このページでは金丸徳重衆議院議員の30期(1963/11/21〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は30期国会活動統計で確認できます。
○金丸徳重君 私は、日本社会党を代表し、ただいま議題となっておりまする河川法案及び河川法施行法案につき、政府原案に反対し、わが党修正案に賛成の討論を行なわんとするものでございます。(拍手) 現行河川法が、明治中期の制定にかかわり、時代の進運に沿い得ないものであったことは、早くより万人の指摘していたところであります。したがいまして、これが改正そのことについては、むしろおそきに失するとさえ考えていたものでありまして、昨年五月政府案提案せられて以来、わが党は最も熱心に審議の責任をとり、また、今国会において再度提案せられて後も率先これが審議検討の任に当たり、幾多の欠点と不満を指摘して政府に再考を求め……
○金丸徳重君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま提案されました治山治水緊急措置法の一部を改正する法律案につき、首相並びに関係閣僚に若干の質問をいたしたいと存じます。(拍手) 去る三十四年、岸内閣当時制定せられました本法は、当時頻発しました狩野川台風はじめ伊勢湾台風等による大惨害によりまして、はしなくも暴露せられた国土保全政策の一大欠陥に緊急対処せんといたしたものであったことは申すまでもありません。すなわち、戦中、戦後を通じて長い聞捨ておかれた山地、渓谷地帯、海岸地帯等の弱点をつかれて、思いもかけないほどの惨害をこうむったのに対し、世論きゅう然としてこれが緊急にしてかつ強力なる対策を……
○金丸徳重君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となっておりまする田中副議長不信任決議案に賛成の意見を申し述べます。(拍手) 実は、私は先ほどの西宮議員と同じように、田中伊三次君とは九段に宿舎を同じくしておりまして、日常あるいは食堂において、またあるいはふろ場等において接する機会をたびたび持っておるものであります。談笑のうちに交際する限りにおいては、彼は親しみやすい好人物かに思われるのでありまして、相対立する与野党間にあって、調停、あっせんの労をとるにはまずまずの人柄だなどと評価したことさえもあったのであります。 しかるに、今国会開会以来、彼のとった行動は、ただいま提案理由の説明や、……
○金丸徳重君 私は、ただいま議題となりました土地収用法の一部を改正する法律案並びに土地収用法の一部を改正する法律施行法案につき、日本社会党を代表して、その修正部分につき賛成し、政府原案に反対の意向を表明いたしたいと思います。(拍手) 制約された時間でありますので、その要旨のみを簡略に申し述べて、各位の御判断を仰ぎたいと思うのでありますが、まず第一に、土地問題が、地価問題とからんで現代わが国における政治、経済、社会上のきわめて困難なる問題の一つでありますることにつきましては、われわれも早くよりこれを強調し、これが根本的解決策について、たびたびの機会において、また各種の角度から、政府に要望を繰り……
○金丸(徳)委員 私がお伺いいたそうと思っておりましたことの大部分は、ただいままでの質疑応答の中に出てまいりました。私も了解できた点もあります。ただ一、二の点につきまして、なお念には念を入れるという意味も加えまして、お伺いをいたしておきたいのであります。 その一つは、ただいま問題になりました国土開発縦貫自動車道についてであります。これの予算が、先ほども問題になったようでありますが、五兆六千億が四兆何千億に、予算折衝の中で削られておる。これにつきましては、もちろん国の財政の状況もあるでありましょうが、もしかすると、国土開発縦貫自動車道建設法と申しますか、その法の精神が、最近の経済の急速な発展に……
○金丸(徳)委員 私は道路整備ということに関連しまして、道路整備の素材についてお伺いをいたしたいと思いますが、しばらく前のことでありました。相模川の砂利採取があまりに激しくなったために、あそこの橋脚が危うくなったとか、あるいは堤防が心配であるというようなことで、砂利採取をとめなければならないなどというような記事が出ておりました。そういうことに関連しまして、いま、道路建設にいたしましても、あるいはさらには家屋などにおきましても、非常に需要が高まっておるところのコンクリート工事の素材である砂利、砂などの需給の状況はどうなっておるのでありましょうか。また、いまの相模川の問題に関連いたしまして心配にな……
○金丸(徳)委員 初めに、私は本案の算出基礎とでも申しましょうか、基本の精神といたしましては、四十五年度までには一世帯一住宅、という大理想を掲げて計画を進められておるようでありますが、その中で、七百八十万戸あれば大体その理想に近い、もしくはそれを達成することができるというふうに考えられた基本的な資料とでもいいますか、そういうものと、それからそのうち三百万戸を政府施策のほうで受け持とうとされた根拠、それから、その他のものを民間住宅のほうで受け持ってもらおうというような考えを進められたようでありますが、これらの施策を策定された基本的な資料などにつきまして、一応承っておきたいと思います。
○金丸(徳)委員 今回提案の河川法は、あらためて申し上げるまでもなく、前国会において本院は一応通過いたしておるものであります。ただ、前といいますか、一応通過した河川法の審議の過程におきましては、いろいろ各方面から意見も出、最後には、社会党からも自民党からも修正案が出、そしてわが党の修正案は敗れたとはいいながら、これを相当部分取り入れておられたところの自民党の修正案が通過し、それからまた後に三党共同提案の附帯決議案も提出されて、可決、採択されておるのであります。今回御提案になりました河川法におきましては、この前国会における解義の状況及び修正意見あるいは附帯決議というようなものを、どの点で、どうい……
○金丸(徳)委員 私は、きょうは実は少し時間をちょうだいして、逐条的に、私のわからぬところや疑問な点をお伺いしたがったのでありますが、もういかにも時間がなくなりまして、御迷惑をかけてもいけませんから、大綱だけお伺いをいたします。お答えのほうも、要点だけお答えをいただけばけっこうです。 その前に、ただいまの質疑の中で出てまいりましたが、河川の流水の概念でありますが、これには地下伏流水も入るというお答えであります。私はそうなければならないと思っておったのでありますが、洪水はどういうふうにお考えでございますか。管理の対象になるところの河川の概念の中に入ってまいるのでありますか。
○金丸(徳)委員 路線変更の問題ですが、国土開発縦貫自動車道の問題につきましては、いままでの質疑応答の中で少しはっきりしてまいりました。もう時間もだいぶ過ぎておりますから、私はいままで出ておらぬ点について一、二点お伺いをしておきたいと思うのであります。 その問題の第一点は、基本となったものが議員提案として、共産党はどうだったか知りませんけれども、全会一致をもってきめられておったように記憶しておるのでございます。それが今度政府提案によって、その決定されたものの路線を変更されるということになったのであります。これは非常に珍しいケースではないかと思う。ある人は、国会の権威いずこにありやなどというき……
○金丸(徳)委員 私は本法案を提案なさるまでの大臣の御心境、御苦衷などにつきましては、いままでの質疑応答の中でたびたびお述べになりましたので、よくお察しできるような気がいたします。それはまあオリンピックというような重大な事業を前に控え、またもう一つには、高度成長政策などの影響を受けまして、非常に各方面にわたって事業がスピーディーに、また大きなスケールで進められなければならない段階に立ち至っておりますので、それをお引き受けになっておられる大臣としましては、特に用地の入手難などに直面いたしまして、ずいぶん御苦労を重ねてこられたと思います。したがって、何とかしてもう少し楽にやれば、円滑にこれらの問題……
○金丸(徳)委員 時間が差し迫っておるところで、関連してお伺いすることは恐縮ですけれども、本国会中、他に機会がないといけませんものですから、五、六分時間をちょうだいいたしまして、お願いをいたします。 実は、この宅地造成その他の事業に関連いたしまして、河川の砂利の需要が非常に増加していくということから、乱掘の弊害も生じてまいったようであります。これに関連をいたしまして、建設省では砂利の乱掘を規制すると同時に、それに対する措置といいますか、砂利公団というようなものを設立するやの計画もあるように新聞で承っておったのでありますが、その点いかがになっておりますか。
○金丸(徳)委員 実は、大臣御就任初の委員会でありますので、私も建設行政各般にわたりまして、いろいろお願いを申さなければならないものを持っております。この機会に大臣の御決意を承っておきたいこともあるのでありますが、あまりに時間が過ぎてしまいました。きょうは、ほかの問題はまた後日に譲らしていただきまして、さしむき起きております一、二のことにつきまして、お考えを承っておきたいと思います。 その一つは、数日前、富士川の上流の釜無川の砂利採取あとに起きた悲惨な事件でございます。この点につきましては、大臣非常におせわしいから、御承知になっておらぬかもしれませんが、河川局長はとくと御承知になっておられる……
○金丸(徳)委員 少し迂遠なことからお尋ねいたすのでありますが、予算を拝見いたしますと、建設事業予算の中で、各事業ともに相当の伸びを示しておるようであります。あるものは前年に比べて三割近い伸びを見せておる。少ないものでも二割何分というような伸びを示しておるようでありまして、私は現段階における建設行政が政策の面で重視されておるということで、非常に喜びにたえないのでありますが、しかし予算の金額の面の伸びがそのまま事業の伸びと見るわけにはまいらぬことは、あらためて申し上げるまでもございません。そうした中において、たとえば住宅関係などにおきましては、これはもう、戸数が伸びておる、あるいは床面積が伸びて……
○金丸(徳)委員 だいぶ時間も過ぎておりますし、それから、私のお尋ねいたすことが、あるいは前に問題になりまして、ダブルような心配もありますけれども、ごく要点だけをかいつまんでお尋ねいたすことにいたしたいと思います。
お尋ねいたします前提といたしまして、今回、この地方住宅供給公社の設立によりまして、実際にどれくらい住宅政策に寄与するのか。従来、公社公団をもってやっておられたのが、この新しい方策の採用といいますか、創設によりまして、地方もあわせて全国的にいって、どれくらいの分譲住宅あるいは貸し家がふえてくる見込みなのか、その点を一つ。
【次の発言】 実質的に非常に役に立つという見込みのもとに、今……
○金丸(徳)委員 一、二点お伺いさせていただきますが、私は、建設大臣の熱情ますます上がりまして、道路政策がいろいろな角度から推進されるような事態になりましたことをお喜び申し上げます。まさに、この法案をわれわれ提出いたす立場に立って見ますると、百花一斉に開く観がある。私は、さらにいま伺いますと、そのほかにもたくさんのつぼみが待っているようでありますが、すみやかに花を咲かしてもらいたいのでありますが、国民が心配いにしますのは、花が咲くけれども実がいつになったらなるであろうかということでありましょう。その実のほうをむしろ心配するから、いまのようなお尋ねもあったことと思います。ことにすでに着工し、推進……
○金丸(徳)委員 私は、実は逓信委員会のほうはごぶさたになっておりまするので、会期末ではありますが、ちょっとの時間をちょうだいしまして、常々気になっておりまする一、二の点について大臣の御所感を承ったり、また御要望も申し上げておきたいということで、いま時間をちょうだいしたのでございます。 実は二、三の事例をあげてお尋ね申す機会を得たいと思っておったのでありますが、きょうはほかにたくさんの議題がありまするようで、制約された時間の中でありますから、それらのことにつきましては、また後日時間をちょうだいいたすことにいたします。ただ一点だけ郵務につきまして、また一点だけ保険、貯金の事業につきましてお尋ね……
○金丸(徳)委員 私は、一昨日の大臣の建設行政一般に対する御説明に関連いたしまして、諸般の問題につきまして、御所信もお伺いをいたし、また御要望も申し上げたく用意をいたしてまいったのでありますが、ただいまの御質疑、御答弁の中で、大臣の、時代の脚光を浴びたと申しますか、まさに建設大臣時代を迎えた、この際における大臣のかたい決意のほども承りましたし、そういう意味におきまして、ただ大臣の所信が、理想がすみやかにスムーズに実現されることを祈りながら、私のお伺いいたしたい諸点について申し上げるのでありますが、しかしいかんせんどうも委員会における御決定の時間があまりにも少ないようでありまするし、それらを一々……
○金丸(徳)委員 御提案になっております国土開発縦貫自動車道法の一郎改正につきまして総括的なお尋ねを申し上げ、さらに詳しく具体的な事項につきまして大臣の御意見を承ろうと思ったのでありますが、時間の関係もありまするので、かいつまんで要点だけお尋ね申し上げたいと思います。 お尋ねを申し上げます前に、私は、わが国の道路政策が幹線自動車網を目ざして総合的な計画を立て、これが実施の運びに至るような段階になりましたことを、深くお喜び申し上げるところであります。戦争中、戦後いろいろな混乱を通じまして、わが国の道路政策はいささか日光のことに追われておって、基本的なことについては考えを及ぼすだけの余裕もなく、……
○金丸(徳)委員 私は住宅建設計画法案につきまして二、三のお尋ねを申し上げたいのでありますが、その前に、ただいま岡本先生からのお尋ねの問題につきまして私もたいへん心配いたしておるものですから、それにつきまして、これは計画局長からでも、今後のこの方針を進められる上につきましての参考にしていただこうと思いますので、それから始めます。 いまのように、家賃を値上げするということにつきましては、公平感といいますか、均衡政策をとられるということは、一面においては私も正しいように思います。ある意味におきましてはやむを得ないような気もいたすのでありますが、団地同士における不均衡を直すということであれば、それ……
○金丸(徳)委員 土地収用法の一部改正案につきまして、一、二の点についてお尋ねを申し上げますが、実はこの改正案を通読いたしましたときに非常に強く感じておりましたことは、今回の改正案が、これはまあ時節柄といいますか、時代の要求がそうさせたのかもしれませんけれども、いままでのたびたびの改正案に比較いたしまして非常に画期的な内容を持っておるやに見受けられるのであります。まあ土地収用法は終戦後二十七年の改正でありますか、それ以来年々歳々のように改正されてまいったのであります。おそらくこれくらいたびたび改正された法律もなかろうじゃないかと思われるくらいたびたび手をつけておる。これはいずれも土地問題を背景……
○金丸(徳)委員 御提案になっておりまする郵便法の一部改正案につきまして、実は私は料金改正というものが世間で強く言われておりまするので、それに集中されておると思って法案の内容を勉強さしてもらったのでありますが、だんだん見ていきますというと、料金改正だけではなくて、制度の根本に触れてきておるような点がそこここに見えてまいりました。これにつきまして、大臣はどういう態度をもってこの改正案に臨んでこられたのか。おそらくこの料金の全面的改正というようなことは、戦後のインフレ時代においてはたびたびやられたことでありますが、その前におきましても、またその後におきましても、めったにやられたことではございません……
○金丸(徳)委員 今回の二十四号台風並びに二十六号台風の被害状況につきましては、ただいま御報告がありましたことで了解いたしました。実は私は、二十六号台風の最も被害の大きかった山梨県から出ておるものでありまして、台風直後現地に飛びまして、各方面を視察してまいったのでありますが、いまさらに天災のおそろしさにはだえにアワを生じたといいますか、ただもうあ然とし、ぼう然とするだけのような感懐でございました。その間政府におかれましては、直ちに係官を派遣していただいて、今後の対策などにつきまして適切なる方策を練られ、御指導をなさっておられますことにつきましては、この機会に深く御礼を申し上げる次第であります。……
○金丸(徳)委員 実は先般私の県を襲いまして天下の耳目を聳動し、また大方の御同情をいただきまして目下復興の途上にありまする先般の二十六号災害に関連し、その後の状況などを申し上げながら、明日召集されます臨時国会を通じてどういう対策を建設省においては講ぜられつつありまするか、及び目下編成中の来年度予算などを通じて、今後にまたも起こるであろうこの種の災害に対して、基本的に抜本的にどういう対策を進められつつあるかなどについて、大臣にも御出席を願ってお伺いをいたしたかったのでありますが、ちょうど閣議が開かれておるそうでありまして、大臣がお見えになりませんので、大臣にお尋ねいたしますことは、大臣がお見えに……
○金丸(徳)委員 だいぶ時間が過ぎてしまいました。また建設大臣も総務副長官もお忙しいようでありますので、なるべく要点だけお伺いをいたしまして、他のことにつきましては、それぞれまた専門の委員会のほうででもお伺いをいたすことといたします。 ただ私は、今度の二十六号の災害を最も激しく受けた山梨県の出身議員といたしまして、一言お礼を申し上げたり、それからお願いをさせていただくのでありますが、今次災害につきましては、もう私から申し上げるまでもございません、わが県の歴史始まって初めてのような激しい深刻な災害を受けております。その間、政府におきましては、いち早くこれが救済の措置、善後措置などにつきまして非……
○金丸(徳)分科員 たいへん時間が制約されておりますから、私のお尋ねいたすことも一つの要点だけにしぼってさしていただきます。 実は、地方財政が特に僻地町村において非常に窮迫しております。そのために、やりたい仕事あるいはやらなければならないような仕事がやれなくなっておる傾向が非常に強くなってまいっておるのじゃないか。ことにこの両三年来、例の地域格差などということがしきりと強く言われておりますようなことにかんがみましても、最近特にその傾向が強いのじゃないかと思われます。それらを救う道はいろいろ考えられておると思うのでありますが、この地域格差が、自治大臣のお目にとまった範囲内におきましては、非常に……
○金丸(徳)分科員 あまりに時間が過ぎてしまいましたし、また制約されておりますから、詳しくお尋ね申し上げることができませんけれども、実は、先ほど大臣の片島委員へのお答えの中で、また山花委員のお答えの中に触れてまいりましたことしの最大の課程、郵便値上げのことにつきまして、私もちょっと冒頭にお伺いをしておきたいと思います。 実は、私も、郵便事業の現況からいたしまして、ある時期において、ある方向においては、料金値上げという英断も下さなければならないときが参ろうか、こうは思っておりました。しかしながら、それがいま、ことしがいいか、またいまのような方法でいいかにつきましては、たいへん疑問を持つものであ……
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