吉田賢一 衆議院議員
31期国会発言一覧

吉田賢一[衆]在籍期 : 25期-26期-27期-30期-|31期|-32期
吉田賢一[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは吉田賢一衆議院議員の31期(1967/01/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は31期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院31期)

吉田賢一[衆]本会議発言(全期間)
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第55回国会(1967/02/15〜1967/07/21)

第55回国会 衆議院本会議 第21号(1967/06/01、31期、民主社会党)

○吉田賢一君 私は、民主社会党を代表して、ただいま説明のありました昭和四十年度決算等に関し、以下数項目について政府の所信を伺います。  第一、臨時行政調査会の答申について。  行政改革の声は久しい。しかし、戦後五たびの行政改革を目ざす審議会の答申も、失敗の歴史でありました。なぜか。わが国は、政治行政の腐敗のあとを絶たず、現状維持とエゴイズムと権限の拡大は官僚の本能で、これが改革をはばんだ要因であった。政治姿勢を正し、均衡ある社会建設のため、行政改革実現の要請は急であります。臨時行政調査会は、この国民的要請にこたえた。行政改革の主眼点は、次の六つの柱であります。  一は、内閣及び各省間の行政の総……


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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 衆議院本会議 第9号(1968/03/07、31期、民主社会党)

○吉田賢一君 私は、民主社会党を代表して、ただいま御説明のあった昭和四十一年度決算等に関して、佐藤総理及び担当閣僚の諸氏に以下若干の質問を試みたい。  いまや、財政も行政も生活さえも硬直化しております。これはまさに現代日本の象徴ではないでしょうか。私は、ここに、忘れられた国の決算、しかし重要なるこの決算の角度から、財政と行政と政治の実態を批判しつつ、佐藤総理と閣僚諸氏に向かい、その所信をただしたいのであります。  会計検査院が国の予算執行につき不当、不正を指摘するもの、毎年数十億円にのぼります。これは氷山の一角である。その他行政、財政の制度と運営から生ずるむだづかい、非効率、浪費は、年々千億円……


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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 衆議院本会議 第5号(1969/02/12、31期、民主社会党)

○吉田賢一君 私は、民社党を代表して、ただいま御報告の昭和四十二年度一般会計決算等につき、佐藤総理その他担当大臣に若干の質問をいたします。  まず第一には、昭和四十二年度の財政計画と運営の実態を批判したいのです。  四十一年度は、前年の不況、税収不足等のあとを受けまして、景気刺激型の予算を編成せられ、本格的な公債導入の年でありましたが、四十二年度は、経済成長率も政府の予測を上回って、早くも経済界は好況に入りました。しかし、前年にも増して国債は八千億円、及び財政投融資、公募債は九千百余億円を見積もりましたので、きびしい世論の批判となりました。好況時における公債無用の論、民間融資への圧迫、国債の不……

吉田賢一[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院31期)

吉田賢一[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第55回国会(1967/02/15〜1967/07/21)

第55回国会 決算委員会 第2号(1967/03/16、31期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 早川労働大臣に、臨時行政調査会の意見のうち、労働省所管に関する事項、これについて、基本的なお考え方、態度、これを伺っておきたいのであります。  この問題は、すでに佐藤内閣におきましては、しばしば閣議の申し合わせもございます。また、一月二十九日の総選挙の自民党の公約にも明記されております。また、今月十四日の本会議における総理の施政演説の末尾にも、やはり臨調の答申を尊重する、こういう趣旨が明確にされておるのであります。言いかえますならば、佐藤内閣は一貫いたしまして、池田内閣同様に、この臨調の行政改革につきましては、尊重してこれを実行していくという態度は変わらぬのであります。これに……

第55回国会 決算委員会 第3号(1967/03/23、31期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 関連して。こういうことでまたしても時間を浪費することは、実に残念です。  そこで、委員会の運営は、理事会で、事前もしくは中途において、しばしば討議する機会もあるのですから、理事会本位に運営する、これは当然であるし、また慣行もそうなっておるはずであります。したがいまして、今後の運営につきましても、その点に重点を置かれることを特に希望しておきたい。その間のいきさつにつきましては、私も理事会におきまして、私の持っているのを赤線を引いてあなたにお返ししたわけです。したがいまして、それは撤回するというふうに実は了解をしたのであります。ただ手続として、速記録に載ったままになっておったらし……

第55回国会 決算委員会 第4号(1967/03/28、31期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 要点を、こちらも簡単に申しますから、警察庁長官も簡潔に御答弁願います。  一件は、交通安全の問題ですが、交通安全と児童保護の点であります。交通安全白書によりましても、児童の交通事故死は全死亡の三割から四割にもなっております。これはたいへんな、お母さん方の脅威であることは申し上げるまでもありません。この対策の一環といたしまして、児童福祉法の児童遊園あるいは都市公園法でしたか、省所管の児童公園、こういったものがございますが、この際に、全国的に非常に不備な児童遊園なり児童公園に積極的に踏み出していくということに、国家公安委員会、警察庁をあげまして、これは他省との関連もありますが、実……

第55回国会 決算委員会 第5号(1967/04/21、31期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 まず行管の長官に聞きます。時間の関係で、私も問いは簡単にしますから、答えもひとつ明確に、ごく要点だけを述べていただきたい。  去年の十月に、行政監理委員会から、いわゆる「行政改革の現状と課題」の白書と称するものが出ております。この白書につきましての実績、それまでの実績に対するあなたの評価、これをひとつ端的におっしゃってもらいたい。
【次の発言】 あなたは行管の長官ですけれども、同時に行政監理委員会の委員長です。委員長としてのあなたに伺うわけです。ですから、十分に実績があがっていないかどうか、そういう行なう側の答弁を求めているのじゃないのです。この白書が端的にいっているところに……

第55回国会 決算委員会 第6号(1967/05/11、31期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 政府の方に、財政投融資を主にしまして、公社公団の関係において若干お尋ねしたい。  まず第一は、四十二年度の財政投融資につきまして、原資として記載されておる数額が二兆三千八百八十四億、それからその参考の補足的な資金の費目といたしまして、「自己資金」というのがあります。この「自己資金等」というのは、おもなものは何でありましょうか。それから、その総計は何ほどになるのか、この点をひとつ御説明願いたいと思います。
【次の発言】 全体の数字を比較しますときに、自己資金の大体の割合が融資総額に比べてどのくらいになるか。それから、自己資金のうち国の予算等を通しまして受けたような金額はどれぐら……

第55回国会 決算委員会 第7号(1967/05/16、31期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 まず開発の総裁から一、二点簡単に伺うことにしたいと思います。  御承知のとおりに、日本の繊維産業は、平和産業としまして、明治以来の古い伝統を持っております。また紡績以外の織布加工というものは、これまた御承知のとおり非常に零細な、むしろ斜陽産業の位置に置かれておるわけであります。一種の典型的な中小企業の弱体企業であることは間違いないのであります。そこで今日、世界の情勢が、だんだんと低開発国の追い上げもありますし、あるいはまた先進国の設備近代化等も非常に進んでまいっておりますし、国内的にはとかくこれが進みませんし、対外貿易の関係ないしは国内経済、国民経済等の観点から見ましても、こ……

第55回国会 決算委員会 第8号(1967/05/18、31期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 行管の長官に伺いたいと思います。  臨調の答申によりましてだんだん論議が重ねられてまいりました、例の愛知用水公団の将来の問題でありますが、これは、当初の事業を完了したこと、さらに豊川用水の事業が本年度完了の見込み、その後水資源開発公団へ残務吸収、その他地方自治体へもなお一部の事務を吸収、こういうような一つの意見が出されておるのでございます。そこでこれは水資源開発公団自体にいたしましても、さらにその他の問題があるわけでございますので、まず大体の方向は、行管といたしましてはまだ最終的なものはおきめになっておりませんけれども、水資源公団へ残務吸収という考え方、さらに総合開発庁に水資……

第55回国会 決算委員会 第9号(1967/05/23、31期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 議車進行。いまの華山委員の質問並びに覚え書きの写しの提出方の要望ですね。これはあちらこちらと手続をむずかしくするようなことでもないように考えます。それでできれば五分間でも、ちょっとこのまま休憩して、そこでお話し合いになれば、すぐ結論を出し得ると思うのです。委員会を閉会して次の機会に出すというような、そこまで手数をとる必要もない文書のように思いますから、そういうふうにできませんか。どうですか。
【次の発言】 本省へ持って帰って相談せぬでもいいようなことだと思うのだが……。
【次の発言】 ちょっと、議事進行について。やはり問題は、その覚え書きなるものが公表できないもので、両国間の……

第55回国会 決算委員会 第10号(1967/05/25、31期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 綾部総裁に伺うのですが、鉄道建設公団が設立されました当時、たぶんあなたは運輸大臣でおありではなかったかと思うのですが、そうじゃなかったですか。鉄道建設公団は、これは国鉄で敷設すると、国鉄の性格、社会的な鉄道新線の使命等から見て困難であろうから、別個の公団をつくるということが、審議会の結論にも出ておるようでございますが、そこで鉄道建設公団はもっぱら建設事業をやるということにその目的と使命と業務がある。もっぱら鉄道新線をつくるということが、それがあなたのほうの団体の最大の使命で最終のもののように思うのですが、それは間違いないでしょうね。

第55回国会 決算委員会 第12号(1967/06/07、31期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 外務省所管の、インドの食糧危機に対する救援に必要な経費、インドネシアの食糧危機及び水害に対する救援に必要な経費、これと関連をいたしまするので、大臣、若干基本的な問題について伺っておきたい、こう思うのです。  わが国の平和政策とか、あるいは経済外交とか、基本国策に重要な関係のあるような予備費の使用の問題については、これは閣議を経るという手続をするのだろうか、あるいは、いまのような事項は閣議を必要としない、こういう経費に属するのでしょうか、その点はいかがなものでしょうか。
【次の発言】 閣議決定事項でありますると、私は続いて伺ってみたいのですが、たとえばインドに対する食糧危機救援……

第55回国会 決算委員会 第13号(1967/06/08、31期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 南社長に伺いたいのですが、北海道地下資源開発株式会社が、いわゆる公社公団の一つになりまして、ここで審査の対象になっておりますが、実は株式会社というのは珍しい存在でございます。いまのあなたの御発言等からうかがうところによりましても、やはり本質的に構造なり運営等について、たとえば資本等も仰せになっておりましたが、相当てこ入れをするというか、改革をするというか、何か手を加えていくべきだというような御意向があるらしいのです。  そこで、そういうことをばく然と頭に置きまして、私はまず第一に、法律によりますと、北海道地下資源開発株式会社という形はあくまでも妥当でない、株式会社というものを……

第55回国会 決算委員会 第14号(1967/06/13、31期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 まず検査院に伺います。  検査院から、例の臨時行政調査会の答申意見のうち、「予算・会計の改革に関する意見」、これにおきまして、相当広範に各事項にわたって意見を述べておられます。全部にはわたる時間もありませんし、大蔵省と重複する点はなるべく避けたいと思いますので、若干伺ってみます。  第一には、わが国の予算制度が戦前の財政制度、それが抜本的な改正をせられることなく、新憲法で引き継がれましたことは申し上げるまでもないのでございます。長い間の積み重ねた補完、補正などを経てきましたけれども、いまは制度自体に根本的な改革をせねばならぬ、こういったことが臨調の基本的な考え方だろうと存じて……

第55回国会 決算委員会 第15号(1967/06/14、31期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 私は、民主社会党を代表いたしまして、いま議題になりました案件について承諾をする理由を、若干述べておきたいと思うのであります。  当委員会におきましては、いま議題になりましたすべての予備費に関する審議が行なわれました。そこで問題になりました数個の点でございます。ベトナム救援の問題につきましては、これは南ベトナムに、四十一年度初頭約八十万の難民あり、これは四十二年まで継続いたしまして、約百七、八十万。さらに増加しておりまするが、これにつきまして、ベトナム大使館からの緊急援助の要請があって、結局これに対し七千二百余万円の難民救済援助の経費が予備費として支出された、こういう案件でござ……

第55回国会 決算委員会 第17号(1967/06/23、31期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 外務省関係につきまして、インドの食糧危機の救援の問題について、ちょっと一点お聞きしたい。  これは実は去年の二月に、ガンジー首相が、ケララ州の食糧事情が好転するまで、一日わずか六オンスである米の配給を私は辞退します、と言ってサインをしているのが、世界週報に出ております。この記事と写真を私見まして、人道的なある大きな政策上の打つ手が、何か知らぬ、アジアの問題について一つあるような感じが実はしたわけです。  そこで、一体インド問題というものは、二年連続の食糧危機、そうして若干の救援を行なわれておるようでございますが、思えば人口も約五億あるらしゅうございます。これは人口の比重から見……

第55回国会 決算委員会 第18号(1967/06/27、31期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 ちょっと大臣に一点伺いますが、私は主として幼児教育の問題につきまして伺ってみたいのであります。つきまして、第一は、憲法二十六条第一項によります教育を受ける権利というものは、幼稚園児童も対象になるのかどうか。幼稚園教育が入るのかどうか。その辺はどういうふうにお考えになりますか。
【次の発言】 これは非常に重要な根本になる問題を持っておると私は思います。もし憲法二十六条の規定が、法律の定めるところによってひとしく教育を受ける権利、これが幼稚園教育も入るといたしますと、それは幼稚園教育、児童教育について、さらに根本的に検討しなければならないのではないかとさえ実は考えるのであります。……

第55回国会 決算委員会 第19号(1967/06/29、31期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 時間の関係がありますので、簡単にしますから、大臣にひとつお尋ねをいたします。  少年法の改正の問題ですが、これはしばしば伝えられておりますが、近い将来、政府案として御提案になる御意思でありましょうか。現にこれは法務省と最高裁との間に、必ずしも重要な問題について一致しておらぬようにも思うのであります。この種の法案につきましては、司法内部におきまして、やはり相当論議も重ねて、慎重に扱っていくべきじゃないかとも私も考えるのです。そこで、御提案になるようなおつもり、用意があるのだろうか、この辺をまず伺っておきたいと思います。

第55回国会 決算委員会 第21号(1967/07/06、31期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 第一は、行政管理庁長官に、行政改革の全般的な推進につきまして、二、三の基本的な態度にわたる問題を伺ってみたいのであります。  長官がかなり御熱心にこの問題と取り組んでおられることはよくうかがえます。六月一日の本会議におきましての、私の臨調答申についての質問に対しましても、簡単でしたが、相当熱意のあるようにも見受けたのであります。しかし振り返ってみますると、過去におきまして、三十八年の八月に首都圏についての意見が出されまして、三十九年の臨調の答申が出ましてこのかただけをとって考えてみましても、なかなかに難航しておるという一語に尽きるのではないだろうか。現在の実情について考えてみ……

第55回国会 決算委員会 第22号(1967/07/11、31期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 大臣が見えておりませんので、次官に、かわってお尋ねしたいのですが、児童手当制度の問題を伺ってみたいのです。  そこで、まず伺いたい点は、同じ総理のもとにおきましては、大臣がかわりましても、やはり行政責任は一体であることはこれは申すまでもございません。そこで現厚生省の省としての御意見は、児童手当制度につきましては、前の鈴木厚生大臣時代のお考え方と変わりないのですか。
【次の発言】 この問題は、戦後二十二年、社会保障制度審議会の答申以来、幾たびかの、中央児童福祉審議会とか地方児童福祉審議会の各答申、人口問題審議会の決議、さらにまた、数次にわたる経済審議会の答申、こういったものが、……

第55回国会 決算委員会 第23号(1967/07/13、31期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 少年法の問題と法務行政の問題、二点についてきょうは伺ってみたいのであります。きょうは法務委員会があるらしく、法務省の首脳部が見えておりません。単純な事務的な問答で終わりますことは、少し根本的な問題があるのでありますから、非常に残念でありますが、民事局長、見えておらぬのです。  ちょっと少年非行の問題を伺いたいのですが、だれが適当でありますか、ひとつお答え願いたいのですが、一体この少年非行の趨勢は、法務省の統計なりあるいはまた少年法改正についてのいろいろな資料等によりまして見ても、かなり憂慮すべき傾向も一面見えるのでありますが、そこで、根本的に少年非行の原因を深く追及していくこ……

第55回国会 決算委員会 第24号(1967/07/18、31期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 ちょっと関係の方、時間の都合もありますので、私もできるだけ節約してものを言いますから、要点だけお答え願えばけっこうです。まだもう一人控えておりますから……。  外務省に先に聞きたいのですが、一般的に申しまして、海外移住政策というのがあるのかどうか。ありとすれば、その目標とか理念、要約してみればどういうことになるのですか。
【次の発言】 そうしますと、国民が自分で海外に移住発展したいという希望、欲望が発生したときに、これをとらえて、移住についてできるだけ政府として施策を行ないたい。きわめて消極的で、海外移住とか移住政策というものは、積極的にないわけでございますか。

第55回国会 決算委員会 第25号(1967/07/20、31期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 まず、主計局に、予算制度の問題につきまして伺いたいのであります。  予算制度につきましては、去る六月一日の本会議におきまして、大臣にもお尋ねしたのでありまするが、きょうは少し掘り下げて伺ってみたいと思うのであります。現行の予算制度をどう見るか、国会の立場からどうこれに向かって対処すべきか。特に私は国政の上から、行政を改革したり、あるいは国会審議を権威あらしむる意味におきまして、予算制度とその運用は非常に重要なものと考えますので、こういう見地から、予算制度の問題について少し掘り下げてみたい、こう思うのでございます。  そこで、例の去年の国会におきましても、いわゆる事業別予算制度……

第55回国会 商工委員会 第29号(1967/07/12、31期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 関連して少し御質問してみたいと思います。私もできるだけ簡潔にお尋ねするつもりであります。主として兵庫県の織布産業、とりわけ綿製品でギンガムを中心に全国で八割以上産しております西脇地域、ここが中心でございますが、遠州とともに日本の綿産地といたしましてこれは著名な業績を持ってきておるのであります。こういった織布業を中心にしてお尋ねしたいのです。  第一は、最近の情勢は五台―七台くらいでないと引き合わない。それから五十台以下が通常だ、百台以上になると全く採算がとれぬというのは常識化しつつある。こういうようなギンガム等の織布工場でございますので、これがずばっと構造改善のこの計画によっ……

第55回国会 文教委員会 第6号(1967/05/12、31期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 私はこの機会に、教育の基本的施策につきまして若干伺ってみたい、こう思うのであります。とりわけ昨年十月に答申されました中教審の後期中等教育の拡充整備、これを中心に少し伺ってみたい、こう思っておるのであります。  第一に、だんだん御説明の文章が出ておるようでありますが、文部大臣といたしましては、このような中央教育審議会の答申が出ましたゆえんのものは何であろうかという点を、ひとつ端的に御所信を明らかにしていただきたい。
【次の発言】 この答申はかなり大きな社会的反響も呼んだらしいのでございますが、やはり教育の制度に関する改革なるものは、相当重要な文教全体に影響することでございますの……

第55回国会 文教委員会 第7号(1967/05/17、31期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 第一点は、大学制度につきまして若干まず伺ってみたいのです。  ただいまの大学は、国立、公私立を問わず、入学生徒が専門の教育を受けることを非常に意気込んでいったにかかわらず、どうも高校の繰り返しのような感じがしてならぬという、そういう声も相当聞くのでございますが、これは軽視できない一つの大きな問題を持っておると思います。そこで、大学の教育の課程におきまして、教養課程と専門課程の振り分け並びにその実施の教授の実情というものに相当再検討をせねばならぬ問題があるのではないか、こう思いますのですが、これらにつきまして、まず一般的に大臣の御所見を伺っておきたい。

第55回国会 文教委員会 第17号(1967/06/28、31期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 ちょっと簡単に伺ってみたいのですが、コウノトリの保護の問題であります。御承知のとおり、兵庫県の但馬豊岡市の周辺に七羽のコウノトリが住んでおりまして、これは昭和三十七年に特別天然記念物に指定されたようであります。これは兵庫県の前の知事の坂本というのが信念的にこれの保護に当たりまして、言うならば、全県的な支援のもとに保護に当たってきたという歴史を持っておるのでございます。  そこで、最近この四月から五月に産卵いたしました四つの卵をふ卵器に入れてふ化をはかりましたが、発育がとまってしまったので非常に驚きまして、善後策はどうかということにつきましても教育委員会等いろいろな方面から検討……

第55回国会 文教委員会 第19号(1967/07/05、31期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 日本字術振興会法案につきまして、基本的な問題点と具体的な運営面と、画面にわたって若干伺ってみたいと思うのであります。  第一点は、まず政府におかれましては、現下の学術振興問題の重要性にかんがみまして、根本的な学術振興に関する基本施策をひとつお述べ願いたい。
【次の発言】 第二点は、すでにしばしばお述べにもなり、また冒頭に本案提出の理由として大臣から御説明もあったのでございますけれども、やはり数年間、少し何か紆余曲折の経過をたどったようなあとが見えるのであります。たとえば財団法人日本学術振興会の概要という書物の報告について見ましても、三十三年以来四十一年にわたりまして、いずれも……


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第56回国会(1967/07/27〜1967/08/18)

第56回国会 決算委員会 第2号(1967/09/11、31期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 まず第一に松平行政管理庁長官にお伺いいたします。  伺いたい問題は、行政監理委員会が去る八月三十一日付で、例の特殊法人の改革に関する意見を、委員長であるあなたに答申をいたしておりますが、これについて少し伺ってみたいと思います。  そこで、伺う前に、長官は行管の長官であると同時に行政監理委員会の委員長でもあられます。一人で二役を兼務しておられますので、そういう関係もありますから、立場は混淆するようでありますけれども、可能な限り要点だけはひとつ御説明願って、詳しく個々につきましてはまた別の機会に逐次掘り下げていくようにしたい、こういうふうに考えております。  第一に伺うのは、監理……

第56回国会 決算委員会 第4号(1967/10/13、31期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 きょうはひとつ倉石農林大臣を中心に、少ししろうとの農村談義をやってみたいと思います。  農業基本法ができまして以来、農林省の重要施策のバックボーンは農業構造改善事業の推進にある、どうもそういうような感じがいたします。最も重要なことに違いございませんが、反面非常に大きな、むしろ見落とされたような問題点は、農村における福祉対策の貧困でないか。将来福祉国家を目ざす限りは、農村における福祉対策というものは相当重視しなければならぬと思いますが、構造改善は経済開発でございます。生活とかあるいは地域とか社会開発的な面は、その一つの重点はやはり福祉対策にあるのじゃないだろうか。とりわけ農村に……

第56回国会 決算委員会 第5号(1967/11/10、31期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 水産庁の漁政部長に伺いますが、来国会に海上交通法案が提出されるということを承っておりますが、これは特に沿岸漁業の関係上相当重視すべき法案と見ております。つきまして、海上安全審議会において過日答申も出されております。これには農林省も参画されたはずでございます。そこであなたの承知しておられる範囲でこの法案が来国会に出る見込みかどうか、まずその見通しだけ聞いておきたい。
【次の発言】 それでは順序としまして、海上保安庁の井上次長が見えておりますので、来通常国会に海上交通法案を提出する予定になっておると聞いておりますが、大体のねらい、理由、骨子だけ、こまかいことは要りませんから、ひと……

第56回国会 決算委員会 第6号(1967/11/21、31期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 ちょっと簡単に伺います。実は大臣に種々伺ってみたい問題はあったのですけれども、きょうは出席がありませんので、補足的な意味におきまして若干伺いたいと思います。  第一点は、次官に聞きます。当委員会におきましても国政――国の財政の運用と行政改革の問題は最も重要な関連があるのでして、しばしば取り上げてまいったのであります。そこで、過般、総理がアメリカへ出発前の今月の十日の閣議発言を端緒といたしまして、各省の一局削減問題が課題になりました。本日午前の閣議で、閣議としては決定を見たはずであります。あるいは、これは最終的には例の閣僚協議会に付すべき案件かと思いますけれども、この一局削減に……

第56回国会 文教委員会 第5号(1967/11/10、31期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 私は、町に埋もれ去るおそれのあるもので重要な科学研究の成果につきまして、大臣と大学学術局長に二、三質問してみたいと思うのであります。  まず基本的に、文部省の科学研究の補助金、この補助金については日本学術会議の答申のうち「配分基本方針」というものがございますが、このうちに「研究成果刊行費」という費目があるようであります。一は「学術定期刊行物」、二は「学術図書」、三は「二次刊行物」、こういう規定をいたしております。二の「学術図書」によりますと、「学術的価値、市販性等を十分に検討して、補助がなくては刊行の困難なものを選定するものとし、特に次に掲げるものについては優先的に考慮する。……


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第57回国会(1967/12/04〜1967/12/23)

第57回国会 決算委員会 第1号(1967/12/07、31期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 椎名通産大臣に二、三の重要な点について伺っておきたいと思います。  五十五国会におきまして菅野通産大臣のときに、会期末期に成立いたしました繊維工業の構造改善の特別措置法、これは膨大な予算並びに政府資金も投入されますし、日本の中小企業の中核的な部類に属する繊維産業への構造改善対策でございまして、長年の懸案でもございまするし、ずいぶんと多量な研究調査をした結果の答申に基づきましてこの改善事業が発足するということになったのでございます。言うならば、通産省といたしましても最近の重要な業績の一つになりつつあるわけでございます。  そこでこの際に、やはり大臣も御就任間もないことでございま……

第57回国会 決算委員会 第3号(1967/12/13、31期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 ちょっと総裁にお願いしておきますが、時間がだんだん切迫しましたので、私もできるだけ簡明にやりますから、ひとつ簡単明瞭直截にお答え願います。  きょうは、現在の国鉄財政の実態、これに対する方策、五十五国会におきましても若干触れたのでございますけれども、きょうは少し掘り下げてみたい、こう思うのです。  申し上げるまでもなく、私のこの質疑の根拠は、大体あなたがすでに御承知でありまする監査委員会の報告書をもとにしております。私は、国鉄の財政につきましては、国鉄のこの監査委員会の調査の結論というものは相当権威を持って見るべきでないか、こう思っております。  そこで、国鉄は、四十年決算に……

第57回国会 決算委員会 第5号(1967/12/15、31期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 いまのあり方をほめて笑ってする問答にならぬかもしれませんが、どうぞあしからず。  科学技術行政の重要なことはだんだん認識されてきておると思うのですが、これにつきまして、一つは、それならば基礎的な研究調査についてもっと充実して財政、予算の措置を講じねばならぬという問題、それから文部、通産とかその他に分かれておりまする基礎的な科学研究の機関というものをもっと総合されなければならぬというように考えます。そういういろいろな問題があると思います。一体技術庁は、こういう基礎調査についての総合調整をするというような、そういうことが主たる任務の官庁なんでしょうか。その点どうなんですか。

第57回国会 決算委員会 第6号(1967/12/19、31期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 第一点は基本的な一般問題になりますので、大臣によく建設省のお考え方を伺っておきたいのでありますけれども、やむを得ませんので、しかるべき御答弁をきょうのところ願いたいと思います。  公共事業費が一般会計の予算のうちに占める比率が相当大きいものでございますのは御承知のとおりでありまして、昨年四十二年度のごときは約二〇%に相当いたしております。そしてその内容は道路、住宅、治山治水、港湾、空港などほとんどが建設省予算ということになるわけでございます。ところで、最近の経済の諸情勢あるいは物価高のこういった事情から、来年度の予算要求は相当長期計画の予算要求の増が見込まるべきじゃないかと思……

第57回国会 決算委員会 第7号(1967/12/20、31期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 いま吉川委員もだんだんお聞きになりましたが、最近の雇用問題は次第に逼迫してまいっておりますので、私もそのような逼迫のうち重点と思われる数項について労働省の方に伺ってみたいと思うのであります。  最初に、ほんのアウトラインでいいですから、概況につきまして、労働力需給の状況と特に労働省が重点と考えられておる問題点、あるいは需給状況で次第に逼迫の度合いが高くなりつつあるような面、そういうような点につきまして、人口構成とか、年齢層とか、地域層とかあるいは職域とか、そういうものを含めて、ごく要点だけでよろしゅうございますから、まず明らかにしておいてもらいたい。

第57回国会 決算委員会 第8号(1967/12/21、31期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 第一点に伺いたいのでありますが、来年度予算編成をめぐりまして、国の財政の硬直化は顕著な事実でございまして、これをめぐりまして来年の財政計画、したがって、予算の作成、政策の決定などがされていくべきでないか、こう考えるのですが、まず、この国の財政の硬直化が市町村財政に与えている影響はやはり相当重大であろう、こう思うのであります。市町村財政もおそらくはいろいろな意味におきまして財政は圧迫され、あるいは財源の弾力性も失い等々するんでないかと思うのでありますが、この市町村財政の状況につきまして、国の財政の硬直化がどのように影響しておるのであろうか、来年度への予算をめぐって、この際どう想……


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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 決算委員会 第3号(1968/03/26、31期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 大臣御病欠で副長官がおいでになりまするから、総理府における基本的なお考え方をまず二、三伺っておきたいと思います。  第一点は、過日衆議院に提案せられました行政改革の推進に伴いまして、いわゆる行政機構簡素化の一環として総理府は青少年局を廃止する、こういう案が提案せられておるのであります。これにつきまして、この青少年局は昭和四十一年四月一日日本の青少年問題解決のために大きく国民の期待を受けられてクローズアップした局でございます。またこれはその後もかなり活動して、その実績をあげつつあったように考えるのです。ところが、最近行政機構簡素化のまずやり玉に上がっておるのでございます。行政機……

第58回国会 決算委員会 第4号(1968/03/28、31期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 会計検査院当局に質問するにあたりまして、一言申し上げておきたいのでありますが、決算重視は当委員会が何回も繰り返し在来主張してきたことでございますし、また、その重視すべきことの重要性は言うまでもございません。つきまして、私は検査院の職務の実態、職責の重要性にかんがみまして、やはり院を代表いたしました検査院長に重要事項はぜひ伺っておくことが、決算の審査の完全を期する上において最も重要な根本問題と思いまするので、きようもし参議院の都合で出席が困難でございましたら、なお、重要点について質疑を留保しておきたいと思いますので、御了承願います。

第58回国会 決算委員会 第5号(1968/04/02、31期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 前回の当委員会におきまして、事務的にお尋ねしたい問題点を取り上げまして、事務総長からだんだんと御答弁をいただいたのでありますが、きょうはその締めくくりといたしまして、二、三院長に伺っておきたいと思います。  私は根本的に、会計検査院法の第一条の会計検査院は行政から独立するという規定は、これは非常に重要な意義が含まれておる、こう思います。これは前提になるわけです。立法の由来はおそらく憲法の九十条からくるのであって、国の収支の決算を見るということは、執行する行政府に独立の立場を堅持するのでないと完全に行なえない。もしくは国の財政が国民の総意によって、衆議院に優先して議決せられ、国……

第58回国会 決算委員会 第7号(1968/04/09、31期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 科学技術はしろうとですけれども、長官はお急ぎですから、簡単に基礎的な問題をまず伺っておきたいと思います。  最近科学技術の問題が政治上、社会経済上非常に大きくクローズアップしてまいった次第でございます。一体科学技術庁の所掌対象は、これは一口に言うならば、科学と技術というものを対象にするのか、自然科学というようなことに限定をするのか、あるいはまた人文科学のみは除くという規定もあるらしいのですが、その辺の概念は、大きく線を引くと対象はどういうふうになるのでしょうね。
【次の発言】 最近、社会、経済の発達に伴いまして、たとえば海水の汚濁による公害とかあるいは農薬の流出による公害とか……

第58回国会 決算委員会 第9号(1968/04/18、31期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 きょうはひとつ総裁にずばりと伺ってみたいと思います。  第三長期計画が完成しますのは昭和四十六年度。その当時における国鉄の負債の総額はどれほどになりましょう。またそのころには一年間どのくらいの支払うべき利子負担があるか。またそのころ赤字は解消する見込みかどうか、その三点について、簡単に事務の方でもよろしゅうございます。
【次の発言】 四十六年度における累積する赤字の数字、それから支払い利子の年間の額、それから赤字の解消といいますか、四十六年現在として収支はどういう状態に改善されておるか、この三点について。
【次の発言】 ちょっと事務の方に伺いますが、そうしますと本年、来年と、……

第58回国会 決算委員会 第11号(1968/04/23、31期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 ちょっと予定外でありますけれども、せっかく主計局の次長が見えておりますので、劈頭にごく簡単に一点だけ伺っておきたい。なおこの問題につきましては、また正式にあらためまして詳しく伺う機会を別に持ちたい、こう思っております。  先年来大蔵省におきましてもだんだん御研究になり、またことしはアメリカまで事務官を派遣せられて御調査になり、あるいは財政審議会にもおかけになるとか聞きました、例の予算制度のPPBSの問題でございます。これにつきましてPPBSの導入と厚生省の予算の関連点でちょっと伺ってみたいと思います。  厚生省予算には、別にこれからあとで聞くのですが、たとえば児童の養護施設が……

第58回国会 決算委員会 第13号(1968/05/06、31期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 四十一年度の予備費、四十二年度の予備費、前者その2、後者その1、並びにこれに関連する事項について質問いたします。  予備費使用の目的が、数額的に見ますると、一つは自然の災害対策の予備費が大きい、各省庁にわたっております。それからいま一つは、食管会計による予備費、数額的にはこう大別し得るようであります。したがいまして、私はこの二点を中心に伺ってみたいのであります。  まず、災害対策の予備費に関しまして、前提といたしまして、昭和三十七年ごろから数年間にわたる災害国日本の台風、豪雨、地震その他の自然災害によって、わが国は年間どれほど物的並びに人的の被害を受けておるであろうか。簡単で……

第58回国会 決算委員会 第15号(1968/05/09、31期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 私は民主社会党を代表いたしまして、昭和四十一年度一般会計予備費使用総調書その2、その他各付託案件につきまして、強く改善要求の意見を付しまして、これを承諾する討論を行ないたいと存じます。  まず第一に、私は比較的できるだけ純粋な、財政運用の見地から議論を進めてみたいと思うのであります。  第一は、ただいま上程になっております予備費の承諾を求める案件につきましては、四十一年度は一般会計におきまして百六十億余円、特別会計におきまして、弾力条項その他郵政省所管の特別の業績、賞与に関する経費を合算いたしますると、三千三十三億余円になり、四十二年度におきましては、一般会計の分は二百八十八……

第58回国会 決算委員会 第16号(1968/05/13、31期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 大臣が見えたら大臣になお締めくくりを尋ねたいと思いますが、繊維局長来ているんですか。――繊維局長にこの際伺っておきたい二、三の点があるのです。これは現内閣の一つの重要施策になっておる織布業の構造改善の伸展につきまして相当重要な段階に来ておりますので、二、三の点をぜひ伺っておかねばならぬ、こう思うのであります。  一つは、この構造改善は、織布の場合は申すまでもなく優秀な超自動織機の取り入れによりまして生産性を高めるということが一つの骨子でございまするが、最近ヨーロッパからたとえばフランスのグローセー式なども入ってまいり、日本におきましても、北陸の津田駒とかあるいは北陸機械などの……

第58回国会 決算委員会 第17号(1968/05/21、31期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 第一に、運輸省の基本的な輸送施策を聞きたいのですが、ほんとうを言うなら、あなたの省を代表する人がいなければお答えにならぬかもしれませんけれども、それはそれなりでひとつ答えてください。不足があれば適当な機会にやるよりほかないと思うのです。  今日の日本経済の成長度の高いことは御承知のとおりでありますが、実際のメーカーにおける生産改革ないしは技術革新、合理化というものはすばらしい進歩をしております。非常な勢いをもって進みつつあります。ところで輸送関係というのが、われわれしろうとから考えてみましても、とかく全体の経営、それからおのおのの利害、それから能力、そういうものがばらばらでな……


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第59回国会(1968/08/01〜1968/08/10)

第59回国会 決算委員会 第2号(1968/08/10、31期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 第一点は、繊維産業の構造改善問題をめぐりまして、それを中小企業問題の角度からとらえて、若干通産省並びに企業庁当局にお伺いしてみたいと思います。  昨年来実施されております繊維の構造改善は、近来における中小企業並びに国際貿易等の観点からいたしましても重要な施策と考えております。そこで、この問題をめぐりまして、やはり日本の中小企業のあり方、中小企業というものの持っておる宿命的な弱点、こういうものがはしなくもあらわれておるのではないだろうか。これは、ひいてはやはり国民経済の上にも重大な影響を与えると思いますので、若干まず基本的な面について伺ってみたいのであります。  第一は、現在の……

第59回国会 決算委員会 第3号(1968/09/17、31期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 できますればひとつ簡明にお答えいただきたいと思います。  構造改善事業に伴いまして、先般ちょっと見せていただいた岡山県の実情などにつきまして若干伺ってみたいのでありますが、勝英地区ですか、勝田郡勝央町ですが、ここの国営の開拓パイロット事業を見せてもらったわけでございます。この種のパイロット事業は、最近の農村の過疎現象に対する一つのきめ手になるかどうかという期待も持たれておるようであります。同時にまた、なかなか机上設計が多くて容易にうまくいかないというようなこともいわれますが、勝英地区におきましては全く労力が流出するし、だんだんと近代化がおくれてくるし、離村離農というような現象……

第59回国会 決算委員会 第4号(1968/09/18、31期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 西村農林大臣にお伺いしたいのでありますが、多岐にわたりますので、若干の問題をピックアップいたしまして、あまり深入りしないような問い方になると思います。時間の関係もありますので、どうかひとつずばっと御自信のあるところを簡明にお答えいただきたいのであります。  本年七月十三日に農林省議におきまして、大臣として「総合農政の展開について」という新発想を御説示になっております。これは非常に重大な課題でございますので、各方面にかなり大きな期待も持たれ、意見も出ているようでございます。これにつきまして逐次伺ってみようかと思うのであります。  第一に伺いたいのは、日本農政に対する農林大臣の基……

第59回国会 決算委員会 第5号(1968/09/30、31期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 時間が相当超過しておりますので、できるだけ簡単にしますから、しかるべく要点だけをお述べいただきたいと思います。  きょう大臣に伺いたい点は、これは日本農政の根本につながる問題でありますので、ぜひ御答弁をいただいておきたいのであります。  総合農政の推進の重要な一環といたしまして、生活の向上などもございまするが、大臣、私は根本的にこう考えるのですが、どんなものでございましょうか。やはりいまの農村の基幹的な労働力というものはどんどん他へ流出してまいります。あなたのほうでお出しになっておりまする報告書によってみましても、次第に婦人に依存する、老齢化する、こういう傾向が非常に顕著でご……

第59回国会 決算委員会 第6号(1968/10/01、31期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 あとで大臣に労働不足等の労働対策について基本的な点を伺うことにして、まずその前提になる資料的な意味も含めまして若干事務当局から明らかにしておいていただきたい点があります。  第一点は職業訓練の制度と運営の問題であります。これは職安局長と思います。職業訓練が現在のごとき技術労務者の不足時代、あるいはまた中高年齢のだぶつきその他需給関係あるいはまた技術開発、職域の変化等から見まして、その重要であることはもちろんでございます。したがって本年の七月二十九日でありましたか、中央職業訓練審議会の答申にもございましたが、今後の職業訓練のあり方についてかなり詳細な答申が出ております。これも一……

第59回国会 決算委員会 第8号(1968/10/18、31期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 第一点は地価問題とその対策について少し伺いたいのです。  ここ十年余りの、特に市街地の地価の高騰の状況は、これはあらゆる方面の経済建設活動に大きな影響を与えておることは申すまでもありません。ことに日本不動産研究所の発表によりますと、昭和三十年から四十三年三月までの間には、全国の市街地の地価は九・九倍になっております。その間の卸売り物価指数は一・〇九倍にすぎません。こういう次第でありますので、特にこの大都市周辺の地価の顕著な値上がりは、さまざまな問題を生んでおることはもちろんであります。そういうことでございまするので、この趨勢を具体的に是正もしくは食いとめる手はないのだろうか、……

第59回国会 決算委員会 第10号(1968/11/07、31期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 第一点は食管会計の問題です。これはいまの現状からしますると、食糧の自給国策ないしは生産対策などにも増しまして食管会計の財政への重圧がだんだん大きくなってくる情勢にあります。しかし一面におきまして、やはり生産者の生産意欲を喪失しないということは日本の農業政策の基本態度であります。他面におきまして、消費者の立場からしますと、食糧の需給の安定と価格の不安のないようにするというこの面がまたきわめて重大であります。それらを含めましての財政、会計の立場からする財政的な問題、しかも連年続く最近の赤字につきまして相当大きな決意が要ると思うのであります。それで少し伺ってみたいのであります。  ……

第59回国会 決算委員会 第12号(1968/11/20、31期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 増田大臣にお伺い申したいのですが、防衛各般の問題につきましては、少し初歩的な質問で恐縮ですけれども、御答弁のほどをお願い申し上げます。  第一に伺いたいことは、憲法並びに条約、法律等によりまして、その原則とか制約などがせられておりますし、また幾多の国会論議等におきまして、国会なり政府の意思も明瞭になった点がだんだんございます。つきましては、これら一切を背景といたしましての基本的なわが国の平和と安全保障に対する防衛のその趣旨と限界、それから防衛庁のこれに対する防衛任務、こういうものにつきまして、ひとつ簡明に大臣の御所信を伺っておきたいのであります。

第59回国会 決算委員会 第13号(1968/12/04、31期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 まず第一に大臣に伺いたいのでありますが、昭和四十四年度の国の予算編成に際会いたしまして、国の財政と地方財政との関連が相当大きな課題になっておるらしいのでございますが、私自身がこういう関係は弱いので、少ししろうと論くさいことになりますけれどもひとつ御了承いただきまして、数個の点から伺ってみたいと思うのでございます。  第一は、昨年、四十三年度の予算期にあたりましては、国の財政の硬直化が大きく表へ出まして、これを中心にずいぶんと財政論議がせられたようでございます。そこで財政硬直は完全に解消したという議論はまだないようでございますが、この財政硬直の原因は一体何であるかということにつ……


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第60回国会(1968/12/10〜1968/12/21)

第60回国会 運輸委員会 第2号(1968/12/20、31期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 私は、国鉄の運営と社会開発ないしは経済国策、この関連におきまして、いわゆる赤字路線廃止の問題を中心に若干御質問いたします。時間がございませんので、ひとつ端的に御答弁をお願い申します。  兵庫県におきまして三木、北条、鍛冶屋の三線は赤字路線として廃止の意見書が出ておるようであります。これを中心といたしまして、兵庫県政全般、その地域における社会開発、産業開発、ないしは経済政策の運営との間に相当大きな矛盾が生じてくるのであります。かかる意味におきまして、どうしてもこれは明確にして、そして廃止線からはずすということが、これは地域住民のためにも国策運営のためにも最も適当である、こういう……

第60回国会 決算委員会 第2号(1968/12/19、31期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 長年の懸案でございますが、依然としてあとを断たない、減少の傾向が非常に弱いのは、少年非行の趨勢でございます。  そこで、まず事務的に法務省が掌握いたしておりまする犯罪ないしは触法なども含めまして、少年非行の趨勢の概要、特色について事務的にひとつ御説明願いたいと思います。時間の関係で要点一だけ簡単に……。
【次の発言】 そこで、特色と見るべきものですね、それは何か指摘されますかどうか。その点はいかがですか。――それでは、たとえば、大体どういう動機が多いんだろうか。習性がありやいなや。あるいは学生とか生徒。あるいは有職無職の関係はどうだろう。家庭環境はどうだろう。地域環境いかん。……


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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 決算委員会 第2号(1969/02/13、31期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 最初にちょっと伺ってみたいと思いますが、電電公社の第四次五カ年計画の大体の構想はどうなっておりましょうか。一番の問題とされておるところは何に置かれているのでしょうか。それをちょっと簡単に……。
【次の発言】 電話につきまして住宅用の電話、それから事業用の電話等々いろいろあるようでございますが、最近の住宅の発展状況は公団とかあるいは集団的な住宅区域がかなり発展してまいりましたのですが、これは電話の実需給の実態等思い合わせますと、生活を集団的にしておられるのですからもっと集団的な何かもう少し便利な方法はないものであろうか。一々引いて電話番号を持っていることは、これは生活上便利でも……

第61回国会 決算委員会 第3号(1969/02/18、31期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 少し物価のしろうと談義をしてみたいと思います。  すでに質疑応答があったのですけれども、話の前提にするために、簡単でよろしゅうございますから、事務当局のほうから最近数カ年間の国内の消費者物価、特に生鮮食料の上昇の趨勢を要点だけ述べてください。  なお、それにつけ加えて住宅費が物価の範疇に入り得るなら、これもつけ加えておいてもらって、なければ、後日資料で出してもらいたい。
【次の発言】 次は家計中に占めます食料費の割合ですね。エンゲル係数といっておりますが、これの大体の数字、これは毎年企画庁で発表されておりますが、日本の情勢と一つだけアメリカを比較してもらいまして、ずばっと最後……

第61回国会 決算委員会 第6号(1969/03/17、31期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 きょうは佐藤総理に、少し私自身もえりを正して、綱紀粛正一本にしぼりましてお尋ね申し上げたい。  最近、通産その他本省、それから地方自治体ないしは教育関係等におきまして、あまりにも頻発する綱紀紊乱、汚職事件、これが世評のひんしゅくを買っております。したがいまして、ごうごうたる非難が官庁に向かって生じ、また国民は、さきにおっしゃったとおりに政治不信へつながる重大な傾向すら見えるのであります。  そこで伺いますが、端的に申せば一体汚職の原因は何であろうか。何が汚職、綱紀紊乱をする最大の原因であるのか。この原因を、ひとつ端的に総理の所見を伺っておきます。

第61回国会 決算委員会 第9号(1969/04/15、31期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 いま議題となりました四十二年度並びに四十三年度の予備費の使用のあとを点検いたしてみますると、大部分が災害復旧に伴うもの、その次は食管会計の関係等が金額的には大きな部分を占めております。そこで、この災害復旧の関係におきまして、自然災害を中心として、運輸省関係、気象庁の方あるいは大蔵省の方面に若干伺ってみたいのであります。  時間の関係もありますので、気象庁の方の御説明にわたるかと思いますが、わが国の自然災害につきまして、被害の実態を、物的被害、人的被害について最近の統計を、ごくあらましでよろしゅうございますから数字だけお示しを願っておきたい。気象庁が適当かと思いますが、あるいは……

第61回国会 決算委員会 第11号(1969/04/22、31期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 細見審議官にお伺いいたしますが、わが国の経済の現状と今後数年間の見通しについては、大蔵大臣も予算で何かと答弁しておられるようでありますが、あなたのほうでは、大蔵省の統一見解としては大体どういう見通しでありますか。
【次の発言】 財政のいわば元締めであり、予算作成の主管庁としての大蔵省でありますので、その財源あるいは財政の需要といった面からは、日本経済の将来の見通しにつきましては経済企画庁もさることながら大蔵省自身が責任をもちまして相当確固たる方針を立てておかなければなるまいと思う。特に八月に入ると昭和四十五年度の予算に取りかからねばならぬ非常に重要な段階になるわけでありますの……

第61回国会 決算委員会 第13号(1969/05/08、31期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 最初に大蔵省に、やや事務的になりますが、少し伺っておきたいのであります。  一つは、国有財産管理の問題でございまして、これは二、三年前の当委員会におきましても指摘したその後の経過の問題になるわけですが、東京都内の国有不動産の管理の問題です。  一つは例の日比谷公園であります。これは十五万六千余平米もありますし、台帳価格も約四十億円なのでございまするが、この問題はたぶん三十九年か四十年に会計検査院が検査報告で指摘した事実でございまするが、その後の経過、最近の具体的な措置、これを伺いたいのです。  なお、同種類でありまする芝公園の敷地の問題です。これはまあ十万平米に足りないかと思……

第61回国会 決算委員会 第14号(1969/05/15、31期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 第一点、検査院長に伺います。  検査院から毎年予算執行の検査報告が国会に提出されます。これは、当委員会におきまして主として審査の対象になっておるわけでございます。私どもは、予算案が本会議を通じ予算委員会を通じまして全議員の注視のもとに審査されてまいります、それと比べまして、本会議の論議の場で十分に審議のやりとりができないということ、それを遺憾に思っておったのであります。つきましては、検査院の検査報告の趣旨内容等が本会議で審査されることに最近なったのを機会に、院長みずから本会議に出席して答弁する機会があることが適当であろうというふうにかねて考えておったのでありますが、どうもこれ……

第61回国会 決算委員会 第17号(1969/06/10、31期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 大臣の御出席がありませんので、厚生省の締めくくり質疑は次の機会にさせていただきたいと思っております。  若干伺ってみたいのです。  第一は、先ほど問答がありました、例の看護職員の不足対策の問題です。現状は一体絶対数不足ということであるのか、あるいはまた条件によっては自給完全なところないしは過剰なところありというのか、あるいは医療看護に支障を来たす程度に不足しておるのか、その辺はどういうふうになっておるのでございますか。
【次の発言】 特殊な目的を持ってする医療機関、たとえば宗教的な団体による病院とかあるいはまた現在の国、公共団体の財政によらざる私的の病院、そういったところで、……

第61回国会 決算委員会 第19号(1969/06/17、31期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 第一に総務長官にお伺いいたしますが、例の本年三月十四日付の特命通達をお出しになった綱紀粛正とその対策の問題であります。これは四月末までに各省庁とも報告することになっておりましたが、これの大体のねらいと、そして報告の結果等につきまして、こまかい点は事務当局から伺いますが、ねらいと大体得られた報告の結果、これについてまず伺っておきたい。
【次の発言】 特に国家公務員の綱紀紊乱、汚職の続発というような件は、やはり全国民に対する影響がなかなか重大であるということを考えさせられます。一体それは何が最も大きな原因であるかということをこの機会に深く追及していく必要があるのではないだろうか。……

第61回国会 決算委員会 第20号(1969/06/19、31期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 長官に一点だけ伺いたいのです。二点まで時間があるかどうかわかりませんが、この間の結論です。  綱紀粛正につきましては、基本的に考慮すべき重要なものがある。この基盤となり背景となっておりまする行政改革、それから行政改革に伴います公務員制度のあり方並びに財政の改革、これがやはり相当改革もしくは整理されていくということが綱紀粛正の基盤になるんではないか、その辺を筋道を通して考慮していくということになれば、綱紀粛正の効果は非常にあがってくるんじゃないか、こう思います。その点につきましては、すでに臨調の答申もあって年久しいのであります。総理大臣からもしばしばこの推進には積極的姿勢を示す……

第61回国会 決算委員会 第25号(1969/07/10、31期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 去る七月四日に総理府所管の海洋科学技術審議会の答申が佐藤総理になされました。これは四面環海のわが国といたしましては、現在及び将来にわたってきわめて重大な示唆ないしは問題を持った答申でございます。そこできょうは政府出席の関係もあるので私はぐっと問題を限定いたしまして、主として答申の第三項の「海中栽培実験漁場による栽培漁業技術の開発」という項目を中心に政府の所見を伺いたいのであります。  そこでその前提として二、三の問題を指摘いたしまして御意見を拝聴します。海洋開発が具体的に政策日程にのぼるようになるのはこれは各省庁に分かれていくかと思いますが、やや具体的な施設、政策の目標はきま……

第61回国会 決算委員会 第28号(1969/07/31、31期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 海難救助体制につきまして、例のいつでしたか、ぼりばあ丸が沈没いたしましたあのころから、たいへんどうも海難救助体制ということが、特に海上交通に従事する船員等におきましては非常に重大化しているらしい。 とりわけわが国におきましての海上交通、海運というものが、四面環海の日本でありますから、特別大きな注目を引いたことはもちろんでございましょう。そこで日本の場合はずいぶんとたくさんな海難があるようでございます。年間の海難総数は大小とりまぜて日本船だけで二千七、八百ぱいくらいになるかと思います。それから死者も千四、五百名になるのじゃないかと思います。そこであの際にも、救難の飛行機などの到……

第61回国会 決算委員会 第30号(1969/08/28、31期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 きょうは大臣は余儀なき用務のために出席できないようでありますので、事務当局に行管の扱う各般の行政改革について事務的な点を伺います。ただし、時間もないことでありますから、できるだけ簡単明瞭に問答を続けたいと思いますから、ひとつそのつもりでお願いいたします。  まず第一点は、最近、本年八月二十日に決定を見ました行政監理委員会の行政改革の緊急課題に関する決定意見の問題であります。これにつきましては、去る七月十一日に閣議決定があって、政府の行政改革三カ年計画が決定され、また八月の六日にはすでに自民党内部でも行政改革の試案なるものが、前の管理庁長官の木村君が委員長として決定し、社会に発……

第61回国会 決算委員会 第31号(1969/11/10、31期、民社党)

○吉田(賢)委員 食品衛生の見地から、主として食品の添加物を中心にして質問を行なってみたいと思うのでありますけれども、御承知の通りに、戦後の経済の成長に伴いまして、特に最近国民の食生活が非常に多様化してまいっておることは顕著な事実であります。米食中心がパン等の粉食にだんだん変更されてまいりまして、牛乳は主食なり、こういうような民間の常識さえできております。一方、また考えますと、わが国の経済政策が従来とかく生産偏重でございまして、最近に至りまして、消費者保護の見地から消費経済政策をもっと重視しなければいかぬ、こういう世論がかなり高まっておることは、これも明らかなことであります。ごく最近に至りまし……

第61回国会 予算委員会 第18号(1969/03/04、31期、民主社会党)

○吉田(賢)委員 総理に第一問、行政面革を伺いたいのであります。  いまの世代の移りかわり、激しい技術革新の時代に、また幾多の大きな変化が内外ともに起こりつつあるときに、行政改革の問題はきわめて重要な、根本的な課題でないか、こう考えております。  あなたも過去におきまして、私も記録を閲覧しますると、本会議の所信表明においてすでに六回繰り返して、行政改革を推進することをお述べになっております。これは非常に重大な御発言と考えます。いま、行政改革につきまして一体どのような御決意をお持ちになっておりましょうか。まず伺っておきたい。
【次の発言】 これはやはり根本的に行政改革というものが、いまも総理の一……


吉田賢一[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
25期-26期-27期-30期-|31期|-32期

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各種会議発言一覧(衆議院31期)

吉田賢一[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 予算委員会第五分科会 第4号(1968/03/15、31期、民主社会党)

○吉田(賢)分科員 私は海上交通と漁労の安全の関係について若干お伺いいたします。時間もありませんので、ひとつ簡潔にお願いいたします。  第一、海上交通法案は、この国会で出す予定でありますかどうか。その辺の見通しについて大体説明していただきたい。
【次の発言】 会期もだんだんと進行しておりますが、本国会に成立を目途として出すのならば、いつごろお出しになる目算ですか。
【次の発言】 事務の方でいいのですが、大体、この法案のねらい、それから範囲と申しますか、その辺の概況だけでよろしい、内容には触れぬでよろしいですが、お願いします。
【次の発言】 現行の海上衝突予防法、港則法並びに政令である特定水域航……

第58回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1968/03/12、31期、民主社会党)

○吉田(賢)分科員 私は、献血につきまして少しく大臣並びに政府当局の各位に伺ってみたいのであります。  これは申し上げるまでもなく、人間の血を採血しまして、そして病気その他医学的にこれを利用するというのでありまするので、いろいろな角度から考えまして、きわめて公共性に富んだ重要な課題であると信じております。そこで、昭和三十八年に、採血につきまして日赤に相当大きな権限を付与しまして、そして日赤は全国的に採血センターをつくったようでございますが、そういうような経緯にかんがみまして、この際一段とその事業を促進し、また充実していくという時期に来ておる、こう考えます。  つきましては、私は、根本的に献血事……

第58回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1968/03/14、31期、民主社会党)

○吉田(賢)分科員 私は、主としましてわが国の現在の労働事情にかんがみ、特に若年労働が不足し、中高年齢以上が過剰になりつつある現状、かつまた特に労働不足の企業が、中小企業にだんだんとしわ寄せしてきたという現状、この点非常に重要と考えますので、労働不足対策というような角度から若干伺ってみたいとこう思うのであります。  これにつきまして、昨年十二月に労働省において発表されました雇用の現状見通しにも、相当適切な数字があげられておりまするし、また最近労働不足に対する対策というものを出されておりまして、これらはわれわれも傾聴すべき幾多の示唆に富んでおりますので、これを中心にして若干伺ってみることにいたし……

第58回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1968/03/15、31期、民主社会党)

○吉田(賢)分科員 時間が非常に制約されておりますので、できるだけ私も要点を尽くして問うてみたいと思うのです。どうぞそのつもりで簡潔にお願いいたします。  私は主としまして、地方財政の硬直の現状、同時に行政も硬直しておる、こういう認識に立ちまして、その打開はどうすればいいのか、そこに論点をしぼって聞きたい、こう思うのであります。  赤澤大臣も地方財政の硬直はとくとお認めになっておられますが、端的に申しまして、硬直とは何ぞや、これをひとつ御説明願っておきたいと思います。
【次の発言】 幾ら簡単にといっても、弾力性を失います、義務費が増額しておりますというのが硬直だというのでは、少しこれは内容が貧……

第58回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1968/03/12、31期、民主社会党)

○吉田(賢)分科員 できるだけ簡潔に伺いますから、ひとつよろしくお願いいたします。しろうとの談義でありまして、格別深く掘り下げたものではございませんが、大臣にしかるべくお願い申し上げたいと思います。  大臣、私はこういうふうなことを考えるのです。あなたは長く在任されますならば、ぜひひとつそういう心がまえでやっていただきたいと思いますが、やはり農政というようなものは、特にきめのこまかい手が打たれるということが大事ではなかろうかと思われます。したがいまして、以下二、三点伺うことは、考え方によりましたならば、小さい問題のようでございますけれども、しかし、小さい問題のようで一般的に重要性のあるというこ……

第58回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1968/03/14、31期、民主社会党)

○吉田(賢)分科員 通産大臣その他に対しまして、少ししろうとの通産談義をお聞き願いたい、こう思うのです。  第一点は、例のアメリカの輸入課徴金問題についてであります。政府は本年度の輸出の伸び率を大体前年の一五%と見込んでおる、あるいは対米輸出については二〇%ほどの伸びを考えておられるようにも推測いたしますが、そこで、この対米貿易が非常に重要なことはいまさら私が申すまでもございません。六六年の統計を見てみますると、総輸出量の三〇%に当たりますし、また一月から十一月までに三十億ドルに該当する輸出があります。ことに労働集約財の軽工業品が非常に多いようでございますのと、それからもう一つは繊維、雑貨など……


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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1969/02/27、31期、民主社会党)

○吉田(賢)分科員 すでに第三年目に入らんとする繊維工業構造改善事業の問題につきまして、二、三伺ってみたいのであります。  第一点は、繊維工業構造改善事業につきまして、昭和四十四年度の予算関係、これの概要だけを御説明願いたい。
【次の発言】 逐次伺ってまいりますが、構造改善事業の進捗状況につきまして、現在問題になっている点で重要なことを幾つかあげて言っていただきたい。
【次の発言】 いま御指摘になりました点、いずれも私どもも非常に大事な問題を取り上げておいでになると思うのであります。  大臣、あなたは専門家でありまするが、繊維構造改善の対象としましての業種、とりわけ零細な中小企業以下の織布工場……



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データ更新日:2023/02/05

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