このページでは谷口善太郎衆議院議員の30期(1963/11/21〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は30期国会活動統計で確認できます。
○谷口善太郎君 私は、日本共産党を代表して、佐藤総理に質問をいたします。 質問に入る前に、一点緊急な問題がございます。それはアメリカ原子力潜水艦が一両日中に佐世保に寄港するという問題であります。これこそ、佐藤総理が訪米の際、日本の安全保障をアメリカの核兵器のかさのもとで行なうことを約束させられてきた、その具体的なあらわれであります。日本人民は米原子力潜水艦の日本寄港に絶対反対であります。われわれは政府の態度に厳重に抗議するとともに、あらためて拒否することを要求いたします。もし政府がまたもや原潜の入港を許すならば、それによって起こる事態の責任は、あげて政府にあることをここにはっきりと申し上げて……
○谷口委員 理事の問題は、委員長御提案どおり私、もちろん賛成であります。しかし、私この委員会に初めて伺いまして、この委員会の慣例をよく存じません。理事会にオブザーバーの形で、私なども傍聴というような形で出席をいたしたい、こう思いますから、どうぞよろしくお願いいたします。
○谷口委員 実は詳細な質問を用意したのでありますが、時間が極度に制限されておりますので、国務大臣としての小林さんに、この法案に即して二、三点伺っておこうと思います。
まず、この法案によりますと、国が計画立案の責任あるいは義務を持つ、また地方自治体がその計画を実行する責任を持つというふうな規定だと思うのですが、そう解釈してよろしいですか。
【次の発言】 そういう内容だと私も読んだのでありますが、それだったら、どうして地方自治体も計画に参加するような道を規定しなかったのですか。ここでは、建設大臣と厚生大臣との調整協議ということと、それから企画庁長官との関係が規定されておりますが、地方自治体がこの……
○谷口議員 共産党の代表を入れてくれといっても、なかなか皆さんわかったといってくれないような気がするのですが、実は共産党のほうでは、きょう林君を現地へやっておるのです。それで、皆さんのほうのこの議院から派遣される代表団に、向こうへ行っている林君が合流して、行を一緒にするというようなことは許していただけませんでしょうか。
【次の発言】 たまたま一緒に行動してもいいということの御了解は得られますか。
【次の発言】 ええ、きょう行ったのです。
【次の発言】 ただ、国会から行った議員団と一緒に行動する場合には、行きにくいところへも行けるという場合もありますし、いろいろ便宜がある。そういう点がありますか……
○谷口委員 この法律案は非常に簡単な法律案でありますが、それだけに政府のほうでは、この法律案を出された裏にいろいろお考えを持っていらっしゃるのじゃないかというように思って、この間から私この委員会でいろいろ聞いておったのでありますが、依然としてこういう簡単な改正案を出して、それでどうするかという点では、あまりはっきりした具体案を持っていられないように思うのです。きょうは時間も非常に短いことでありますから、それらの政府の出された改正案に対して一つ一つ御質問申し上げるよりも、麻薬の根本問題について、若干問題提起という見地から二、三点お尋ねしたいと思うのです。大臣がいらっしゃらないので、厚生省としては……
○谷口委員 本問題は人命に関することでありますし、私どもとしてはこの国産生ワクを開発することに賛成でありまして、したがって、りっぱなものに仕上げたいという念願を持っておるのであります。そういう立場から、現在起こっております国産生ワクに対する大衆的な不信、不安というものが、どこから起きてくるかについて明らかにする必要があると思いますので、私はこの問題につきましては、実は一カ月ほど前からいろいろ用意したのであります。きょうはできるだろう、きょうはできるだろうと思って、質問できる日を考えては質問の要項を書き直すこと五回、きょうは最後にできると思って用意してきたのですが、十分間ということであります。こ……
○谷口委員 日本共産党は、本案に反対であります。その理由を簡単に申し述べます。 この法律案は、従来小児麻痺の予防接種として採用していましたソークワクチンにかわりまして、経口生ポリオワクチンに切りかようとするものでありまして、一般的に申し上げれば、小児麻痺の予防ワクチンの発展の現段階から見まして妥当な法改正だというふうに私どもも思うのであります。しかし、実際の政府の意図は、最近経口生ポリオワクチンの国産化に乗り出しました日本生ポリオワクチン研究所の第一号製品を、広範な国民の不安があるにもかかわらず、法改正によって生後三カ月より十八カ月の乳幼児に強制的に投与しようとするところにあります。 国産……
○谷口委員 三分間で反対討論をやります。実は私、病気をしておりまして、労働大臣にたいへん御迷惑をかけて、大いに質問しようと思っておったのですが、時間がなかったので、無理に委員長にお願いして反対討論の時間をいただいたわけであります。簡単に読みます。 労働災害が毎年増加しつつあることは、本委員会の審議を通じましても明らかになりました。政府の統計によりましても、昭和三十年には五十五万九千余件、そのうち死亡者が四千四百九十五件の労働災害がある。三十六年にはこれが九十六万七千余件にふえております。こういうふうにして毎年災害がふえておりますのは、災害がふえてないというふうに、いろいろな資料やあるいは発言……
○谷口議員 委員長……。
【次の発言】 採決してしまったので、済んでいるわけですけれども、簡単に申し上げます。
私どもは特別委員会設置に反対です。このことだけはっきりしておきます。
○谷口委員 大臣、先にお願いしておきますが、堂々の大論文を発表せんといてもらいたい、時間が二十分ですから。港湾労働の中における暴力支配の問題ですが、この法律を施行すれば、大体それが排除されるというふうに考えておられるかどうか。少なくともこの法律でその期待を持っていたのか。そうであれば、この法律のどこでその効力があるか、それをお聞きしたい。
【次の発言】 そういうお答えだろうと思っておったのですが、それは甘いと思うのです。と同時に、この法律の内容から言いまして、道理に合わぬ虚偽の御答弁であるような気がする。御承知のとおりに、港湾労働法における暴力支配の問題は、第一、業者の中に暴力団がある。これも……
○谷口委員 大臣、この問題は、つまり原爆被爆者に対する援護を強化せよという問題は与野党一致した問題でありまして、共産党もこの場合は意見が一致している。そういう点で、別に特別な質問は私にはないわけであります。ただ、この間の本会議での社会党の八木君の質問に対する大臣あるいは大蔵大臣等のお答えでは、つづめて言えば、原爆被爆者だけを特に考えるわけにはいかないというような意味の御答弁をなさっていらっしゃるわけであります。 そこで、まず伺いたいのは、昨年の国会で、衆参両院とも、先ほどからも問題になっておりますように、援護を強化すべきであるという特別決議がなされております。戦争が終わった直後であれば別とい……
○谷口委員 時間が非常に制限されておりますから、簡単に質問するし、簡単にお答え願いたい。
厚年の年金等の給付の始まったのは二十六年度ころのようであります。この二十六年度の積立金総額、利子それから給付の総額をお知らせ願いたい。これは数字だけでけっこうです。
【次の発言】 二十六年度のことを言ってくれたらよろしい。
【次の発言】 利子のことを言われなかったが、それじゃ飛んで聞きますが、三十年度はどうですか。
【次の発言】 今度は年金給付の額をお知らせ願いたい。
【次の発言】 四十年以後は、今度の改正案であって予算になりますから、資料をもらっていますから私から言います。
四十年度の積み立て金総額……
○谷口委員 関連ということになりましたので、時間がわずかでしょうから、一応二、三の問題を一括して政府にお尋ねいたします。 この法律案は、第一章で母子保健の原理を明らかにするというふうにいって、母性の尊重と保護あるいは乳幼児の健康の保持、増進ということを強調しておりますけれども、現実には全くこれと逆のことが行なわれている点を私はまず指摘したいと思うのであります。 その第一でありますが、婦人労働者に対する政府と資本家による乱暴な健康破壊と権利侵害の問題であります。まず残酷な労働強化の実情について申し上げます。カメラ工場、トランジスタラジオ工場、各種の繊維工場、製薬工場、食品工場それから火薬製造……
○谷口議員 決定に参加するあれはないから、決定されたあとでもいいのですけれども、この案については私ども反対であることは、すでに議長のほうに申し出ております。その点、ここに記録にとどめておいていただきたいと思います。
○谷口委員 簡単なことを一つ聞いておきたいのですが、問題は簡単ですけれども、実は大臣に来てもらって、失業対策といいますか、失業行政についての政府の考え方を聞こうと思ったわけです。しかし大臣は御都合があって来られぬようなので、きょうは局長さん相手に伺っておきますが、一月十一日に、各都道府県失業保険主管部長に「失業保険受給資格の決定に関する疑義について」という通達をお出しになりましたか。
【次の発言】 この内容を見ますと、資格決定につきまして、健康保険の扶養家族になっている場合は失業者として認めない、したがって失業保険も払わないというようなことになっておりまして、それを労働省はそのとおりだというよ……
○谷口委員 日本共産党は、この法律案に反対であります。 わが国の労働者の健康状態は、現在悪化の一途をたどっています。特に中小企業の労働者の状態には深刻なものがあって、このことは、政府管掌健康保険の受診率が年々増大し、この十年間に一・二倍になった事実によって正確に表現されています。この原因は、労働者階級、特に中小企業の労働者の労働条件が、年々劣悪化の度を強めているということにあります。すなわち低い賃金、劣悪な労働環境、低い賃金のゆえにしいられる過酷な残業、さらに非人間的な住宅条件等、すべて彼らの健康破壊の要因でないものはありません。その上に、これらの労働者とその家族は、病気になっても、医療費の……
○谷口委員 大臣にはお初にお目にかかるわけでありますが、いろんな点で二時間ばかり質問を用意したのです。ところが、私も同じく十分間ということで、全部やめまして、ただ二、三点だけ伺ってみたいと思います。私は、ここで大臣と団交する気はないのだけれども、ただ、政府のやろうとしておること、あるいはやっておること、このことについて国民の知りたい点を三点ほど聞きます。
最初に、今度の法改正で、国の負担が率の上でよけいになるのですかならないのですか、その点、お伺いします。
【次の発言】 お金が多くなるのは、この予算書を見ればわかりますよ。大臣も盛んに言っておられるわけです。しかし、私の聞きたいのは、大体国民……
○谷口委員 例によって時間制限の弾圧を食っておりますから、二、三の問題にしぼってお尋ねしようと思うのです。
最初に、簡単なことですが、ひとつ伺っておきたいことがございます。この間、年金局長の御答弁の中で、四十二年一月一日に二十歳で加入した者の保険料総額は十五万五千二百五十円、しかし、受け取る年金は男が百十七万、女が百四十二万というふうに言っておられます。この計算の中に、国庫負担金やあるいは利子計算が入っていますか。
【次の発言】 そうでしょうね。計算しますと幾らになります。――時間がかかりますから私のほうで言います。国庫負担というやつは、これはやはり法律できめられた国民の権利ですから、当然計……
○谷口委員 簡単に討論いたします。 共産党は、この雇用対策法に反対であります。私は、小平労働大臣がいつ通産大臣になられたか非常に疑うのであります。これは全く大企業の雇用対策でありまして、労働者の権利を擁護するとか、労働者の自由を保護するとかいう見地はごうまつもございません。こういう重大な法律案を十分審議しないまま採決に入るということにつきましては、共産党は心底から怒りを感じておるものでございます。 反対をする二、三の点を申し上げます。 第一に、この法律案は、最近の日本産業の技術革新の急激な進行の中で、労働過程における労働者の事情が変わってきておる、言いかえますと、政府のいわゆる若年労働者……
○谷口委員 新しい大臣ができたので、政府の労下働政策の基本的態度、これについて、短い時間ですから非常に簡単に大ざっぱな質問になりますが、お尋ねしておきたいと思うのです。 問題は、政府はことばの上では盛んに、労働者の福祉とか、あるいは災害防止を強化するとか、あるいは雇用については万全を期すとか、いろいろなことを言っておりますけれども、実際の基本的な態度というのは、やはり労働運動に対する弾圧にあるのじゃないか。最近の事態を見でおりますと、その点が非常に顕著でありまして、至るところで、労働組合の活動の自由あるいは団結権に対する侵害になるようなことをやっておる。これはもう争うことのできない事実であり……
○谷口分科員 労働大臣にお伺いしたいと思いますが、時間が三十分ですから、私も端的に申し上げますが、大臣もひとつ端的に簡単にお話し願いたいと思います。 ILO八十七号条約の批准のことについてでありますが、労働者の結社の自由、団結権の擁護という問題は、日本の憲法にも労働基本権の問題としてはっきり保障しておりますので、この条約を批准するということにつきましては、日本の側では何の障害もないと私ども思っておるわけであります。ところが関係国内法の整備という点で、政府・自民党の中に意見の調整がつかないので、もたもたしているのだというふうに聞いておりますが、一体政府はこの条約をどういう考えから、あるいはどう……
○谷口分科員 時間が制限されておりますので、端的に伺いますから、大臣も端的にお答えいただきたいと思います。 夕張炭鉱のことに関連して、労働災害、そういうことでありますが、最初にこれを見ていただきたいと思います。これは災害の現場からきょう飛行機で送ってきた被害者の衣類その他であります。これはマスクです。これはシャツです。これはどうやら被害者がはな紙にしておったらしく、ポケットに入っておりました。これをお見せしましたのは、こういうものがあった穴の中で爆発が起こったというのではなくて、これを着ておった人間が百何十人おったところで起こったということです。この事件はそういう点でわれわれが考える以上に非……
○谷口分科員 選挙制度の問題について質問します。この問題は、主権者である国民の意思をいかにして正しく国政に反映させるかという重大問題だから、ひとつ大臣のお答えを願いたいと思います。
自治大臣は、この間、十五日の選挙制度審議会の総会に出て、選挙区制の問題について答申が出たら絶対に実現するというごあいさつをなさったようですが、どういう答申が出る見通しですか。
【次の発言】 その御答弁、ちょっとおかしいですな。去年の八月に、もうすでに審議会は、選挙区制の問題については小選挙区制を原則とするということに意見が一致したということをいっております。ただ、小選挙区制にすると死票が非常にたくさん出るから、こ……
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