このページでは菊池義郎衆議院議員の30期(1963/11/21〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は30期国会活動統計で確認できます。
○菊池説明員 はからずも科学技術政務次官の重責をになうことになりました。一人で二回政務次官に就任するということは、後輩の同志のためにも遠慮せんければならぬと考えておりましたが、科学技術と聞かされまして、私は喜んで就任いたす気になったのでございます。もとより科学技術は時代の先端を行く職場でございますし、青年の意欲もこれに向けられているというふうな傾向が濃厚でございます。これは選挙のときにも効果的だということを勘案いたしまして、喜んで引き受けた次第でございます。といって、私は全然科学知識の持ち合わせがございません。でありますから、皆さんのお知恵を拝借いたしまして、そうして曲がりなりにも一応の科学技……
○菊池説明員 心がまえでなく、実行に移したいと考えております。よく庁内の首脳とも協議し、それから財務当局とも引き続き折衝を強硬に続けまして、実現できますように最善の努力をいたしたいと考えております。
○菊池委員 これは総理にお伺いしたほうが適当かと思いますが、同時に防衛庁長官の御意見も伺っておかなければならぬと思うのであります。 日本政府は絶えず国連中心ということを言っております。それで、日本といたしましても、その国連の強化に協力せんければならない、これは当然のことでございます。ところが、一番大事な一たん事あるときの警察隊に協力することができないようになっているのです。前に、アラブ、イスラエルの紛争のときに、レバノンに派兵しろと国連から要請されて、これに応ずることができなかった。さらにまた、コンゴの紛争のときにも、同じ要請があったにかかわらず、これに応ずることができなかったのであります。……
○菊池委員 ただいま大臣の日韓交渉の経過についての御報告を拝承いたしまして、御苦労のほどお察し申し上げる次第です。至難中の至難でありました日韓会談が妥結しますことは、ほんとうに両国民にとって幸福なことであると存じます。 ところで、私の質問でございますが、与党の議員の立場よりいたしまして、至って建設的な意見ばかり申し上げて御意見をただしたいと存じますので、率直にお答え願いたいと存じます。時間もない関係で、簡潔にお答え願いたいと思います。 本日の新聞を見ますと、昨日、ソ連駐在の下田大使がソ連の覚え書きにに対する回答をソ連側にもたらしたようでございますが、その覚え書きの内容の重点だけちょっとお漏……
○菊池委員 関連して――世界各国の実例を見まするというと、国と国との国境の海域については、必ず両国とも艦艇をもって漁業を防護する、おのれの国の漁船を防護するという例になっておるのです。ところが日本は、艦艇をもって国境の海域の漁船を守らないで、いつも巡視船を用いている。そして逃げることばかりを教えて、守ることをせぬ。こういう変則的なおかしなやり方をしておるのです。これをどうして改めないのか、世界各国並みになぜ艦艇をもって守るというようなことに切りかえないのであるか、これをいつまで続けるのであるか、これについて外務大臣の御意見を伺いたいと思います。
○菊池委員 ソビエトは核の拡散防止条約締結の前提として、アメリカに対して米軍のベトナムからの撤退を要求したと伝えられておりますが、これはほんとうだという新聞記事とそれはうそだという記事と二通りあるのですが、どちらがほんとうですか。
【次の発言】 それはお考えだけでなく、その情報は来ておりませんか。
【次の発言】 それからカナダのロニング特使が北ベトナムの外相と会って、南ベトナムにおける軍事作戦を縮小する、そのかわりアメリカは北爆を停止する、そういう提議を向こうの外務大臣に正式に持ち出したということでありますが、それを向こうのほうはにべなく拒否したと伝えられておりますが、これはほんとうでございま……
○菊池委員 石井先生にお尋ね申し上げますが、社会党の諸君の質問が長過ぎますので、私は簡潔明瞭なサンプルを示して差し上げたいと思います。 北朝鮮技術者の入国の許可について、韓国ではたいへんな騒ぎが起こりまして、これは日韓条約の基本方針に反するものである、あるいは国土統一の努力を妨げるものであるといったような決議までも超党派の決議としてやっておるのでございますが、これに対するところのわが政府の態度、これについてお伺いしたいと思うのでございます。 つまり、日本は、日韓条約を締結するにあたりまして、韓国政府の実力の及ぶ範囲、すなわち三十八度線をもって韓国の領土とするというように考え、向こうのほうは……
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