このページでは遠藤三郎衆議院議員の30期(1963/11/21〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は30期国会活動統計で確認できます。
○遠藤三郎君 ただいま議長から御報告のありましたとおり、本院議員久保田豊君は、去る十月二十四日、病のため、静岡県韮山町の自宅において逝去されました。まことに痛惜の念にたえません。 私は、諸君の御同意を得て、議員一同を代表し、つつしんで哀悼のことばをささげたいと存じます。(拍手) 久保田君は、明治三十八年十月に静岡県田方郡韮山村の旧家にお生まれになりました。長じて韮山中学から静岡高等学校を経て、東京帝国大学に進んだのであります。中学、高等学校こそ違っておりましたが、久保田君と私とは、大学では同窓の友人であったのでございます。学生時代の君は、スポーツは何でもやっていましたが、まず剣道の大家でし……
○遠藤議員 ただいま議題となりました工業整備特別地域整備促進法案の提案理由とその要旨を御説明申し上げます。 わが国の経済が着実な発展を続けておりますことは御承知のとおりでありますが、今後引き続いて貿易為替の自由化を推し進めながら、安定した経済成長を維持するためには、なお解決すべき幾多の課題をかかえているのでございます。 なかんずく、京浜、阪神等の既成の大工業地帯における人口及び産業の過度の集中は、いわゆる過大都市化の問題として、工業用地の枯渇や地盤沈下等生産面における弊害のみならず、住宅難、交通難等生活面においても深刻な弊害を惹起しつつあり、また、既成工業地帯へのこの集中傾向は、同時に、そ……
○遠藤議員 ただいまの御質問でありますが、閣議決定をどういう意味できめたかということについては、政府側から御答弁を願うことにしたいと思います。 この法律をつくろうといたしました趣旨は、一応閣議の決定を経ておりますけれども、工業整備特別地域の計画は相当長期にわたっての計画になりますので、単なる閣議の決定ではそのときどきの政治情勢その他によって変更される危険性があります。率直に言いまして、やっぱり国家の意思としてはっきりした法律を必要とする、こういう考えのもとに閣議決定の線に沿って、大体その閣議決定を基礎にして、この法案の制定を志したものでございます。多少閣議決定の線よりも二、三の点については付……
○遠藤議員 ただいまの御質問の第一点でありますが、「速やかに」という意味は、もちろん次の国会をも含めて、できる限り早くこの問題を処理しよう、こういう考えであることをあらためて確認をいたしたいと思います。 第二点の「再検討する」という問題でありますが、これはもちろん補助率の問題その他万般の問題について、不備な点を補充する、補完する、そういう意味で、あらゆる点について検討をしょう、こういう意味であることを、これまた確認をしたいと思います。 それから、第五の「具体的決定に当たっては、その名称にこだわらず実体に即して善処する」という、この問題については、かねていろいろ論議をいたしましたとおり、でき……
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