このページでは田中彰治衆議院議員の30期(1963/11/21〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は30期国会活動統計で確認できます。
○田中(彰)委員 動議を提出いたします。 理事はその数を八名とし、先例により委員長において指名せられんことを望みます。
○田中(彰)委員 関連して。いまの売り渡し担保というものですが、これは実際払い下げを受けた東洋プライウッド、これから松栄商事に法律的に、登記面的に、金を幾ら借りて、利子を幾ら払うということできちっと売り渡し担保になって、そこで流れて、それから松下に売ったものなのか、ただ言いわけにそれを言っているのか、ただ私製証書でそんなことをやったのか、私はこれは重大な問題だと思うのですが、それをお調べになりましたか。
【次の発言】 そんなものは給仕を使ってやったってできる。売り渡し担保で売り渡したならば、ちゃんと売り渡し登記をする。そして売り渡し担保ならば売り渡し担保で、手形なんかに入れて、ちゃんと期日がき……
○田中(彰)委員 関連して。どうも局長の言うことがふに落ちないのだが、いかに何でも三十六年の四月に契約をして六月にもう売れるという話をして、九月にもう知事がそういうものを出しているとすると、百姓というものは一年もやらないのだ、ほんとうの農業はやっておらないで、これを売り渡しているということは、非常にぼくはおかしいと思う。いまあなたの考え方が、こういうものをもしやられるときに、法律なんか改正しなくても、しろうとでも物を安く売ったり何かする場合には、何年間は売らないとか、売るならば自分のほうへ売ってくれとか、小さい個人でさえも契約書があるのに、役所が、何も法律がなくても十年間なら十年間売ってはなら……
○田中(彰)委員 動議で申し上げたいと思うのですが、電源開発の長野ダムと申しましょうか、九頭龍問題について、この間予算委員会でもちょっと触れたようでありますが、ああいう程度ではああいう大きな問題はなかなか調査できません。そこで、いろいろと資料を集めてみますと、これは容易ならぬ重大な問題である、こう感じましたので、ぜひともひとつこの問題を決算委員の御諸君、つまり、決算委員会には与党も野党もございません。皆さんの力をかりてひとつこれを調査してみたい。私どもは、与党でございますから、これを調査するには、新聞の書いたこととかあるいはうわさとかそういうものでなく、動かすことのできないりっぱな証拠、こうい……
○田中(彰)委員 一任は非常にけっこうでございますが、呼び出す人は、通産大臣、それから刑事局長、それから現電発の総裁、副総裁、前電発の総裁藤井崇治君、これを一応ひとつ呼んでいただきたいと思います。これが変更等になりますときに決議とかそういうものが要りますから、その関係上そういう場合を全部委員長に一任してよろしゅうございます。
○田中(彰)委員 この九頭竜川の問題につきまして、私どもはこの決算委員会にこれを取り上げるときに、わが党の中にも相当な反対があり、また見えない圧力等があったり、いろいろごたごたしたのを、私のほうで、これを無理に、国家のために、国民の血税をむだにしておる点を明確にしたいというので、これをこの委員会で取り上げることにしたのであります。これについては、委員長も非常に奮闘され、また勇敢にやっていただいたことについて感謝を申し上げると同時に、委員各位にも、私は国会議員の一人として感謝申し上げます。 ただ、こういうようなことをして、無理にこれを取り上げたために、われわれが夢にも思わないような流言飛語が飛……
○田中(彰)委員 会計検査院長にちょっとお尋ねしたいのですが、この間、二十五日の委員会において、会計検査院長は、私の質疑に対して、電発の工事請負規程第十四条にある競争入札においては、「目途額以内の者のうち、最低額の者を選ぶものとする。」という原則に対して、最低制限価格を設け、これに最も近い、高いものを決定した今回の入札方法は、内規にあるからよろしいというようなことを言われたのですが、その内規というものは一体どういうものですか。
【次の発言】 あなた、ちょっとおもしろいことを言われますが、通産大臣の認可した、電発にとっては根本的な、つまり法規があるはずです。その法規があるのに、内規があるといって……
○田中(彰)委員 参考人の倉地さんにお尋ねするんですが、この間、あなたから証人に御出頭願っていろいろと藤井証人の前でお聞きしたんですが、あれも、証人に、われわれの考えからいたしますと別々にお聞きしたかったのですが、かえって両証人のおられるところの発言のほうがいいんじゃないかというのでお聞きしたのですが、非常にあなたとは長い間の親しい間柄であり、藤井さんのあなたを呼んだ旅館は、藤井さんの秘密旅館であって、そこでいろいろなことをされるのだが、そこまで呼ばれて二時間あまりいろいろ話をされる。あなたがそれを今度新聞に書かれる。その新聞も、幾らかその中にあなたの考え方その他を入れて書かれたんだから、藤井……
○田中(彰)委員 副総裁にお尋ねいたしますが、あなた、この間上椎葉ダムの不正工事について話したとき知らないとおっしゃいましたが、三十一年八月ころどこにおられましたか。
【次の発言】 重工業局の次長をやっておられたというと、当時重工業局はどんな仕事の監督をしておったのですか。
【次の発言】 あなた、この間上椎葉ダムの問題を話したときに知らぬとおっしゃいましたが、少なくとも重工業局の次長をしておれば、新聞等に、日刊紙ですか、福日にも出ておればここの新聞にも出ておるんだ。ここに、五十八億の工費の超過、不当支出の疑いで技術上の手落ちということで、こうやってどんどん新聞に出てやられたこのことをあなたはお……
○田中(彰)委員 参考人にお尋ねする前にちょっと総裁にお尋ねいたしますが、あなたこの前に速記録にあるとおり、金庫に目途額の封印したものをしまったのをあとで聞いたとおっしゃったが、私どもが電発その他をいろいろ調査してみたところによると、あなたはその金庫にしまったのをあとで聞いたんでなく、あなたがそれを私に預けておけ、自分に預けておけと言って二日か三日それをお待ちになっておったという事実が、電発の中で一人や二人でなく相当そういうことが出ている。しかもその一切のことを知っているのはそこにおられる副総裁が知っておるんだが、あなたをかばって言わない。むしろ副総裁よりあなたがこの元凶であるということがだん……
○田中(彰)委員 刑事課長にお尋ねしたいのですが、お尋ねというより、よく聞いていただいて、できたら取り調べていただきたいのですが、この間の尾崎一郎君の投書について、決算委員会で言ったところが、こういう人もない、それから杉本参考人、笠羽参考人も、そういう事実がないということを、あなたもお聞きの前で言ったのです。ところがその後私の事務所へ実はこういう人が尋ねてきたのです。川田岩雄君というのです。本社は福井県大野市神明上町三七番地、電話がE四四二七、事務所が福井県大野市東三番、ここにおるのです。自宅は福井県大野市開発、ここにおる川田岩雄というのです。これは笠羽君の子分でして、実はこれが来て、尾崎一郎……
○田中(彰)委員 きょうは通産大臣に出ていただいて、この問題の最後の解決を、できるかできないか知らぬが、この間の佐藤総理の話もあったのだから、ひとつやってみたい、こう考えております。
そこで、まず総裁に聞きますが、この間、証人のことでいろいろ投書のことで問題を起こした川田君というのが、あなたのほうの食堂へ何か品物を入れて取引が行なわれているということですが、そういうことがあるのですか。電源の食堂にいろいろな品物を入れたりなんかしていることをやっておるということですが、そういうことがあるんですか。
【次の発言】 それじゃそういうような関係の知っている人があるでしょう。少なくとも電源の食堂に品物……
○田中(彰)委員 河川局長がおりませんから、農地局長にお尋ねしますが、あなたのほうのこの低水位方式――水位低下により、減水を目的としたものでいろいろな復旧工事をやっていますが、あなたのほうは、初めは各技術専門家によっていろいろと研究した計画を持っていた。その計画には副知事はじめみんなが賛成しておったんだが、それを今度中途でやめて、コンサルタント業者の意見を尊重して、いわゆる低水位方式というのですから、これをやることにした。この計画が、いろいろ技術屋によって何年間も計画されたものを急にやめて、こういう方式に取りかえたのは――しかも取りかえたことによって予算がうんと減るのならいいけれども、二十億ば……
○田中(彰)委員 関連して、刑事局長にちょっとお尋ねしておきますが、この前の二重証紙の選挙違反があったときに、背番号何号かの者が刑務所に入ったわけですね。あれが刑務所で死んでいますね。あれをひとつ、死んだ日、死んだ原因――あれはやはり刑務所の中で他殺されたという評判が非常にあって、彼の父親が浅草の坊さんか何かで、ほんとうの籍では父親になっておらぬけれども、それに、刑務所の教戒師が、あれは殺されたのだとしゃべったので、問題を起したのを、金か何かで示談にしたらしいのですが、それもひとつ調べて、こっちへ知らしてくれませんか。私がどうしてそういうことをお聞きするかというと、このごろ町の中のうわさですね……
○田中(彰)委員 ちょっと関連して。あなたのほうで、つまり宿舎へ入れるときに、ただこの宿舎があいているから入れるということでなくて、契約書があるわけでしょう。たとえば小林さんが一番初めに宿舎に入るときの誓約書とか契約書というものがあるでしょう。それがなくて、ただおまえ入れというものではないでしょう。
【次の発言】 その契約書をひとつ出してみてください。小林さんを当時宿舎へ入れるときの契約書を……。
それともう一つ、先ほど、課長から部長になったときに増築したと言われましたね。増築をする場合には、ただ小林さんにまかせっぱなしで増築をしたのだったら、これは重大な問題です。借家を貸しておって、借家人……
○田中(彰)委員 農地局長にお尋ねいたします。新潟市の農地で、中興野及び本所地内の農地転用、人権侵害問題についてちょっとお尋ねします。 塚田知事は、昭和三十七年八月十一日に、新潟市中興野及び本所地内の農地一万三千三百七十四坪を、農地法第五条の規定による許可があったときに所有権が移転するという停止条件つきで買い取った。昭和三十八年四月十六日に塚田十一郎個人の名義で仮登記をした。これは登記簿をこっちへ持ってきておりますから、もしごらんになるなら……。 そこで、さらに三十八年十二月十七日に、株式会社光陽商事本社、高田市本町三丁目四十五番地、代表取締役塚田徹――これは衆議院議員――に売買したことに……
○田中(彰)委員 関連。大蔵政務次官に申し上げておきますが、ダイヤの問題が国会の問題になってからもう十四、五年ですね。それが今度売るとかどうだとかいっている。われわれもダイヤを一回見せてもらったし、衆議院の各決算委員長はたいがい見ている。参議院でも見ている。その他でも見ている。ところが、われわれも知らなかったのだが、今度決算の田中たちが見に来るから、これとこれをこういうぐあいに見せろ、今度は参議院のだれが見に来たら、それにはこれとこれ、見せ方が全部違うんです。私はこれをこの間聞いてびっくりしたのです。そうして売るとか売らぬとか、ああでもない、こうでもないで、十七、八年。政務次官、お帰りになって……
○田中(彰)委員 関連。
ちょっと事務総長にお尋ねいたしますが、あなた先ほど食堂等と国会の契約が、短いものは三月、普通一年くらい、こうおっしゃったのですが、そんなのはあるのですか。
【次の発言】 これは常識上考えてわかるでしょうが、あれだけのりっぱな設備も要るし、自分が国会へ来て食堂とかあるいはその他の仕事をやるとすれば、やはり相当な徹底したものでなくてはならぬ。その契約が三月とかあるいは一年とかいうことになると、腰を据えて、ほんとうに彼らの持っている資金を入れて、研究してやるということにいかないのですね。これが一つと、もう一つ、あなたもお聞きになったでしょうが、ずっと前のことですが、食堂を……
○田中(彰)委員 きょうは、運輸省の航空局からだれかいらっしゃっていますか。
【次の発言】 それでは、妻鹿補給課長にちょっとお願いしたい。
きょうは、実は羽田の飛行場の土地の問題で、航空局長に出てきていただいて、簡単な御質問を申し上げて、資料の要求をしたい、こういうので、理事会の了解を得て、委員長のほうにお願いしておいたのですが、航空局長は、いろいろああいう事故があったから、来られないということです。これは私も新聞で知っておりますので、いまおいでになっておる妻鹿補給課長に資料要求をいたします。
その前に、航空局はこの間、十六万坪の羽田空港の土地の争いで、これは飛島文吉さんから、この土地十六……
○田中(彰)委員 ちょっと関連して。どうも、私は塚田関係と、いろいろなことがございますので、こういうことは質問申し上げたくないのですけれども、山田君からもそういう話があり、予算委員会等でも問題になっておる。その他いろいろございますから、われわれが耳に入れた、はっきりした点ですね、うわさでなく。これを申し上げますと、新潟の検察庁では、とにかく二十万円以上六、七十万円までの金を全部の県会議員にくれてやったことは事実である、そのほかにも各団体の長には相当の金が回っておる、こういうことも調べてある。それから一番大事な責任者の、選挙に幾らかかったという計算書を出す人、これは全部検挙されて、当人たちは白状……
○田中(彰)委員 きょう国鉄からだれがおいでになっていますが。
【次の発言】 私、運輸省の梶原飛行場課長、それから妻鹿補給課長、二人にこの前お話ししたのですけれども、あなた方、このことをえらい簡単に思っていらっしゃるけれども、きょう、参議院の予算委員会に、航空局長なんか何もそんなに重要な、あんなところに行っておる必要はないと思う。あなたのほうで簡単に、この前局長が出てこないから、簡単に私のほうは資料の要求だけしたのですが、これはそんなに簡単な問題じゃありませんよ。わが党の国会議員が何十人もかかって、そして、これをやりそこないはしていますけれども、私のところでこのやりそこないを補って、そして国の……
○田中(彰)委員 関連して、ちょっと一言。 私はあまりこの事件には深入りしておらないのですが、小西さんにお聞きします。 あなた、一等初めの御答弁で、佐藤君がこれを買いたいと言ったときに、佐藤君のうしろに三国人が関係しておる。それだから周囲がこれを売ることに反対したし、あなたもこれに協力しなかった。さっき押谷委員への答弁で、そう言われましたね。ところが、いま関係している中にも、文という三国人が資金に関係しており、しかも、この大きな騒動から見ると、実権を握っているように思っているのだが、初めてのときの佐藤君のときは、三国人が関係しておるから、周囲の世論があれだし、私も大反対した。今度は三国人が……
○田中(彰)委員 ちょっと議事進行について。 以前から、羽田の空港の問題について資料の要求をお願いし、きょう少し出たようなふうですが、これがみんな出そろうなんということになったら、なかなかこれは半年も一年も、いまの様子では、かかりそうだから、局長及びその他の人を呼び出していただいて、そして資料の件について質疑をしながら、資料を出してもらいつつ、やっていくというような方法にお取り計らい願わないと、これはもうただ資料の要求で済んでしまうような傾向にございますから、それについて、航空局長も、もうそろそろひまになったふうですから、いつごろ呼び出してもらって、質疑をしながら資料の要求をするようなことに……
○田中(彰)委員 本日、ここに運輸省の福井政務次官、佐藤航空局長、大蔵省の塚本国有財産第一課長、法務省の新谷民事局長、防衛施設庁の財満施設部長、会計検査院の佐藤第三局長、これだけ実はおいで願ったのですが、時間の関係で、全部の方にお聞きできないかもしれません。しかし、これはいずれその次に来てもらってお聞きするのですから、ひとつ私の申し上げることをよく聞いていただいて、御答弁を願いたい。 そこで、一体この事件はどうしてここでやるのか、内容は一体どんなことになっているのかということを一応速記録に載せていただいて、そうしてこの事件が進むに従ってそれを了解していただきたい、こう思いますので、私が参考に……
○田中(彰)委員 航空局長にお尋ねするのですが、この前、あなたのほうから、国の予算決算面における本件用地約十六万坪の取得の事実を証明する書類というのが資料として出たのです。この資料のどこを見ても、どうも買ったというのは出ない。これを反駁しますと、東京飛行場の設備費は昭和四年度において初めて計上せられたものであって、昭和二年度、昭和三年度の予算ではこれはないのです。すなわち第五十六帝国議会において、衆議院予算委員会の第六分科会において、久原国務大臣が次のように説明しているのです。あんたは何回聞いてもおわかりにならないようですけれども、こういう説明をしていますね。「次ニ航空路設置ニ要スル経費――本……
○田中小委員長 これより小委員会を開会いたします。
国有財産の増減及び現況に関する件について調査を進めます。
質疑に入ります。
質疑の通告がありますので、これを許します。安宅常彦君。
【次の発言】 安宅君に申し上げますが、資料が要求されれば委員会から出すようにします。まだきょう始めたばっかりだから・・。
【次の発言】 どんな資料ですか。
【次の発言】 安宅君に申し上げますが、国有財産をどういうぐあいに貸しているのか、どういうぐあいに払い下げをしたとか、そういうものは取れるのでしょうが、いま検察当局が手をつけているその問題については、刑事局長がここにおられるのだから、出してもいいとおっしゃ……
○田中小委員長 これより小委員会を開会いたします。
国有財産の増減及び現況に関する件について調査を進めます。
質疑の都合によって委員長が交代いたします。
【次の発言】 ダイヤモンドの件について、調査をこれからこの小委員会で始めることになったのですが、ついては、私は長く決算委員会におりましたが、ダイヤにだけは私は携っておらないので、いまどんどん資料も集めておりますけれども、資料を見るまではしろうとと申しますか、経験がないために、あるいは皆さんから何だと言われるような点がございますが、しかしだんだん資料を集めて研究していって、これをひとつ国民が見てもなるほどああいうやり方がいいんだというような……
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。