島本虎三 衆議院議員
29期国会発言一覧

島本虎三[衆]在籍期 : |29期|-31期-32期-33期-34期
島本虎三[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは島本虎三衆議院議員の29期(1960/11/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は29期国会活動統計で確認できます。

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

本会議発言一覧(衆議院29期)

島本虎三[衆]本会議発言(全期間)
|29期|-31期-32期-33期-34期
第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 衆議院本会議 第45号(1961/05/25、29期、日本社会党)

○島本虎三君 ただいま議題になりました公衆電気通信法の一部を改正する法律案に対しまして、日本社会党を代表して、これに反対の意を表するものでございます。(拍手)  わが党がこの法案に反対する理由の第一は、この法案が料金調整に名をかりた電話料値上げ法案であるからであります。(拍手)  電電公社は、新料金体系では増収にも減収にもならない、いわば実質的料金の引き下げになるということを強調しておるのでございますが、しさいに検討すれば、これは、国鉄運賃、郵便料金と、相次ぐ公共料金引き上げと全く同じ意図を持った法案であります。(拍手)値上げ反対の世論の攻撃におそれをなして、料金調整という美名のもとにかくれて……


■ページ上部へ

第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 衆議院本会議 第33号(1962/04/06、29期、日本社会党)

○島本虎三君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま上程されました国民年金法の一部を改正する法律案及び児童扶養手当法の一部を改正する法律案に対し、反対の討論を行なわんとするものであります。(拍手)  申すまでもなく、近代国家の政治の核心は国民福祉の充実であります。社会保障はその根幹であり、年金と医療はその両翼ともいうべき重要な制度であることは、論を待ちません。従って、わが党は社会保障の拡充に鋭意努力してきたのでありますが、政府並びに自民党も、盛り上がる世論とわが党の熱意に押され、国民年金法を提出後、一再ならず手直しを加えてきたことは御承知の通りでございます。私はその努力には敬意を表するも……


■ページ上部へ

第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 衆議院本会議 第22号(1963/05/14、29期、日本社会党)

○島本虎三君 ただいま趣旨説明のございました生活環境施設整備緊急措置法案及び清掃法の一部を改正する法律案について、私は日本社会党を代表して、政府並びに提案者に対し、若干の質問をいたしたいと思う次第でございます。(拍手)  さきに政府から発表されました三十七年度の厚生白書によりますと、最近における都市への急速な人口集中と国民生活の向上、生活様式の変化に伴い、都市におけるし尿やごみ等の汚物処理事業は行き詰まりを来たし、その解決が各都市の共通の悩みになっておるとして、都市清掃事業の実情を嘆いているのであります。それを裏書きするように、最近くみ取りやごみの処理が行き届かないために、その悪臭や害虫の発生……

第43回国会 衆議院本会議 第37号(1963/06/22、29期、日本社会党)

○島本虎三君 私は、ただいま河野議員より提案されました労働大臣大橋武夫君の不信任決議案に対し、賛成の討論を行なわんとするものであります。(拍手)  まず、私は、労働大臣がその職責を果たしていないという不信任決議案の趣旨そのものに全く賛成するものでございます。  御存じのとおり、所得倍増政策が宣伝された当時から、国民大衆は、初めは危ぶみながらも何らかの期待を持ち、政策に幻惑されていったことは、あえて否定はできない事実でございます。それが貧しければ貧しいほど、所得が倍増するという楽しみを持っていたことは事実であったと思います。ところが、その結果はどうでございましたか。物価はウナギ登りに上がったが、……

島本虎三[衆]本会議発言(全期間)
|29期|-31期-32期-33期-34期

■ページ上部へ

委員会発言一覧(衆議院29期)

島本虎三[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
|29期|-31期-32期-33期-34期
第37回国会(1960/12/05〜1960/12/22)

第37回国会 社会労働委員会 第3号(1960/12/16、29期、日本社会党)

○島本委員 関連。ただいま日雇い労務者に対しての石炭手当については実現をはかる方針で進めておるというような御答弁でございます。これはまことにけっこうであると思いますが、この方法がやはり問題になるのではないか、はたしてこの方法の一つとして、現に足りないながらも、生活安定にはならないけれども、生活保護法の適用者には石炭手当並びにそれに該当する項目でこれが出されておる。日雇い労務者の場合には、どのような方法でこの制度化を考えられているのかというようなことが、これは大きい関心事だと思います。今実現をはかる方針であるということを承りましたが、その方法等について、制度化の問題について若干御発表願いたいと思……


■ページ上部へ

第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 社会労働委員会 第6号(1961/02/21、29期、日本社会党)

○島本委員 この際、私は大臣に、大体の失業事業関係についての基本的な考え方と運営について伺いたいと思います。  まず、最近の経済情勢については、一般に公表されております通りに、総理あたりもよく言っておられまするように、好況であるという反面に、やはり貿易の自由化や産業の合理化または技術革新に伴うところの労働力の需要のアンバランス、こういうようなことによって、一般に好況であるとは言いながらも、失業問題については一そう深刻化してきているのじゃないかと思われる面が露骨に現われてきておる、こういうように思うのでございます。現在の緊急失業対策法、この関係法律ですけれども、これの制定は昭和二十四年の戦後の混……

第38回国会 社会労働委員会 第7号(1961/02/22、29期、日本社会党)

○島本委員 時間が制限されてはなはだ残念でございますけれども、要を得た質問をいたしたいと思いますから、答弁の方も簡単に、なおかつ明瞭な答弁でお願い申し上げたいと思います。  二点ございますが、まず第一点は、これは御承知だと思いますが、先年のあの安保国会で国民の住目を浴びた問題の一つに、ロッキードの機種の選定の問題があったわけでございます。これは大臣も十分御承知の通りだと思いますが、あれは防衛費の中でこれを購入し、自衛隊が使用するようになったものであろうかと私どもは伺っておるのでございます。今度の予算の中では、国民生活に与えるきめのこまかい予算を組んだということが、総理並びに大臣の自慢とするとこ……

第38回国会 社会労働委員会 第8号(1961/02/23、29期、日本社会党)

○島本委員 橋本さん、岩崎さん、両方に私は医療機関における労働争議に関する基本的な考え方を具体的に伺いたいと思います。  今説明を聞いておりました中で、私自身も賛成し、なおかつ若干疑義の点もあったのは事実でございます。その中で、どうしてこの問題がこじれているのか、この問題についていろいろ理由を探索してみた結果、私は、日本病院協会会長の橋本さんが言って下さった、日本は法治国であるんだ、従ってこの中でいろいろと問題を解決すべきが妥当であるというふうに滝井さんにいろいろと答弁をされた。あの言葉は私も賛成なんです。そういうような立場に立って、私としては労使の問題の解決のために一、二こういうような方法を……

第38回国会 社会労働委員会 第9号(1961/02/28、29期、日本社会党)

○島本委員 関連して。今そのような答弁がありましたが、それは会社と言われましたが銀行でしょう。そっちの方面からの直接の雇用によるものであろうと思います。今ここに職安局長並びに基準局長がおられますが、当時その場所で、まことに法を侮辱し、皆さんをないがしろにしているような行動があったわけです。そのことは、基準法なんというものは中小企業で守っているところなんか一軒もないんだ、銀行だけ守るという理由はないのだ、これは法を犯してもけっこうである、罰金を払っても何でもいいんだ、すなわち法にもとる行動をどんどんやれ、こういうようなことを公言しながら、団体交渉を拒否したり、好き勝手なことをやったりしている。こ……

第38回国会 社会労働委員会 第10号(1961/03/02、29期、日本社会党)

○島本委員 今五島委員に答えられた南方の外国領土に在住して、今次戦争のために財産はもちろん、生活の根拠を失った引揚者に対して給付金の恩典に浴し得るように現行法の一部を改正してくれるようにという質問に対して、今後研究するという言葉があったのですが、私としてはそれはまことにけっこうだと思う。ただいま五島委員に対して大臣が答弁されたその研究を深める意味におきまして、次の一点だけを質問したいと思います。大臣も時間がないようですから、簡単に率直に答えて一下さい。  これは以前から問題になっておりました北方の引揚者の季節労務者の分なのですが、カムチャッカや千島列島の漁場で働いていた季節労務者に引揚者給付金……

第38回国会 社会労働委員会 第12号(1961/03/10、29期、日本社会党)

○島本委員 予防接種法の一部を改正する法律案のいろいろな重要な問題について、きのう河野委員から質問があり、厚生省の方からも答弁がありました。御存じのように、昨年の五月以来北海道の夕張に端を発しましたいわゆる小児麻痺の流行で、関係当局がずいぶんと厚生省初め北海道が努力したはずでございましたけれども、昨年の状態では急速な蔓延状態を示しまして、そして十月以降やや減少したかのように思われましたが、その総計で大体千六百五十名、またそれ以外の数、千六百六十九名という数の報告もございます。大体千六百五十名というようなこういう罹災者並びにこの死者百六名、こういうような数が出たわけでございます。また百五十五地区……

第38回国会 社会労働委員会 第16号(1961/03/22、29期、日本社会党)

○島本委員 中小企業退職金共済法の一部を改正する法律案について、大臣の法律案の説明を読んで、その前文において私はほんとうに共鳴を感じた点がある。それは大臣が明確にここでデーターを示して、今日までの普及の度合いの状態については、昭和三十六年一月末で企業数が二万二千六百九十七、それから従業員数二十七万八千百二十三名という実績をあげた。こういうふうに明確に報告されたあとで、この制度が中小企業の労働福祉対策の柱の一つとして今後一そうの普及と発展をはかるべきものであることにかんがみて、現行制度には中小企業の実情に照らして若干の改善すべき点があると考えられるということで、改正する点を述べておられます。私は……

第38回国会 社会労働委員会 第20号(1961/03/29、29期、日本社会党)

○島本委員 今上程されております結核予防法の一部を改正する法律案、精神衛生法の一部を改正する法律案、これに関連いたしまして、順次質疑を試みたいと思います。  まず、結核及び精神衛生対策として、昭和三十六年十月から結核命令入所及び精神措置入院患者の医療費を原則として全額公費で負担する、こういうようなことに今回の提案ではっきりなったわけでございますけれども、この国庫補助率を八割に今度引き上げる、だれしも上げることについては、物価の値上げは悪いけれども、補助率の引き上げはまことに心から敬意を表するところである。こういうような場合に、大がい期限は法律通過の日から実施する建前になっておりますが、今回は、……

第38回国会 社会労働委員会 第22号(1961/04/04、29期、日本社会党)

○島本委員 失業保険法の一部を改正する法律案が自民、社会両党から出され、これが審議されることに相なったのでございます。私はとりあえず内閣が提案いたしましたところの失業保険法の一部を改正する法律案につきまして、労働省に一応政府案についてこれを質問いたしていきたい、こういうように思うわけでございます。  まず今回のこの失業保険法の改正の理由として、「日雇労働者の賃金の実情にかんがみ、日雇労働者に係る失業保険の給付内容を改善する等の必要がある。」こういうふうに説明されておるのでございますが、いわゆるこの「等」という言葉があるところが、いろいろな意味でこの法律案のある場合には深みになり、ある場合にはい……

第38回国会 社会労働委員会 第23号(1961/04/05、29期、日本社会党)

○島本委員 精神衛生法の一部を改正する法律案について、私がまず質問したいと思いますのは、今度の改正理由の中に明確に載せております「精神衛生対策の推進を図るため、精神障害者の入院措置に要する費用についての国の負担率を引き上げる等、その実施を円滑にする措置を講ずる必要がある。これが、この法律案を提出する理由である。」こうはっきりと載せておるわけでございますが、この中で、まず精神障害者と明確にいっておりますこの精神障害者の範囲を、きわめて具体的に、ここからこれまでというふうに明確にしてもらいたいことと、この中に「国の負担率を引き上げる等、」ということがありますが、この等はどの辺まで含めた等であるのか……

第38回国会 社会労働委員会 第25号(1961/04/11、29期、日本社会党)

○島本委員 ただいま五島虎雄委員の方から質問されまして答弁がありましたが、それに関連して一、二具体的に伺いたいと思います。  その一つは、昭和三十五年十二月二十八日ですか、いろいろと措置するように通牒を出された。その中で病気のある者の健康診断、それから施設の改善の問題または空気の湿度並びにいろいろな問題、それから保護具を完全に使用する問題等について、それぞれ措置をされたようですが、それ以前にも、このような措置をしないままに、こういうようなきわめて重要な、労働者には危険を伴うようなおそれのある作業に従事をさせておったのかどうか。あらためてこういうような通牒を出さなければならないように初めて認識さ……

第38回国会 社会労働委員会 第26号(1961/04/12、29期、日本社会党)

○島本委員 私は今ここに具体的な事実に基づいて、どうしても緊急性を要しますから、早い機会に文部省、労働省、厚生省、この三省が協議してはっきりした対策を講じてもらいたい、こういうような意図で、初め職安局に就職の状態、雇用の状態、こういうような点について聞いたあとで、児童局にその実態についての報告を求めたい、こういうように思っておったわけです。 しかし審議の都合もございますから、私は委員長に協力する意味において児童局の方からお伺い申し上げていきたい、こういうように思います。  児童福祉の面に入るわけでございますが、戦前の児童保護行政と申しますか、これはもうすでに御存じの通りに、はっきり区分されてい……

第38回国会 社会労働委員会 第28号(1961/04/25、29期、日本社会党)

○島本委員 関連して。これは大臣がおられなければちょっと困るのじゃないかと思うのですけれども、ただいまの質問に対しての御答弁がありました、その答弁に関連して、私としては労働省のはっきりした指導方針を伺ってみたい、こういうふうに思うことが二つあります。  まずその一つは、以前に私どもが港湾労務者の雇用安定に関するいろいろな施策を問いました際に、その必要を認めて雇用促進事業団、この法案の中で、いろいろの港湾労務者に関するその生活に関するその生活の安定を含めたところの政策も考えて行なわせるものである、こういうように伺っておりました。まずその考え方の上に立って一つ聞きたいのは、この雇用促進事業団、この……

第38回国会 社会労働委員会 第34号(1961/05/18、29期、日本社会党)

○島本委員 労働基本権に関する問題につきまして、特に過日行なわれましたところの電電公社関係の処分が、解雇十六名、停職八十四名を含めた約八千名に及ぶ、かつてないような処分を施行したのであります。こういうようなことにつきましては、まことに労使双方ともに十分な反省の上に立って、今後の運動を進めなければならないことは申すまでもございませんが、ことにこの処分を発しましたところの電電公社等におきましては、なかなか……。
【次の発言】 公社では今回解雇十六名と停職八十四名を含んだ約八千名に及ぶ大量の処分をなしたことは、総裁初め皆様十分御存じの通りです。ところが今回のこの処分に対しては、参議院、衆議院ともに逓……

第38回国会 社会労働委員会 第36号(1961/05/23、29期、日本社会党)

○島本委員 まず質問する前に、前会に引き続きここで同じような状態で質問しなければならないわけでございますけれども、本日のこの政府委員の出席を見まして、前会と同じような状態でないことはまことに遺憾に私は思います。こういうような状態では、前会にこれは全部やらなければならないはずのものであり、こういうような状態で議事を進めることは、理事がそれぞれ話し合いの結果でございますから了解はいたしますけれども、これは断じて本来の約束された姿ではない、こういうようなことだけは私は断定して、前会に引き続いて残されている部分の質問を展開して参りたいと思います。  大体処分の問題で、今回の処分は、総裁も政務次官も――……

第38回国会 社会労働委員会 第41号(1961/06/01、29期、日本社会党)

○島本委員 厚生省の方で今回はっきり出している方針の中で、行政的に大きく脱皮するいわゆる新しい方策の一つとして、今回は公害問題を取り上げられて、その行政的ないろいろな機構の点でも画期的な手当をされたように聞いておるわけでございます。それと同時に、各官庁の方でも、公害関係の調査研究費が計上されておりまして、厚生省でも公害防止の調査会が設立されて調査活動を展開されておる、こういうように承っておるわけでございます。従ってこの公害という範囲と今後のはっきりした一つの見通し、確信がなければ、せっかく作ってもこれは何にもならないことになるんじゃないか。ことにこの点は大臣に明確に伺っておかなければならないわ……

第38回国会 逓信委員会 第22号(1961/04/21、29期、日本社会党)

○島本委員 まず、ただいまの井手委員の質問の最後にございました、今回の処分は予防処分の傾向が明確じゃないかということに対しまして、大臣の見解を先に伺ってから、処分の具体的な問題についてお伺いいたしたいと思います。  今回の処分は多分に根拠が明確ではないままに、時期を急いで出した、まことに不確定的な認定を含むところの予防処分の傾向が明確じゃないかと思いますが、そういうような傾向は全然ございませんですか、お伺いします。
【次の発言】 まずこの処分のあったその日に、われわれとしては総裁と責任者の職員局長に、誤認がある場合にはどうするのであるか、これをいかなる方法で改めるのか、改めないのか、こういうよ……

第38回国会 逓信委員会 第27号(1961/05/10、29期、日本社会党)

○島本委員 昭和三十六年四月二十一日の逓信委員会の席上で、いろいろと、電電公社関係の処分の問題で、公社側が不当だと思われる処分を行なったのではないかという私の質問に対して、公社の総裁初め幹部の人は、そういうようなことがありましたならば是正するのにやぶさかではない、こういうような御答弁がございました。当日の議事録も手元にございますけれども、それによってその後いろいろと調査された面もあるのじゃなかろうかと思いますが、この件について四月二十一日から現在まで調査し、是正しました点につきまして御報告を願いたいと思います。
【次の発言】 副総裁の方からは、大体客観的情勢の変化があるならば考慮したいのだ、そ……

第38回国会 逓信委員会 第28号(1961/05/11、29期、日本社会党)

○島本委員 関連して。これは当然別表十によって非常事態発生時の場合における加入電話または公衆電話による市内通話の優先確保順位によってやった、こういうようなことだと思うわけです。そのまっ先に載っている気象機関というのは第一順位のトップにあるわけです。これは何としても残さなければならないはずなんですが、ただいま下平委員がおっしゃったように、こういうような機関ということになりますと、それがどのような状態にあろうともそういうような業務をつかさどるものは機関として認めて残してやるのが第一順位の建前ではないかと思う。特に公社側でもこのうちの一、二を残したそうではございますけれども、われわれの調べによると、……


■ページ上部へ

第39回国会(1961/09/25〜1961/10/31)

第39回国会 運輸委員会 第9号(1961/10/25、29期、日本社会党)

○島本委員 表記の命題で若干質疑を申し上げたいと思います。これは私が言うまでもなく、昭和三十二年から発足した国鉄の第一次の五ヵ年計画、これが、計画そのものの規模または資金の不足、輸送需要に応じ切れない、こういうようないろいろな事情が重なりまして、今度国の長期経済発展に対応して、今度は経営の安定をはかるという命題のもとにあらためて第二次の五ヵ年計画が策定されて、三十六年度から四十年度までにわたる予算が九千七百五十億、こういうように組まれて、もうすでに通っておる。これは私があえて申し上げる必要もなく、はっきりした事実なんであります。しかし、これによりますと、主要幹線の線路増設と車両増強を主眼として……

第39回国会 災害対策特別委員会 第3号(1961/10/10、29期、日本社会党)

○島本委員 私は、去る二日から六日まで五日間にわたりまして、あの第二室戸台風の災害実情を、新潟県、富山県、石川県、福井県と北陸地方全域を調査して参りましたので、以下、その概要を報告申し上げたいと思います。  北陸地方は、すでに御承知のように、本年当初のあの豪雪、六月から八月に至る集中豪雨、さらに地震等と、大災害を受け、その復旧半ばにして今回の第二室戸台風のじゅうりんするところとなったわけでございまして、この地域に与えた被害は想像以上のものがあったのでございます。豪雪寒冷の季節を目前に控えたこの地方に対しましては、国の施策は一日も早くなければならないということを痛感して参りましたことを、まず冒頭……

第39回国会 災害対策特別委員会 第5号(1961/10/12、29期、日本社会党)

○島本委員 大臣も忙しいようですから、簡単に二点だけ質問させていただきます。  これは角屋委員が昨日官房長官に対して質問したその答弁に、はっきりした資料がまだ整わないからそれによって考慮したいという意向がありました。それは北海道の登別を中心とした道南の集中豪雨、この問題に関連して具体的に私は聞きたいと思う。それは、御存じのように台風二十三号の余波による低気圧、これが六日に北海道の南西海上に荒れ狂った、こういうような結果によるところの暴風雨であります。その被害が意外に多いのが本日判明したわけです。と申しますのは、人的被害が、死者が十名です。それと行方不明が六名、負傷者が七名、計二十三名という人的……

第39回国会 災害対策特別委員会 第6号(1961/10/13、29期、日本社会党)

○島本委員 官房長官にお伺いいたします。きのうまでで結論を得ないので、どうしても、政府を代表する長官の立場から――きょうはこれで私も三回になります。ぜひとも長官に結論を出してもらわなければならない。こういうような質問を申し上げたいと思います。角屋委員が十日の災害特別委員会の席上で、北海道の登別を中心にしたあの災害に対する対策を長官に聞いたところが、資料も整っておらないし、実際を調ベた上でそれに対して善処したい、こういうような答弁で、そのままになっておった。きのう建設大臣が参りまして、その実態について明らかにしたデータによって、再び政府に対してその対策を問うたわけです。ところが、建設大臣としては……

第39回国会 災害対策特別委員会 第10号(1961/10/19、29期、日本社会党)

○島本委員 被害地の悲惨な状態にありました文教関係のことについて、被災児童生徒に対する何か特別な措置ということを考えられておるかどうか。ことに、この問題については、おそらく人災であるといわれたり、いろいろいわれておりますけれども、この要保護者またはそれに準ずるような階級の児童のいろいろな対策というものは、おろそかにできないと思う。外的ないろいろな復旧はよろしゅうございます。大体わかりました。内的な児童を中心にした、この種の自活できるそれ以下の人たちの対策ということは、これは重要だと思います。こういうような特例措置(または特に措置)として考えられておる点がありますか、大臣に伺っておきたいと思いま……

第39回国会 災害対策特別委員会 第11号(1961/10/20、29期、日本社会党)

○島本委員 おもな部分二点に限って、大臣に、時間の関係もございますから要約して、念を押すために質問したいと思います。  今回のこの災害の問題については、すでに皆様が知っている通りですからすべて省略いたしますが、その被害が意外に多かった、その被害の多いことは、とりもなおさず罹災者の窮状が深刻であるということ、それは地方自治体自身の財政を圧迫するものであって、これは相当地方自治体には深刻な様相を呈しておる。その立ち直り、復旧が困難な事情にあるところの自治体も相当程度見受けられる。こういうような状態にあるわけでございます。そして早急な立ち直りと申しますか、この災害復旧対策、恒久対策の強化措置というこ……

第39回国会 災害対策特別委員会 第14号(1961/10/25、29期、日本社会党)

○島本委員 ただいま上程されました法律案につきまして、当局に若干質問を申し上げておきたいと思います。  この法案の表題並びに内容の中には、九月までの風水害に伴うところのいろいろな特例に関する条件を載せてありますが、十月の災害は、この委員会等においても考慮することに決定されております。聞くところによりますと、北海道の十月災害、道南方面を襲った水害、集中豪雨等によって、億をこえる被害があった、こういうようなことなのでございますが、この関係被害に対して何らここにはうたっていないということは、まことにわれわれの方としては遺憾きわまりない。従いまして、ここでもし入れないで何ら措置しないと、これはせっかく……

第39回国会 災害対策特別委員会 第16号(1961/10/30、29期、日本社会党)

○島本委員 小松委員の質問の角度が、今度ちょっと変わるそうですから、その前に、今までの答弁で疑点が一、二ございますので、その点を、この際、関連質問としてお伺いしておきたいと思います。  今までの報告の中で、がけくずれが続発して、特に集中豪雨のため地盤がゆるんで発生した事故である、こういうふうにはっきり報告書にあるのですが、その道路がもう国道であり、県道であり、市町村道である場合、がけそのものの所有者が別な管理者である場合が多いけれども、下の方のそれぞれの道路は国道であり、それぞれの管理者は違うけれども、りっぱな道路であるという場合に、道路さえ完全であれば、あとはもう何をしなくてもいいのだという……


■ページ上部へ

第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 災害対策特別委員会 第4号(1962/01/31、29期、日本社会党)

○島本委員 私は約二点ぐらいにしぼって聞きたいと思っております。  まず第一番に、ただいまの中小企業の関係についてちょっと質問したいわけですが、その前に念のために聞いておきたいことがあるのです。これは委員長も十分御存じの通り、今回のこの災害特別委員会の一つの特徴と申しますか、今度の災害の復旧に対しては、原形復旧を改良復旧にした、こういうようなことが一つの特徴だと思う。この観点に立って、われわれが災害対策委員として視察した部分のうち、摘出して二つだけの面について、どのように扱っておるのか、まず聞いて、それから進めたいと思います。  一つは、石川県の金沢市の中央部を貫流して、大水になるといつもあふ……

第40回国会 災害対策特別委員会 第6号(1962/05/07、29期、日本社会党)

○島本委員 私の場合は、おもに北海道を中心にして質問を展開してみたいと思います。委員長の方から、なるべく簡単にということですから、その趣旨にこたえて、大体五点に集約して質問します。  まず第一点ですが、この四月の三、四日の北海道に発生した融雪による出水被害、これの報告がありました。これによりますと、人的な被害はございませんが、罹災世帯数が六百三十八世帯、罹災者の概数が二千四百十二名、ことに一番多いのは、床上浸水が五百九十一棟、床下浸水が千二百九十棟、こういうようなデータがはっきり出ておるわけです。この中心になるのは石狩川です。石狩川がいつでも融雪の際の災害の中心になっており、また同時に、集中豪……

第40回国会 災害対策特別委員会 第7号(1962/07/07、29期、日本社会党)

○島本委員 二点にしぼって要領よく聞きますから、お願いします。  今までの先輩に対する答弁で大体わかりましたが、ここで一つ重大だと思うのは、これは災害救助法の適用を受けて、もうすでに関係町村の住民が数百名避難しているということも、はっきり事実になって示されておるわけです。そうすると、これは農産物が全滅しているか、またはそれと同じような状態になっている、これじゃ開拓農民の生活はどうして成り立たせるのかという点は大きな問題だと思います。ことに当面の対策はまことに不安、調査だけで、具体的なものは何もできておらない。ことに現地の空気は、これは依然として亜硫酸ガスが多くて居住がむずかしい。そして含有量は……

第40回国会 社会労働委員会 第1号(1961/12/16、29期、日本社会党)

○島本委員 私の方は、時間の関係がございますから、失業対策事業に限って質問します。  おもに私の聞きたいのは三点、まず一つは現在の失対労務名に対する待遇の改善をどのように考えているか、これを一つ。それから期末手当並びに石炭手当等について、これを考えているかどうか、この点三つをお聞きします。
【次の発言】 労働省の方としては、大体そういうような基本的な考え方の上に立って、どれほど値上げをしてやった方が妥当だと認めておられるのか、また、石炭手当をどれほど支給された方がこれは適当だというふうに考えておられるのか、その基本的な考え方とその額の点をお示し願いたい。

第40回国会 社会労働委員会 第3号(1962/02/07、29期、日本社会党)

○島本委員 まず、私の質問する三点だけははっきり申し上げておきたいと思います。一つは、拠出、無拠出によるところの国民年金の考え方の問題、それからもう一つは、今度厚生省の方で局を作って大きく発足し、本年から重大な決意を持って実施することになった公害の問題、それから、その中に無水部落を解消する計画があるようですが、この具体的な問題、三つについて伺うことをまず申し上げておきます。  今回私が先にやることになりましたのは、国民年金法の一部を改正する法律案について、当然これは本会議で質問する予定でございましたが、きのうのような問題または前からこれが提案されておったような問題、その他の問題を勘案して、委員……

第40回国会 社会労働委員会 第5号(1962/02/13、29期、日本社会党)

○島本委員 関連して一つだけ伺っておきます。  今一婦人問題の中で、いろいろ論議されて私もほんとうに拝聴していました。また、卒業期になりまして、温泉地やその他に大量に、若い中学校や高等学校を出た一部の人が集団で女中さんに就職していったり、またはいろいろな関係で家庭の方に女中さんとして入っていくような人も相当数ある。ことに東北、北海道のようなところからは集団で参りまして、まあ、ある場合には賞賛され、また、トラブルのもとになったりする場合さえあるわけです。賞賛とトラブルのもととは反対なんです。中で働く人の状態を見ましても、女中さんの場合には、放任されたままの状態で、何ら指導がないのじゃないかと思う……

第40回国会 社会労働委員会 第14号(1962/03/07、29期、日本社会党)

○島本委員 今のに関連して郵政大臣にちょっと……。今この簡保の福祉事業団の問題で、医療行政全体から見ていろいろな点が質問されておるわけです。今私どもの方で、ついでにこの問題だけはぜひ所管大臣に聞いておかなければならない。現在いる人は国家公務員である。ところが、今度事業団になられた場合には身分がはっきり変わることになるじゃないか。その場合には労働条件も明確に変わるのじゃないか。今まではなんですけれども、今度は理事長というものができ上がってしまう。理事長のもとにすべてこれが握られるようになるのじゃないか。その場合の労働条件というようなものに対しては、現在より上がっても絶対下がらないものである、賃金……

第40回国会 社会労働委員会 第16号(1962/03/13、29期、日本社会党)

○島本委員 前に二回ほど逓信委員会で年末にかけてのいろいろな処分の問題についてそれぞれ質疑し、御答弁があったわけでございますが、中には重大な労政上の問題と思われる点が多いわけです。従いましてここで労働省と郵政省と立ち会いの上で明確な一つの基準をここに出してもらわないと、今後の組合運動の点におきましても若干危惧される点がある、こういうように思って本日ここに質問するものでございますから、その点両大臣とも十分お含みの上で、誠心誠意間違いのないところで、自信を持ってお答え願いたい、こういうように思うわけでございます。  まず第一番に、昭和三十七年三月一日でございますけれども、いろいろ処分の追及が行なわ……

第40回国会 社会労働委員会 第19号(1962/03/20、29期、日本社会党)

○島本委員 皆さんそろっていますから、私が今質問する前に、防衛庁長官とそれから特にただいま申されました林長官から、先ほどの五島委員の質問に対しての答弁に関連して、一つだけ決意を伺っておきたいことがあるのです。それは防衛庁長官の答弁を聞いておりますと、ほんとうに日本の労働慣行を十分先方に説明して今後これを調整していくのだ、これはまことに労働省に聞かしてやってもいい言葉だと思います。それと同時に、林長官は、今後唯々たる態度で交渉に臨み、対等の立場でこれを行なう、ただしつもりである、こういうようなことのようでした。私はそういうような言葉の中から一つ心配な点があるのですが、最近、日本政府と調達庁の態度……

第40回国会 社会労働委員会 第25号(1962/04/04、29期、日本社会党)

○島本委員 林調達庁長官にちょっと伺っておきたいのですが、今の御答弁によりますと、これは証人がいないということである。撃たれたのは日本人では運転手にあたる中尾何がしがただ一人であるという。それがまた戒厳令ならざる箝口令がしかれて、一切こういうようなことは外部に出さないような処置を講じたということで、いろいろな点から、これは今も長官が御心配なさっておるように、十分調査の上でこれに善処できればいいが、あやふやになったら大へんなことになるのではないかという点がちょっとおそれられるわけです。日本人がただ一人しかいなくて、こういうような事故が起きて、証人が幾ら探しても出てこないというような場合には、これ……

第40回国会 社会労働委員会 第26号(1962/04/10、29期、日本社会党)

○島本委員 ほんとうは大臣に意向を伺ってから事務当局の方へ質疑を展開して参りたいと思っておったのですが、きょうは大臣は見えません。しかし優秀な政務次官がおりますので、この際政務次官の御意見等も伺いながら安定局長、労政局長、基準局長、この三局長を中心にして質問したい、こういうふうに思うわけであります。  まず、これは大臣に質問したいところなのですが、本年に入って五島委員の方から日雇いの賃金に関連してPWの廃止の問題についていろいろ質問が展開されたことは御承知の通りであります。その結果によりますと、これは三月一ぱいかかる、従ってそのころに集計が完了する、こういうようなこと。もうすでに四月に入ってお……

第40回国会 社会労働委員会 第29号(1962/04/17、29期、日本社会党)

○島本委員 午後はちょうど労働大臣が参議院の方に行っていないそうでありまして、それから基準局長の方もおらないそうでございます。もうほとんど関係者は参議院の方に参りますので、若干ここでその関係の分だけは先にやらしていただくことを御了承願いたいと思います。前回私の行ないました顧問に引き続いて私はこれから展開していきたいと思いますから、その点よろしく御了承願います。  まず、労働大臣の方にお願いというか、御答弁願いたいことは、この前――今議会ですけれども、五島委員が大臣に対して質問されたことがある。それは八月のあの職種別の調査の集計が三月一ぱいかかる、職種別、各県別のいろいろな集計に手間がかかってい……

第40回国会 社会労働委員会 第32号(1962/04/24、29期、日本社会党)

○島本委員 関係大臣がそろっておりませんので、大体において厚生省関係を主にして、その次には通産省関係、通産大臣が見えてからその方面を質問したい、こういうように思っておる次第です。よろしく御答弁願いたいと思うのです。  四月十日に、このばい煙の排出の規制等に関する法律案が本会議で提案理由の説明があって、四月十一日に委員会に付託されて、きょうが最初の審議の日に当たったわけでございます。従って、厚生省としても、今までの経過を十分考えまして、このばい煙の排出の規制等に関する法律案については、十分将来をおもんぱかって対処されていることだと思うのです。今大臣に私が聞きたいと思うのは、公の害、いわゆる公害と……

第40回国会 社会労働委員会 第33号(1962/04/25、29期、日本社会党)

○島本委員 武見会長に御質問申し上げますが、先ほどの報告の中で、一点私がぜひ聞いておきたいことがございます。三十六年の三月一日に社会保障制度審議会からの答申があった。その答申に基づいて、いろいろと今回のこのような事件とは申しませんが、いろいろなトラブル発生の原動力があったようですけれども、その前半はただいまは賛成しておられる。基本的に医療制度を近代化する必要があると認められた、こういうような点はその通りであると思う。ただそのあとで大事であると思いましたのは、会長が党の三役と厚生大臣並びに医師会、歯科医師会、薬剤師会と取りかわした約束がほごになった。しかしながら、これは医療保障の建前からこの四つ……

第40回国会 逓信委員会 第6号(1962/02/08、29期、日本社会党)

○島本委員 私は、まず有線放送の公社線との接続について、もう一つは農村電話、この二つに限定して若干質問させていただきたいと思います。  有線放送の電話の試験接続が昨年度実施されまして、全国で五ヵ所、神奈川県、栃木県、山梨県、広島県、と北海道空知の北長沼、この五ヵ所で実施されておるわけですが、全部布設は終わったものであろう、こういうふうに思っております。この件につきまして、試験実施の結果どうなのか。大体この試験実施の結果について、御報告願いたいと思います。
【次の発言】 データがまだはっきり集まっておらないという報告のようでございます。逓信委員会におきまして、郵政大臣の所管事項説明資料をちょうだ……

第40回国会 逓信委員会 第12号(1962/03/01、29期、日本社会党)

○島本委員 郵政大臣にちょっと考え方から一つ御披露願いたいと思います。今までいろいろと大臣の意見を聞いておりまして、ほぼ大臣の考え方、郵政省の考え方というものもわかって参りました。大体労使の関係についての具体的な基準というか、考え方というものを、具体的な質問に入る前に、一つお聞かせ願いたいと思う。私どもの方でも、いろいろとこれに対して経験者であったという建前から、本来労使関係の樹立と申しますか、正常なる労使関係というものは、お互いの人格を深めるというか、信頼し合うというか、そういうようなすべて信頼の上に立った労働慣行、こういうようなものを樹立、運営していくのでなければならないし、いつもそういう……


■ページ上部へ

第41回国会(1962/08/04〜1962/09/02)

第41回国会 災害対策特別委員会 第2号(1962/08/16、29期、日本社会党)

○島本委員 時間が限定されておりますから、項目に限って二、三点質問いたします。  先ほど建設政務次官からいろいろ懇篤な答弁がありました。それを総合して、今回の北海道の九号、十号の災害については、査定は可及的すみやかに終わるものであるという希望をわれわれは持っておるわけであります。ただ、現在の状態でいかに急いでも、これを実施するまでの間には、予算要求をして着工するまでの間には、現実の問題として二カ月以上はどうしてもかかる見込みになるわけであります。そうすると、全部のこの災害市町村に対する補助金額が決定して、それがわかって、工事に着手してもいいということになるのは、十二月に入ってからである。こうい……

第41回国会 災害対策特別委員会 第3号(1962/08/24、29期、日本社会党)

○島本委員 前の委員会で、開発庁と建設省との答弁が、調査のため保留されていたわけでありますが、その関係当局が来ておられましょうか。
【次の発言】 では、開発庁当局にお伺いを申し上げたいのですが、長官自体が答弁しませんで、皆さんの方で調査した上でこの委員会で再び答弁するということに前委員会ではなっております。その概要はもうすでに御存じの通りですが、あえて申し上げますと、今大久保委員からいろいろ詳細な調査報告がありましたうちで、特に緊急を要するものの一つでございますが、余市川の上流の大江橋が決壊によって流され、その付近に住家が十数戸、しかも家、リンゴの木、田畑もろとも流されてしまった。昨年災害にあ……

第41回国会 災害対策特別委員会 第5号(1962/09/01、29期、日本社会党)

○島本委員 私の話はおもに北海道に限定いたします。それも北海道の九号、十号台風の措置に限定いたしますから、その限りにおいて――以前私はこれに対してはほとんど尋ねてきましたが、その中で一、二大事な点が落ちております。その点について少し掘り下げて皆さんにお伺いしてみたい、こういうふうに思うわけです。  それは、河川局長あたりからこの問題の答弁がありまして、十分われわれも了知したのですが、現在の北海道の石狩川のような原始河川をそのままにしておいては、これはいつでも雨の降るたびごとに災害が起きることは、もうだれしもが認めるところです。それをなくするためには、開発庁長官も、建設大臣も、ともどもに、築堤を……

第41回国会 社会労働委員会 第9号(1962/09/03、29期、日本社会党)

○島本委員 駐留軍の労務者の権利侵害の問題について、私は関係当局者に逐次質問を申し上げたいと思います。関係当局者としては、調達庁長官並びに労務関係の方、それから自衛隊関係のどなたか、それと労働省関係の方、おってもらいたい。  これは、私が今私自身の質問をする前に、一つ経過を長官にお伺い申し上げたいと思います。それは、昭和三十七年の三月二十八日、小林進委員が、当時社会労働委員会の委員長は、今委員をしておりますけれども中野四郎委員長でしたが、そのもとで、駐留軍労働者の権利侵害の問題について、長官に対して、駐留軍労務者の休憩時間、この休憩時間中の自由が保障されていない点について、基準法違反のおそれも……

第41回国会 社会労働委員会 第11号(1962/10/23、29期、日本社会党)

○島本委員 時間の関係で端的に大臣に伺いたいと思います。賃金の問題を中心にして、大原さんと滝井さんがそれぞれ質問し、答弁されましたので、私はそれと若干関連しますが、角度が変わっております。一つ端的に答弁願いたいと思います。  この答申書の一番最後で、「最低賃金制度と完全雇用政策ならびに社会保障制度の合理的な作用がなければ失業対策の効果は期し得ないから、広くこの面についての政策の推進を図るべきである。」とはっきり結んであるわけです。いろいろ答弁されましたが、私も端的に聞きますが、この政策の推進結果がない以上、失対打ち切りはしないというこの報告書のようでございますが、大臣は、この点については私と同……

第41回国会 社会労働委員会 第12号(1962/11/10、29期、日本社会党)

○島本委員 関連して山中先生に一言だけ伺いたいと思います。  いろいろとやった期末手当についても、わかったようなわからないような、ちょっと困る現象になっていますが、そのほかに現在、北海道では冬になったら六カ月間石炭手当という制度が――まだなりませんが、補完的に石炭手当に見合う額として支給されている額が三十円あるのです。こういうようなものに対しては全然言及されておりませんが、この問題に対してはどういうようにしようとする御意向でしたか、伺いたいと思います。
【次の発言】 大臣の時間だけは制限されておりますが、私の場合は、ほんとうは大臣と防衛庁長官と林長官の三人だけはぜひいてほしい。それでないとこの……

第41回国会 内閣委員会 第13号(1962/10/10、29期、日本社会党)

○島本委員 関連。ただいまの十勝太のロランCの設置の問題に対する条件、長官から今のような努力目標だけは示された。今私は関連に立ったのだが、そういうように努力してできるような問題であるならば、私はあえてここで言う必要はないと思う。長官、よく考えてみて下さい。あなたの方と米軍と両方で所管している駐留軍のいろいろな問題で、あなたも社会労働委員長から直接注意を受けている事項に対しても、努力すると言うだけで、まだでき上がっておらないという事態が現在あるでしょう。就業規則の問題、労働協約の問題、こういうようなものはちゃんと委員長からの注意も受けて、努力します一辺倒で今まで通ってきた。今の問題とはまた別に、……


■ページ上部へ

第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 災害対策特別委員会 第4号(1963/02/12、29期、日本社会党)

○島本委員 特に私の場合には、豪再地帯における緊急措置の面に重点を置いて各般にわたってお伺いしたい、こういうふうに思います。  今までは、いろいろと中村委員や赤澤委員から、雪のない地帯に降雪があった被害の状況の報告がなまなましくなされたのです。ところが、ふだんから雪がある地方では、なおそれ以上の豪雪に現在悩まされておる、この実態は、惨たんというか、われわれは雪になれておりますけれども、私自身としてもその言葉が出ないほど驚き入ったわけです。現に私どもが見て、二階よりも高い小路がつくられておる、そして電柱の線をまたぎながら歩いているのが市道であるという実態です。これが三条市の実態であったわけです。……

第43回国会 社会労働委員会 第5号(1963/02/06、29期、日本社会党)

○島本委員 大臣、政務次官が来ておりますが、そのほかいろいろ関係ある水の問題、騒音の問題等もございますので、きょうは煙の問題を主にした公害の問題について大臣の所見を承りたい、こういうふうに思うわけでございます。  大臣も十分この問題に対しては、みずから飛行機に乗って研究されたりして知っておられる通り、公の害、いわゆる公害という問題が最近大きくクローズ・アップされて参りまして、昨年の十一月ごろから、これは東京その他の工業都市に発生したスモッグの問題、それからまた名古屋、あの辺の一帯では人権侵害の訴えのうちの大部分がいわゆるこの公害の問題であった、こういうような問題があるわけです。総件数が八百五十……

第43回国会 社会労働委員会 第7号(1963/02/12、29期、日本社会党)

○島本委員 きょうは、大臣と一対一でゆっくりと御所見を伺わしていただきたいと思います。  まず私は、直接議事録で――十月二十三日、この席で、ちょうど失業対策問題調査研究報告に関連して大臣に質問したその経過を思い出してもらいたいと思います。その一つは、この一番末尾の二行に、「最低賃金制度と完全雇用政策ならびに社会保障制度の合理的な作用がなければ失業対策の効果は期し得ないから、広くこの面についての政策の推進を図るべきである。」これが最後にあるけれども、これをトップにして、こういうような社会保障ができない以上、失対問題については打ち切るべきじゃないのじゃないか、こういう質疑を私がしているわけです。そ……

第43回国会 社会労働委員会 第10号(1963/02/19、29期、日本社会党)

○島本委員 今の不当労働行為につきまして、いろいろ小林委員が質問して答弁がございました。私は関連して、一、二点大臣に伺いたいと思います。  それは、この間の日曜日の午後六時から放送討論会がありまして、そして政府側から大臣が出ました。そして副幹事長でございます鈴木善幸さんが、自民党側から出ました。社会党側からは横山さんが出られ、それぞれ出て討論された。その中で大臣の意見として、交渉を煮詰めさして、十五日のように突発的にやるのではなくて煮詰めて、それで解決をはかればいいんだという御意見、これは表現は妥当だと思うのです。その通りです。ところが、いろいろ私どもの方で、これは困るのではないか、こういうよ……

第43回国会 社会労働委員会 第16号(1963/03/05、29期、日本社会党)

○島本委員 きょうは、大体、時間の関係もございますから、基準行政と給与関係を中心にした労働省関係の問題と、それから国会の付した附帯決議の実施状況に関した電電公社の現在の労使のあり方について、この二つの問題にしぼってやりたいと思います。現在まだ労働省が見えておらないので、電電公社の方を先に質問さしていただきたいと思います。委員長の方でよろしくお願いしたいと思います。  まず、電電公社の方に伺いたいと思うのです。これは私が言う必要もないほど皆さんの方では十分御存じだと思うのですが、国会で法律案が通る場合には、附帯決議がその問題に対してつけられることは、大がい今までの慣例――という言葉は過ぎた言葉か……

第43回国会 社会労働委員会 第19号(1963/03/12、29期、日本社会党)

○島本委員 関連。今河野委員が質問した中で、重大な問題があると思いますので、二点だけ労働省並びに林長官の方に伺いたい。  アメリカの会計検査院から指摘を受けた六一年度のよけい使ったという金額は、私どもでは、人員じゃなくて二百七十万ドルである、こういうようにも聞いておるのです。そういうような問題については、今、労務者の方に影響ないというお話ですが、これは影響ないということをはっきり認められるのかどうか、どうして二百七十万ドルよけい使ったと言われるようになったのか。これは新聞には出ておりませんが、一つこの辺の事情を明確にしておいてもらわないと、ただいまの河野委員の質問の裏づけにならないと思いますの……

第43回国会 社会労働委員会 第31号(1963/05/21、29期、日本社会党)

○島本委員 労働災害の防止に関する法律案の概要について、いままでそれぞれ質問がありましたが、私自身、この法律案の中で若干疑義があります点を解明するために逐条的にお伺いしていきたい、こういうように思うわけです。  その前に、ただいままでの吉村委員の質問に関連して、大体の考え方だけをひとつ伺いたいと思います。それは、基準法の実施に全力を尽くしているというような答弁がいままであった。大臣もいまつけ加えて、今回のこの法律案はそれ以上の措置を行なうためにやったのだ、こういうような御答弁があったわけです。まことにそうだとまさに答弁として完ぺきであって、それ以上のものはない、こういうように私どもとしては思う……

第43回国会 社会労働委員会 第33号(1963/05/23、29期、日本社会党)

○島本委員 三十七年度の厚生白書の麻薬対策の中で、年間二千三百件の発生件数がある、それと八五%がヘロインの関係である、はっきりこう述べられてあるわけですが、半数以上が、組織を持たない船員や船客などによって輸送される。これは厚生白書の三五ページにはっきり載っているわけです。その方法として、この密輸の地点が横浜、大阪、神戸、こういうような貿易港からだんだんこれがほかのほう  へそれてきた。こういうようにはっきり言われているわけです。これがそれてきたということになりますと、これは裏日本関係やそのほかいろいろあるようでございますけれども、この問題については、一体どういうふうに入ってくるルートが変わって……

第43回国会 社会労働委員会 第42号(1963/06/10、29期、日本社会党)

○島本委員 近藤先生、それから正田先生、それと同時にそれに関連して中西参考人にもお聞きしたいと思います。  近藤先生にまず聞きます。いろいろと御議論がございました中に、冒頭に今回の法案には賛成するということを前提にいろいろ示されたわけでございます。その理由をいろいろ承りまして、そして先生のことばで言うと義憤を感ずるような表現もあったわけでございましたが、その中で今回の基礎になった失業対策調査研究報告、ここに五人の先生が名前を連ねてやっております。その報告書の一番最後に、最低賃金制度と完全雇用政策並びに社会保障制度の合理的な作用がなければ失業対策事業の効果は期し得ないから、これはもう両面を相唱え……

第43回国会 社会労働委員会 第43号(1963/06/11、29期、日本社会党)

○島本議員 私は日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました港湾労働者の雇用安定に関する法律案の提案理由の説明をいたします。  戦後における日本の経済は、資本主義のメカニズムとしての不可避の起伏を経ながら、矛盾を内包しつつも一応発展の一路をたどっているのであります。またこの経済発展と密接に関連する国際貿易においては、対米依存の不安定な貿易構造でありながらも、貿易量は年々増大しているのであります。  ところが、わが国の港湾労働者の労働条件は、前近代的な諸慣行のもとに置かれて、職安行政の不備による手配師等の存在によって、労働賃金のピンはねは常識化し、就業の不安定となって悲惨な生活環境に呻……

第43回国会 社会労働委員会 第46号(1963/07/04、29期、日本社会党)

○島本委員 この地域指定がおくれている理由はどういうわけですか。
【次の発言】 いま最も大事な新産業都市の指定を一生懸命になって受けようとしておりますが、そういうふうになった場合は、当然公害としていろいろなものの発生が予想されます。これに対しての防除対策というようなものを新産業都市建設促進法の中になぜ盛らなかったのか。これから漏れたものに対して、今後各都市で条例を制定してやろうとする動きが当然出ると思う。これとの関係をどういうふうに思うか、お伺いしたい。
【次の発言】 どうもうるさいので、やじにこたえて少し質問を簡単に急ぎますから、もう少し的確に答弁してください。  いまの地域指定をやって――……


島本虎三[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
|29期|-31期-32期-33期-34期

■ページ上部へ

各種会議発言一覧(衆議院29期)

島本虎三[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
|29期|-31期-32期-33期-34期
第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 災害対策協議会建設小委員会 第6号(1961/08/30、29期、日本社会党)

○島本小委員 それについては異議ありませんが、終わる前に一言建設省当局に聞いてみたいと思います。  災害地をずっと回ってみたところ、割合村費または町費河川によるところの被害が多かった。そういうような状態から、今度、町村長の中には、建設省当局として今後考えてもらいたいことは、未然にこれを防ぐことであるけれども、その方法として、国がブルドーザーを、大型なり中型なり小型なり、それぞれ必要な町村長の保管のもとに配属しておいて、平常の場合は、北海道の場合には防雪または春秋の豪雨の際に、自然に床が高くなっている河川のいろいろな補修にこれを使うならば、今後発生することが予測されるような水害の場合には相当防御……

第38回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1961/02/27、29期、日本社会党)

○島本分科員 私の場合は二点にしぼってであります。その一つは日本消防協会、その運営機構並びに綱紀の粛正の問題、もう一つは消防組織法の運用の問題、この二つで、これはおもに大臣に明確な見解を伺いたい。  まず消防組織法の問題ですが、今回裏日本一帯にかけて大雪に見舞われて、交通機関が途絶したり、国道でさえも何十日か開通不能になったという事態があったことは御存じの通りです。そういうような場合に、消防組織法二十四条の二によると、都道府県知事は地震と台風、水害、火災等の非常事態において、緊急の必要ありと認めるときは、市町村長、市町村の消防長、または水防法に規定する管理者に対して、災害防御の措置に対して必要……

第38回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1961/03/01、29期、日本社会党)

○島本分科員 私の方は大体二点にしぼって聞きたいと思いますから、その点よろしくお願いいたします。  まず一つは、ただいままでの答弁で、岡本鉄道監督局長が料金改定等の問題に対しまして、公共性に立って行なう、損のいく仕事でもやるべきであるものはやる考えであるという表明があったのですが、大臣もこういうような問題については、経済の発展の隘路打開のためにも、今回の料金改定はやらなければならないものである、こういうように言っておられるようですが、その意味は産業の振興も考えた上で、このような料金の改定は行なったものであるというふうに理解してもよろしゅうございますか、一応御答弁を伺います。

第38回国会 予算委員会第四分科会 第5号(1961/03/02、29期、日本社会党)

○島本分科員 私も今質問に入るわけですが、その前に、今質問に対して大臣の答弁がございましたが、答弁そのものが私としてはまことに了解できぬ点が多いのでありますけれども、一つだけこれは確認して、質問に入りたいと思います。これは正常化されていないのじゃないかということに対してなんですけれども、超勤拒否なんかして、これはもう違法ではないかと思われるような意味にとられるような発言があったわけです。私ども考えるには、当然労働協約を結んで、それによってやっていなければ、それはもう違法ということになります。しかしやはりこれはまだ結ばれていない現状では、こういうようなことに対しては、あえてこの問題に対しては違法……


■ページ上部へ

第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 社会労働委員会商工委員会連合審査会 第1号(1962/04/24、29期、日本社会党)

○島本委員 関運質問。先ほど当局に伺ったら、通産省の方から、これは今の電気、ガスの施設の関係のいわゆる特定有害物質の排出する基準について、これは全部適用除外が二十八条できまっておるが、この法律の関係で十分やっていけないのじゃないか、セーブする必要があるのじゃないかと言ったときに、セーブする必要はない、なぜならば、これよりきつく許可制をもってこれをやっておるから、現状においても差しつかえないのであるという答弁があった。ところが今聞いてみますと、現実においては、人畜に被害があるどころか、テレビやラジオの聴視まで困難を来たすような状態だ。これがいかに許可制であっても、こういうようなものを許可をしてや……

第40回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1962/02/19、29期、日本社会党)

○島本分科員 せっかくの機会でございまして、この農林関係予算のこの説明をよく拝読いたしました。この中で私は特に一点大臣に率直に聞いておきたいことがあるわけです。  今度、経済高度成長政策に見合った倍増計画、こういうようなものを基本にしたいろいろな予算が組み立てられておる中で、意を用いて、特に、「農業経営担当者の養成確保と農業従事者の就業促進及び福祉の向上」という点を設けて説明されておる。この細則を見ますと、開拓地の振興と僻地の農山漁村の電気導入政策、こういうようなものも取り入れて、はっきり、この中には、電気導入事業については三十七年度においては五カ年計画の第三年度として所要経費の二億三千九百万……

第40回国会 予算委員会第三分科会 第6号(1962/02/24、29期、日本社会党)

○島本分科員 通産省所管の予算の説明について、まず大綱について伺って、私のおもに聞きたいのは電力の関係でございますから、そこに重点を置いて御答弁願いたいと思います。  この予算書の中にも、三十七年度予算のうちの政策事項を五つあげておりまして、その中にもはっきりこの問題がうたわれておるわけでございますが、ほかに第五の点に列挙して、産業の適正配置及び産業基盤の強化費について、「今後におけるわが国経済の高度かつ均衡ある成長を達成するため産業の適正配置をはかりますとともに、地域格差の是正をはからなければなりませんので、前年度対比十一億九千四百万円増の三十八億五千八百万円を計上いたしております。」大臣は……

第40回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1962/02/21、29期、日本社会党)

○島本分科員 まず私は、三十七年度の国有鉄道の予算説明書によって、これを実施する場合の国鉄としての大まかな考え方を総裁に承りたいと思うわけですけれども、その前提として、支出としての報告の中の二千三十五億円を工事勘定に繰り入れるほか、借入金等の償還三百十四億円、帝都高速度交通営団等への出資七億円を予定しております。こういうようになっておりますが、これは年々帝都高速度交通営団の方へは出資が五億円だったと記憶しておりますが、出資七億円として二億増になっておりますが、この二億増の件については、これはいかなる方面の予算であるのか、これをまず一点お聞きした上で総裁の御意見を承りたいと思います。これは何の費……

第40回国会 予算委員会第四分科会 第5号(1962/02/23、29期、日本社会党)

○島本分科員 時間が四十分でございますので、私の方でも質問の要点をできるだけまとめましたから、大臣の方でもその趣旨で御答弁願いたいと思います。  ただいま私の前に質問した兒玉委員も、きのうの夕方から、都市交通の状態、ことに麻痺しているようなあの状況を心配されて、夜おそくまでいろいろと調査されてきたわけでございまして、その結果によりますと、意外にこの状態がひどいということでございます。それはるる今まで言われたことですから、おわかりの通りなんです。ことに同乗したわが党の河上委員長も、つぶさにその状態を調べた結果、これは根本的対策を樹立する時期が今なんだ、そうでないと、これはとんでもないことになって……

第40回国会 予算委員会第四分科会 第7号(1962/02/26、29期、日本社会党)

○島本分科員 私の質問の方は、大きくなって、最後にはほんとうに針の先のように小さい質問になりますから、それをあらかじめ御了承願いたいと思います。  ただいまの予算分科会におきましての大臣の予算説明の中にございました宇宙通信の開発研究に要する経費一億七千七百万円、国際放送の拡充強化に要する経費一億九百万円、こういうような説明があるわけでございますが、現在の宇宙通信の開発研究に要する経費一億七千七百万円、こういうような構想について、この際大臣明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 ただいまの御答弁にございましたように、アメリカではケネディ大統領が議会にこの通信衛星法案を送った、こういう……


■ページ上部へ

第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1963/02/20、29期、日本社会党)

○島本分科員 私は基地問題について三点にしぼって、長官並びに皆さんにお尋ねしたいと思います。  まずその第一点の、北海道の支笏湖畔の米軍の訓練場、これは千歳市のモラップの支笏湖の一部を在日米軍の基地に提供することが三十七年十二月二十一日の閣議できまった、こういうような報道がございました。そして北海道方面では、全く地元としてこの問題に対しては知らなかった。そしてその場所も、国立公園であり、また現に道内の有数のキャンプ場であって、レクリエーションの場所として道民に親しまれておる。この場所にどういう施設ができるのか。立ち入り禁止区域の設定なんか行なわれると、これは大へんなことになるのじゃないか、こう……

第43回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1963/02/18、29期、日本社会党)

○島本分科員 どうも皆さん御苦労さんです。私で最後ですから、がんばってもらいたいと思います。  私は端的に質問しますが、果樹と畑作物の共済制度の問題について、すでに大臣も十分御存じだと思うのですが、昨年の夏、一昨年の夏、秋の集中豪雨、本年の豪雪、こういうふうにしていろいろと被害が算定されておりますちらで一番多いのは、農家に対する個人被害です。それを見ましても、これはそのままにしておけない部門が、やはり今のように、私が指摘するようにして残っていると思います。これは御存じだと思いますが、昨年の八月二十四日にちょうど災害対策特別委員会が第一委員室であったとき、この畑作物の共済制度の問題に関連して、私……

第43回国会 予算委員会第三分科会 第5号(1963/02/21、29期、日本社会党)

○島本分科員 私は、公害除去の問題に重点を置いて、通産大臣のこれに対する決意を順次聞いていきたいと思います。  まず、その前に、厚生省が来ておりますから伺いたいと思います。  最近、十二月ごろまでの間に、スモッグの問題が都民を悩ましまして、そのほかにまだそれだけじゃなしに、騒音や水質汚濁の問題などについて手に余って、まだ十分対策もできないような状態に放置されておるようです。こういうことはまことに遺憾だと思いますが、このうちでも、ことにスモッグの問題については、ロンドン型とかロスアンゼルス型とか、いろいろ言われております。とにかく不快な殺人スモッグであるということの一語に尽きるのじゃないか、こう……

第43回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1963/02/18、29期、日本社会党)

○島本分科員 時間が限られておりますから簡単に質問いたします。  まずNHKの問題について大臣の意見を聞きたい。  これは迫水郵政大臣のころに、昨年の六月一日に、一斉にテレビと電波の切りかえがありました。その場合には四つの方針を立てまして、教育、それから教養、これを重点的に行なわせるように許可をいたしました。その許可方針が現在もその通り継承されておりますか、大臣の御意見を伺います。
【次の発言】 FM放送についての波の割当は全部完了しましたか。
【次の発言】 結局VHFの波だけでは足りないということになるんじゃないかと思うのですが、現在難聴区域と いれわる個所が何ヵ所くらいありますか。

第43回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1963/02/19、29期、日本社会党)

○島本分科員 ちょっと関連して――具体的にということですが、具体的な問題については方々にあると思います。そのうちでも不合理だと思われる点を今山口さんがついたと思いますが、現に関西の兵庫県と大阪府の間に川西市と池田市がありますが、川西市の場合には兵庫県、池田市の場合は大阪府になっております。川西市へ電話かけるのは池田の何番ということで川西市の方に電話が行くようになっておるが、これは地域住民の感情としては、こういうような問題に対してはなかなか承服しかねておるわけでございます。しかしもしこういうような事実をそのまま認めたとすると、住民の意思にも沿わないんじゃないか、こういうように思われます。そういう……

第43回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1963/02/20、29期、日本社会党)

○島本分科員 大体事務的な方面だけ、先に河川関係の方を伺いたいと思います。  ことに本年の豪雪の場合には、雪解け災害が見込まれ、警告されておるような状態であります。そのほかに、御存じのように、融雪洪水の恐怖におののく川が十三河川ある、こういうような報道もあるのであります。この中に去年、おととしと連年災害を受けている北海道の石狩川、こういうようなところは、また融雪災害のおそれがあるという危険信号が発せられておるわけです。いつもこういうような状態で、冬は豪雪に悩み、雪が解ければ融雪災害に悩み、夏になれば集中豪雨に悩み、秋になればまた集中豪雨に横びんたを張られる、こういうような状態では、おそらく立つ……

第43回国会 予算委員会第四分科会 第6号(1963/02/22、29期、日本社会党)

○島本分科員 私は自治省関係は初めてでございまして、よろしくお願いします。  まず、いろいろな観点から聞いておきたいことがございますので、丁寧にお願いしたいと思います。やはり清掃関係でございますが、以前この清掃整備十ヵ年計画というものが、三十四年か五年に立てられたということを聞いていたのですが、こういうような経過について一つ御発表願いたいと思います。
【次の発言】 閣議決定されていない、厚生省の立案によるものであるかもしれない、するとこれは所管外ですから厚生省の方だということになります。そうすると、今度はまた緊急整備五ヵ年計画というようなものも、これは考慮中であるということを聞いておりますが、……

第43回国会 予算委員会第四分科会 第8号(1963/02/25、29期、日本社会党)

○島本分科員 大臣とは、本会議でヤジで激励する以外、委員会では初めてでございます。今後ともよろしくお願いいたします。  大体昨年度で、私どもがいろいろ関心を持っておりました国鉄が、法の改正によって、運輸以外に基盤を確立するために関係する事業を行なってもよろしいということに法の改正ができ上がりました。昨年はターミナルや上屋その他で、別段それ以外の方針は示しませんでしたが、本年三十八年度以降、国鉄としては、大臣は、今のいろいろなお考えの中にあったように、その経営基盤の確立と独立採算制のために、どのような関連事業をこれから強力に行なっていこうとするものであるか、大体その御意見を伺いたいと思います。

第43回国会 予算委員会第二分科会 第6号(1963/02/22、29期、日本社会党)

○島本分科員 きょうの厚生大臣に対する質問は、普通の社会労働委員会のと違いまして、清掃問題一本にしぼって、納得いくまで聞いてみたいと思いますので、よろしくお願いいたします。なお、午前中は地方行政の関係、これを取り扱う法的な立場を、一応篠田自治大臣から明らかにしていただきました。特にこれを提案する西村厚生大臣から、実施するために必要ないろいろな要件がありますので、その要件を一つ一つ聞いていかなければならないと思います。従って、若干時間が超過いたしましても、主査の慈愛ある扱いによって、よろしくお願いいたします。  まず、厚生省では、昭和三十五年ころ清掃施設整備のための十カ年計画を立てた、こういうよ……

第43回国会 予算委員会第二分科会 第7号(1963/02/23、29期、日本社会党)

○島本分科員 きょう私の方では労働大臣に、安全衛生の関係でいろいろと質問をして参りたい、こういうように思っているわけですが、その焦点としては、最近問題になっている屎尿とごみ、この関係の従業員の安全衛生の関係にしぼってお尋ねしたいと思います。そのために、まず第一番に厚生省関係並びに自治省関係のこの対策を先に聞いた上で、その労務対策をいろいろと論ずるのでなければ、切り離してはやれないので、政府委員の出席方を要望しておったのでございますが、今聞いてみますと、まだそろっておらないようです。今ここに労働の面だけをもっていっても、ちぐはぐな面が若干できるのです。けれども、それも承知の上であるならば、これか……



島本虎三[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
|29期|-31期-32期-33期-34期

■ページ上部へ

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

島本虎三[衆]在籍期 : |29期|-31期-32期-33期-34期
島本虎三[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

 29期在籍の他の議員はこちら→29期衆議院議員(五十音順) 29期衆議院議員(選挙区順) 29期衆議院統計



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。