このページでは谷口善太郎衆議院議員の32期(1969/12/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は32期国会活動統計で確認できます。
○谷口善太郎君 私は、日本共産党を代表して、昭和四十五年度予算三案に反対いたします。 その理由の第一は、これが日米共同声明の実行予算案だからであります。 日米共同声明が、アメリカのアジア侵略の立て直しのために安保条約を実質的に改悪し、日米軍事同盟を一そう侵略的に強化するものであることは、今日までの国会審議で明らかになりました。本予算案は、この七〇年代における自民党政府の危険なたくらみをいよいよ実行に移すという点で、きわ立った特徴があります。 まず、防衛費を一七・七%という驚くべきテンポで増大させていることであります。これは明らかに、六兆円という大規模な四次防を準備するためのものであり、こ……
○谷口善太郎君 私は、日本共産党を代表して、総理に質問をいたします。 第一点は、本国会に提案予定の公職選挙法改正の問題であります。これは議会制民主主義の根幹に触れる問題でありますので、あえて冒頭に総理の御答弁を求めることにしました。 政府は今国会に公職選挙法改定案を提出するとのことでありましたが、総理の所信表明ではこの問題に一言も触れられておりません。政府は、予定された公職選挙法改定案提出を、これに反対する世論の高まりを勘案して断念されたのか。それとも、この問題は所信表明演説に取り上げるまでもない、ささいな問題であるとの見解なのか。国民には看過できない重大問題でありますので御答弁をいただき……
○谷口善太郎君 私は、日本共産党を代表いたしまして、佐藤内閣不信任決議案に対し、賛成の討論を行ないます。(拍手) 先ほど自由民主党の田中伊三次君が、政権の担当の意思も能力もない野党が内閣不信任決議案を出すというのはナンセンスだと言いましたが、田中君という人はああいうもの言いで相手を煙に巻くことは得意な方でありますが、それならどうでしょう、ここで佐藤内閣はやめてもらって、われわれ野党民主勢力に政権を渡していただけましょうか。われわれは統一戦線を基礎にして、堂々と国会を解散し、信を国民に問う用意があります。(拍手) 最近発表されました新聞の世論調査によりますと、佐藤内閣を支持する者は二〇%以下……
○谷口委員 ちょっと関連して……。いま採決されたので、この点については問題はないのですが、お願いしたいことがあるのです。というのは、国会議員互助年金法等の一部改正案といっておりますが、この中には四つの法律が関連しております。このうち、私どもは、証人の旅費の問題、国会議員の秘書の給与の問題、これは賛成です。それから互助年金の問題と立法事務費の問題は反対です。法律は違うのです。これは別々に出していただければ態度が非常にはっきりするということで、前にもここで、こういうふうに意味の違った法律を一ぺんに出されたことについての不便さといいますか、審議の上で、不便でありますので、こういう点は一ぺん論議になっ……
○谷口委員 この決議案についての共産党の態度を申し上げておきたいと思います。 わが党は、党の政策として、消費者行政の強化については積極的に支持してまいっております。今後も支持するつもりであります。この見地からこの決議案を見ますと、決議案の第一項から第五項までは賛成でありますが、第六項、第七項に関し、次の点を条件として指摘しておきたいと思います。 一、貯蔵、保管施設の整備に国、地方公共団体が助成措置を強化するとき、大企業は対象としない。 一、卸売り市場の整備は、大資本の支配強化にならないようにすること。 一、野菜生産出荷安定制度の適用、市場の拡大は、中小農民整理のいわゆる農業構造改善を伴……
○谷口委員 私鉄運賃の問題なんですけれども、長官、時間の制限があるようなので、先ほどの松浦さんの御質問の中で長官のお答えがありましたことに関連して、一点だけ伺います。 松浦さんへのお答えで、今度の私鉄運賃を決定するにあたって、私鉄の全事業を勘案して、その収支を勘案してということにはならなかったけれども、少なくとも不動産部門のある部門の収支を考えたというふうに言われたわけです。そこで私は伺うのですけれども、どういう程度にそれを考えられ、どういう方式で、どことどことをどういう理由で勘案するというようなことはあったと思うのですが、そこらのことを具体的にお知らせ願いたい。
○谷口委員 私こそ時間があとないのですから、簡単な御答弁をいただきたいと思います。 独占企業の独占価格を引き下げるという問題についてでありますが、これは流通過程での不当な支配という問題もありますけれども、以前から私どもは、製造メーカーの原価等に立ち入って調査するということをやるべきではないかという主張を持っているわけなんです。この問題につきましては、この間、六日ですか、テレビの問題で通産省と業界とがお集まりになって、いわゆる二重価格の問題について若干の方策を立てられたようでありますが、これに対して消費者のほうも、やはりメーカーの原価等に立ち入って調べてこれを明らかにしないと問題の本質は解決し……
○谷口委員 私は、日本共産党を代表して、昭和四十四年度補正予算両案に反対いたします。 本予算案は、さきに政府がきめた総合予算主義が破綻したことを示すとともに、国民収奪、大資本奉仕の財政政策を一そう激しくしたものであります。 第一に、自然増収二千億円を計上していますが、それは独占企業や大資本に特別の減免税をしながら勤労大衆には低い免税点を押しつけ、物価値上がりや名目賃金の上昇に伴って一そう生活費に食い込む重税を課し、収奪を強めた結果であります。しかも、この財源をもって国民生活の改善をはかるのではなく、国民に背を向けた自民党の政策の補強をはかる、ここにこの予算案の反動的な性格があります。 第……
○谷口委員 ただいま中谷委員から公明党・創価学会の出版妨害事件の問題につきまして重ねて論議がございました。この問題は、いまではもう国会の内外の重大問題として国会においてぜひとも明らかにしなければならない問題になっております。ところで、この公明党・創価学会の出版妨害問題は、それ自体、言論抑圧の問題として民主主義の基幹に関する問題でございますが、この問題の底にはいま一つの重大な問題、それは憲法上の政治と宗教を分離するという、この問題が横たわっているように私どもは思います。そこできょうは私は日本共産党を代表しまして、まずこの問題について若干のことをお伺いしたいと思います。 最初に法制局長官にお尋ね……
○谷口委員 これより会議を開きます。
私が年長者でありますので、衆議院規則第百一条第四項の規定により、委員長が選任されますまで、委員長の職務を行ないます。
これより委員長の互選を行ないます。
【次の発言】 ただいまの青木正久君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、松平忠久君が委員長に御当選になりました。
松平忠久君に本席を譲ります。
○谷口委員 この法律案で、企業内に公害防止の管理組織をつくろう、それを義務づけようという点では、突どもは一応の公害防止あるいは公害対策に積極性を持つと思います。しかし、考え方によっては、逆にこれは、一つの機構の問題でありますから、そういう点で企業責任というものがあいまいにされる可能性もないわけではない。そういう点が一つあります。まず、その点を第一点として聞きたいと思います。 この資料によりますと、こういう私のほうで持ってきました資料で、日刊工業新聞の二月八日に、この法案の原案といいましょうか、法案がつくられる過程における第一次案といいますか、そういうものが出ている。ここで問題にしたいと思って……
○谷口委員 時間が全くございませんので、非常にはしょった質問になりますが、主として提案者にお尋ねしたいと思うのであります。 先ほど提案者は、三条一項の「価格を不当なものにしてはならない。」という、この価格の当、不当の判断については一応公取にまかすつもりだが、しかしその基準として、当該寡占事業者の商品の価格形成と、それに対応するような他のメーカーの価格形成などとの比較、あるいは国際価格と国内価格、あるいは輸出価格と国内価格、そういうようなものの比較によって一応の目安をつけるべきだ、それを勘案すべきだ、そういうお話がございましたが、これはそう承っておいてよろしゅうございますか。
○谷口委員 これより会議を開きます。
私が年長者でありますので、衆議院規則第百一条第四項の規定により、委員長が選任されますまで、委員長の職務を行ないます。
これより委員長の互選を行ないます。
【次の発言】 ただいまの青木正久君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、小林進君が委員長に御当選になりました。(拍手)
小林進君に本席を譲ります。
○谷口委員 参考人の皆さん、どうもおそくなりまして恐縮です。私、簡単に三点ほど、お一人の方に一問ずつお尋ねしようと思います。簡単に申します。 竹井さんにお尋ねしたいのですが、せりでは必ずしも公正な取引ばかりではないというふうな御発言がございましたが、実は私どももいろいろ資料を見ますと、需給関係のアンバランスで野菜が不足しているというにしては、昨年からことしにかけては上がり方が非常にひどいという政府の資料もございまして、取引の上でいろいろ、たとえば転送をするとか、あるいは取引所のいろいろなやり方でうまくないことがあって上がったのではなかろうかという疑問を持っております。そこで、そういう実情につ……
○谷口委員 参考人の皆さん、きょうはどうも御苦労さまでございます。私、二十分予定しておりますので、二、三のお尋ねをしたいと思いますが、この問題は、今後も続けて国会では、物価問題の一つとして、政府との間にいろいろ審議を続けていかなければならぬ問題だと思います。だから、きょう皆さんからいろいろ、非常に有益な御意見を承りまして参考になりましたが、いろいろ伺って決着をつけるような御質問を申し上げることはできないと思うのです。今後政府と審議を続けていく上に必要な点だと思われる点を、ぽんぽんと二、三お尋ねしますから、ありのままを簡単にお答え願いたいと思います。 最初に、大久保会長に伺いたいのですが、各メ……
○谷口委員 長官、参議院に行かなければならぬのですか、四十五分とか聞いているのですが…。
【次の発言】 だから、私は、あなたに一、二点あったんだけれども、やめますよ。行ってください。
ただ、委員長に申し上げますけれども、こういうあとの時間の制限のあるときに、あとに回っている質問者が十分に質問できないというような状況になるのはうまくないので――私は、四十五分に企画庁長官が参議院にいらっしゃることを知らなかった、いまそのことを聞いたのです。ここらはやはり、今後の運営上ひとつうまくやってもらいたい、こういうふうに思います。
【次の発言】 公取委員長に伺いますが、あなたもいらっしゃるのですか。あなた……
○谷口委員 私は、日本共産党を代表して、一、二の問題、御質問申し上げようと思います。
最初に、農林大臣に伺いますが、今回旧地主に売り渡すことになりました国有地、国有農地、これは昭和二十二年の農地解放のときに、国が地主から買い上げた小作地のうち、何かの事情で小作人に売り渡せなかったので国が保有しているという農地だと思うのですが、それはどうでしょうか。
【次の発言】 そうしますと、農地解放という問題が根本にあるわけでありますが、この昭和二十二年に行なわれました農地解放の歴史的意義ですね、これについて、これは官房長官、あなたに総理の代理として出てきていただいたつもりなんですが、政府の御見解を伺いた……
○谷口委員 先ほど山口君の質問に対する大臣の御答弁の中で、例の四つの問題、そのうち給与改定の分については交付団体、不交付団体を問わず、手当てをしたいというお話だった。ところが、地方税の減収落ち込み、それから交付税の落ち込みというこれらの問題については、予算計上額は確保するというふうにおっしゃったけれども、不交付団体にもなさるかどうか、この点をひとつ。
【次の発言】 それではひとつケース・バイ・ケースで聞いてみます。
聞くところによりますと、これは大蔵省の方も見えていますからわかりますが、東京都に対する事業税、日銀が納める予定額がことしは五十億、すでに第一期分二十五億を納めているということです……
○谷口委員 タクシー料金の問題ですが、ことしの一月から四月ぐらいにかけて、六大都市のタクシー業者、それぞれ料金値上げの申請をしているようであります。各区において違いますが、東京都を中心のところでは大体四一・一%、横浜市地域では六四・三%、京都地域ではとても高いのですが、八八・三%、一番低いところでは名古屋市地域、これが三五%というようなぐあいで、これは運輸省からいただいた資料でありますが、そういう値上げ申請をしているようであります。 まず運輸省にお伺いいたしますが、この申請をどういう処置をされるつもりか。値上げを認めていく方向か、それとも、この際値上げは好ましくないというので押えていかれる方……
○谷口委員 これより会議を開きます。
私が年長者でありますので、衆議院規則第百一条第四項の規定により、委員長が選任されますまで、委員長の職務を行ないます。
これより委員長の互選を行ないます。
【次の発言】 ただいまの竹内黎一君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、小林進君が委員長に御当選になりました。(拍手)
小林君に本席を譲ります。
○谷口委員 私、共産党を代表して、この件につきまして御質問を申し上げるわけでありますが、質問に入る前に、本件でとうとい命を失われた皆さんに対して、党を代表して心から弔意を表したいと思います。また、けがをなさった多数の方に対しまして、一日も早く御回復なさるように、心からお見舞いを申し上げたいと思います。 この問題につきまして、すでに各委員から指摘がございましたが、やはり安全装置などの問題も重要でありますけれども、非常に過密ダイヤで、聞くところによりますと、数百本の電車が単線を一部持ったあの路線を走っているということが報道されております。ここにやはり原因があるのでありまして、こういう交通政策が私……
○谷口委員 これより会議を開きます。
私が年長者でありますので、衆議院規則第百一条第四項の規定により、委員長が選任されますまで、委員長の職務を行ないます。
これより委員長の互選を行ないます。
【次の発言】 ただいまの青木正久君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、井岡大治君が委員長に当選されました。(拍手)
井岡大治君に本席を譲ります。
○谷口委員 企画庁長官が見えていないので非常にぐあいが悪いのですが、企画庁のどなたか来ていらっしゃいますか。――国鉄の貨物輸送の中の運賃の問題で、公共負担の問題です。いろいろ伺うつもりでおりますけれども、去年の十月四日の物価対策閣僚協議会で、暫定割引それから特別措置割引、これを継続しないということをおきめになったようですが、これは長官がおいでになったら聞くつもりでしたけれども、あなたでわかりますね。そういうふうに閣僚協議会でおきめになったんですか。
【次の発言】 公共負担といいますか、そういう範囲で、その範囲のこの割引をやめるということになったのだが、工業製品なんかの運賃について、営業割引だと……
○谷口委員 私は、日本共産党を代表して、国鉄の問題について若干お伺いしたいと思うのであります。 四十七年度予算は二兆円に近い事実上の赤字公債を発行した上に、ばく大な産業基盤整備型の公共投資をやる、インフレ必至だろうといわれております。不況下でも物価が相当の値上がりをするだろう、こういうふうにいわれております。そういう中で、政府が公共料金の軒並み値上げを計画している。国鉄の運賃値上げはその中で典型的なものだと思うのであります。 今度の国鉄財政再建十カ年計画案というものを見ますと、これから十年間に四回の運賃値上げをやって、それで約六兆三千億、それから国鉄の労働者を十一万人ばかり削減する、これで……
○谷口委員 午前中の最初の質問者であった自民党の議員の方に、大臣は、再配置税の問題について、構想はあっても内容はまだきまっていないのだという御答弁がありましたが、これは内容は全くきまっておりませんか、その特別会計をつくる以外には。
【次の発言】 八月の九日に産業構造審議会の産業立地部会で、通産省は一応の内容の説明をなさっておられるようです。対象は、工場移転促進地域に指定した場合には、その指定の地域に残存する企業、それから指定地域及び調整地域に新しく工場を建てるとか、あるいは増設するその工場、これを対象に一平米幾らかの税金をかける、こういう構想を発表していらっしゃるようです。一平米大体床面積五百……
○谷口委員 これより会議を開きます。
私が年長者でありますので、衆議院規則第百一条第四項の規定により、委員長が選任されますまで、委員長の職務を行ないます。
これより委員長の互選を行ないます。
【次の発言】 ただいまの竹内黎一君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、井岡大治君が委員長に御当選になりました。(拍手)
井岡大治君に本席を譲ります。
○谷口委員 これより会議を開きます。
私が年長者でありますので、衆議院規則第百一条第四項の規定により、委員長が選任されますまで、委員長の職務を行ないます。
これより委員長の互選を行ないます。
【次の発言】 ただいまの竹内黎一君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、井岡大治君が委員長に御当選になりました。(拍手)
井岡大治君に本席を譲ります。
○谷口委員 私は、まず最初に、日本共産党を代表しまして、今回の事件に遭難されました方々並びに御家族に対して心から哀悼の意を表し、また御同情申し上げたいと思います。 すぐ質問に入りますが、最初に北陸トンネルの問題。さっき運輸大臣は排煙施設はなかった、それから消火器など万全を期していたと思うがという、そういう御答弁でした。われわれの調べたところによりますと、排煙施設はなかったようであります。したがって設備が、事故が起きた場合にどうにもできないような非常に不完全なものであるということが言えると思うのです。さっき総理はあり得べからざる事故、万に一つの事故とこうおっしゃった。こんなことが万に万起こった……
○谷口委員 私は、日本共産党を代表して、本補正予算三案に反対いたします。 反対の理由は、第一に、本案が三千六百億円にものぼる赤字公債の増発を予定していることであります。 当初予算と合わせて総額二兆三千百億円、一般会計の国債依存率は実に一九%となり、戦前ですらあり得なかった膨大なものとなるのであります。 現在、物価問題は国民を苦しめる最大の問題となっておりますが、円対策に籍口したこの無謀な赤字公債の乱発は、インフレと高物価をさらに激化し、国民生活をより破壊することは必至であり、かつ将来にわたる公債の続発とその償還のための重税を準備するものであって、われわれの断じて許せぬところであります。 ……
○谷口委員 たいへん時間がおくれておりますし、私いろいろ伺いたいことがあるのですけれども、簡単に御園生先生に二点ばかり、理論的におっしゃっていただくよりも、そうではなくて、ずばっとそのものでひとつお答え願いたいと思います。 先ほど管理価格の問題でいろいろお話を伺って、私ども非常に参考になりました。ところで、私どもとして疑問あるいは解明していただきたい問題が幾つか出てきたわけなんです。 その一つは、つまり大企業製品でも、消費物資そのものは消費者価格に直接あらわれてくる、これはもう、そうである。しかし、工業用資材、つまり原料とかあるいはエネルギーとか、そういうようなものだと思いますが、この場合……
○谷口分科員 私は薬剤の問題と、それから診療報酬の問題に限って簡単にお尋ねしようと思います。
昨年の暮れですか、薬剤の添付販売を廃止するという御指導で、薬剤を引き下げるという行政指導をなさっておられます。その結果幾らくらい下がったか。これは個々のケースがございましょうが、全体としてどういう傾向にあるかを、これは大臣からお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 私どもうわさに聞いておりますが、大体五%くらい下がるのではないかということ、これは単なるうわさですか。
【次の発言】 これも大臣に伺いますが、一〇%前後ということになりますと、薬価基準の改定やりますか。
○谷口委員 いまお話お聞きのとおりに、与えられた時間が十分であります。だから用意してきた質問はもう断念いたしまして、簡単に一、二点だけ伺いたいと思うのです。 実は先ほどから皆さんのお話を伺っていてちょっとびっくりしているところなんです。政府の側も企業の側も、いまの施設その他何も手落ちがないので、単線であっても、複線とまざっていても、あるいは非常に過密ダイヤであっても、ちっとも心配は要らぬのだというお話でありまして、それなら何もこういう事故が起こらぬわけであります。しかし国民はそうは思ってないのであります。やっぱり原因があったからこういう大きな事故が起こったということであります。それらについて……
○谷口委員 小山内先生に、三点ばかり、時間の関係で一ぺんにお尋ねいたしまして、御教示を得たいと思います。 第一点は、日本の防衛ということと日本の安全保障ということとは違うと思います。この点について、先生のお考えはいまもずいぶんお聞きしたわけなんですが、安全保障という立場に立ちますと、これは現状において軍事侵略があるというふうに見れば、軍備でもって対抗するという構想が生まれてくるというように私どもは思うわけなんです。しかし、日本の安全保障の問題を考えていく場合には、日本の防衛という立場でなくて安全保障という立場に立ちますと、軍備の問題ではなくなってくるという時代だと思うのです。今度の四次防の先……
○谷口分科員 老人問題について若干お伺いしようと思うのであります。 老人問題が非常に重大な問題になってきていることは、その数が毎年ふえてきていること、また保護者、そういうものの関係でも、孤立したひとり暮らしの人が非常に多くなっていること、あるいは所得が決して豊かな人ばかりではないという状況、それから病気の関係でも非常に困難な事情があるようです。実は昨年厚生省がおやりになった実態調査を見て、いまさらながら私ども非常にこれを重視しなければならぬというふうに考えているわけでありますが、きょうはその中で幾つかの具体的なことで大臣に御質問申し上げよう、こう思っております。 最初の問題は、二月二日の参……
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