吉田賢一 衆議院議員
30期国会発言一覧

吉田賢一[衆]在籍期 : 25期-26期-27期-|30期|-31期-32期
吉田賢一[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは吉田賢一衆議院議員の30期(1963/11/21〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は30期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院30期)

吉田賢一[衆]本会議発言(全期間)
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第46回国会(1963/12/20〜1964/06/26)

第46回国会 衆議院本会議 第17号(1964/03/26、30期、民主社会党)

○吉田賢一君 今回のライシャワー・アメリカ大使の刺傷事件は、世界にその例乏しく、戦後わが国に起こった最も不祥な事件であります。  ここに私は、民主社会党を代表いたしまして、アメリカ大統領とライシャワー大使及びその御家族に対し深厚なる謝罪の意を表しつつ、以下数点にわたり、内閣総理大臣及び関係各大臣の所信を伺いたいと存じます。(拍手)  第一に、ライシャワー大使の日本国内における生命、財産、名誉は日本の政府によって完全に保護、尊重せらるべきは、政府当然の義務であり、責任であります。また、アメリカ大統領とライシャワー大使に礼を尽くして罪を謝し、ひたすらにおわびすることもまさになすべき当然のことであり……

第46回国会 衆議院本会議 第32号(1964/05/29、30期、民主社会党)

○吉田賢一君 私は、民主社会党を代表いたしまして、ただいま提案せられました地価安定施策の強化に関する決議案に賛成の討論を行なわんとするものであります。(拍手)  私は、最近における地価の高騰、特に大都市における宅地価格の高騰が、いかに国民の往生活に脅威を与え、また、幾多の公共事業の障害となっているかを、まず、例をあげて御説明してみたいと思います。  ここに、東京二十三区の区内で、たとえば五十坪の敷地を購入しまして、十六坪の木造住宅を住宅金融公庫からの借り入れによって建設するといたしますと、建物については、公庫の標準建設費は坪当たり五万四千二百十五円でありまして、この金額の七割五分を貸しますから……


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第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 衆議院本会議 第19号(1966/02/25、30期、民主社会党)

○吉田賢一君 ただいま報告せられました昭和三十九年度一般会計、特別会計、政府関係機関の決算等につきまして、民主社会党を代表して、若干御質問申し上げたいのであります。  先刻の各質問につきましては、勝澤君の分は、前半は同意見であります。また、押谷君の御質問につきましても、われわれ決算委員会の審議の過程におきまして、全面的に同感であったのであります。そこで私は、別の角度からこの決算の諸問題につきまして御質疑を試みたいのであります。  第一は、総理もいま決算の重要性をイギリスあたりも引例して申され、また、事実そのように一般にもいわれるのでございますが、しかし、現実といたしましては、何しろ、国の収支の……

吉田賢一[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院30期)

吉田賢一[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第46回国会(1963/12/20〜1964/06/26)

第46回国会 決算委員会 第2号(1964/01/29、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 本日御説明になった政府並びに政府関係機関の各決算につきまして、資料要求を後日いたしたいと思いますので御了承願います。文書をもって出します。

第46回国会 決算委員会 第4号(1964/02/11、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 長官に苦情処理の問題で根本的なあり方を聞いてみたいと思います。これは、すでにあなたが昨年就任せられた壁頭の各行政監察局長の会議の際にも指摘せられましたごとく、行政相談の業務は、最近の行政民主化の面から見まして非常に国民が大きな期待を持っているわけであります。また同時に法律の根拠から見ましても、政府並びに政府関係機関その他公団、公社から事業団等に至るまで、およそ一切の政府関係の行政行為並びに地方公共団体の行政行為につきましても苦情を持ち込み得るような対象になっております。こういうようなきわめて広範な行政対象になっておりまする苦情問題でありますが、この問題につきましては、あなたの……

第46回国会 決算委員会 第5号(1964/02/13、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 そのつもりでなるべく簡単にやります。宮沢長官に東北開発株式会社の会計経理について一、二伺ってみたいと思います。なお、その前に、その前提といたしまして、会社の当事者並びに会計検査院から説明並びに所見を伺うことにします。これはごく簡単にします。  伊藤さんに伺います。あなたのほうで発表しておられます三十八年三月末現在の営業報告、財産目録によりますと、これは投融資といたしまして十八億二千一二百万円、内訳が他会社の株式の所有が九億五千七百余万円、関係会社に長期の貸し付けが八億二千八百万円ということになっておりますが、現在はなおふえておりますか。大体でいいのです。

第46回国会 決算委員会 第6号(1964/02/20、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 そこであなたに御希望申し上げますが、ひとつ大臣も端的に所見をお述べいただきまして、決算委員会の審議ではありますけれども、かなり建設的な関係においてお尋ねしたいと思います。私の伺いたいのは、最近の地方財政が相当実質上窮迫悪化しつつあるんじゃないかと見ております。ずいぶんとたくさんな国会に対する陳情団がございますけれども、こういった実情から推しましてもそれが想像せられます。若干資料が古いのですが、自治省が本年一月にお出しになった三十七年度の地方財政の概況によりますと、全国の市町村の赤字団体は四百四にのぼっております。三千四百六十のうち四百四が赤字団体であります。赤字団体の何に基因……

第46回国会 決算委員会 第7号(1964/02/27、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 大臣時間がないようでありますので、簡単に一問だけお尋ねをいたしたいと思います。  原子燃料公社の性格につきまして、この際根本的に検討なさるべき段階にきておるのではないだろうか。性格を検討するということは、同時に将来の方針にもつながってまいります。もちろん構造にもつながってくると思います。と申しますのは、政府から出しておる決算などを見ましても、過去一年間に、三十七年に一二十六億円余りの累計の欠損がずっと集積されてきております。この燃料公社法によりますと、出た欠損は、それぞれ繰り越していくというようなことが書かれておるのであります。そうしますとこれはそもそも企業としての会計の収入……

第46回国会 決算委員会 第8号(1964/03/03、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 関連して。いま押谷議員から、受刑者の給食の問題でだんだん御質問があったのでありますが、非常に大事な点に触れておると思いますので、若干私も関連してお尋ねしてみたいと思うのであります。  第一にそれをお尋ねする前提としましては、行刑の目的あるいはまだ受刑に至らぬ被告人として拘置所におります者、その他鑑別所とか少年院など、他の類似の場所に拘禁されております者、一括して申し上げてみたいと思うのですが、受刑者なり被拘禁者なりの健康を適当に保持するということは、受刑の重要な積極的な目的にすべきでないかということを思うのです。と申しますのは、やはり特別な犯罪の類型的な体質とか、その他の傾向……

第46回国会 決算委員会 第9号(1964/03/05、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 大臣にお尋ねいたします。  昨日も各日刊紙でごらんになったと思いますが、都内における高校生、中学生あるいは高校の中退生など十四歳から十八歳までの非行少年のグループが、日本刀を持って通学する生徒をおどし上げて金品を強奪するという事件が大々的に報道せられたのであります。そこでこの種の傾向は近時著しく増大しつつあるということはあまりにも顕著なことで、実に今日的な重要課題の最たるものではないかとさえ考えます。ところが、現実に小学校、中学校、高等学校の在学生徒でこの種非行青少年となっておりますのが、法務省の調査によりますと九十万をこえるのであります。約百万に達しておる。そこで文教行政の……

第46回国会 決算委員会 第10号(1964/03/10、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 大臣に、主として繊維産業の現状につきまして、御注意をもとにして御意見を伺ってみたいと思うのであります。  根本的に、たとえば検査院が指摘いたしました中小企業の近代化資金の運営のしかた、あるいはまた工場等の集団地造成についての資金の運営のしかた等、幾多の例が上がっておりますけれども、この種のものは、実は例年あとを断っておりません。そこで、よって来たるところを探求しますると、反復熟読、われわれ検討いたしました結果は、やはり中小企業に対する国の施策が根本的にこのようなものをなくす方向に打ち立っていくということが、一切の問題を片づけるのじゃないか。検査院が指摘しまして、政府がこれに向……

第46回国会 決算委員会 第11号(1964/03/17、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 ただいまの二千五百万円の委託費の支出の問題であります。これは支出を受け取ったのは単純な財団法人なんですね。そうなんですね、ちょっとそれを聞き落としましたから。
【次の発言】 そういたしますと、これは委託費として支払いをせられて、そうして財団の管理費に使用せられておる。これは単純な委託事務の報酬ですか。その点いかがですか。
【次の発言】 委託に伴う事務費ですか。――あることを委託いたしましたときには、委託者は相当額の報酬を支払うことがありますね。これは普通私人間においても、国家と私人との間においても同様であろうと思われます。この場合はある事務の委託をして、それに対する委託の報酬……

第46回国会 決算委員会 第13号(1964/03/26、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 ちょっと大臣に、時間もおありにならないようですから、簡単に伺ってみたいと思います。  実は蔬菜園芸をやっている小さな農家のために市場との関係について、特に市場法に基づくいわゆる中央卸売り市場ではなくして、法規に基づかない卸売り業者の集団である地方の市場について、何らかの保護もしくは指導、援助等をすることが必要ではないか。これがひいては蔬菜園芸が計画的に行なわれまして、豊作貧乏でキャベツをたんぼに捨ててしまったり大根を捨ててしまったり、スイカを捨ててしまったりすることのないようにすることになり、流通過程の問題といたしましては相当重要でないか、こう思うのでありますが、扱っておる数……

第46回国会 決算委員会 第14号(1964/04/01、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 畜産局長にえさの問題を少しお尋ねしたいのです。政府が輸入しておりますえさの総量は、これは三十七年、三十八年でよろしゅうございますけれども、概数はどのくらいになりますか。また三十九年度はどのくらいの計画でありますか。
【次の発言】 三十九年度におきまして、農林省の予算説明書によりますると、飼料の買い入れ、売り渡しの損失が三十六億円見込まれておるようでありますが、三十七年、八年の損益計算はどうなっておりますか。
【次の発言】 需給価格の安定のためにあるいは必要な操作上の損失かもわかりませんが、損失に至りました経緯を概要だけひとつ伺っておきたいと思います。

第46回国会 決算委員会 第15号(1964/04/02、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 私は大臣に二問だけお尋ねしますから、ひとつ簡明に、というよりも明快な御答弁を願いたいのであります。  一つは、非行少年の対策につきまして、政治行政の欠陥と申しますか、その辺を少し伺ってみたいと思います。と申しまするのは、たとえば三十九年度の非行少年の対策に関する各般の予算を見てみますると、やっと三百六十一億円があるようであります。このうちの二百六十二億円は厚生省所管になっております。厚生省で七割を占めているというのではないだろうか。そこでまた、一面このような関係官庁がこれで所管するのだろうと見てみますると、総理府以下、文部、厚生、労働、農林、建設、運輸、法務、警察庁等々にわた……

第46回国会 決算委員会 第16号(1964/04/07、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 大臣に一般的にお伺いしたいことがたくさんありますけれども、時間もないのと、きょうは予備費が主体になっておりますから、ちょっと限定いたしまして一、二伺うことにいたします。  予備費使用につきまして昨年四月三日に閣議決定がせられておりますが、これは二十九年の四月十六日になされて、それから三十三年、三十五年と四回目の改正のようでございます。この閣議決定のうちの二項の(4)、つまり、国会開会中における使用し得る特例でございます。予備費問題は特別な簡略な手続をもって予算の執行ができるようになっておりますが、かなりこまかいことに至りますまで正確に使用方針は規定せられておるものと考えており……

第46回国会 決算委員会 第17号(1964/04/10、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 航空行政について質問をしたいのですが、航空行政当局は一人も見えておりません。当委員会において十時以後この質疑があることは事前にわかっておったのでありますから、委員長におかれましても強く要請をしてもらいたいのであります。
【次の発言】 やむを得ませんから、さまつな点から少し聞いていきたいと思うのであります。  新東京空港の調査費といたしまして、昨年千万円の予算を組んで可決いたしておりますが、四百数十万円残っております。これはどういうわけですか。  それから三十九年度は一億円の予算が通過いたしておりますが、これの配分はあったんでしょうか。大体どういうような積算によっておるのでしょ……

第46回国会 決算委員会 第19号(1964/04/16、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 大臣に伺いたいのですが、郵便局は全国に普通局、特定局ずいぶんだくさんございますし、それから明治以来の歴史を持っております。それからもう一つは、零細な国民貯金を預かっております。さらに財政投融資のうちの資金運用部の資金は三十七年度のあなたの御報告によりましてもその五〇%を占めておる、ますます重要性を加える、こういうような数個の点から観察いたしまして、やはりまずくなっていけば、郵便局の窓口の預金というものは、しまいに他の金融機関に取られてしまうのじゃないか、実質的に取り上げられるのみならず、無用である、有害である、こういうような論さえ起こるのじゃないか、こういうことを実に懸念する……

第46回国会 決算委員会 第21号(1964/04/23、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 中小企業の労働力の不足対策につきましてお伺いいたしたいのでありますが、最近の技術革新ないしは経済の大きな変動等によりまして、中小企業労働力がだんだんと窮屈になり、求人戦とかいう名前のもとに、激しい労働情勢で困っているようです。そこで、職安のお仕事は非常に重大だと考えるのですが、大体求人並びに就職とかあるいは失業とか、そういう面はどういう数字になっておりましょうか、一応伺っておきたい。
【次の発言】 そこで、あなたのほうとしましては、若年の中卒等の場合、中高年層の場合、それから五十歳も過ぎたような場合、いずれも区別していろいろと施策をおやりになっておるものと思うのですが、第一、……

第46回国会 決算委員会 第22号(1964/05/07、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 大臣に伺いますが、超音速時代にすでに入ろうとしておる際でありますので、いわゆる新国際空港の問題はきわめて重大な課題であろうと考えます。あなたのほうで発表いたしました航空事情を書いた書物によりましても、英仏の超音速機開発の共同事業の状況といい、またパン・アメリカンがこれに対して大きな発注をした事情といい、あるいはアメリカ連邦航空局の諮問グループなどは、最終的にはマッハ・三・五のSSTをつくるべきであるというような、きめつけた勧告をしております。また、即刻マッハ・三、航続距離三千八百六十キロのものを開発せよ、こういったようなことの相当多額の予算を、ケネディ大統領におきましても国会……

第46回国会 決算委員会 第23号(1964/05/12、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 三十六年度の決算は本日上げる予定になっておりますので、一、二の点につきまして総理大臣にお伺いをしたいのであります。  第一には、年々会計検査院が指摘しまする国政上、予算執行上の不当事項は、三十年前後にはずいぶん膨大なものでありましたが、その後やや減り、最近ここ三、四年来またずっとふえてまいったのでございます。同時にまた不正事項も相当ございますし、とりわけ補助金などが相当な多量にのぼっております。政府機関の関係におきましてもまた公団がずいぶんたくさんできましたし、したがいまして、この様子をもって見ればさらに漸増の傾向をたどるのではないかというふうに実は考えております。窮極すると……

第46回国会 決算委員会 第24号(1964/05/26、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 大臣に伺いまするが、F104J購入等をめぐりまして、今後また新たな購入契約ができるやに伺っておりますが、そこで、いま世界の、特に民間飛行界を中心とします超音速機時代に入る。またその開発がなかなか盛んにアメリカあたりやヨーロッパあたりでも行なわれておるのでありますが、この種の購入しておる機の機能の面ですね、速度そのほかについてどういう性能になるのでしょうか、超音速機と比較いたしまして。
【次の発言】 ただ、航空機界の開発の作業というものは、かなり大じかけに官民の協力を通じてやっておるらしいのです。といたしますると、本年度の予算を見ましても、相当大きな購入費の予算が作成されました……

第46回国会 決算委員会 第25号(1964/06/02、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 ちょっとこういう点をお尋ね申し上げたいと思うのです。  戦後日本憲法が新たにできまして以来、一般にいわゆる民主化の風潮がだんだんと進行していくことを期待いたしまして、国民と皇室の関係が、昔は全く雲の上という感じが強うございましたのが、次第に人としての親しみを持ち得るという期待があったのが、近ごろまたそうでないふうになりつつあるのではないかという印象がどうも強いのであります。やはり最も尊敬すべき、もしくは最も親しむべき国民の皇室、こういう精神的なものを拡充していくということについて、何か積極的な考えがないものであるか、こういうふうに考えるのですが、これは私の観察が誤りであったら……

第46回国会 決算委員会 第26号(1964/06/04、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 まず第一点は、農林省の農林行政のあり方につきまして御質問を申し上げたいのであります。  なお、これは、時間の関係もありますので、私は質問の要点を申し上げますから、答弁をひとつ文書で出していただきまして、できますならば、この委員会において答弁があったものとして文書によって答弁を御掲載願いたいと思いますが、委員長においてしかるべくお取り計らいを願います。
【次の発言】 ではお尋ねいたしますが、行政管理庁が昨年の十月から十二月まで、農業構造の改善事業促進対策の運営状況について実地の調査をいたしました。その結果、全部で七項目にわたりまして相当辛らつな勧告をいたしております。これは行政……

第46回国会 決算委員会 第27号(1964/06/11、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 特別地域連絡局長に伺いたいのですが、小笠原群島ですね。これはあまり世界の注目は引いておりませんけれども、しかし日本人といたしましては、古い旧幕の時代からのなじみの深い名前の島々でもありますし、また太平洋の、横浜から遠くない地域に散在する群島でもありますし、そういった歴史的あるいは地理的にも非常に重要な関係にあると思うのであります。その小笠原群島について伺いたいのだが、これはいま日米平和条約の結果、沖繩と同様に施政権がアメリカにあるものと思われるのですが、そのあたり、もしくは施政権行使の実情、これはどうなんでありましようか、要点だけひとつ簡明に御答弁願いたい。またほかに私少し数……

第46回国会 決算委員会 第29号(1964/06/27、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 きょうは、決算委員会といたしましては、売血問題は二度目になります。世評とかく問題が拡大してまいりましたので、きわめて重大段階に来ていると思うのです。この際この問題に対処する政府の態度といたしまして、厚生大臣が見えておらぬということは、とんでもない、熱意がないあらわれではないかと思います。やはりあなただけで売血問題に対する行政的な厚生省の全体の意見は代表できないと思うのです。その辺についてひとつ薬務局長に伺ってみたい、こう思うのです。
【次の発言】 あなたはさっきから御答弁として、鋭意対策の考究中ということをおっしゃるのですが、一体何の対策、どういう方向でどういう内容でお考えに……

第46回国会 建設委員会 第4号(1964/02/14、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 公団の方にまず伺いたいのですが、どなたかお答え願いたいと思います。  首都高速道路公団のただいまの計画の実行に要する昨年及び今年の総資金量は概算幾らになりますか。
【次の発言】 お尋ねの前提として、若干明らかにしておきたいのですが、大体この事業に従事する人の概数はどのくらいでありますか。
【次の発言】 私は、法案の十九条の第五項につきまして伺いたいと思います。これを改正せられる直接の理由は何ですか。
【次の発言】 現行法の第十九条の五で、「監事は、公団の業務を監査する。」となっておるのを、今度は、「監事は、監査の結果に基づき、必要があると認めるときは、理事長又は理事長を通じて……

第46回国会 建設委員会 第5号(1964/02/19、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 前回に引き続きまして、住宅政策について、宅地造成について少しお尋ねをしたいのでありますが、政府におかれましては、四十五年度までの計画はともかくといたしまして、三十九年度の宅地造成につきまして、政府施策の分とそれからその他のものを合わせまして、かつ内容について、ちょっと数字の概要を御説明願いたい。
【次の発言】 そこで、三千万坪から千六百万坪を引きますと、千四百万坪ですね。千四百万坪は民間人が個人の力で取得する必要のある敷地、こういうことになるのですか。
【次の発言】 そこで問題なのですが、民間人が土地を取得します場合には、公共の事業主体のように法律を背景といたしまして、土地収……

第46回国会 建設委員会 第6号(1964/02/25、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 ちょっと関連しまして、一点伺っておきたいと思うのです。  首都高速道路公団などが必要として、収用ないしは買い受け、入手しまする土地におきまして、補償を支払う場合に、公共財産、国または地方公共団体の持っておる行政財産なども一年ごとに契約を更新する、その種の賃貸の土地につきまして、これを補償するということは、よほど警戒しないと問題が起こるだろうと思うのです。ですから、これはやはり一般に一年ごとに契約をするような土地の賃貸借に対しても、なお相当な使用権、借地権ありというような前提のもとに、これの補償でもするということの原則でもあるだろうか、どうだろうか。これは一般に対する影響も非常……

第46回国会 建設委員会 第8号(1964/02/28、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 私は大臣に少しく伺ってみたいのでありますが、建設行政全体といたしまして、また特にいま非常に力点を置いておられる道路整備の事業につきましては、この広壮な御計画は非常に頼もしいことなんでありますが、同時に、やはりこの問題はきめのこまかい施策が裏づけとなっていきませんと、幾多の弊害をかもすのではないか、こう思うのであります。そういう観点からいたしまして、山崎君の当初の質疑にやや類似するのでありますけれども、若干角度を変えまして伺ってみたいのであります。  一つは、最近の地方財政の実情でございます。地方財政がかなり悪化しておるのじゃないかというデータもないではございませんが、そういう……

第46回国会 建設委員会 第9号(1964/03/04、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 参議院も大事ですけれども、きょうは法案が上がりますので、簡単にいたしますから、ひとつしばらくおつき合い願います。
【次の発言】 何時に行くのですか。
【次の発言】 そうじゃない、あらかじめ言ってあります。
【次の発言】 だって、八分に時間を制限するということは、言論の暴圧ですよ。
【次の発言】 住宅公団の代表者に説明を聞きたいのでありますが、三十九年度の工業用地の開発の継続についてですが、ごく簡単に説明しておいてもらいたい。すぐ大臣に対する質問に入るのですから、簡単に言ってください。
【次の発言】 大臣に伺いますが、最近の中小企業の不況状況は相当深刻な様相を呈しております。現……

第46回国会 建設委員会 第10号(1964/03/06、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 ただいまの質疑応答によりまして、相当明らかになった面があるのですが、実は、もし実行不可能になりましたら、せっかくの当委員会における答弁がそごを来たす気がしますので、少し確かめておきたい点があるわけであります。  そこで、局長に伺いますが、住宅組合をつくりまして、この資金の融資を受けようとする者は、これは産業住宅資金融資法のどれに該当してこれを実行しますか。
【次の発言】 そうしますと、これは組合としては、事業者にもあらず、法人にもあらず、こういうふうに理解していいですね。
【次の発言】 次は、学校法人の場合ですが、学校法人はどの法律によってこれは運用するのですか。

第46回国会 建設委員会 第11号(1964/03/11、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 産労住宅の問題は、中小企業並びにこれに従事する労働者のためには、きわめて緊切な問題であります。そこで私は、この法律の趣旨をさらに生かして拡大するくらいな運営をすることがきわめて緊切でないか、こう思うのであります。そこでお尋ねしたいことは、事業者が産労住宅の融資を申し込む金額並びに申し込み数、及び貸し付けを実行する金額とその比率。いま一つ、住宅金融公庫法の第三章第十七条による、住宅組合法による一般の住宅金融を求める場合の申し込み数と貸し付け実行の比率並びに金額、これを、数字がありましたら、ひとつお示しを願っておきたい、こう思うのであります。両者の比較をしたいと思いますので……。

第46回国会 建設委員会 第16号(1964/03/27、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 公営住宅法によりますと、第一条に、住宅に困窮する低額所得者を対象にいたしまして、低廉な家賃で住宅を提供する、こういうことが劈頭にうたってありますので、私は、やはり公営住宅の計画はこの線に沿っていくことが一番大事であると考えるのであります。つきまして、以下二、三の御質問を申し上げたいと思います。  この低額所得者というのは、一体どのくらいなものをいうのであろうか、これをひとつ聞いておきたいのでありますが、法律並びに政令を通覧いたしますと、およその見当はつくのでありますけれども、大体政府が考えておられる低額所得者というのは、一口に言うとどういうことになるのでございましょうか。

第46回国会 建設委員会 第19号(1964/04/08、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 逐条審議の際に明らかにしておきたいと思ったのですが、さっき岡本君からの質問がありましたので、この機会にちょっとお尋ねをしておきますが、旧河川法の三条ですね、河川の所有関係については、本法から離脱しておりますね。これは施行法に移ったらしいのです。この重要な規定が本法から抜けましたのは、どういう理由によるのですか。
【次の発言】 施行法案の第四条によりますと「新法施行の際現に存する旧法第一条の河川若しくは同法第四条第一項」とありまして、最後に「同法第三条の規定により私権の目的となることを得ないものとされているものは、国に帰属する。」こういうことになっておるのでありまするから、この……

第46回国会 建設委員会 第23号(1964/04/22、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 田上先生にまず少しお伺いしたいのですが、新河川法によりますと、全文を通じまして総計五十二カ条にわたって、政令の字句があるのでごいざます。とりわけ重要なのは、第四条であろうかと思うのでございます。そこで河川の一級に指定されるか二級に指定されるかということは、これは国民のあらゆる基本的人権等にも影響する重要な事項の決定にかかわります。そこで、この数十カ条にわたる政令は一応別といたしましても、この第四条の政令に至りましては、重大な国民の権利義務に影響する字句が政令に委任されておる、そこに問題があるのではないかと思います。つきまして、憲法第七十三条第六号によりますると、法律が委任命令……

第46回国会 建設委員会 第24号(1964/04/23、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 大臣にお尋ねしたいのですが、実は事務当局とは質疑応答を重ねてまいったのですけれども、納得することができませんので、最終的に大臣の御意見を伺ってみたいのであります。  それは、この河川法案にはいろいろとたくさんな委任命令が記載されております。実はこの法案を通覧いたしてみますと、五十二カ条にわたりまして、政令の数が七十二出ております。元来この政令は、申し上げるまでもなく、七十三条の六号によりまして、新憲法が新たに委任命令を出し得るという規定を設けまして、内閣法の十一条によりまして、ただしこの政令には国民の権利を制限したり義務を課することができないということになっております。そこで……

第46回国会 建設委員会 第27号(1964/05/08、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 ちょっと一、二点だけ伺わせていただきます。  土地制度については、国有にしなければ土地問題の解決はできない、こういう基本的な態度、思想にお立ちになっておる、こういうことになりますか。
【次の発言】 いまは宅地の問題が非常に重大な生活並びに政治、経済の問題になっておることはもちろんでございますが、わが国におきましては、こんな狭い土地でございますので、農業問題におきましても、類似の問題が相当あるわけでございます。農地も宅地も山林もひっくるめて、究極においては、徐々にではあっても、国有化しなければ解決しない、こういうふうにお考えになっておる、こう理解していいですね。

第46回国会 建設委員会 第29号(1964/05/15、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 関連いたしましてちょっと一点だけ伺っておきますが、中国自動車道吹田―下関間、これは調査も相当進捗しておるように聞いておるのですが、着工期等、何か御説明いただければ、しておいてもらいたいと思うのです。ただしこのあたりは道路問題がいろいろと次から次へと起こってまいりますので、この自動車道には、大きなウエートを置いてみんな注目しているらしいので、この点を伺っておきたいと思います。

第46回国会 建設委員会 第30号(1964/05/20、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 大臣が退席せられたので、やむを得ませんから、事務当局から伺いたいのであります。  まず第一に、最近、数年間でいいですが、およそ公共用地の対象となるような地域、そういった対象土地の大体の地価の趨勢、簡単でよろしゅうございますから、述べていただきたい
【次の発言】 全体事業費の一五、六%が用地費、補償費、これは逆ではないですか。もしそのような率であるならば、この法律の改正理由として、非常に用地取得が困難だということが劈頭述べられておるわけでございまして、たとえば最近の公共事業に必要な用地の取得は、事業量の著しい増大に伴い種々の困難が生じておる、公共事業の用地取得難を打開し、またこ……

第46回国会 建設委員会 第32号(1964/05/27、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 よろしゅうございます。大臣、ひとつ簡明でよろしゅうございますから、お答え願います。  二点だけ伺いたいのですが、一つは、住宅問題、道路問題をめぐりまして、やはり土地の価格の問題がぶつかったままになっております。いろいろ考えられておると思うのですが、これに対する、ただいまの段階における大臣の地価高騰に対する施策として、どんな構想を持っておられるか。相当具体的なものが現在あるやいなや。あるいはまた、ある種の税制等の法律制度なりをやろうとしておられることがあるのかどうか。ともかく、これはあらゆる土地利用の政策に関連したきわめて重要な共通の問題でありますので、ひとつお伺いしておきたい……

第46回国会 建設委員会 第34号(1964/06/03、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 簡単に一、二点伺っておきたいと思います。  この法律案は、私ども非常に重大な目的と内容を持っておると考えまして、したがって、この御提案には賛意を表しておるものであります。  ところで、わが国におきまして奥地とか山間地と申しましても、御承知のとおり、農耕地は全体の大体一割三分でありまして、大部分が山間地と言っていいのでありますが、こういったところに適当なる道路が多くなかったということは、経済の原則からいたしまして、経済的に実際不利な条件を負わされておるという状態とも考えられる。そこで、そういうような諸条件から考えますと、奥地の設定ということも容易でないのじゃないかというふうに考……

第46回国会 建設委員会 第35号(1964/06/05、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 第一に地方自治の本旨と、この法律の施行の関係を伺ってみたいと思うのです。  その前に、この法律の母法であり、本法である近畿圏整備法とこの法律につきまして、たとえば近畿圏の場合でありますると、第一に母法の二条三項によりまして、既成都市区域が政令委任となっておるのであります。そこで既成都市とは何かとなれば、京都市、大阪市、神戸市と連接都市の区域内を指定する、こういうことになるのであります。このような重要な地方自治体の行政区域を政令で指定するということは、地方自治の本旨にもとるのではないか、こう思いますが、その点はいかがですか。まず第一に建設大臣から聞きたいと思いましたけれども、次……

第46回国会 建設委員会 第37号(1964/06/12、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 近畿圏整備開発法を中心にいたしまして、二、三質問したいと思うのです。  そこで、大体において案自体について伺っていきたいのですが、計画の事業といたしまして、第二章に規定されておりますが、工業団地造成の事業、第九条において、事業の施行者が、地方公共団体と住宅公団のみになっておりますが、これ以外のもの、たとえば最近大阪において宅地あるいは工業団地の造成、あるいは兵庫県におきましても、同一の目的で、それぞれその目的のもとに設立しておる公社があります。この公社は加えることのほうが事態に適応するように思うのだが、その点についてはいかがですか。

第46回国会 建設委員会 第38号(1964/06/17、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 ちょっと踏切と鉄道との関係を伺ってみたいのですけれども、特に私が指摘したいのは、私鉄の場合であります。  そこで、このような場合はどうなるのですか。第一、市町村道が私鉄を横切ってできております。それは国立病院等に通ずる重要な一つの道路であります。そこで、その私鉄では、無人踏切となっておる。危険であるので、比較的その道路の使用者が少ないというような現状の場合、もしこれを何らかの交差道路を設営するというときには、これは新設になるのですか、あるいは改築になるのですか、その点はどうなんですかね。
【次の発言】 その場合に、たとえばそれを市道といたします。市道の管理者の市役所と、それか……

第46回国会 建設委員会 第40号(1964/06/25、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 できるだけ簡単に、二、三点お伺いいたしたいと思います。  河野大臣に伺いたいんですが、相当論議されている点でございますけれども、宅地造成につきましては、申すまでもなく、相当問題点が多いようでございます。そこで根本的な方向といたしまして、私は公共の力による、計画による宅地造成に主力を置くべきか、あるいは民間の造成に重点を置くべきか、この辺が少し混乱しているのではないか。もっともいまの実情から見ますれば、いずれもがそれぞれ正常な造成事業を行ない得るように整備することが必要だということも考えられますけれども、しかしいずれにしましても、弊害なり問題点の多い時世でありまするから、相当太……

第46回国会 建設委員会 第42号(1964/08/11、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 私は、きょうは汚職粛正の問題は質疑しないことにしておったのですが、すでに委員会で発言になりました以上は、どうしても一言聞いておかなければならぬと思います。  これはやはり政治の根本に触れる重要なことでございますので、たとえば省内におきましても、おそらくはいろいろと議論が出ただろうと思います。国民が心配することは、そういったことが常識になっておるのじゃないだろうかということが一つと、それから、新聞は四日、五日と連続掲載いたしましたし、閣議でも首相の発言があったことだし、さらに全官庁に向かって通達も出されておる、こういうことを見ると、実際建設省というのは何だろうという大きな不安が……

第46回国会 災害対策特別委員会 第19号(1964/10/02、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 具体的な資料が十分整備されておりませんので、簡単に数個の点についてお伺いすることにいたします。  まず、農林省関係につきましてお伺いいたします。  大体私は、百姓だとか、あるいは沿岸漁業者というものは、自分の力で災害を復興したり復興したりすることのできないのが日本の実情であります。ので、こういった方面に対する、このような特殊な災害に対しましては、きめのこまかい行き届いた対策がなされなければなるまいと思うのであります。同時にまた、時期を失しますとそれがはね返る、生活、経営等への被害はさらに倍加するようなこともありますので、したがいまして、そのようなきわめて弱体な特殊な後進産業に……


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第47回国会(1964/11/09〜1964/12/18)

第47回国会 決算委員会 第2号(1964/12/15、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 裁判官の定員不足の問題でございますが、裁判所で発表しております裁判官一人当たりの事件扱い数が、戦前と比べると断然激増しておるような状況にあります。これによりますと、昭和九年から十三年まで、それと昭和三十五年の比較をしておるようでありますが、高等裁判所におきましては、九年から十三年までは民刑事の一人当たり負担件数は五十三件。ところが三十五年になると百十一件になっておる。二倍以上であります。また既済の件数は同年度前者の場合五十七件、後者三十五年の場合は百五件、約これも倍。未済の件数は、前者、九年から十三年までが四十八件に、三十五年は八十九件、約倍。大体高裁の持ち事件が倍と見ていい……

第47回国会 決算委員会 第3号(1964/12/17、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 それでは要点だけを簡潔にお問いしますから、そのつもりで簡単に総理に御答弁願います。  第一点は、当初勝澤委員からも出ましたが、決算を軽視する傾向に対しましてひとつ明らかにしておきたいと思うのであります。大体決算は、三十七年度の決算をきょう上げるということになっておりますが、検査院の報告によって見ましても、歳入が四兆六千八百六十二億円、こういうことになっております。膨大なものがきょう上げられることになるわけです。そういうことでありますので、決算を軽視するという傾向はやはり国費乱費をほっておくという結果になり、政治の堕落になり、国民習性になるという悪循環になりますので、この点はや……


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第48回国会(1964/12/21〜1965/06/01)

第48回国会 決算委員会 第1号(1965/02/01、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 関連してちょっと資料を要求しておきたいのですが、過去三年間に政府から日赤に対して交付いたしました金額、使途、それをひとつ資料として本委員会に提出願いたい。
【次の発言】 長時間お待たせしましたけれども、なるべく時間を簡単に済ませますから……。  総理府本府にお尋ねしたいのですが、褒賞品の製造経費の問題についてでありますが、これは勲章などであると思うのでございますが、これにつきまして、大体三十八年度にはどのような構想で、どのような予算を組んでおられたのか、それをまず伺っておきたいと思います。
【次の発言】 きょうは決算の予備費のことでありますから、基本的な問題についてはあまり触……

第48回国会 決算委員会 第2号(1965/02/04、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 理事長にちょっと伺いますが、あなたのほうの三十九年並びに四十年の工事建設費並びに公団の予算の総量はいま御答弁いただけますか。
【次の発言】 そこで、ただいま問題になっておりまする三宅坂の道路に関するいろんな刑事問題が起こったりなんかしておる問題でありますが、刑事問題は、すでに起訴されておりまするので、当院といたしましては中に入っていくべき筋ではございませんが、しかし、いずれにいたしましても、いま理事長の御説明のとおり、きわめて重要な使命、綱紀粛正の一つの対象になると思います。オリンピックで現場の工事が非常にせわしく、いわゆる突貫工事の繰り返し繰り返しなどが連続したようなことも……

第48回国会 決算委員会 第4号(1965/02/15、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 予定時間が相当経過しておるらしいので、川西社長に二、三根本的な点について伺っておきたいと思うのであります。  すでに御承知のとおりに、特に昨年の四十六国会におきましてこの血液問題が、いわゆる売血問題として非常に大きく浮かび上がりまして、いろいろな角度から検討せられましたが、そのような結果といたしまして多くの国民に、どうか売血がなくなって献血へ、こういうような願いがほうはいと起こったわけであります。それに加うるに、同八月の二十一日には閣議決定となりまして、御承知のとおりに日赤を一つの主体とする献血の事業が推進せられるという方針もきまりました。そこへ今回の、この委員会できょう例の……

第48回国会 決算委員会 第5号(1965/02/17、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 いま問題になりました臨時行政調査会の結論が昨年の九月下旬に政府に向かって答申せられた。これは近来にまれな非常に大きな期待もかけられたが、同時に国民が注目した現象でございます。そこでこの成り行きいかんということは、国会といたしましても最も大きな関心を持たねばならぬ案件でございます。そこで、去年できました行政改革本部、これは去年の夏、八月の閣議決定で行管の中に設置されたようでございますが、この行政改革本部におきましては、この答申が出るや直ちに相当な作業が開始されたと思うのです。これはいま長官からだんだんお話がございましたけれども、要約いたしまして、どのような方針で、どのような趣旨……

第48回国会 決算委員会 第7号(1965/02/25、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 ちょっと一点だけ。  さっきの田中委員の発言でありますが、やはり大堀副総裁並びに吉田総裁の一身上に関する重要な発言であります。またこれは国会の信義と名誉にかけましても、このようなことが公に発言せられました以上は、相当これは明らかにせねばならぬと思います。そこで、私は、やはり総裁、またこれを監督する通産大臣は、このような問題に対する重要な発言に対しては、相当御発言あってしかるべきであると思うのです。もしそうでなかったならばうやむやになってしまいます。たいへんな事態で、近来まれな事実が公にされたのでありますから、この点について委員長、しかるべくお取り計らい願います。

第48回国会 決算委員会 第14号(1965/03/16、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 まだ全然発言していないから、二点ばかり質問したいと思います。  いま藤井さんと倉地さんの関係につきましてお二人に聞きたかったのですが、つきましてはいわゆる「マスコミ」という新聞の「ナゾの政治献金五億円、九頭竜ダム入札に疑惑」、この新聞を中心に相当問題が展開されてきておるのです。それでお尋ねしたいのですが、この新聞はいつ御発行になりましたか。
【次の発言】 そういう意味じゃないのです。最初の創刊を聞いたのではなしに、これ自身を印刷、発行されたのはいつでありますか、こう聞くのです。いずれ昨年のことと思いますが……。見出しは「ナゾの政治献金五億円、九頭竜ダム入札に疑惑」、この記事の……

第48回国会 決算委員会 第15号(1965/03/18、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 時間がありませんから、簡単にしておきます。先に資料を要求しておきます。法務省人権擁護局に、この富士学校の差別事件につきまして、現在の時点で明らかになっておる範囲で、可能な限りその報告を資料として至急に出すようにお願いいたします。  それから人事局長にちょっと聞いておきたいのですが、いただきました申し立ての「事実並びに調査の結果」これによりますとあなたのほうの結論は、山北一尉の上申に対しまして差別事件は一応なしという判断をしておられるらしいのです。これは物的証拠というよりは、甲と乙との間のことばのやりとりということになっておりますので、したがいまして、これは神にあらざれば知りが……

第48回国会 決算委員会 第16号(1965/03/23、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 関連して。大臣がお急ぎでございますので、私は、青少年対策につきまして、文部省の立場をいろいろな角度から伺ってみたいのですが、きょうはそう深く入るわけにはいきませんので、ごくかいつまんで、二、三の点を伺ってみます。  申すまでもないことですけれども、最近青少年の非行問題がいよいよ社会的に市大になってまいりました。そして趨勢から見ましても、ますます数がふえてまいっております。集団化しつつありますし、年齢層もだんだん低下をしてまいっておりますし、ことに中学生あるいは高校生、こういった年齢に断然ふえてきつつあるという情勢であります。  そういうことでありまするが、しかしひるがえって考……

第48回国会 決算委員会 第17号(1965/03/25、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 東北開発株式会社に関連して、若干私も伺っておきたい、こう思います。  だんだんとこう質疑応答を伺っており、また検査院の報告書等によってみましても、大体この会社は三十八年度におきまして、十三億円の欠損を出しております。そしてその欠損の内容を見てみますと、事業別に、セメント事業では二億九千余万円、それから化工事業で二億八千余万円、ハードボード事業で二億一千余万円、土地造成事業等の関連聖業で二億余万円、亜炭事業で七千余万円、本社部門で二億五千余万円等、それぞれなすところすべて欠損ならざるはなしという事業の実情でございます。三十八年度における年度末の累計欠損は資本総額の九八・八%に当……

第48回国会 決算委員会 第20号(1965/04/06、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 山陽特殊鋼の問題がたまたま質疑されましたので、私も、戦後最大の倒産といわれるこの山陽特殊鋼の今回の事件が、社会的、経済的に与えた影響はきわめて甚大でございますので、このような角度に立ちまして二、三質問してみたいと思うのであります。  渡邊さんにまず伺ってみたいのですが、あなたは、山特の下請の事業の状態について相当御調査になったとただいま御答弁があったのでありまするが、実際これは、まあ予算、人員の関係もあって、調査、検査はなかなか思うようにいかぬということもわかるのでありますが、かりにもやはりいま申したような重大な社会的波紋を描いた事件でありますので、いわば力をあげて調査すべき……

第48回国会 決算委員会 第26号(1965/05/11、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 簡単に沿岸漁業の対策につきまして二、三伺っておきたいと思うのであります。  年々相当な予算を組んで最近沿岸漁業対策としましては、構造改善事業その他実施せられて、いろいろと御努力になっておるのでありますが、次の点についてはどういうふうにお考えになっておりますか。たとえば、瀬戸内漁業の場合、それからいわゆる新産都市地域、工業整備特別地域、これは二十道県にわたっておるのでありますが、御承知のとおりに、五十年を目ざしまして、総計六兆三千億円の投資をいたしまして、主として工業その他の開発の事業をそれぞれやるわけであります。その結果が相当な公害を伴うということは明白であります。たとえば四……

第48回国会 決算委員会 第27号(1965/05/13、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 大臣に一点だけ伺っておきたいと思います。  それはいわゆる第二空港の候補地の問題であります。この問題は、当委員会におきましても、綾部運輸大臣のときからしばしば論議されたのでございまして、すでに運輸大臣が非常に御熱心にこの問題の解決に努力しておられるとも聞いている。そこで昭和三十八年の十二月に航空審議会委員長から綾部運輸大臣にあてて、候補地もその他各般の条件が詳細に記載されたものが答申として出されております。当委員会におきましても、綾部運輸大臣はこの航空審議会の答申を尊重するという御趣旨の答弁がございました。でき得べくんば自分の在任中にでも何か決定を見たい、こういうような御答弁……

第48回国会 災害対策特別委員会 第4号(1965/03/17、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 ちょっと北川参事官に伺います。非常に素朴な質問でございますが、お許し願いたいと思います。一般問題でございまして、私には少し基本的な問題でないかと思われますが、伺っておきたいのであります。  去年の二十号台風、これは兵庫県の農村地帯には稲作被害がきわめて甚大でございました。ところで、御承知のとおりに、日本の農村には、古来の習慣といたしまして、たとえば道路あるいは河川などの災害時における復旧とかあるいは防災、そのようなためにかなりの人数が奉仕的に動員されております。これは一つの美風であろうと私らも考えておりまして、町村の財政能力から考えてみましても、このような美風がなくなるという……

第48回国会 災害対策特別委員会 第6号(1965/04/07、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 私は、本年三月十六日の兵庫県における雪害の状況、これに対する国の施策等につきまして若干伺いたいのでありますが、主として農業被害を中心に少し伺ってみようと存じます。  当日の兵庫県の被害で最も激烈でありましたのが林業被害なのでございます。林業被害は、大木が倒れましたり、あるいははまた、雪に埋もれて調査がなお未完了という地域も出ましたり、細いのは割れたり倒れたりする等、惨たんたる情景を呈しておるのを現地に私見たのでございます。そこで、まず林野庁に伺ってみたいのでございますが、この林木の被害、特に倒木いたしましたような場合に、これを切って索道で持ち出すというような作業やら、またそう……

第48回国会 商工委員会 第22号(1965/03/31、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 以下私は、二、三の点につきしまて伺いたいのは、兵庫県を中心としまして、輸出綿織物の典型的なものであるギンガム産業が非常な危機におちいっておりまするので、これをめぐって伺ってみたいのであります。御承知のとおりに兵庫県は輸出ギンガムの八割を生産いたしておるのでありまするが、全体が中小企業あるいは零細企業でございます。そこで最近の経済、社会の諸情報から深刻な人手不足におちいっておりますることと、企業の分散、ごく零細化しつつありますることと、こういった事情にありまするので、根本的にこれが対策を立てる必要があろう、こう考えるのであります。  そこで、まず第一点に伺いたいことは、中小企業……

第48回国会 地方行政委員会 第5号(1965/02/12、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 すでに何回も当委員会において審議が行なわれました案件であり、かつまた、あらゆる角度からいろいろな質疑が行なわれた様子でありますけれども、私自身は、今回初めて審議に参加いたしたような関係もありますので、あるいは重複するかとも思いますけれども、一部の重要と思われる点につきましてお尋ねしたいのであります。  一つは、この法律案の提案の説明書にも記載されておりますし、また御説明があったようでありますけれども、ほんとうのこの法律案のねらいとするところ、その眼目、核心とするところは、これは何なのでしょうか。
【次の発言】 地方行政庁が国の出先機関と連絡協調して円滑に行政を行なっていくとい……

第48回国会 地方行政委員会 第7号(1965/02/18、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 資料を要求しておきたい。  四日市市、倉敷市、並びにその他新産都市といたしましていろいろの事情があればそれも願いたいと思いますが、この二つの市につきまして、最近の日刑新聞は非常に経済開発に伴って経済が悪化しておる状況を伝えておる。これは全体の地方財政計画と新産都市並びに工業地域の開発との関連において重要だと思いますので、この二つの市を中心に類似の市があればあわせて財政の実態をきょう調べられる範囲でよろしいですから、早急に資料として提出を願いたい。

第48回国会 地方行政委員会 第12号(1965/03/04、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 急いで資料を御提出願いたいと思うのです。  地方財政につきまして、第一は昭和三十六、七、八年度各都道府県市町村の決算状況、その歳入歳出の伸びとその比率。それから次は赤字団体の数と団体名。次は右各年度の地財計画と決算の各比較及び歳出につきまして、消費的経費と投資的経費の比較とその内密。第二は、新産都市と工特地域の四十年度ないし五十年度間における施設整備事業の経費の地区内訳。第三は、同地域における国の財政的な投資計画の内容。昭和四十年度における国の予算に計上されたものの内容。さらに同地域における住宅建設についての予算単価の大体の推定。それから地価趨勢についてのここ数年来のその実情……

第48回国会 地方行政委員会 第13号(1965/03/05、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 ちょっと資料を要求しておきたいのですが、三十六、七、八年度の新産都市と工特地域の決算状況、これをひとつ出していただきたいと思います。

第48回国会 地方行政委員会 第14号(1965/03/09、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 だんだん時間が迫りましたので、きょうは少しばかり伺いまして、さらに引き続いて別の機会に、地方財政をいかに強化すべきか。こういう目標で御質疑を申し上げたい、こう思うのであります。  そこで、自治省の財政局長に聞きたいのですが、一般にいわれます地方財政が、都道府県並びに市町村を込めまして、次第に弾力性を失って、ずっと下部にいくと硬直性が強化しつつある、こういったことがそちこちに出てくるのであります。こういうような、地方財政が次第に悪化していくというような傾向は、これはまことに憂慮すべきことだと思うのですが、根本的に何が原因であるかということを事務当局としては十分に把握しておられる……

第48回国会 地方行政委員会 第18号(1965/03/18、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 私は現在及び将来の地方財政の状態に深い憂慮を持っておる一人でございまするので、かかる観点からいたしまして、自治大臣はどんな対策をお持ちであるか、どのような認識を前提として地方財政をお考えになっておるのか、こういう点を大臣に伺ってみたいと思うのであります。  昨年の九月でありましたか、自治省において発表せられました三十八年度決算あるいはその前年の三十七年度地方財政の決算の概況等から、問題点を拾ってみますると、第一に指摘したいことは、都道府県並びに市町村全体を見まするときに、三十七年に比べまして、地方団体の全般にわたり、歳入の伸びが非常に鈍化しておることが看取されます。一面また、……

第48回国会 地方行政委員会 第21号(1965/03/25、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 簡単に一点だけ伺っておきます。  地方において市町村の合併に伴い、もしくは市町村の平素の運営におきまして、部落財産がとかく問題になっておるところがあるようであります。明らかに財産区になっておるところは別に法律の規定もありまして明確になっておるのですが、そうではなしに、たとえば数名の個人名の登記がある財産で、自治体のすべての住民の考え方は、部落の共有の財産である、こういうようなものはどのような行政的指導をなさるのであるか、あるいはまたそういうものを一体だれが法律上の所有権の主体というふうに考えておられるのか、その辺が明確でないと思うのですが、財産処分に伴いまして地方においてはき……

第48回国会 法務委員会 第31号(1965/05/27、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 大臣は御病気のようでありますから、できるだけ簡単にお尋ねしますから、簡明率直にお答え願いたいと思います。  あなたの十四日の新聞記者への談話というものは、これはやはりいろいろな角度から見まして私は政界に大きな衝撃を与えておると思うのです。特にいま伺っておりますと、刑事局長には重要な点は事前にそのつどいろいろとお聞きになっておるらしい。刑事局長は、国会におきまして吹原問題についての問答においては、捜査中のゆえにということを理由に、事実並びに法務省の立場としての所見は一切述べないということになっております。したがいまして、私どもは検察庁が密行で十分に捜査を進めておるということに一……

第48回国会 予算委員会 第19号(1965/04/27、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 第一に、いま質問になりました、いわゆる吹原問題を御質疑をしてみたいと思うのであります。  この問題は、一面金融業務の非常にじみな問題でございまするが、同時にまた、社会的に与える影響、あるいはまた行政、政治全体にわたるいろいろな角度から思いますると、きわめて重大な問題であります。  そこで、まず大蔵大臣に伺いたいのでありまするが、先ほど来の御答弁によって聞いておりますると、あなたは三菱銀行から受けた報告をもとにして、この範囲以外に出ない。こういうことで終始答弁しておられるが、しかし大蔵省、大蔵大臣は、銀行に対しましては大きな監督権がございますことは申すまでもありません。申すまで……


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第49回国会(1965/07/22〜1965/08/11)

第49回国会 決算委員会 第1号(1965/08/06、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 ちょっと一点だけ、ただいまのたばこ陸上回送事業につきまして、ぜひ伺っておかなければならぬのですが、いま聞けば、日通に事実上独占さしておるという。日通の組織、機構あるいは運送の設備能力等が、他社を断然引き離した完全したものを持っておる、これはよくわかるのです。しかしながら、いずれにいたしましても、専売事業というものが、一体これは本質から言うならば、税金の徴収の性格を持った事業であることは申すまでもありません。したがいまして、専売事業の年間収入というものは、たばこだけでも四十年度は四千七百億円をこえております。膨大な収入のある事業でありまするので、このような場合に回送費が、よしん……

第49回国会 災害対策特別委員会 第6号(1965/09/22、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 建設大臣兼災害対策本部長の瀬戸山さんにお尋ねいたします。  非常に広範な今回の台風並びに豪雨被害の状況が報告せられましたが、これらに対する財政措置も、あるいは対策の具体化も、結局現状調査が完了するということが先行するというふうに思いますが、そこで事実調査の係官を派遣され、並びにその調査が一応完了し、具体的対策の確実な資料が整うのは、大体いつの日程になるのでしょうか。
【次の発言】 十月の中旬にもし査定が終わりまして、それで予算措置にまで対策が具体化するのはいつごろの見通しになりますか。
【次の発言】 大体におきまして、いまの段階において建設省あるいは農林省その他においても、災……

第49回国会 災害対策特別委員会 第7号(1965/10/04、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 三班に分かれて災害地帯の調査並びに地元要望に対する調査、そういったものの結論が出ておりますのと、それからだんだんと各委員の質疑応答によりまして大綱その他出そろっておるようにも思いまするが、私はなお一、二の点につきまして伺ってみたいのであります。  一つは、まず食糧庁に伺いたいのでございます。  全国の酒米の産地、実は五十万俵の八割強は兵庫県に産しております。御承知と思いますけれども、これが大体酒屋の組織からそれぞれ注文的なものを受けまして計画的に生産をいたしております。この八割を産する兵庫県の酒米が、私の見たところによりますと、ほとんどまっ黒に変色をいたしております。これは生……


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第50回国会(1965/10/05〜1965/12/13)

第50回国会 災害対策特別委員会 第2号(1965/11/05、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 災害地帯の防潮堤の建設計画の問題について、これは細田さんも聞かれてある程度御承知なんですが、実は瀬戸内の明石地区――明石地区といったら、何か陳情的になりますけれども、これはやはり防潮堤建設事業の基本につながる問題になりますので、ぜひ伺って御意見を聞いておきたいのですが、従来は六メートルですか、東部のほうは六メートルの高さでありましたが、六メートルでもやっとある程度防災の効果はあったらしい。しかし、それでも相当被害はございました。これを七メートルにしてはどうだろうか。といいますのは、西部にまだ相当な地域が残っておりますから、そういうことはどうだろうか。ただし、これは技術と経費の……


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第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 決算委員会 第4号(1966/02/17、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 実は、大臣、政務次官が来ておりませんので、経済協力の問題で、局長からきょう伺うことにとどめまして、都合によって、また別の機会を持ちまして、基本的な政策、方向などは大臣に伺うことにしたいと思います。  そこで、いわゆる経済協力に使っております経費は、これは概算しまして、ここ一両年来、目算でもいいからすぐ出ますか。
【次の発言】 これは、対象主要地域の国はどこですか。
【次の発言】 最近、この経済協力という問題は、特に先進諸国間においては、あらゆる角度から検討をせられました重要な国際問題となりつつあるのですが、このようなときに、日本が減っていくというのは、これはどういう理由ですか……

第51回国会 決算委員会 第5号(1966/02/22、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 職業訓練局長にちょっとお尋ねいたします。  経済情勢の変化に伴いまして、労働の需給関係などに相当異変を呈していることと思うのでありますが、こういうときにあたりまして、かねて施策もありまするが、一そう今後周密な、遺漏のないような行政施策を行なわれることを希望する趣旨において、少しお尋ねしたい、こう思うのであります。  第一点は、中高年齢層の職業訓練の問題でございます。中高年齢層は就職難、低学卒は大体において完全就職、それから大学卒などはやや就職難というのが、大体われわれの常識的な判断でございます。しかし中高年齢層は、家族をかかえた世帯の責任者が多いのでありまするので、この訓練に……

第51回国会 決算委員会 第6号(1966/03/03、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 ちょっとついでに一点だけ。  大蔵省が即答できなければ、お調べ願ってけっこうでありますが、検査院と両方のつながりでありますから……。  大蔵省におきましても、会計法によって、年次予算執行については検査をしておられる。検査院は検査院で、これまた常時検査をやっておられますが、この横の、検査の状況結果について、適当に連絡があることが能率をあげるゆえんではないかと思います。なお加うるに、行政管理庁の行政監査のほうとも御連絡になってしかるべきではないか、こういうふうに思いますが、これはやはり決算を早く促進する一助になるだろう、のみならず遺漏をなくすることになる。現実におきましては、われ……

第51回国会 決算委員会 第7号(1966/03/08、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 ちょっと簡単に、図書館の運営について少し伺ってみたいと思います。  申すまでもなく、図書館法によって、図書その他の資料の収集と国会議員の職務遂行に資することが使命であります。そこで、図書その他の資料の経費は、総計どのくらいの割合になっておりますか。
【次の発言】 三十九年の九千四百万円の歳出予算のうち、どのぐらいの割合ですか。
【次の発言】 それで不足を感じないですか。
【次の発言】 これは、単に図書の充実だけではなくして、さらにもう一点は、職員が広く世界の現在の科学、文化等の諸情勢に通暁するということも必要だろうし、また図書の出版の現実の状況の視察も必要であろうし、そういっ……

第51回国会 決算委員会 第9号(1966/03/17、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 長官にまず伺いたいのです。  近時、青少年問題が非常に重大な社会問題になっておりますし、全国のおかあさんの一番心を痛める問題ではないかと思っております。特に、青少年問題というものを、一体長官はどういうふうに把握なさっておられるのか。各省庁にわたりまして、ずいぶんいろんな施策が立案されて実施せられる。また膨大な予算がついておることももちろんでありますが、一体青少年問題のつかみ方を率直に、端的に申しますと、どういうふうに把握なさるのか、ひとつ所見を明らかにしておいていただきたいと思います。
【次の発言】 青少年局設置について、いろいろな理由が述べられておるようでありまするが、―い……

第51回国会 決算委員会 第10号(1966/03/18、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 議事進行。この点は、あなたのほうの御説明が尽くさぬから紛糾するおそれがある。何々のものは、数量は、どこにあるということは、よく調べなければかわらぬかもしれぬが、しかし究極、一切のものは、どことどことどこにあるということを、住所、保管者等を明確になさったら、それでいいと思う。その内容の、数量、それからまた種類、カラット、そういうことはまた別問題です。要するに全体がどことどことどことにあるということ、それを明らかになさったら、あなたのほうの答弁は済むわけです。もっとほかにあるということであるなら、御主張になりますから、それに対してひとつ十分問答してもらいたい。

第51回国会 決算委員会 第11号(1966/03/22、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 私は、少し方面を変えまして、法務省並びに最高裁に対して、非行少年問題を少し伺ってみたいと思います。  まず法務省当局に伺うのでありますけれども、あなたのほうの刑事局といたしまして、青少年課を設け、また各般の施設が矯正局管下にもあるわけでありますし、いろいろな角度から、きわめて重大視される非行少年問題について、相当施策は実行せられておると思っております。そこで、現状といたしましては、御承知のとおりに、次第に憂うべき傾向が顕著になっております。たとえば、白書によりましても、報告書によりましても、中央青少年問題協議会等の報告書等も参照しましても、どこから見ましても、非行少年の問題は……

第51回国会 決算委員会 第13号(1966/03/25、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 ちょっと、国有財産局長に二点だけ簡単に伺っておきます。国有財産問題、とりわけ不動産の場合、ただいま御説明のごとく、非常に問題が多い。おそらく、いま大蔵省においても、ないしは林野庁においても、自己の所管する国有財産の広さは知らないだろうというほどに、私はこれは問題点が多いだろうと思います。したがいまして、この国有財産のあるべき事実を確定するということは、非常に重大な事業であろうと思う。何十年かかってというのでは、これまた問題続出であります。なるべく早急にこれを確定するためには、やはり内閣において、強力な総合的な調査機関の設定という方法でいくよりほかない。国土地理院というのがある……

第51回国会 決算委員会 第14号(1966/03/29、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 だんだん時間が経過しましたので、できるだけ、私も要約してお尋ねしますから、お答えの皆さんも、ひとつ簡単明瞭に御答弁をお願いいたします。  第一点といたしまして、山田参考人に伺いたいのです。京都府の教育委員会の委員長、非常に重要な立場におられるように拝聴いたしておりましたが、あなたらの御理解、御認識では、一体、仏教における宗教活動とは何か、端的にひとつおっしゃっていただきたい。
【次の発言】 少しその点、具体的に例をあげていただけませんか。
【次の発言】 信者に対する宗教活動はよく理解しやすいのですが、信者以外の者に対する宗教活動となれば、富士山を対象として動くのも宗教活動にな……

第51回国会 決算委員会 第15号(1966/03/31、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 私も資料要求をしておきます。  開拓営農の振興対策につきまして、第一次、第二次の対策の具体的内容、なお、開拓営農の審議会の記録を、重複しない範囲におきまして、参考資料があるならば、添付せられるように。それから、開拓農業の具体的な実態を知り得る統計、それから政府資金並びに農林漁業金融公庫、その他の融資の内容につきまして、三十八年度以降の数字の統計、それから米以外の食糧輸入の状況、これは三十九年度並びに四十年度――四十年度はまだ決算はできていないかもわかりませんので、可能な範囲でいいと思います。これは輸出国並びに品種別、そしてなるべく価格等につきまして……。それから――その他はち……

第51回国会 決算委員会 第16号(1966/04/05、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 開発庁にお尋ねしたいのですが、北海道の総合開発計画は、第二期の計画が進められまして、今日まで来ておるようでありますが、その成果と今後の見通し、道央地区の新産都市計画との関連におきまして少し聞いておきたいと思います。 大体目標とせられたところは、近代的な鉱工業を誘致して、これを中心に北海道開発を進めるというのが主であるのであろうか、あるいはそうではないのか。その辺を、基本的に聞いてみたいと思います。時間の関係上、簡潔に願います。
【次の発言】 新産都市建設の基本的な目標として、特に重化学工業の基地を開発するということがかなり大きな目標になっておったということは、あなたのほうも、……

第51回国会 決算委員会 第18号(1966/04/12、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 二、三、藤山長官に伺ってみたいのですが、実はあなたに対する国民の期待は、やはり長い間、経済人として、経済界のベテランでありましたので、いわゆる政党人ではない持ち味がおありであります。そこで、いまの政党並びに政治、行政の全体にわたりまして、とかく合理性が乏しい、あるいはまた経済的な原価意識が一般に欠けているのではないか、こういうことが強く指摘されておるのが最近の傾向でございます。私どもは、経済企画庁という存在が、やはりそういう問題について真正面から取り組んでいく中核的な官庁である、というふうな認識を持っておるのです。  そこで伺ってみたいのでありますが、御承知のとおりに、臨時行……

第51回国会 決算委員会 第19号(1966/04/14、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 大臣に伺います。数字をあげる時間もありませんので、簡単に、要点だけお尋ねすることにいたします。  第一点は、開拓営農の今後の政策であります。これは、御承知のとおりに、満州の引き揚げ農民がありますし、あるいは戦争被害の都会人もありますし、全国で十二万余りといま称せられておりますが、これの第二次振興計画の期間が明年終わるように存じております。そうしますと、それで終わってしまうのであろうかどうか。さらに第三次といいますか、新振興計画を立てるおつもりであるかどうか。この点は、年次報告並びに本年度のなさんとする施策なるものを読んでみましたけれども、もう一つはっきり出てきません。どのよう……

第51回国会 決算委員会 第22号(1966/04/21、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 大臣に伺いたいのですが、行政白書を八月にお出しになることは、ちょっといま伺いましたが、非常に重大な課題でございまして、臨時行政調査会の結論も、その実現いかんは、行政白書が大きな推進力にあるいはなるかもしれぬ。そこで伺いたいのですが、大体、編集の方針としては、どういう方針をもっておやりになろうとするのか、まずその辺からお聞かせ願いたい。
【次の発言】 基本的な、抽象的な姿勢としてはわかるのですけれども、やはり内閣にいたしましても、国会にいたしましても、臨調の答申が出て一年半有余たなざらしになっておったことは御承知のとおりであります。よって来たる原因は、私は深くして大きなものがあ……

第51回国会 決算委員会 第23号(1966/04/27、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 三十九年度の予備費について、ちょっと一点伺っておきたいと思います。  運輸省所管の港湾事業の調整に必要な経費といたしまして、新産都市の建設の事業に伴って出されておる経費があります。三億五千五百余万円ということになっております。これは、もちろん財政法の予備費の規定に従って使用せられていると思いますが、予備費乱用になりましても、これは財政秩序を乱すもとになりますので、この点、経費の性格について、若干御説明を伺ってみたいと思いますが、資料がありましたら……。
【次の発言】 では、次に移ります。  きょうでありますか、大蔵大臣は、財政審議会に、予算制度について何か調査を依頼なさるらし……

第51回国会 決算委員会 第25号(1966/05/10、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 大臣が出られましたので、しかるべきどなたか、次官もしくは担当の局長から御答弁いただければけっこうです。青少年問題また非行少年問題、これを家庭からながめました面、あるいは児童福祉の面などから見まして、厚生省のお仕事はずいぶん大きいと思っております。そういうことで、まず児童福祉対策の観点から二、三伺うことにいたします。  第一点は、児童福祉対策といたしまして、家庭福祉が最も重要である、こういうふうに思っております。家庭には、御承知のとおりに、かぎっ子がありますし、欠損家庭もありますし、あるいはまた親子の関係のものの考え方のすれ違いもございますし、しつけの機能がだんだんと低下してお……

第51回国会 決算委員会 第28号(1966/06/06、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 総理に二、三点お伺いしますが、私もできるだけ簡潔に申し上げますから、よろしく簡単にお願い申し上げます。  財政の基本問題といたしまして、長期財政計画を策定すべきでないか、こう思うのですが、いま内閣といたしましては、長期経済政策を経済審議会に諮問しておいでになりますが、これと並行いたしまして、この公債政策財政主導型の経済下におきまして、あらゆる社会資本の充実等の重要緊急な財政需要が山積いたしておりますし、あるいは住宅、道路、港湾等に対しましても、数年間という一定の長い計画による行政計画を持っておりますので、これに対応するためには、どうしても財政の長期計画が必要でないかと思うので……

第51回国会 決算委員会 第29号(1966/06/07、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 電話拡充の長期計画に関連しまして伺いたいのですが、電信電話調査会の四十年九月出しました結論によりますと、この長期計画につきまして、建設資金が四十一年から七年まで五兆二百六十億円を要するようになっております。そこで、従来の累積赤字が昭和四十一年から七年までを推計してみますと、これは七千四百三十億円になります。それからさらにこの各種債務の償還の問題があります。これもまた七カ年間に七千百二十億円になっております。そこでこれらの関係で、所要資金の調達の問題が、結局今回の電話料の値上げということにもなってくるのではないかと、こう思うのであります。そこで私は思いますのに、この種の建設が、……

第51回国会 決算委員会 第31号(1966/06/21、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 この機会に移住国策について伺ってみたいと思います。これは私自身まだ十分なあれがございませんので、そのつもりでひとつお聞き願いたいと思います。  戦後の日本で、海外に進出するといいますか、移住するといいますか、派遣するといいますか、それは大体基本的には、行くべき人が職業等が変わっておるということは、大体御説明で見当がつくのですが、もっと根本的に、日本の国民が広く海外に進んでいく、こういうようなことについて、何かバックボーン的な国策の大本というか、目標というものがあるでしょうか、どうですか。これを聞くのは、たとえば明治、大正にかけましての移民の考え方は、やはり徳川の封鎖から解放さ……

第51回国会 決算委員会 第32号(1966/06/23、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 ちょっと関連しまして、総裁に一点。いまの問題ですけれども、実は食堂とか食堂車の問題、これは非常に重要なことでございます。まあ総裁はこまかいことのようにお考えになっておるかわからぬが、総裁みずからやはり乗って、食堂で食事をして、一番安いものから一番高いものまで、事実上やはり体験なさることが必要でございます。私は、昔、宝塚−大阪間の私鉄を始めた小林一三さん、あの方が、最初に大阪から宝塚までの小さな電車を走らしたときに、絶えず自分は立って、そうして運転手、車掌のサービスぶりを見て、それから会社に出勤して、きょうの様子についていろいろと批判をしたという話を聞いている。やはり総裁は、そ……

第51回国会 建設委員会 第20号(1966/04/20、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 ただいま議題となりました法案に関連いたしまして、瀬戸山建設大臣を中心に少し伺ってみたいと思います。  第一点は用地の問題でございます。瀬戸山建設大臣は特に土地、地価等につきましては深い造詣と卓越した見識を持っておられるのでありますが、昨年の十一月でありましたか、閣議で地価対策閣僚協議会の結論が出たと伝えられております。そこで、その建設大臣の意見は世上に流布されておりますが、これはわれわれとしましても非常に共感を覚える内容を持っておりまするので、きわめて重要な建設省の主管大臣であり、閣僚の一人といたしまして、この国土開発縦貫自動車道建設事業並びに膨大な道路整備の国策遂行に当たっ……

第51回国会 法務委員会 第30号(1966/04/22、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 簡明に、民社党を代表いたしまして、本法案に賛成の意見を申し述べます。  申すまでもなく、この法律案の要点は、一は株式の譲渡制限の復活二は額面株無額面株の交互変更可能の規定、三は、株式譲り渡しは株券の交付をもってなし得る譲渡方式の変更、四は、議決権不統一行使可能の規定を設けた、五は、新株発行の手続の規定、六は、新株引き受け権譲渡の道を開いた。さらに七は、転換社債の転換請求に際し、議決権行使の制限をなし得るものとした、以上七点でありまするが、要するにこの改正案は、いまの社会経済の大きな動きという観点からいたしますると、きわめて部分的の、さらに不十分な面はずいぶん起こっておると思う……

第51回国会 予算委員会 第16号(1966/02/17、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 私は、去る三十九年の九月に答申が出ました臨時行政調査会、これは略称して臨調と申しますが、臨調の答申を中心に政府並びに関係閣僚の御意見を伺うのでございますが、その前に、臨調の会長として二年半余にわたって、かつまた戦後最大の構成、規模をもって努力をせられた臨調の会長であった佐藤喜一郎さんが御出席になっておりまするので、佐藤さんによって臨調が答申をいたしました趣旨、内容、大体の目標、骨子、こういったところをひとつ率直に伺いたいのでございます。ただし時間の制約もあることでございまするから、でき得るだけひとつ要点だけをお述べいただきたいとお願いしたいのであります。どうぞひとつお願いいた……


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第52回国会(1966/07/11〜1966/07/30)

第52回国会 決算委員会 第2号(1966/08/11、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 一点だけ、これは総務課長に伺います。  最初の、恐喝につきまして、被害者に対して、旧虎の門公園あとの国有地の払い下げの件について、国会で追及する、国会で追及するということを言って、それでおどして、手形の書きかえなどをさせた、こういうことでありますが、ひとつ伺っておきたいことは、国会で追及するということ、それが一体罪悪の告知になるのであるのであろうか、どうであろうか。国会は、決算委員会は、厳正に公正に条理を尽くして審査するところですから、国会で追及するということが、直ちに相手に威迫したような感じを与えるのでしょうか、どうですか。検察当局としては、こういう声明をなさっておるのです……

第52回国会 決算委員会 第3号(1966/10/17、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 私は愛知官房長官に伺います。  まず綱紀粛正の問題につきまして、押谷委員からもだんだん御質問がございまして、また他の委員からもそれぞれお触れになったことでございますが、いまの時点におきましては、政治問題としては最も重要な一つの課題でございます。そこで、実は綱紀粛正は、ただに一行政官の問題とか、あるいはある非違行為の現象の問題とか、そういうことじゃなしに、日本の国会と行政を含めまして、政治姿勢の根本に連なる問題でありまするから、これを正すということは、少なくとも国会に対しまして憲法上連帯の責任がある内閣の首班がみずから出て応答するということが、この際適当であります。伺えば、八月……

第52回国会 決算委員会 第4号(1966/10/18、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 簡明に二、三お尋ねしまして、残余は次回の質疑に保留したいと思います。  一点伺いたいことは、林野庁長官ですが、例の高槻の国有林の交換問題であります。これの相手方、交換の相手方のいわゆる農林開発興業会社の実態を、交換申請の当時、交換完了の当時までよく御調査にならなかったのがほんとうで、形式的にただ申請があり、対象物件の比較の程度にとどまったのじゃないかという疑いがあるのですが、それはどうですか。
【次の発言】 きわめて形式的な調査にすぎません。かりにも国有財産を管理しこれを処分するというような重要な契約の締結であります。したがいまして、その目的、それから何のために交換を求めてお……

第52回国会 決算委員会 第5号(1966/10/19、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 私は、綱紀粛正の観点から、一、二官房長官に伺いたいのであります。本来ならば、これはやはり防衛庁長官に伺うべき筋であります。また、その最高の統率指揮者である佐藤総理大臣に伺うべき筋でございますけれども、余儀ない実情でありますので、官房長官にお伺いいたします。  今回の上林山防衛庁長官の鹿児島県下における問題は、いろいろな角度から考えられますが、若干方面を変えまして、私は批判をしつつ御意見を伺いたいと思うのであります。  問題になりました個人、特に刑事被告人として保釈中の身分の人などを、自己の秘書として飛行機に乗せて帯同しておったというのも事実、手落ちのいかんにかかわらず、こうい……

第52回国会 予算委員会 第3号(1966/10/20、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 総理に御依頼しておきますが、時間が制約がありますので、ひとつ直截簡明に御答弁願います。  第一点は、荒舩運輸相の辞職理由は何です。
【次の発言】 閣僚の辞任ということはまことに重要な国事であります。したがいまして、この問題は相当重視してあなたもお考えになったと思いますが、その感想はいかがでございましたか。
【次の発言】 閣僚の任命は総理大臣の専権であることは申すまでもございません。もし不適材、不行跡等、理由があれば罷免の権限もございます。したがいまして、かりにも閣僚が辞職するという場合は、相当重要な事由がなければなるまいと、こう考えるのであります。  そこで伺うのは、一体総理……


吉田賢一[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院30期)

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第46回国会(1963/12/20〜1964/06/26)

第46回国会 建設委員会農林水産委員会連合審査会 第1号(1964/05/15、30期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 佐藤先生に一点だけ伺います。  いまの公共用地の特別措置法の二条の改正の件であります。政令委任の点でありますが、これは当委員会におきまして、先般河川法改正にあたりましても、たまたま問題になった点でありますが、これは結局先生におかれましても、そういうことを政令にゆだねることは違憲であるというところまでお考えになるのでしょうか、やや疑問だということなのでしょうか。その辺はどんなものでしょうか。
【次の発言】 註解日本国憲法、これは田中、兼子、團藤、このような諸氏の編集でございますが、これの五七〇ページに述べているところによりましても、憲法二十九条の説明といたしまして、やはり相当の……


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第48回国会(1964/12/21〜1965/06/01)

第48回国会 地方行政委員会風俗営業等に関する調査小委員会 第1号(1965/06/02、30期、民主社会党)

○吉田(賢)小委員 ちょっと一点だけ。非行少年と風俗営業の関係ですが、これはすぐに御答弁いただかなくても資料として出していただいてもよろしゅうございます。要するに風俗営業と少年非行の契機、つまり少年が非行におちいる契機と風俗営業の関係、これをひとつ明確にしたいと思うのです。全国的な傾向と数を明らかにしてみたいと思うのです。  第二点は、風俗営業と少年福祉被害、つまり逆の場合ですね、少年福祉被害の原因について特に重視すべき条件、たとえば外部的な原因が非常に大なのか、あるいは本人、家庭、その他の原因を重視すべきか、こういう点なんです。  何でこんなことを聞くかというと、最近は昨年と比べてさらに少年……

第48回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1965/02/24、30期、民主社会党)

○吉田(賢)分科員 これから御質問をしたい問題は二つございますので、時間の関係もありまするから、できるだけ要点をお述べいただくように、よろしくお願いいたします。  一つは、昨年の暮れ、十二月二十二日に東京都の葛飾区葛飾郵便局内に起こりました暴行傷害の問題でございます。暴行傷害は毎日のごとく新聞も伝えておりまするし、またほとんど数知れぬほど起こっておるのでありますけれども、しかし、郵便局内という重要な公務の場所におきまして、公務員が暴行傷害を、しかも同僚の公務員に集団的にこれを加えたということは、これはいろいろな見地から見て、見のがすことのできない重要性を持っておると思うのであります。そこで、刑……



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データ更新日:2023/02/05

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