このページでは菊池義郎衆議院議員の31期(1967/01/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は31期国会活動統計で確認できます。
○菊池委員 私は、防衛庁長官に対しまして、まず先に、日本の防衛について質問し、それから小笠原の自衛隊の施設並びに新島の射爆場の問題について御意見を拝聴したいと思います。
沖繩生まれの元の早大総長でありました大浜信泉氏がアメリカへ参りまして、沖繩を核抜きで返還しろという運動をやっております。それを、こういった民間人の運動を政府は傍観しておるわけでございますが、沖繩を核抜きで返還しても、日本の防衛には差しつかえないと長官はお答えになりますか、どうでしょうか。
【次の発言】 それでは、沖繩は核を抜いて返還されてもアジアの守りに支障はないと考えて差しつかえありませんか。
○菊池委員 私、簡単に十五分か二十分で関連質問を済ませたいと思います。 ただいま大出君から汚職の話が出ましたが、汚職は各党共通でございまして自民党ばかりを責めることはできないと思うのです。共産圏国家にも汚職はたくさんございます。どこの国も共通の現象でございますから、自民党ばかりを責めることはできない、政府ばかりを責めることはできないと思います。 私、実はアメリカから中南米、それからドイツ、フランス、ソ連を回って、文教政策のあり方について調べてまいりましたが、そのうちで、各国大学の騒動について調べてまいりました。メキシコでは七月ごろにえらい騒動があって、百八十人も学生がぶち殺された。その騒動の……
○菊池委員 先ほどの沖繩の問題についてちょっとお伺いしたいと思うのですが、総理の周辺からも沖繩の返還の米国との交渉にあたっては、韓国やあるいは台湾あるいはフィリピン、そういうところにも一応相談する必要がある、話し合う必要がある。この三国の代表を集めるなり、あるいは特使を派遣するなり、そういうふうにしてこれらの国々の意向を打診する必要はないか。もう申すまでもなく、沖繩の基地は、これらの国々にとっては、防衛上重大な関係を持つ基地でございますので、そういう考えを政府が持っていないかどうか、この点をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 沖繩の基地は日本及び他の諸国の防衛に重大な関係を持っておる基地で……
○菊池委員 皇族であって日本の国策に支障を来たすような発言をする方、たとえば三笠宮なんでございますが、紀元節に対しまして反論をおっしゃった。そういう場合において政府は非常に迷惑したんでございますが、あんな場合において、宮内庁としては大いにこれを押えるべきであろうと思うのですが、どういうわけであんなときに宮内庁としてはあの発言をそのままに放任しておかれるのか、そういう点をひとつお伺いしたいと思います。
【次の発言】 宇佐美長官にお伺いいたしますが、宮内庁というものは高い見識と構想、理想を持って皇室を御指導し、天皇の補佐役としてその全力を尽くさなければならぬことはもちろんでございますが、第一次大戦……
○菊池委員 防衛庁長官にお伺いいたしますが、先ほども問題になりました四十年統合年度戦略見積もりでございます。これが問題になっていますが、自衛隊が自衛のために海外に出動すること、これはわれわれは違法ではないと考えている。すなわち、他国から攻撃を受けて、しこうして国を守るために海外に出動すること、これは憲法違反でないと考えますが、長官はどう思いますか。
【次の発言】 クラウゼウィッツの戦法を見ましても、あるいは孫氏、呉氏の兵法書を見ましても、守ることはすなわち進んで攻めることが最もいい方策である、最もよい戦術は、すなわち進んで敵の根拠地をつくことであるということをいっておるのです。それでありますか……
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