内海清 衆議院議員
29期国会発言一覧

内海清[衆]在籍期 : 28期-|29期|-30期-31期-32期-33期-34期
内海清[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは内海清衆議院議員の29期(1960/11/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は29期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院29期)

内海清[衆]本会議発言(全期間)
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第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 衆議院本会議 第20号(1961/03/25、29期、民主社会党)

○内海清君 私は、民主社会党を代表いたしまして、国有鉄道運賃法の一部を改正する法律案に対しまして、若干の質疑を行なわんとするものであります。  本案の審議につきましては、すでに十日間を費したのでありますが、私が最も遺憾にたえない点は、運輸常任委員である私が正式の手続をとって委員会質疑の通告を行なったにもかかわらず、私の質疑が行なわれないうちに、運輸委員長は不当にも審議打ち切りを宣告した点であります。本院におきまするわが党の運輸委員は私が一人でありますから、私の質疑を認めないととは民社党の意見を無視することであり、これこそは、議会の民主的運営の土台ともなるべき少数意見尊重のルールを放棄した暴挙と……


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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 衆議院本会議 第22号(1962/03/09、29期、民主社会党)

○内海清君 私は、民主社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました沖縄及び小笠原諸島における施政権回復に関する決議案に対し、賛成の討論を行なわんとするものであります。(拍手)  言うまでもなく、沖縄及び小笠原諸島の施政権返還は、当該住民にとってはもとよりのこと、日本国民全体を通ずる長い間の切実な要求であり、悲願であります。それゆえにこそ、わが国の国会は、過去三回にわたってこれの返還要求決議を採択して参ったのであります。俗に仏の顔も三度という言葉があります。しかし、われわれが過去三回にわたってこの種決議を行ないながら、いまだにわれわれの悲願が実らず、今ここに四回目の決議を行なわなければなら……

内海清[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院29期)

内海清[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 運輸委員会 第23号(1961/04/14、29期、民主社会党)

○内海(清)委員 この法案は、今日きわめて経営基盤の脆弱なわが国の海運業の基礎を強固にして、そしてこれが国際競争力を強化し、そうして国際収支の黒字基調を持続拡大しよう、さらにこれによりまして池田内閣の一枚看板でありまする所得倍増計画に対応しようとするものであると思うのであります。これに関連した若干の質問を行ないたいと思うのですが、大臣がお見えになりませんのをはなはだ遺憾に思います。  まず所得倍増計画の最終年度であります昭和四十五年、この四十五年に、今から十年後でありますが、倍加いたしますわが国の貿易量、これはどの程度に相なりますかお伺いいたしたいと思います。

第38回国会 運輸委員会 第29号(1961/05/16、29期、民主社会党)

○内海(清)委員 私は民主社会党を代表いたしまして、ただいま議題となっておりまする日本国有鉄道新線建設補助特別措置法案に対する賛成の討論をいたしたいと思うのであります。  申し上げるまでもなく、新線建設の意義は、わが国経済の発展を促進し、地方経済の開発あるいはまた文化の発展、こういうふうに寄与するものについて建設せらるべきものであります。御承知のように、今日まで鉄道建設審議会でこれがいろいろ検討されまして実施されてきたのでありますが、今日までにおきましていろいろこれに対する批判も出ておるわけでございます。いわゆる政治路線ではないかというふうな問題もあるわけであります。特に国鉄経営が非常な不調で……

第38回国会 運輸委員会 第34号(1961/05/31、29期、民主社会党)

○内海(清)委員 私は鉄道敷設法の一部を改正する法律案について、簡単に一、二質問申し上げたいと思うのであります。  去る五月十二日の鉄道建設審議会の建議によりまして、今回敷設法の一部が改正になるわけであります。審議会の建議されました九つの新しい線がこれに加わったのでありまして、これらにつきましてはいろいろの問題があると思いますが、その基本は、やはり審議会におきます問題であると思うのであります。そこで、審議会でこういうふうな新しい予定線というものを取り上げられます場合に、何か審議の選定の基準というふうなものがあると思うのであります。何もなくてやったのではないと思います。そういうものがありましたら……

第38回国会 運輸委員会 第36号(1961/06/05、29期、民主社会党)

○内海(清)委員 私は踏切道改良促進法案につきまして若干の質疑をいたしたいと思うのであります。  御承知のように、この踏切道の事故につきましては、従来国民の間でも多くの論議がございまして、一日も早く改良していただきたい、さらにまた最近におきます自動車の非常な増加、それによりまする交通量の激増、さらに列車の運転間数の増加というようなことがますます事故を激増せしめておるのであります。さらにまたそういうことと関連して、踏切におきまする遮断時間の延長というふうなこと、これが交通の上に大きな障害になっていることは御承知の通りであります。かような意味合いから、今日まで一日も早くこういうものを制定してもらい……

第38回国会 予算委員会 第20号(1961/03/04、29期、民主社会党)

○内海(清)委員 私は民主社会党を代表いたしまして、政府提出の昭和三十六年度予算三案に対し、反対の趣意を明らかにして、これが撤回を要求し、皆様のお手元に配付いたしましたわが党組みかえ方針に基づいて政府案を組みかえるよう動議を提出するものであります。  私どもが政府案に反対する第一の理由は、政府案こそは大企業の生産力増強最優先を意味する所得倍増計画の最大推進力だからであります。すなわち池田内閣の所得倍増とは、経済二重構造の解消、所得格差の是正、低所得層の生活水準の向上はすべて大企業生産力増強の結果として与えられるものであるという考え方に立脚しておるのであります。  私ども民社党は、国の財政とは、……


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第39回国会(1961/09/25〜1961/10/31)

第39回国会 運輸委員会 第7号(1961/10/18、29期、民主社会党)

○内海(清)委員 国鉄法の一部改正についてでございますが、時間の関係もございますし、なお今までの質問で大体尽きておるように思いまするが、一、二の御質問を申し上げたいと思います。  この法案が出されましたのは、国鉄の合理化、あるいはまた経営の健全化という面から考えて、資金の効率的な運用ということが大きな眼目になっていると思うのであります。今日国鉄経営が非常な苦況にあるので、あらゆる面で合理化されておりまするが、今回の法律によって出ますものは、国鉄の予算等の面から考えますならば、そう多額のものではない、しかしどれもゆるがせにできない今日の国鉄の状況である、そういう点から考えまして、先ほど来の論議の……

第39回国会 運輸委員会 第8号(1961/10/24、29期、民主社会党)

○内海(清)委員 踏切道の質問をいたします前に、海運局長に一つお尋ねいたしたいと思います。先ほど久保委員からいろいろ海運の問題について御質問がございましたが、十七次は、大体最初の計画造船が二十五万五千トン、それが最初は追加というような話でございましたが、増ワクというようなことで五十万トン近くなったわけであります。これは御承知のように九月八日の閣議了解によって決定いたしたわけであります。その当時の閣議了解の内容を見ますと、これは大蔵省との間にもずいぶんむずかしい問題があったように想像するのであります。ところがああいうふうに五十万弱が一応十七次の計画造船として発表になったわけであります。このことを……


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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 運輸委員会 第2号(1961/12/20、29期、民主社会党)

○内海(清)委員 今、久保委員などから各面にわたっての御質問がありまして、私どもすべて同意見で、運輸省の十分なる今後の努力を望みたいと思うのですが、ただ私、一、二点お尋ねしてみたいと思いますのは、実は第十八次のいわゆる三十七年度の計画造船の問題であります。この問題は、申し上げるまでもなく、わが国のいわゆる国際収支の改善の問題、さらにまた経済の拡大、国民生活の向上というようなことで、外航船腹が非常に不足しておる。ことにわが国の輸出入物資の取引数から申しましても、これは焦眉の問題だと思う。ここで運輸省もいわゆる十八次におきましては、八十万トン、これはかつての昭和四十五年度の千三百三十五万トンの外航……

第40回国会 運輸委員会 第8号(1962/02/14、29期、民主社会党)

○内海(清)委員 今までの御質問で、私の質問したいことはなくなりましたのですが、ただ一つお尋ねしておきたいと思うのであります。今回の石垣島におきまする高層気象観測の実施、これに対する必要な援助を与えようというのでありますが、この高層気象観測というのは、これの中にもありますように「一般の気象予報はもちろん、台風予報にも航空機の運航にも重要な資料を提供する」ということであります。そういう点から考えまして、特に石垣島が沖繩の西南四百キロの海上にあって、いわゆる東シナ海の南部におけるこういう高層の気象を観測する、これがわが国におきまする台風その他の災害、これを予知するのに非常に必要なものであると思うの……

第40回国会 運輸委員会 第9号(1962/02/16、29期、民主社会党)

○内海(清)委員 ただいまの南大東島における高層気象観測に必要な物品の譲与に関する法律の一部を改正する法律案、先日の当委員会におきまして、この改正によって、琉球気象台が新たに石垣島の高層気象観測を開始する、それに対するわが国からの資金あるいは器物等の譲与に関する点につきまして、いわゆる新地位協定第八条と今回のこの観測との関係につきまして、私は、いろいろ質疑をいたしたわけでございます。今日までの御説明でその点がはっきりいたしておりませんので、この際、当局のはっきりした御見解を一つ承りたい。
【次の発言】 ただいまの御答弁によりますると、本質的には何らこれは関係ない。ただ気象の観測という立場から、……

第40回国会 運輸委員会 第14号(1962/03/14、29期、民主社会党)

○内海(清)委員 私は、後ほど質問したいと思っておりましたが、大臣が時間がないようでございますので、この際、ただいままでの久保委員の御質問に若干関連いたしまして、大臣に二、三の質問をいたしたいと思います。  今回の改正法律案の提案理由の説明を見ますると、これは二十八年の十二月に、船員中央労働委員会に対しまして、法改正についての諮問が発せられた。それで、自来八年間にわたりまして検討された結果が提案いたされたのであります。私は、この改正案につきましては、冒頭久保委員からございましたような、今回の改正案は、なお多くの問題をはらんでおる、こういう点につきましては、もちろん同感であります。この船員法は、……

第40回国会 運輸委員会 第16号(1962/03/20、29期、民主社会党)

○内海(清)委員 ただいままでの審議の内容で、大体私も了解いたしておるのでありますが、ごく簡単に一、二お尋ねいたしたいと思うのであります。  御承知のように、今日国鉄におきます新線建設は、大体七十五億くらいで年々やっていっておる。しかも、今日建設中のものは、それが急ぐものでも、五億とか十億のものはほとんどないと思う。はなはだしいのになれば、一億を切るというような建設費でもってやっていっておる。そこらにいろいろ新線建設の問題もあると思いますし、さらに、すでに何十年たって、まだ日の目を見ないという状態であります。今回のこういう法の改正によりまして、臨海工業地帯における鉄道の敷設というようなことが問……

第40回国会 運輸委員会 第18号(1962/03/28、29期、民主社会党)

○内海(清)委員 なるべく簡単にいたしますが、まず最初にお尋ねいたしたいと思いますのは、昨年の国会におきまして、私もこの問題についてお尋ねを申し上げたのであります。私は、その当時、モーターボートの競走というものは、現実の問題として、自転車競走などよりも実施の面において幾分弊害が少ないと思う、そこで、これらの弊害をできるだけ少なくするようにして、この交付金というふうなものをできるだけ多くして、これの使途に十分なる配慮をいたし、これが一番大きいものは造船関連工業でありますが、あるいは海難防止問題その他の問題に有効に使われて、なるほどこの交付金によってわが国の造船関連の技術的な面において非常な進歩を……

第40回国会 運輸委員会 第24号(1962/04/20、29期、民主社会党)

○内海(清)委員 きょうは時間もないようでございまして、いろいろ質問申し上げたいこともあるわけでございますが、すでに久保委員から、ほとんど全体にわたりまして詳細な御質問がございましたので、多少重複する面も出てくると思いますが、私のなお納得できにくいような点につきまして、大ざっぱに質問申し上げたいと思うのでございます。従って、一つ簡単に要を得たお答えを願いたいと思います。  大臣がもうおいでになると思いますが、大臣にお伺いいたしたい事項がございますので、これはおいでになりましてから質問申し上げたいと思います。  久保委員の御質問で一番問題になりましたのは、やはり適用範囲の問題であったと思いますの……

第40回国会 運輸委員会 第28号(1962/05/06、29期、民主社会党)

○内海(清)委員 私は、質問申し上げます前に、今朝来それぞれ同僚委員から述べられましたが、まず今回の事前において死没せられました方々に心からの弔意を表したいと存じますし、同時に、その御遺族並びに負傷された方方に対しましても、衷心からお見舞申し上げたいと存ずるのであります。  今朝来からいろいろ承っておったわけでございますが、運輸大臣あるいは国鉄総裁の御答弁を承っておりまして、私どもはなはだ遺憾に存じますことは、運輸大臣は、この安全運転については国鉄を信頼して参った、こういうお話でございます。国鉄総裁は、十分その点は考えておるけれども、今日わが国におきまする産業経済の発展が国鉄の予感を上回った、……

第40回国会 科学技術振興対策特別委員会 第11号(1962/03/01、29期、民主社会党)

○内海(清)委員 ただいま議決になりました日本原子力研究所法の一部を改正する法律案に対しまして、自由民主党、日本社会党、民主社会党三党共同提案によりまする附帯決議を付するの動議を提出いたしたいと存じます。  まず、案文を朗読いたします。   日本原子力研究所法の一部を改正する法律案に対する附帯決議案   日本原子力研究所は、ひとりわが国のみならず広くアジアのセンターとして発展せしむべきである。この見地よりして、研究所の今日までの実情にかんがみ、政府、原子力委員会並びに日本原子力研究所は、特に左の諸点の実現を図り、もってその負託に応うべきである。  一、研究開発計画は重点的に策定するとともに、そ……


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第41回国会(1962/08/04〜1962/09/02)

第41回国会 運輸委員会 第4号(1962/08/28、29期、民主社会党)

○内海(清)委員 船舶職員法の一部改正につきまして、私の方からも御質問申し上げたいと思います。  この法の改正というか、これは長年の問題で――長年の問題ということは、そこに非常に多くの困難な問題が伏在しておることを意味するものだと思います。ところが、昨年、この問題を運輸大臣の諮問機関でありまする海上航行安全審議会に諮問した。その諮問の内容というのは、大ざっぱに申しますと、船舶通信士の資格、これを変更し、さらにその定員というものを削減しようということが骨子であるように思うのであります。ところが、これが審議会にかかりますと、審議会では、私どもの承知しておる範囲では、十分な技術的な究明がなされていな……

第41回国会 運輸委員会 第5号(1962/08/29、29期、民主社会党)

○内海(清)委員 昨日ちょっと船舶局長に、この間実際船を調査においでになりましたときの問題で質問をしておりましたが、その点について、お願いしておいた点、御調査になりましたら、お聞かせいただきたい。その問題だけちょっと質問いたしたいわけであります。
【次の発言】 最初の那智山丸のテストの場合に、アンテナをはずしてテストをやったのは事実であるということでありますが、アンテナをはずしてテストをしても、正常にこれが作動するということはまあ考えられるわけであります。しかし、オート・アラームのテストとしては、その使用状態においてテストをするのが正常なテストの仕方ではないか。テストの場合は、いつもアンテナを……

第41回国会 運輸委員会 第6号(1962/08/31、29期、民主社会党)

○内海(清)委員 時間もよほど経過いたしましたし、なお参考人の方もお急ぎの方があるようでございますので、簡単に一つ御質問申し上げたいと思います。  わが国の海運界が、非常に窮状にある。しかし、国民経済の上からどうしてもこれは立て直さなければいかぬということにつきましては、今朝来各参考人大多数の方の御意見がございました。しかし、ここまで参ります間には、長い間の過程がございます。今日ここまで追い詰められるまでに、年々計画造船なり、あるいは自己資金船なり、その他の建造が行なわれて参りました。この段階において、今ここに非常に大きな問題を起こしておる。いわゆる海運の危機に立ち至っておるのであ、ります。そ……

第41回国会 運輸委員会 第7号(1962/09/01、29期、民主社会党)

○内海委員 先ほど關谷委員から海運に対する要望があり、またただいま久保委員からいろいろ海運政策につきましての御意見があったのであります。私も海運並びに造船について若干の要望を申し上げたいと思うのですが、時間の関係がございますので、いろいろ申し上げたいこともございますがそれは後甘に譲りまして、簡単に要望を申し上げておきたいと思うのであります。  先ほど来話がありましたように、昨日海運問題につきまして七名の参考人から意見を聴取いたしたわけであります。ところが参考人は、今日海運産業の整備法案が問題になっております関係上、期せずしてこれを中心にしての意見が述べられたようであります。いろいろございました……

第41回国会 運輸委員会 第8号(1962/09/28、29期、民主社会党)

○内海(清)委員 私は、海運、造船の問題について少し詳細に御質問申し上げたいと思っておりましたが、あと時間の関係がございまして、もう二十分もないようなことに相なったのであります。はなはだ遺憾に存じまするが、ごく簡単に御質問申し上げ、いずれまた次の委員会でも十分時間をいただきまして、重ねて御質問いたしたいと思うのであります。  海運の問題につきましては、さきの臨時国会の最終段階におきまして、いわゆる海運企業の基盤整備の臨時措置法案が、御承知のような審議未了、廃案になりましたわけであります。その最終段階におきまして、それぞれの政党から御要望なり御意見があったわけであります。その後、運輸当局におきま……

第41回国会 運輸委員会 第9号(1962/10/31、29期、民主社会党)

○内海(清)委員 私は、先月の当委員会におきまして、十八次計画造船の早期実施ということについていろいろ御質問申し上げ、運輸当局の所見を承ったのでありますが、その後、政府におかれましても、いろいろと運輸省を中心にしてこの問題を進められて参った。特に本月の十九日あるいは二十三日の閣議等でこれが強く取り上げられまして、大体二十六日の閣議で了解を取りつけた、一応のケリがついたという形でございます。それにつきましては、今次官のお話のようなことが決定したことを新聞紙等で承っておるのであります。ただ、この十八次がこういうふうに決定いたしましたことは――この前私が御質問申し上げたような造船業界並びにこれに関す……


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第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 運輸委員会 第8号(1963/02/27、29期、民主社会党)

○内海(清)委員 私はまず今回の衝突事故によりましてなくなられました方に心から弔意を表しますとともに、遭難されました方々に御見舞を申し上げたいと思うのであります。先ほど来同僚委員の皆さんからいろいろ御質問がございましたが、私どもこれをいろいろ承っておりまして、やはり今日までの運輸当局におけるいろいろ機構の問題もございましょうし、あるいは指導の面においてもなお不十分なところがくみ取られるのであります。特に内海におきましては最本衝突事故が多いわけです。これは小さい船が多いわけでございますが、船の航行の数が非常に多いということと、航路がいわゆる曲がりくねっておるというふうなことで非常に多いのだと思う……

第43回国会 運輸委員会 第12号(1963/03/08、29期、民主社会党)

○内海(清)委員 この船舶安全法の一部改正につきましては、すでに同僚議員の皆さんから詳細な御質問がありました。私は時間の関係もありますので、できるだけ簡単に若干御質問申し上げたいと思います。  今回の船舶安全法の一部改正は、これは一九六〇年の海上における人命の安全のための条約、この批准のため、それから船舶の検査の合理化といいますが、そういうふうなことで行なわれるのだと思うのであります。言うまでもございませんが、船舶安全法は、船体と機関あるいは各種の設備ないしは付属品、こういういわゆる船舶の物的安全の確保をはかることによってやっていこう、こういうことでございます。従って今回の改正にいろいろ義務づ……

第43回国会 運輸委員会 第13号(1963/03/12、29期、民主社会党)

○内海(清)委員 もう時間もないようでございますし、きょうは十分な準備もございませんので、若干御質問いたしまして、また次に質疑をいたしたいと思うのであります。  私は、わが国の海運産業が置かれております地理的あるいは経済的な立場からこれを見まして、ただ単に不況産業というふうな名のもとでこれを処理するということにつきましては、非常な問題がある。他の不況産業と同じような理念あるいは次元でこれを論議することはいかがか、かように考えておるのであります。むしろこの際、絶対性をもちまして、これに対するいろいろな配慮をする、さらに処置をすることが必要だ、かように考えておるのであります。今回の法案はそういうふ……

第43回国会 運輸委員会 第18号(1963/03/22、29期、民主社会党)

○内海(清)委員 一、二御質問申し上げたいと思います。  すでに御承知のように、道路整備の計画というものは五ヵ年計画もございまして、国の負担金あるいは補助金等によりまして、道路の整備というものは今日急速に進んでおるわけであります。この法案にあります離島の住民にとりましては、この航路が唯一の交通機関であって、まさにいわゆる道路に匹敵するものであります。しかも道路が整備されるのに従いまして、自動車、バス運行等がだんだん拡充されて、本土におきまする人々というものは、交通運輸の面におきまして、非常に今日恩恵を受けつつある。今後においてもこれはますますそういうふうになってくるわけであります。さらに鉄道網……

第43回国会 運輸委員会 第19号(1963/03/26、29期、民主社会党)

○内海(清)委員 時間がないようでございますので、ごく簡単に御質問を申し上げたいと思います。  今度の集約は、いわゆる海運企業の自立態勢をはかって、国際競争にたえ得る規模と力を持ち、さらに国内船の過当競争を排除しようということでございます。この問題につきましては、この規模というものがはたしてこの集約の目的に沿うものであるかどうか、いろいろ議論がございますが、この問題は先ほど触れられたようでございますので、今度は内容の、質の問題について私は一つお尋ねしてみたいと思うのであります。  今日海運業界の状況を見ますると、定期船におきましてはすでに十六ノット以下、これは国際競争にたえ得ないというふうにい……

第43回国会 運輸委員会 第20号(1963/03/27、29期、民主社会党)

○内海(清)委員 時間がないようでありまするし、なお今までの同僚委員の質問によりまして、私が御質問申し上げたいと思っておりましたことがあらかた終わったようでありますので、なるべく重複を避けまして御質疑申し上げたいと思います。  今度の集約につきましての大体今日までの経緯あるいはその内容といたしましての規模の問題等もお話しいただきましたわけでありますが、規模の問題につきまして、私、ただ一つお伺いしておきたいと思いますのは、大体百万トン集約ということでございますので、これによって再建をはかっていこうということでありますが、この規模の合理性につきましては先ほどもお話がございましたわけですが、集約はど……

第43回国会 運輸委員会 第32号(1963/06/12、29期、民主社会党)

○内海(清)委員 私はこの問題について簡単に御質問を申し上げたいと思いますが、まず今回のこの海難によりまして遭難されました方並びに遺族の方々に深甚なる哀悼の意を表したいと思うのであります。  今回は特に戦標船であるところにいろいろ問題をかもしておるのでありますが、私どもの承知いたしておりますのでは、最近ラワン材を積載しておってこういう海難にあったというのはきわめて少ないのでありますが、三件ばかり、今回も含めて私どもの記憶にあるわけです。しかしSOSを発するひまなしに沈没したというのはいままでないと思いまするし、こういうふうなラワン材などを積んでおらない船にしても、すべての船の海難でSOSが発せ……

第43回国会 運輸委員会 第34号(1963/06/21、29期、民主社会党)

○内海(清)委員 時間がありませんのでごく簡単に御質問申し上げまして、残余はまた次会に質問を保留しておきたいと思います。  この日本鉄道建設公団法案は、三十七年五月三十一日に鉄道建設審議会からの鉄道敷設法第四条三項に基づきます鉄道新線に関する建議によりまして提出されたものと思うのであります。この鉄道建設審議会の建議によりますると、今後十年間に五千億の投資をしなければならぬというふうなことがあるわけでございます。しかし今日までのわが国の産業経済の状況等から見ますと、鉄道の建設ということはきわめて重要な問題でありまして、緊急にまだまだ整備しなければならぬ部面がきわめて多いと思うのであります。しかし……

第43回国会 運輸委員会 第35号(1963/06/24、29期、民主社会党)

○内海(清)委員 わが国におきます今日の経済的、社会的あるいは地理的ないろいろな情勢から考えまして、わが国におきましてはいまだ鉄道建設は必要であり、なおこれを整備しなければならないということが考えられるのであります。しかしながら、鉄道新線につきましては、企業採算的には、特別のものを除きまして、ほとんどペイしないものであります。したがって、独立採算制の国鉄ではなかなかこの新線建設が進まないことは過去の実績から見ましてもいなめない事実であると思うのであります。これらの矛盾と内蔵した新線建設問題を解決しようというのがこの公団法であると私は考えるのであります。  しかしながら、今日並びに今後におきます……

第43回国会 科学技術振興対策特別委員会 第10号(1963/03/07、29期、民主社会党)

○内海(清)委員 私は、きわめて簡単でありますけれども、今回の原子力船開発事業団法につきまして御質問申し上げたいと思うのであります。  この法案によって設立されます日本原子力船開発事業団、これはあくまでも平和の目的に限られることはもちろんであります。さらに、その運営にあたりましては、原子力基本法の精神によって行なわれることも当然であると思うのであります。今日、原子力船の開発、すなわち原子力を船舶の動力として利用することにつきましては、すでに米国におきましてはサバンナ号、ソ連におきましてはレーニン号等、世界におきましてこの二隻が船舶に対しまする原子力の平和利用に成功いたしておるのであります。また……

第43回国会 予算委員会 第18号(1963/03/02、29期、民主社会党)

○内海(清)委員 私は、民主社会党を代表して、政府提案の昭和三十八年度予算案三案並びにこれに対する社会党の組み替え動議に反対し、わが党提出の予算案三案に対する組み替え動議に賛成するものであります。  申すまでもなく、予算編成は、経済社会の体質改善という長期的、構造的目標への接近と、当面する明年度における政策の遂行という短期的課題への対策との二つの問題の総合調整の上に行なわれなければなりません。政府は、もちろん主観的にはそのような意図を持って予算編成を行なわれたのでありましょうが、残念ながら、国民の判断としては、大企業本位の景気対策が予算編成の主目的となる偏向を犯していると言わざるを得ないのであ……


内海清[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院29期)

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第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 運輸委員会公聴会 第1号(1961/03/22、29期、民主社会党)

○内海(清)委員 いろいろ御質問が出ましたが、私は主として米田公述人にお尋ね申し上げたいと思います。米田公述人は日本船主協会の理事長でございますので、今日船会社が非常な経営の窮迫しておる時代、企業の経営ということにつきましてはいろいろ御苦労になっておると思うのであります。そこで一つ、あなたが先ほど公述になられました問題もありますが、その以前にお尋ねしてみたいと思いますことは、御承知のように今日国鉄の運賃問題が出まして非常な議論になっておる。しかし私はその議論の根本になるものは、やはり国鉄がいわゆる公共企業体という一つの形や、この性格というものがはっきりしないから、いわゆる公共性というものと企業……

第38回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1961/03/01、29期、民主社会党)

○内海(清)分科員 私は時間の関係もございますので、海運造船の問題で、主として造船に関係した重要だと考える問題を若干お尋ねいたしたいと思うのであります。  御承知のように現在わが国の造船業におきましては、大体直接工事関係の従業員からいたしましても九万八千、十万近い者がおると思うのであります。これにその他を加えますと、相当の従業員になるわけでありまするが、この従業員は、造船業としてはどうしてもこれを維持していかなければならない。これは言うまでもないことであります。ところが一面、御承知のように造船という仕事は、すべての産業の中でも最も起伏の多い産業であります。それに加えまして最近の海運市況の低迷、……


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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1962/02/22、29期、民主社会党)

○内海(清)分科員 私は主として海運問題についてお尋ねしたいわけでありますが、今、大臣御不在でありまするので、その間は一つ海上保安庁それから気象庁関係について簡単な御質問をいたしたいと思います。特に海上保安庁長官はお急ぎのようでございますから、そちらを先にいたしたいのですが、まず第一にお伺いいたしたいことは、これは昨年来からの継続の費用に相なっておるはずでありますが、航路標識の整備の問題、この整備計画はどういうふうになっておるのか、これを一番にお伺いいたします。
【次の発言】 昨年来、これは予算の関係もございましょうが、それぞれ整備が行なわれておるようであります。しかし今日航路標識におきまして……


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第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 運輸委員会踏切道整備に関する小委員会 第1号(1963/06/13、29期、民主社会党)

○内海(清)小委員 もう時間もないようですから、簡単に一、二質問いたしたいと思います。  現行法の踏切道改良促進法は、三十六年度に制定されたわけです。これが制定されますときに、この委員会でもずいぶん論議いたしました。われわれとしてもこの法案には多くの問題を持っておったのでありますが、ちょうど予算編成期前でもあり、いままでよりも大きな前進ではないかということでこれに賛成いたしたのであります。そしてこの促進法によりまして昨年度からいろいろと踏切の改良が行なわれ、これは大きな成果をあげたと思うのであります。原因ははっきりわかりませんが、いずれにしても昨年度において多少踏切事故が減ったということは、き……

第43回国会 予算委員会第四分科会 第8号(1963/02/25、29期、民主社会党)

○内海(清)分科員 私は、主として海運造船の問題につきまして、少しお伺いいたしたいと思います。  すでに御承知のように、海運の再建整備の法案は、四十国会の末期に提出されまして、これは四十一国会に廃案になった。そこで、私当時大臣に強く要望いたしましたのは、造船と鉄鋼の関係から十八次を早急に実施していただきたいということでございました。大臣並びに当局の非常なお骨折りによりまして、十八次が昨年末において大体決定いたしたわけでございます。その後十八次の建造の状況と申しますか、これはどのようになっておるか、この際一つお伺いいたします。
【次の発言】 そういたしますと、もちろんこれは融資比率が引き上げられ……



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データ更新日:2023/02/05

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