このページでは毛利松平衆議院議員の29期(1960/11/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は29期国会活動統計で確認できます。
○毛利松平君 ただいま議題となりました二法案について、大蔵委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。 まず、昭和三十六年分の給与所得等に対する所得税の源泉徴収の臨時特例に関する法律案について申し上げます。 政府は、税制調査会の答申を基礎として、平年度一千億円以上の減税を内容とする税制改正を昭和三十六年度に実施いたしたいということでありますが、この法律案は、特に給与所得及び退職所得については、あらかじめ明年一月以降に源泉徴収を受ける税額から減税の利益を及ぼすことが適当であると考えて提案いたされたものであります。 すなわち、明年度の税制改正におきましては、配偶者控除を創設して九……
○毛利松平君 ただいま議題となりました三法律案につきまして、大蔵委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。 まず、東京港港湾区域における土地造成事業等のため発行される外貨地方債証券に関する特別措置法案について申し上げます。 東京都におきましては、昭和三十六年度を初年度とする東京港整備十カ年計画に基づきまして、東京港港湾区域における土地造成及びこれに付帯する事業に必要な経費の財源に充てるために外貨地方債証券の発行を計画いたしておりますが、この法律案は、本証券の発行を円滑にするため、政府は、当分の間予算の定める限度内で保証契約をすることができることといたしております。また、本証券……
○毛利委員 今の法案説明を聞きまして、大体三点に要約してお聞きしたいと思っております。指定県の問題、補助率の問題、経過規定の問題について、あわせて原稿をまとめておりますから、読み上げて質問いたします。 改正法案第十三条の規定によると、財政再建団体以外の県については、内閣総理大臣がそれぞれ県の財政状況を勘案して指定することになっているが、政府は具体的にこの指定する県をどのように考えているのか。九州法の一部改正の場合においては、改正法案の提出の際、すでにその指定する県を閣議において了解事項としている前例から、今回の四国法の改正の場合においてもすみやかに定めるべきである。 なお、この指定にあたっ……
○毛利委員 時間も長くなりましてお疲れでございましょうし、各委員からいろいろお話がありましたので、重複をなるべく控えて二、三の質問を前置きなしに簡単にいたします。今度の公社債投信によって、金融界は静かなる革命だと世にいわれております。そこで、資金の供給と投資者の保護という二つの前提に立って、前置きは抜きに質問いたします。 低金利政策を行なわなければならぬことはよくわかりますが、これを行なったことが次元を誤まっていはしないかということが一点。今までは長期資金は長期信用銀行なり興銀によってまかなわれておった。社債の消化をする銀行によってまかなわれておった。従って監督官庁の監督が非常によくいってお……
○毛利委員 公社債投信が資金供給方法として画期的なものであり、昨日も日銀総裁に申し上げたのでありますが、金融界の、おそるべきといいますか、静かなる革命が起きているといわれております。この次元に十分な配慮が一段と望ましいと私は思っております。従って、問題を二つに大別して質問したいと思います。 先ほど来、佐藤委員、春日委員から、大所高所からきわめて名論卓説な、また重要な点の御質問がありましたが、私はなるべく重複を避けますけれども、二、三やむを得ない場合もあります。従って、第一点は投資者の保護に関する問題と、第二点は資金運用の面に関して、二つに大別して理財局長に御質問をいたします。 公社債投資信……
○毛利委員 問題を繰り返すようであり、また関連でもありますが、すぐにお答えができなければ、真剣に検討願いたいと思う。 一般中小関係において資金量が非常に足らない今日、二面経済成長を政府は唱えております。経済成長というととは、自然にほうっておいてなるものではない。九%なり一〇%というものは確保するために、それなりの施策を政府が積極的に行なわなければならぬというところに政治の意味があり、また今後の経済問題があろうと思う。その間にあって、金利の引き下げが是か非かという問題も今なおありますけれども、大号令が下った貿易の自由化と経済の国際競争力を高めるという意味で、金利並びに、預金の利子が下がった。社……
○毛利委員長代理 これにて各案に対する提案理由の説明は終了いたしました。 各案に対する質疑は次会に譲ります。 次回は明二十三日午前十時より理事会、十時三十分より委員会を開会することとし、本日はこれにて散会いたします。 午後四時十八分散会
○毛利委員長代理 有馬君。
○毛利委員 国家公務員等退職手当法の一部を改正する法律案に対する修正案について、提案の理由を御説明申し上げます。 修正案の案文はお手元にお配りいたしてありますので、朗読は省略させていただきます。 御案内の通り、今回の改正案は、外地官署引揚職員、外国政府職員等であった者が、昭和二十八年八月一日以降、本邦に帰還した日から一定期間内に国家公務員等として再就職した場合に、勤続期間の計算について特例を設けることとしたこと、及び外地官署引揚職員等が退職した場合に支給する退職手当の額の計算について特例を設けることとしたことの二点をその内容とするものでありますが、これらの特例はいずれも本年三月一日以降の退……
○毛利委員 ちょっと関連して。大体今の御説明で、株価の下落というものが経済の実勢からきておる、さりとてまた政府の高度成長経済と四大証券を中心とする非常なあおりと、いろいろ原因はあると思いますが、これはきょうは責めないで、私は具体的に、先般大蔵省でとられた処置が非常に時宜に適した処置である――しかし、現在の株価下落の深刻さというものをもっと認識してもらいたい、いろいろ例をあげて、幾らでも御説明できますけれども、それも省略いたします。従って、具体策の中で、信用取引保証の問題で、法律上三〇%以上認められておるものを六〇を五〇にしたというのを、四〇ぐらいに落とす意思がないかというのが一点。それから、日……
○毛利委員 私の方から、あな方の方に三度も四度も連絡に行っておる。
○毛利委員長代理 関連質問を許します。佐藤觀次郎君。
【次の発言】 次会は来たる二月二日午前十時より開会することとし、本日はこれにて散会いたします。
午後一時四分散会
○毛利委員 ただいま議題となりました、三派共同提案にかかる入場税法の一部を改正する法律案に対する修正案について、提案の理由を御説明いたします。 本修正案の案文は、すでにお手元に配付いたしてありますので、朗読は省略させていただきます。 修正内容は次の二点であります。 まず第一点は、改正案におきましては一律三十円の免税点が設けられておりますが、これらのほかに、教員の引率による生徒、児童等の入場の場合は五十円の免税点を設けようとするものであります。 次に、課税範囲、税率、免税点等に関する改正規定の施行口は、前売りとの関連上五月一日としておりますが、一日も早く減税効果を及ぼすことが適当と考えま……
○毛利委員長代理 午前の会議はこの程度にとどめ、午後一時三十分まで休憩をいたします。 午後零時三十六分休憩
○毛利委員 ただいま議題となりました附帯決議について、提案の趣旨及びその内容について簡単に御説明申し上げます。 附帯決議の案文は、お手元にお配りしてありますので、朗読を省略さしていただきます。 御承知の通り、今回の改正により、更新組合員等の旧日本医療団及び外国政府の職員であった期間については、通算措置が講ぜられることとなっておるのでありますが、南満州鉄道株式会社等の職員であった期間については、なお通算措置が未解決になっておりますので、政府は公共企業体職員の、これらの職員であった期間についても、さらに通算措置を講ずるよう、今後において十分検討を加え、その実現に努める必要が認められますので、本……
○毛利委員 この問題は在庫の問題と同時に、間税を引き去った残りの正味の非課税限度の価格が今明示されていないのですが、漏れ聞くところによると多少無理があるのではないか。正しいものの考え方として、国産愛川の施策として、限度を考えなければならぬが、さりとて正味の非課税限度が多少低過ぎるのではないか。もう少し上げなければならぬのではないか。これが問題点として残ると思うのですが、この点に対する対策はやはり考えておいてもらいたい、こう思います。
【次の発言】 けっこうです。
【次の発言】 関連質問を許します。藤井君。
【次の発言】 先日、細田委員から国税通則法の問題について、総括的かつ詳細な質問がありまし……
○毛利委員長代理 この際午後二時まで休憩いたします。
午後零時三十六分休憩
【次の発言】 ただいま議題となりました本院二十五名提出にかかる国税通則法案及び国税通則法の施行等に伴う関係法令の整備等に関する法律案に対する修正案について提案の理由を御説明いたします。
御承知のように国税通則法の政府原案は、同法の制定に関する税制調査会の答申に基づいて提案されているのでありますが、答申事項のうち、実質課税の原則に関する規定等、若干の項目につきましては、なお将来の慎重な検討にゆだねることとして、その制度化がはかられていないのであります。これは国税通則法制定の趣旨についての誤解を解く意味においても妥……
○毛利委員長代理 休憩前に引き続き会議を開きます。
委員長が所用のため、指名により私が委員長の職務を行ないます。
法人税法の一部を改正する法律案、関税法の一部を改正する法律案、保険業法の一部を改正する法律案の三案を一括して議題といたします。
質疑を続行いたします。平岡忠次郎君。
【次の発言】 堀委員。
○毛利委員長代理 次会は来たる三十一日午前十時より理事会、十時三十分より委員会を開会することとし、本日はこれにて散会いたします。 午後四時五十七分散会
○毛利委員長代理 この際、午後一時三十分まで休憩いたします。 午後零時二十七分休憩
○毛利委員長代理 関連質問を許します。堀委員。
○毛利委員 現在質疑になっている改正案について、今広瀬委員からも質問がありまして、谷村次長の答弁でおおむね理解はしておるのでありますが、重ねて要望が強いので関連して四点ばかり御質問をし、要望をして参りたいと思います。 今回の改正案の理由について、政府は昨年第三十八国会において国家公務員共済組合法の長期給付に関する施行法の一部を改正し、退職年金の支給に関し日本医療団職員及び満州国等外国政府職員であった期間の通算を行なったが、その理由とするところは第三十八国会提出の恩給法の一部改正及び昭和三十五年第三十四国会における恩給法改正の政府提案理由の説明から人事管理上の必要並びに社会事情の変化に即応して……
○毛利委員長代理 これより会議を開きます。 委員長所用のため、指名により私が委員長の職務を行ないます。 専売事業に関する件について調査を進めます。 質疑の通告があります。これを許します。藤井勝志君。
○毛利委員長代理 これより会議を開きます。
委員長が所用のため、指名によりまして、私が委員長の職務を行ないます。
金融に関する件について調査を進めます。質疑の通告があります。これを許します。武藤山治君。
【次の発言】 次会は来たる六月五日午後一時より理事会、一時三十分より委員会を開催することとし、本日はこれにて散会いたします。
午前十一時五十七分散会
○毛利委員長代理 これより会議を開きます。
委員長所用のため、指名により私が委員長の職務を行ないます。
税関における輸入映画の取扱いに関する問題について調査を進めます。
本日は、東京大学教授伊藤正己君及び映画評論家清水晶君のお二人から御意見を聴取することにいたします。
参考人には、御多用のところ御出席をいただきましてまことにありがとうございます。
まず本問題について参考人から御意見を述べていただき、その後に質疑を行なうことにいたします。
それではまず伊藤参考人にお願いいたします。次に清水参考人にお願いいたします。
【次の発言】 次に清水参考人にお願いいたします。
○毛利委員 私は自由民主党を代表して、ただいま有馬輝武君外十一名より提出されました産業投資特別会計法の一部を改正する法律案の撤回を求める動議に対し反対するものであります。 今回、本改正法案が提出されたしたことの妥当性につきましては、後刻、本法案の討論に際し同僚委員より詳細なる論述が予定されておりますので、これに譲ることといたしますが、ただいま提案者において理由とされている点につきましては、いわゆるガリオア・エロアに関する債務はすでに前国会において国会の意思決定を見ているものであり、また、野党の主張してきた財政法違反の疑いありとの論についても、前日来の質疑応答を通じ、時宜に適した処置であって、……
○毛利委員 先般、議長の承認を得て行ないました当大蔵委員会の国政調査について、北海道班の概要を申し上げます。 今回のおもな調査の対象は、札幌国税局、北海道財務局、各種金融機関、公認会計士協会及び酒造組合等でございます。 調査の内容につきましては、お手元にお配りいたしてあります報告書に譲ることとし、各地で受けました要望事項のうち、おもなるものについて御紹介申し上げます。 まず国税、財務両局につきましては、他の局に見られない広大な管轄区域を有していること、国土の最北端にあって交通網が未整備であること及び冬季の気象上の悪条件等が共通の隘路となっているということであります。かような条件のもとで、……
○毛利委員 私は問題をしぼりまして、日銀総裁に相互銀行の問題についてお尋ねしたいと思います。 内容は三点にしぼってみたいと思います。相互銀行が昭和二十六年に発足いたしまして驚異的な発展をしてきたことは御存じの通りであります。七月の統計によりますと、資金量は一兆五千九百三十八億円になっております。また貸出量を三月末の統計を見ましても、全金融機関十四兆五千三百三十八億円のうち、全国銀行が九兆九千六百十二億円になっております。特に政府機関三行の合計が五千四百四十億、これは中小企業対象であります。相互銀行、金庫、組合の統計が二兆四千八百十四億になっております。そのうち相互銀行が一兆二千七百五十六億円……
○毛利委員長代理 湯山委員。
【次の発言】 国民金融公庫法の一部を改正する法律案に対する修正案提案の趣旨説明をいたします。
ただいま議題となりました修正案について、提案の趣旨及びその内容を簡単に御説明申し上げます。修正案の案文はお手元にお配りしてありますので、朗読は省略させていただきます。
御承知の通り、政府は原案ではこの法律の施行期日を昭和三十七年四月一日からと規定いたしておりますが、すでに四月一日は経過いたしましたので、これを公布の日から施行することに改めようとするものであります。
以上が本修正案の内容であります。何とぞ御賛成あらんことをお願いいたします。
○毛利委員 第二班、南九州地方国政調査報告。 先般実施いたしました国政調査について、第二班南九州地方の調査の概要を報告申し上げます。 調査の期間は、十月十五日より六日間でありまして、おもなる調査先は南九州財務局、熊本国税局、鹿児島、宮崎、大分の各財務部及び税務署、熊本及び鹿児島の専売公社地方局、宮崎県庁、各金融機関及び酒造組合等であります。 調査の詳細については別途報告書に譲ることといたしまして、南九州の概要を申し上げますと、面積は約三万平方キロで全国の八・三%、人口は六百二十万人で、全国の六・六%でありますが、その産業構造は生産性の高い第二次産業の比重が低く、農林業を主体とする第一次産……
○毛利委員長代理 これより会議を開きます。 委員長が所用のため、指名によりまして、私が委員長の職務を行ないます。 国立病院特別会計法の一部を改正する法律案、特定物資納付金処理特別会計法を廃止する法律案、産業投資特別会計法の一部を改正する法律案、東京港港湾区域における土地造成事業等のため発行される外貨地方債証券に関する特別措置法案、所得に対する租税に関する二重課税の回避のための日本国とオーストリア共和国との間の条約の実施に伴う所得税法の特例等に関する法律案、所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国政府とグレート・ブリテン及び北部アイルランド連合王国政府との間の条約の……
○毛利委員 私は昨年の八月二十九日の当委員会において、日本銀行と相互銀行の取引の問題について、山際総裁の所見を承りましたが、本日は金庫も加えて五点にしぼって所見を伺いたいと思います。 その前に、先ほどの質疑応答の中に現われました二、三のことについて、簡単に御所見を伺いたいと思います。IMF十四条から八条移行に伴う問題、ガットの十二条から十一条に伴う問題からくるところの日本の遭遇せる運命と、従って貿易為替の自由化は、孤立して生きていけない日本の環境にあって、どうしてもこれを行なわなければならぬ、これはもうかなり徹底したところの世論だと思いますし、またやらなければならぬ問題だと思います。先ほどの……
○毛利委員長代理 これより会議を開きます。 委員長所用のため、指名により私が委員長の職務を行ないます。 所得税法の一部を改正する法律案、法人税法の一部を改正する法律案及び租税特別措置法の一部を改正する法律案の三案を一括して議題といたします。 本日は、参考人として中山税制調査会長、宇佐美全国銀行協会連合会長及び小池日本証券業協会連合会長がそれぞれ出席しておられます。 参考人の方々には御多用中のところ御出席をいただき、ありがとうございます。 これより参考人の方々から御意見を述べていただき、その後に質疑に入ることといたします。 では中山会長からお願いをいたします。
○毛利委員長代理 関連質問を許します。有馬委員。
【次の発言】 先刻の横山委員の質問に対する主税局長の答弁を求めます。
【次の発言】 次会は、来たる十九日午前十時より理事会、十時三十分より委員会を開会することとし、本日はこれにて散会いたします。
午後一時三分散会
○毛利委員 私は自由民主党を代表して、ただいま議題となりました所得税法、法人税法及び租税特別措置法のそれぞれの改正案に対して賛意を表するものであり、従って社会党提出の修正案に対し反対するものであります。 以下、その理由について簡単に申し述べたいと思います。 第一に、昭和三十八年度の減税計画は、わが国現下財政事情に照らし、きわめて適切妥当であると考えるのであります。 近代国家にとって、財政需要が年々膨張していくことはきわめて当然のことであります。三十八年度は、自然増収や増加財源が前年度よりも少ないにもかかわらず、社会保障、文教及び公共事業の三大重点経費を、それぞれ前年度に比べ二二・五%、二……
○毛利委員長代理 次回は、追って公報をもって通知することとし、本日は、これにて散会いたします。 午後六時四十七分散会
○毛利委員長代理 次会は公報をもって通知することとし、本日はこれにて散会いたします。 午後零時十五分散会
○毛利委員長代理 次会は来たる六日午前十時より理事会、十時三十分より委員会を開会することとし、本日はこれにて散会いたします。 午後零時十三分散会
○毛利委員長代理 次会は明二十八日午前十時より理事会、十時三十分より委員会を開会することとし、本日はこれにて散会いたします。 午後二時十一分散会
○毛利委員長代理 休憩前に引き続き会議を開きます。 委員長所用のため、指名により私が委員長の職務を行ないます。 質疑を続けます。有馬輝武君。
○毛利委員長代理 これより会議を開きます。
委員長所用のため、指名により私が委員長の職務を行ないます。
専売事業に関する件について調査を進めます。
質疑の通告があります。これを許します。広瀬秀吉君。
【次の発言】 関連質問の申し出がありますので、これを許します。武藤山治君。
○毛利小委員 銀行局長から金融正常化ということをよく言われ、いろいろな学者の説によると、オーバー・ローン、オーバー・ボローイングとか言われておりますが、これらに関する見解をちょっと聞かしていただきたい。これからくるところの預金及び社債の金利体系がはたして正しく均衡化しておるかどうか、こういったことに対する見解を伺いたい。
【次の発言】 努力の目標はわかるのですが、公定歩合とコールの差があまりに大きい感じですが、コールというものを引き下げる方法はないのですか。正常化から見た場合、現在のコールの利回りというのはずいぶん高いと思うのです。
【次の発言】 国の自由経済競争のために金利を引き下げるという……
○毛利委員長代理 小沢委員。
【次の発言】 小沢君、時間がだいぶ過ぎたようですから、簡略に願います。
【次の発言】 角屋堅次郎君。
【次の発言】 肥田委員。
【次の発言】 小林委員、関連質問を許します。簡単にお願いいたします。
【次の発言】 この際政府に一言申し上げます。今回雪害を受けた東北、北陸地方は、わが国においては裏日本の後進地域でありますので、特に本日連合審査会において各委員から要望された事項については、これが実現について十分留意せられるよう、特に委員長からも要望しておきます。
これにて本連合審査会を終了いたします。
午後三時五十四分散会
○毛利小委員 ちょっと関連して。この表についてちょっと説明をお願いしたいのですが、その前に理財局に、今細田委員からお話のあったことと同じことであるから、重複することを避けたいのですが、激励の意味で。輸出入銀行と開銀並びに中小企業、商工中金、その他いずれもこの銀行の持つ性格からいって、金融引き締めという大看板のもとに持つ使命がますます大きくなってきておる。それは、市中銀行に行なえない金融をここにおいて、いわゆる目のこまかい行き届いた施策を行なわなければいかぬという意味からいって、どうしてもこういう特殊な銀行における資金量の増大について、いろいろ困難であろうけれども、思い切ってがんばってもらいたい……
○毛利小委員 今の堀委員の質問と関連がないので恐縮なんですが、銀行局長に一言聞いておきたいと思いますのは、日銀の貸し出しが日銀の発行高をこえている現在の現象をどういう工合に理解したらいいかという一点だけなんです。日銀券の場合には市中銀行の貸し出しと政府の貸し出しと金外貨を保証物件として発行しておる。そのほかに通常日銀貸し出しの方が銀行の発行高よりも少ないのが常識とわれわれは思っておるのですが、この内容をちょっと説明願いたいと思います。
○毛利小委員長代理 この際参考人の方々に対し一書ごあいさつ申し上げます。
参考人には御多用のところ長時間にわたり御出席いただき御意見を述べていただきましてまことにありがとうございます。小委員長より厚く御礼を申し上げます。
【次の発言】 次に、信用保証協会の運営の問題について調査を進めます。
本日は参考人として全国信用保証協会連合会常務理事深瀬晃君が出席しておられます。参考人には御多用中のところ御出席いただきありがとうございます。本問題について参考人より御意見を述べていただきます。その後に質疑を行なうことにいたします。
ではまず深瀬参考人から信用保証協会の運営の基本方針について御説明を願い……
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