあげまするが、北海道開発庁の北海道開発事業工事事務費、これに五百九万五千円という予備費の支出があります。ところが年度末の不用額が一千八百七十九万五千九百八十四円となっておる。このことは申すまでもないのですが、予備費支出を請求し、それを認めた両方が検討不十分だと言えるではないか、こう思うのです。  それから外務省関係で、移住振興費に八百八十一万という予備費支出をやって……

第43回国会 決算委員会 第12号(1963/03/19、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 前回の質問によって問題点というものをしぼってきたわけなんでありますが、一つはどうしてもやはり技術の水準を上げなければならない、こういう反省の点、それから二番目は監督陣を強化しなければならないということ、三番目は業者自体の自己監査というものを厳重にやらなければならぬ、大体その三点が出て参ったわけなんでありますが、その他、もっとこの問題点というものを私たちお互いに検討し合って、これを浮かび上がらせて、将来電電公社の仕事が直に公共性に立ち、しかも国費というものが有効に使用されるという場合に、建設的な立場で進めていかなければならぬ、かような観点から、また本日皆様方においでを願ったよう……

第43回国会 決算委員会 第13号(1963/03/22、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 この間の決算委員会でもちょっと問題になったのでありますが、その繰り返しのようになりますが、今年度産米の消費地向け搬送というものが例年に見ない急ピッチで行なわれて、生産地の倉庫はからっぽになっておる。その輸送命令がきたために貨車回りができない状態のところで、倉庫から持ち出して駅の倉庫に一日、二日放置したとか、そんなところまでも出ておるのです。そのために生産地の農業協同組合というものが、倉庫料の収入というものが激減する。それで農協さんの方においてはそれはやめてもらいたい、どういう事情でそう急ピッチに送り出すのか、こういうことで交渉した。交渉してみると、食糧事務所の方では、それぞれ……

第43回国会 決算委員会 第14号(1963/03/27、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 きょうは総理は年一回の恒例の御出席でありまして、ゆっくりと国の検査に関する総理の所信をただしたいのでありますが、私、災害対策委員会にすぐ出なければなりませんので、簡単にお尋ねをしたいと思います。  きょうも聞きますと、余裕時間が三十分程度だと、こういうことでありますが、まず私たちとして、決算に対する総理の考え方を、もう少し重要視をするように進めてもらわなければならぬのじゃないか、その現われが、われわれの議員の出席要求などに対しましては、年一回なんということじゃなく、随時出席をしてもらわなければならぬ。しかも、せっかくおいでになったときには、もっと余裕を持っておいで願いたいと思……

第43回国会 決算委員会 第17号(1963/05/16、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 引き続き警察庁関係にお尋ねをいたしますが、この予備費八百九十七万円の支出、これは補助金のわけですが、これを出すにあたって地方財政交付金の措置はどういうぐあいになっておりますか。
【次の発言】 それぞれの措置というのはどういうことですか。詳しく……
【次の発言】 そんなことを聞いておるのじゃない。交付金の関係をどうしたのかということだ。
【次の発言】 自治省に措置方を依頼したということでありますが、それは具体的にどうなんだということを私は聞いているのです。措置方をお願いしてそれで万事オーケーというぐあいにはこの問題はいかぬと思います。

第43回国会 決算委員会 第18号(1963/05/21、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 お二人の意見、これは理事会で論議さるべき議論です。当委員会での発言としては無用だと私は思います。そうして木村委員の発言で満鉄の場合に拍手を送ったということでありましたが、その前提は、そういう人が極端に感情的になったり、またそういうものをあげつらうマニアである場合においてはそういうこともあるでしょうが、しかし、議運において自分の首をかけてそういうことをあからさまにする、そういう場合もあり得るのだ。この二つの場合をはっきり認めてかからなければならないはずです。ですから初めからそういうぐあいにきめつけてかかるということはいけない。  そうしてまた荒舩委員の監督官庁の調査を中心とした……

第43回国会 決算委員会 第19号(1963/05/28、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 前回もどなたかおいで願っていろいろただしたのでありますが、防衛施設庁の関係について最高責任者の林さんにお尋ねをしたいと思うのです。  まず第一点は、一体この予備費支出をしないで本予算に組み込む、あるいは補正予算として組み入れるというようなことは全然時間的に不可能であったのかどうか、こういう点であります。  板付の飛行場の予備費支出の問題については、この経過をたどってみますると、日米合同委員会の施設特別委員会における合意は三十五年の二月二十三日。それからこの件に関する閣議の決定が三十六年八月十八日、こういうことになっております。でありますから、これは三十六年八月十八日にさような……

第43回国会 決算委員会 第20号(1963/05/30、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 いま議題になっておる予備費については、きょうで三日目であります。少し念入りに過ぎたような状態でありますので、きょうは簡単に要点だけ大臣の言明を聞きたい、こういうことでおいでを願ったわけなのであります。  一つは具体的な問題でありますが、板付飛行場の拡張に伴って、福岡市立の商業高等学校が移転をしなければならないことになっておる。ところが移転費の総額見積もりは二億五千万、それに対して防衛施設庁の予備費から支出した分は、見舞い金と称して一億五千万円、そうすると福岡市は差額一億円の負担ということになってまいるわけなのであります。その算定は、現在地において授業をやる場合において、防音装……

第43回国会 決算委員会 第21号(1963/06/04、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 いまの話は勝澤君が今後やられるそうですが、私ちょっと関連して聞いておきたいのは、この東都起業株式会社なるものがいつできたのかということです。そのできた年月日によって、その会社の業績というものがどれだけ積み重ねておるかということですね。そういうふうな実体を十分に検討していただかなければ覚え書き交換というものはなされるべきではないと思うのです。
【次の発言】 そうすると、三十三年の四月二十一日の設立で覚え書き交換が十二月だとすれば、その間約八カ月、創業準備や何かありますから、仕事は何もしていない、こういうぐあいに言わざるを得ない。実績は何もない。この実績の何もない会社と覚え書き交……

第43回国会 決算委員会 第22号(1963/06/06、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 高級公務員の私企業への転職の規制の問題をいろいろといま質疑がありましたが、ただ実際上、こういう人事院の判定に触れないにしても、所定の期間を過ぎるまで何らかの名目でその企業にタッチしておって、実質上人事院の裁定を経ないで就職したと同じ形になっておって、所定の期間を過ぎれば本来の姿に戻る、こういう例が相当あるだろう、そういう例については御調査があるかどうか。人事院はこの法の規定に基づいてそこまで監視をする権限というものを行使しなければならぬのじゃないか、これはたいへんむずかしいことであると思います。そしてまたへたをやるとしっぺい返しを食うというぐあいになるのではないかこう思うわけ……

第43回国会 決算委員会 第23号(1963/06/11、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 沖繩の援助、これについての会計検査院の権能というものが及ぶという段階がそろそろきてもいいんじゃないか、こういうぐあいに私は思う。そうでないと、援助をやる、これは同胞であるから援助をやるのだ、簡単に言えば、アメリカがかってに――かってにと言っては悪いけれども、あそこを信託統治にしておって、その住民を守るべき責任がある、その一半を同胞であるという人情に訴えて日本に負担させているのだ、こう言われてもやむを得ない。彼らが果たすべき責任を果たしていないのだ、こういうことであると私は思う。そうするならば、やはり日本の金をつぎ込むということは沖繩住民の苦しみを幾ばくかでも削減するというこの……

第43回国会 決算委員会 第24号(1963/06/25、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 この件については国会のいろいろな関係から延び延びになりまして、私自身も少し記憶が薄れた点もあります。また皆さん方にはいろいろ御迷惑をかけたと思っています。それで、中央競馬会の問題全体については、いずれあらためて本格的な審議をいたしたい、かように考えておりますが、きょうは芝の新橋の競馬会の所有地の問題について一応お尋ねをして明らかにしてまいりたい、こう思っておるわけなんでございます。  私も現地を見てまいりましたが、競馬会が新橋の烏森のああいうところに土地を買収して所有地としておるということがどういう目的であるのか、こういうことが私としてはちょっと理解できないのであります。あの……

第43回国会 決算委員会 第25号(1963/06/27、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 どうも私もわからぬですがね。ここで公表、発表できないということは国内法の何に基づいて言っているのか。まずわれわれはお互い審議する場合には国内法に準拠してやるわけです。条約のどこに制限があるのか、それからGEにせよ、リットンにせよ、ヒューズにせよ、それと防衛庁が契約を結ぶのは、これは国と国の契約でなくて、向こうの民間会社と日本の国との契約だ、そういうことになると私契約だ、私契約をやることに対してこれを公表できないというようなことは、一体どういうことか、そういうぐあいにずっと詰めてまいりますと、商業道徳上やらなければいかぬ。ところがいままでの話を聞きますと、アメリカで秘密にしてい……

第43回国会 災害対策特別委員会 第3号(1963/02/08、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 ちょっと関連して。今の通産省関係ではなく、その前の自治省関係の問題で、私不規則発言をしましたけれども、正式に一つ発言したいと思うのです。  翌年度繰越分から二十二億さいて雪害対策に回す、こういうことでございますが、この交付税を翌年度に繰り越すこと自体に問題がある。一体、二十二億さいて、あと残額繰越分は幾らになっておるのか。私どもは、交付税の性格からいいまして、それは全額当年度において使うべきである、しかもこういう緊急事態にあたっては、法的にも疑義のある繰り越しなんかやめて、全部豪雪対策にこれを入れるべきだ、こう主張したい。二十二億、これは相当の努力かもしれませんが、しかし、こ……

第43回国会 災害対策特別委員会 第8号(1963/03/01、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 私の担当は文部省関係でありますので、その点に限ってお尋ねをいたしますが、文部省関係でこの前の懇談会で問題になりました点は、第一点は、罹災公立学校に対する災害復旧費国庫負担法の適用をはかれ、こういうことであります。この場合、全壊、半壊とかいろいろありまするが、そういう場合の適用はこれは当然あるし、また激甚災害地の指定になれば、それによってまたこの法律を上回った措置というものができるはずでありまするが、この法律の適用はどの程度。まで適用を考えておられるか。
【次の発言】 ところで、今話のあった小災害についてでありますが、これは激甚法でしたかによりますと、一学校ごと十万円以上の場合……

第43回国会 災害対策特別委員会 第9号(1963/03/02、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 ちょっと関連して問題を提起したい、こう思うのであります。  実は労働省に答弁を求めてもちょっと無理かと思いますので、田村次官の私見でもけっこうですからお聞かせいただきたい。それから委員長には、はっきりした考えを出してもらいたいと思うのです。それは、労働金庫がこの災害にあたって、労働者の収入減、支出増あるいは住宅修理、そういう問題で相当貸し出しのワクを広げなければならぬ。しかも労働金庫の金利というのは、御承知の通り一般に高い。だから、これを下げて貸さないと実態に合わない、こういう事態にあるわけなんです。それで、会社とかあるいは中小商工業者に対しては、市中銀行の融資ワクを拡大し、……

第43回国会 災害対策特別委員会 第11号(1963/03/27、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 関連。とにかく、鉄道がとまって、それが開通したときには、最初に汽車が通ったほど住民は喜んだ、こういうことになっておるのです。それほど喜んでおるのです。汽車がとまった、あるいは電車がとまったということは、住民に対する経済的な、あるいは心理的な影響というものは実に大きいのです。それで、国鉄においては、今後こういう事態にならないように対策を一歩前進させなければならぬですが、運輸省は、指導として、いつごろまでにそういう具体的な方策を国鉄側に立案させるか。運輸省の指導をその点についてどういう工合に考えておるか。私は、この前に、路線は機械力で、構内は人力でとか、あるいは人夫の単価が安い、……

第43回国会 商工委員会 第9号(1963/02/19、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 この法律案を本日通すに賛成であるというわが党の立場を聞いて、今審議をずっと聞いておったのでありますが、とにかく過去四年間に、年間二十五件くらいのプラント輸出契約があって、総計六十件くらいになっておる。そのうち一件しかこの適用を受けたものがないということでありますが、しからば、その六一件ばかりの契約をしてプラント輸出をしたその一つ一つのケースの、ことにこの法律を適用しないでやり抜いたその原因は、どういうところにあるかということの検討、こういうことをはっきりしてもらわなければならぬのじゃないか。先ほど資料の持ち合わせがないということでございましたが、せっかくこういう法律をつくって……

第43回国会 商工委員会 第23号(1963/05/10、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 廣瀬次官に警告したいと思うのですが、ことしの二月、三月にかけて、私の市で、Kという会社の石油ストーブの事故から火事があった。事故というのは、け倒したとかなんとかじゃない、自然にストーブ自体から発火した、こういう事態が起きておるのです。この件については、通産省のほうで消防庁と連係して、JISマークをつける、それからその会社の前の不良品については、新聞広告をもって回収をはかった、こういうことになっておりますけれども、その所有者は、この新聞広告を見ていない。それで平気で使っておったら、そういう事故にあった、こういうことであります。  そこで一つは、こういう火災とか消防上の問題を含む……

第43回国会 商工委員会 第40号(1963/07/04、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 プロパンガス自動車の爆発の問題を見まして、これと今度の高圧ガス取締法との関係が具体的にどうなるかということを考えておるわけですが、今後自主的な検査になった場合、こういう事故が起きた場合には、一体責任の所在というものは、どういうことになるのか。今度の事故自体についても、それは責任がいろいろあるだろうと思うのですが、運輸省のほうでは強制検査の権限がない、その面からの責任はないということになりますれば、業者は、ただ乗客をいためたということで賠償責任を負う、これだけで済むものかどうか。そういうところは、この高圧ガス取締法というものができている限りにおいては、その面からの責任というもの……

第43回国会 文教委員会 第24号(1963/06/12、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 おくれてまいりまして、小林委員がどういう質疑応答をなさったか聞いておりませんが、この問題、新聞で承知いたしまして、私と小林議員と三木議員、それから法務委員である坪野米男君の四人で北区の教育委員会に参りまして、教育長、指導主事と会って実情を聞いてまいりました。その後社会党の国会対策委員会においてこの問題を重視いたしまして、島上国会対策委員長と私が法務省の人権擁護局長にお会いして、この調査方を依頼してまいりました。その法務省の最終的な結論は御承知のとおりなわけでありますが、私は結論的に申し上げますと、この問題は、本住野なる校長さんが子供を売った事件である。私はそう思っておるのです……

第43回国会 法務委員会 第17号(1963/05/30、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 関連して。私、この事件を知ったときに憤激を押えることができなかった。それは校長が子供を売ったと極言されてもやむを得ないのではないか。この問題について調査し、またあなたにもお会いして人権擁護活動の開始をお願いしたわけでございますが、こちらは選挙なんかあったりして国会の審議が延び延びになっておる限り、人権擁護局が適正なる勧告を出してくれたことに対しては敬意を表わしたいと思うわけなのです。ただこの勧告の出された基本が憲法違反である、学校教育法の精神、児童憲章の精神に違反する、こういうことはそのとおりでございますが、もう一点、これは学校長の権限の範囲という問題であります。子供の入学に……

第43回国会 予算委員会 第12号(1963/02/12、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 最初に文部大臣を中心としてお尋ねをしたいと思いますが、池田内閣が人づくりというキャッチ・フレーズを掲げて、それを進めておりまするが、この問題については、本会議において、あるいは当委員会において論議されて参りました。 そこで明らかになりましたことは、大臣は、教育基本法では日本人はつくれない、これはおれの信念だ、かように申しております。池田総理は、野原委員の質問に答えて、あの一条の精神、すなわち教育基本法第一条の精神でありまするが、これは私は古今を通じて誤らないと申してはひどいかもしれませんが、とにかくりっぱな精神でありますと、こう答弁しております。この二つを対比してみますると、……


西村力弥[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
25期-26期-27期-28期-|29期|

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各種会議発言一覧(衆議院29期)

西村力弥[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
25期-26期-27期-28期-|29期|
第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 決算委員会国有財産の増減及び現況に関する調査小委員会 第1号(1961/02/03、29期、日本社会党)

○西村(力)小委員 上野さんの先ほどのお話で、仮処分も取り下げた、本訴も取り下げたというときの事情は、委員長も指摘されておりましたが、どうも不明なんですね。あなたの善意というか、形のものよりも人間に対する信用だというような問題、それだけではどうも了解ができない。それでお聞きしたいのは、その間に圧迫、脅迫的なものはなかったのかどうかということです。あなたがそういう措置をとらざるを得なくなったような事情がなかったのかということですが、その点はどうなんです。
【次の発言】 良島さんに聞きますが、二千万円受け取られたわけですね。二千万円を必要経費と算定されるのは、どういうところにあるのですか。五百万円……

第38回国会 決算委員会国有財産の増減及び現況に関する調査小委員会 第2号(1961/02/06、29期、日本社会党)

○西村(力)小委員 福山さんにお聞きしますが、大阪の財務局の鑑定のほかに、安田とか三和とか、そういう銀行の鑑定も依頼したとありますが、その鑑定書は出ておるのでしょうね。
【次の発言】 第二点は、最初数次にわたって延原氏と直接売買の交渉をやったが、拒否せられた。そのときに使いに行った人はどなたか。それがこういうどさくさのあったあと、管区長と所長が行ったら、今度は直接売買に応じた、こういうことになっておりますが、相当の男である延原氏が、そういうふうに態度が変わった、これはどういうことだろうかと思うのです。延原氏とすれば、それほど苦しいならば、それでは私が直接に売買の交渉に応じよう、そうして法務省の……

第38回国会 決算委員会国有財産の増減及び現況に関する調査小委員会 第4号(1961/02/28、29期、日本社会党)

○西村(力)小委員 それは気持はどうあろうとも、今の件は、やはり申告しなければ脱税になるのだとあなたはお考えになるかどうかということなんです。あなたの気持はどうあろうとも、そういう点に対する見識は相当おありだと思うのですが、そういう点はどうでしょう。
【次の発言】 これは日本人の通常ですが喜んで精一ぱい税金を納めようということは考えない。日本人の非常に情けないことなんです。これは政治が悪いからみんなそういうことになってしまったのだろうと思うのですが、ことにあなた方商売をなさっておる方々は、脱税とまでは言わないけれども、税金をしぼろうという考え方は、当然だろうと思うのです。それが発覚した場合には……

第38回国会 建設委員会地方行政委員会社会労働委員会農林水産委員会商工委員会連合審査会 第2号(1961/05/31、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 おしまいごろになりましたので、簡単にお尋ねしたいと思うのです。水資源の逼迫した情勢は、日をきわめて宣伝されておりますが、日本の実態としては私は豊富の中の貧乏である、こう思っておるのです。それは、外国に比して降雨量が、アメリカに比しても倍以上もあるのですから、これはやはり豊富だろうと思う。それから、私たちは従来水というものはただだという観念はぬぐい切れない状態にあるわけなんです。ところが、その中に今貧乏の要素が加わってきて、こういうあわてた状態で、国会の会期末に促進法を出すというようなことになっているわけなんです。その豊富の中の貧乏というもののよってきたるゆえんというものは、水……

第38回国会 商工委員会社会労働委員会連合審査会 第1号(1961/03/29、29期、日本社会党)

○西村(力)委員 私は通産大臣にお尋ねしたいのですが、上清なり大辻なりの炭鉱に、終戦後園がどれだけの助力、助成をやってきておるか、それからこれまでその炭鉱の経理は相当黒字を見た場合もあるのだろうが、その経理関係は一体どうなっておるか。その黒字を見たときには配当なり何なりになっているだろうと思うのですが、そういう国の助力を得たり、あるいはいいときには黒字経営をずっとやってきておきながら、今このように人間を殺す。私はあの新聞を見て非常に憤りを感じ、今もってそれが消えない。この点に関してはやはり資料を一つ出してもらいたい。福岡の通産省の出張出先では十分にどれだけの助成、助力をしておるかということがわ……


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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1962/02/21、29期、日本社会党)

○西村(力)分科員 私は、農村の出かせぎの問題について、それだけについてお尋ねしたいと思います。  近年農村の出かせぎが非常な数に上っておることについては、大臣も十分にお知りだろうと思うのですが、その状況について、どういう工合に事情を分析せられており、なおかつこれに対する対策を何らかお考えなのかどうか、事務当局や何かに指示をなすっておられるかどうか。こういう点がありましたら一つ……。
【次の発言】 言葉が足りませんでしたが、農村から季節的に県内あるいは他県、そういうところに出かせぎに出ておる、そういう事情についてです。
【次の発言】 そういう工合にして収入を得るということは決して悪いことじゃな……

第40回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1962/02/20、29期、日本社会党)

○西村(力)分科員 私は、この住民が税金の非常に重いのに苦しみながら、そのほかに法令や何かによらざる税外負担、その非常に重い、しかもその重さは普通の税とも違いまして、所得、資産そういうものの比よりも戸数割的な割り方によってかけられている、そういう不均衡の重さ、そういうものを強く感じておるわけなんでありまして、この税外負担の実情はどういう工合になっておるか、また、それに対してこれを減少し解消していくというのが、自治省側の一つの方針であるだろうと思うのですが、それを今後どのように進めて参られるつもりか、こういう点についてお尋ねをして参りたいと思うのです。昨年十二月に自治省で出されました「住民の税外……



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