志賀義雄 衆議院議員
29期国会発言一覧

志賀義雄[衆]在籍期 : 24期-27期-28期-|29期|-30期
志賀義雄[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは志賀義雄衆議院議員の29期(1960/11/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は29期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院29期)

志賀義雄[衆]本会議発言(全期間)
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第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 衆議院本会議 第41号(1961/05/17、29期、日本共産党)

○志賀義雄君 本法案は、浅沼事件、嶋中事件と相次ぐ右翼暴力団によるテロ事件に対する国民の憤激を悪用したものであります。池田内閣と自民党が、岸内閣以来の野望である弾圧体制を強化しようとするものにほかならないのであります。つまり、この法案は、国民の大反撃を買った破防法、公安条例、さらに、一昨々年国民の戦いによって廃案となった警職法の目的を総合して、より危険な内容に改悪したものであり、近来まれに見る凶悪な弾圧法案なのであります。  この政治的暴力行為防止法案が自民党、民社党によって議員立法として提出されたことは、きわめて重要な問題であります。池田総理は、今それを歓迎されると言われましたが、なおさら危……


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第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 衆議院本会議 第4号(1963/01/26、29期、日本共産党)

○志賀義雄君 今、歴史的転換期に差しかかっている日本の進むべき道は、すべての国との平和共存の原則を守り、日本の独立の回復をはかることであります。  ところが、池田内閣は、今度総理の演説にもありました通り、アメリカ、ヨーロッパ、日本の三本の柱、つまりアメリカ帝国主義を先頭とする資本主義陣営だけを強化して、平和を守るというのです。これは社会主義諸国や新しい独立諸国との平和共存に反するものであります。池田内閣のこの三本の柱ということは、一つには、ヨーロッパを引き合いに出すことによって、アメリカの指図に従うことをごまかすための政治策略として使い、二つには、日本を帝国主義的強国として復活する念願を実現す……

志賀義雄[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院29期)

志賀義雄[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第37回国会(1960/12/05〜1960/12/22)

第37回国会 法務委員会 第3号(1960/12/15、29期、日本共産党)

○志賀(義)委員 昨年でありましたか、東京地方裁判所長と東京地方検察庁検事正にこちらに来ていただいて、判事並びに検事などの俸給問題についていろいろ意見を聞いたことがございました。これが今回実現したことについては、私ども共産党も、判事、検事の要求を特に支持してやったのでございますが、それについて特に私どもの問題にしなければならないことは私は九月でありましたか、東京地方裁判所でハガチー事件の拘置理由開示公判に出たことがあります。そのときは、判事は飯守判事でありました。この判事は、普通の精神状態の人間ではないのではないかというのがあとで傍聴者の評判でした。私どもはそう見るべきでなく、一部の反動的な判……

第37回国会 法務委員会 第4号(1960/12/16、29期、日本共産党)

○志賀(義)委員 昨日私が申し上げたことで内藤次長の方から言われたことは、事が重大でありますので、今後またあらためて問題にいたすことにいたします。  けさ、菅生事件の上告審の判決がありました。検事側の上告は棄却されました。ところで、棄却されてみると、実際には菅生の交番所は爆破されているので、だれがやったかという問題が残るのであります。当法務委員会においても、当時、市木春秋という仮名であった戸高公徳という警官、これが真犯人の一人である、こういうことを申しておりました。ところが、この戸高公徳が後に共同通信の記者によって、新宿の春風荘で発見されたことも、皆さん御承知のことと思うのでありますが、この事……


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第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 議院運営委員会 第24号(1961/04/11、29期、日本共産党)

○志賀(義)議員 簡単に申し上げます。この審議のために特別委員会設置の御提案について佐々木委員から御説明を伺いましたが、この点については、私どもは苦い経験を持っております。三回の事例をあげられました。第一回はあのサンフランシスコの平和条約を結ぶとき、私どもはあらかじめ追放されました。そのあとで質疑に入られた、そういう苦い経験がありますから、特別委員会設置については、特別にわれわれも細心の注意を払わなければならないと思います。これは刑事訴訟としては時効になっておりますので、ただいま裁判所に対して民事訴訟を提起して一おります。われわれは不当に不利益を受けた、不当にわれわれは損害をこうむっておる、政……

第38回国会 法務委員会 第2号(1961/02/16、29期、日本共産党)

○志賀(義)委員 ただいま法務省所管昭和三十六年度予算について、法務省から文書並びに口頭で御報告がありましたが、裁判所の予算経費要求額説明なんかには、ちゃんと調査数字がこういうような表になっておりますが、法務省からお出しになったのには表がございません。これでは審議する上に非常に不便でございます。用意されたものを出されないのか、まだ用意されておらないのか、もし後者であるならば、委員長の方から、法務省の予算の審査の便宜のためになるべく出して下さるようにお願いいたしたい。裁判所のはちゃんと出ております。法務省のはその点少し落第じゃありませんか。

第38回国会 法務委員会 第3号(1961/02/23、29期、日本共産党)

○志賀(義)委員 関連質問をいたします。ただいまの關次長の猪俣委員に対する御答弁は、非常におかしい。実は昨年右翼暴力団のなぐり込みが六月十五日にあり、その晩樺美智子君が殺された。その直後に私どもは岸首相に面会を申し入れましたところ、岸首相はこの国会の建物を退去されたあとで、椎名官房長官にお目にかかりました。私と岩間参議院議員でございます。今問題になっている国際共産主義の指令に基づいて云々という文章でありますが、これについて、内閣はどこでこれを作成しましたかということをまず岩間参議院議員が質問した。あなたは内閣の大番頭だから、あなたが原案を作ったんでしょうと言ったら、とんでもない、これは閣議の決……

第38回国会 法務委員会 第4号(1961/03/03、29期、日本共産党)

○志賀(義)委員 先ほど石田事務総長が、最初にこのたびの審議の便宜のためにおっしゃって下さったところの中川に、飯守判事が言われたことは、あれは何か正式の文書でお出しになったのですか。あれは飯守判事が言ったことが問題になってから、後刻飯守判事に書類でお問い合わせになる、あるいは口頭でお問い合わせになって、飯守判事が言ったことを、あなたの方で再録されてここで発表なさったのでございましょうか。
【次の発言】 これは最後にお尋ねすることに重大な関係がありますから申しておきますが、飯守判事が発表したものが各新聞に出ております。たとえば二月二十五日の毎日新聞の、飯守裁判官の談話の中に、この事件に関して政府……

第38回国会 法務委員会 第8号(1961/04/07、29期、日本共産党)

○志賀(義)委員 まず和田さんに伺います。海上保安庁はこの事件について洲崎利秋、江篭平船長などに対する逮捕状を請求したのは何月何日で、いかなる理由によられたものでしょうか。
【次の発言】 海上保安庁は、何ですか、この事件の事前に警察から何らかの連絡を受けられたのでしょうか。
【次の発言】 そうしますと、逮捕状請求は、警察と相談の上でしょうか、それとも独自でしょうか。
【次の発言】 それでは三輪局長にお伺いいたしますが、警察では渡邊清茂、洲崎利秋から、北朝鮮へ行く、新浦へ行くというような聞き込みでありますね、あったようにさっき猪俣委員の質問に御答弁でございましたが、これはどこでどういう資格の警察……

第38回国会 法務委員会 第14号(1961/05/22、29期、日本共産党)

○志賀(義)委員 少しく時間をとりましたが、なるべく早くやりまして、この前の戒能先生みたいに、昼飯も食わせなくて人権じゅうりんということのないようにいたしたいと思います。  小野先生に伺いたいと思います。先ほど第四条第一項七号、第二十四条の削除を言われておりましたが、私の私見だけでなく、従来の法体系にない、しかも法律案としても非常に熟していないものがかなり取り入れられているように思うのです。きょう、五月二十二日の毎日新聞を見ますと、こういう記事がございます。学界の一部には「基本的人権、結社の自由など憲法の基本にかかわるこの種の法案、とくに刑法の実質的改正となる重要な法案」、こういうことがござい……

第38回国会 法務委員会 第15号(1961/05/24、29期、日本共産党)

○志賀(義)委員 お尋ねしたい点は全体で百ばかりございますけれども、一点だけにしぼってお伺いしたいと思います。  その前に、この前田上先生は、公安調査庁は何もしていないとおっしゃったのでございますが、公安調査庁はあらゆることをしております。公安調査庁から出た「安保闘争の概要」という文書にはそれがよく出ております。大体公安調査庁は共産党に対してヤマイモ掘りと申しまして――ヤマイモ掘りというのは、ゴボウ抜きにできませんから、周囲を掘っていくのだ、それでやるのだと言っているのでございますが、三十五ページを見ますと、松本治一郎、原茂、太田薫、これはいずれも社会党の方でありますが、安井郁、上原専祿、内山……


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第39回国会(1961/09/25〜1961/10/31)

第39回国会 議院運営委員会 第16号(1961/10/27、29期、日本共産党)

○志賀(義)議員 ちょっと待って下さい。小汀君のもあるでしょう。
【次の発言】 あれは反対です。あとは賛成。
【次の発言】 これも反対。

第39回国会 法務委員会 第3号(1961/10/17、29期、日本共産党)

○志賀(義)委員 先ほど坪野委員が質問されたことに関連したことでありますが、坪野委員は、最近の請願その他の行進についての不当な警察の制限について言われましたが、どうも法務大臣も当局の方も、その前のことを言われておるのじゃないか。どうも最近の取り締まりで――現にここに写真があります。こういうふうに、逮捕されかけているのが私自身ですからね。私服刑事が――こういう事件が行進について起こっているわけです。――私に間違いないでしょう。これは去る十月十一日の衆議院及び参議院に対する政防法反対の請願のときに、そこの参議院の議員面会所の前から向こうへ渡るところがあります。これは板べいでありますが、ここの板べい……

第39回国会 法務委員会 第5号(1961/10/24、29期、日本共産党)

○志賀(義)委員 私もこの両法案には反対であります。というのは、この程度の引き上げでは不十分であるということ、これに尽きます。このことは、一般職の給与引き上げの問題についてわれわれのとった態度から当然出てくることでありまするし、昨年の裁判官の給与引き上げの場合にとった態度とも照らし合わせて、同じ立場からこういう態度をとるのであります。こういう点で私どもは、不十分だから反対だ、こういうことを申し上げて、反対討論を終わりたいと思います。

第39回国会 法務委員会 第8号(1961/11/14、29期、日本共産党)

○志賀(義)委員 赤松委員の質問の前に、ちょっと委員長の方から人権擁護局に調査を御依頼願いたいことが起こりました。それは、最近大阪市立大学で、一人の女子学生に対して、この学生は部落出身のものである、だからこれを退学させろというビラが出され、あるいはまた本人のところにはがきで退学しろというようなことが繰り返し、繰り返し行なわれているのであります。これは、たとえば今ここに持って参りましたが、昨日の大阪版の朝日新聞の夕刊に、これほどの紙面で出ているのであります。大問題になっております。このことについて、人権擁護局には何らか連絡がありましたか。ないとすれば、これは至急に調査していただきたい。学校当局並……

第39回国会 法務委員会 第9号(1961/12/08、29期、日本共産党)

○志賀(義)委員 ただいま林委員から、法務委員会の視察の結果報告がありました。また赤松委員からも、それについての補足的な要望がありました。どこに参りましても、この予算の不足ということは官庁施設にとかくつきものでございまして、今度の視察の結果特に感じられたことは、そのために防ぎ得る事件が起こった例がやはり釜ケ崎の中にはあると思います。明日から第四十回通常国会が始まりますが、いつも予算の概算要求の数字が出ますが、それはなるべくすみやかに出していただきませんと、大蔵省の方でもう数字はこれだけに確定したから動かしがたいということになりますと、ただいまの法務委員会の視察の結果もあとで組み入れるのに非常に……


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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 法務委員会 第4号(1962/02/09、29期、日本共産党)

○志賀(義)委員 私は、けさ、二月九日午前八時二十分、ラジオ東京でも放送されました昭和女子大の学校当局の言語道断な人権じゅうりんの問題について、政府当局、政府委員に少し伺いたいことがあるのでございます。  この事件は、昨年十月二十日のことでありますが、昭和女子大の日本文学科三年生の二人の学生が、自分のクラスで政防法反対の署名を集め、そして四日間に約二十名の学生と教師一名が署名したそうであります。ところが、これが十月二十八日、学校当局に呼び出されて、そして長時間尋問めいたことを受けたのでありますが、その事件は、ついに学生が思い余って相談した中野幸次講師、この先生が自己の信念において行なったことは……

第40回国会 法務委員会 第10号(1962/03/01、29期、日本共産党)

○志賀(義)委員 ただいまの事件に加えて、もう一つ、徳島のラジオ商殺しの婦人が和歌山刑務所に入っております。これは店員が偽証したということを申し出ているし、別に真犯人とみずから名乗って出た者がおるのであります。その婦人が今たしか懲役十五年で服役しております。本人は、どうもいろいろなところで泣き寝入りをさせられていると思うのでありますが、家族の人、あるいは地元の人、新聞社の人、それから法曹界の人で、この問題を明らかにしようという運動があります。この法務委員会でも、かつて神近市子さんが、委員として取り上げられたことがありました。ただいま、吉田事件についての法務大臣の御意見を承りましたが、これもあわ……

第40回国会 法務委員会 第14号(1962/03/09、29期、日本共産党)

○志賀(義)委員 ちょっと関連。法務大臣が間もなく退席されるそうですが、どうもまことに奇怪な事件で、ただいまの御返答ではどうも納得しかねる点があるのでございますが、先日日本に参りました韓国の金情報部長と公安調査庁の元長官藤井五一郎君並びに関次長が会談しておりますが、これについて大臣は報告を受けられましたかどうか。
【次の発言】 御承知の通り、まだ韓国とは正式に国交を回復しておりません。それを、その国の情報部長と公安調査庁の責任者とが会うということ、これも不謹慎なことですし、総理さえ初耳だと外務委員会で答弁しているんです。あなた方もあとで報告を受けているんです。何の話をしたかといって外務委員会で……

第40回国会 法務委員会 第19号(1962/04/19、29期、日本共産党)

○志賀(義)委員 行政事件訴訟法案の質問に入ります前に、一言法務大臣に伺いたいことがあります。  この法案は、だいぶ長いこと法制審議会にかけられておったのでありますが、その期間はどれくらいだったでございましょう、きまるまでに。
【次の発言】 だいぶ長いことおやりになったわけでありますが、法務大臣は、先日坪野委員の質問に答えて、法制審議会が難航した、あるいは調整に相当ひまをとりましたと言っておられます。浜本訟務局長も、法制審議会は実に長い期間にわたり、また広い資料、各方面の意見を徴したと言っておられるのですが、さらに法制審議会では少数意見もあったということでございます。  ところで、この委員会は……

第40回国会 法務委員会 第22号(1962/04/25、29期、日本共産党)

○志賀(義)委員 日本共産党を代表して、この行政事件訴訟法案に対して反対します。あわせて社会党修正案、一番重要な点について修正がありますので、その点はよろしいのでありますが、なおそのほかにそこから当然導き出されるべき点で、修正案として不十分なものがあるので、その点には私ども賛成するわけには参りません。その立場から討論いたします。  原案は、法制審議会で長年にわたって検討したものでありますが、その結果、十分国会で審議もしなくてやってよろしいという結論にはならないのでありまして、これは法務委員会の権威、国会の権威にかけても、もう少し十分、次の国会までかけて審議して差しつかえないものであると思います……

第40回国会 法務委員会 第23号(1962/05/06、29期、日本共産党)

○志賀(義)委員 簡単に調査要求だけお願いしておきます。それからこれまでの法務委員会で問題になって、結論がどうなったかということを今国会の終わりにはっきりしていただきたいということ。  まず、最近神奈川県横須賀におけるアメリカ人による日本警官射殺事件、これは検察庁としてはどういうふうにされているのか、この点について、法務省はどなたもおられませんか――おられなければそれでは委員長の方から……。  それから人権擁護局に訴えが出ておりますが、それがどうなりましたか。昭和女子大の処分学生について、また解任された講師について、また学生なんかに対する尾行問題について訴えが出ておりますが、当委員会でも調べま……


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第41回国会(1962/08/04〜1962/09/02)

第41回国会 法務委員会 第3号(1962/08/24、29期、日本共産党)

○志賀(義)委員 今阿部委員が質問なさいましたことは、徳島市及び徳島県において一番大きい話題になっております。もう一つは、前年起こりました徳島市のラジオ商殺しということで、後妻が夫を殺した――私が殺したという真犯人の申し出が別にあったにもかかわらず、当法務委員会で視察に参りましたときに、確かにそういうことがありました。この二つの事件が今一番重要な事件になっております。この問題を当法務委員会で取り上げるについては、一々の刑事事件をここで取り上げたら切りがないということでありますが、この問題については、特に森純利という名義で昭和三十七年五月二十三日付で当時の郵政大臣迫水久常君に要請書が出ております……

第41回国会 法務委員会 第4号(1962/08/28、29期、日本共産党)

○志賀(義)委員 昭和三十四年に私は、日本にいる合衆国軍隊要員の犯罪事件罪種別処理人員調べというのを請求しまして、法務委員会あてに昭和三十三年一月から十二月に至る書類をいただいたのであります。そこで、三十四年までいただきましたので、その後の昭和三十五年、三十六年はアメリカ軍の犯罪の状況はどうであるのか、法務省に事件受理、起訴、不起訴、中止、未済別、犯罪種別の数字も示していただきたいのでありますが、まずこの点を伺いたいと思います。
【次の発言】 警察庁の方に伺いますが、事件発生件数、三十五年、三十六年はどうでしたか。
【次の発言】 最高裁はまだお見えになりませんね。――警察の方に三十五年の上下と……

第41回国会 法務委員会 第7号(1962/11/10、29期、日本共産党)

○志賀(義)委員 関連して。今竹内刑事局長から言われましたことで、代理作成した遺言状なるもの、それは四人の本人には渡されておりますか。
【次の発言】 刑事局長に伺います。あと赤松委員が質問されますから、私は簡単に、この次また質問いたしますが、その準備のためにお聞きいたしたいと思います。  死刑執行規程第五十五条によりますと、その内容を申しますと、「検察官が法務大臣から死刑執行の命令を受けた後においても、死刑確定者から再審の請求、上訴権回復の請求または恩赦の出願があったときは、すみやかに法務大臣に報告してその指揮を受けなければならない。このことは、死刑の執行指揮の嘱託を受けた、死刑確定者を移監し……

第41回国会 法務委員会 第8号(1962/12/07、29期、日本共産党)

○志賀(義)委員 ただいま赤松委員から質問がございました帝銀事件の平沢貞通は、昭和三十年から引き続き当法務委員会に対していろいろ訴えをしてきております。世耕弘一君が委員長であったときには、特に法務委員長あてにやはり願いを出しておったのであります。ただいま赤松委員もちょっと触れましたけれども、例の石井部隊のことは、戦争が終わりました翌年一月、当時UPの記者をやっておりました、今CBSの記者としてやはり日本に滞在しておりますピーター・キャリッシャーに私が話したのであります。それに基づいて彼がGHQに行って話をして大問題になりまして、アイケルバーガー第八軍司令官の名でもって彼をロケートしておるという……


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第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 法務委員会 第3号(1963/02/12、29期、日本共産党)

○志賀(義)委員 昨年四月二十五日の当法務委員会で、松川町件の証拠の一つ、有力な証拠である諏訪メモに関して、その取り扱い上はなはだ不都合なことがあると判明しましたので、それについて宇美をもって伺ったことがありました。そのときに植木法務大臣はこう答えておられます。「第一点の大沼副検事のこの問題において占めました地位あるいは行動等については、それに関連する関係官の分もあわせて今後ともなお十分調査をいたしまして、井野元法相の仰せの通り真相を明らかにして、責任を負わすべきものがあれば当然責任を負わすことが必要であろうと私も考えます。」かように申して、そのときに主として答弁されたのは刑事局長でございまし……

第43回国会 法務委員会 第4号(1963/02/19、29期、日本共産党)

○志賀(義)委員 暴力行為取締法の一部を改正する法律案について、内容には入りません。提案理由の説明がありましたので、それについて伺いたいと思います。  法制審議会のこの問題に関する議事録については、参議院の方からも法務委員会で請求がありましたし、これは出されるのかどうか、参議院では出すということをたしか答弁されていると思っておりますが、こちらではどうなっているのですか。お出しになりますかどうか。その点伺いたいと思います。たしか自民党の方からもなにがありましたが、あらかじめ言っておきますが、出さずに審議はできませんよ。
【次の発言】 参議院では、要旨ということにはなっていなかったでしょう。参議院……

第43回国会 法務委員会 第5号(1963/02/26、29期、日本共産党)

○志賀(義)委員 裁判官並びに検察官の給与の問題につきましては、かねてたびたびここ数年間の国会でも問題になったのでありますが、今度これをやりますと、どうでしょうか、裁判所並びに法務省の方に伺いたいのでございますが、人員確保と申しますか、喜んで人が来るようになるか、あるいは他と比べてその点の成算はおありなんでしょうか、どうでしょうか。よく検事になりてがないとかなんとかいうような話も伺いますが、そういう点はどうでしょうか。
【次の発言】 法務委員会でときどき調査に参ります。御承知の通り、判事は自宅でと申しますか、庁で当てがわれた官舎で判決を書いている。それが非常に重大な、ときには人命にも関するよう……

第43回国会 法務委員会 第6号(1963/03/01、29期、日本共産党)

○志賀(義)委員 ただいま赤松委員からも質問がございましたように、前の植木法務大臣とか、また中垣法務大臣によるいろいろ御努力の結果、こういう結果が生まれたということが言えるのでありまして、私ども非常に喜んでおるわけでございますが、三年前に当衆議院法務委員会が、和歌山にある婦人刑務所を視察しましたときに、徳島のラジオ商殺し――これはつまり後妻で、夫を殺したといわれておるもので、今長期の刑に服役している婦人があるのでございます。当時刑務所長の案内によりまして、その婦人にも二、三話をしてきたのでありますが、どう考えてみても一これは検察審査会の方からは再審の要求がありました。先日なくなられた法務委員で……

第43回国会 法務委員会 第9号(1963/03/14、29期、日本共産党)

○志賀(義)委員 刑事局長と警備局長には直接にはお話しませんでしたが、この間法務大臣と警察庁長官には特に本庁においてお目にかかって、去る十二日に行なわれるはずであった一つの狂言めいた事件、共産党に対する事件が起こされようとしていたのを前もって八日にやめてくれという意味で申し入れをしたのでございます。それは刑事局長もうお聞きでございましょうか。――事件の概略を申し上げげますと、こういうことです。  去る十二日に石黒義成という人物が天王寺の駅で共産党と名乗る三人の男につかまって自動車に連れ込まれ、阪神間のあるところから逃げ出してきたということになる予定だったそうでございます。法務大臣も警察庁長官も……

第43回国会 法務委員会 第10号(1963/03/19、29期、日本共産党)

○志賀(義)委員 先日来問題になっておる石黒義成を利用した監禁事件の真相、特にその背後関係について明らかにいたしたいと思いますので、法務、警察両当局より率直に答弁をお願いする次第でございます。  まず三輪警備局長に伺いますが、この前石黒が東京、大阪、間に石川をおいてのでっち上げ構想があったということを本人が言っておったということは御答弁になったのでありますが、局長は、これを万惣の支配人が石黒から聞いたというふうに御答弁でございますが、私どもの方で万惣の支配人に聞きましたところ、警察にそんな答弁をしたことはない、それを公表されてもよろしい、こういうふうに言っておるのでございますが、そこはどうでし……

第43回国会 法務委員会 第20号(1963/06/06、29期、日本共産党)

○志賀(義)委員 神崎、森長両参考人からいろいろ伺いまして、この事件の再審請求という坂本清馬さんの要求がいよいよ法務委員会でもこういうふうに取り上げられるようになったのでありますが、森長さんのお話だと、これは現在的な意義を持っておるんだ、現に坂本清馬さんが生きておられるからと言われますけれども、ただそればかりでなく、私どもから見てもう一つ大きい現在的な意義がある。と申しますのは、これが明らかにでっち上げ事件であることはもう事実上の世論になっております。小山松吉という後に検事総長になり司法大臣になった人も、昭和四年に明らかにこれは邪推云々ということまで言っているくらいでありますから、明らかにでっ……

第43回国会 法務委員会 第21号(1963/06/07、29期、日本共産党)

○志賀(義)委員 総理がこられてから新暴力取締法案についての質問を始めますが、その前に、東京都知事の選挙のときに立った候補者で前科のある人の調査ができておりますか。またその所属している団体でどういう前科があるか、そういう点の調査がありますか。というのは、きょうここに配付された書類で、法務省刑事局として「暴力団構成員の前科概要について」というのがありますが、これは町のぐれん隊なんかについて書いてある。そういうものはないのですか。できておりますか。できていなかったら調べてもらいたい。
【次の発言】 私は何もかもでなくて、この新暴力取締法案でずいぶん納得のいかない点がありますから、それに関連して必要……

第43回国会 法務委員会 第23号(1963/06/13、29期、日本共産党)

○志賀(義)委員 関連質問。ただいまのお話によりますと、一般的な少年の非行の問題に解消されておりますが、事実は昨年の暮れからことしにかけて事件が頻発しておるのであります。ちょうど日韓会談の問題が非常に大きく取り上げられてきた時期と同じことになっているのでありますが、いまのお話だと、一般の少年非行であっちにもこっちにも学校間の対立があった、それのあらわれにすぎないということです。しかしながら朝鮮高校の、いま猪俣委員から質問があった場合に理由をお調べになりましたか。どういうことが理由でこういう殺人が起こり傷害が起こっているのか、その理由をお調べになったか。私どもの調べたところでは理由が全然ないので……

第43回国会 法務委員会 第28号(1963/06/27、29期、日本共産党)

○志賀(義)委員 神戸市交通局の松原事務所の車掌若林栄子さんの、不当な疑いによる取り調べで自殺した事件について、人権擁護局に調査を依頼しておきましたが、その結果はどうなりましたか、お知らせ願います。
【次の発言】 では大臣が来られるまでもう少し質問いたしたいと思います。  この前、私が刑事訴訟規則で身体捜査には判事の拘引令状が必要だと申しましたが、私、先日神戸に行きまして、六月二十三日その事務所に参りまして、いろいろと調べを受けた場所、並びに当局の言う検査を受ける場合の、簡単な調べを受けるときに青玉が出る、赤玉が出たら入浴して脱衣場に置いたものを全部調べられる。その赤玉、青玉のことを新聞記事を……

第43回国会 法務委員会 第29号(1963/07/04、29期、日本共産党)

○志賀(義)委員 先ほど法務委員会の理事会で私も傍聴しておりましたところ、国鉄田町電車区構内職員浴場前における公務執行妨害傷害事件という文書が配付されてきた。これはどこから出てきて、どういうふうに配付されたのか。これはどこでつくった文書ですか。
【次の発言】 公安警察の本部に行ってもらってきた……。
【次の発言】 これを見ると、裸で連行されたほうが悪くて、公安官が全部正しいように書いある。こういうような人に予断を与える文書を…… 〇志賀(義)委員 何を言っているのだ。


志賀義雄[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 地方行政委員会法務委員会連合審査会 第2号(1961/02/08、29期、日本共産党)

○志賀(義)委員 昨日の参議院の連合審査会で柏村警察庁長官は、今後絶対このような事件がないと言う勇気は私にはない、こう答弁されておるようであります。また警視総監は、淺沼事件については警察は警備に最善の措置を講じたと思う、嶋中事件については、今日の限られた警備力の範囲で、しかも事前に予測された限りでは最善の措置を講じた――これは朝日新聞によったものでありますが、大体そのように言われておるようでありますが、どうも私はそこはふに落ちないのであります。と申しますのは、国家公安委員会並びに東京都公安委員会も、警察庁長官、警視総監は、この二月一日、犯行が行なわれた日、中央公論をめぐるこの事件に対して、どう……


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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 法務委員会文教委員会連合審査会 第1号(1962/03/23、29期、日本共産党)

○志賀(義)委員 ちょっと関連して。どうも大へん重大なことについて法律をお知りにならないとおしゃいますが、法律、ことに刑法というものは、知らないからといって済ませられるものではございません。請願法にはっきりこう書いてあります。第六条に「何人も、請願をしたためにいかなる差別待遇も受けない。」昭和女子大にどういう学則があろうとも、細則があろうとも、請願をやったために他の学生と異なって追及を受けたりすることはないし、そういうことを追及してはいけない。いいですか、これが一つ。もう一つは、請願法の第三条には、請願書というものを非常に重大に扱われておりまして、その行く先についてもはっきり第三条に規定してあ……



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データ更新日:2023/02/05

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