このページでは中嶋英夫衆議院議員の28期(1958/05/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は28期国会活動統計で確認できます。
○中嶋委員 それでは大臣もおらぬことですから一部質問しまして、第十二条、第十六条に関しては大臣の出席を求めてあとでまたいたします。 今勝澤委員から全般的に質問があったわけですが、私は二、三具体的に質問を進めてみたいと思います。 第一に、今回の立法の効果の問題について、今次官から相当の効果があげ得るという確信に満ちた答弁がありましたが、私は立法の効果の重点は、あとで御質問しますけれども、第十二条、第十六条の内容をいかに重視されておるものであるかどうかということにかかっておると考えるのでありますが、今問題になりました、公害という言葉が出ましたが、ガスあるいは煤煙、廃液、騒音、振動、こういった公……
○中嶋委員 初めに柴田先生に御質問申し上げます。実は先生は突然こちらへおいでになってこの委員会の審議の経過等をあまり御存じないかもしれませんので、きのうの委員会で政府委員と私どもとの間に行われました議論の中心を先に申し上げたいと思いますが、私どもは今回の法律を作ります以上は、第一に水質基準をこの川にはこれ、あの川にはあれという作り方をするときには、相当政治的配慮がいるわけであります。それからそういうことから全国の河川を対象とする一般的な基準がなければならぬ。かりにその一般的な基準を、政治的な配慮からもっと高くする場合があるとしても、ほんとうはこうあらなければならぬというものを作っておく必要があ……
○中嶋委員 一昨日質問をいたしまして、本日は両大臣の出席を願って、両大臣から伺いたいと思います。 今岡本委員からの質問で、政府案と社会党案との比較対照をされたのですが、政府案によると、水質の保全について、何人も水質の保全に心がけなければならない、この条項がありますので、政府の案というものは全般的に何人も守ってもらわなければならぬという内容を持っておるということで、社会党案よりはかえってすぐれているのじゃないか、効果があるのではないか、こういう意味の御批判があったわけであります。私ももしこの水質の保全に関する法律案の第二条並びに工場排水の規制に関する法律案の第三条のように、心がけということだけ……
○中嶋(英)委員 今委員長からお話がありましたように、両党間でまとまりました修正案の案文を先に朗読いたします。 公共用水域の水質の保全に関する法律案に対する修正案 公共用水域の水質の保全に関する法律案の一部を次のように修正する。 目次中「第十条」を「第十二条」に、「(第十一条―第十八条)」を、「(第十三条―第二十条)」に、「(第十九条―第二十三条)」を「(第二十一条―第二十五条)」に改める。 第三条第二項中「次条第一項上」を「第五条第一項」に改める。 第二十二条及び第二十三条をそれぞれ第二十四条及び第二十五条とする。 第二十一条中「第十九条」を「第二十一条」に改め、同……
○中嶋(英)委員 今両参考人から御意見を承わりましたが、いわゆるこの問題について参考人がお二人ここにお見えになったという経過の中に、私どもの聞いておる限りにおいては、業界に意見の不一致があった、たとえば割当の配分の問題について意見の相違があるというようなことを聞いておるわけですが、私はこの際両参考人に伺いたいのであります。この問題が委員会にかかりますと、ああバナナかという何か失笑ぎみな笑いと申しますか、好ましくない笑いの中でバナナという名前が出てくるのです。何か業界がそういう批判を受けるところに問題がありはしないか、こういう点について両参考人、どのようにこういう風潮を把握されておるか、その点を……
○中嶋委員 工場立地の調査に関する法律案に対して質問をいたします。今回上程されました本案は、非常に時宜を得たものと私は考えるのでありますが、法案の内容よりも、むしろこの法律の裏づけとなるものについて若干質問をお許し願いたいのであります。 御提案の趣旨から伺いますと、資料の提供と、そして工場の分散化というところに力点を置かれているようでありまするが、しかし、資料の提供、助言等の場合において、各般の条件について十分なる配慮が行われてなければ、ただ機械的に単なる工場誘致の地方運動に同調するだけであっては、いろいろ問題が将来禍根となって残る場合もあり得ると思いますし、また資料の提供の際の助言という問……
○中嶋(英)委員 それでは簡潔に御質問をいたします。ただいま審議されております本法案の提案理由の中に、今回の措置のほかに、輸入エネルギーの節減、石炭需要の喚起等の施策の実施によって不況の打開に努めたい、こういう政府の方針が明らかになっておりますが、いわゆる輸入エネルギーの節減と申しますと、当然石油関係との競合問題が指摘されてくると思うのであります。そこで最近新たに石油精製の会社が設立される動きがあるように聞いておるわけでありますが、こういう点が実際あるのかどうか、その点について御質問いたしたいと思うのであります。
【次の発言】 その川崎に今度設立せられますゼネラル石油、日本漁網石油という、こう……
○中嶋(英)委員 ちょっと今の問題に関連して質問いたします。局長はこういうことをおっしゃったですね。こういう問題を扱う場合に業界との対処の仕方について、自分でお考えになっている一つのスタイルがある。それは白紙で臨むべきじゃなくて、自分の見解というものに立って、一ぺんそり返るべきだ、こういうお話があったのです。見解を持つのは私は悪いとは思わない。ただ見解をお持ちになるときに、よく意見を聞いておく必要があると思う。たとえばきょうの委員会なども、初めから私はこういう態度だというのじゃなく、こうこういう見解の上に立っているのだとか、やっているのだとかいうこと、そういう問題が、技術の問題になったところが……
○中嶋分科員 国有財産の払い下げに関して、関東財務局横須賀出張所において汚職の発生を見たことは、非常に遺憾なことだと思うわけであります。本来、国有財産は国民の財産である、そういう考え方からいきますならば、その払い下げは公共の福祉に役立つかどうか、そういう観点が持たれるべきだと思うのであります。たとえば土地、施設、物資、そういうものの効用が、産業の発達とか、公共の福祉に大きく発揮されるという場合、また異例としては、国の財政の逼迫の際に非常手段として行なわれる、そういうことは私どもは十分理解がつくわけです。しかし、実際には、一企業や一個人にのみ利益がもたらされるような形における払い下げが行なわれて……
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。