志賀義雄 衆議院議員
30期国会発言一覧

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志賀義雄[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは志賀義雄衆議院議員の30期(1963/11/21〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は30期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院30期)

 期間中、衆議院本会議での発言なし。
志賀義雄[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院30期)

志賀義雄[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第45回国会(1963/12/04〜1963/12/18)

第45回国会 法務委員会 第3号(1963/12/14、30期、日本共産党)

○志賀(義)委員 まず伺いますが、今度の公務員給与の改定、本日衆議院本会議に提出されるものの中で、特別職給与改定では、内閣総理大臣が発足当時の十五万円から今度は四十万円、法務大臣の賀屋さん、あなたは三十万円になられるわけですね。それから最高裁長官が四十万円、それから検事総長が三十万円、これは池田内閣発足当時の二倍以上になります。こういうふうな方々だけが特別大きくされている理由はどういうことでございましょうか。賀屋さんもそのお一人でございますが、どなたかここにお並びの適当な方からまずその理由を御説明願いたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、他の官職の場合ですね、あるいはこれ以外の法務省関……

第45回国会 法務委員会 第4号(1963/12/17、30期、日本共産党)

○志賀(義)委員 関連して。法務大臣は、自分は日本からの退去命令を出せということだけを言った。しかし、どこに行くかは言わない。ところが入管令の第五十三条によれば一項、二項と分けてあって、その一項、本人が国籍を持っている生まれたところ、そこに帰す、第二項は本人の希望によれば次々というふうに分けてあるのですから、退去命令を出すにはどうしても行き先を書かないでは退去命令を出すことができない。第五十二条によって入管のほうで言われたことは、そのあとの問題です。ですからこれはちょっと見てください。ここに書類の写しがあります。ここに送還先中華人民共和国、これを書かなければ命令書が出せないのですから、大臣はそ……


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第46回国会(1963/12/20〜1964/06/26)

第46回国会 法務委員会 第8号(1964/02/28、30期、日本共産党)

○志賀(義)委員 去る二月十六日の各新聞に日本弁護士連合会人権擁護委員会で、バス会社など、バス、電車従業員の身体検査にからむ人権侵害問題の調査をやった結果を発表して、車掌の身体検査は憲法違反である、こういう結論が出されたということでありますが、これは法務当局のほうに、この結論についての連絡がありましたかどうか、それをまず伺いたいと思います。当委員会でも三回にわたってこのことは問題になっております。
【次の発言】 問題の発端は、昨年の六月神戸市交通局松原営業所の若林栄子さんというバスの車掌が不当な検査を受けて、しかも自宅にまで、親のところにまで来ていろいろと問いただしたということで、翌早朝国鉄灘……

第46回国会 法務委員会 第10号(1964/03/05、30期、日本共産党)

○志賀(義)委員 関連。いま横山委員から質問したことにつきまして。諏訪メモの問題は、御承知のとおりここの法務委員会でも繰り返し提起されました。この問題に関連して検察庁の人々に対して、福島地方裁判所に弁護団のほうから準起訴事件の問題がありました。準起訴を請求しまして、それで検察官が福島地方裁判所においてみな宜誓をして述べたことがあります。そのこともここで触れておりますが、それはまた今後至急別の機会に取り上げたいと思うのですが、とにかくそのとき準起訴請求事件について、福島地方裁判所の法廷の決定はこういうことです。大沼副検事――諏訪メモを四年九カ月隠しておった人ですね。「大沼副検事の右の処置は甚だ理……

第46回国会 法務委員会 第11号(1964/03/06、30期、日本共産党)

○志賀(義)委員 この前、委員長の勧告によりまして、問題を簡単にあげておいただけでありますが、そのときに警察庁のほうから、去る二月十二日十九時三十分ごろに起こった豊島区椎名町四の二一三二、東京都養育院勤務、原田与志子さんの長男博司君、中学二年生でありますが、これが切符を買って帰ってきたところ、なぜ逃げるのだ、極東紬のチンピラだろうというふうにして、結局無理に連れていかれそうになって、それに反抗したので、池袋交番所に引き込まれて、丸山今朝利、西沢享両巡査の暴行を受けたという事件がありますが、この事件についてパトロール中の二人の警官は、逃げ出したので職務質問したと言っているが、原田少年の話では、い……

第46回国会 法務委員会 第14号(1964/03/13、30期、日本共産党)

○志賀(義)委員 昨年十二月十七日の臨時国会で、当法務委員会において賀屋法務大臣に松川事件の無罪判決を尊重するかと、私がお伺いしたときに、これを尊重する、こういう御返事がありました。尊重するならば、現に三人の国鉄従業員が死んだ松川駅付近の列車転覆事件というものは動かしがたい事実で、別に真犯人はあると思うが、その真犯人を追及するか、こう伺いましたところ、賀屋法務大臣は、「何さま年月の経過も長いことでありまして、追及し得るやいなや非常に苦慮いたしておるところでございます。」、苦慮するというのはほったらかしておくのかという私の質問に対しては、「苦慮しておりますから、ほったらかしてはおりませんが、事実……

第46回国会 法務委員会 第22号(1964/04/03、30期、日本共産党)

○志賀委員 ただいまの問題について、関連質問を少しばかりやらせていただきますと、呉学文氏が日本の政府及び日本の政治に対して誹謗をやった、こういうことで入国を拒否されたということになっておるのでありますが、その事実はだれが大臣に報告したのでございましょう。こういう事実があるといろいろ言われた内容は別として、そういうことの報告はどこから出たのでしょうか。
【次の発言】 入国管理局で直接集められたのですか、またはその他の法務省の官庁で集められたのですか、それはどうなんですか。
【次の発言】 私どもの聞き及ぶところでは、公安調査庁からだということになっておりますが、これは歴代の法務大臣には一度ずつ私が……

第46回国会 法務委員会 第24号(1964/04/09、30期、日本共産党)

○志賀(義)委員 下級裁判所の設立及び管轄区域に関する法律の一部を改正する法律案がここにかかっているわけでございますが、事実は管轄区域に関する改正だけでございます。しかし問題は、去る三月三十一日の当法務委員会において横山利秋委員から非常に適切な質問があったのでございますが、簡易裁判所は昭和二十二年に全国につくることを決定しておきながら、今日に至るもまだ十一カ所開庁していない、こういうことは他の官庁においては見られないことだ。これは何年間にやるというようなことは、大蔵省との予算折衝その他できめておられるのですか、どうですか。こういうことは他の官庁では例のないことなんですけれどもね。

第46回国会 法務委員会 第25号(1964/04/10、30期、日本共産党)

○志賀(義)委員 関連して。人権擁護局長に池袋の警察官の事件のことを伺うつもりでしたが、これはまたあとで伺います。  検肝が二名出られたのですが、その報告はありますか。
【次の発言】 それを前提にしておきますが、四月六日の新聞によりますと、F8U機またはRF8A型機といわれる艦上戦闘機を改造した写真偵察機であるということですが、この写真偵察機というのはどういうことをする飛行機か、そういう点はお調べになりましたか。
【次の発言】 そうしますと、これは指揮官機と二機編成で、岩国―嘉手納―厚木―岩国間の通常訓練飛行中だったといっておりますが、今後検察庁でジェット機の所属部隊、指揮官機の乗員あるいは通……

第46回国会 法務委員会 第30号(1964/04/24、30期、日本共産党)

○志賀(義)委員 これまで委員長を通じてたびたび暴力行為等処罰法の一部を改正する法律案について、法制審議会の完全な記録を要求してありましたが、委員長はしかるべき手続をとられたものと思いますが、その結果はどうなりましたか。
【次の発言】 いや、まだ正式に伺っておりません。あなたは臨時におかわりになったからおわかりにならないと思うのですよ。
【次の発言】 まずいときに委員長がいなくなった。(笑声)
【次の発言】 実は正式には本委員会において委員長から報告を受けておりません。しかし、委員長が私に耳打ちされたところでは、どうも出すのがまずいようで出さないのだ、こういうふうな報告を言われましたが、いまだ……

第46回国会 法務委員会 第43号(1964/06/16、30期、無所属)

○志賀(義)委員 さっきのことに関連して。  去る四月六日に私が法務大臣と法務省刑事局長に質問いたしました。その内容は、下山事件は来たる七月五日で十五年の時効になる。この真の犯罪の原因がまだわかっていない。しかも検察庁は、私がこの委員会で聞きましたところ、やはり今日でも他殺説をとって捜査を続けている、こういうことでした。それで私のほうから死体検案書並びに秋谷教室の物質鑑定書、この二つの書類を出していただきたい、こういうふうに申しました。どういうふうになっておりますか調べた上で御返事いたしますということでした。それからもう二カ月余りたっております。あまり返事がないので、この六月の初めになりまして……

第46回国会 法務委員会 第44号(1964/06/23、30期、無所属)

○志賀(義)委員 去る四月三日の当法務委員会において、私は、この七月五日で時効になる十五年前の下山国鉄総裁の死因を究明するために、死体検案井並びに秋谷教室の物質鑑定書を請求いたしました。この死体検案書は、できている文書は死体鑑定書であるということでありますが、それにしても、それからもう長い間たっておりますが、検察庁のほうからは何も御答弁がありません。途中聞くところによりますと、どこに行ったかわからないとか、ロッカーのかぎの持ち手がどうとかこうとかということでありましたが、事実どうなっておりますか。
【次の発言】 それは死体鑑定書ですか。

第46回国会 法務委員会 第45号(1964/06/26、30期、無所属)

○志賀(義)委員 去る四月三日の当法務委員会において、下山事件について、私は死体検案書並びに物質鑑定書の提出を請求いたしました。数日前から本日にかけて、全法務委員にこの資料が渡ったようでありますが、これを見ますと、他殺である、死後轢断である、静止状態で轢殺されたものであるということがはっきりしておりますが、東京地検検事金沢清名義で鑑定を嘱託した結果の報告が昭和二十四年十二月三十日、及び東京地検検事布施健の鑑定嘱託で秋谷七郎を鑑定人として昭和二十六年二月十九日に鑑定書の報告が出されております。死後轢断、しかも他殺であるということが書かれておりますが、これは検察序としては肯定して、この嘱託した鑑定……

第46回国会 法務委員会 第50号(1964/10/09、30期、無所属)

○志賀(義)委員 人権擁護局にお伺いいたします。  去る二月十六日の各新聞に、日本弁護士連合会が、人権擁護委員会でバス会社などバス、電車従業員の身体検査にからむ人権侵害問題の調査の結果を発表しておりますが、その発表の中に、電車、バスの車掌の身体検査は憲法違反である、こういう結論が出ております。この結論について、私は二月二十八日に人権擁護局長に質問いたしましたが、その後身体検査の問題について、どういうふうに調査が進んでおるか、最近の結果をお知らせ願いたいと思います。
【次の発言】 当時私は、神戸市交通局の若林栄子さんが自殺した事件が昨年六月でありますが、起こっておることについて、人権擁護局長に伺……

第46回国会 予算委員会 第7号(1964/02/04、30期、日本共産党)

○志賀(義)委員 まず中国問題について総理にお伺いしたいのでございますが、先ごろ、ラスク国務長官は、記者会見で、中共、これはつまり赤い中国ということばでしょうが、戦闘的、好戦的であることには疑問がないと述べ、あくまでも中国を承認しないという態度を表明しました。これはもっぱら軍事的観点から中国問題を見ていることを示すものでありますが、これは、日米合同委員会でも、それから大平さんとラスク国務長官の会談でもそういう態度であったように承っておりますが、これはアメリカが今日になってもなお相変わらず中国封じ込め政策にしがみついていることを示すものでありますが、総理はこのようなアメリカの中国封じ込め政策が今……


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第47回国会(1964/11/09〜1964/12/18)

第47回国会 法務委員会 第4号(1964/12/11、30期、無所属)

○志賀(義)委員 決議案の趣旨には賛成であります。ただ一言、法務大臣には今度初めて申し上げるのでありますが、いつも年末から三月の年度末にかけては、法務省並びに裁判所の一般職員から私のところへ俸給袋がたくさんきます。これについて非常に不合理な点が多々ありますので、こういうふうに裁判官並びに検察官の優遇策を樹立する決議を出されるについては、法務省並びに裁判所において、一般職の状態がどういうふうにあるか、あるいはさらに雇い人の状態はどういうふうにあるかということもあわせてお考えになりませんと、上のほうばかりは多少よくなっても下のほうが困る、こういう状態になります。前に岸信介君がけがをしたときの証拠物……

第47回国会 法務委員会 第5号(1964/12/17、30期、無所属)

○志賀(義)委員 去る十二月二日の官報に「人権侵犯事件・最近の傾向」という題で、法務省からの記事が載っております。それによりますと「本年度の侵犯事件の受理件数は、昨年度に比し相当大幅な増加が予想されるようになった。すなわち、本年九月現在における受理件数は五千十七件で、すでに昨年度の総受理件数に近い数字を示しており、年度内にはおそらく六千件を上回わるものと思われる。」なお、「公務員の職務執行に伴う侵犯事件」の新受理件数は四百五十四件で、昨年同期に比べ六十七件増加している。その増加の大部分は、「警察官によるもの」であることは注目に値する(昨年同期に比べて四八件増)。」なお、」処理の面から見ると、「……


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第48回国会(1964/12/21〜1965/06/01)

第48回国会 法務委員会 第13号(1965/03/12、30期、無所属)

○志賀(義)委員 ただいま横山委員から最近の暴力団のことについて質問がございましたが、昨年当法務委員会で関西地方及び名古屋方面を調査したことがあるのでございますが、そのときに特に力を入れたのは神戸の暴力団のことでございます。当時小委員長であった三田村君が私に語ったところによると、神戸地方検察庁の検事正に、万一のことがあれば自分が骨を拾うつもりであるからこの問題は十分やってほしい、こういうふうに申しておりました。検察庁のほうでは、それについてどういう方針をまずとっておられますか、刑事局長に伺いたい。
【次の発言】 ただいま検察官会議でお取りきめになったことのお話がございましたので、きょうは法務委……

第48回国会 法務委員会 第15号(1965/03/19、30期、無所属)

○志賀(義)委員 私が質問したいことは、去る三月八日、東京地方裁判所の刑事二十二部で、神崎敬直截判官係で開かれた公判で、いわゆる国鉄入浴事件について無罪の判決がありました。これは一昨年、三十八年七月二日に起こった事件で、翌々日当法務委員会では、高橋英吉委員長以下私ども数名の委員が参りまして調査したことがあります。このことについて最初に伺いたい。あと横山委員が関連質問をされますから、きょうは簡単に伺いたいと思います。  人権擁護局長は時間がありませんから先に伺いますが、当時法務委員会で問題にしたのは、鉄道公安官が田町電車区の数名の国鉄従業員を入浴の現場から逮捕して――鉄道公安官の派出所があります……

第48回国会 法務委員会 第17号(1965/03/30、30期、無所属)

○志賀(義)委員 関連。いま象徴ということばが問題になっておりますけれども、旧憲法の第五十七条には「司法權ハ天皇ノ名ニ於テ法律ニ依り裁判所之ヲ行フ」こういうふうになっておりまして、新憲法では御承知のとおり象徴ということばは第一条に「天皇は、日本國の象徴であり日本國民統合の象徴であって、この地位は、主權の存する日本國民の總意に基く。」こういうふうになっております。そして最高裁判所及び下級裁判所の関係の規定は憲法の司法のところにありますけれども、いま鹽野さんが言われたような意味で象徴ということばはございません。やはりいまの裁判所及び法務省の中に旧憲法の第五十七条の規定にかけて、やはり象徴である天皇……

第48回国会 法務委員会 第22号(1965/04/22、30期、無所属)

○志賀(義)委員 刑事局長にお伺いいたします。昨日、衆議院大蔵委員会で吹原産業のことが問題になりました。大蔵省もこれが問題になった以上は即刻調査をする。同時にきょうの新聞の報道によりますと、検察陣はなかなか慎重であるというようなことが書いてありました。これにつきましては、明日定例の法務委員会で質問いたすこととして、同僚議員からの質問がありますので、その前に明日の答弁のためにも御準備いただきたい、調査していただきたい点がありますので、それに限って、ごく短かい時間伺いたいと思います。捜査に不都合が生ずるようなことは私のほうでは質問いたしませんから。  まずこの問題が大きくなってきたのは、四月九日言……

第48回国会 法務委員会 第23号(1965/04/23、30期、無所属)

○志賀(義)委員 昨日、津田刑事局長にはいろいろな点について調査を願っておりましたが、その中に、警察との連絡の上、こういうことがございました。きょうは江口長官が御出席でございますから伺いますが、倉地武雄殺人犯は大体むすこの倉地健治というようにしぼってお調べなんでしょうか。あの殺人があった報道が国会に達しましたが、方々に非常なシヨョックを与えて、これはだれがやったんだろうということが各党で非常に問題になっておりました。警察では、それから一両日たって突然むすこのことを出されて、どうも下山事件の初め他殺の線が急に警察の発表が自殺になったようなのと同じ印象を受けるのでありますが、共犯者、教唆者あるいは……

第48回国会 法務委員会 第26号(1965/05/07、30期、無所属)

○志賀(義)委員 刑法の一部を改正する法律案が通過したならば、検察庁あるいは法務省として、それによって犯罪が減少するとお考えなんですか。
【次の発言】 それでは伺いますが、本年度予算で、交通事犯に対して罰金とか科料とかございますね。それは幾らぐらい予算に計上されているのか。
【次の発言】 実は先日大阪でタクシーに乗っておりましたら、タクシーの労働者が――全自交という労働組合ですけれども、客席のところにビラをぶら下げておりまして、われわれから百二十億円の罰金が取られる――いまの局長のお話では、これがまた二十数億増加する予定であると言われております。ことしの一般会計予算が三兆六千五百億でございます……

第48回国会 法務委員会 第27号(1965/05/11、30期、無所属)

○志賀(義)委員 津田刑事局長に調査を依頼して、きょうは質問を一切いたしません。東京地方検察庁に八巻正雄という検事さんがいらっしゃるでしょう。この人に、昭和四十年一月十五日付で、東京都港区麻布霞町二十二番地真島裕蔵方佐々木護という人から上申書が出ておるようでありますが、それは、東京都中央区銀座西七の二の広布産業株式会社の代表取締役佐々木環、これが告訴して、大阪市西区江戸堀北通一の二五の東洋殖産株式会社の岡林和夫並びに大阪市北区樋上町八番地今西啓師並びに東洋棉花株式会社の豊田保、同じく青木三郎、これに対する告訴状が出ているのでありますが、これが出ているかどうか、その点をお調べ願いたいのであります……

第48回国会 法務委員会 第28号(1965/05/13、30期、無所属)

○志賀(義)委員 その調査につきまして、その検察庁の受理された告訴状の中には、ある官庁である公職の人が介在しているというようなことは記載ございませんか、これが一点でございます。それからなお、それに関する証拠書類もあわせて提出されておるかどうか、この二点について御調査の結果をお知らせ願いたいと思います。
【次の発言】 きょうはそれだけでございますけれども、これはどうせ検察庁でおやりになれば、ある官庁のある部屋を舞台にある公職の人が介在しておるというようなことが多分告訴状に出ていると思いますが、そういう点もこれから検察庁はどういうふうにおやりになるのか。それと相まちながら、私どもは検察の活動を妨害……

第48回国会 法務委員会 第31号(1965/05/27、30期、無所属)

○志賀(義)委員 最初に委員長に申し上げておきますが、これは経済罰則の改正についての参考人でございます。銀行はいま対象からはずされておりますが、先日も、今後対象からはずされる法案で予定されているものについて、そのあとで放漫なことが起こらないように、こういう意味で呼んできたわけであります。天下の大銀行がこういうことをやっていたのでは困る。今後はずされるのについて、三菱銀行がこういうことをやっているからひとつまねをしてやれということになると困りますから、そういう意味でこの改正案について十分審議を尽くすためにお尋ねするのでありますから、委員長もあんまり気を回さないで、途中で水を入れないようにしていた……


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第49回国会(1965/07/22〜1965/08/11)

第49回国会 法務委員会 第2号(1965/08/06、30期、無所属)

○志賀(義)委員 大臣退席される前に、一言だけ伺います。  いま横山委員からの質問の中で、朝鮮民主主義人民共和国との貿易について、いままで政府のほうから、公式には積極的に発言がなかった問題について御発言がありました。ただ、気にかかりますのは、三木通産大臣の発言は、新聞のほうが取り上げたのはどうもおかしいぐらいで、初めからそうだと言われましたが、橋本官房長官が発言して吉田書簡には拘束されない、こういうふうに記者会見で言われたことを、佐藤総理は衆議院の委員会で公式に拘束される、こう言われたことがあります。本日の大臣の発言は、きわめて重要であると思いますが、あとになって佐藤総理または椎名外務大臣のほ……


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第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 法務委員会 第2号(1965/12/22、30期、無所属)

○志賀(義)委員 人権擁護局長に伺います。  去る十二月十四日、東京各新聞に新東洋硝子という会社の大阪工場での争議で、暴力団が会社側に雇われて、ロックアウトのときに組合側応援者に傷害を与えたという事件が起こりました。これについては参議院の亀田法務委員なんかも視察に出ておりましたが、大阪府議会でも問題になりまして、警察の機動隊の装甲車が先導して入ったと、こういうこともいわれて、大阪府警ではこれを否定しておりましたが、事実はどうも会社側に雇われた者が暴行を働くときに警察側がこれを阻止もしないし、傍観をしておったということが言われております。後に、大阪地方裁判所の決定によりまして、便所、食堂及び組合……

第51回国会 法務委員会 第5号(1965/12/25、30期、無所属)

○志賀(義)委員 ちょっと、吹原事件に関連して質問申し上げたいと思います。  吹原事件の発端は、御承知のとおり、三菱銀行長原支店に対する通知預金証書二十億を詐取した訴詐罪の告訴がありました。あれは検察庁でお調べになった結果、その事実があるというふうに検察庁としては断定されたのでしょうか、その一点だけをまず伺いたいと思います。
【次の発言】 そこで十億円の分は返した、二十億円の分が騙取されたままになっている、あなたから前にこういう御報告もありました。ところがその通知預金証書というものがはたして詐欺罪にいう財物なりやいなや。財物とすれば、幾ばくの価値を持つものなりということについては、ついに検察庁……

第51回国会 法務委員会 第6号(1966/02/11、30期、無所属)

○志賀(義)委員 次画の法務行政に関する委員会のために、あらかじめ法務管の当局及び警察の関係の方に委員長からお伝え願いたいことがあります。調査事項であります。  最近の新聞に、アメリカ軍のモルヒン・シレットが韓国を通じて日本に密輸入されたという事件があり、次いで岩国のアメリカ軍基地から、その同じものが流れていると言われております。新聞に発表されたものよりもはるかに大量のものが密輸入され、あるいは盗まれて、ことにそれがアメリカ軍関係のものでありますが、その点について、麻薬の問題は、当法務委員会でもしばしば問題になっている重要事項であります。この点について、今日までの調査の結果、どういうふうになっ……

第51回国会 法務委員会 第7号(1966/02/17、30期、無所属)

○志賀(義)委員 最近新聞によると、アメリカの軍用モルヒン・シレットがずいぶん民間に流れている。これが広局県で発見されました。葵産業というところを捜査して発見されたということでありますが、これは例の参議院議員の秘書であった藤野淳介のピストル密売事件の藤野産業と同じ建物の中にあるのでありますが、この経過はいまどういうふうになっておりますか。警察庁のほうで御報告願いたいと思います。
【次の発言】 葵産業のほうの重役名簿に、藤野淳介の名前がありますかどうか。また、葵産業と藤野産業とは、あるいは下請とか何とか、こういう関係にあるかどうか。その点はいかがですか。

第51回国会 法務委員会 第14号(1966/03/11、30期、無所属)

○志賀(義)委員 人権擁護局長に、この前国士館大学から体育部の学生が早稲田大学に二月十二日に行ったかどうかということと、先ほど神近委員のほうからの御質問でお答えになりました法務局の人権擁護の方のお話のこと、これはいま伺いましたから、その他のお調べになったことについて簡単にここで御報告願います。
【次の発言】 当日、約二百名の学生がバス四台に分乗して行ったということは、ただいま御報告ありました。だれが指導して、どういう服装で行ったかという点はお調べになりましたか。だれが引率して行ったか。
【次の発言】 それじゃいけませんな。そういう点もお調べにならなければ。小熊学生監が引率して行ったのじゃないで……

第51回国会 法務委員会 第19号(1966/03/25、30期、無所属)

○志賀(義)委員 この前文部省に対して私が質問いたしましたところ、実は知らなかった、さっそく検討してみると言われましたが、その検討をされたかどうか、その点お答えを願います。
【次の発言】 私は文部省に、大学に干渉しろということを要求しているのではないのです。現に私がそういう証拠の写真を提出したことについて資料を出さない、こういうことですが、先般、文教委員会で二宮委員が請求された資料は、学校当局へ請求なさったかどうか。
【次の発言】 本日、法務委員会理事会におきましても国士館大学の法学部、文学部の設立趣意書――これを出して申請するわけですね。そのほか二宮委員が請求しました資料をここにも提出してい……

第51回国会 法務委員会 第22号(1966/04/01、30期、無所属)

○志賀(義)委員 きょうは簡単に質問します。  この前、私が国士館大学の佐藤英夫君が暴行を受けたことについて告訴が六カ月間おくれた問題について質問しましたとき、ある新聞には、脅迫の事実があるからそれを調べてくれ、こういうように言ったように報道されておりますが、念のためにもう一度申しておきます。そうではありません。ある婦人が佐藤氏に対して、自分にもこういう事情があるからあなたの告訴はしないでくれと言ったことがある、そういう点を検察庁で調べてください、びっくりするようなことがあるでしょう。同時に、そのことを検察庁で調べられた結果は、刑事局のほうから文部省もお聞き取りを願いたい、こういうふうに言った……

第51回国会 法務委員会 第27号(1966/04/15、30期、無所属)

○志賀(義)委員 議事進行について。横山参考人は、委員の質問に対して肝心な点を答えずにほかのことばかり言っておられる。それは委員長から注意をして、こちらの質問に答えるようにしてください。
【次の発言】 先ほど手紙が問題になりました。ここにあなたが出された手紙があります。その中に「三上先生とのことについて、この手紙をあてられた先生が裁判に持ち込まれることは貴兄のために不幸であるばかりでなく、御家庭、御子孫のために真の不幸となるとの意見に一致しました。貴兄の御子孫も同様の羽目におちいられることは、あの告訴の理由を貴兄の御就職にならんとする職場に見せたらおそらく貴兄を裏切り者と考えて危険を感じて採用……

第51回国会 法務委員会 第33号(1966/05/06、30期、無所属)

○志賀(義)委員 初めに、委員長を通じて資料請求をいたします。先般ソ連大使館のポクロフスキー一等書記官の件が新聞紙上に報じられました。コロンビア人の逮捕を求められてそのアパートに入ったところ、中にアメリカ人がいてそこで紛争が生じたそうでありますが、そのアメリカ人はどういう人であり、いまどうなっているのか、まだ日本にいるのか、あるいはまた、日本からもうあの事件の直後いなくなったのか、そういう点について法務省のほうでは――大臣もいらっしゃいますが、法務省の刑事局あるいは公安調査庁にそれに関する情報あるいは資料がありましたならば、外務省とも御連絡の上、あるいは警察庁とも御連絡の上、ひとつ示していただ……

第51回国会 法務委員会 第36号(1966/05/13、30期、無所属)

○志賀(義)委員 神近委員から質問がありましたことと重複する点は省きます。  一言、文部省に伺いたいのですが、去る四月一日の法務委員会で、私が選銀倶楽部の会費を同時に納めなければ受験証を渡さないという学校側の掲示を写真にとった、その写真をここでお見せしたところ、調べてくるといって、あとで犬丸説明員の答弁では、「学校側としては全然そういう事実はやった覚えがない。そういう掲示を出した覚えもない。ただその写真については、どういう経路でどういうふうにして写された写真であるかということを伺わなければ、学校としてもお答えのしようがない、学校としてはそういう事実は全くない、こういうふうに言っております。」こ……

第51回国会 法務委員会 第42号(1966/06/03、30期、無所属)

○志賀(義)委員 委員長を通じまして資料を請求いたします。  今国会では、ずっと国士舘大学の問題を当法務委員会で質問しておりましたが、先日国士舘大学の学生が酔っぱらって器物損壊をした上に、警官に暴行を加えた事件がありました。これについて、その事実がどうであったかという問題と、もう一つは、その学生がから手部の部員であると言っていることに対して、学校当局はから手部は存在してないと言っております。事実は存在しております。しかも先日、工藤という学生がかばんを奪われて、その中の人権擁護局に持っていく書類を奪われております。学校当局は、新聞に発表したところによれば、中身を点検さしてもらったと言っているのに……

第51回国会 法務委員会 第44号(1966/06/09、30期、無所属)

○志賀(義)委員 他の政府委員または説明員が来ておられませんのでまず伺いますが、実は補導施設を脱走した少年が五月二十五日、知り合いの女と共謀してタクシー運転手を襲い、強盗傷人で送検されておりますが、この少年が入っていたのは千葉県の我孫子にある補導施設三鳩学院で、ここを二日前に脱走したのであります。これは秋田豪諦という人が会長で、その一族が、三鳩学院とルンビニホーム、興心塾、この三つを経営しているのであります。過去一年間の実績では、この三施設に委託された少年の数は、東京周辺にある二十数カ所に委託された全少年数の四分の一ないし五分の一を占めております。この秋田豪諦という人の末っ子である秋田三演とい……

第51回国会 法務委員会 第45号(1966/06/10、30期、無所属)

○志賀(義)委員 先ほど社会党の委員のほうから、茨城県猿島郡岩井町の吉原町長の選挙に関する違反事件、この取り調べが緩慢過ぎるということですが、そのすぐあとに今度は茨城県鹿島郡鹿島町の町長選挙にからむ選挙違反事件を水戸地検の土浦支部が取り調べておりまして、去る五月二十八日午前十時、永野町長の任意出頭を求めて、これを三時間あまり後に、直ちに土浦拘置所に拘置した事件があります。 これはかなり大規模に、先ほどの事件とは反対に、かなり大量の人が取り調べられ、拘置されている人もかなりの人数にのぼっております。町長は金銭を選挙運動のために与えたことは、絶対にないこういうふうに言っているのでありますが、この地……

第51回国会 法務委員会 第49号(1966/06/23、30期、無所属)

○志賀(義)委員 最高裁判所の家庭局長に去る六月九日質問したのですが、残念ながらきょうは来ておられませんが、興心塾の塾長になっており、またそのほか二つの、三鳩学院とルンビニホームの責任者であります秋田豪諦という人が、私の質問する前日、六月八日に、東京家裁保護施設協議会会長をやめておりますが、そのやめた理由は政務次官のほうじゃおわかりございますまいな。――ところが、ここに奇怪なことがあるのです。私の質問の前の日に日野首席調査官らが委託補導施設の責任者らを集めて処遇要領案と警備細則を配り、緊急検討するように求められているようであります。その際、日野首席調査官は、最近施設のことについて国会やマスコミ……


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第52回国会(1966/07/11〜1966/07/30)

第52回国会 法務委員会 第1号(1966/07/15、30期、無所属)

○志賀(義)委員 横山委員の質問及びそれに対する答弁によって明らかになったところは避けまして、なおあと、再び横山委員から別の問題について質問がありますから、私は簡単に承りたいと思うのであります。  友利裁判が勝訴になった理由について、山野特連局長が説明していることがあるのであります。その点についてはここでもう一度はっきりと簡単に御説明願いたいのです。
【次の発言】 それと住民の立法とがどちらが優先するかという点について問題が起こってくるのでありますが、その点についてはいかがですか。琉球裁判所には布令、布告の効力を左右する権限はあるのかないのか、その点について。

第52回国会 法務委員会 第6号(1966/07/28、30期、無所属)

○志賀(義)委員 ただいまの国士舘大学の問題につきまして、政経学部三年の工藤勝利が暴行を受けた件について、前国会で質問いたしました。 小熊学生監らを傷害罪で工藤のほうから告訴しましたが、世田谷警察署はこれを検察庁のほうに送付されましたかどうか、警察庁に伺いたい。
【次の発言】 ところで、六月下旬に北海道稚内の工藤という学生の親のほうから告訴取り下げ願いというものが出ておるそうですが、そういうことがございますか。これは世田谷警察署上野捜査第一係長から本人が聞いたという話でございます。そういうことがございますか。本人は全く関知しないことだそうです。

第52回国会 法務委員会 第7号(1966/10/19、30期、無所属)

○志賀(義)委員 森長官に伺います。  いま坂本委員のほうから、具志川村の農民の土地を占有権譲渡命令によって取り上げられるということになっておりますが、その面積及び取り上げる目約は、長官のほうでおわかりでございましょうか。
【次の発言】 そのほかに、総理府として、新たに約百五十万平方メートル、那覇の付近に大集積無地をつくる、こういうことについて何か聞かれたことがございますか。
【次の発言】 具志川村でこういうふうにまた集積基地がつくられる。さらにいま私が申し上げたようなことも将来起こってくると思われます。ワトソンのやめたこと、並びにそのやめる前に友利裁判で裁判移送命令を出したこと、こういうこと……

第52回国会 法務委員会 第9号(1966/11/28、30期、無所属)

○志賀(義)委員 関連。先ほど畑委員の質問に対して農林大臣のほうから御答弁がございましたが、まだ大きいものがあるというふうにおっしゃったように思いましたが、大きいものとは何です。
【次の発言】 その調査の結果何か大きいものか出てくるというようなふうに伺いましたが、そうじゃないですか。速記録を見ればわかりますけれども、何かそこらに心あたりがおありでおっしゃったのですか。
【次の発言】 その調査に時間がかかるとおっしゃったことは私も聞き覚えておりますが、その中で、これはあとで速記録を見ればわかりますけれども、まだ大きなものが云々と言われたので、それは金額のことか、犬もののことか、そういう点での御発……


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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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