このページでは谷口善太郎衆議院議員の31期(1967/01/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は31期国会活動統計で確認できます。
○谷口善太郎君 私は、日本共産党を代表しまして総理に質問いたします。 第一点、汚職、腐敗の政治を根本的に一掃する、このためには、営利会社や資本家団体からの政治献金を全面的に禁止する。政党や政治団体の活動資金は、あくまでも党費、事業収入及び党を支持する個人の寄付、それも現状では四十万円ぐらいを限度とする大衆的寄付でまかなわるべきであります。なぜなら、政党は金のために一部の営利団体の支配を受けたり、その利益に奉仕することが絶対にあってはならないからであります。これはわが党の一貫した主張であり、かつ、これを実践して三十万の党を動かしているのであります。ところが、今回の改正案は、依然として営利会社や……
○谷口善太郎君 私は、日本共産党を代表して、健康保険特例法改正案並びにその修正案に対し、反対の討論を行ないます。 わが党が本案に反対する理由の第一は、社会労働委員会のいわゆる採決が不当きわまるものであり、議会制民主主義の根本的な破壊だからであります。 森田委員長の報告によれば、本案は去る十日の社会労働委員会で修正可決されたということになっております。しかし、委員長は、そのとき何党から修正案が提出せられたか、提案理由の説明があったか、なかったか、質疑、討論を省略したのか、しなかったのかなど、委員会報告には不可欠のこれらの事項については、何一つ報告をしなかったのであります。ただ委員長自身、その……
○谷口善太郎君 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました佐藤内閣不信任決議案に賛成するものであります。 その理由の第一は、佐藤内閣と自民党が、この第六十一国会を通じて、わが国会史上前例のない数々の暴挙を重ね、議会制民主主義の根底を破壊していることにあります。 今国会中、政府・自民党が衆参両院の委員会で行なった質疑打ち切り、強行採決はすでに十九回に及び、この結果、発言の権利を奪われた議員は、各党合わせて六十名をこえております。また、本会議におけるわが党代表に対する発言の拒否は、実に二十三回に及んでおります。この前例のない暴挙の繰り返しによって、佐藤内閣は、議員の主要な任務である審……
○谷口委員 時間がありませんので、一つの問題だけを、それも端的に政務次官に伺っておきたいと思います。
問題は近く開かれますユニバーシアード東京大会を控えて、朝鮮民主主義人民共和国の参加の問題について、最近この東京大会の組織委員会の間で、未承認国選手団の出入国に関する取り扱い方針という、事実上共和国の代表団が参加できないようになる、そういうこと等を計画した文書がある、秘密文書ですね。これが配付されている事実があります。もちろん、これは外務省は御承知と思いますので、全文をここで公表していただきたい、こういうように思います。
【次の発言】 御存じないというわけですか。
○谷口委員 私は、日本共産党を代表して質問するものであります。
最初に、緊急に総理に質問したいことがございます。
ただいま恵庭事件の判決が出ました。無罪の判決であります。これは非常に重大なことでございますが、この判決に対して政府はどう考えられますか、まず総理に伺いたいと思います。
【次の発言】 理由は私どもまだ聞いてないわけであります。しかし、この裁判の経過から見まして、御承知のとおり、これが無罪であるか有罪であるかという問題の争点は、自衛隊法が憲法に反するかどうかということが基本になっている。したがって、これは当然自衛隊法が憲法に反するものであるという観点に立っておるものとわれわれは確信……
○谷口委員 私は、日本共産党を代表して、政府提出昭和四十二年度予算三案に反対の態度を表明いたします。 すでに本委員会の審議で明らかになりましたように、本予算案は、対米従属のもとでの戦争と軍国主義復活のためのアメリカと日本の独占資本に奉仕するための戦後最大の人民収奪のインフレ予算案にほかなりません。 まず、本予算案は二兆三千億円の巨額をもって第三次防衛力整備計画を発足させ、自衛隊の核武装と核を含む近代的兵器の本格的国産化をはじめ、武器生産の四〇%に及ぶばく大な発注を三菱財閥に与えるなど、経済の軍事化による独占体擁護の予算であります。そしてアメリカの核戦略のもとでの危険な日米共同作戦体制の確立……
○谷口委員 私は、日本共産党を代表して二、三の質問をするのでありますが、時間がいまお聞きのとおり三十分ということになっております。簡単直截に私は聞きますから、政府の側もどうか簡単にお願いしたい。これは御協力を願っておきます。
最初に確認事項でありますが、この国会での総理の御答弁あるいは日米共同声明などを総合しまして、沖縄の返還の問題では、返還の時期が一つもきまらなかった、こう確認してよろしゅうございますか。
【次の発言】 次に、小笠原が返った場合に自衛隊を派遣されるということは、先ほどの渡部委員の質問の中に明らかにされましたが、沖縄が返った場合はどうなりますか。
○谷口委員 私は、日本共産党を代表して、本予算三案に反対いたします。 一昨日、ドル不安によって、金市場が恐慌状態に達し、アメリカの要請でロンドン金融市場さえ閉鎖されました。この最大の原因は、アメリカのベトナム侵略をはじめとする侵略と戦争の政策にあります。西ヨーロッパ諸国の多くの首相は、アメリカに対し、アメリカのドル防衛政策について批判的立場をとり、アメリカのベトナム戦争を終結すべきだとの意見を出しております。佐藤総理は、さきの日米会談で、日米軍事同盟の強化、日本への核持込みと防衛力の増強、ベトナム侵略戦争への積極的協力、と同時に、ドル防衛に積極的に協力することを約束してきましたが、この政策の……
○谷口委員 厚生大臣、政務次官、医務局長等に御出席願っておったのですが、医務局次長の北川さんにきょう御相手をいただくわけです。
最初に伺っておきますが、もちろん次長がここで御答弁なさることは厚生大臣が御答弁なさる、そういうことと伺ってよろしゅうございますね。
【次の発言】 ハンセン氏病のことを聞くかどうかわからぬじゃありませんか。大臣がお答えいただいたと、そう理解していいかどうかを聞いている。あるいは大臣とすでにしめし合わされて、責任をもって御答弁いただいていることになるかどうかを伺っているわけです。はっきりおっしゃってください。
【次の発言】 それじゃおっしゃったとおりにハンセン氏病をお尋……
○谷口委員 私もほとんどないのですけれども、ただ一点だけ大臣に伺っておきたい。
先ほど大臣は田邊さんの質問に対して、新しい事態で相当進んでおるから、具体的にこれを解決するために全力を尽くしたい――たいへんけっこうであります。その中でこういうことをおっしゃったのです。日本赤十字社のほうもある点では若干従来の態度を変更した、朝鮮のほうも意向はよくわかったというようなことをおっしゃったのですが、この日本赤十字社のほうの態度変更という点、若干の違った形になっているという点について、お聞かせいただいたら非常に助かると思います。
【次の発言】 その内容の問題ですけれども、コロンボ会談では、いまおっしゃっ……
○谷口委員 各委員の質問で大体問題が出尽くしたように思うのでありますが、しかし、若干納得のいかないところがやっぱりあるので、そのうちの主要な一、二点を、時刻がおそいので簡単に聞いておきたいと思います。
最初に農林省に伺いますが、鶏が死んだ、この原因がカネミのダーク油にあるということがわかって、そして六月の十九日かに通達をお出しになりましたね、配合飼料の品質の管理について。この時点でカネミ工場内を立ち入り検査なさったかどうか、これを伺います。
【次の発言】 この原因がどこにあるか、これから調べられたあとにはっきりしたことが出てくると思うのです。しかし、いずれにしましても、生産過程の第二段階でダ……
○谷口委員 私も保育所の問題ですが、ことしの四月二十三日の本院決算委員会で、政府がことしから保育所の国庫負担金の問題について内示したことにつきまして問題になりました。しかも、その内示額が政府負担金を予想しております自治体の考えに比べて非常に低いということから、自治体の間に非常に騒ぎが起こっておるというような問題から質問がありましたときに、局長はこういうふうに答えて、保育所の措置費の国庫負担は当然精算払いにするものであるし、その旨答えた、しかしそういう混乱があれば、これについてあらためてしかるべくその趣旨を徹底させるようにしたいという答弁をしておるのですが、通達かなんか、その措置をおとりになりま……
○谷口委員 いま厚生省あるいは自民党さんのほうで、健康保険、医療保険の抜本的な改正についていろいろ御準備中であるようでありまして、それに対して、私どもも私どもなりに、根本的な改正をやりたいという意見を持っております。不幸なことに、私はいつも委員会の発言時間が短いので、なかなかまとめてやれそうにないので、機会あるごとにこの問題を取り上げていって、全体としてわれわれの構想を知っていただきたい、こういうように思いますし、きょうはその序論の序論のもう一つ序論というような意味で、具体的な問題をひとつお尋ねしたい。 例の池袋の社会保険中央病院ですね。これの廃止の問題です。この病院は社会保険庁関係の病院で……
○谷口委員 おそれ入りますが、先生に伺いたいことがあったのです。すでに病気になった人に対する対策、これは大事なことだし、いままでのやり方では足りないと思っておりますが、原爆被爆者に、原爆に起因する、あるいは被爆の影響によって悪質な病気が出てくるということですね。これに対して何かあらかじめ防止する、そういう手段があるかどうか、あるいはそれに対して政府としてどういう施策をとらすべきかという何か適当な問題があれば、たとえばそういう人たちに栄養と休息を与えるとか、あるいは国費でそれらの人々に対する医学上のいろいろな専門機関をつくってやるべきだとか、何かそういう御意見がございましたら、具体的におっしゃっ……
○谷口委員 今度の改正案で葬祭料の一万円、それから若干の所得制限の緩和というところがありますから、このこと自体についてはあえて反対する必要はないように私ども思います。ただ、こういう小刻みな改正では、被爆者の要求から見まして、とても応じられておるものではないという点で、まことに貧弱な対策だといわざるを得ませんが、被爆者の要求を基本的に反映させるために、二、三の問題を御質問したいと思います。 最初に、私簡単な言い方をしますから、政府側もひとつ簡単にお答え願いたい。 最初にお聞きしたいのは、被爆をしている人たち、ほとんどの人、あるいは全部に反映できるように、いまの政府の統計では、大体被爆した人で……
○谷口委員 国民年金法の質疑は終わったことになっていますが、私も実は国民年金法について質疑をするつもりであります。実は、私、この法案の審議中に発言の場をいただきまして、二時間ばかり大臣にお聞きしたい、こう思って用意してきたのでありますが、こういう事情で時間も非常に短いのであります。しかし、その中で主要な問題を、ほとんど氷山の頭をなでるように二、三お聞きしたいと思います。 最初に、いまも八木委員の御質問の中にありましたが、所得比例制の問題をお尋ねしたいのです。 私どもの考えによりますと、年金制度に所得比例制を入れるということの意味は、これによって所得の再配分というようなものが目的になる。厚生……
○谷口委員 小池先生にお尋ねします。 特例法実施の結果、確かに政管健保の赤字は激減いたします。しかし、それは患者、被保険者の犠牲の上になされたもので、患者、被保険者の苦しみは深刻なものがあると思うのであります。しかし私どもは、何よりも関心の深いのは、このやり方が国民医療保障そのものにどういう影響を与えるかということであります。 ことしの二月、総評の行ないました社会保障討論集会で保険団体連合会の代表は、こういう報告をしております。特例法は本人十割給付の原則を完全にくずしてしまう。感冒のような短期の疾病では、四百四十七円の医療費中一部負担は二百四十五円で、実質給付率は四割五分。長期疾患でも、二……
○谷口委員 大臣、きょうは短い時間ですし、また具体的な問題で一つだけ伺っておきたいと思うのです。 療養所へ入っておりますハンセン氏の長期療養患者に対する援護の問題なんですが、最近、大臣ライ患者の療養所を御視察なさって、彼らの療養生活をつぶさにごらんになって、これは何とかもう少し援助の積極化が必要だというような御感想をお持ちになったという話を伺ったのですが、そういうふうなお考えがあるかどうか。またお考えがあるとすれば、彼らのいまの立場をどういうふうに御理解になったか。どう対策すればいいかというお考えを何かお持ちでしたら最初に伺っておきたいと思います。
○谷口分科員 私は、健康保険の問題について大臣に若干お尋ねしたいと思います。 昨年に引き続いて、政府はことしもまた被保険者あるいは患者にばく大な負担を転嫁するような、そういう改悪案を企図しているようでありますが、それについては、直接お尋ねする気ではないのです。それに関連して健康保険の根本問題に関することを二、三お尋ねしたい、こういうふうに思います。 まず、伺いたいのですけれども、政府の統計によりますと、医者にかかる被保険者及び家族の受診率を見ますと、政府管掌の健康保険の場合、被扶養者の受診率が非常に低い。被保険者に比べて被扶養家族のほうが低い。ところが、組合管掌のほうを見ますと、四十年のも……
○谷口分科員 国立療養所の特別会計への移行の問題ですが、この移行の利点として、一、借り入れ金による長期な資金投入ができる、二、剰余金は療養所で使える、三、予算をこえた収入があった場合、直接収入増に要した経費に回せる、四、不用財産は処分して整備費に充てることができる、大体大まかな言い方をいたしますと、こういうところにあるというふうに新聞報道ではいっておりますが、これはそういうお考えですか。
【次の発言】 借り入れ金をした場合、それではその借り入れ金の利子はどこで払うのですか。国が一般会計で払ってくれますか。
【次の発言】 元金は、だから療養所の特別会計が処理するということになりますが、それなら事……
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。